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はてなキーワード: 保守的とは

2025-06-17

なぜ移民の話はすぐに「ケンカ」になるのか? ―対立を乗り越えるために

最近声優林原めぐみさんのブログが「排外主義的だ」と批判され、大きな議論を呼びました。ある記事は、その主張を過激団体と結びつけ、

事実理解できない人々」と断じました。この記事に対し、「酷い記事だ」「何も解決しない」と感じた人も少なくありません。

なぜ、移民外国人問題は、このように「データ正論をぶつけ合うだけの不毛な罵り合い」に陥ってしまうのでしょうか。

なぜ「お前は右翼だ」「あなた日本が嫌いなんですね」といったレッテル貼りで、対話が終わってしまうのでしょうか。

その原因は、どちらかの側が一方的に「馬鹿」だからではありません。実はそこには、人間思考感情に深く根差した「仕組み」**が存在します。

この仕組みを理解することこそが、無益な分断を乗り越え、建設的な議論を始めるための第一歩となります

第1章:「反対」はただのワガママか? ―不安の裏にある”人間本能

外国人が増えるのは何となく不安だ」「今の生活が変わってしまうのは嫌だ」――。

こうした感情は、しばしば「非合理的だ」「感情的だ」と切り捨てられがちです。しかし、これは決して特別ワガママではありません。

保守的な「気質」という本能

イギリス思想家マイケル・オークショットは、「保守主義」とは難しい理論ではなく、「未知なものより、慣れ親しんだものを好む」という

人間自然気質だと述べました。急激な変化は、私たちが築き上げてきた安定した生活を脅かすかもしれない。

から、まず警戒し、慎重になる。これは共同体を守ろうとする、ごく自然自己防衛本能なのです。

・脳の「省エネ機能」とそのワナ

私たちの脳は、日々膨大な情報に晒されているため、なるべくエネルギーを使わないように「思考の近道(ショートカット)」をするようにできています

この近道は便利な反面、時として私たちを誤った認識に導きます。これを**「認知バイアス」**と呼びます

1.代表性ヒューリスティック

簡単説明】あるものの「典型的イメージ」で、物事全体を判断してしま思考のクセ。

【例】メディアが「外国人による凶悪犯罪」を繰り返し報道すると、私たちの頭の中に「犯罪者外国人」という典型的イメージが作られやすくなります

すると、街で外国人を見かけただけで、無意識に「危険かもしれない」と直感してしまうのです。

2.利用可能性ヒューリスティック

簡単説明記憶から思い出しやす情報ほど、それが頻繁に起きていることだと勘違いしてしま思考のクセ。

【例】「日本人によるありふれた窃盗」よりも、「外国人グループによる強盗事件」の方が衝撃的で記憶に残りやすいため、

外国人犯罪は非常に多い」と体感的に感じてしまます

【この章のまとめ】

統計データ上、外国人犯罪率が日本人と大差なくても、私たちの「直感」はメディア報道や衝撃的なイメージに強く影響されます

これは脳の仕様であり、「バカから」ではありません。

この**「データ vs 直感」のギャップ**を無視して、「事実を見ろ!」と叫んでも、話は通じないのです。

第2章:なぜ「正論」は届かないのか? ―すれ違う”正義”のカタチ

「人道的見地から受け入れるべきだ」「多様な社会は豊かだ」――。これらは移民受け入れを推進する側がよく口にする「正論」です。

しかし、この正論が、かえって反対派の強い反発を招くことがあります。なぜでしょうか。

心理学者ジョナサンハイトは、人々の「正義感」にはいくつかの種類(土台)があると提唱しました。これを**「道徳基盤理論」**と呼びます

道徳基盤理論とは?

