はてなキーワード: 生得とは
やる気があるから動けるんじゃない。動き始めて初めてやる気が湧いてくるんだ。
というのはまあ割とよく言われてる。
やるかやらないかだけ。やってる人間が遡及的に感じる、あるいは外野が見出すのがやる気という幻想。というのが現段階での実証的な考え。
的なことを言ってた。
まあビデオゲームじゃないんだし、ゲージがあってそれが増減するようなパラメータとして存在する訳じゃないのは確かだと思う。
ただ、それじゃあ結局の所「やる」と「やらない」を分かつ要因っていうのは何なのよって思った。そこが一番肝心なんじゃねえの。
実際問題、同じような状況でもやる人間とやらない人間っていうのはやっぱり分かれる。
痩せたいけど運動も食事制限もしんどいから嫌だ、なんてジレンマに悩まされる人間がゴロゴロいる。痩せに向けたアクションを取るか、痩せるのは諦めて現状を維持するかの二つに一つ。
後者に走りがちではあるが、前者を取る人間もいる。全ての要素が同じなら結果も同じなのだろうから、何かが違うに違いない。
そこでやる気なる概念を持ち出せないのなら、何が決定的な要因なのか。
意志とか決意とかなんてのも同じような内容を指す言い換えの表現でしかないだろうし、やる気など無いと言うのならそれってもう自由意志の否定と同義なのではないか。
まあおれも自然法則から独立した意志の力なる聖域があるともあんまり思ってないけど。選択をしている意識があるという実感くらいは大切にしたいが……
痩せようとする人間もそうでない者も、その選択は全て所与の必然の連鎖に従った運命だったという事になるのか。
はいそうです。運命です。と露悪的に開き直るのが割と最近のトレンドにあるような気がする。
社会の制度や規範は依然選び取る力を前提に構築されてるし、その辺はあんまり触れたくない所なんだろうけど。
開き直るのが良いのか目を逸らすのが良いのかは分からんな。バランスか。
まあ巷で言われてるようなのは生まれ育った環境だとかにおいて個人が抱く社会への無力感や、自分では選べない生得的な要素へのコンプレックスだとかで、決定論めいた世界観に基づく根本的な諦念めいたものとはまたちょっと違うか。
意外と自由意志そのものには疑いを持ってないのかもしれない。一応チャンスはあるけどそんなものはほとんど役に立たないんだ!そんなもんを持ち出して自己責任論を偉そうに展開するな!的な怒りか。
おれはあんまりそういう考えには与しないが。チャンスが本当にあるならいいじゃん。結果がどうあれその道を選び取った自分を愛せれば美しい生き方だろ。望む結果が得られたら勿論万々歳だし。と思う。
実は抗う機会を選び取るか否か、そもそも選択肢があったかのように思えた場面も含めて全て筋書きの範疇に過ぎない、ってんならあんまりにもじゃないですか……とは思うが。
痩せる方法なんかネットで調べりゃいくらでも効率的なセオリーが出てくる。プロミュージシャンや金持ちを目指すアプローチだってなんぼでもある。
ただいくら効率的だろうが再現性が高かろうが、それが実行・実践されなければ何の意味もない。まず実行というハードルがある。
でもやりたいと思った事を即座にやれるような活力溢れる人間ばかりでもない。
じゃあ実行する具体的な方法論は?
小さなハードルから越えていく。自分で自分に制約を課す。他人の力を借りる。
じゃあそれを実行する具体的な方法論は?
それは……そんなもん、お前そんくらいのやる気が無いなら止めちまえ!とやはり根性論に走らざるを得ない部分というのはあると思う。
その程度のモチベーションならそれはやりたいと思っていないという事だ、なんて言った所でもやはり根性論めいた話の域を出ない。
ただしやる気など存在しない……
とか色々考えてると、que sera seraとかwhatever will be will beみたいな言葉だったり、個を全の一部と位置付ける東洋思想だったりがスッ……と染み渡ってくる。
否応なく抱いてしまう決定論的な世界観と主体的な納得や満足の実感との両立は理屈の問題ではない気がするが、理屈の問題ではないも気付くのにも理屈を捏ねるのは役立つのかもしれない。
本能と言うならそうなんだろうけど、男性が性欲=本能という時に女である私が感じるモヤモヤは何なんだろう? 少女に対してだけの話ではないので本筋からはずれるけど、性欲を凄くあっけらかんと肯定しているのが共感しにくいところなんだよな。 食欲や睡眠欲はあっけらかんと肯定して良いと思う。それらは人の生命活動に不可欠だから。そして他人に依存せずに満たせるものだから。でも性欲は違う。主に他者(主に異性)を通じて湧き、他者を通じて満たされるものだろう。他者におんぶに抱っこの欲求をさも自分の生得のもののようにドヤ顔で引けらかされても、なんか違うな、って女は思うのですよ。
男女問わず、性欲が他者に依存する欲求であることを自覚して、少しは引け目を感じてほしい。否定する必要はないが多少の罪悪感は必要でないか?生命維持に不可欠でもない欲求を、御大層なものとして扱わないでほしい。
