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はてなキーワード: 所得とは

2025-03-04

日本人は超絶恵まれているのに無自覚からな〜

どの年代も全部が平均に近い所得で安定してる

極端な貧乏が少なくて公共福祉恩恵を間接的直接的に受けてる

医療教育治安もいい

ぶっちゃけ日本人というだけで勝ち組

それにあまえてるからな〜

日本SUGEEEE」をポジティブにとらえちゃってる層がいて驚いた

日本よりGDPが高くて日本より治安が良くて日本より所得が高くて水道の水が飲めて狂犬病が根絶されてる国ってありませんか?」 https://togetter.com/li/2519652 のブコメ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2519652 を見ててなんか違和感があったんだけど、どうやら日本SUGEEEEはポジティブな考えで、それを馬鹿にする人は非国民とか冷笑家とか売国奴左翼みたいな感じ、もしくは物事否定的な面だけをとらえてよい面に目を向けないネガティブな人みたいにとらえている人たちが何人もいるみたいだ。

自分感覚では「日本SUGEEE」をバカにするのは日本が好きとか嫌いとか、不当に貶めてるとかそういう要素は無くて、ポルノ的すぎて恥ずかしい物だからだと考えている。自分だって普通に日本は好きだし日本には優れてる点がいくつもあることはわかっている。それでもいちいちそういう所をかき集めて我が国日本は偉大なのである!みたいにするのはカッコ悪いし恥ずかしいだろ。ましてやカマトトぶって日本よりGDPが云々な国はござらんじゃろうか?ニタァ」とか言い出す人がいたら共感性周知でほっぺの筋肉が変な動きをしちゃうよ。そういうダサイ状況を一言表現するのが「日本sugeee」だと思っていた。

スカッジャパンも同系統だよね。実際に悪者がいたならば、それをバッサリ切り捨てるエピソードはそりゃ爽快だと思うよ。しかしその爽快感を求めるあまり過剰な脚色や捏造の入ったお話ばかりをありがたがるのはまるでマスカキザルみたいで恥ずかしいじゃないですか。

anond:20250302215827

戦中の通産大臣だったか我欲こそが人々を動かす動機なんだから我欲を刺激するように政策を作らないと!みたいなことを言っていたのを思い出した。

まあ、まさにそれだよねーって思う。

少子化政策とか、所得政策とかさ、我欲を働かせると、非婚避妊の方向に向くように作ってるのがいかれてるなって思う。

2025-03-03

岸田ー石破って過去最悪の首相路線すぎんか?w

しか野田ライバル党の党首ってのもまた終わってる


石破の発言過去一最悪だったのって

未来世代のために現役世代我慢いただく」ってやつよな

おめーらカスが三十年近く予算ばかすか増やしてきて得をしておいてつけを回されてる現役世代我慢し続けろってカスにも程があるだろ

安倍とセットでこいつも撃たれりゃよかったのにってレベル

それでいて老人世代には所得減税で得させるんだろ?

