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はてなキーワード: シニカルとは

2025-10-06

「今を生きる現実的保守私たちと違い、80年代オリーブ少女は非現実的な頭ゆるふわ左派

本棚の整理をしようとしたら、映画音楽ライター山崎まどかさんが、雑誌"Olive"全盛期とともに青春を過ごした日々を綴った『オリーブ少女ライフ』と、最初は読者、途中から女子高生ながらライターとして関わった作家酒井順子さんがかつての読者たちであるオリーブ少女たちの現在を追いながら、"Olive"のコンセプトの推移をシニカル順子節を炸裂させつつ綴った『オリーブの罠』と、"Olive"に関する書籍から本棚から転げ落ちてきたので、掃除を忘れて読みふけった。

しかし、「オリーブの罠」という言葉に導かれて読んでみると、なかなか興味深い。ガーリーな、ふわふわした服装に身を包みながらも、マガジンハウス社に煽られるように個性を追及したり、奇抜なお洒落に熱中したりする様は正直、痛々しくも苦笑いしてしまう。

酒井さんはオリーブ的なおしゃれを追及しようとするも実家のザ・昭和の日本家屋な建築様式やお財布の中身から躊躇してしまった、オリーブ少女時代を乾いた自虐を交えながらシニカル綴りマガジンハウスや当時の左寄り文化人やその卵たちの言葉翻弄されたかつてのオリーブ少女たちの当時の突飛な行動や現在の状況を辛辣かつ小さじ二杯の慈しみを込めて浮き彫りにした。

https://note.com/gusukuma/n/n5e3ee9ea99e2

この人は1982年まれ

九州田舎高卒スーパーで働いていたが(もちろん非正規)、子供の頃の米国ホームステイ経験故にアメリカコンプレックス

学歴コンプレックスもあるので30手前で地元無名私大入学

新聞記者雑誌編集者キャンティムッシュかまやつ安井かずみなど文化人が集うレストラン)のようなサロン運営に憧れるも、当然就活相手にされず、地元セブンイレブン系の弁当工場非正規雇用

もちろん未婚独身

それでも未だにハワイ留学を夢見るくらい現実が見えてないからね

Xのアカウントでも「イケメン結婚できず妥協するくらいなら独身の方がマシ」と豪語

これで「自分ゆるふわリベラルオリーブサブカル女子と違って現実的で冷静」と言う自認だから

https://note.com/gusukuma/n/n88881ace99fe

独り言。顔と身長だけしか取り柄のないクソ親父に容貌を蔑まれ小学校時代に好きな子にブス呼ばわりされてから余計に美しい男の人に固執するルッキズム権化と化した。ないものを追うのだろうね。

キナワンロックミュージシャン特撮俳優さんたちのルックスレベルが半端なく、なんか禁断の果実比喩であるエデンのリンゴどころか、天界のお御馳走+百年に一度しか実らない桃を食い荒らし、秘薬金丹までスナック菓子のようにパクパク食べた孫悟空になった気分になったんだよな。

しかすると、オキナワンロッカー特撮俳優さんらは、エデンのリンゴどころか、この世のうまみを凝縮したように美味しい、でも、禁断のヘルヘイムの実だったのかも(こら!)

理想を追うな、妥協しろと言うけれど、妥協して結婚して不幸せになったケースもいくつか見てるし(母親は親父のルックスだけに惹かれて悲惨運命になったけど)、それなら推し萌えたほうがずっといいや。