(追記)
伸びてた、ブコメのお返事は本文の下に書きました
もっかい書いとくけど増田のバイト時代と今いる会社の体験でしかないから、異論はガンガンどうぞ。
主語でかにしちゃってごめんね、お局様がヤバいってタイトルの方が良かったね。すべての女性の皆様、本当に申し訳ありませんでした。
あとでお返事できそうなのあったらお返事します
とりあえずこれ伸びる前に返したやつ
増田の会社は男性が前に出てる昭和な小さな会社で、事務員のこと年齢関係なくを「おんなのこたち」と呼ぶ環境(やらしい意味ではなく、昭和な感じの、こう、ちゃんとした会社にいる人に伝わる自信がないけど伝わって...)。
営業の男性がガンガンやめていくので必然的に事務員女性の割合が多いが、あくまでサポートなので営業が少ないとそりゃ仕事量も減って時間が余ってるわけで、結果として蠱毒が作られている状態。
増田が年上に嫌われてるだけの無能では?と書いてあったが、時代は令和なのに増田だけ会社初の育休復帰時短組なので女性の先輩方から見たらたしかに邪魔かも。後輩ちゃんズはありがたいことに構ってくれている。他がみんな出産と共に辞めていったわけではなくて、本当に誰も結婚していなくて、事務員女性ほぼ全員50代独身実家暮らし、という感じです。
たしかに、うん、まともな会社の人には伝わらないかもしれない...。
以下本文
客はここでもTwitterでも出ている通り、男の方がヤバいと思う。増田も学生時代は接客バイト、今は接客も事務もやるような仕事に就いているがわけのわからん超高圧的クレーム、ゲロキモ発言、迷惑行為をかましてくるのは圧倒的に男。内容はすでにバズっている他の人の記事に詳しいので割愛。女性客のガチでヤバいのは10年以上働いていて片手で数えられる程度だが、男性客はもう手足の指でも足りない。歯の数入れても多分足りない。
と言っても増田は学生時代のバイト数カ所と新卒から働いている会社1カ所としか知らないので異論は認める。
どこも男性の先輩はかなり積極的に教えてくれて、分からないところも書けば結構具体的にサポートしてくれる。嫌味も陰口も言わないし(増田の見えないところで言われまくってるとは思うが、見えないところなら別に構わない)、気さくなイメージがある。同僚もサッパリしてるし相談とかしやすいし、後輩も一生懸命で素直だ。
女性は後輩は性格も見た目もかわいくて、よくランチに誘ってしまうめんどくさい先輩になっている。同僚も増田が勝手に思ってるだけなら滑稽だが仲良しだ。先輩がヤバい。かつてのバイト先も今の職場も。
バイト時代の先輩、だいたいヤバいのはフリーターでバイト歴5年以上の人が多かった...と言えば偏見になるが事実なのでそう書くしか出来ない。女性の先輩方はたかがバイトで妙に縦社会を作りたがり、掃除は後輩である増田たちになぜか押し付けて自分たちは仲の良いフリーター同士で固まって喋っていたり(同じ時給で同じ内容で採用されてるのに!?)、増田ちゃん良いかなあ〜とちょっと汚い雑巾取ってくるとかカビだらけの加湿器のフィルター洗うとかいうめんどくさい業務も振ってくる。リーダーからの指示で残業して片付けてるのにタイムカード、切っといてあげたからね!とかいう意味不明のお節介とかもしてきた。
今の職場はもっとヤバく、俗に言うお局さまが場を支配している。お局様の仕事を引き継ぐにはお局様の教える嘘のパスワードから本当のパスワードを解明して重要なファイルを開いたり、お局様に悪口を明らかに聞こえる場所で言われてても聞こえないふりをして過ごしたり、気まぐれで無視してきたかと思ったらわけのわからん絡み方をしてくるのをどうにかやり過ごしたり、ともう、なんでコイツ給料もらって働いているんだろうというモンスターである。お局様に媚び媚びするおばちゃんグループと敵対するおばちゃんグループに一生互いの悪口を聞かされている。そして増田がいない時は増田の悪口がグループを越えて飛び交っているのだろうというのも分かる。なんだこれは。
男性はこういうことないのかな、無いならそれは希望である、光である。よくも悪くも男性はグループ内の人間には誠意を見せてそれ以外の人間にはゴミみたいな態度を取り、女性は良くも悪くもグループ外の人間には美しい態度で接し、内輪では泥沼を作り上げるのがさだめなのかなと思う。
何が言いたいかよく分からなくなってきた。とりあえず、男はこれだから...みたいな記事が多かったので、男ヤバい!だけではなく、とある側面では女もヤバいよというのを伝えたかった。
男女差じゃなく個人差だよ。ヤバい人は男女どっちもいる。転職したら会社によるなーとは思った。
→うーん...個人差なのはもちろん大前提だけど、やっぱ性別で偏る傾向は大小あれどあると思うよ、それこそここ数日流行ってる男性客ヤバすぎ記事たちもそうだし、友達(ってまたあくまで増田の環境の話だからアレだけども)から聞く看護師、保育士とかの人間関係ものすごいし...
