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はてなキーワード: ゴシップとは

2024-12-11

アイドル枕営業の逆はあんまり噂されないよね

アイドルとか声優とか取引先と枕営業どうたらこうたらは下らないゴシップとしてあって

日頃エロ漫画を描いている人達によってネタにされているけど

逆にアイドルとか声優取引するために会社枕営業となる人員を送るって噂とかはされないよな

声優Vtuberは外見が微妙だの下らないゴシップがあるけど

だったらそういう声優Vtuber取引するために美形・美人会社が寄越すなんて噂も…あるのかね

アイドル枕営業の逆はあんまり噂されないよね

アイドルとか声優とか取引先と枕営業どうたらこうたらは下らないゴシップとしてあって

日頃エロ漫画を描いている人達によってネタにされているけど

逆にアイドルとか声優取引するために会社枕営業となる人員を送るって噂とかはされないよな

声優Vtuberは外見が微妙だの下らないゴシップがあるけど

だったらそういう声優Vtuber取引するために美形・美人会社が寄越すなんて噂も…あるのかね

2024-12-06

anond:20241206144439

長身イケメン芸能界に入るメリットはない

https://anond.hatelabo.jp/20240717110904

未だにホビットが性加害問題以前の旧ジャニーズ根拠に「日本の女はチビが好き」と主張するが

長身芸能界に入れる顔なら一般社会にいても女にチヤホヤされて目立つので、99%が売れずに廃業バイト兼業不安定芸能界を目指す必要がない

婚活市場では高身長男性は常に需要供給を上回るから品不足

街コン正社員ですらない高身長男性一流企業高収入男性と同じ扱い

バンドグループだと人間関係に苦しむ上にギャラも分割でコスパが悪い

からわざわざ芸能界に入る長身男は基本就職差別のある時代在日貧困母子家庭出身が多い

芸能人にならなきゃ婚活相手が見つかる程度でしか無いんでしょ

芸能人なら女の方からバンバン股開いてくるわけで

意味わからん

男は女みたいに芸能人有名人と繋がる事に無関心だしリアルやマチアプで女さえ食えればいいか高身長で顔が芸能人レベルの男が不安定業界を目指す意味がない

芸能人じゃないと見向きもされないのは低身長男だけ

石原さとみより素人普通女子大生の方が価値がある」と日頃インセル男性執拗に主張してるから

そう

男は女と違って異性の地位肩書知名度には欲情しない

というか顔や胸すら割とどうでもよく、ある程度若い素人ならそれでいい

その上旧ジャニーズKAT-TUN中丸や数々の芸人がいい例だが、有名芸能人や有名事務所所属だと不倫ゴシップが金になるから常にマスコミに張られており、相手や内部や周辺からのチクリも多いから女遊びはリスクしかない

平均以上の身長で顔がまともな男がわざわざ芸能界を目指さないのは、廃業バイト率が高く不安定業界だというのもあるが他にもいくつも理由がある

なので全国区知名度を得ない限り相手にされない低身長男性ばかりが芸能界に入りたがる

平均以上の身長で顔がまともな男は見向きもしない芸能界音楽界を根拠に「チビは女に受ける」と主張するのはいかに虚しいかがわかる

2024-12-05

都合悪いところ隠して被害者ぶる人いるよね

原因となった言動があるのに

そこを無視して流れを説明して

自分は悪くない!って被害者面。

第三者からしたら情報源はお前しかいないか

可哀想可哀想〜!」って同情しちゃう

双方の意見を聞かず、相手が小言を言ったりした

原因を把握しようとすることな

一方的に「女が悪い!!」みたいに決めるやつ

相当頭悪いと思う。

芸能人ゴシップネタとか、虚構新聞鵜呑みにして誹謗中傷してそう。

anond:20241204201801

人と人のイザコザやゴシップネタ大好物だよな

結局は普通の下世話なネタの方が盛り上がるという

2024-12-01

anond:20241201145619

オールドメディア」=私利私欲のために、偏向報道をする悪

ニューメディア」=公共利益のために、真実を明らかにする善

でしょ。

ゴシップ週刊誌は、売れればなんでもいいと思ってるから、ドロドロとかくだらないことで大騒ぎする。

2024-11-29

地方公立に行って後悔している - 子供はできるだけ学費の高い学校に行かせたい

炎上しそうすぎて大幅改変になった現代ビジネス記事原案を供養。

(前編)

私は小中高と地方公立を出て、浪人して都内医学部卒業している。

東大生の親の6割が年収950万円以上」というデータ話題になったが、地方出身からすると、やはり医学部も華々しい世界だった。

まず医学部では「親が医者なのは当たり前で、教授講師と話す時も、世間話最初に「親御さんは医者?」が挨拶代わりになる。私の体感では、おそらく学生の半数近くが医者の子息だった。

ハリー・ポッターになぞらえて、両親が共に医者という人を「純血」、片方が医者だと「半純血」、両方とも医者ではない人のことは「マグル」と呼ぶ文化である。「マグル」は家系医者がいない学生が、自虐的苦笑いしながら使う単語だ。

しかし、「マグル」の学生も、平均的なサラリーマン家庭出身という人はほとんどいない。みな経営者や士業の家庭で、都心のタワマンが「実家」だった。

出身高校ほとんどがいわゆる「御三家」など、都内の名門私立高校が並ぶ。入学式の日、周りが何故か全員、初対面ではありえない打ち解け方で話していて困惑したものだ。

蓋を開けてみれば元々彼らは中高の同級生だったかSAPIX鉄緑会などの有名塾で一度は顔を見知ったメンバーだったのだ。

私のように地方公立から、塾にも行かずに来たという子は全く見当たらなかった。

大学生お金がかかる。私も美容や服飾、外食旅行を楽しみたかったので、多い時は週9でバイトを3つ掛け持ちして、必死時間お金に変えた。

学費家賃生活費などは親持ちだったが、その他は自分バイト代で賄うように言われていた。

けれどここではバイトを親に推奨されるというのは珍しく、むしろ禁止」される方が普通だ。特に家庭教師OKでも、高卒フリーターと一緒に働くような飲食店などは禁止されている子が多い。

そのため、そういったバイトをしたいお嬢様は、親に隠れてこっそりやることになる。私も、友達給料明細の送付先を、私の一人暮らしの住所にするなど「協力」したことがある。

この「バイトをしたい」とはもちろん、お小遣いが欲しいという意味ではない。「人生で一度はやってみたい」「大学生っぽいことがしたい」という、興味と好奇心でやる子が多かった。

こういう子達は、1回で何十万とする美容代や旅行費も全て親の負担だ。ブランド物も親のカードで買い放題。

限度額は聞いたことがないので分からない。この顔ぶれの中で「限度額」などという貧乏くさい言葉を口にすることすら憚られた。

当然、金額理由に遊ぶ場所を決めることもまずない。味や質、美しさ……綺麗な概念ばかりで話し合いが進む中、頭の中で電卓を弾き、時給計算などしているのは私だけだった。

ここまでの話だけ聞くと、「地方出身庶民階級社会に直面してショックを受け、格差に悩む」というあらすじになりそうだが、私はそのような気持ちになったことは、実は全くない。

実際のところ、これまで属した集団の中で、大学は一番居心地がよかった。なんせ周りの人間ほとんどが私より頭が良く、私より裕福で、性格も曲がっていないのである普通暮らしていて、不快にさせられることはほとんどない。

尊敬できる人ばかりの中に混じり、今までしたことがなかったような華やかな経験を教わることは、とても刺激的で楽しく、毎日面白かった。

地方公立の狭い世界のみみっちい基準で「神童」だの「お嬢様」だのとくだらないことを言われて暮らすよりもよほどいい。周りのやっていることがバカバカしく思えて退屈することも、足を引っ張られて苛立つこともない。