しか補正予算も未だに組み散らかして過去最大の出費しといてどの口が言ってんだコイツ


明日石破が撃たれたらお祝いの花火あげるわってレベルカスやんけ

日本よりGDPが高くて日本より治安が良くて日本より所得が高くて水道の水が飲めて狂犬病が根絶されてる国ってあります

それ不満と関係無くね? 美しい国でも不満の部分があれば不満だろ

2025-03-02

デフレ円高日本を救う

日本経済においてデフレ円高はしばしば課題として語られるが、これらの現象には従来の議論では軽視されがちな数多くのメリット存在する。

本報告では、デフレ円高がもたらす経済恩恵に焦点を当て、消費者企業国家レベルでの具体的な利点を体系的に分析する。

特に物価下落と通貨高が相互作用することで生まれる相乗効果を解明し、現代日本経済におけるこれら現象の再評価を試みる。

デフレーションの構造的利点

消費者購買力の持続的向上

デフレ環境下では物価継続的下落により、消費者は同一金額でより多くの財・サービスを取得可能となる。

例えば、年間2%のデフレ10年間継続した場合貨幣実質的購買力は約22%上昇する計算となり、家計の実質可処分所得が増大する効果をもたらす。

この現象特に固定収入層にとって有利に働き、年金生活者や公務員など所得が硬直的な層の生活水準維持に貢献する。

現金保有者にとっては、名目価値が変わらなくとも実質的富が増加するため、貯蓄インセンティブ高まる

この傾向は日本高齢化社会において重要であり、退職後の資産管理を容易にする側面を持つ。

消費者心理面では「待てば安くなる」という期待が消費行動を抑制するとされるが、逆に言えば計画的な購入を促進し、資源配分最適化を図る効果も見逃せない。

企業生産性革新圧力

デフレ企業コスト削減と効率化を強いるため、技術革新触媒として機能する。

価格下落圧力に対抗するため、企業生産プロセス合理化自動化を加速させ、IoTAIの導入を促進する。

実際、1990年代後半のデフレ期に日本製造業世界高水準の生産性向上を達成しており、この時期の経験今日ロボット工学分野での競争力基盤を形成した。

国際競争力観点では、デフレが輸出価格実質的低下をもたらし、為替レートが同一であっても相対的価格競争力が向上する。

このメカニズム円高局面と組み合わさることで、輸出企業収益安定化に寄与する可能性を秘めている。

さらに、資産価格の下落は新規参入企業にとって有利な環境を創出し、産業構造新陳代謝を促進する側面を持つ。

円高戦略的優位性

輸入依存経済構造的強化

円高は輸入価格の低下を通じて、エネルギー・食料・原材料調達コストを大幅に圧縮する。

日本が輸入に依存する液化天然ガス(LNG)の場合円高1円の上昇が年間1,200億円のコスト削減効果をもたらす試算があり、製造業全体の収益改善に直結する。

この効果特に加工貿易産業において顕著で、輸入原材料を加工して再輸出するビジネスモデル競争力を倍増させる。

消費財輸入業界では、円高進行に伴い海外ブランド商品国内価格が低下し、消費者選択肢多様化が進む。

高級車や奢侈品の価格下落は国内消費を刺激するとともに、輸入代理店業界の成長を促す。

さらに、医薬品先端技術機器の輸入コスト低下は、医療研究開発分野の進展を加速させる副次効果を生む。

国際的購買力の拡大

円高日本企業海外M&A活動を活発化させる原動力となる。

為替差益を活用した戦略的買収が容易になり、グローバルバリューチェーンの再構築を促進する。

2010年代円高局面では日本企業による海外企業買収件数が急増し、これが現在グローバルサプライチェーンにおける日本企業地位確立寄与した事実がこれを裏付ける。

個人レベルでは海外旅行費用実質的低下が観光需要喚起し、日本人の国際的視野拡大に貢献する。

留学生経済負担軽減は人的資本質的向上を促し、長期的な国家競争力強化の基盤を形成する。

さらに、海外不動産投資ハードル低下は個人資産多様化可能にし、リスク分散型の資産形成を促進する。

デフレ円高の相乗効果

実質賃金上昇メカニズム

デフレによる物価下落と円高に伴う輸入品価格低下が組み合わさることで、名目賃金が変わらなくとも実質購買力が二重に向上する。

この現象特に貿易部門で顕著に現れ、サービス従事者の生活水準改善寄与する。

例えば、輸入食材価格の下落と国内サービス価格の低下が同時に発生すれば、外食産業の利用頻度増加を通じた内需拡大が期待できる。

企業収益観点では、輸入コスト削減と輸出価格競争力向上が同時に実現する特異な状況を創出する。

自動車産業を例に取れば、円高による部品輸入コスト低下とデフレによる国内生産コスト圧縮が相乗効果を生み、国際市場での価格競争力維持を可能にする。

このダブル効果は高度な付加価値を有する産業において特に有効機能する。

金融政策との相互作用

デフレ円高の組み合わせは超低金利環境の持続を可能にし、国債管理コストの軽減に寄与する。

長期金利抑制効果政府債務の利払い費縮小をもたらし、財政再建のための貴重な時間を確保する。

また、低インフレ環境での金融緩和持続は資産市場の安定化を促進し、株式市場不動産市場におけるバブル発生リスクを低減させる。

企業財務においては、デフレによる実質債務負担増加を円高が打ち消すメカニズムが働く。

輸出企業外貨建て収益円高で目減りする反面、デフレによる国内コスト削減が収益率を維持するという調整機能が発揮される。

このバランス効果為替変動リスクヘッジの必要性を低減させ、企業経営の予見性向上に貢献する。

産業構造転換の触媒効果

付加価値産業へのリソース集中

デフレ円高の二重圧力は、労働集約産業から知識集約産業への移行を加速させる。

価格競争力の低下が避けられない分野では、技術革新による差別化が不可欠となり、研究開発投資が活発化する。

半導体材料精密機器分野で日本企業世界的優位性を維持できている背景には、こうした環境適応メカニズムが働いている。

人材配置の最適化が進み、生産性の低い部門から高い部門への労働力移動が促進される。

デフレ賃金上昇を抑制する反面、円高による輸入技術取得コスト低下が産業の高度化を支援する。

このプロセス労働生産性の持続的向上を実現し、少子高齢化社会における労働力不足問題を緩和する可能性を秘める。

持続可能な消費スタイルの定着

デフレ環境下での消費行動はより計画性・持続性を帯び、過剰消費から最適消費への転換を促す。

商品ライフサイクルの長期化は廃棄物削減に寄与し、環境負荷軽減と持続可能社会構築に貢献する。

円高による再生資源輸入コスト低下はリサイクル産業の採算性を改善し、循環型経済システム確立の後押しとなる。

消費者品質重視傾向が強まることで、メーカー耐久性保守性の向上に経営資源を集中させる。

この変化は製品アフターサービス市場の拡大を引き起こし、新たな雇用創出とサービス産業の高度化をもたらす。

例えば、家電製品平均使用年数延伸は保守点検需要喚起し、関連技術者の技能向上を促進する。

国際経済における戦略的ポジショニング

対外純資産実質的拡大

円高日本対外純資産自国通貨建てで評価した場合に大幅な増加効果をもたらす。

2020年代における円高局面では、日本対外純資産が年率10兆円規模で膨張した事例が観測されている。

この効果国家バランスシートの強化に直結し、国際金融市場における日本の信用力を格段に高める。

海外投資収益購買力拡大が進み、国際分散投資メリットが倍増する。

年金基金等の機関投資家にとっては、外貨建て資産の円換算価値上昇が運用成果を押し上げる。

このメカニズム人口減少時代資産所得依存経済への移行を支援し、持続可能国民経済構造の構築に寄与する。

地政学リスクヘッジ機能

円高は国際通貨としての円の地位を高め、地政学的不確実性に対する緩衝材として機能する。

有事の際の避難通貨需要増加は、エネルギー輸入依存という構造脆弱性部分的に打ち消す。

2020年代国際緊張緩和期において、円高基調日本エネルギー備蓄拡充を可能にした事実がこれを実証している。

国際決済通貨としての円の利用拡大が進み、貿易取引における為替リスク軽減が図られる。

特にアジア域内貿易において円建て取引比率が上昇すれば、地域経済統合の進展に伴う通貨不安を軽減する効果が期待できる。

この動きは日本企業貿易決済コスト削減にも直結する。

技術革新の加速メカニズム

研究開発投資の促進効果

デフレ環境下では実質金利が上昇するため、短期収益を求める投資から長期視点研究開発投資資金シフトする。

この傾向は基礎研究分野の資金不足解消に寄与し、画期的技術革新の土壌を形成する。

実際、1990年代デフレ期に増加した特許出願件数が、2000年代技術立国復活の基盤となった事実観測される。

円高海外技術の導入コストを低下させ、技術キャッチアップを加速する。

先端機械設備の輸入価格下落が国内産業設備更新を促進し、生産性向上の好循環を生み出す。

この効果中小企業において特に顕著で、国際的水準の生産技術比較安価に取得可能となる。

人材育成の質的転換

デフレが続く経済環境では、企業人件費減圧から教育訓練投資へ重点を移す傾向が強まる。

OJTの充実や社内資格制度の整備が進み、人的資本質的向上が図られる。

この変化は長期的な労働生産性上昇につながり、持続的経済成長の基盤を形成する。

円高による海外留学コスト低下は、高等教育の国際化を促進する。

優秀な人材海外派遣が増加することで、国際感覚を備えた人材育成が加速する。

同時に、円高を利用した外国人研究者の招聘が容易になり、国内研究機関国際競争力強化に寄与する。

社会構造最適化現象

資産格差是正メカニズム

デフレ金融資産よりも実物資産価値相対的に低下させるため、資産格差の是正寄与する。

土地不動産価格下落が進むことで、若年層の資産取得ハードルが低下する。

この現象世代間格差解消の一助となり、社会の安定性向上に貢献する。

円高進行に伴う輸入消費財価格の低下は、低所得層生活水準向上に特に有効作用する。

必需品的な輸入品価格下落が実質所得底上げし、経済弱者保護自然メカニズムとして機能する。

このプロセス社会保障費削減圧力とも相まって、財政健全化に間接的に貢献する。

地方経済活性化要因

円高を利用した地方自治体インフラ更新コスト削減が進み、地域格差是正寄与する。

海外建設機械の輸入価格低下が公共事業コスト圧縮し、限られた財源で質の高いインフラ整備を可能にする。

同時に、デフレによる資材価格下落が建設コストさら抑制する相乗効果生まれる。

結論

分析が明らかにしたように、デフレ円高日本経済多面的利益をもたらす潜在力を有している。

消費者購買力の強化から産業構造の高度化、国際的競争力の維持まで、これらの現象が適切に管理されれば、持続可能経済成長の新たなパラダイムを構築し得る。

今後の研究課題として、デフレ円高環境下での政策協調メカニズムの解明、技術革新加速の定量分析、国際通貨システムにおける円の役割定義などが挙げられる。

これらの分野における更なる実証研究の進展が、日本経済の新たな発展モデル構築に寄与することが期待される。

2025-03-01

どうして稼げる学問分野を教えてくれないのか

会計業界で働くようになって確定申告他人源泉徴収票を良く目にするようになった。

自営や大企業オーナー以外の雇われの高所得者仕事は大体決まっていて、自分が見てきた中だとファンドマネージャーが目立って所得が高い。

もちろん彼らは超高学歴だし、能力相応の給与を受け取っていると思う。

ただ同時に思うのは、同じ年代に同じ大学に在籍していた人達と彼らで所得に大きく差がついているのは持って生まれ能力の差というよりも、若いからその仕事を知っていて、必要能力を獲得してきたかどうかの違いによるものなんじゃないかということ。

学生時代から全員が平等に世の中の稼げる仕事を教えられていて、万人に仕事必要学問を修めるきっかけがある世界なら、行き当たりばったりで就職して給料が安い業界しか働けなくなってしまう人も減るんじゃないかと思う。

お金けが全てじゃないけど、どうして学校では稼げる仕事や関連する学問分野を教えてくれないんだろう。

2025-02-27

逆にどのような条件であれば結婚して子どもを産むのか

昔は子ども労働力として、高度経済成長期は金銭的な余裕と世間体があった

現在いかなる条件であれば結婚して子どもを産むのか?