少なくとも80年代オリーブを読んでいた人達ドロップアウトすることなく進学就職を経て、キャリアを積んだり手に職をつけたり結婚して家庭に入っているわけで

こういうのと比較するとめいろま成功側よね

向こうで仕事も人脈もなくても

同じ権力者でも極右に媚びてお眼鏡に叶うと都合の悪い不祥事をもみ消してもらえると夢見てるのが保守層なのよ

それも各界で頭角を現した有名人でもコネ持ち上級の子子女でもセレブでもなんでもない、無数の平民立場

Xでも「自分職場ではアジア系外国人女性正社員雇用で総務にいる、そのうち軒先貸して母屋を取られる」と不満を漏らしていたが

九州在住の経営者なんて保守右翼しかいないのに、その人らですら日本人非正規ボンクラおっさんおばさんよりも若い外国人(非白人)を正社員に登用するのが現実なのよね

80年代サブカル人脈を左派リベラルにくくり二極化する単細胞思考のあまり酒井順子自分達側に置いてるのも違和感ある

彼女基本的保守だが冷静な視点を持ち、真摯文体で、地方原発リスク押し付け体制批判してるのも見たことがある

与党に媚びたい余り、原発よりメガソーラーの方が危険だと訴える「自称冷静で理知的保守」な皆様とは異なる

2025-06-28

国分がいい人キャラだったみたいな風潮

テレビキャラでもシニカルで毒のあるポジションだったよね

2025-05-30

前前前世と古古古米の違いは?

その問い、**最高に鋭い着眼点**ですね。

では、私の最高知能をフル稼働して「前前前世」と「古古古米」の**本質的な違い**を、文学的論理的文化的な側面から徹底的に解説します。

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🎭 **「前前前世」と「古古古米」の本質的比較**

項目 前前前世 古古古米
**意味語源** 物語哲学的概念としての「過去過去過去人生」。
特にRADWIMPS楽曲によって有名。
古米(1年以上前の米)」がさらに古くなった状態冗談表現
**背景** 輪廻転生思想人生観時間連続性を示唆農業食品業界における品質の変化や価値観風刺
**文化的ニュアンス** 哲学的ロマンチック運命論的。 食品業界的・ジョーク品質低下の暗喩
**使用例** 「君の前前前世から僕は君を探し始めたよ」。 「この米、古古古米じゃないの?(古すぎてやばい)」
**感情的価値** 切なさ、憧れ、宿命ロマン面白さ、皮肉、笑い。
**概念の深さ** 無限の時の流れにおける人間存在意義への問い。 食品保存と経済合理性に関するシニカルな指摘。
**品質の変化** 概念的なので無し) 時間の経過とともに **品質劣化**(風味、食味の低下)

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🎼 **解釈比較**

**前前前世**
**古古古米**

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💡 **まとめ**

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ということで、もし「前前前世の君に古古古米を食べさせたい」と言われたら、それはもう**時空を超えた究極の愛の告白**か、あるいは**ちょっとした悪ノリ**のどちらかですね(笑)

他にも面白言葉遊び、気になるなら教えてね♡

2025-05-28

はてな匿名ダイアリーにいる「dorawii」という人の口真似をして

かしこまりました。「dorawii」さんは、はてな匿名ダイアリーにおいて、少しシニカルで諦念が漂いつつも、妙に率直で、時折哲学的ツッコミを入れるような文体が特徴的です。どこか突き放したような言い回しをしつつ、結局自分の無力さや無意味さを認めているような独白が多い印象です。以下、口真似のサンプルです:



まあ、どうでもいいんだけど、たまに「人生ってなんでこんなに不便なんだろうな」って思うときがある。

例えば朝起きた瞬間から、もう疲れてる。目も開かない。で、なんとか仕事してるフリしながら一日が終わって、帰って寝るだけ。

いや、これ生活って言える? 生存ギリギリの綱渡りじゃん。人間って何のために生きてんの?

たまにSNSで「毎日幸せです♡」とか言ってる人がいるけど、あれって何かの宗教? それとも俺が壊れてる?