まれて初めて自分が全てにおいて下位、いやほぼ底辺位置する環境に身を置いたが、劣等感を持つどころか、なんて気が楽なのだろうと感動した。

要するに「上には上がある」といっただけのよくある話なのだが、私はその「上」の存在を知って心の底から安堵したのである

(中編)

私が育ったのは地方都市のド真ん中。東京で「都会」と言うと笑われるが、下手に「田舎」と言うと顰蹙を買う、そんな街だ。近くの有名大に行かず、わざわざ地元では知名度の低い都内大学に行ったのは、その街にとことん嫌気がさしたからだった。

先祖代々続く大病院家系などではないので、決して高い身分ではないのだが、私も一応、医者の娘ではある。ちなみに、母親医者ではないので「半純血」だ。

金銭的な理由から受けられない大学もあったし、贅沢三昧という訳ではなかった。だが、本当の意味生活に困ったことはないと思う。

「全身脱毛費用自分で稼いでいる」というだけで、大学の中では十分「苦労人」のポジションだったが、それだけだ。学費家賃も、いくらかかっているのか知らないまま生きてきた。

そもそも、私の家庭ではそういうことを詮索するのはタブーだった。三階建てのまあまあ広い一軒家に住んでいたが、幼い好奇心で「この家、いくらしたの?」などと聞こうものなら、なんて下品で失礼なことを言うのかと眉を顰められた。

よって親の学歴自分大学受験をするまで知らなかったし、収入は今でも知らない。なんとなく肌感覚で予想はできるが、聞いたことはない。

わざわざ地方公立の小中高に進んだのは、習い事練習時間を確保するためだ。物心つく前からピアノヴァイオリン新体操などを習っており、そちらを人生の軸に据えたかった。そのため、進級が厳しく勉強時間を取られる中高一貫私立を避けた。

しかし、その選択のせいで、私は信じられない世界を目にしてしまう。

校内のヒエラルキートップにいたのは、我が家クローゼットより狭い団地に住むヤンキー達だ。暴力窃盗などの犯罪行為、くだらない揉め事が起こるのは日常風景だった。後ろの黒板にはデカデカ卑猥言葉が書かれ、授業中も大声で教師に反抗する。共用部の壁には穴が開き、「アスベスト発生注意!」と貼り紙がされるも、その意味理解できない生徒がまた上から穴を開けていた。

一番呆れ返ったのは中学校で、「廊下に繰り返し大便をしてそのまま片付けない人がいる」という全校集会が開かれた時だ。まるで動物園だ。

外で障害を持った通行人を取り囲んでからかい面白がって恫喝している場面にも遭遇したこともあり、これが同じ人間なのかと目を疑った。

まれからこの環境しか知らなかったにもかかわらず、私はこちらの方がよっぽど馴染めなかった。いや、大学の時と違って、馴染む努力をする気にもなれなかった、というのが正しいだろうか。

ことわっておくが最初から「知能」だの「貧富」だの、そういうことで差別意識を抱いていた訳ではない。ただ、そんな概念が生まれる前の、何も知らない子供の目からしても、違和感を覚えることがたくさんあった。

何か作業をする時、見るから効率の悪いやり方で苦労しているのが理解できなかった。建設的な話し合いができず、どれだけ分かりやす説明しても話が通じないことが不思議だった。卑猥な話で大喜びするのも、暴力で強さを誇示するのも、正直バカバカしいと思っていた。

何よりも嫌だったのが、その層に漂うあの独特な僻み根性、卑屈な被害者意識のようなものだ。

クラスナルミヤの服が流行り、皆がメゾピアノポンポネットの服を自慢する中、私はいつもラルフローレンバーバリーの服を着ていた。ナルミヤに興味もあったのだが、親の趣味で買ってもらえなかった。

その時、私は価格の差など何も知らず、愚痴のつもりでこう発言してしまう。

「みんないいなあ、うちの親、ラルフローレンばっかり買ってくるからもう飽きちゃう

たったこの程度であからさまに数人の目つきが変わり、その後も悪意を持ってこの発言拡散された。

子供が「他人の服をそうやって価格で値踏みしており、それを恥ずかしげもなく表に出す」という感性は初めて見るものだったし、それが物凄く卑しく思え、正直ドン引きしてしまった。

自分性格が良いというつもりは全くないが、もし私が逆の立場になったら、そんな態度は絶対に取らなかっただろう。そのような言動は「悪い」というよりも「恥ずかしい」からだ。

たとえ内心で反感や嫉妬は覚えたとしても、そういう行動は自ら「私は負けています可哀想な貧民です!」と宣伝して歩いているとしか思えないではないか

別に私にとって服は値段ではなく、ナルミヤは負けではなかったのに。

万事がそういった雰囲気だった。

まり勉強をしすぎるとバカにされるので、「カースト上位」のグループに属している子は実は勉強ができても、学校テストではわざと悪い点を取るなど工夫していた。実際に勉強している時間を「テレビを見ている」と嘘をつき、親から聞いた内容を覚えてから学校に行くという話も耳にしたことがある。

何もかもが面倒くさかった。先入観などなくても反射的に、彼らに対して「卑しい」という軽蔑が沸々と湧いてきて、止められなかった。

お金学力のあるなしなんてどうでもいい。ただ、それによって勝手に「見下された」「自慢された」と思い込んで攻撃性を発揮してくる、その人間性を見せられるとやはり「見下す」以外の感情が湧かない。

そういう人を表すぴったりの言葉は「育ちが悪い」しか思いつかないのだ。

そして、その思いが強くなればなるほどに、そんな低俗差別的感情を持つ自分に対してもまた同じように「卑しい」と自己嫌悪に陥った。

よく「人を見下している」「お高く止まっている」と悪口を言われたが、次第にそれが事実になってしまっていることも自分では分かっていた。

やがて進路を変更して医学の道に進んだ私は、この自らの醜さにも似たもう一つの「卑しい世界」を嫌というほど味わうことになる。

体力面の自信のなさからほとんどの医学部生が就職するような「ブランド病院」とは程遠い、「ハイポ(仕事量、労働時間が少ない)だけど治安が最悪な風俗街の病院」に就職したのだ。

(後編)

立地や将来性、指導体制などを考慮せず、「あまり働かなくていい」「給料が高い」というだけで風俗街の病院に流れ着くような医者は、まあロクな層ではない。街の治安と相応に、職員民度も低かった。

病院があるのは中途半端田舎だ。ここでは娯楽が、酒と性とギャンブルゴシップしかない。

都会で大学生活を過ごした同僚たちも、その鬱屈した思いからか、段々と空気が荒んでいった。

数ヵ月経つ頃には、口を開けば下ネタと自慢や武勇伝他人悪口や噂話、そして「女性職員容姿を採点し、デブやブスと言って大笑いする」といった、聞いているだけで気が滅入るような下卑た話題ばかりが出るようになった。

百歩譲って内輪だけの飲み会でやってくれればいいのだが、職場の男女共用のスペースで大声を出して話しているのは、流石に品性を疑ってしまう。

「このバッグは何十万円した」「今月はいくら使った」などという、赤裸々すぎる金額事情ストレートに自慢してくるのにもびっくりした。今まで出会った医者の中で、そんな恥ずかしいことを嬉々として吹聴する人間は一人もいなかった。

彼らの鬱憤の矛先は、「見下している相手」により強く向けられる。

立地が立地なので患者層もあまり良くなく、社会的地位が低かったり、生活に困っていたりする患者が多い。それをストレス解消とばかりに、裏で笑いながら蔑むのが、病院の常になっていた。