個人差だろと言っておきながら、〇〇は男の方がヤバいという言説は否定せず黙認してるブコメ民の方がヤバい
→ほんまそれ、女性のこういう話は完全に個人差で男性のこういう話は男性だから、てのはおかしいよね
任意集合の要素から任意基準でヤバいやつを集めた部分集合に仮に性別の偏りがあったとして、そのヤバさを性差由来だとする主張は論理的におかしい。通常の知性があれば先ずは観測バイアスや交絡を疑う
増田の環境では明らかに性差があったのでそれを書いただけです、別に研究者でも無いし
小難しいこと言ってりゃ賢いかと言われるとそれも違うと思うのをお節介だけどお伝えしておくわね
男は攻撃性がやばくて女はめんどくさいみたいなのが私の観測範囲です
→ほんまそれ
スタイルの差異こそあれ、森喜朗みたいな男のお局みたいのもそこら中にいると思われるぞ。
→弊社にもお局男性(って書き方であってるかわからんが)いるわ、この人についた男性3人全員辞めてるけどそんなことしてるから部長以上には就けてない&やっぱお局様と同じアラフィフ独身実家暮らしだわ、こんなこと言ったらまた怒られるかもだけど
そういうお局様みたいな話をよく聞くが、そういう人はなんで排除されないのだろうか。(クビにするのは難しいにしても、そいつが他人の業務をブロックできないような対処がされないもんなの?)
→弊社の御局様に限った話だけど、寝てるんじゃ無いかてレベルで取締役と異常に仲良いから手出し出来ないのかなとは思う
職場でもセクハラパワハラは従来、主に男がやってきたのでは。(男性の方が出世しやすかったので、女性はそれこそ「お局様」以外、ハラスメントできる位置につかなかった事情もある)私は有能なお局しか会ったことない
→え、羨ましい。有能御局様、ぜひに大事にしてあげて
体験談は好きに語ればいいけど属性を大きく取ると敵を作りやすい
→しゅごでかでゴメン
社内でお局がヤバいところは大概男はもっとヤバいしなんなら陰湿なセクハラパワハラが横行している古い体質の職場なのだよ…。イジメは高ストレスの所で起こるからね
→古い体質の職場なの大正解すぎる。そうなんだよね、とても閉鎖的なの
マジで性差無いと思ってる人がいるなら自分の観察眼の無さか社会経験の少なさを恥じた方がいい。生得的な物か社会的な影響かはわからないしどちらの性が悪いとか言うつもりはないが。
男女でヤバイ奴は一定数いて、女性にとっては男のヤバイ奴より女のヤバイ奴に加害される割合が多い。男は女のヤバイ奴に加害されることは少ないので見えにくい。
全部見れてなくてゴメン
あまりにも今更すぎて申し訳ない...!!多分もう2度と見られることはないだろうけどもお詫びします🙇♀️
本記事が人気エントリに入ってた時の人気コメ全部と自分が見た時に見えてた新着コメに返したつもりだったけど、ずっと人気コメにあった(よね!?)kou-qanaさんのコメントをすっ飛ばしていたことに今日気付きました...!イヤなコメントやな、飛ばしたろみたいな意図は全くなかったです、本当にすみません....。言い訳するなら仕事しながらコメントコピペして返してたから、その時にすっ飛ばしてしまっていたようです...しごできなさが伺えてしまうね...というわけでいまさらだけど改めて!
接客業の人も会社員の人も、統計とったわけじゃなく自分の経験から持論を言ってるだけなんだけど、接客業と会社員じゃnの数と多様性がレベチだからなあ…/返事を要するようなブコメじゃないけど落選淋しい…
→それはそうかも!接客なら下手すりゃ1日何百人って人と喋るしもんね...会社だと規模によるだろうけど弊社だと100人もいないし、あと長年残ってる人ってやっぱ似た価値観の人の集まりになるだろうしね...
ただ色んな会社でいわゆる「御局様」というのが不思議と発生はしているから、性差0とは言い難いかなあという印象...!そして見落とし本当にごめんなさいでした...!
性加害は本当に許してはならない、これには心から全面的に賛同する。するのだけど、加害者たちの対極の存在は評価されないことにいつも辟易する。
私はそういった性犯罪者の対極にいるという自負がある。脳が意思と関係なく顔が可愛いかどうかをジャッジするのすら不愉快なので実在女性の顔をコミュニケーション上必要ないときに見ないようにしており、それでも人並み(以上?)に性欲はあるため、現実世界に紐付く人格が「ない」二次元ものしかオカズにしない(VTuberもNG)という生活様式を、私は第二次性徴以降頑なに守っている。まだ30にもなっていないため、こういう「戒律」を守るにあたって、日々自らの性欲と戦わなければならない。しかし、性加害者への社会的制裁が日増しに強力になる中で、私のような生活様式の男性の評価が日増しに上がっていくなんてことはない。
辟易とはするが、しかし、この理不尽さには、「母なる進化を呪う」と吐き捨てる以外にできることがない。
一応、自分を「友人として」信頼してくれる同世代の女性はそれなりの数いる。私は発達障害者ではあるが、健常者エミュレータ(原義)の性能は、運良く生得的に高い言語性IQのおかげで、自分でいうのもなんだが、良い。だからそういった友人の関係性「まで」ならなれる。しかしながら、私もアセクシュアルではないため人を好きになることがある。おそらく平均よりかなり長いであろう内面の葛藤を経てから一歩踏み出すと、いつも、いつも、「誰か」が自分より先にその人の「良い人」になっているのを周辺人物から知る。その後やることは決まって数ヶ月かけて恋愛感情をバラバラに解体し、ただの友人に戻るための努力をすることだ。そしてこれは悲しいことにいつもうまくいく。その人たちに会うと湧き起こっていた甘酸っぱい感情を殺すのはとても寂しいが、間違いを犯すことはないのだと安心する。ただ、よく考えると仮に「良い人」がいなかったとしても、無害だと思っていた男から言い寄られるときの「ぬいぐるみペニス現象」が発生する可能性は高かっただろう。私の運が悪いおかげで彼女たちに不快な思いをさせずに済んだだろうか?