既に一般層に金銭的な余裕はないため、必然的子どもを産むことが利益となる方向で

考えなければならない、1児につき300万、1000万、1億の支給仮定すると

300万は話にならない、1000万は若者は首を縦に振るかもしれない、1億は確実に産む

なので、金銭を天秤にかけると、どこかで妥協点が見つかる。

もう一つ、現在の子もの教育は昔とは比較にならないほど教育の質が求めらるので

育児教育にかける時間的な余裕を考慮しなくてはならない

これはとも働きは厳しいので専業主婦復権必要となる。あるいは民間サービス

どちらにしても金が必要となる。これは前述した金銭支給で補えるレベル仮定する

OK、では支給1000万で計算する。

次に財政、年100万人を想定して、1000万の支給を行う場合10兆円の資金必要となる

500万であれば5兆円か、日本人口が1億と考えた場合、一人10万支払えば財源は確保できる。

この辺りは所得差で調整すればいい、数%の超裕福層から1000万単位でふんだくろう

というか子ども家庭庁潰せば、結構な財源確保できるんだっけ

なんかやろうと思えばできるような・・・結局やる気ないだけだよね

現役私立教員私立授業料無償化について思うこと

ネットでは私立に公金を費やすのがおかしいと散々議論されてるけど、まず、みんな前提がばらばらだと思うんだ。

私立って地域学校によって役割が違いすぎるんだよ。みんな、なんとなく自分地元子供の学区をイメージして語るけど、それだってたったの2例だけ。2例じゃ全国の私立は語れない。

ハイレベルが通う超進学校からほぼほぼ専門学校特殊カリキュラム勉強できない子の地域の受け皿など、ばらばらなんです。通う世帯所得層もばらばら。

そもそも人口が増えた時代公立がまかない切れない部分のバッファとして機能したのが私立なので、子供の数が減ったからって今更じゃあさよならって出来ないのが国の辛いところね。

そんな歴史的背景からも、今の受験生の実情としても、国は私立を見捨てられない。首都圏が顕著で、子供たちは私立を優先的に選んでしまうから

で、当たり前のように「授業料が同じく無償ならみんな私立に行ってしまう」という説が叫ばれるけど、実はこれってすごく残酷表現ですよね。本当はお金じゃないのに。なにを学びたいかが大切で、教育の質が大切なのに。高校選択は、お金じゃなくて、なにを学びたいかで選ぶのが本当のはずなのに。

授業料が同じく無償ならみんな私立に行ってしまう」は、言い換えると、「公立には学びたいものがない」ってことなんですよ。みんな、そうは言わずともこれを言っている。公立教育の質は見込めないって、事実上そういう話をしている。

東京大阪無償化が始まって私立に人が流れた。みんな、公立にはそんなに魅力がないと感じている。

なぜそうなったかというと、公立公立を全うしてきて、私立競争に晒されてきたから。

公立公務員から入学者数が少なくても食いっぱぐれない。校長教頭もヒラの教員も、どうせ数年で異動するからわざわざ波風立てて教育改革とか踏み出さない。

私立民間企業に近いから、入学者数が少ないと収入がなくなる。なので、どうすれば生徒を獲得できるかあの手この手を考えて、カリキュラム施設設備広報も、工夫と検討をやってきたし、それが当たり前になってる。

もちろん、そうじゃない公立もそうじゃない私立もあるけどね。あくま業界全体の動向の話。

公立がだめで私立がいいってことでもなくて。そうなるべくしてなっていて、これは教育業界構造問題

から次第に、公立教育的な魅力はあまりなくて、私立にはそれがあるけど、でも私立学費が高いから行けない、って整理になってきた。学費の差が公私の均衡を保っていたとも言える。

授業料無償化が始まると、この均衡が崩れる。

もちろん授業料以外の必要経費も発生するから、完全に同じ条件ではないけど。でも、毎月の家庭の出費はかなり近いところまでいく。

そうなると子供たちは私立に偏る。それは当然で、私立の方が競争で勝とうとあの手この手をやってきたから。そっちの方が魅力的なのは当たり前。

私立公立授業料支援金額に差がありすぎって声もあるけど、これは実は間違い。公立は、そもそも学校を維持するためのお金税金から出ている。私立私学助成金っていう国の助成金があるけど、その助成金だけで経営できているところは聞いたことがない。生徒を集めて授業料をもらって、私学助成金ももらって、そうして初めて収支が成り立つの普通。でも公立は、その全てが税金から出ている。授業料支援金額の差は、学校のものを維持する経費からすると些細なもので、いち学校あたりにあてられる公金の総額は無償化が始まったとて圧倒的に公立が多い。

まり。国としては、教育的な魅力が私立に劣り、そして私立より金のかかる公立を、今から抜本的に立て直すことは、放棄していくだろう。

かつて小泉純一郎郵政民営化をやった際に民間の方が競争原理が働くと主張したけど、そんなようなことが高校現場で加速していく。事実上高校教育民営化が進む。だから、すでに高校進学率99%なのに義務教育とはならない。民営じゃないともう成り立たないから。

教員労働環境改善しなくちゃならない。人権意識は高まってきて、トイレ更衣室も空調も照明もバリアフリー施設が全部ちゃんとしていないといけない。定員割れが目に見えている過疎った地方公立に、数億円単位の金を投入しなくちゃならない。

それなら、私立にも授業料無償化をする方が安くつく。残念ながら、こちらに経済的合理性がある。

今回の政策は、中長期的な公立統廃合を見込んでいると思うけど、そういうことは絶対に言わないだろう。

私立に金を流すくらいなら公立を立て直せってみんな言うけど、もう実は手遅れなんです。名を捨てて実を取るターンに入ってる。

公立立て直しをやるならやるで、もっともっと税金は上がる。それを国民が納得するのか、って話。

じゃあ私立子供が偏ると、なにが起きるか。公立に人が集まらなくなり、統廃合が進む。国は節約できるけど、地方公的学校がないという事態がどんどん増えてくる。

私立経営のための判断しかしないから、過疎地域へのフォローボランティアみたいなもの。やめてしまえばそこで終わり。学校がないと、当然、人は住まなくなる。

人が住まなくなると行政サービスも要らなくなっていく。短期的には見捨てられた過疎地域、長期的には地方都市への合理的な集約。そういう流れに向かっていくと思う。

次の展開として、国は通学保障に金を配るだろう。遠い私立にも行けるようにするために、電車バスの定期に補助を出す。また私立に金を配るのかと批判殺到するけど、過疎地域公立を維持するより圧倒的に安くつく。