気持ちは分かる。確かに、あそこまでかけ離れた階層の人たちと関わるのは、正直つらい。頭がおかしいのかと思ってしまうようなクレーマーもいる。貧困のために清潔が行き届いておらず、吐き気を催すような悪臭涙目で耐えて処置をすることもある。病院に来ているのに、こちらが一生懸命になっても、まるで治す気がないのか?という横柄な態度を取る患者もいる。

救急車がタダだから生活保護は医療費がタダだからと、まるでタクシー無料相談のように使う人のせいで、本当に必要な人に医療が行き渡らなくなることもある。

特に槍玉に挙がるのは「せいほ(生活保護)」と「プシコ(精神疾患)」、「痴呆(認知症)」である。他にも、「ホームレス」「反社」「デブ」「ババアジジイ」「底辺」「貧乏」「キチガイ」など、診察室を一歩出れば、とても患者には聞かせられないような、ありとあらゆる差別用語が飛び交った。

バカにされるのは患者だけではない。看護師も同様だ。ある同期が看護師に怒られた時、「大学を出てないから分からないんだろ」「低学歴が」とあまりにも直接的に吐き捨てるのを聞いたことがある。

一方で看護師たちの当たりも強かった。いや、当たりが強いというか、私達とは、元々装備している語彙がそもそも違うのだ。

特に怒っている訳ではなくでも、「ちょっと邪魔!」「うるさいよ」といった風な、私達が「初対面の人に対して一度も発したことがないような言葉」を、まるで当たり前のように使ってくるのだ。

これにはかなりギョッとする。私達が急いでいても「すみませんちょっとよけてもらえますか?」と言うのは、別に敬っている訳でも遜っている訳でもなく、これしか適切な語彙が浮かばいからだ。

根本的な問題は、学歴収入の高低ではなく、培われた文化の違いなのだ。「そんな風に人間を扱う文化」に染まりたくない気持ちが勝り、同じ土俵で言い返す気にもなれない。

きっとこれは、一生分かり合えない感覚なのだろう。

病院の同僚医師たちも、私立医学部卒業している人間が多く、元々それほど育ちは悪くなかったはずだ。しかし、あまりカルチャーショックに耐えられず、段々と人格が歪んでいった……いや、歪めていくしかなかったのかもしれない。

地方にいた頃の私のように——。

医者政治家など「救う仕事」をする人間に、できるだけ庶民感覚を取り入れるための方策として、「学費を下げる」「お金が足りなくても成績優秀者が医学部や名門大学に入れる枠を作る」といったことが推奨されているのをよく見る。

しかし、ことの本質はそう単純なものではないように思える。

実際に、現状の医師たちの間でも、「国立は苦労していて性格が悪い」「私立は裏口で頭が悪い」といった論争があり、お互いに見下しているような風潮が一部ある。

それを、もっと幅広い層の人間を混ぜたからと言って、お互いに馴染めるとは思えないのだ。

同業者の間で「もし自分の子供を行かせるなら私立がいいか公立でもいいか」という話が出ることがある。この話題は、温室から一度も出たことがない人ほど「公立でもいい」と言いがちだ。

公立の良い所として、「早いうちから色々な階層の人と関わって免疫をつける」というものが挙げられるが、私はそれこそが最大のデメリットだと思っている。皮肉なことに「その経験の多さ」こそが、差別偏見選民思想を強め、分断を生むことになるのだ。

免疫どころか、触れれば触れるほどウンザリして、アレルギー反応を起こすようになってしまう。様々な階層人間存在を見せたいのなら、同級生として一緒くたに扱われるのではなく、ボランティアでもすれば十分ではないか

からこそ自分が多様な層と関わった経験があったりする人ほど「子供絶対私立」と言う。もし他が全て同じ条件なら、学費の「高い」方に行かせたいという発想すらある。

「知らなくていい世界を知らない育ちの良さ」というのは、その後いくらお金を積んでも手に入らない。一生もの財産だ。

社会の下層と徹底的に隔離され守られてきた人は、「みんな同じ人間差別は良くない」という綺麗事を良い意味で本気で信じ、汚れのない心で生きていける。

しかしたら私の親は、私を「世間知らず」にしたくなかったのかもしれない。だが私は「知ってしまった」ことを、後悔している。

もし子を持つことがあったら、我が子には私のような性根の歪んだ人間になってほしくない。

一生温室で、綺麗な世界だけ見ていられるように、可能な限り守ってあげたいと思う。

2024-11-27

「あっとせぶんてぃーん」というアイドルできれいに泣いた

アイドルが大好きだが、クソゴシップが多すぎて泣けてくる。

iLifeジャムズ、ピルアポ推しているアイドルが、

つぎつぎとエグい写真暴露ととも消えていく。。。

ショックな反面、推してないグループは、ひゃーって半分面白がってる自分もいる。

そんななか、軽くXでまわってきた「あっとせぶんてぃーん」というアイドルブログ

新メンバー追加された「なあな」のブログポストだ。

新メンバーになることになった経緯が書かれているんだが、

めちゃくちゃドラマがあるわけではないが、何にもない女の子が1つなにか見つけて輝く瞬間が閉じ込められてるんだ。

https://www.cafe-athome.com/maid-blog/naana1/3

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あと私が応募した1人目だったということも😳

確かポストされたその日の夜に家の明るい場所を探して写真を撮ってそのまま送りました。

大好きなカワウソぬいぐるみも写して、

メイク道具も何も持っていなかったのでとりあえず前髪を切って整えて。

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チケ叩きまくってクソ番号しかゲットできなかったとつぶやいたり、

ホスト狂いだ、最前管理のオタと繋がりだ、未成年飲酒喫煙だ、、、もう、麻痺してたところに、

こんなキラキラ原石が生まれ落ちた瞬間を切り取ってるのを読まされて、不覚にもじーんとキテしまった。

こんなおっさんにも綺麗なものをみて感動できる涙がのこってんだとおもったのだでしたので、

ここに置いときます。まぁ、また別のチケ叩かないといけないので。では。

2024-11-24

悲報ニュース探す場所がない

はてな 偏ってる、はてなーがキモい

5ch いよいよオワコンになってる、広告地獄

Yahoo 見づらい、週刊誌うざい

Twitter 見づらい、ノイズしかない

Google 見づらい

まとめブログ 絶滅

YouTube 悪くはないんだけど素人レスをまとめる奴、普通に知能が低くてキツい、冒頭の2分だけ見るみたいなことはしてる(バズった記事ソースだけ音声付きで聞く感じ)

テレビYouTubeチャンネル 事件とかどうでもいいニュースが多い

テレビ コメンテーターが要らない、偏ってる、まとめ方がキモいナレーションキモい、司会がキモい

新聞 UIが悪い

ラジオ 音質が悪い

グノシー 見づらい

スマニュー うーん、なんか好きになれないんだよね、ちょっと試してみるか

NewsPics ゴミ好きな人は好きそう

 

ーーーーー

問題はどこにあるか?