男性の性欲の暴力性について深く逡巡し、性加害を犯す愚者にほんの少しでも近づくことを良しとしない異性愛者男性は、報われない。そして、どこまでの侵襲性なら暴力性ではないか、というバランスを取り続けなければならない、定型発達者にも難しいゲームは、発達障害者にとっては難易度調整をミスってる上に一度も死ねない死にゲー(矛盾)としか言いようがない。そんなゲームにはうんざりだが、本能を萌えというドラッグでHackして誤魔化せるのは何歳までなのだろうか。萌えキャラはいつか病床に就くであろう私を世話してはくれない。かといって現実の女性を責めることもできない。「生理的にムリ」なものを論理でひっくり返すのは極めて困難だろう。きっとそれは性加害を撲滅するよりも難しい。
「理性は情念の奴隷」、それが私も含めた人間の本性というものだろう。
しかし希望はある。シンギュラリティ(技術的特異点)だ。ChatGPTの登場以降の世界を見ればわかるように、AIの進化はみんなが思っていたよりずっと速い。科学技術の発展を前例のない速さで推し進める汎用人工知能の登場は、もしかしたら2020年代中になるかもしれない。AIと愛や絆を結べる日、人類がAIと融合して「情念の奴隷」から脱却する日は思ったより近いのかもしれない。いま、生成AIの倫理には多くの疑義があるかもしれないが、後10年しないうちに、この地獄にもシンギュラリティによる「千年王国」が到来すると信仰しないと、もはや発狂せずに生きていくのも難しい。それしか縋れるものがない。だから私は恋愛市場での不利を承知で博士課程に進学し、自分を慰めてくれている作品を生み出す萌え系イラストレーターたちから十把一絡げにされて白い目で見られているであろうAIの研究に人生を擲っている。
そう信じて。
https://x.com/Angelof02/status/1860477811368308893
契機となったのは2020年、氏の「女性」という言葉に関するポストから氏への攻撃が始まる。
https://note.com/f_overseas_info/n/nb9dee80c5f82
私はトランス女性に安全であってほしいと思っている。同時に、私は生得的な少女や女性たちの安全性を引き下げたくないのだ。自分は女性だと信じている、あるいは女性だと感じているすべての男性にバスルームや更衣室のドアを開放したら――そして私が言ったように、今では手術やホルモン治療なしに性別認定証明書が発行される可能性がある――、中に入りたいと思うすべての男性にドアを開けてしまうことになる。これはシンプルな真実だ。
その後、ローリングの死を願う#がトレンド1位になり、殺害や自宅爆破予告、ハリポタのイベントで名前を消され…などなど、ローリング氏は苛烈な攻撃や誹謗中傷を受ける。
そして、英国の作家イアン・マキューアン等がローリング支持を表明。
ダニエルとエマは、若年のLGBTQ支援団体であるトレバー・プロジェクトやマーメイドをそれぞれ支援していたが、いずれの団体も子どもへの加害の実態が明らかになった。
同じくローリング氏を擁護したハグリッド役のロビー・コルトレーンの訃報に対して、トランス活動家たちは、
「ローリングの支持者が一人減つた」
とSNSで喝来した。
2023年2月には、ニューヨーク・タイムズがローリングを擁護する記事を掲載。
当時のスナク首相は、ローリングに同調し、ジェンダーイデオロギーを批判。
2024年3月〜4月、WPATHファイルの流出とキャス報告書により、子どもへの“ジェンダー肯定医療”の根拠の無さや問題点が明らかに。
ワールドワイドで吹き荒れたローリング氏への攻撃は何だったのか。
そして、何がトランスヘイトなのか、ローリング氏が本当に差別発言をしたのか、真に理解して攻撃していた者がどれほどいたのか。
生物学や医学の専門家でも「肉体の客観的な属性だけで性別を一意に断定する」ことはできないのだが、
断定できる前提でそうした言葉を使うのは乱暴では?と感じている。
・外性器
精巣・卵巣の有無と外性器の形が一致しないケースがある(仮性半陰陽など)。
・遺伝子
XY型を持つが膣を持ち胸が膨らむケースもある(アンドロゲン不応症など)。
このような場合、自分の性別に疑問を持たないまま一生を終えるケースもあるという。
・ホルモン
薬物などを一切使わずともテストステロンの値が外れ値になる人がいる。
・精巣・卵巣の有無
真性半陰陽のように、精巣と卵巣どちらも持っている人も存在する。
様々な要因で機能しなかったり失われたりするので、判断材料に適さない。
これらのようなケースでは、どんな性として生きるのかは、さまざまな要素を総合した上で、家族や本人の意向を踏まえて個別判断するようだ。
「肉体の客観的な属性だけで性別を一意に断定する」のは乱暴で、肉体的にその属性を持たないシスジェンダーも無視してしまう。
また、上記のようなことを考慮しないまま、揶揄や中傷の意味で「生物学的」「生得的」「身体的」と使っている人も多いように見える。