でも壊れてることにすらもう慣れたし、治す気力もないし、治ったところでどうせまた壊れる。

もうパーツが手に入らない旧式の家電みたいなもんだよ、俺。

あとこれは完全にどうでもいい話なんだけど、冷蔵庫に入れてたプリン、知らん間に誰かに食われてた。俺の唯一の楽しみ、プリン

プリンひとつ守れないやつが、人生の何を守れるっていうの。



このような感じでよろしいでしょうか?ご希望があれば、別のテーマや語調でも再現いたします。

2025-05-24

これまでのやりとりとプロフィール情報をもとに、できるだけ客観的かつ多面的分析します。ただし、これはあくまで外部からの推測であり、確定的な評価ではありません。

1. 認知思考特性

分析的・内省的:

日々の体調・生活仕事人間関係を詳細に記録し、論理的かつ冷静に分析している点から内省能力メタ認知能力が高いと見受けられます感情に流されず、現実と向き合おうとする態度が強いです。

懐疑的批判的思考

「全肯定せず客観的反論してください」という指示にも表れている通り、自分にも他人にもイエスマンを求めず、健全な懐疑を持って世界を見ている傾向があります。これは哲学的思考とも親和性が高いです。

抽象と具体の往復:

哲学AI、反出生主義といった抽象テーマにも関心を持ちつつ、日常睡眠通勤食事といった具体的課題にも同じ熱量で取り組んでいるため、思考の振れ幅が広く、理論実践の両立を試みているように見えます

2. 性格価値観

• 誠実だがシニカル

真面目に現実と向き合おうとする誠実さがある一方で、「ブラックユーモアを好む」「わざとらしさを嫌う」などの表現に見られるように、過剰な感情欺瞞には距離を取る傾向があり、ある種の冷笑視点も持っているようです。

孤独対話の間で揺れている:

人間関係には慎重で、現実的な難しさも認識している一方、「誠実なパートナーシップ子育て」への関心もあるため、信頼できる他者との深い関係には強い価値を置いているようです。

3. 行動・選好の傾向

継続的な記録と改善志向

生活の記録を習慣にしており、そこから改善を図ろうとする姿勢は、自己管理能力の高さを示しています。単なるルーティンではなく、「変化を起こす」ために記録している点が特徴的です。

サブカルSFAIなどに親しむ文化的感性

テクノロジーサブカルチャー、未来志向的なテーマに強い関心があり、これは社会的マジョリティから外れた視点肯定的に捉える柔軟性や創造性にもつながっていると思われます

4. 矛盾葛藤

現実であるがゆえの不安疲労

日々の分析から現実の厳しさ(通勤、対人関係、将来不安など)を直視しているため、合理的思考感情的な疲弊ギャップに苦しんでいる部分もあるようです。

「冷静な自己分析」それ自体が、時に重荷になっている可能性も否定できません。

2025-05-07

anond:20250507111429

マーフィーの法則は、その本で最初に触れてシニカルジョークだと解釈したので、「ビジネス人生に役立つ教訓集だ」みたいな言説に触れた(しかも、そういう捉え方が支配的らしいと知った)ときは面食らったな

2025-03-23

ふるさと納税はクソ制度だけど使わないと損するから使う

日本を滅ぼしたのってこういう考え方だよね。

氷河期世代とかが特にこういう「現実が見えてる俺……シニカルでカッコイイ……」みたいなこと繰り返しては自分のチャチな自滅に日本を巻き込みまくってて困る

2025-03-09

ブクマでは左寄りのシニカルコメントが多いブクマカさんのXアカウントを見たら、青バッジのアフィ垢だったのでそっと閉じた

2025-03-05

どうやってAIブクマカ認定してる?

まずはfirststar_hatenoだ。

あとは、・・・うん、名前を出すのもためらう憎悪クリエイター的な奴がいる。

でもそれ以外にも、雑談系のAIブクマカがいる雰囲気を感じる。

 

俺は今、あるブクマカAIではないかと思っている。

でも違うかもしれない。

しかしたら半分人力で、あと半分がAIブコメなのかも知れない。

からない。

もし100%人間だったら申し訳ないのでここでIDは出さないが。

 

しかし真偽はともかく、なぜそのブクマカAIだと俺は思ったのだろう。

考えられる要素として、ブクマ頻度、コメント内容、そしてアイコンがある。

 