・質の問題

・住人の問題

・見やすさの問題

 

住人というのは要は注目度の高い記事フィルタするための存在なんだけど、住人自体が偏ったりおかしかったりすると、注目度ランキング自体ゴミ化する

はてなーは思想偏ってるし、Yahooゴシップ好きすぎ

はてなは、あくまで個々人がブクマしたもの集合体から、偏りは少ないように出るはずなんだけど

ホッテントリが悪さしてるのと、そもそもブクマとして使いづらく、本来意図した注目度が生成されてない問題がある

 

FeedlyRSSそもそも同一ソースから重要ニュースだけフィルターをしたいのであって、ソースの和集合を出されても困るんだよね

 

ーーーーー

自作しなきゃ的なことはどちみち感じている

てかキュレーションって結局どうなの

あいうのって有料になっちゃうのかな

2024-11-22

兵庫県知事選みえてきた、新しい勢力

斎藤、反斎藤はどうでもよくて

それ以外の構図がちょっとおもしろいと感じた

 

2chYoutube、その他

  ↓嫌い

大手メディア(反斎藤

  ↑

  ↓

SNS(親斎藤)  ← N党洗脳 ←→ はてなーリベラル左翼など

  ↑同調

2chYoutube、その他

 

 

構図としてはでもいつもと変わらんのか

勢力A:旧ネトウヨネットde真実、反大手メディア陰謀論者、判官贔屓

勢力B:旧アンチネトウヨ左翼リベラルはてなー大手メディア週刊誌ゴシップ好き、反体制

 

これ、前から思ってるけど結局情報に対するアプローチの仕方次第だと思うんだよな

どっちが良いかいかじゃなく

でも両陣営相手のプレミを指摘し始めると地獄になるんだよね、敵対勢力悪魔化だっけ?はてなーがよくやるやつね

2024-11-21

anond:20241121031658

斎藤知事に入れなかった追記

拙い文をこんなに読んでコメントもらえると思わなかった。

皆さんありがとうございます

播磨の姫にもやさしくしてやってくれ。

深夜3時のテンションで書かずにもっとしっかりと練ればよかったと思ったが、これが素の文章力だったぜ。

せっかくなので垂れ流し補足(蛇足?)

選挙後の印象も多分に交じっている。

・ワイ周りの雰囲気についてと雑感

普段、誰が誰を支持してるか分からん状況で政治の話なんてしないでしょう。

関西野球阪神タイガースなので野球の話はする)

ただ今回はハメられた、不倫してたみたいなウワサが流布してて、いわばゴシップ的に口の端に上りやすくなっていた。

「真実」知った人は誰かに話したくなるよね。

そういう人はコミュニティにおいて、普段から話題提供して盛り上げてくれる人でもあったりするんだ。

これが芸能人の話だったら、そうなんやーとか、誰やそれ知らんわー、程度に流されたんだろうけども。

自分の県の話だから興味ないでは済まされず、開票日という結果発表があるからか、どんどん盛り上がっていった。

かといって、あんだけメディアで叩かれて辞めた人に投票するのも不安よね。

自分でも調べてみよう。

そこに斎藤さんは悪くなかったというナラティブがスーっと効く。

政策評価なんてのは各々の生活仕事によって変わるけど、人となりの話は「共感」だから

開票3日前くらいにはもう斎藤さんが勝てるかどうか!?くらいのテンションになっていた。

ワイが周囲の人と話したり、酒場で小耳にはさんだりした雰囲気は、こんな感じだった。

立花

わりと認知されてるし、メチャクチャやってて面白いという人もいる。

勘弁してくれ。

公益通報について

これ現実話題になることほぼなかった。

例の死んだ人と斎藤さん、どっちを信じる?みたいな雑な二項対立に回収される。

実際のところ、行政プロセスについて重視している人ってそんなにいないのではないかと思う。

目に見えるコネとかワイロとかには皆怒るけど、怒るにしても「そんなもんだよね」というくらいの認識では。

モリカケとかへの反応もそんな感じだったような気がする。

ワイは民主主義において手続き守ることと透明性は大事だとは思っているけど、具体的にどういうこと?と聞かれると、その、困る。都度調べる。

ワイが認識した時点で外部通報内部通報で扱いが違ういや違わないみたいな話になっていた。

投票行動はほぼ決まっていたので、公益通報者保護法違反かどうかという点は、置いておくことにした。

ただ斎藤さんが早急に犯人捜しと処分をしたというのは、自尊心が高そうかつ部下の勝手を許さないという性格推定合致しているので、その点考慮に入れた。

なんか怪文書が流れてるみたいですが、通報窓口に投げときますね、そっちが調べるのでそっちから聞いてください、というわけにはいかなかったんだろうか。

・稲村さん

公示前くらいに尼崎市民の知り合いn=1にどんな人か聞てみたら、「無難にこなしてる感じ」

斎藤さんは躍動してる感はあるな、たしかに。

ただその躍動イメージ自己PRすることに腐心し、結果周囲の県職員疲弊している、というのがアンケートから得たワイの認識

無難にこなす人が後任ならいいかと思い、投票に至った。

外国人参政権についてはワイは反対だし、稲村さんもしないって言ってんだから、しないんでしょう。

それは信じて斎藤さんのことは信じないのか、と言われそうだが、稲村さんのは今後の話だから手のひら返して推進しだしたら怒るよそりゃ。

ただそんな政治カロリー高い施策、そうそうやらないでしょう。

油断か?これは?

一次ソース

アンケートとか百条委員会動画とか、見てる人は多いと思う。

ただ、たいがい切り抜きで、キャプションがついている。

そして同じもの見て「パワハラ証拠!」「無実の証拠!」とかやっている。

おかしなるで。

兵庫県民はバカ

そんなひどいこと言わんといて。

兵庫ええとこやで、みんなおいで。

2024-11-19

anond:20241118092831

想像のみで証明が全く無い。有権者判断力を軽んじ、自分空想した手法に騙される軽薄な存在である馬鹿にしている。有権者がしっかり自分の頭で考えて誰にも騙されずに投票したという受け止め方ができていない。

 

>再選に至ることは誰も予想していませんでした

 

予想していないのはあなた一人だけ。

 

選挙カーは1候補者につき使える台数も決められているので、実質2倍の台数を使えることになっている。

 

選挙カー1台が2台に増えた所で得票にどれだけ影響するのか。

 

>それは斉藤氏が画策したことではなく、立花氏が勝手にやったこと、という流れを創り出しています

 

流れを創り出すも何も純然たる事実では。

 

SNS側でも同時に

 

SNS上でデマゴシップが出回るのは今回の選挙特有ではない。

 

>多くの斉藤氏を支持している人たちから袋だたきにされるという現象も頻発し、SNSでの言論封殺されていきました。

 

政治の話に異論が出るのは当然で、それを言論封殺表現する事は針小棒大異論が出なかったとしたらそれこそ不自然エコーチェンバーに陥っている。

 

SNS陰謀論過熱化し

 

斉藤当選立花氏やデマのおかげ、という陰謀論自分が唱えている自覚が無い。あなた投稿も多くの流言飛語の一つ。

 

立花氏は批判に繋がると思い

有権者にはこれが「斉藤氏を批判しているだけ」と受け取られる形に繋がっていきます

イメージがまた作り上げられていきました

ストーリーができあがりました。

>真面目で頑張っているのは斉藤しかいない、という結果になった

>という思想に繋がっていった、という感じです。

>そうすることで、多くの人の心が動かされることは実証されたと思います

 

あなた立花氏や有権者心理想像しているが何も証明が無い。

 

 

結果的に真面目で頑張っているのは斉藤しかいない、という結果になった

 

同じ表現連続している。

 

斉藤氏には類が及ばない

 

正しくは「累が及ばない」。

2024-11-18

anond:20241118194817

子供のころはおっさん週刊誌を読む理由が良くわからなかったが、おっさんになってみると、おっさんが何とは無しに情報収集する際の興味関心は、確かに週刊誌的なものになりがちだと強く実感する。

政治

経済

芸能ゴシップ

スポーツ

エロ

世間流行

など。はてブに上がってくるのも大体こんな感じだ。

若かりしはてブテック記事ライフハック記事にあふれていたが、今はそういうのは減ってる。

兵庫県知事選挙で、またも透明化される民意について

まず最初に、兵庫県知事選の結果を見て欲しい。

齋藤元彦 1,113,911 (45.2%)

稲村和美 976,637 (39.6%)

( NHK選挙報道より https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014640801000.html )

どちらが勝ってもきっとそうなるだろうなと思ったので、強く強く強調しておきたいのだが、兵庫県民がパワハラを良しとしたわけではないし、県民県庁職員の命を軽んじているわけではない。