簡単説明】人の「何が正しく、何が間違っているか」という感覚は、いくつかの共通の「心のボタン」のようなもの道徳基盤)から成り立っている、という考え方です。

【主な心のボタン

ケア:弱い者を思いやり、守りたい。
・公正:公平に扱い、ズルを許さない。
・忠誠:自分の属するグループ家族郷土国家)を大切にしたい。
権威伝統や秩序、敬うべきもの尊重したい。
神聖:大切なもの文化共同体)が穢されるのを嫌う。

ハイトによれば、政治的リベラル左派)な人々は主に「ケア」と「公正」のボタンを重視する傾向があります

一方、保守右派)な人々は、これら全てのボタン比較的均等に重視します。

この”正義のカタチ”の違いが、移民問題ですれ違いを生みます

・推進派の正義:「困っている人を助けよう(ケア)」「多様な社会は公平で素晴らしい(公正)」
・反対・慎重派の正義上記正義理解しつつ、それ以上に「なぜ自国民より外国人を優先するのか(忠誠への裏切り)」「日本の秩序が乱される(権威への挑戦)」「独自文化が失われる(神聖侵害)」といった別のボタンが強く押され、警報が鳴るのです。
【この章のまとめ】

推進派が振りかざす「正論」は、彼らにとっては絶対的正義です。しかし、反対・慎重派にとっては、自分たちが大切にしている別の「正義」を脅かす、

危険思想に聞こえてしまうのです。互いに違う”正義ボタン”を押し合っているため、議論が噛み合うはずもありません。

第3章:「お前は馬鹿だ」論法がすべてを壊す ―ヨーロッパの失敗に学ぶ

自分正義が通じないと、人はどうなるか。しばしば「相手は話の通じない、劣った存在だ」と考え始めます。これが「お前は馬鹿だ」「レイシストだ」という、相手を打ち負かすための論法です。しかし、この戦略は最悪の結果を招きます

長年、移民を受け入れてきたヨーロッパの現状が、その何よりの証拠です。

ヨーロッパで何が起きたか

政治家メディアなどのエリート層は、「人道」や「経済」を盾に移民受け入れを進めました。そして、それによって生じる負担治安雇用文化摩擦)に苦しむ庶民の声に対し、

「それは差別だ」「時代遅れだ」とレッテルを貼り、封じ込めようとしました。

・招かれた結末

自分たちの不安を「不道徳もの」として切り捨てられた人々は、既存政党絶望しました。そして、彼らの怒りや不安を代弁してくれる、

反移民を掲げる極右政党熱狂的に支持するようになったのです。結果として、社会は深刻に分断され、対立はより過激しました。

【この章のまとめ】

相手を「無知大衆」と見下し、正論で殴りつけ、レッテルを貼って黙らせようとする態度は、健全議論破壊します。それは対話ではなく、ただの攻撃です。

相手は心を閉ざし、より頑なになるか、より過激な主張に救いを求めるようになります問題解決から最も遠ざかる、愚かな戦略なのです。

第4章:対立を乗り越えるために ―「物語」と「仕組み」の作り直し

では、どうすればこの不毛対立を乗り越えられるのでしょうか。カギは、人々の心を動かす**「物語ナラティブ)」と、その物語裏付ける「仕組み(制度)」**を、根本から作り直すことにあります

・最強の反対フレーム理解する

まず、なぜ反対意見がこれほど強い力を持つのかを理解せねばなりません。その根底にあるのは、

移民推進派(グローバル企業政治家)だけが儲けて、俺たち普通の国民は損をするばかりだ」という、非常に強力な物語です。

この物語は、「ズルは許さない(公正)」という正義感や、「エリートは我々を裏切っている(忠誠)」という怒り、「生活が脅かされる(損得勘定)」というリアル不安を同時に刺激するため、絶大な共感を呼びます

