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2025-03-04

anond:20250304171247

変なコラボとか地上波とか看板に流して欲しくないんだよなぁ・・・

原作ファンでも喜ぶのって結構キモな部類の方々だけで、大人しいファンはそっとしといてくれ・・・って気持ちになるというか。

一部の人が大喜びするから広告代理店ファンが喜んでる!!って思ってるフシがある

2025-02-22

ウォーターサーバー業者を潰せば、みんなハッピーになる。

ウォーターサーバー業者とか、ワンルーム投資営業会社とか、広告代理店などのテレアポ業者とか世の中に要らないよな。

個人電話への営業って禁止されてるんだっけ。

でも法人への電話無法地帯だよな。

どこの会社もそうだけど、1日中営業電話がかかってくるね。あれ何とかならないかね。

固定電話の着信拒否も30件までは出来るけど、登録しきれないから。

何かしているとき電話取ったら営業電話で、ガチャ切りしても、ため息が出て、直前、何しようとしてたか一瞬、忘れるよな。仕事邪魔

仕事パフォーマンスが下がる。日本生産性の低さの温床の一つだよね。

4月になると新人教育の一環なのか、増える気がするんだよね。

メンタル鍛える経験や人としゃべる経験としては大事なんだろうけど、その時間に付き合わせられるほかの会社迷惑しかない。

ウォーターサーバー業者なんか、ショッピングセンター広場で、ノボリ立てて、適当なこと言って契約させて、解約したら違約金盗って儲ける会社なんか社会悪のもの。サブスク的に売り上げは安定するんだろうけど、悪徳経営者だけ儲かって、使い捨て社員には還元されないだろ。

テレアポも1日中かけてもアポ1件とか効率悪いし、病むほうが早いだろ。

本来最近問題になっているインフラ建築運送人手不足もこういうホワイトカラーもどき会社が、Fラン大学からむちゃくちゃ求人集めて、本来、そういう業種に就くべき人材が、くだらない業者に吸収されて、そして病んで辞めていく。そして長年のニート生活への突入の原因の1つ。

それでも残った奴は後々、ビックモーターやらの詐欺営業ワンルーム詐欺業者みたいになって、更に世間迷惑をかけていく。

中共は嫌いだけど、加熱する教育産業を一瞬で潰したからな。国はそういう点だけは見習って、詐欺営業会社は潰して、インフラ業などに人材流れるように対策しろよ。

テレアポ法人でも禁止になるようにして、被害報告数が一定超えたら、経営者を即逮捕して、社員を開放して、インフラ業に就くようにしてくれよ。

雇用保険料はテレアポをやっている業者だけ特別に取れよ。

既存顧客電話することはあるだろうから、1日3件を上限として、それ以上のテレアポ社員がさせられたら、ハローワークへチクらせてペナルティを科せよ。

日本自由すぎて何の仕事するのも自由職業に貴賤なしは、昔の言葉であり、必要な業種を下に見ることを許されないけど、ウォーターサーバー業者ワンルーム投資不動産会社テレアポ業者不要なんだ。被害者を生むだけだし、ウォーターサーバー通販でも買えるんだわ。

でも社員もそれ辞めても肉体労働ヤダから、また同じホワイトカラーもどき求人探すんだろうな。これが日本衰退の一つだろうな。

誰か他にも不要な業種があれば教えてほしい。

2025-02-20

うどんCMの件は広告代理店とか制作会社とんちんかんなだけ

CMってターゲットがいて、そこにどういう行動をさせたいか目的のあるものだと思う

今絶賛炎上中の赤いきつねについてだけど、あれは多分若い世代赤いきつねとか緑のたぬきを買ってほしいんだと思う

そこでSNSで有名なクリエーターさんに声をかけて何人かでCM動画を作ってる

キャラデザ山下RIRI さんが叩かれてるけど「スタッフの皆様お疲れ様でした」って言ってるしもちろん彼女1人で作ったCMではなく

企画した人がいて、発注した人がいて、それに合わせて山下さんが作っただけ

個人アニメーション作品ではなくCMだし

広告代理店10から20代くらいのSNS世代女性に「カップラーメンを食べるのもありだよ!」って思わせるCM企画した。

若いSNS世代カロリー気にしてるからカップラーメンなんて食べなくなってるよね。分かる分かる。

そんなカップラーメンから遠ざかっている若い女性

ドラマ見ながら夜中にかわいくカップラーメン食べることだってあるよね?」ってイメージを伝える

そんなことないけど、これは理想的イメージであってそこはリアルとかけ離れていてもいい

バカかい都心マンションに住む新卒くらい若い女性が出てくるのがCMであって夢を売るのがCMだし

何がマズかったって思った通りのイメージで伝わってないってことじゃん?あれを見て若い女子が「うどん食べたい」って思うんじゃなくて30代40代50代の女性差別に敏感な女性が「気持ち悪い」って反応することの方が目立ってる

少なくともXでは

それはもう意図してなかった反応であってCMとしては失敗じゃん?広告代理店の失敗。

有名な永谷園ワシワシお茶漬け食べる青年CMがあるけど、あれを見て「お茶漬けをこれくらい豪快に食べるのってかっこいいな。食べたいな」と思う。男性女性も。

久しぶりにお茶漬け食べてみたいな、とかね。

夜中に涙を流しながらドラマを見てうどん食べる女性、しかルックスはいかにもかわいこブリっ子な感じのか弱い女性

これを真似したいと思う???

これみてこの女性世代女子10代か20代くらい)が夜中にうどん食べるのアリだなって思う???って話

いやお前は1020代女性じゃないだろ?って思うじゃん?たしか

でも今の主流ってAKBみたいな普通っぽい女の子じゃなくて、韓国アイドルみたいなかっこいい女性若い子にも支持されてる

そうじゃなくてもか弱いかわいこちゃんに憧れてる女性なんて少ないのよ

強く見える女性が本当は弱いことはあるけど、弱くありたい女性なんている???