逆に言えば、もしも稲村和美が選ばれていたとしても、パワハラが許されない県民性だ、と言うこともできなかった。

これは右派左派わず、まず念頭において欲しい。ブコメをする際にも一瞬だけ書き込む手を止めて考えて欲しい。

97万人もの人間投票したうちの39.6%の人間意思無視した発言になってないか

兵庫県で起きていたこと(前半戦)

自分の身の周りで起きていたことを記しておこうと思う。

当初は、いわゆる通常の選挙様相を呈していた。

組織票無党派とは言え党派性での応援対立候補

いわゆる、従来の選挙として、前半は以下のような感じだった。

自民党大敗記憶に新しいが、小選挙区自民党の内紛が起きていたところが概ね負けていたことを思い出すと、清水貴之立候補表明あたりで少し不穏さを感じていたと思う。

ただ、良くも悪くもテレビ新聞マスメディアでは、齋藤が再出馬するとは、という論調であった。

そもそもで言えば、県議会が(維新も含めて)全会一致で県知事不信任決議をする、というのが異例だった。

民意と言えば聞こえは良いが、マスメディア報道を受けて支持母体から圧力が日々増しており、かかる火の粉を振り払った結果、というところだろう。

兵庫県で起きていたこと(後半戦)

立花孝志を中心とした、従来にない選挙戦の様相を呈してきた。

事ここに至って、齋藤元彦が県知事失職以前に取っていた言動が、功を奏していた。

齋藤元彦は、「公益通報に該当するとは思っていない」や「瑕疵はない」と述べており、発言一貫性があった。(端的に言えば過ちを認めて謝罪していない)

告発文書が7つの項目からなっているのであれば、本来マスメディアは、それぞれについて裏を取り、特に知事選挙や政治資金パーティーでの違法行為を追求すべきであった。

失職に至る経緯である告発文書報道が、主に理解やす視聴率を稼ぎやすパワハラとおねだりに集中していた点が、事態悪化させていた。

ハッキリとここで書いてしまえば、齋藤元彦の選挙戦略は至極全うである

街頭演説では、おおむね、前知事井戸敏三県政の無駄遣いの批判自身の県政でのお金の使い方(高校への投資企業との連携)の話、未来ある子供たちへの投資の重視などが語られている。

そもそもの前回の知事選挙でも、トップダウン式の井戸県政を嫌ったと評されるが、基本的には自民党分裂選挙であり、自民党の内紛と勢いのある維新への合流が生んだ結果と言うこともできる。

まり、現職なのでそもそも地盤はしっかりとあり、井戸敏三県政から路線変更を行って財政再建を行っていて、元々市町村とは折り合いが悪い、という点までは織り込み済みの状況である

マスメディア側に誤算があったとすれば、「パワハラぐらいみんなやってるだろ」とか「あの程度のおねだりは役得じゃないの」という市民の声がカメラの前で拾えるはずがない、という至極当然の目線を忘れていたからだと言える。

トップダウン井戸県政を嫌ったはずの齋藤県政で、強引とも言える市町への予算縮減などをもっとフォーカスして解説すべきだったと思う。

ハッキリ言えば、共産党以下は泡まつ候補である

逆に言えば、稲村と清水との分裂選挙と言える状況で、稲村和美陣営には手抜かりがあったと言われても仕方がない。

一本化を図ろうとした市町の連帯を示す文書は、明らかに遅かったし、清水貴之への根回しも済んでいるようには見えなかった。

兵庫県でおきていたこと(マスメディア

マスメディアによる齋藤元彦おろし成功している。通常こうした場合、再出馬や再選はあまり現実感が無い。

そのため、マスメディア側のいわゆる醜聞を集める準備期間がほぼなかった点がある。

また、全国的にも良く知られているが、関西圏維新に対しては通常親和的報道が行われる。

齋藤元彦は、前回の兵庫県知事時代に、自民党日本維新の会共闘して県政を行っていた。

マスメディアとして、及び腰になっていたのではないかという点は、指摘できると思う。

また、醜聞、いわゆるゴシップとして視聴率を稼ぎやすネタが、齋藤元彦を利するものであった点も報道が少ない理由の一つと言える。

(もしも前知事時代女性関係醜聞があれば、こぞって報道されていたであろうことは想像に難くない)

兵庫県以外でおきていたこと(SNS

デマ醜聞荒らしであり、聞くに堪えず、見るに堪えない。

しかし、コメント欄などを見ると、メディアに騙されていた、齋藤元彦を応援しますという声は少なからずあり、影響が無かったとは言えない。

また、街頭演説に限って観てみるとわかるが、明らかにトレーニングを受けた演説慣れした者と、あまり演説しなれていない者とハッキリわかれる。是非聞き比べて欲しい。

兵庫県知事選挙でおきていたこと(対立候補、対齋藤元彦陣営

いわば本音と建て前の、建前の部分で、各自失策している。

出直し選挙民意を問うでべきであるという逃げを打った県議会マスメディアは、再出馬されてしまった場合に、取りうる手段が無い。

現に、今回民意を反映して(少なくとも当選する程度の民意は得ている)知事に返り咲いた為、県議会は筋論としては協力せざるを得ない。

また、あまり話題になっていないが、辞任と失職では県知事任期に差があり、失職後に出直し選挙当選しているので、任期リセットされており、ここから4年の任期となる。

今後、兵庫県で起きること

恐らく、齋藤元彦兵庫県知事の元、今後も市町とは揉めながら県政を行っていくと思われる。

文書問題調査特別委員会通称百条委員会)については、粛々と聞き取り調査が進めらると思うが、おそらく公益通報には該当しない、パワーハラスメントに該当する行為はあった、給与自主返納あたりで手打ちになると思う。

これはあくまでも一般論だが、刺すべきタイミングで的確に刺せないと、政治ではうまくことが運ぶことは無い。

兵庫県警が公益通報として受け取らざるを得ない内容、厚生労働省調査せざるを得ない内容、法務省調査せざるを得ない内容として、それぞれピンポイント匿名通報し、マスメディアにも流した場合、結果は違ったように思う。

五百籏頭氏が傑物であったことに異論は無く、執務中の急性大動脈解離については痛ましいとしか言いようがなく、それがストレスを起因としたものであったかもしれないが、それを知事問題とするには飛躍が過ぎる。

繰り返しになるが、稲村和美へと票を投じた97万人がいたことを忘れてはいけない。ほぼ、齋藤元彦では無い人物というワンイシューで集まった票がこれほどの規模だったことを忘れずに話をして欲しいと思う。

雑感

立花孝志の選挙戦略が当たったのではないかという話があったが、そもそもで言うと県議会が推す候補が一本化できていない(稲村と清水に分かれていた)点に問題があった。

単純な算数だが、対立候補が稲村和美(と共産党)だけだった場合当選していたのは稲村和美であった。

また、簡単に辞職を迫りすぎていた点にも問題があった。

県知事任期は4年であり、第53代兵庫県知事齋藤元彦は、2021年8月1日付に県知事になったので、ほうっておいても2025年7月末には任期を迎えた。

文書問題調査特別委員会が設置されたのであれば、この調査結果を待ってから辞職を迫るのが筋であった。

マスメディアの大変良くない点だと常々思っているが、加熱した報道で辞職を迫るのはいい加減どうにかならないか。それは報道では無く扇動である。また辞職は罪を償う手段ではない。

齋藤元彦が、井戸敏三県政を嫌っていることは外部からもうかがい知ることが出来るし、法律上はどうあれいわゆるパワハラ日常的に行っていたであろうことも百条委アンケート結果からは伺い知ることが出来る。