この強力な物語に対抗するには、小手先の説得では歯が立ちません。

① 新しい「物語ナラティブ)」を創る

安価労働力」「助けるべき弱者」――。これまで外国人は、どこか他人行儀な「道具」や「お客様」として語られてきました。これをやめなければなりません。

目指すべきは、「私たち日本人と、新しく来た外国人が、共にこの社会未来を創り、共通利益を生み出していく『パートナーである」という新しい物語です。

この物語は、「仲間(忠誠)」という感覚や「共通目標権威)」といった、これまで無視されてきた”正義ボタン”にも響きます

物語を支える「仕組み(制度)」を創る

しかし、物語が口先だけでは、誰も信じません。その物語真実だと誰もが実感できる、公平な「仕組み」をセットで構築することが不可欠です。

利益の公正な分配:移民受け入れで得られた利益が、一部の企業だけでなく、国民地域社会に「ちゃん還元されている」と実感できる仕組みを作る(例:税収の地域への重点配分など)。
安心できる秩序の維持:不安の大きな原因である治安問題などに対し、厳格なルールを作り、それを徹底して守らせる。文化言語教育義務化し、「日本の秩序は守られる」という信頼を醸成する。
国民との対話政府一方的目標を決めるのではなく、どれくらいの規模や条件でなら受け入れられるのか、国民全体で話し合い、合意形成するプロセスを設ける。
【この章のまとめ】

最終的に人々が求めるのは「自分たちの生活が損なわれず、安心できること」です。これを実現できるという信頼感なくして、

いかなる移民政策も国民の支持は得られません。「私たちも得をするし、社会の秩序も守られる」と誰もが実感できるような、誠実な「物語」と、それを裏付ける「仕組み」作りこそが、唯一の解決策なのです。

【ChatGPT/DeepResearch】はてなブックマーク人気コメント思想的傾向1

2005〜2009年: サービス黎明期リベラルコメントの萌芽

はてなブックマーク創設期(2005年前後)には、ITリテラシーの高いユーザーが集まり始め、政治社会系の記事にもコメントが付くようになりました。当初はユーザーコミュニティの規模が小さく、議論は活発でしたが、コメント内容には玉石混交の傾向もありました。例えば2007年頃には、ある有名ブロガーが「もしネット右翼メッカ2ちゃんねるだとすれば、ネットイナゴ烏合の衆)が集まるのははてなブックマークだ」と苦言を呈しています

実際この時期、記事内容を論理的批判するコメントは少なく、**「バカ」「○ねばいいのに」**といった過激罵倒スラングが人気コメント欄に並ぶこともあり、2ちゃんねる的な粗野さが指摘されました。

はてなブックマークコメント欄は当初、必ずしも洗練された言論空間ではなく、極端な言葉遣いや叩きがスターボタンによって増幅されるケースも見られたのです。 とはいえ、この黎明期には既にリベラル寄りの思想傾向が芽生えていました。長年自民党政権が続く中、ネット上では権力改革志向の声も強まりはてなユーザー例外ではありませんでした。たとえば当時「はてな左翼はてサ)」と呼ばれる進歩的ブロガー/論客が台頭し始め、歴史認識人権問題保守派批判する動きが散見されます

実際、南京事件憲法9条などの論戦では左派スタンスユーザーが詳しい知識議論リードし、右派的主張に反論説教するといった場面も見られました。

極端な例では、ある著名ユーザーが「『自衛隊人殺し』『日本人という存在自体が悪だ』」とまで発言し物議を醸したこともあります

こうした過激表現はさすがに例外ですが、総じて反権力リベラル志向コメント共感を集めやすい土壌が形成されつつありました。2009年政権交代自民党から民主党へ)の際にも、はてなブックマーク上ではそれを歓迎・期待するリベラルユーザーコメントが多く見られ、長年の保守政権に対する変革への期待感が読み取れますもっとも、この時期のコメント欄はまだ手探り状態で、思想スタンスよりもコメント文化自体模索が続いていたとも言えますスター(★)による評価システムも始まったばかりで、どのようなコメントが支持を集めやすいかユーモア皮肉批判精神など)コミュニティ全体で試行錯誤している段階でした。

2010〜2014年: 左派コメントの台頭とコミュニティの活発化

2010年代前半になると、はてなブックマーク政治コメント欄ではリベラル左派)的な論調がいよいよ優勢となっていきました。民主党政権(2009〜2012年)の発足や2011年東日本大震災福島第一原発事故といった出来事を契機に、反原発・反権力の声がネット世論で高まりはてなでも人気コメントとして多くの支持を集めました。たとえば震災後の原発政策を巡っては、政府や電力会社批判するコメントスターを集め、「脱原発」「政府隠蔽体質批判」などリベラル色の強い意見が目立ちました(※当時、多くのはてなユーザー原発推進派の政治家・官僚に厳しい目を向け、代替エネルギー市民運動を支持する姿勢を示していました)。また、2012年に第二次安倍政権が発足すると、保守色の強い安倍政権政策憲法改正論議国粋主義発言など)に対し、はてな人気コメント欄では批判的な論調が一貫して支配的になります。「はてな左翼はてサ)」**と総称された進歩的ユーザーコミュニティがこの頃確立し、彼らが多くのスターを集めるコメントを量産したのです。