だったらアニメだったとしても米倉涼子みたいな強そうな女性が化粧落としたあとにバラエティーみながらガハガハ笑ってカップラーメン食べてる。でも次の日はカッコよく家を出るとか

普通大学生女の子がお昼に友達赤いきつね食べてるとか

あのちゃんみたいな不思議っ子が朝からうどん食べてるとかの方が真似したくなるじゃん

ああ、こういう感じもアリだよね!ってなる

「いやいやこれは男性向けのCMから」って言い出したら、じゃあそれは性的な意味であのアニメ作りましたよね??男はこういう女がいいってことですよね??みたいになるからそれは可能性として考えないでおく

何が言いたいかってきつねのCMキャラデザとかアニメ作った人がいけないのではなくて、そもそも10から20代女性ターゲットに向けたCMを作る時にあの感じ(かわいい女子目をうるうるさせながらうどん食べる)を企画して通ってる時点で広告代理店危機っていうだけ

かなり時代を分かってない

今回の失敗のサンプルがとれたからさすがに分かったよね??

っていう話

2025-02-19

広告炎上性的表現関連で抗議デモが起きないのはなぜ?

東洋水産の件で思ったのだが、題名にあるような炎上に関連した企業広告代理店アーティスト個展の前等でデモがほぼ起きていないのは実に不思議

私の知る限り、2021年の小金井市とおちこぼれフルーツタルトのコラボに対するデモしか知らない。

広告性的表現に関連しないネット上の批判・論争及び陰謀論に端を発したデモは、財務省解体デモ島耕作沖縄基地反対派描写への抗議デモコロナワクチン反対デモなどがある。

しかし、広告性的表現に関連した途端、ネット上ででの論争から現実世界でのデモに発展しない傾向がある。

上記の傾向があるから批判者が企業広告代理店アーティストに舐められるのではないのか?。その上、「非実在炎上」呼ばわりして、炎上矮小化する動きも出てしまっている。

2025-02-06

CMエキストラと思われる高齢女性が「わ」「だわ」を語尾につけた台詞を言っていることがある。

高齢といっても70代程度と思われる。

今の70代はもう、普段話し言葉でこのような女性語の語尾を使うことが廃れた世代ではないのだろうか?

広告代理店等の意向によって不自然言葉遣いを強いられているに過ぎないのではないか

しかしそれでも、せっかぐグルメで無理やり普段使わない方言素人イントネーション等カタコトになるのと違って、不自然なところなく女性語を使った演技ができるのは、エキストラはいっても俳優のはしくれ、ということで、演技に必要想像力が発達しているということなのか。

dorawiiより

2025-02-02

広告代理店名前が挙がらない不自然

TV局の組織的性接待や上納があるとすれば絶対に関与しているであろう存在

頭越しにやられて黙っているはずのない存在

アテンド」こそが仕事といっても過言ではない、広告代理店名前が挙がらないのはなぜなの?不自然過ぎない?

酒の席で暴走するタイプ会社はこれからどうなるの?フジテレビみたいな

一回そういう会社いたことがある

経営者友達から始まってて、途中で上手く行ってなんか大きくなったみたいな会社

ちょっとそういう系の会社の特徴を挙げる

 

社長カリスマがある、あるいはプロダクトにカリスマがある

知名度がある、憧れられる

アート系、メディア系、営業系、体育会系

・派手さ、華美さがある

・人気があるから美人もたくさん入社する

・ノリが良いかどうか、空気が読めるかどうかが重要

・酒の席で一部の社員暴走して経営層は咎めない

下品、壊す、汚す、セクハラ、などなどでよく出禁になる(飲み会社員旅行)

大学の飲みサー、ヤリサーみたいなノリ

・男だけじゃなく女もそんなノリ

社員同士仲が良いが、社内政治もある

・人事が曖昧

・誰が誰と寝ただの、誰が誰を襲っただの、男女トラブルの噂が耐えない

 

こういう人らなんていうっけ、ウェイ勢?ネットの奴らが嫌いなタイプ

でもその中で勉強めっちゃできるタイプ、案外居るには居るんだよね(特に私大にいる)

一部はそれでもボーダーラインを超えない、セーブした羽目の外し方をするんだけど

一部は暴走するんだよね(大学で羽目を外してなかった人がそうなりがちとかいうよね)

 

こういうノリ、まあオタク系の人は大嫌いだから社内で分断していくんだけど

経営層がそのタイプだった場合、あるいはそのタイプ社内政治に長けていた場合地獄が発生する

 

昭和では有名企業でさえこんな会社山ほどあっただろうし、平成にも全然あったみたいだけど(自分観測したのは10年前だから平成27年くらい?)

ようやくというか、流石に令和には風当たりが厳しくなってきているようで、じゃあどうなるんだろう?と思ってる

 

でも彼らが止まるわけ無いと思うんだよね、ハメ外したい勢ってあれ本能でしょ?怖いもん

自分理系大人しい奴らの中で生きてきたから、世の中の半分はこうなんだなと理解した

 

ちなみに俺が居たところは面白いことする系の会社だったけど、こういう会社って創作オタクとウェイ勢が集まってくるんだよね

テレビ局とか広告代理店はたぶんウェイ勢ばっかだと思う、正直女性女子アナほとんどそうだと思う

ノリだけで言えばフジに限らないでしょ当然

みんなビクビクして生きていくのかなあ

盛り上げようとしてくれる、ライン弁えてる人はむしろ好きなんだけどね

2025-02-01

20年前の会社員には、選択肢が二つあった。

上司パワハラに耐え、会社の悪行を黙認して正社員として働き続けること。

会社を辞め、非正規社員として個人労使交渉して働き続けること。

年功序列が崩れたことによって正社員でいることの価値は薄れ、労使交渉の成果によって非正規社員待遇改善されてきたが、

放送業界広告代理店総合商社などは好業績かつ給与水準が高かったこともあり、ブラック体質は改善されなかった。

フジテレビが泥船化したことによって声を上げた社員が、本当に勇気ある人たちだと思うか?