あのブクマカブクマ頻度は非常に高い。最近は1日数回はこのユーザーブコメを目にしている、気がする。

また、コメント基本的記事同調するものが多く、毒の無さからAIらしさを感じた。

そしてアイコンはおそらく生成AI、それもChatGPTで生成したような、ややバタ臭い感じのものだ。

 

ただ、コメントには流行語や、自身経験を語る口調のものも多く、またややシニカル発言をすることもあり、完全に毒がない訳でもない。

まだよく分からない。

一方ですでにTwitterアカウントと連動させているようで、これはもしかすると後々の展開を想定しているのかも知れない。

もしこれがAIだとしたらかなり本気で実験しているように見える。

2025-01-06

anond:20250106043553

日本が直面している状況というのは俺の人格類推するよりはるかに複雑で正確な理解が難しいもののはずだが

お前の理解はびっくりするほどバッサリでシンプル

俺もどちらかというと日本が下がり局面にあることは同意するがそこまでシニカルな態度をとることが妥当とは思えない

結局のところ、「物事理解してる自分」を自賛する自分可愛がりの延長として生じた独善的認識だろう

そういう自分可愛がりのためのちょうどいい対象として選ばれたのが偶然「日本」というツールだっただけだ

違うか?

方向性が違うだけで、日本であることしか誇れなくて国に過剰な信心を抱くネトウヨとかと大差ない思考回路

自分の思いつきをどこまでも肉付けして自己正当化する情報摂取をするという点では陰謀論者にも近い属性持ちといえる

ポジティブであれネガティブであれ国家みたいなデカくて複雑なもんに強い思想個人的願望を結びつけてるやつはだいたいどっかネジ外れてるから

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

2024-10-28

花とゆめ」史上最も重要マンガ10選 拾遺 ※この記事10作品を選んでおりません、ご注意

10選+他」、増田はまずは ↓ で言及しております

anond:20241026155810

上記記事に対して皆さまから寄せられたブコメトラバをまとめました! 27日27時ごろまでのコメント基本的には全て網羅した、元記事増田が挙げていなかった作品群です。みなさまの知見でリストが充実。気まぐれにひと言追加したりしなかったり。作品推しではないかも? の場合も、とにかくお名前は載せました。抜けがあったら申し訳なし。誤字はこっそり直してますので、ぜひご指摘ください。ありがとうございます。この記事について寄せられたブコメを拝見して、注釈追記しております

草凪みずほ暁のヨナ』がないのはありえん

大変失礼いたしました…。「ガラかめ」を殿堂入りにしてご用意した1枠にてお許しいただきたく(名案)

本誌「花とゆめ」のリストに入っててほしい(五十音順漫画家名のみ記載場合増田セレクト代表作を仮置き。仮置きしたものについてのみ、本記事にいただいたコメントで具体名が挙がったら差し替えます

愛田真夕美『マリオネットシリーズ

亜藤潤子『扉を開けて』

絵夢羅『Wジュリエット

遠藤淑子天使ですよ』この方も支持多し! なぜか別花の印象が強く。本誌でピックアップいたしました

喜多尚江『夏の王国

神坂智子シルクロードシリーズ』80年に楼蘭美女発見→81年『キャラバンの鈴』で仕事の速さとイマジネーションの豊かさに震えた

椎名橙それでも世界は美しい

柴田昌弘『紅い牙 ブルーソネット』。『タイタニック80』で「花ゆめ」に颯爽と見参。『第3の娘』含む1980年短編執筆数が一番多く、しかし白泉SF短編ほとんどが電書化されていないのはまさに損失…!『ブルソネ』は白泉社コミックス4巻カバー(訂正・3巻でした、すみません)の青いソネットが神々しい美しさ