具体的な傾向として、保守ナショナリスト的な対象への批判揶揄が盛んでした。たとえば2012年前後には、大阪市長橋下徹氏(保守的・改革派の政治家)に批判的なコメントや、石原慎太郎都知事過激発言皮肉コメントが多数支持を集めています。実際、あるユーザーは「坊主(橋下)が憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺をもじり、橋下氏の行動全般を痛烈に批判してスターを集めました。

またヘイトスピーチなど社会問題化したテーマでは、右派的な差別扇動に対する強い糾弾が人気コメント欄を賑わせました。2013年から在日コリアンに対するヘイトデモ問題視され始めましたが、その際もはてなでは反レイシズム立場から表現の自由を履き違えた差別は許されない」といったコメントが支持を集めています2016年ヘイトスピーチ解消法成立に至る世論形成にも、そうしたネット上の批判世論が背景にありました)。このように、2010年代前半のはてなブックマークリベラル志向の論者が主導権を握り、保守的な主張や差別的言説には厳しい反応が集まる傾向が強かったのです。 同時に、ジェンダーマイノリティ権利に関するトピックでもリベラル寄りのコメントが目立ちました。例えば女性LGBTQの権利問題についての記事では、「多様性尊重」や「男女平等」を訴えるコメントが人気化しやすく、ミソジニー女性蔑視)的な発言や古い価値観への批判が数多く見られました。はてなコミュニティ内でもフェミニスト観点を持つユーザーが増え、「はてな村」のフェミニズム論争が活発化します。これに対し一部では反発も生じ、2014年には匿名日記上で「はてブって女性のことになると、ネット右翼よりも全体主義低能集団集合知ではなく集合恥だな」という辛辣批判投稿されました。

この発言者は、はてなブックマーク上で女性擁護フェミニズム的主張ばかりがスターを集める状況に苦言を呈したものです。「日本人からすごい!女性からすごい!──ネット右翼とはてフェミってどっちも変わらん」とも綴られており、愛国心を拗らせたネット右翼と同様に、はてなリベラルフェミニスト層も思考が偏っていると批判していました。このような反発意見自体が注目されるほど、当時の人気コメント欄はリベラル(時に急進的)一色になりがちだったと言えます。実際、2012年にはあるユーザー右派新聞記者産経新聞阿比留記者)への個人攻撃をたしなめたところ、「相手があの記者から何を言ってもいいのか」と諫めた彼自身が「はてなサヨク」層から猛反発**を受けたというエピソードも伝えられています

このように2010年代前半は、リベラルユーザーが結束してスターを投じ合い、彼らの価値観合致しない意見には容赦なく批判が向けられる風潮が強まりました。 **まとめると、2010〜2014年はてなブックマーク政治ジャンル人気コメントは「リベラル派が主導し、保守派差別的言説への対抗言論が突出した時代」でした。民主党政権期のリベラル改革期待、そして第二次安倍政権開始後の保守回帰への反動もあり、左派的なスタンスコメントが常に上位を占める傾向が続きました。もっとも、コメント全体のトーンとしては皮肉辛辣さも増し、しばしば断定口調で上から目線批評スターを集めるという独特の「はてな語り」**も醸成されていきました。

実際あるユーザー2010年時点で「妙に上から目線で断定するコメントスターを集めていて、いつの間にか自分まで嫌な人間になりかけた」と感じ、はてなブックマーク熱が冷めたと告白しています