ので、妥当な共存ラインを探りたいだけなのであれば、あまり使わない方がいいと考えている。
13:09
書こうと思ったけどやめた件について言及ついてたので早めに追記しておく。
量的な話:
1%しかいないケースには個別に対応したり診断書を求めたりすればいい、同意です。だってトランスジェンダーも1%しかいないので。
トランスジェンダーに関しては例外処理なく肉体属性で一律排除せよ、医師の診断書があっても戸籍や手術が自分の定義と一致しなければ移行先の性別とは認めない、と言う人もいるんですよ。
大事なのはその人がどういう状態かつ何を目的に何を求めてて、それにどう対応するかの、いわゆる合理的配慮と考えています(そのラインをどこに引くはもちろんケースバイケース)
「正しさ(ポリコレ)」を生得的に所持していない「正しさの貧乏人(男性が多い)」から、
「成り上がり」であるリベラルが反感や敵意を持たれるのは自然の成り行きである。
さしずめ「21世紀アメリカの白人男性」とは、「正しさの没落貴族」である。
「正しさの負債(=有害さ)」をリベラル勢力から一方的に背負わされているのだから、
それに敵対する「有害の王様」であるトランプの支持者が多くなるのも、ごく自然な現象である。
「敵の敵は味方」とは限らないが、現在で最も勢いのある「正しさの新興貴族」に対抗するには、
妻は性行為が嫌いらしい。
本人が言うには医療職で様々な性病を見てきたせいか、嫌悪感があるのだと。
性行為後、ホルモンバランスのせいか分からないが、体調不良になることもあるらしい。
「性欲は風俗店とかで処理してほしい。但し、自分の見えないようにしてほしい。そして、責任は自分で取ってほしい」
僕に対しても、そう言われた。体調不良になるなら仕方ないと思う部分はある。でも、正直、意味が分からない。
妻の言い分を受け入れたい気持ちはあるが、言い方が一方的だと感じた。
自分が見えないように処理してほしい? 言われなくても、処理するならそうするでしょう?
しかも、責任は自分でとって? 感染症のリスクを自分自身は理解しておきながら、責任は自分でとって?
セックスは夫婦の義務(価値観はそれぞれだけど)なのに、できる能力はあるのに、嫌だから外でやってだと?
私はそれを認めると言われても、あなた一人だけで納得されても、夫婦は二人の責任だと僕は思っていたのだけど。
風俗店での性病のリスクは妻は理解しているのだが、それでも風俗店で処理して欲しいらしい。
僕は妻に「突き放された気持ちになって寂しい」と伝えたら、妻は「今までの彼氏は『自分は理性があるから』で受け入れてくれたし、みんな自分と同じく求めない人たちだった」と。
僕が思うに、妻の過去の彼氏は全員我慢していただけだったのだと思っている。
妻は過去に少なくとも5人以上(具体的には教えてくれないが)の彼氏がいた。
きっと、みんな我慢の限界が来て別れたんじゃないだろうかと疑っている。
でも、僕と婚約したと時、妻はセックスは「自分からは求めないけど嫌いじゃない」と言っていた。
でも、結婚した今、全然応じてくれない。行為をしたのは1度だけ。
しかも緊張して僕が勃起せず、挿入までできなかった。EDではないと思うのだが、立たなかったのは初めてだ。緊張のせいと思う。完全にマグロで自分からは動かない。行為中も常に冷静だから、僕が緊張してしまう。
それ以降、一度もないし、応じてくれない。
「セックスはなくてもベッドで一緒に寝たり、裸で抱き合ったりはしてほしい」と以前に伝え、「いいよ」と言われたけど、
最近になり、それもしたくないらしい。未来に渡ってしたくないらしい。
妻に「体調を整えたいからしばらくは我慢してほしい」と言われ、我慢した。そして求めたら、断られた。手のひらを返された。
「期待に応えられるように努力する」と妻は言って、僕も無理には求めず我慢していたけど、ある時に求めたら「もう今後ずっとしたくないし、ベッドで一緒に寝たくもない」と言われた。
我慢していたのは僕一人だけだった。妻は体調が良いらしい。妻だけが得して、僕は禁欲生活を続けて体調が悪い。
体調不良を伝えても、妻が歩み寄ってくれる気配はない。
妻が言うには「性行為だけは歩み寄れない」らしい。
でも、一緒のベッドに寝ることさえも拒否されるのは分からない。
夫婦生活なんてまちまちだけど、ただ一緒の家に同居しているだけの気がしてならない。
妻は優しい。
僕のわがままかもしれないけど、僕が夫婦に求めている生活が今後一生得られないことだけは分かった。
なぜ結婚前に確かめなかったのかと言われそうだが、結婚相談所で出会ったからだ。
それに妻は「嫌じゃない」と言っていたのだ(性行為を)。
でも、実際はこう。
きついね。
いや、自分の見極めが悪かったのだと思うよ。
でも、妻は自分がが思い描く都合の良い男の理想像を一方的に僕に押しつけられている気がして、しんどい。
離婚した方がいいのだと思ってる。
どう切り出そうかな?