彼らは、高給と引き換えに「会社の悪行を黙認して正社員として働き続ける」ことを選択した人たちだ。

本当に正しいことをしたかったのなら、会社を辞め、高給を諦めてフリーランスで働くこともできたはずだ。

だが、彼らはそうしなかった。だからこそ今まで声も上げなかったし、会社ブラックのまま変わらなかった。

彼らは前時代経営幹部らを意気揚々糾弾するが、先人たちが築き上げた権益に乗っかることは恥とも思わないようだ。

俺は彼らのことを被害者だとは思わない。むしろ共犯者だろう。

パワハラ幹部を失脚させてホワイト楽園を作ろうという心意気は悪くない。大いにやるべきだ。

しかし、良かれと思ってやったことが致命傷になることもある。泥船は泥船として、沈むべき理由があるものだ。

傲慢と善良とBPD

傲慢と善良』を読んだ。素晴らしい作品だった。

この本は、婚活アプリ出会った男女2人の視点物語が描かれているんだけど。前半の男性目線パートは「ほんとそれな」っていう気持ちで読めて、後半の女性目線パートは「なるほどそういうことなのね」っていう答え合わせみたいな気持ちで読めた。なんで読んだかといえば、私自身、婚活アプリで今の妻と出会結婚したっていう境遇の近さもあったし、結婚してまだ1年も経たないがうまくいっているとは言えず、私自身苦しく、今後どうしようか悩んでいたからだった(朝井リョウさんの帯書きがそんな私の状況に刺さる言葉だった)。

で、今読了したところなんだけど、圧倒的なリアルさに震えつつ、自分ぼんやり思っていたことを言語化するのに役立たせてもらった感謝、圧倒的感謝気持ち。多分 "結婚" というワード違和感をもったり漠然不安を感じるひとは読むといいと思う。

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こっからは、ネタバレ含むタイトルを回収する話。

私は、私の妻はBPD(境界性パーソナリティ障害)ではないかと疑っていて、妻と私は共依存関係なのではと思っている。一般的にそれぞれがどんな症状なのかはネットAIに聞いてみてくれ。までも簡単にいうと、メンヘラとその親代わりなることに自身価値を見出す人の不健全関係といえるかも。

で当然ながら、私は自分境遇をこの本の主人公2人に重ねて読んでいた。

すると、女性主人公である真実毒親・過干渉な母とは共依存関係で、お互いに自他の感情問題境界曖昧になってしまっているように読めるし、意を決して自立しようと親元を離れて自分自身結婚相手を探してみても、結局は母の代わりとしての新しい依存先を探しているだけのようにも読める。それに、男性主人公である架くんの友達第三者には「いい子」を演じてしまうあたりも、BPDにおける見捨てられ不安からくるものだし、そしてその背景には小さい時に母に植え付けられてしまった「いい子でいないと自分には価値がない」っていう生存戦略大人になっても維持し続けてしまっていることが大きな要因としてあるんだろうなとも推測できる。

それに、ストーカーされているなんていう大嘘をついて男性主人公である架を結婚に踏み切らせる手法は(架の女友達からひどいことを聞いていたとしても)、明らかにBPDのいわゆる試し行為じゃないだろうか。「この子は私がいなくてはだめになってしまう、自分が守らないと」というある種善良な男性依存心をくすぐるもの。それで結婚しても当然ながら前途多難で健全ではない関係なんじゃないか?と思う。

でも、それにひっかかる架くんも架くんなんだよね。本当に鈍感で女性心理がまるでわかっていない、傲慢脳内お花畑なんだろうなと(その言葉はそのまま自分に返ってくるんですけどね...)。本書ではあまり描かれていなかったけど、架の家庭環境ももしかしたら影響していたかもしれない。だって普通自分が70点をつけた相手が、プロポーズした後に失踪して半年以上も連絡がとれない状況になったら諦めない??自分責任だって感じるのはわかるけど、仕事もないがしろにして探し回る様子は執着しているようにもみえるし、真実の無事と嘘が発覚したあとも式場をキャンセルせずに待ち続けるってどうなの?半年以上会ってないのに、再会してすぐ再プロポーズって実際どうなの?

それに、父親が亡くなってしまったときも、中堅の広告代理店で順調にキャリア積んでいたのをやめてまで父親会社を継ぐのは、不自然に思える。おそらく母親のことを考えたのかもしれない。母親では父の仕事の代役はできないし、母を悲しませたくないか自分犠牲になれば...みたいな。そういうところを見ても、人生大事選択他人に任せてしまう、それはそれで真実とは違う角度で、自他の感情問題境界曖昧になっているようにみえた。もちろん、その最たるものは、真実との結婚だけど。

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最後エピローグとして、主人公たちが結婚する様子が描かれているんだけど。その慧眼に震えた。

エピローグを読まなければ、それは女性主人公である真実自身過去を克服して自立する物語になるし、エピローグまで読むと、一見いい話で終わるようにもみえるけど、BPD(の疑いのある)当事者とそのパートナーとの関係と考えると、実は救いのない残酷物語になるんだよね。

「あぁ、この夫婦はいつまでもこんなことを繰り返すんだろうな。お互いに依存しあって振り回されて、そのたびにそれを乗り越えなきゃいけないんだな...二人とも心と身体持つかな...」

っていう。そういう意味で、エピローグではきれいな情景描写で終わっているけど、こっからスタートであって、こっからが大変だっていうっていう結婚大事なところは描かれていない。各自の親との関係性を不安視するところとか、「何考えてるの」のやりとりで、これからの大変さを表現しようとしていたのかな。でも全然足りない。私が感じている結婚の大変さからしたら。本の主題とか区切りとしては、そこまで描かないのはそりゃそうだけど。

なんにしても、自分物語のように読めて、自分自身客観視するのにとても役立ったし、妻に対する解像度想像力が少し養われた気持ち残酷ではあるけど、現実を突きつける良本だった。