それでもなお、この時期は活発な左派言論によって他のネットコミュニティにはない独特の盛り上がりを見せていたと言えるでしょう。

2015〜2019年: リベラル優勢の定着と内輪化の進行

2015年以降も、はてなブックマーク上の政治コメント基本的リベラル左派)優位の傾向が継続しました。 第二次安倍政権下で保守色の強い政策が次々と打ち出される中、人気コメント欄ではそれらを批判揶揄する声が依然として主流でした。象徴的な出来事として、2015年安全保障関連法案(いわゆる安保法制強行採決があります。このとき国内で大規模な反対デモSEALDsなど若者中心の抗議運動)が起きましたが、はてなでも法案批判的な意見圧倒的多数を占めました。「憲法違反だ」「民主主義危機」「戦争法反対」といったコメントが軒並みスターを集め、安倍政権右傾化への強い警戒感がうかがえました。また2017年前後森友・加計学園問題政権スキャンダル)でも、真相解明を求める論調や「安倍晋三首相責任を取れ」といった厳しい批判コメントが人気上位に並び、政権追及一色の様相でした。このように安倍長期政権に対する不信・批判はてなでは一貫して根強く、人気コメント思想スタンスは反権力リベラル路線が盤石だったといえます。 同時期、社会文化的な論争でもはてなの人気コメントリベラル派に軍配が上がることがほとんどでした。例えば2018年には東京医科大学入試差別問題女子受験生の点数を一律減点)が発覚しましたが、このニュースに対しては「時代錯誤な男女差別だ」「女性の機会を奪う不公正」という糾弾コメントが大量に付き、スターを集めました。さら2017年から世界的に#MeToo運動が広がり、日本でも伊藤詩織さんの性暴力被害告発が注目されましたが、はてなブックマークでも彼女を支持し日本の性暴力問題警鐘を鳴らすコメントが多数賛同を得ました。逆に、杉田水脈議員による「LGBT生産性がない」発言2018年)など保守政治家の差別的な発言に対しては、「公人として許せない」「差別のものだ」と厳しく非難するコメントが目立ちました(抗議デモ記事にも「まず謝罪を」「議員辞職すべき」といったユーザーの声が集まっています)。

このように、ジェンダー平等マイノリティ人権擁護など進歩的価値観を支持するコメントが引き続き優勢であり、はてなにおけるリベラル志向は揺るがないままでした。 しかし、2010年代後半になると、そのリベラル優勢が「行き過ぎた内輪化」として指摘される場面も増えてきます。活発だったユーザー層が次第に高年齢化し、新規参入者や多様な意見が減ったことで、「同じメンバーによる同じような主張」が目立つようになったのです。実際2020年直前のある分析では、「最近はてブ負のオーラがすごい。一般感覚とかけ離れた左寄りコメで埋め尽くされ、陰謀論じみた人気コメントトップになることもある」と嘆く声がありました。

このユーザーは「明らかにユーザーが高年齢化し、40代前半くらいのおっさんばかりになった」と指摘しています。つまりネット上で極端なイデオロギーを露わにする層は中高年男性が多く、はてなブックマーク左翼のおじさんの溜まり場になってしまったという自己分析です。この指摘の通り、2015〜19年頃の人気コメント欄では、同じ論調メンバースターを付け合って盛り上がるエコーチェンバー化が進行した側面があります。「安倍政権=悪」「リベラルこそ正義」という大枠に沿うコメントは容易に支持を集める一方で、それに異を唱える意見最初から敬遠排斥されやす空気が醸成されていました。 もっとも、当のリベラルユーザーたちは自分たちの主張を**「正論」「市民感覚」だと信じていたため、そうした内輪化を自覚しにくかったようです。はてなブックマークを長年使ってきた一部のユーザーには閉塞感も広がり、2010年代後半には「最近はてブはひどい」「昔はもっと面白い情報が拾えたのに」という懐古的な意見も増えました。例えばある匿名日記では、「2年以上前からはてブは終わった”と言われているが、最近本格的に面白い情報が見つからなくなった気がする」と嘆かれています。この背景には、政治ジャンルに限らずホッテントリ固定化(いつも似たような記事コメントが上位に上がる)や、新興メディアNAVERまとめTogetterTwitter等)への関心分散がありました。 総じて、2015〜2019年リベラル優勢が定着する一方で、その強い傾向ゆえの弊害(画一化・内輪化)も指摘された時期と言えます。依然として人気コメントは「右派批判」「市民目線政府批判」が主流でしたが、その論調はどこかマンネリ化し、新鮮味に欠けるとの声も出始めたのです。