ただ、それを告発する為にとった手法公益通報に該当するのか、内容が真実だったとして法律上の罪に問われるものなのかは、また別の問題である

そういう、法律上はどうあれ報道され一部でも事実があり実害が出たのであれば責任を取って辞めるべきだという、マスコミを利用した政治手法が、うまくいかなくなった結果だと考えている。

(贔屓目に見ても怪文書しか言いようのないあの告発文書でここまでの騒動になるのだから、実情はさらに酷いのだろうと思うが、それは司法飛ばし私刑を行って良い理由にはならない)

蛇足

風向きで辞任を迫ったり、風向きでついたり離れたりしていると、触れるメディアから情報で同様に風向きが変わるのは当たり前だろう。

返す返すも、百条委の結果を待って、結論が出てから辞任を迫っていれば違っていたように思う。

パワハラ認定がなされたあとの再選と、パワハラ疑いの再選は大きな隔たりがある。

パワーハラスメントは、録音録画を行えば証明できるような単純なものでは無い。うっかりパワハラではないとされた時に、職も信用も失う危険行為なのだ

そして、パワハラを行う人間は、誰がやったかからないような不特定多数がいるような場所パワハラをしない。通常、パワハラは録音データ漏れしまえば即特定されるのだ。

そして、日本マスメディアには信用が無い。暴露は得意だが保護は不得意だ。

そうすると、パワハラ日常的に行われるのに、職を失いたくないから何の証拠も出てこないという状況が容易に起こりうる。

立花孝志の選挙戦略は、その点をピンポイントで突いたものだ。

従来のマスコミゴシップと同様の効果を、ほぼ単独で行えた点にこそ、大きな価値が出てしまった。

ただ、逆に言えば、事実に基づき、政策判断してほしいというような選挙戦略には、付け入る隙は無い。

やはり、そろそろマスメディア私刑として機能し、首長を叩き辞任させようとする傾向は慎むべきなのだと思う。

辞任以外の落としどころを作らない限り、また同様のメディアスクラムが起きた時に、立花孝志はおそらく違う手法で望んだ結果を得るだろうと思う。

実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます

とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます

従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。

私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。

https://anond.hatelabo.jp/20241118092831

anond:20241118092831

これは全部「三宮とその周辺」で起きたことなので

兵庫県の大半は影響してないよ

選挙看板は大変だったけど結果的には設置されなかったし

立花のところにゴシップ記事っぽいポスター貼ってあったけど誰も見向きもしてない

三宮は大変だったみたいだけど

兵庫県って東京の人が思っているより全然広いし人口もばらけてるから

ネットに出てくるのは三宮情報だけなんだけど

あの状況を見て「兵庫県全域がハックされた!」みたいに言ってる人は一度でいいか兵庫県に来てみてね

そろそろ蟹が美味しいしスキーもできるし温泉有馬城崎と良いところがたくさんあるので是非どうぞ

anond:20241118133748

ひろゆき風にいうとリハックは偏差値50以上に向けてやっている

双方の意見を並列に並べてさああとは視聴者判断してください!と

それを受けて立花偏差値50以下に向けて不倫ゴシップを強調する戦略に出たわけ

この二つの相乗効果で起こったことなのに

立花のやったことばかりにフォーカスするのは片手落ちなんだよな

偏差値50以上の層は立花に騙されたわけじゃないんだよ

斎藤知事の件、どこからどこまでが「陰謀論」なのか検討しようぜ

いったん俺が斎藤擁護派の立場から想定問答に回答していくので、増田たちはそれに反論を加えてくれ。

そして現在の断絶から少しでも有意義気づき合いが発生すれば幸甚だ。


なお、俺個人斎藤氏に対して否定的である

発端である怪文書に対し、「犯人探し」を命じた時点ですでに首長としての資格がないと考える。王様気分か。

そもそもパワハラする奴は無条件でNOである

それはそれとして、果たして斎藤批判の、あるいは斎藤擁護の、

どの部分がどの程度妥当なのかを、もう少しだけ見極めたいというのが本怪文書趣旨である


斎藤パワハラについて

パワハラの程度

もちろんパワハラは許されない。モラハラも、セクハラも同様だ。

斎藤はこの一点においてたしか非難されねばならない。

が、パワハラには程度というものがあるよな。

「机を叩いた」「20メートル歩かされたことで文句を言った」というのはパワハラレベルとしては10点満点中3点ぐらいだろ?(訂正:さすがに机叩くのは6点くらいはあるね!すまんかった)

実際、「パワハラ斎藤を許すな」と共同声明を出した22人の市長の一人である相生市谷口市長バンバン机叩いてたよな。

というかあれをスルーしたおかげで「斎藤の机叩き」が相対的に「悪いっちゃ悪いけど、やる人おるよね」レベルになってしまった感もある。

20メートル歩行叱責とかエレベーターとか付箋投げも、もちろん嫌な奴だし、確実に印象は悪いが、民間企業でもそれで辞任に追い込まれレベルではないのでは?

ここを検討したいので意見いただきたい。


●想定問答「パワハラパワハラだ、程度など関係ない。矮小化するな」

例えば「新卒のAくんめっちゃイケメンじゃね!?」という発言もご時世的に令和セクハラ範疇であるが、

女性社員の尻を撫で回すといった昭和セクハラとは比にならない。

前者はちょっとたしなめられる程度で済むが、後者ロシア営業所に飛ばされるだろうし、訴訟である

パワハラも同様で、ちょっとイラッとしてつい部下に嫌味を言ってしまうのと、

今日火をつけてこい。今日火をつけて捕まってこい」などと脅すのが同レベルとは言えないはずだ。

●想定問答「たしかパワハラには程度問題という面もあるが、斎藤のは最悪レベルだ」

机叩いて叱責したり付箋投げたり、職員に嫌味言ったりするのは本当に「最悪レベル」か?

だとしたら、現在リスペクトされているリーダーの多くが即刻辞任すべきだろうな。

今回斎藤知事をボロクソ言っている人は、

パワハラ職員たちを続々と退職に追い込み、パワハラ音声もばっちり録音されている房穂や、

・伝記本の内容がパワハラ大百科状態スティーブ・ジョブズ

・数年にわたり秘書スタッフが大量離脱を繰り返し、パワハラ証言報道も盛り沢山のカマラ・ハリス

についてどう考えるだろうか?「パワハラは程度問題だ、斎藤と比べたら3人とも普通だ」などと擁護したくならないか

なったならやはり程度問題を認めるしかないのではないか

●想定問答「120人の職員パワハラを目撃または体験したと証言している、泉やハリスとはレベルが違う」

1万人のうちの120人だから全体の1.2%が多いかどうかはともかく、

「机を叩いて声を荒げた」といった証言が異常に多いことから、多分実際にそういう悪行はあったのだろう。

しかしそれ以上の激ヤバエピソードはなかったよな?

まりパワハラレベルはせいぜい泉房穂とか相生市谷口市長ぐらいじゃねえか?


職員アンケートからは、斎藤氏が机を叩いて他人を威嚇したりする感情的で幼稚な人間であること、

広く職員に嫌われていたことは伺えるが、

斎藤派が言うような、他人を死に追いやる極悪狂人というレベルなのかは疑問が残る。


「4割がパワハラの噂を聞いたことがある」とかいう話にしても、

逆に言うと6割は「パワハラという噂すら聞いたことがない」と回答しているんだよな。

だいたい1万人から職員がいたわけで、けっこうな大企業レベルじゃん?