私立私立で、公立リングから降りたので、今度は私立同士で少なくなっていく子供たちを奪い合うことになる。

生徒募集に苦心する私立は、特待生待遇という餌をまいて授業料が安くなるからうちに来てね、っていうことをずっとやってきた。でも、そもそも授業料無償化なので、それもできなくなる。純粋教育的魅力の戦いになる。

国が公立事実上見捨てたことに目をつぶれば、教育の質バトルっていう、本質問題に向かっていく。

でも負けた私立が潰れても構わない。民営から、国は責任は取らない。義務教育じゃないから、高校がなくても最悪構わない。でも当然あった方がいい。だから生き残る公算が高くて金が安く済む民営私立を援護する。今のところ公立より良いサービス提供できるし、いざとなったら切れるから

私立は、そこそこ能力があるけど正社員ではない派遣の人になっていく。

2025-02-26

ちきりん@InsideCHIKIRIN

円安好きな人ってほんとーにわからない。自分の国を安く売って何が嬉しいのかな。

午前11:16 · 2014年11月22日

消費税が逆進的だ(所得の低い人に厳しい)という人は多いけど、円安もかなり逆進的だよね。円高利益がでるのはトヨタなど大企業ばっかり。その一方、格安な輸入食材商品が軒並み、円安で値上がりして、低所得者層は出費が増える。

午後0:10 · 2014年11月17日

2014年11月25日

民主党支持者としての執行部のアベノミクス批判への愚痴 http://anond.hatelabo.jp/20141125174047

2016年7月3日

世界同時株安に対してリベラル政党が主張すべき経済政策 https://anond.hatelabo.jp/20160703171723





いかがお過ごしですか?その後ご意見に何か変化等ございましたか

2025-02-24

玉木 ≒ トランプ

 

 玉木とトランプは同じようなものだ。そのことを解説する。

 

 (1) 分断主義

 トランプ移民排斥し、有色人種排斥する。そのことで白人から支持を集める。こうして社会を分断する。

 これはいかに馬鹿げた悪質なことだと思えるが、玉木の方針よりはまともだろう。玉木の方針高齢者冷遇する。だが、高齢者というのは要するに若者たちにとっては、親や祖父母世代のことだ。移民排斥するのは、まだわけがわかるが、自分たちの親や祖父冷遇というのは、わけがからない。狂気の沙汰だ。たとえば、年金ゼロにして、その分、若者に減税したとしよう。高齢者は月に 10万円の減収となり、若者は月に 10万円の増収となる。これで若者は「得をした」と大喜びする。しかしその分、自分たちの親や祖父母は貧しくなるから若者は親や祖父母仕送りする必要がある。その金が月に 10万円だ。

 結局、高齢者の金を削って若者に配分しても、若者が親に仕送りする金が増えるだけだから、何も変わらない。要するに、年金というのは、社会的な仕送り制度なのだから年金が増えれば増えるほど、若者仕送り額が減るのだ。損得はない。

 高齢者優遇というのは、つまりは、他人が得することではなく、自分の親や祖父が得することだ。それは若者にとってちっとも損ではない。ただの親孝行である。それで別に損はしないし、むしろ最後には遺産になって戻ってくるかもしれない。

 

 トランプはやたらと移民排斥を唱えて、白人利己主義に訴える。あまりにもさもしい。それと同様なのが、国民民主所得税減税だ。

 ちなみに、はてブコメントを見るといい。高齢者冷遇せよという趣旨コメントがいくつも並んでいる。

  → https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20250224-EX2SAFB77FJVXONVV4GWKUYMZE/

 ひたすら高齢者冷遇して、自分の金を増やそうとする。自分の親を虐待して、自分の取り分を増やそうとする。あまりにもさもしいね。トランプよりももっとひどい分断主義だ。

 

 (2) トランプ関税

 トランプはひたすら関税を上げようとする。関税 25% に。「関税を上げれば自国産業繁栄する」と思い込んでいる。

 しかしこの発想は二重に間違っている。

 

 第1に、それで貿易収支黒字になれば、その分、ドル高になる。すると、ドル高の分、輸出競争力が低化する。鉄や自動車が高関税で守られれば、他の産業が輸出不振となる。(牛肉小麦など。)結果的に、輸出増進効果は帳消しになる。

 第2に、関税によって物価上昇が起こる。鉄や自動車が高関税で守られれば、鉄や自動車価格が上昇する。それによる消費者の損失の額は、鉄や自動車産業が得をする額よりも、大きい。損失の方が利得よりも大きい。差し引きして、損をする。

 

 後者のことは、経済学説明されている。「比較生産費説」というやつだ。各国はそれぞれ最適の競争力を持つ物を生産すればいい。そのあとで得意な生産物をたがいに交換すればいい。そうすれば双方が得をして、win-win になる。一方、自国内での(非効率生産による)自給にこだわると、効率悪化し、損をして、貧しくなる。

 かくて、関税を高めれば高めるほど、得をするように見えながら、かえって損をするのである

 こういうふうに経済学理解しないで勘違いするのが、トランプだ。

 

 (3) 所得税減税

 同様に、経済学理解しないで勘違いするのが、玉木だ。

 所得税減税をすると、減税してもらった国民は得をするように見える。しかし実際には、減税して金をもらえばもらうほど、国民はかえって損をするのである。なぜか? 金をもらっても、それ以上に物価上昇が起こるからだ。

 

 このことは経済学で「貨幣数量説」として知られている。たとえば、貨幣量が 10%増えると、国民の富が 10% 増えるのではなく、物価10%上昇するだけだ。

 国民が平均的に 10% の所得増になると、手に入る自動車や電器製品食事の量が 10% 増えるのではなく、自動車や電器製品食事の値段が 10% 上がるだけだ。貨幣の量が増えると、生産される商品の量が増えるのではなく、商品価格が上がるだけなのだ。(当り前だ。紙幣輪転機は、紙幣印刷することはできるが、自動車や電器製品を生み出す「打ち出の小槌」ではないからだ。)

 

 国民民主の唱える「所得税減税」というのは、財源がないので、結局は赤字国債で財源をまかなうしかない。赤字国債というのは、要するに、紙幣輪転機印刷することだ。(実際には電子的にやるだけだが。)

 こんなことをしても、物価が上昇するだけで、国民の富は少しも増えないのである

 

 「そんな馬鹿な」と思うかもしれないが、このことは先年、英国実証済みである英国のトラス首相が実行した。

 

 首相に選任されたばかりのトラス氏は、財源の裏付けがないまま、歳出拡大や減税などの政策を打ち出した。金利が急騰して英ポンドも急落。混乱の責任を取って、首相退陣に追い込まれた。

 

 → https://digital.asahi.com/articles/AST2P3PQFT2PULFA017M.html

 

 玉木の政策は、英国のトラス首相がすでに実行済みなのである。その結果、英国経済破滅的になることが予想されたので、金利が急騰して英ポンドも急落し、経済は混迷状態になった。だから首相退陣した。

 玉木の政策を取れば、日本もこうなる。円安と金利上昇で、物価上昇と失業増加となり、国内スタグフレーション状態になる。経済自殺に相当する。そこをめざそうとしているのが、国民民主であり、国民民主の支持者なのだ

 彼らは皆、「紙幣印刷すれば金儲けができる」と錯覚しているのである経済学原理貨幣数量説)を理解できないからだ。

 