ただ、この頃まではまだ保守論調が人気上位に食い込むことは稀で、基本路線としては**「反自民リベラル」**の牙城が守られていたと総括できます

https://anond.hatelabo.jp/20250617074749 に続く

2025-06-16

anond:20250616214033

ない。日本人年寄りだらけなので全体の傾向としては思考が硬直化、保守的になっており、「いつも通り自民党にしよう」が多数派となるのは余程の出来事がない限り変わらない。

2025-06-15

anond:20250615062152

ぬいぐるみを並べるのはフィギュア並べるのと変わらないような気がするんだけども、フィギュア気持ち悪いと思う人?

車のリアガラスぬいぐるみが並んでるのを見たら、キモッと思う人?

まあ、保守的すぎて私には分からん

2025-06-14

anond:20250614133211

保守的人間にもフェミにもご機嫌伺いしている小賢しいシーンだね

諦め産業

他にもっと儲かる仕事があるにもかかわらず従事しつづける人々は

自分はこの仕事くらいしかできない」と諦めている

こういった人々が労働力の中核を担う諦め産業では、排他的で同質的保守的価値観が主流となる

2025-06-12

「真面目で優しい性格です」

マッチングアプリプロフィールに書かれてるのもう読むの飽きてきた

臆病で大人しくて行動力が無く保守的日常出会い作れないインキャの言い換えって真面目で優しいしかないもんな

2025-06-10

政治的発言

林原めぐみが叩かれてるらしい

中身は全然知らないし、論じる気はないけど、政治的発言排他的発言はどうなのってことが議論になってるのは見た

政治的だろうがなんだろうが、100人に聞いて100人が〇と判断する考えなんてほぼないわけよ

まあ一部ではあるだろうけど、1000人では?1万人なら?と母数を増やすとより減っていくよね

そんな中での今回の話題よね(炎上なのかどうなのかは判断に困る)

立場があろうがなかろうが、政治的発言や考えを言ったら叩かれるとか、合ってることもあるかもしれないけどちょっとでも間違ったことがあれば叩かれるとか

そんな社会面白いんかなあ

立場がある人や影響力がある人は、政治的発言はしない方が良いよね。って言ってる人もいるけど、立場がある人が何も言えない、許容できない社会とか

息苦しくない?

先にも書いたけど、ぶっちゃけ多様性を許容する社会になった結果、99.9%の個人的意見賛否あることにしかならないんだから、叩くとか炎上させるんじゃなくて

こういう視点からは違うよね。とかそっちは合ってるけどこっちはちょっと違うくない。とか優しい社会にならんもんかね

多様性を許容して、個人の考えも尊重するとか言ってるのに、センシティブ話題になったとたんに保守的になったり攻撃的になるのってすごく矛盾してて気持ち悪いし、

もっと寛容になればみんな幸せなんじゃないのって思う

高齢保守的アメリカ人イスラエルを支持しているらしい

イスラエルのこと冷戦時代から中東における民主的同盟国とみなしているらしい

あとキリスト教的にもイスラエルという地を重視してるとかなんとか

よくわらかんが

2025-06-09

林原めぐみ氏への賛否はそれぞれでいいけど、「あいつは誰かの悪い影響を受けてるから規制すべき」と言う人を見ると正直キツいな。

ネットではリベラル寄りの意見個人的体験に根ざしてることも多くて、プロフィールを見ると特殊な家庭環境共産2世海外経験だとか犯罪に巻き込まれたとか、発達障害の話もよくある。でもそういう人の意見否定したいわけじゃないし、むしろ当事者の話はもっと聞きたい。