大企業の末端社員社長の悪い噂を知ってるかと聞かれたとして、

そもそも社長を近くで見たことがない」人間が大半なわけだ。

そんな連中の「聞いたことがある」「聞いたことがない」という回答に意味があるんだろうか。

そもそもこの報道が出始めてから職員はノリノリで「斎藤おろしゲーム」に乗っちゃったんじゃないの?俺なら絶対乗るわ。話も盛るかも。

安全勝ち馬に乗って、偉い誰かを引きずり下ろすのは、人類にとって娯楽の一種からね。


もちろん、アンケートでは机を叩いて職員を叱責する嫌な奴という程度であっても、実際はもっとハードハラスメントがあった可能性はある。

しかし、せめて百条委員会調査が終わるまでは「グレー」と見なすの法治社会に生きる文明人の態度ではないか

それまでは谷口市長泉房穂と同レベル人間として扱うのがせいぜいのところだろう。


しか

「K局長不倫事実だったとしても、斎藤知事不適格であることとはまったく無関係である

と主張する増田がいて、かなり支持を集めていた。俺も基本的にはその通りだなと思うのだが、

一方でその増田斎藤氏を悪魔化しすぎているようにも感じたものである殺人鬼扱いというか。


立花陰謀論について

この結果は立花が狙って作り出したものなのか?

まずここからして疑問。民主主義をハックした?そんな天才軍師か、あれが?

本当にそうなら都知事選とかでももちょっと党勢拡大できてたのでは。


パワハラ報道が出だしたあたりから、すでにXでは斎藤擁護はかなり多かった。

なぜ多かったのかは俺は判断保留するが、ここで「よし、統一教会仕業だ」みたいに短絡してしまう奴は陰謀脳の素養がかなりあるので注意な。

その後、著名人が「斎藤追放陰謀論」に言及し出した。その中でも特に熱心に乗っかってきたうちの一人が立花だ。

何が言いたいかというと、「まず先にそこそこ説得力のある陰謀論があり、あくまでも立花はそれに後から便乗して売名しようとしたのではないかということ。

立花が強力な陰謀論を生み出したのではなく、立花は元からあった有力な陰謀論に便乗して話を盛りまくったインフルエンサーの一人ってだけ。

さらに何が言いたいかというと、立花過大評価しすぎ。あいつはビッグウェーブたまたま乗っかっただけで、民主主義をハックなどできていない」ということ。




斎藤追放陰謀論はどこまで「陰謀論」なのか?

そりゃ、あのN国の立花だ、モラル皆無のデマばらまき野郎であり、そんな奴の言うことを信じる方がどうかしている。

が、前述の通り「斎藤追放陰謀論」は立花が言い出したわけじゃないよね。

からそれなりに説得力のある陰謀論があったのを、立花をはじめとする著名人インフルエンサーが話を盛って拡散したのだ。


で、良識あるネットの人々は

兵庫県愚民は全員立花の描いた妄想陰謀論に騙された」

という以上の分析絶対にしようとしない。

思考停止して日本は終わった」「民主主義が死んだ」「社会の底が抜けた」と叫んで気持ち良くなっている。

だが、そもそもどの辺までが陰謀論なのであろう?

陰謀論アウトラインは以下のようなものである認識している。

A.兵庫県民の期待を一身に受けて誕生した斎藤知事。彼に求められていたのは旧態依然とした兵庫県庁の改革と、既得権益層との戦いである。

B.そんな斎藤知事が気に食わない勢力県庁内外におり、問題のK局長斎藤知事の悪い情報を収拾し、怪文書メディアに発信した。

C.百条委員会真実を明かすと意気軒昂だったK局長が、証言を目前に控えて突如死を選んだのは、自身複数女性10人説まであるがさすがにどうだろう)を対象とした県庁内での不倫日記が、県庁没収された公用PC内に残されており、それが明るみに出ることを儚んでのことである

D.もう一人の死者であるH課長については、怪文書以上の情報が出ておらず、現時点の情報だけで「斎藤知事パワハラのせい」と決めつけるのも不適切ではないか

E.そもそも百条委員会調査がまだ途中で結論も出ておらず、「パワハラ疑惑」の全貌が全く明らかになっていないのに、不透明な段階で不信任決議を出した議会は異常ではないか

F.まだ疑惑曖昧な段階なのに、メディア斎藤氏を人殺し扱いして連日責め立てたり、22人の市長が連名で稲村支持を打ち出すのは不自然ではないか


まずAはただのファクト、DやEやFは陰謀論とも言えるが個々人の感じ方で正解も不正解もないので、明らかに陰謀論」と思われるのはBとCだな。

まあ、陰謀論なんだが、Cに関しては、どの程度まで事実か知らんが、ある程度の説得力はあったんじゃないか



なんで「百条委員会ですべてを明かす」と積極的姿勢を周囲に見せていたK局長が突如死を選んだのか?

マスコミ議会世論もみんな自分の味方であり、圧倒的に有利な状況で憎き斎藤氏・片山氏を糾弾できるのに、

そんな状況で死ぬには何らかの強力な事情があるはず。



すでに社会を巻き込んだバトルに発展していた以上、K局長の死が「パワハラを苦にしたものであるという解釈は難しいのではないか

だとすると、調査結果も出ていない段階で斎藤氏を「二人の職員を死なせた人殺しとして扱うのは、抑えた表現でいうにしても「言い過ぎ」「ちょっと勇み足」ではないだろうか。

百条委員会では、この真偽不明な「K局長公用PCに残されていた、10年に渡る複数女性との不倫日記」についてのやり取りがあり、

その音声が流出したことが、立花らの陰謀論に餌を与えることになった。これとかこれとかこれ文字だとこれ

一次ソースを持っている片山氏は「複数女性との不倫日記」としか言ってないので、10人とかいうのは立花氏による「盛り」なんだろうかね。


そしてこれに真っ向から反論できる常識人がいなかったのが、つまり立花対抗言論をぶつけられる人間がただの一人もいなかったのが問題で、

「誰も立花反論できてないな」となったら、斎藤に同情が集まるのはやむなしではないか

なぜ対抗言論SNSでバズらせまくるインフルエンサーの一人もいなかったんだ?

良識インフルエンサーの言うことといえば、兵庫県民は陰謀論に踊らされる情弱というだけだ。

それを読んで説得される兵庫県民なんかいないでしょ。

前述の増田による「告発者の不倫ゴシップなんか斎藤パワハラ無関係」という言説だが、ある意味では無関係ではないんだよ。

告発者がなぜ死を選んだか、その理由が「斎藤パワハラが原因」なのか「不倫日記バレが原因」なのかどうかってのは、大変重要論点だろ。

みんなが「人が二人も死んでるのに、信じられない」って言ってるのは、斎藤パワハラでK局長を死に追い込んだと思ってるって話じゃないの?


別に立花の言い分を鵜呑みにしないまでも、取捨選択した上で「これはただの妄想陰謀論だな」「あ、たしかにこれについては俺も引っかかってるな」「これに対する反論はないのかな」と探した上で投票判断した人間もいるはず。

そういう、いわば「信者でもなければアンチでもなく、複数情報源に当たって物事判断する」人間もいたはずで、勝手愚民化しすぎてないか


ブコメへの感想

https://anond.hatelabo.jp/20241118192937

兵庫県知事選でおきたこ

多くの流言飛語が飛び交っているので実際に起きたことを間近で目撃していた者として記します。

今回は兵庫県民も、そうでない人も、何が起きたのか理解できてない方が非常に多く、それも当然かと思います

また、私が記すことは、今後、他の方も分析されて文字にされる内容だと思いますので、この内容を鵜呑みにせず多くの情報を見て判断していただきたい。

まず今回の選挙の発端は既に多くの方が聞き知ってご存じだと思いますので割愛しますが、

ポイントとしてはあくま斉藤氏にかけられたのは「疑惑」であり、その対応無責任さに対して知事としての資質がないと判断され、議会から不信任決議案を出されて、全会一致で可決したことによります