 ちなみに、所得税減税は、ただの減税よりもタチが悪い。「金持ちほど多額の金をもらって、一般大衆は小額の金しかもらえない」からだ。平均的には 10%の減税になるとしても、金持ち20% ぐらいの減税を受けて、一般大衆は 5% ぐらいの減税を受ける。減税の主体金持ちであり、一般大衆は少額しかもらえない。それが、所得税減税という政策なのである

 

 「所得税減税をすれば、高齢者が損をして、現役世代が得をする」と若者たちは思う。しか現実には、自分の親が損をして、自分も損をして、金持ちけが多額の金をもらってウハウハになるのだ。100人の庶民が少しずつ損をして、2~5人の大金持ちが巨額の金を得るのだ。そういう形で格差を拡大する。それが国民民主政策だ。

 そんな方針に引っかかるから、玉木という「和製トランプ」にだまされるのである

 

 (4)

 国民民主の「所得税減税」を実施すれば、日本経済破綻する。では、現実にそうなるか? ならない。なぜなら、財務省自民党が阻止するからだ。8兆円もの財源を必要とする愚策など、実現させるはずがない。かくて財務省自民党のおかげで、日本経済破綻を免れる。

 その意味で、自民党政権担当能力がある。少なくとも現状維持をする能力がある。

 一方、国民民主には、政権担当能力がない。現状維持をする能力がない。かわりに国家経済破壊する。トラス首相と同じことを、はるかに大規模で実行して、日本経済に致命的な打撃を与える。……このような国家破壊行為は、トランプそっくりだ。「自分は正しいことをしている」という信念で、愚か者自己陶酔しながら、間違ったことをやる。かくて、イーロン・マスクツイッター社を破壊したように、玉木は日本経済破壊しようとする。

 

 日本首相が玉木でなく石破であることは、日本にとって実に幸いなことだった。おかげで日本経済破滅を免れた。

 

 


 

 ※ 国民民主ダメだとして、では、かわりにどうすればいいか? まともな頭があれば、「所得税減税」なんかよりは、「社会保障料の引き下げ」をめざすべきだ、とわかるはずだが。解説は下記。

   →  https://x.gd/2eeZ4

 

 ※ 勤労世代が貧しくなっているのは、高齢者が過剰に富を取っているからではなく、富裕層が過剰に富を取っているかである。その証拠統計で判明している。「労働分配率の低下」だ。

    → https://x.gd/O6aMM

 

 ※ だから労働者金持ちの富を奪えばいいのだ。なのに、貧しい高齢者自分の親)から金を奪おうとする。こうして社会の分断を招こうとする。そう唱えるのが、国民民主だ。社会の分断を招くことで、結局は富裕層ばかりが得をするように仕向ける。玉木は富裕層の手先なのである和製トランプ

 

今の日本絶対に減税してはいけない理由

盛んに減税を叫ぶ財務省解体デモを見て不安になったので自分の考えの整理のために書く

なぜ減税は問題なのか?

減税が社会に及ぼす最大の影響は、格差の拡大と治安の悪化にある。税制には財政健全化や社会保障の財源確保といった役割があるが、中でも重要なのは格差抑制社会の安定維持である。この視点から考えれば、現在の再分配が十分でない状況では、むしろ増税の方が適切な選択肢となる。

短期的には、生活が苦しい層にとって減税は歓迎される政策のように見える。しかし、実際に最も恩恵を受けるのは富裕層であり、結果として投資が活発化し物価が上昇することで、低所得者層生活さらに厳しくなるという副作用を伴う。これが減税の本質だ。

努力した者が報われるのは当然であり、格差は避けられないもの」という考え方もある。しかし、格差拡大がもたらす社会的影響を考慮すれば、その認識一面的であるアメリカ社会構造がその一例だ。

アメリカは「自己責任」の意識が強く、各種税率が日本より低い。その結果、大企業社員企業経営者投資家が資産を増やしやすい一方で、貧困層への再分配は限定的となっている。その帰結として、ホームレスが増加し、食事に困る人々も少なくない。生活苦に陥った人々の一部は犯罪に手を染め、都市部治安悪化。結果として、富裕層安全地域居住し、ボディガードを雇うなどして自己防衛を強いられる。中間層インフレ治安の悪化に挟まれ生活環境悪化を受け入れるしかない。このように、格差が拡大すると社会全体の安全が損なわれ、結局は富裕層不安定な環境に巻き込まれることになる。

減税が格差を拡大させる理由

その根本的な要因は、減税が物価上昇を引き起こすためである。この関係性は直感的に理解しにくいため、「財務省陰謀」などの陰謀論が流布する一因ともなっている。

一般的に、減税によって可処分所得が増えれば生活は向上するように思える。しかし、流通する貨幣量が増加すれば、貨幣価値相対的に低下し、物価が上昇する。例えば、100円しかない世界ではリンゴ1個の価格は100円となるが、1万円が流通している世界では同じリンゴが1万円になる。歴史的に見ても、ジンバブエドイツギリシャなどでは貨幣の大量発行がハイパーインフレ引き起こし経済崩壊に至った例がある。減税は規模こそ異なるものの、同じメカニズム物価上昇を引き起こす可能性がある。

さらに、日本においては減税によって増えた資金の多くが消費ではなく投資に向かうことも問題だ。生活が苦しい層は手取りが増えれば消費に回すが、余裕のある層は投資を拡大し資産価値を押し上げる。結果として、株価不動産価格が高騰し、資産を持たない層はより生活が厳しくなる。東京都心部の家賃上昇は、この流れの一例だ。

まり、減税は本質的に富裕層をより豊かにし、格差拡大とインフレを引き起こす。低所得層生活向上にはつながりにくく、むしろその負担を増やすことになる。

イギリスの事例が示す失敗

この構造が顕著に表れたのが、2022年イギリスにおける「ミニ予算」だ。トラス政権が発表したこ政策では、高所得者向けの所得税最高税率(45%)の廃止法人税増税撤回など、富裕層優遇の内容が並んでいた。

しかし、財源の裏付け不明確だったため、市場は大きく動揺。ポンドが急落し、国債の利回りが急上昇した。その結果、住宅ローン金利が跳ね上がり、多くの市民生活費の急増に直面した。財政赤字の拡大が懸念され、政府の信頼は低下。イングランド銀行は緊急介入を余儀なくされ、国債買い支えに乗り出した。さらに、政府財政基盤が弱まったことで、社会福祉の削減圧力が高まり低所得層生活ますます厳しくなった。

こうした失敗例がありながら、日本では減税を支持する世論が根強い。そのため、減税を掲げる政治家には追い風が吹き、「財務省陰謀」などの陰謀論まで広がる状況となっている。結果的に、民意によって経済的混乱へと進むリスクが高まっている。

どうすればよいのか?