2025-01-28

フジテレビ10時間超え記者会見」の舞台裏世論を覆す広報戦略

今回、私が広報担当として指揮を執ったフジテレビ記者会見は、間違いなく「広報総合格闘技」と呼ぶにふさわしいものでした。経営統治の不備やガバナンスへの不信感に加えて、あの中居正広さんと女性とのトラブルが引き金となり、広告主・株主から批判が噴出。さらに初動の遅さが炎上を招き、もはや打つ手は限られた状態でした。しかも、事前にキャッチコピーを作り込んだり、議題をコントロールしたりといった一般的記者会見の下準備をする余裕すらなく、結果的に「真っ向勝負説明し切る」という選択肢しか残されていなかったのです。

それでも「なんとか世論こちらに振り向かせたい」という思いから、私はあえて「途中休憩ゼロ」という強硬策を打ちました。これは過去に何度か危機管理広報現場経験してきた私の現場感覚がなければ躊躇していたかもしれません。会見の長丁場化は予想していましたが、10時間を超えることになるとは正直、私自身も想定以上でした。普通なら1時間半、長くても2時間程度が限度でしょう。ところが今回は「途中退席すら許さない」「中途半端説明で逃げるのを防ぐ」という方針を徹底するために、どうしても会見そのものを“終わらせない”という選択をしたのです。

ただし、これほど長時間になると、経営陣の身体負担は計り知れません。中には体力が限界を超える人も出かねないし、トイレ問題も当然出てきます。そこで、私が下した結論は「着用できる方にはおむつを履いてもらう」というものでした。最初は「企業トップがそこまでするなんてあり得ない」「逆に恥を晒すだけでは」と反対意見も多かったのですが、企業の信頼が大きく揺らぐ非常事態からこそ“常識”にとらわれている場合ではないと思ったのです。実際、一部の経営陣は顔をしかめながらも最終的には納得してくれました。結果、「トイレ休憩ゼロ」で会見を駆け抜ける覚悟を示すための、“ある意味での必殺技”となったわけです。

しかし、ただ「休憩なしで座り続ける」だけでは説得力が弱いと感じていたのも事実です。そこで、今回はもう一つ演出的な工夫を凝らしました。それが経営陣のメイクです。長時間質疑応答で表情が崩れていくのは避けられないにしても、最初からやたら「元気そう」では逆に「まだまだ余裕があるのでは」と見られてしまう。そこでプロのヘアメイクさんに依頼して「深刻さや悲壮感が伝わるメイクをお願いします」と、あえて目の下のクマを強調させたり、肌の血色を落とすなどの技術を駆使してもらいました。「ここまで追い詰められている」「会見前から眠れずやつれている」という雰囲気演出することで、世間に本気度や過酷さを伝えようとしたのです。

さらに、私は「10時間」という長丁場に耐えるための体力面にも気を配りました。長時間の拘束により、本当に病人が出てしまっては本末転倒です。会見直前ににんにく注射ビタミンB1などを主成分とする疲労回復注射)を受けてもらうよう手配したのもその一環です。もちろん、にんにく注射万能薬というわけではありませんが、「とにかく極限まで身体を持たせて、最後まで答え続ける姿勢を崩さない」――この必死さを表すためには、思いつく限りの手段を使わざるを得ませんでした。実はこの一連の準備を知った広告代理店や業界関係者からは「やり過ぎでは?」という声も聞かれましたが、私は「現状のままでは何も変わらない」と信じて突き進んだのです。

会見が始まると、予想通り、いや予想以上に批判的な質問が次々と投げかけられました。初動の遅れ、被害女性への対応第三者委員会独立性への疑念広告主や株主の不信感――矢継ぎ早に問い詰められる経営陣は、表情も声もどんどん疲労の色を帯びていきます。それを見て、私は内心「これが狙いでもある」と思っていました。というのも、今回の会見はただ“綺麗な釈明”をするのではなく、「企業トップたちが全力で問題に向き合っている」という“過酷なまでの姿”を見せつけることで、何とか世論の“厳しさの中にもわずかな理解”を引き出したいと考えていたからです。

実際、時間が経つほど、SNS上でも「まだ打ち切る様子がない」「トイレ休憩させてあげて...」と戸惑い、少しずつ空気が変わっていきました。(開始6時間後におむつ交換のため一度のみトイレ休憩を実施しました)「フジテレビかわいそう」「批判は当然だけど、確かに逃げない姿勢は見える」といった声が散見され、会見後は一部の広告主が「とりあえず引き続き見守ってみようかな」と態度を軟化させる動きも出始めたのです。もちろん完全に信用を回復できたわけではありませんが、少なくとも「何も説明しない・弁明ばかりの企業」というレッテルを多少は拭えたのではないかと感じています

こうした「広報総合格闘技」的アプローチは、一歩間違えれば単なる“奇策”として失敗に終わる危険性も高いです。おむつ悲壮メイクにんにく注射などのあらゆる手段を駆使するなんて、「そこまでしないとこの企業は立ち直れないのか」と呆れられかねないリスクが常に付きまといます事実、私も「大丈夫か」「逆効果にならないか」と自問自答を繰り返しました。しかし、それでも「あえてここまでやるしか、この炎上は収まらない」と確信するに至ったのは、私自身が過去に積んできた危機管理広報の実績と、ここで何もせず中途半端に終わるとフジテレビが本当に沈む、という強い危機感があったからです。

結果として、記者会見10時間を超える日本史上最長クラスの“異様な”長丁場になりました。けれども、経営トップたちが極限状態に追い込まれながらもなお説明を続ける姿は、炎上中の世間メディアに対して「ここまでやって初めて、本当に反省していると見てもらえる」という一定の効果を生み出したと思います。もちろん問題の根幹はまだ解決していませんし、企業風土改善被害者への誠実な対応株主スポンサーへの信頼回復にはまだまだ時間必要です。それでも、私としては「少なくとも企業として逃げずに向き合った」という揺るぎない事実を残せたことに意味があると感じています