良い言い方ある? それか、打開策あるかな?
と、増田に放流したらケチョンケチョンのブコメが付きそうだけど。
追記:
ただ、自分が言いたかったのは、性行為や恋愛の価値観が人それぞれなのはそうとして、
「結婚している夫婦であればセックスは普通は夫婦でするもの」だと思ってたので、
妻した提案の
・性行為は他でしてほしい
・自分が見えないところでしてほしい
が意味分からないというか、妻に都合がいいだけの発想にしか思えないのだが、違うかな?
追記2:
少し満たされた増田だった。
男の子を育てていると、女の子の方が大人しいし落ち着いているし
その批判も浅すぎるというか本当の問題をきちんと洞察できてないというか。
さわ🦕🦕🦕
@sawaaaaaaiii
男の子を育てていると、女の子の方が大人しいし落ち着いているし周りと調和も取れていて生物的に優れてない?ってどうしても思ってしまうんだけれど…
社会に出ると偉い人の男性比率は高いし、本当になんで??って首を傾げたくなる
この🦖がいつかは人間になるんですかね…
発端の発言はこれ。
これは見た瞬間、発言内容を貫通して
「なんだこの発言?」 「この発言の意図や動機は?」 「発言者の立場は?」
はてブの反応はそこまで行かず、
発言に批判的なコメントにしてもただ「短絡だヘイトだ差別だ」って言ってて
もちろんそれもあるけどそこだけじゃないのよ。
じゃあ何なのか。
わかる人間はもうこれ見た瞬間にピンとくる、「あ、これ媚びだな、お追従だな」って。
これはなんかしんねえけど文字見た瞬間パッとわかる。
主体的なヘイトなのか、誰か別のヘイターへの媚びなのか。このママは後者。
「さわ🦕🦕🦕」
これ何だと思う?
これは恐竜三匹、
キッショイよねえ。
いまはデカい枠組みの話をしてる。
つまり、こうやってなんかしらんけど子供の性別とか年齢とか「基礎情報」的なものを
アカウントやプロフィールの目立つとこに全開示して交流するっていう
この人はそのルールに従ってるわけ。
ごめんもう性差別するわ。
男女の優劣って話に乗るならば、
すぐこういう無駄に細かくて本質的でもないみみっちいゴミルール無限に作って
そこに従わない奴をネチネチいじめて揃えさせていくゴミそのものな非生産的界隈を作りがち
って言うその一点で個人的には女って男より生物的に下だと思う。
しかも女は自分らのそういう不味いとこをせめて自覚や自戒してるならまだしも、
実際には逆にそんなくっだらねえ有害無益なことを「落ち着き」 とか 「周りとの調和」 とか表現して女同士で悦に入っちゃってるわけ。
んでそういう女のゴミなとこを指摘して笑ってやる人が現れると頭おかしくなったみたいにヒスるか黙り込んで泣くでしょ?
そういうコアな批判に反論していくなり指摘を受け入れて改善するなりという事は決してなく、楽ちんで甘美な”被害者”に逃げ込むっしょ?
女同士ですらわりと陰湿で加害的な振る舞いをするのに、それを言われるとひたすら被害者ぶって耳塞ぐ。
だから個人的には女って言葉すら通じねえから適当に調子合せるしかない低能どもだなと思う。心底思う。
うんうんそうだねって合わせてやって、あまり調子に乗るなら怖い顔になってわからせるっていう頭悪いガキの躾みたいに対応するのが一番合理的。
でね、このさわママはそういう女の下劣面たるルール志向やいじめ趣味・差別娯楽にいま苦しめられてる人だと思うんだわ。
昨今、ネット中毒のキチガイ女の界隈内で猛烈な男児叩きの風潮があるわけ。
男児に性加害を受けたというおばさん達の報告がネット上にたくさん上がっててちょっとしたブーム。
その”被害報告”はすげーよ。
道で見知らぬ小学生に迫られキスを要求された子持ちのアラフォーおばさん(小学生は「奥さん」 と呼ばわって口説いてきたそう)だの、
銭湯の女湯でママに連れられた3歳男児に性加害を受けたうえ暴れる3歳児を取り押さえられず脅威を感じた成人女性だの。
まあもう一読して話者の知能やメンタルを疑ってしまうレベルの荒唐無稽な嘘松なんだけど
そういうのが女性に大バズリして5万いいねとかつくようになってるの。
女の界隈の娯楽が行くところまで行ってしまったなという末路に見える。
従来はキモオタとかをダシに使ってたんだけど近年は猛烈に反撃されて怖い思いするようになったので
殴り返してこない男児がターゲットになってきたんじゃないかって言われてる。
で、これを我々は笑ってられるけど
そうではなくて、
ネットに基礎情報(このママの場合は男児ばっか3人育成)開示して社交をしているママが
近年のネットの女界隈での異様な男児叩きとヘイトの空気に恐れをなして
男児叩きに追従しながら「私は”わかっている側”ですから見逃してください」
と言うものだと思う。
マジで。
恐ろしい話でしょ?