経済の安定には、格差是正物価の安定が不可欠であり、そのためには所得に応じた適正な課税低所得者層への支援が求められる。ただし、富裕層国外流出を防ぐバランス必要だ。

その点を考慮すれば、富裕層への増税は避けられないが、不公平感を抑える施策重要となる。その一例が消費税である

消費税は逆進的であり、低所得者負担が大きくなる面は否めない。しかし、一方で高額消費を行う富裕層から広く徴収できるメリットもある。例えば、年間1億円を消費する層であれば、消費税だけで1000万円以上を納めることになる。また、支出に対する課税であるため、現役引退後の富裕層年金生活からも税収を確保できる。

さらに、金融所得課税の強化も必要だ。金融所得基本的に余剰資金であり、現行の一律20%では軽すぎる。所得税と同程度まで引き上げる余地がある。加えて、高額療養費制度所得制限強化や社会保険料の上限引き上げなども、高所得者層への適正な負担を実現する手段となる。

...というのが現代日本の中上流階級におけるサイレントマジョリティー的思考で、これらを追認する形で消極的に今の日本では増税推し進められていると思っている。ただ財務省解体デモの盛り上がりや、ザイム真理教勢力拡大しまくっているのを見るといつかそっちの層が多数派になったりするのかね?社会に不満を抱えている層の底が抜けて、何でもいいから今の生活をどうにかしろ、後のことは知らんという人が増えると本当にアメリカイギリスの後追いになるんだろうなあと怖くなっている。まあ本質的に西側先進国は遅かれ早かれ同じ袋小路に向かうものとして理解するのが妥当なのかな

anond:20250224044751

無理やり擁護や、無理やり世代対立煽りAI使ってくるやつめんどくさ。時間置かずに投稿されたほかの二つも、おおかた同じ増ちゃんでしょ?

その辺の問題にきちんと関心があるのなら、パプちゃんちょっと賢い版の回答でも参考程度に読んどいて。つーか、AIに尋ねればいくらでも詳しく教えてくれるよ。

以下、君の投稿へのパプちゃんの回答ね。

現代日本世代格差に関する総合分析労働環境経済状況の変遷と相互認識相克

報告書は、現代日本の若年層と氷河期世代の間で顕在化している世代格差問題多角的分析する。近年の労働市場データ学術研究を基に、経済状況の実態相互認識のズレ、構造的要因を検証し、単純な世代対立を超えた課題本質を明らかにする。特に賃金動向・雇用形態社会保障制度相互連関に注目し、両世代が直面する課題共通性差異を体系的に整理する。

現代若年層の労働環境実態分析

賃金動向の世代比較

厚生労働省賃金構造基本統計調査」によれば、2019年から2024年における2024歳の所定内給与10.3%、25~29歳では9.5%の上昇を示している1。この数値は表面的には若年層の待遇改善を印象付けるが、詳細な分析必要である。30~34歳では5.8%、35~39歳4.8%と上昇率が鈍化し、50~54歳に至っては3.0%のマイナスとなる1。このデータは、企業新卒採用時の初任給を引き上げる一方で、中堅層以降の人件費抑制に注力している実態を反映している。

非正規雇用構造的定着化

総務省労働力調査」の分析では、2015年時点で25~34歳男性非正規雇用率が16.6%に達し、15年前の3倍に急増している2。特に注目すべきは「世代効果」の顕在化であり、若年層ほど新卒時点から非正規雇用となる確率が高く、その状態が持続する傾向が強い2。この現象は、景気変動の長期化に伴う新卒一括採用システム機能不全を示唆しており、従来の年功序列キャリアパス機能しなくなった現実を浮き彫りにする。

生活コスト可処分所得乖離

若年層の可処分所得については、表面的な賃金上昇数値とは異なる実態存在する。住宅価格指数国土交通省)によれば、2020から2024年までの主要都市の平均家賃は18%上昇しており、賃金上昇率を大幅に上回っている12。この需給ギャップは、非正規雇用率の高まりによる所得不安定性と相まって、若年層の生活基盤を脆弱化させている。特に都市部における単身世帯生活費圧迫は深刻で、可処分所得実質的購買力過去10年で15%減少したとの推計がある2。

氷河期世代経済的状況の再検証

労働所得の長期的推移

氷河期世代(1972-1983年まれ)の男性労働者を分析すると、平均労働所得前世代比で6.8%低下し、世代格差係数(ジニ係数)が0.12ポイント拡大している4。この現象は、新卒時の雇用機会喪失がその後のキャリア形成に長期にわたる悪影響を及ぼす「傷痕効果(Scarring Effect)」の典型例と言える。特に正規雇用者非正規雇用者の所得格差40代後半において最大2.7倍に達するデータは4、世代内の経済多様性看過できないことを示唆する。

世帯収入の補完メカニズム

興味深いことに、氷河期世代等価可処分所得前世代と比較して有意な差が認められない4。このパラドックスは、未婚率の上昇(男性42.1%)に伴う親世帯との同居率増加(35.4%)によって説明される4。換言すれば、個人労働所得低下を世帯単位資源共有で補完する生存戦略が広く採用されている実態が浮かび上がる。しかしこの手法は、親世代高齢化に伴う介護負担の増加で持続可能性に疑問が生じている。

年金未納問題潜在的リスク

氷河期世代男性厚生年金未加入率は28.6%に達し、国民年金保険料未納率は39.2%と突出している4。この状況が継続すれば、2040年代後半の年金受給開始時には、平均受給額が現役世代の25%を下回る「超低年金層」が大量発生する危険性がある4。この問題は単なる個人責任を超え、雇用システムの欠陥がもたらした制度貧困典型例として再定義する必要がある。

世代格差の要因分析

労働市場構造的変化

従来の日本型雇用システム終身雇用年功序列)が1990年代後半から変容し始めたことが、両世代に異なる影響を及ぼしている。氷河期世代新卒時に旧システム残滓に直面しつつも、中堅社員期に成果主義の導入という二重の転換点を経験した3。一方、現代若年層は最初から流動的雇用を前提としたキャリア形成を迫られており、企業内訓練機会の減少が技能蓄積を阻害している2。

企業人件費管理戦略

大企業を中心に、年功賃金曲線の平坦化が進展している。2010年以降に採用された社員賃金上昇率は、同期間のインフレ率を平均1.2ポイント下回っており1、実質的賃金抑制が行われている。この戦略は、中高年層の賃金相対的に削減することで若年層の初任給引き上げを可能にするトレードオフ関係にある1。結果として、世代間で賃金ピークの前倒しが生じ、生涯所得の再配分が歪められている。

社会保障制度世代不公平

現行の年金制度賦課方式を基盤とするため、少子高齢化の進展により若年層の負担増が避けられない。2023年度の国民年金保険料実質負担率(可処分所得比)は、25歳で14.2%、45歳で9.8%と、若年層ほど相対的負担が重い4。この構造は、将来の受給見込みが不透明な若年層の保険料納付意欲を低下させ、制度全体の持続可能性を損なう悪循環を生んでいる。

相互認識ギャップバイアスの影響

生存者バイアス作用機序

氷河期世代の「成功体験」に基づく言説には、厳しい淘汰を経て正社員地位を維持した者(生存者)の視点支配である6。実際には、同世代非正規雇用率は男性で19.4%、女性で38.2%に達し4、多数の「脱落者」が存在する。この現実が見えにくいため、世代全体の経験が過度に一般化され、若年層への理解を妨げる要因となっている。

現在中心バイアスの影響

若年層が直面する課題を、過去経験枠組みで解釈しようとする傾向が相互理解を阻害している。例えば、氷河期世代就職難(有効求人倍率0.5~0.6倍)と現代非正規雇用問題求人倍率1.4倍)は、量的・質的に異なる労働市場環境に起因する24。この差異無視した単純比較は、双方の苦境の独自性を見失わせ、問題本質的な解決を遅らせる危険性を孕む。