広報という仕事は、単なる“宣伝役”ではなく、こういった「総合格闘技」とでも言うべき様々なアプローチを駆使して、企業組織が抱えている根本的な課題に向き合い、世間との接点を作る役割だと改めて実感しました。綺麗ごとだけでは済まされない現場で、身体を張って危機を乗り越えるための戦略を作り上げる――それが私の真骨頂でもあります。今回の壮絶な経験を糧に、フジテレビ再生に向け、そしてこれから広報未来に向け、まだまだ闘いは続きます私自身、これほど辛い戦いは滅多にありませんでしたが、「何もやらなければ企業は沈む」という危機感を共有できたことで、最後まで全力を注ぎ込めたと思っています。確かにハイリスクな一手でしたが、現状を変えるには総合格闘技さながらの捨て身の覚悟必要でした。その覚悟が少しでも多くの人に伝わっていれば、これから信頼回復への一歩として報われるのではないでしょうか。

(この物語フィクションです)

2025-01-27

フジテレビ失望した

 かつては「ひょうきん族」や「トレンディドラマ」など、数々の人気番組を生み出し、一時代を築いたフジテレビテレビ局の“王者”と称されていた時代もありました。視聴者にとって、フジテレビ番組は新鮮でエッジが効いていて、週末の楽しみだったという人も少なくないでしょう。しかし近年、視聴率低迷や番組内容への批判などが重なり、その栄光は徐々に陰りを見せ始めていますさらに、昨今は「中居くん問題」や「アナウンサー接待問題」といった、かつての“王者”としては信じがたい出来事が相次ぎ、多くのファン視聴者から失望の声が上がっています。ここでは、フジテレビの近年の動向や問題点を振り返りながら、なぜこれほどまでに失望感が広がっているのかを考えてみたいと思います

中居くん問題に見るフジテレビの“番組作り”の迷走

 まず注目したいのが、「中居くん問題」と呼ばれる一連のゴタゴタです。中居正広さんはSMAP解散後もバラエティ番組MCとして活躍し、テレビ界でも抜群の知名度と実力を誇るタレントです。長らくフジテレビ看板バラエティ番組に出演し続け、同局としては視聴率の要ともいえる存在でした。

 しかし、SMAP解散後の扱いをめぐっては、フジテレビ姿勢に疑問を呈する声が上がりました。たとえば、解散騒動の真っ只中における本人へのインタビューが十分に用意されなかったり、マネジメント事務所との関係性ばかりを気にするあまり番組の編成上で中居さんのポジション曖昧になるなど、視聴者から見ても「どうしてこんな不自然な流れになっているのか」という印象が残る場面があったのです。

 さらに、一部メディアでは、フジテレビ内での“中居くん離れ”が進んでいるのではないかと報じられることもありました。過去に長く続いていたレギュラー番組が突如終了したり、番組予算が大幅に削減されたりといった噂も飛び交い、「結局は数字視聴率)を持っているタレント大事にしないで、裏事情を優先しているのではないか」との憶測が広まったのです。

 もちろん、テレビ局側にも事情はあるでしょう。タレントスケジュール事務所との契約条件、時代の流れに合わせた新陳代謝必要性しかし、長年フジテレビ番組を支えてきた中居さんのような人気者を、あたかも“使い捨て”のように扱うかのように見えてしまうのは、視聴者にとって大きなショックです。特にSMAP解散という大きな出来事の後だけに、ファン感情はより敏感になっており、些細な番組編成上の変化も「冷遇」「軽視」と捉えられやすい側面があります

 こうした状況が生まれた背景には、フジテレビ自体視聴率獲得のために右往左往し、これまで築いてきたタレントとの信頼関係ブランド力を損なってしまっているという構造的な問題があるといえるのではないでしょうか。

アナウンサー接待問題企業としてのモラルへの疑念

 フジテレビに関する騒動タレントの起用法だけではありません。もう一つ大きな波紋を呼んだのが、いわゆる「アナウンサー接待問題」です。これは、同局の人気女性アナウンサースポンサー広告代理店関係者などを“接待”する場に同行していたのではないか、と取り沙汰された一連の報道を指します。

 テレビ局アナウンサーは、自局の番組の顔ともいえる存在です。報道番組情報番組担当し、視聴者から信頼を得る一方で、そのイメージ戦略を局が積極的推し進める場合も少なくありません。フジテレビにおいても、女性アナウンサーの“アイドル化”路線は長らく注目されてきました。男性視聴者層を意識したグラビア展開やイベント出演など、「アナウンサーというよりもタレント」と呼べるような活動をしているケースも多々見受けられます

 しかし、スポンサーとの接待や、いわゆる「飲み会への帯同」が事実だとすれば、そこには明らかに企業としてのモラル”が問われる問題が生じます広告収入を最大の収益源とするテレビ局が、スポンサー広告代理店との関係を優先するあまり、社内の主要な顔であるアナウンサーを利用していたのだとしたら、視聴者としては不快感を拭えません。

 当然、こうした疑惑に対してフジテレビ側は公式否定したり、詳細を明らかにせず黙殺するような姿勢を見せたりすることがありますしかし、SNS週刊誌などで火がつけば、簡単には沈静化しないのが現代社会メディア環境。真偽がはっきりしないまま風評が広がり、局全体のイメージダウンにつながってしまうという事態になっています

 視聴者は、番組内で華やかに活躍するアナウンサーたちを見て、「彼女たちは本当に笑顔の裏でこんな接待をさせられているのだろうか」と疑念を抱くようになりますさらに言えば、「企業として、従業員であるアナウンサーを守るつもりはあるのか」という疑問に発展しても不思議ではありません。本来ならば、放送を通して正しい情報エンターテインメント提供すべきメディア企業が、その裏側でモラルを欠いた行為に加担していたとしたら、失望感は大きいものにならざるを得ないでしょう。