ただ、ネット上で声が大きい人たちを見て、「この人たち社会に役立ってるのかな?」と思うこともある。自分自身のこともも含めてね。

この20年で保守的になるのは自然な流れじゃない?テロ拉致反日デモ政権の失敗、国際情勢、あと最近コメ。そういう中で「日常を守りたい」って感覚を持つのって、むしろ普通多数派なんじゃないかと思う。

もちろん保守にも変な主張はあるし、陰謀論に走る人もいるから一概には言えないけど、自分経験尊重されるべきと考えながら、一方で他人には「あいつは悪い思想の影響を受けてる」って決めつける人がリベラル勢な現状にはちょっと違和感があるね。

anond:20250609130418

そこまで覚悟決まってるなら婚姻という旧態依然の仕組みに囚われず事実婚でいけばいいのに

そっちこそ保守的な仕組みに口出しせずに自分らの好きにやってくれや

リベラル保守を見分ける、たった一つの質問

林原めぐみのあの件を見て、ふと思った。

リベラル保守って、

「身内が悪事を働いて泣きついてきたとき、庇うか、警察に突き出すか」

で見分けられるんじゃないか

言い換えれば、

「人を『属性』で判断するか、『行動』で判断するか」 の違い。

保守的な価値観は、基本的属性重視。

誰がやったか(身内か他人か/日本人外国人か/味方か敵か)で、態度がガラッと変わる。

「お前どこチューだよ?」と聞くマイルドヤンキーは、その最たるもの

から排外主義」にもつながりやすい。

よそ者の失敗は過剰に叩くけど、身内の不正には甘い。

モリカケとか山口敬之とか、まさにそれ。

一方で、リベラルは行動主義

誰であろうと、やったことが正しいかどうかで判断する。

身内だろうが、アウトならアウト。

この軸で見ると、

能力』は属性と行動の間にあるのかもしれない。

もちろん、すべての保守リベラルがそうとは限らない。

例外はたくさんあるだろう。

でも、「庇うか突き出すか」はその人の“根っこ”が出るところだと思う。

たった一つの質問

「もし、自分家族親友不正を働いて泣きついてきたら、あなたはどうする?」

その答えに、思想がにじむ。

挨拶文化に対するブコメ保守的すぎてビビった

実際なかったからどうだというんだ?

現にChatGPTに「ありがとう」と言うと余計なコストがかかるという記事もある。

これからビジネスAIが入ってくれば来るほど挨拶不要文化になっていくだろう

上下関係においては、上の立場人間挨拶をしなくても許される傾向にあるが下っ端はそうはいかない。

商売においては客は挨拶をしなくてもいいが、店員はそうはいかない

結局は上の立場人間気持ちよくなれるかどうかであり、挨拶もできないやつは仕事もできないコミュニケーションも取れるはずがないという理屈詭弁しかない。

しかもこれに関してはやったから加点されるのではなく、やらないと減点される方式からタチが悪い。

自分挨拶はなるべくするようにしてるが、それは「そういう文化から」してるに過ぎない。

日々の挨拶動物もやっていることだからわからんでもないが、年末年始挨拶とかほんとに時間無駄だろ

実際年賀状はやらなくなった企業が増えているし、引っ越し挨拶なんかもいわゆる「ご近所づきあい」が発生する地域で仕方なくやってる人たちがほとんどだろ

LINESlackのようなチャットツールの普及でクソ丁寧な文章はどんどん簡素化してっている

挨拶にかけるコストはどんどん減っていっているんだよ

コミュニケーションが減った今だからこそ大切にしたいあいさつ」みたいな記事が出てくる日も近いんだろうな

あー早くAIロボットもっと人間社会に深く関わってくる世界にならないか

2025-06-07

anond:20250607232207

やれてる国を参考にしろってのも数十年言われてると思う

日本保守的すぎて終わってるから無理かもという話なら、それはそう

anond:20250606163048

 30代男です。

 増田が思い描いているようなそんなカッコいいものじゃないけど、年下の女性からプロポーズされて今も円満夫婦生活を営んでいます

 僕自身アラサーで「そろそろ自分の年齢的に結婚かな…でもちゃんとした仕事に就いてないしな…」なんて考えていた時に向こうからふとした瞬間(自宅でご飯を食べていたとかだった気がする)に「結婚しよ」と言われて二つ返事で受けました。

 いまの男性保守的かどうかはわからないですけど、僕自身プロポーズをされたこ自体ビックリしましたが嬉しかったです。女性からアプローチはありだと思います

 ご参考までに。

2025-06-06

女側からプロポーズってどう?