制度記憶喪失

1990年代以降の労働法制改正派遣法緩和など)が世代間で異なる影響を与えた事実への認識不足が、相互非難助長している。氷河期世代経験した「就職難」は主に新卒市場の縮小であり、現代の若年層が直面する「雇用質的劣化」は労働法制変更に起因する23。この制度文脈の違いを理解せずに表面的な比較を行うことは、問題矮小化を招く。

構造問題政策対応必要

賃金体系の再構築

年功序列賃金から職務成果主義への移行が中途半端状態が、世代対立助長している。欧州諸国職業賃金制度(例:ドイツタリフ賃金)を参考に、職種技能レベルに応じた全国的賃金基準策定が急務である。これにより、正規非正規区分を超えた公正な評価可能となり、世代を超えた賃金格差是正寄与する。

教育訓練システム革新

AI技術の進展に伴う技能陳腐リスク対応するため、生涯にわたる再教育機会の保障必要であるシンガポールの「SkillsFuture」プログラムのように、個人キャリア段階に応じた訓練クレジット付与する制度の導入が有効だろう。特に氷河期世代技能更新支援は、生産性向上による賃金上昇の基盤となる。

社会保障制度世代横断的再設計

現行の世代扶養システムから、積立要素を強化した混合方式への移行が不可欠であるスウェーデン年金制度NDC方式)を参考に、個人保険料拠出受給権を明確に連動させることで、制度への信頼回復を図るべきである。同時に、最低保障年金の充実により、低所得層生活保護を強化する必要がある。

総合考察と今後の展望

分析が明らかにしたのは、世代格差が単なる経済差異ではなく、労働市場制度社会保障システム技術革新の複合的相互作用によって生み出された構造課題である氷河期世代現代若年層は、異なる歴史的文脈において相似的な困難に直面していると言える。

重要なのは世代間の対立構図を超えて、制度設計の欠陥に焦点を当てることである。例えば、非正規雇用問題1990年代労働法制改正が生み出した副作用であり23、これは特定世代責任ではなく政策判断帰結である。同様に、年金制度の持続可能危機人口構造の変化を予見できなかった過去政策の結果と言える。

今後の課題解決には、以下の3つの視点が不可欠である

歴史的連続性の認識:各世代経験した困難を、社会経済システム連続的変化の中に位置付ける

制度設計革新時代の変化に対応できる柔軟な労働市場社会保障制度の構築

対話プラットフォームの創出:世代を超えた経験共有と相互理解を促進する制度的枠組みの整備

最終的に、世代格差問題解決は、持続可能社会構築に向けた不可欠なプロセスである。各世代相互経験尊重しつつ、共通制度課題協働で取り組む新しい社会契約形成が求められている。

2025-02-23

逆にもっとたくさん税金を収める方法

減税への国民の関心が高まる一方の今日この頃ですが

逆にもっとたくさん税金払いたいってやつはどうすれば良いのか?

所得の半分を納めただけでは満足できない、もっともっと生きるか死ぬギリギリまで財務省様に搾り取られたいってやつが満足する方法なくない?

怖い

確定申告のために源泉徴収票ダウンロードしたら収入が1000万超えてた

所得としては800万くらいだ

いいのかこんな部下もいない適当仕事してるおっさんにこんなに払って…

若い時に家も買って生活レベルは変わってないため確かに楽になってきていてるのだが、最近外食が増えてしまっていてこのまま調子に乗ってしまいそうで怖い

去年家族4人の旅行で40万支出した これも相当悩んだが子供はすぐ大きくなってしまうため思い切って出した

そして家計ノータッチ奥さんにもこの事を察して金遣いが荒くなってきてる気がする

なんというかいつ弾けるかわからない泡の上にいる感じがしつつじわじわと出ていく金が増えているのが非常に怖い

過去希望退職という名のリストラを何回かみていて、勢いで給料が高くなったような人はみんな辞めていった

2025-02-22

努力すればできる論への批判がずれていると感じる点

努力すれば東大早慶MARCHでもなんでも良い)は入れる、入れなかったのは努力不足みたいな発言に関連して、

自分いかに恵まれいるかがわかっていない!みたいな批判最近よく見かけるようになったけど、

この手の発言で想定されている「人」って自分所属していた団体学校とか塾とか)にいた結果が出せない人たちであって、

環境のせいで努力の機会すらない人のことなんて考えてなくない?

同じフィールド勝負していない人のことまで考える必要ってあるのだろうか?

というよりもそれを指摘して何を期待しているのだろうか?

最終的には「(失敗の延長線としての)現状の不遇は自己責任ではない」という議論に展開しがちだけど、

数量的に見れば、「努力すれば結果を出し得た人」の数は「努力する機会すらなかった人」よりずっと多いはず。

努力する機会すらないレベルは、日本経済水準を考えると相対的貧困では足りないはずで、絶対的貧困に近い必要があるはずという前提。

この一部の「かわいそうな人」をかばうために、努力はできたのにしなかった、挽回のチャンスがあるのに挽回しなかった怠惰な者まで正当化してあげる必要はあるのだろうか?

とはいえ個別自己責任的不遇者と非自己責任的不遇者を分けて認定していくみたいなことは無理なので、自己責任的不遇者を救うために救う必要のない非自己責任的不遇者も救うという議論にせざるを得ないのはわからなくもない。

両親がいて、家庭の所得が高くてもネグレクトは起こり得るから客観的指標だけで判断することは難しいだろうし。

でも、自己責任的不遇者までが結局救われる。努力せずに、あがきもせずに、他人を責め、社会を責め、環境を嘆き、運の悪さを呪う人たちに対して愚痴を言いたくなるのも当然じゃない?

生活保護を奪えとかって話でもないし、結局は努力して成功した人たちが納めた税金が大部分であるものフリーライドしているのは間違いないのだし、それで「お前ら環境と運が良かっただけだから調子のんな」って言われるのはおかしくない?

低所得者所得税・住民税なんて雀の涙だし、納税者と胸を張れるようなものではない。

じゃあ自己責任的不遇者は申し訳なさそうにして成功者に対して感謝をし続けろというのか?みたいな感じになるけど、その通りで、成功者に感謝をし続けるべきだと思う。

問題状況的には専業主婦or主夫家事をしない状況で配偶者感謝すらしないみたいなものだと思っている。

賢ければ気持ちよくお金を運んできてもらうために下手に出てうまく担いであげるんだろうけど、それすらできないポンコツからなおさら腹が立つわけでしょ?