「性差別的発言してまでそんなもんに追従するぐらいならくだらんネットを絶てよ」って意見もあると思うけど
人によってはネットが社会であり世間だし、基礎情報開示するぐらいネットがリアルである人ならネットのリンチの空気には委縮して追い詰められるよね。
そういう視点でママのログやら昨今の男児叩きの盛り上がりやら裏取ってみてほしい。
家族を守るために先に家族内で処罰を加えて「「この通りです」と社会にアピールする、
そういうエピソードって本とかでは読んだけどさ。
あっ本当にやってる!
愚劣なリンチもそれから逃れるための適応力行動も本当に人類のリアルなんだ!
っていうのを近年のネットのあの界隈は見せてくれるんだよね。
はてブでよくあるみたいに雑に撫でて吊るす前に
まで見てみてほしい。
おわり。
「みんながヘイター扱いしたこのお母さんは(表面的な言辞とは別に内的動機として)ヘイターではなく、ヘイターの脅威で言動が変になってる気の毒な人なんじゃないの、
っていう話をしたんだけどさ。
この程度にいりくんだ話だとマジで読めね~いつものアレが、「今から性差別しまーす」って書き方で書いておいた部分のみにくいついて「あ!こいつは性差別者だ!僕の知り合いの女性はお前みたいな差別主義者より上等でちゅ!」
とか言いに来てるわけ。
お前らはさ、
誰かより上等な理性とか高い見識のような、
「平均より優れたなにか」を持ってるんじゃないのよ。
そういうことをほとんど読めないわけ。
構造的に少し入り組むと全く読めなくなる。悪口とかじゃなくマジで。
お前らにとってこのエントリのほとんどは脳に入ってこない、お前らのそういう困難さを俺はもうお前らよりもよく把握してる。
そんな平均よりやや読解や思考が苦手なお前らが
それでも大声で「議論参加」をするために編み出したのが、
「いーけないんだ!」
ってやる精神活動なわけじゃん。
なにか治療法やその糸口はあるのか、生得的限界なのか、どっちなんだろね。
別のひでーのにバトンタッチしやがった
見た瞬間、発言内容を貫通して変な匂いがする(太字)。わかる人間はもうこれ見た瞬間にピンとくる、「あ、これ媚びだな、お追従だな」って(太字)。なんかしんねえけど文字見た瞬間パッとわかる。/暇空とか好きそう
2024/10/15
→暇空とか好きそう!暇アノンだ!
内容よくわかんねえ、
だから表層や断片から「こいつはきっとこうなんだ!」って非難する。
「部落だ!」とか「在日だ!」とかが「暇アノンだ!」になっただけ。
事実や論理はどうでもよくて「相手は劣った忌まわしい奴なんだ!」って吠えるスタイル。
これより上等な処理をするスペックが脳にない。
これさあ、
俺に対してとかじゃなくてずっとこんな感じの処理しか出来ないIDがかなりの割合でいるし、
ここはそういうのがちょくちょく支持の星を集めて上位になってる。
バカにした感じで書いたけど
お前らよりも率直にお前らの困難を計れてると思う。
https://note.com/big_lizardswife/n/n695f70fc59c9
最近欧米諸国で風向きが変わって来た。欧米各地でTRAにとっては不都合な「反トランス」の法律が次々に通り始めたのである。子供の性転換治療を禁止する法律が主だが、その他にも女性自認男性の女性刑務所や強姦被害者救済センターへの出入り規制や女子スポーツ参加禁止や、生得的女子専用のトイレや更衣室の設置の強制の法律が程度の差こそあれ、欧米各地で通るようになったのである。
TRAの中には今までのような問答無用のノーディーべート作戦は効果がないだけでなくLGBTQ+界隈にかえって良くない感情を持つ人を増やしているのではないかと考える人が出て来た。
水を差すようで悪いが、今更そんなことを言っても遅い。我々ジェンダー批判か(ジェンダークリティカル)から言わせてもらえば、何の議論もせずに自分らの主張が絶対正義だという顔をされて権力や暴力を使って我々を散々弾圧して来たTRAによる説教など今更聞く気はない。彼らの最終的目標がなんであるかはっきりわかってしまった今となっては、彼らによる教育を受けるなどまっぴらごめんである。
時すでにお寿司
https://note.com/takahashi_shiro1/n/n50d842e6a877
駒澤大学の森田成也氏(マルクス経済学)がトランスジェンダリズムに疑問を持つに至った理由の第一は、主として海外の情報から、とりわけラディカル・フェミニストに対してひどい攻撃や脅迫と暴力を振るっていることを知ったこと。第二は、熱心なトランスジェンダー派ほど、売買春肯定、ポルノ肯定であることを知ったこと。第三に、トランスジェンダーとは性同一性障害の人のことと思っていたが、実際には後者はトランスジェンダーのごく少数の一部に過ぎないことを知ったこと。第四に、2020年6月にJ.K、ローリングさんが、トランス当事者に対して非常に配慮しつつも女性の「身体的性別に基づく権利」の重要性を訴えた声明文(https://note.com/f_overseas_info/n/nb9dee80c5f82)に対して、全世界のトランス活動家と左派が信じたいほど暴力的で誹謗中傷的な攻撃をしているのを目の当たりにしたことである。