失望の背景にあるもの:かつての「王者からの転落

 こうした「中居くん問題」や「アナウンサー接待問題」を含め、近年のフジテレビが抱えるトラブルは、ある意味氷山の一角なのかもしれません。視聴率競争が激化する中で、組織の風通しが悪くなり、かつてのフジテレビらしい自由な発想や攻めの姿勢が失われているという指摘は、業界関係からも耳にします。

 視聴率低迷を背景に、番組制作費の削減やタレント起用の“安全策”ばかりが目立つようになると、局全体の雰囲気も萎縮していきがちです。その過程で、タレントを起用する際の配慮不足や、営業と編成の板挟みが生じ、「中居くん問題」のようにタレントとの関係性を損ねる事態が発生する。また、スポンサー意向を過度に忖度する結果、アナウンサー商品のように扱うような歪みが生まれ、「接待問題」に発展してしまう……。これらはすべて、かつてのフジテレビが放っていた“輝き”からはほど遠いもののように思えます

視聴者が求めるもの:信頼と良質なエンタメ

 もちろん、テレビ局営利企業である以上、スポンサーとの関係視聴率の確保が重要であることは否定できません。しかし、そのやり方が明らかに行き過ぎてしまうと、コンテンツ価値は薄れ、視聴者の信頼も損なわれることになります。人々は娯楽を求めてテレビをつける一方で、放送する側には一定品格や誠実さを期待しています。裏事情を知れば知るほど、視聴者がシラケてしまい、ますますテレビ離れに拍車がかかるのではないか、という懸念は大きいでしょう。

 近年、ネット配信サービスSNSなど、多様なメディアプラットフォームが台頭しています。その結果、テレビ局の独占的な立場は崩れ、視聴者自由コンテンツを選ぶようになりました。そんな時代からこそ、放送局には番組出演者に対する敬意と、それを支えるスタッフアナウンサータレントを大切に扱う社内文化が求められているのではないでしょうか。

まとめ:フジテレビへの失望と、それでも残る期待

 「中居くん問題」「アナウンサー接待問題」という二つの例を見ても分かるように、フジテレビが“王者”であった時代とは程遠い現状にあることは明らかです。かつては数々のヒット番組を生み出し、業界最先端を走ってきたフジテレビ。そんな局が、今や視聴者から失望した」と言われてしまう状況は、残念という言葉では言い尽くせないほどの大きな落差を感じさせます

 しかし、一方でフジテレビには、依然として優秀な制作スタッフ個性的アナウンサー存在します。かつての名番組栄光を取り戻す可能性を、全く失ったわけではないでしょう。局としては、タレントアナウンサーを軽々しく扱うのではなく、彼らの魅力を最大限に引き出せる環境づくりが急務です。また、スポンサーの顔色ばかりをうかがうのではなく、視聴者目線に立った“攻め”の番組制作を行うことで、今一度フジテレビらしい輝きを取り戻すチャンスがあるはずです。

 近年の騒動不祥事を目の当たりにし、私たちフジテレビに対して大きな失望感を抱いています。それは、かつてのイメージや期待が高かったからこそ、裏切られたように感じる度合いも強いのだと言えるでしょう。テレビ未来がどのような形になるにせよ、質の高いエンターテインメントを届ける役割は決して小さくありません。フジテレビがこのまま失望象徴として凋落してしまうのか、それとももう一度初心に立ち返り、視聴者タレントを大切にする姿勢を取り戻して再生するのか。今後の動向を見守りたいと思います

 もう一度、かつてのようにワクワクするような番組フジテレビからまれることを期待して、あえて厳しい言葉で終わりにしたいと思います私たちはまだ完全にフジテレビを見捨てたわけではありません。しかし、今回の一連の問題を通じて、視聴者の厳しい目はこれまで以上に向けられていることを、フジテレビは肝に銘じるべきではないでしょうか。もしその視線真正から受け止め、改革信頼回復に本気で取り組むのであれば、フジテレビがもう一度“王者”に返り咲く日が来るのかもしれません。けれど、これ以上視聴者失望させるような出来事が続けば、その願いは遠のくばかりなのです。

記事は消えてるけど電博に負けないくらいに必死スポンサー集めをしてたのをドヤってた過去があるようですね~

吉田光雄@WORLDJAPAN

「どんなに中身がよくても終わる番組はあるし、自分プロデューサーになって、営業マン宣伝マンになれとも教えていただいた。それでスポンサー集めを必死にして、一時期はTBSラジオを扱う広告代理店ベスト3にウチの事務所が入った。1位電通、2位博報堂で」(生島ヒロシ

https://news.yahoo.co.jp/articles/07cecb5a5ed8cd9bdf77eda63ec6134d302f46ed

午後1:04 · 2021年7月3日

(https://x.com/WORLDJAPAN/status/1411174017898192901)

2025-01-24

SMAP結婚しているのはキムタクだけ

キムタク:早くに結婚して落ち着いた。子供を2人作って子育てにも成功している。模範的日本人

稲垣吾郎ゲイ

香取慎吾ゲイ

草彅剛ゲイ

中居結婚する必要がなかった。フジテレビをはじめテレビ局広告代理店が上納する女子を毎晩食っていたため性欲は満たされていた。

森なんとか:バイク

SMAP結婚しているのはキムタクだけ

キムタク:早くに結婚して落ち着いた。子供を2人作って子育てにも成功している。模範的日本人

稲垣吾郎ゲイ

香取慎吾ゲイ

草彅剛ゲイ

中居結婚する必要がなかった。フジテレビをはじめテレビ局広告代理店が上納する女子を毎晩食っていたため性欲は満たされていた。

森なんとか:バイク

2025-01-23

中居正広フジテレビの一連の問題メディアが動き出した(現在メディアが明らかにしている)最初の行動はスポニチ12月13日フジテレビに対してトラブル社員が関わっているのか質問状を送ったこ

最初記事にした女性セブン女性セブンよりも詳しく記事にした文春よりも早い

女性セブンや文春は恐らくスポニチと同時期かそれよりも早く情報を得て、記事にするための取材をしていたんだと思う

(ちなみにスポニチ解決金が8000万円から9000万円としていて、)

で、港社長の会見の一ヶ月前には記事になる予兆フジテレビは受け取っていたはずなのに、なんでこんなことになったのか

言い訳を考える時間は社内だけでも十分にあったように思えるし、広告代理店相談したらあんなことにならなかっただろうに

年末年始で浮かれてたり、有給取ったりで人がいなかったのか、純粋に甘く見ていたのか

ぼくの考えたさいきょうのフジテレビ救済策⇒業界再編しかない

逆にありそうなシナリオ ⇒ 今の経営陣逃げ切りで衰退した後に外資に買収

広告ってマジで世の中の害じゃない?