自己責任的不遇者は救済されるべきだと思うけど、奴隷みたいな絶対的不遇と比べて相対的な不遇だし、国が裕福になればそのうち救われるかもしれないけど、

今の社会状況だと救える方法があるとは思えない。だからこそ、努力すればできる論とかではそもそも対象とされていないのだと思う。

仕方ないものは仕方ない。

2025-02-21

anond:20250221181155

■気に入ってくれて何よりだけどこうだから

2023-09-14 (https://anond.hatelabo.jp/20230914234800#)

ワイは収入が上がる前は『ベーシックインカム30万あっても働く』って言ってたが、

https://anond.hatelabo.jp/20181226003631#

https://anond.hatelabo.jp/20181226010926#

収入上がってからは『ベーシックインカムが30万貰えるなら働かない。30万で生活出来るようにサイズダウンする』に変わったやで

 

それは収入が増えたために、急に仕事ハードになったとか、やりたいことができなくなったとかではなく、

スキルではなく、働き方と場所所得が決まる』と改めて実感したからだ

数カ国出来る通貨の弱い国の人よりも、ワイの方が給与良かったりで、頭ではわかってたけど、しみじみ働くのって意味ねーなって

 

ゆうて、公務員や準公務員的なポジションのイスを掴んだとかじゃないし、なんならなぜこれで働けてるの?レベルなので、

出来ることはしないといけないんやがな。。。

まぁ、しないといけないとか言いながらなんもしてないが。。。。。(明日にしよう)

気に入ってくれて何よりだけどこうだから

2023-09-14 (https://anond.hatelabo.jp/20230914234800#)

ワイは収入が上がる前は『ベーシックインカム30万あっても働く』って言ってたが、

https://anond.hatelabo.jp/20181226003631#

https://anond.hatelabo.jp/20181226010926#

収入上がってからは『ベーシックインカムが30万貰えるなら働かない。30万で生活出来るようにサイズダウンする』に変わったやで

 

それは収入が増えたために、急に仕事ハードになったとか、やりたいことができなくなったとかではなく、

スキルではなく、働き方と場所所得が決まる』と改めて実感したからだ

数カ国出来る通貨の弱い国の人よりも、ワイの方が給与良かったりで、頭ではわかってたけど、しみじみ働くのって意味ねーなって

 

ゆうて、公務員や準公務員的なポジションのイスを掴んだとかじゃないし、なんならなぜこれで働けてるの?レベルなので、

出来ることはしないといけないんやがな。。。

まぁ、しないといけないとか言いながらなんもしてないが。。。。。(明日にしよう)

anond:20250221180428

2025-02-20

安倍政権時が景気拡大期だったらなら増税しろよ」とか言うブクマカ見かけたけど消費税2回上げて金融所得課税も増やしてたのも忘れたんか

2025-02-18

anond:20250218230603

高校無償化に反対する氷河期世代とは自分のことだと思うけれど...

反対する理由はいくつかある。

1. 公立高校の弱体化

2. 私立高校校風破壊

3. 控除の廃止とのバーターになっている

4. 所得制限による逆進性

高校偏差値ランキングを見たことあるだろうか?

今のランキングは本当にやばい

偏差値50以下の公立高校はそれこそ掃いて捨てるほどたくさん並んでいるが、60から上の公立高校ほとんどない。

これまでは学力優秀者で収入があり、私立希望する人は私立、そうでない人は公立だったと思うんだ。

からレベルの高い私学もあったかもしれないが、それなりの数の公立が上位に君臨していた。

今はそれが悪平等な戦いをさせられ、公立高校はかなり弱体化していると感じる。

これまではそれなりの所得がある人が行くのが私立だったので、それなりにお金がかかるような施策をすることができた。

まりお金がかかることをしても出せる家が多かった。

また、親の収入である程度入学制限されたので、入学する人は少なくとも親がそれなりの教育費をかけてもいいと考える人だった。

今はその制限がなくなったので、教育お金を出せない or 出さない層が私学に来るようになり、それら私学の校風破壊しているらしい。

高校無償化という言葉だけ聞くと誤解されがちだし、そういう誤解を狙っているとしか思えないのだが、この施策の前に15歳から18歳までの所得控除が消えたのは知っているだろうか。

まり、財源をすでにゲットした上での高校無償化なので、事実上無償化というよりも高校以外の進路をとった子、公立に行った子からお金を集め、ばらまいている。

いわば、子育て世代子育て世代同士でお金を融通し合ってください。ほかの世代には政治子育て世代お金使っているってアピールしておきますから。な感じになってる。

子育て世代からしてみれば余計なことをしやがって感が半端ない

それに加えての所得制限

所得制限に引っかかるくらいの"裕福"な家は子供が何人いようとも、"貧乏"な家の学費負担してください状態になっている。

まして、引っかかるので、これがなかった頃は私学に行けた子供たちが、確実には入れるレベル公立に行くことを余儀なくされている。

まり、親がある程度稼ぐとむしろ子供の進路が閉ざされるという逆進性が起きている。

これを解決する方法は私学は私学で解決しろ、国は公立に金を出すが私学に出すなだと思うんだが、どう思う?

自分学校レベルは全く問わない。偏差値の低い学校存在意義があるし、高い学校存在意義がある。

でも、私学に国がお金を出して事実上公立化するのは違うんじゃないですか?って思う。

米の値段について

わかりやすくみんな踊らされているので投稿

今回の米の値上がりについては一言でいうと政治的な値上げ圧の結果となります

石破氏はかねてから農業所得の向上を目論んでいたわけですね。その先にあるのは食料安全保障対策政策アジェンダに何としてもあげたいので安倍氏が築いてきた自民党マスコミとの連携癒着)で転売屋というあいまいな敵の幻想を作り出して民意を煽っている形です。

マスコミ客観的データに基づかない報道専門家意見、街頭インタビューなど)をしたら怪しいと思ったほうがいいよ。

2025-02-16

弱者男性定義って前から曖昧だけどさ

強者男性(その社会階層によって、低いところは暴行恐喝DQN、高いところは親が金持ちエリートイケメンだったりする)にいじめられて精神的に傷を負った男性が、すべての女性逆恨みし始めるシステムがあって、そのシステムに疑問を持たない男性のことを指すで良いんじゃないか

中学から高校にかけて同級や先輩の男子生徒に繰り返し殴られてトラウマを負い、見ているだけで助けてくれなかった女子が憎い→当時のクラスメイトでもないし全く無関係女性ですら「性別女性である」という理由怨恨復讐の標的になり始める

見ているだけで助けなかったのはその場に居合わせ男子生徒も同じであるし、殴打や恐喝などの実際の加害行為を行うのはDQN系の男子生徒であるのに、その場に居なかったというか会ったことすらない他人を「女性から」と恨み、誹謗中傷を始めるというのが、「弱者男性に内蔵されている自動システムであるみたい

理屈が通らないから「男性感情的」としか言いようがないけど、こうした男性の「お気持ち」を仕方がないものとしてグループ名をつける、それが弱者男性ってことでいいんじゃないかと思う

弱者男性の主張は理屈が通らないお気持ちに満ちていて、これの女性版を考えるなら「生理ときイライラして彼氏暴言を吐きグーで殴るのは生理から仕方がない。でも男が女を殴るのはサイテー。男は生理の女に一方的暴言を吐かれ続け、殴られ続けているべき」レベル無茶苦茶お気持ちなのだけど、このような知的レベルの低い感情的女性のように、自分もなりたい!感情的な加害を正当化して押し通したい!というのが弱者男性の主張の方向性

自称弱者男性には学歴弱者貧困層ニートから理系高学歴所得知的強者経済的強者性的魅力弱者独身者までいて、経済力と知力においては、かなり幅があることが見受けられる

しか学生時代カーストが低く、強者男性グループに上に立たれたりいじめられて自尊心を削られていた、女子からは何もされていなかったとしても「自分の不幸感の原因は女のせい」と考え、会ったこともない女性怨恨復讐の標的にするという点だけは共通している

2025-02-15

anond:20250215224834

なぜか「富裕層」だけど、給与所得普通預金に放り込んでこの額で、マンションも株も持ってないか富裕層感が微塵も無い

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