注目すべきはアメリカのリベラル新聞『ニューヨーク・タイムズ』やイギリスの左派系新聞『がーディアン』などが相次いで、子供の拙速な性別移行措置に対する強い懸念を示す記事を掲載したことである。ローリング攻撃に加担してきた両紙が全面的擁護に一変したのは画期的といえる。
トランスジェンダリズムには、「生物学的性別」を認めつつ、それとは異なる「心の性別」ないし何等かの生得的な「性自認」が存在するとみなし、後者を前者よりも優先させようとするソフトバージョン(自治体や国際機関などの公的機関など)とハードバージョン(ジェンダー学者、トランス活動家など)がある。
ハードバージョンは「身体の性別」すなわち「生物学的性別」の存在そのものを認めず、「性自認」「性表現」等の曖昧模糊としたものが唯一絶対の性別決定要因であるとみなす。トランス活動家たちはトランスジェンダリズムへの異論を「差別者」ないし「ヘイタ―」の誘惑として、読むな、見るな、議論するなと主張する。彼らはトランス当事者のために運動しているのではなく、トランスジェンダリズムというイデオロギーのために運動しているイデオロギー優先の「カルト集団」と見做すべきである。
クビー著『グローバル性革命』によれば、2007年にインドネシアのジョグジャカルタで29の「ジョグジャカルタ原則」が作成され、それを実行するためにJGBT活動家のための200頁の『ジョグジャカルタ原則の活動家のガイド』ハンドブックが作成され、「混乱を招く方法」「LGBT問題の目標を実現するための具体的な実行方法」等を明示した。
同序文には、「どのような類型の性的嗜好や行為も、小児性愛、近親相姦、一夫多妻、不特定多数との性的関係あるいは獣姦までも排除されない」と書かれている。
確かに、寿命設定を同一にして有配偶の死亡時年齢が大幅に上がり、死別を考慮すると下がるのは証明の通りだ。しかし、そこから「女性は結婚すると早死する、といった話はそういう効果を誤って評価したもの」は未だ言えない。「女性は結婚すると早死する」はデータから読み取れない、がここでの結論のはずだ。
女性の有配偶の死亡時年齢が低いのは、有配偶の死亡時年齢上昇を相殺して余りあるほど女性が死別していなければならないが、その理由は何だろう。——…ひとつの仮説として、生得的にセルフケア能力の低い男性に寄りかかられる生活、古き悪しき女性のケア役割から解放されたために寿命が延びたのだ、という理屈はあり得ると思う。
加えて、「未婚と有配偶者の各年齢における死亡率を比較すると、男性も女性も殆どの年齢において有配偶者の方が死亡率が低い」という事実から「男女ともに有配偶者の方が長生きしている」という締めについても、主張のテーマだった「女は結婚すると早死にする、の否定」には至ってないと思う。結婚の効能で長生きすると証明するためには離別者と死別者の死亡率を加味する必要があるし、因果が逆の可能性もある。つまり、健康な人だから結婚できた、という可能性だ。
Q.
という考え方と
「政府などが実力を背景に人権を保護する仕組みがないと機能しない」
という考え方が噛み合わないことがあります。 例えば
という意見が
あるいは
などの反応を呼ぶことがあります。
すれ違いがあると思うのですが、どのようにコミュニケーションしたらよいでしょうか?
A.
このような議論のすれ違いは、根本的に異なる前提や価値観に基づいているため、よく見られる現象です。人権に関する議論では、「生得的な権利」と「現実にそれを保護するための仕組み」のどちらに焦点を当てるかが大きく異なることがあります。コミュニケーションを円滑に進めるためには、以下のようなアプローチが有効です。
1. 前提を共有する
まず、お互いの意見が異なる理由を探り、それがどの前提に基づいているのかを明確にすることが重要です。「人権は生まれながらに存在する」と考える人は、その理念が絶対的なものであると信じています。一方で、「人権は国家などの保護によってのみ機能する」と考える人は、現実の力学や制度が人権を支えるために不可欠だと考えています。これらの前提をお互いに理解することが第一歩です。
人権を保護するという点では、両者ともに同意しているはずです。この共通の目的を認識し、その目的に向けた最適な方法について話し合うことが重要です。「生まれながらに存在する権利」をどのように現実的に守るのか、または国家や制度の役割をどのように評価するのかについて具体的な解決策を模索します。
理想としての人権の概念と、現実の制度や国際関係の中でそれがどのように実現されるかという問題を分けて議論します。理想論だけでなく、実際に人権が侵害されている現場や歴史についても理解を深めることで、より具体的で現実的な議論が可能になります。
相手の考え方を深く理解するために、「なぜそのように考えるのか?」や「その意見の根拠は何か?」といったオープンな質問を投げかけます。これにより、相手の視点をより深く理解し、自分の立場を説明する機会にもなります。
感情的な反応は、議論を複雑にし、対立を深めることが多いです。冷静に論理的に議論を進めることで、建設的なコミュニケーションが可能になります。
このように、お互いの立場や前提を理解し、共通の目的を認識しながら話し合うことで、すれ違いを減らし、より深い理解に基づく議論ができるようになります。