宣伝広告って程度の差こそあれ必ず商品を実際より良く見せて消費者を騙そうという嘘や誇張が含まれてるじゃん

そのコスト商品価格に転嫁されて消費者が支払ってる

自分が騙されるために金払ってるってマジで意味不明過ぎるでしょ

とにかく人目を引くことに価値が生じた結果、棒を振るのうまいだけの奴が馬鹿みたいな金を稼いだり

人に迷惑かけて注目を集めることが商売になったり、広告代理店なんていう虚業デカい顔してるわけでしょ

メディアによる宣伝広告世界から消滅させたら世の中だいぶ良くなると思うよ

元・広告代理店勤務から見たテレビ業界

広告代理店勤務。いま渦中の局とも取引経験がある。

もう10年以上前の話だけど、当時の広告業界から見たテレビ局について書いてみる。

あくま自分が見た範囲の話なので、限られた部分だろうとは思うけど。 

大前提として、テレビ広告っていう業界時代の先端みたいな顔をしながら、ものすごく「コネ」が重要な泥臭い世界だ。

 

テレビ局番組CM枠を売る商売なわけだが、スポンサーは全国にいるので、代理店に売ってもらっている。

テレビ局にも営業担当はいるが、直接スポンサー取引するのは限られている。なぜ代理店必要かというと、物理的に

全国のスポンサーを回りきれないというだけではなく、代理店ビジネスモデル関係がある。

代理店スポンサーの「広告予算の使いかた」を考え、提案するところから入っていることが多い。

当然、使う媒体テレビだけではない。ネットイベント、各種キャンペーンなど複合的にスポンサー戦略を考えて、様々な媒体提案する。

スポンサー事情精通し、深い関係を持っているというところが代理店の強みになる。

 

テレビ局からすると、提案の中にテレビを入れて欲しいので(そしてテレビを使うとなっても他局との競争になるので)、選んでもらうべく代理店と密な関係が欲しい。

テレビ局テレビの枠だけをスポンサーに売って回る、というのは構造的に限界があるので、代理店を頼る必要があるわけだ。

 

代理店から見ても、スポンサーにいい提案をするためには各メディアから「いい枠」を出してもらう必要がある。

通常はなかなか買えない番組枠とか、ちょっと有利な時間帯のCM枠の取り方とか、そういうものを出してもらうことで、他の代理店より有利な提案ができる。

テレビ局取引の薄い代理店にはこういう枠を出さない。たくさん売ってくれるとか、売れ残りをうまく抱き合わせて売ってくれるとか、そういう代理店と仲良くする。

ちなみに代理店は売った枠の代金からマージンを取るビジネスモデルだが、テレビ局はたくさん売ってくれる代理店ほどこのマージン率を高く設定していて、大手代理店が君臨し続ける仕組みになっている。

そうやってコネ人間関係ベースビジネスができている。どこのメディア、どこの代理店スポンサーの人をどれくらい知っているか、はビジネスに直結する構造になっている。

この前世話になったからとか、飲み会で仲良くなったからとかそういう理由発注が決まったり、枠が動いたりなんていうのは日常茶飯事だ。

当然、飲み会は多い。異動で担当が変わってご挨拶とか、新しい案件の打ち合わせとか称して飲み会が日々設定される。

そしてその延長線上に、飲み会の場に女性をセッティングするみたいなカルチャーがある。いわゆる合コン的なもので人数を合わせるのに何人用意して、なんていうのは増田もよく頼まれた。

ネタを用意していないと使えない扱いになってしまうので、ことあるごとに「今度飲みに行きましょうね」みたいなコミュニケーションをしてゆくことになる。

 

業界からすると異様かもしれないが、業界慣習としてCMなどの発注にあたって基本的には契約書を作るということをしない。スピード重要だったり、流動的な要素が大きかったりするのが理由だが、ほとんど口約束、口頭でものごとが決まってゆく(さすがに見積書は通すし求めに応じて契約書を作るケースもある)。そうすると、人的なつながりで相手のことをある程度握っておかないと、たびたびトラブルが起こる。実際に在職中、何件も大きなトラブルを近くで見た。

言い換えれば口約束で進められるほどの人間関係を作っておくのはリスクマネジメントでもあるので、「仲間うちで仕事を回しあう」みたいな構造になりやすい。

メディア代理店スポンサー企業などの受付とか派遣女性飲み会で仲良くなって、そこから繋がって仕事なるみたいなこともよくある。

そのへんから結婚したりする人もいて、業界内の人的つながりがさら形成されていくことも。業界内のどこの人とどのように繋がっているか、がいざというときに効いてくる業界なので、

「この飲み屋はあの会社の人がよく出入りしている」なんていう情報営業手法ひとつとして受け継がれていたりする。そういうカルチャーの中に、女性はまま存在しているということになる。

 

飲み会が多くその場に女性もいるとなれば、「その先」があることも珍しくない。女性の側も業界に近いところには仕事がほしいとかパートナーを探したいとかそういうモチベーションの人も少なくないので、ある意味利害が合致している部分もあるにはある。

 

「上納」みたいなことがあるかどうか。自分は下っ端~中堅くらいまでしか経験していないので、大物タレントとか局幹部みたいな人たちとの接点はほぼ無くて直接見聞きしたことはない。が、「あるだろうなあ」と思える程度にはあの業界空気を浴びている。