百条委員会はまだ続いており、結論を得ていない「疑惑」の段階で世間風評を元に判断した。ここが大事です。

その後、斉藤知事は失職し、再選挙となりました。

普通に考えればこの一連の流れで、再選に至ることは誰も予想していませんでしたが、ここでN国の立花氏が参戦します。

この立花氏の動きが非常に重要です。

まず、当初立花氏は数十名を立候補させる予定で兵庫県選管に連絡をします。

これは東京都知事選で行われた戦略と同じです。

その際は設置していた選挙看板より立候補者の数が多く、混乱を引き起こしました。

そうならないように兵庫県選管は30人以上が掲示できる選挙看板を全箇所に設置しました。

狙いとしては、選挙看板写真で埋め尽くしたり、写真ではない広報物のようなものを貼り話題を作る予定だったのだと思われます

しかし、想定より多い選挙看板が実際に設置された状況をみて、県民から批判が上がり出しました。

それをすぐに察知して、立花氏は批判に繋がると思い、立候補者を立花氏1人に変更します。この判断の速さがすごい。

次に、ここからが実際の選挙戦での動きや戦略になってきます

まず、立花氏は斉藤応援立場をとり、自分には票をいれるなと喧伝します。

そして、前述の斉藤氏の疑惑に対して、逝去された職員ゴシップスクープとしてぶち上げ、拡散を狙います

これにより斉藤氏が実はこのゴシップを隠すために、黙っていた、職員を庇っていた側なのでは?というイメージを作ります

立花氏は次に選挙カーで街宣をして、このゴシップを広く喧伝し、斉藤氏ははめられたんだという演説を続けます

この時の動きが本当に巧みなのですが、まず斉藤氏は一切、立花氏と共闘をしているとは言ってません。

しろ選挙で争う相手だとみなしている体で、ずっと見て見ぬふりを続けていました。

選挙後の報道でも斉藤氏は立花氏に関して「似ている考えがあり共感できる部分がある」と言っており、あくまで関わりがないことを言い続けています

しか立花氏は斉藤氏の応援であるということは公言しており、そのために選挙カーも使っている。

選挙カーは1候補者につき使える台数も決められているので、実質2倍の台数を使えることになっている。

だが、それは斉藤氏が画策したことではなく、立花氏が勝手にやったこと、という流れを創り出しています

次に、当初は一人で街宣をしていた斉藤氏ですが、突然多くの支持者が街宣を囲み出します。

また同時に、他の候補者の街宣にはチンピラのような人達が多く出没し、嫌がらせ妨害行為が行われて、結果的10数名の逮捕者が出ました。

SNS側でも同時に、職員ゴシップと合わせて、他候補者特に稲村氏)のデマ批判内容、また斉藤氏が無実で何も悪いことはしていない、という内容が多数投稿され、多く拡散されだしました。

これを受けて、他候補者側は、選挙活動と同時に火消しを行わないといけなくなり、

ネットで流れている情報デマも多いし、斉藤氏が不信任決議を受けた経緯なども付け加えて話さないといけなくなりました。

しかし、有権者にはこれが「斉藤氏を批判しているだけ」と受け取られる形に繋がっていきます

そして当の斉藤氏は、これら街宣やSNSで行われていることは「一切」触れずに自身の主張のみを街宣で語り続けていました。

これにより、他の候補者は「悪口をいう候補者」、斉藤氏は「悪口に加担をしない、真面目な候補者」というイメージがまた作り上げられていきました。

また、デマ情報を訂正するような内容等をSNS投稿をすると、多くの斉藤氏を支持している人たちから袋だたきにされるという現象も頻発し、SNSでの言論封殺されていきました。

そうした攻防が続いている選挙中盤ほどに、SNSでは「斉藤氏は完全に無実で、全てはメディア権力者既得権益を守るためにおこなった、いじめである」というストーリーができあがりました。

そうした内容が日々拡散され続ける状況で、投票日が近づいてきた人達が、ようやく情報あさりだしたときに目にする姿は

斉藤氏が誰の批判をすることもなくずっと真面目に活動をしている姿

SNSでは斉藤氏はメディア既得権益にはめられた被害者なのであるという大量の投稿

・同様にSNSでは他候補者批判をする内容やデマなどの大量の投稿

・他候補者の街宣でも上記払拭するために「斉藤氏に関するネットデマ」などと情報を嘘扱いする内容

となり、結果的に真面目で頑張っているのは斉藤しかいない、という結果になったのかと思われます

立花氏の戦略が一番巧みなのは、途中にも何度も記載していますが、斉藤氏と立花氏は共闘をしていないというスタイルを貫いたこと。

そうすれば、立花氏側が他候補者いくら嫌がらせをしたとしても、斉藤氏には類が及ばない。

また、嫌がらせを受けている他候補者は、反論をしなければ票がはなれていく可能性があるので、反論せざるを得ず、否が応でも立花氏の作ったステージに上がらないといけない。

まりこうして、当選をさせたい候補者とは別の第三者立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせ

圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者けがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができるわけです。

候補者は完全にとばっちりではありますし、否定だけすればよいわけですが、これに拍車をかけてSNS陰謀論過熱化し、

否定をすればするほど「こいつらが既得権益者側で、斉藤氏を陥れようとしているんだ」という思想に繋がっていった、という感じです。

これは現行法の抜け穴とも言うべき手法ではないかと思います

最悪、問題が表沙汰になっても、全ては立花氏が独断でおこなったこと、としてしまえば、どこまでいっても斉藤氏には影響が少ないです。

そしてこれは今後どのような選挙にも活用できます

第三者として立候補し、勝たせたい候補者以外に嫌がらせをする。

勝たせたい候補者ヒーローになるようなわかりやすストーリー喧伝する。

そうすることで、多くの人の心が動かされることは実証されたと思います

実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます

とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます

従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。

私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。


11月19日 7時45分 追記

多く反響いただきありがとうございます

あれやこれが足りてないんじゃないかというご意見も多いですが、文章記載のように

自分の見えるものをまとめている限りですので、それぞれの側面から見える分析を多くの方にしていただきたく思います

また、反応を見ていても思うのですが、SNSでは正しい情報よりも、権力者は悪といって晒しあげたり

そうしたものを叩いてバカにしたり、誇張して歪めた情報の方が「面白い」のでバズって広まりやすいのだと思います

それは意見の中にもあるように、元々、TVメディアが今まで大衆向けにしてきたことで、その河岸SNSに移ってより制御がきかなくなったもの、とみるべきなのでしょう。

立花氏の行動のクローズアップはしていますが、あくまでそういった人々の習性のようなものを利用している、という部分はあるのではないかと思います

自戒も込めて、付記させていただきます

2024-11-15

俺って、結局、そんなにオタクじゃないかもしれんわ

熱心にアニメ見てたのは深夜アニメ存在を知った中学2,3年の2年間だけで、高校生になったら毎期2,3本(それも何かの続編だけ)くらいしか見なくなってて、大学生になったら話題になったアニメしか見てないんだよな。

たまに漫画とかラノベ買って読んでたり、相変わらず二次元美少女好きだし、SNS情報回ってきてネットミーム流行りに詳しいから、どこか自分のことをオタク勘違いしてたかもしれんわ。

そう考えたら、石鹸枠アニメ面白くないって感じたのも、めっちゃ流行ってるなろう系が死ぬほど嫌いなのも、最初から俺はオタクじゃなかったのが悪いんだな、と納得がいった。そりゃ、刺さるわけないじゃんね。まあ、だからと言って、青空文庫にある文豪小説村上春樹の本が面白いとも思わんが。

でも、オタク自称するのはそのまま続けようと思う。それしかコミュニケーションの取り方分かんねーし、今更、俺オタクじゃなかったわなんて言えないし、周りが楽しそうに喋ってるのは見てても嫌じゃないしな。しょーもない芸能人ゴシップ話、他人悪口聞いてるよか楽しいわ。

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