最近20、30代の男性は意外と保守的

同期に女側からプロポーズってどう?と聞くと、え〜(苦笑)って

でも収入的に女が大黒柱になるんだったら女からプロポーズするのがスジってもんじゃないの?

プロポーズシチュエーションもさー相手に任せるより自分の思い通りにしたいじゃん〜

〜以下理想プロポーズ

・生まれ年のワイン(飲んだことない)

・すごいホテルバーとかレストラン(行ったことない)

プロポーズ用の指輪(そういうのがあるらしい)

ボトル1,2本空けて気分良くさせたところで徐に指輪スッ…←これ

2025-06-05

anond:20250605211617

歳を言い訳にするなよ

どんな歳になっても新しいものに取り組めるくらいの精神ゆとりは持っておくべきだ

それがないなら金を使ってでも気力をチャージするための時間を作り出すといい

それをせずに保守的に考えや視点を凝り固めてしまう一方だとみるみる人間性を失ってただ野蛮な言葉を吐き散らすだけの機械に成り果ててしまうぞ

増田を見てると分かるだろう

anond:20250605025321

単純化しすぎだと思う。

東京所得人生選択肢があっても、家賃生活費いから実際に使える金は全国的にも少ないし、家狭い。仕事にも忙しいか時間もない。待機児童問題もある。恋愛結婚出産育児全てにおいて、時間物質的・精神的余裕のなさがのしかかる。

じゃあ出生率の高い西日本若者幸せかと言えばそうでもない。東京より実質的な余裕はあるけど、仕事選択肢は乏しく、東京よりキャリアを積めない。文化的にも保守的で早婚・早出産の圧力をかけられてるだけ。当然人口流出する。

この2つが合体して、少子化地方貧困化と人口流出が進んでるだけ。

東京家賃補助や働き方改革、保育整備が必要だけど金かけてない。地方大学仕事の遠隔化、移住支援必要だけど金かけてない。移住支援は金かけてるように見えるけど、制限厳しすぎてほとんど満たさない。要するにどちらも問題解決のために金かけてない。

まぁ、AIロボットで皆んな等しく貧乏になって、そのまま高齢者AIだけの国になるんだろう。幸か不幸かその未来に向かってまっしぐら

2025-06-04

anond:20250604160157

出生率は上げたい!

イスラム教国教とする国はいずれも出生率が非常に高いです

不倫犯罪保守的貞操観を維持したい!

イスラム教において、不倫は深刻な罪とされておりイスラム法では、不倫死刑適用される犯罪と定められていたりします。

イスラム教では、結婚していない男女の性的関係禁止されています。非常に保守的貞操観です

移民お断り外国人はみんな犯罪者!

明示的に移民排除しているわけでは無いですが、

UAEクウェート湾岸諸国の極一部を除きイスラム教国教とする国は移民が少ないです。

要求が無理すぎるんだよ

出生率は上げたい!

不倫犯罪保守的貞操観を維持したい!

移民お断り外国人はみんな犯罪者!


この3つを両立させようとする限り、日本出生率は上がらない。絶対に上がらない。

2025-06-03

anond:20250603143344

リテラシーが高い人ってのは、まったく挑戦しない保守的人間ではないわけ。

できることならまず失敗を厭わずにやってみて、失敗から学んで「こんなとこまで弄らなくてもいいわ」って所に落ち着く可能性はあるけど、そうやって学ぶ過程からしか得られないリテラシーというのもある。

からパワーユーザー領域行為に対して肯定的否定的かだけじゃリテラシーは測れない。

今は情報豊富から、実際やりもせずに、やれる環境すら持ってないのに「そんなのやる意義ないわ」と断言してしまえる、何のスキルもないのに僻み根性だけは一丁前なキッズというのが存在しえるからな。

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