飲み会と濃い人間関係形成されている業界カルチャーの中で、道具のように使われたり、意図しない形で巻き込まれ女性はひとりもいませんでした、と考えるほうが不自然だ。渦中の局だけが特別に異質、という感じもない。多少の企業文化の違いはあれど、どこも同じ業界で生きているのでどこかが悪でそれ以外は潔白、なんてことはあり得ないだろうなあと思う。

 

自分飲み会が嫌いでもなく、こういう業界であることも多少は理解して入ったのだが、(スポンサー消費者にとって)良い企画、優れた提案よりも人的つながりやコネによる貸し借りが優先されてしまうのがどうしても健全とは思えずに辞めた。

余談だがこういう仕事プライベートわからん飲み会は、自腹のこともあるが経費を使うことも多かった。相手方にメディアの人とか、スポンサー関係者がいると経費にしやすい。

いまは大手ほどコンプラ意識が高いので減っているかもしれないが、経費で飲むということは結果的にこれはスポンサーの金だ。もっと言えばその先にいるスポンサー企業商品を買う消費者の金で業界関係者は飲み食いしている。

バブルの時代もっとかなりめちゃくちゃだったらしい、という武勇伝も山程聞いた。自分バブル恩恵は1ミリも受けていない世代だが、あの業界バブルの残り香がいまだに漂っている。

 

自分経験したのはどっちかというと営業から見た話なので、番組制作現場かになるともう少し違う力学も働いているかもしれないが、業界カルチャーのものは大きくは違わないのでは、と思う。

いまは転職して違う業界にいるが、どの業界もまあまあクソだなって思うことはある。これはどのタイプのクソなら許容できるか、っていう比較なので、とりわけメディア広告業界けが腐っているとも思えないのだが、自分の知らない清廉な業界も世の中にはあるんだろうか。

2025-01-22

anond:20250121234554

企業というか、広告代理店が決めてるから。足を揃えてというより、ひとつ代理店が降りるってなったらそこのクライアントはまとめて消える。

今日インターネット広告のほうが物は売れるので、テレビCMなんか認知拡大の目的しかない。

それがブランディングに障りがあるときたら代理店も手を引くだろう。

2025-01-21

企業テレビオワコン・・」

中居発端でお祭り騒ぎみたいになってきたフジテレビだけど、このままいったらどうなるんだ?という妄想が止まらない。

現時点ではCM差止めが相次いでいる状態だけど、企業側のコメントの多くはフジ側の調査の結果が出るまでは広告を出したくないという判断らしい。

例えばフジが大急ぎで適当でっちあげてまとめて内部調査しましたってなんか出して、一部社員だったり社長責任取って辞めるとする。

その時点でスポンサーはじゃあまあ一段落ついたねとなって平常運転に戻る。

今までの世界ならこういうラインの落とし所がいかにもありそうに思える。

ただ今回スポンサーフジへの冷たさが異様だ。

いきなりフジテレビ全体に対してCM差止めを早々に決めてしまった。

そしてこれは世間へのアピールとかそういうことでもない気がしている。

フジテレビメディアとしてのパワーが完全に衰えてしまった結果なのかなと思えるのだ。

テレビ局スポンサーお金を出してもらうわけだから、力関係は当然スポンサーが上になる。

しかし同時にテレビ局メディアとして力を持っていたので、スポンサー側としてもテレビ局を無下にするわけにもいかなかった。

いわば持ちつ持たれつでやってきたわけだ。

だけどネット時代になり、テレビ局は急速にメディアとしての力を失っていった。

今となってはスポンサー側も、危ない橋を渡ってまでフジを守る必要性がなくなっている可能性もあるのではないか

だってこのタイミングで突き放せばスポンサーもお前んとこがおかしなことになったからだろうと言いやすい。

そんな友達同士の喧嘩じゃあるまいしって話だが、企業同士の長年積み上げてきた関係性が壊れるのって案外そういうきっかけだったりもする。

それに基本的には利害が一致してなんぼなので、スポンサーとしてもテレビ局広告打つことのメリットは既にかなり弱まってしまっているのかもしれない。

スポンサーがこのまま差止めではなく新規契約見送りをしていった場合フジテレビはいよいよ危なくなるのは間違いない。

そうなるかどうかは今後のフジテレビ側の対応次第にもなりそうだけど、ある程度時間はかかってしまうだろう。

実際のところは数カ月後なのか来年くらいなのか分からないが、結果今差止めしてる大手企業がみんな手を引いたらフジテレビ番組作れなくなるだろう。

そしたらいよいよ終わりの始まりになる。

個人的には昔裏方仕事フジテレビ及び広告代理店にさんざんな目に合わされたトラウマがあるので、正直そうなったらざまあという気持ちである

フジテレビ広告差し替えレース出遅れしまった企業は今から後追いするより、様子見のほうがいいと思うんだよな。

自社HPに「現在広告代理店を通じてフジテレビに問い合わせを行っています。回答次第では4月以降の契約再考いたします」とか書いとけばいい。

いまから差し替えても決断が遅いダメ企業しか見えないでしょ。

「うちは周囲に流されずに冷静に行動できるんです」という路線でいったほうがいいよ。

ワイは天才軍師だけど、このアドバイス無料にしておいてあげるからさ。

2025-01-20

続々と大企業フジCMを切って喝采浴びてるけど

大企業広告宣伝担当者とか広告代理店の奴らが、フジテレビから色んな形で接待受けてたりりすることってなかったのかな?

テレビ局にとってスポンサーってようするに“お金出してくれる人たち”なわけだから、ご機嫌取りたい時もあったはずだよね?

2025-01-18

広告代理店 コンサルタント 人材派遣 マナー講師を神のごとく崇め奉り

製造 物流 飲食 介護 接客 その他社会必要不可欠な職業を見下し蔑み嘲笑うのがクソジャップの生態

経済発展待ったなし。GDP世界一位も夢じゃないな。

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