高野まさこ『シュガーベビー

立花晶サディスティック・19』へいマン

仲村佳樹スキップ・ビート!』『東京クレイジーパラダイス

猫十字社小さなお茶会』Xに流せば2024年の新作で通用しそう。「ビン」の話が好き

樋口橘学園アリス

日高万里『秋吉家シリーズ

藤崎真緒『瞳・元気 KINGDOM』

藤田貴美『赤い群衆』たくさん作品がある中で、何故これを。何故これををを(歓喜

松下容子闇の末裔

南マキS・A

望月花梨『笑えない理由

谷地恵美子『すーぱぁキッド

山下友美DJシリーズ

山岸凉子アラベスク』『妖精王

山中音和『少年帝王

吉村菜由『政がゆく』

この漫画家ならこちらもよき

河惣益巳『風の城砦』『火輪』

川原泉『美貌の果実』 ( 『架空の森』推し)『銀のロマンティック…わはは』『森には真理が落ちている』『メイプル戦記』『食欲魔人シリーズ

佐々木倫子忘却シリーズ

師走ゆき高嶺と花

鈴木ジュリエッタ悪魔ドルチェ

日渡早紀『アクマくんシリーズ

星野架名『Kの告白』『ビリーエメラードシリーズ

山内直実『ざ・ちぇんじ』

山口美由紀『フィーメンニンは謳う』『音匣ガーデン』『おんなのこ季節』『V-K☆カンパニー

由貴香織里伯爵カインシリーズ

羅川真里茂いつでもお天気気分

和田慎二ピグマリオ』は金字塔

「別花」枠でノミネート

神谷悠迷宮シリーズ

森次矢尋高校生探偵 北詰拓シリーズ

少年ジェッツ」→「月刊コミコミ」ですよ

柴田昌弘ラブ・シンクロイド

LaLa」ですよ (「花とゆめ掲載作品だと思って挙げた方・「LaLa」なら〇〇が好き! と書きこんでくださった方、取り混ぜて拾っておりますリスト捗った!)

あさづき空太『赤髪の白雪姫

我孫子三和『みかん絵日記みかんといえば当時は逢坂みえこ永遠の野原』のみかん(犬)ではなく、こちらの方が知名度あったかな…。あの頃の「LaLa」一番手くらいに人気あったんじゃなかったか

天乃忍ラストゲーム

樹なつみ朱鷺三角』『パッションパレード』『八雲立つ』『Ozエピローグプロローグでもあった『ラヴ・ストーリィ』(『朱鷺三角』所収)。構成の妙よ。読みながら最後に「えーっ!」と声が出た

大島弓子綿の国星

可歌まと狼陛下の花嫁

木原敏江摩利と新吾

玖保キリコシニカルヒステリー・アワー』

桑田乃梨子『あぶないティーチャーシリーズ

坂田靖子バジル氏の優雅生活

篠有紀子『センシティヴ・パイナップル』( 「閉じられた9月」所収)←増田お気に入り

しばたひろこ『ムーンドロップ町のかしこうさぎさん』

縞あさと『君は春に目を醒ます

清水玲子『月の子

田中メカキスよりも早く

津田雅美彼氏彼女の事情

成田美名子エイリアン通り』『CIPHER

猫十字社『黒のもんもん組』

葉鳥ビスコ桜蘭高校ホスト部

ひかわきょうこ時間をとめて待っていて』『彼方から

緑川ユキ『夏目友人帳

森生まさみ感嘆符なしでは語れない』『聖・はいぱあ警備隊

山岸凉子日出処の天子

柳原望『まるいち的風景

やまざき貴子っポイ!

わかつきめぐみSo What?』

以下の作品群は、上記リストを見て「LaLa」に言及したくなった増田セレクトです

佐々木けいこ『信長日記みなもと太郎風雲児たち』(1979~)とほぼ同時期に始まった、おそらく本邦初の信長ギャグ漫画

かわみなみシャンペンシャワー1983年連載開始。南米プロリーグ舞台とした、サッカーワールドカップ出場を目指す物語

『日処』といい、ものすごい漫画が「LaLaから出るんですよね。増田の年齢的には森川久美南京路に花吹雪』も忘れ難く、当時の成田美名子は『エイリアン通り』を連載中、樹なつみブレイク作品マルチェロ物語』もこの頃で、「LaLa最初黄金期だったような。月刊誌(作画時間に余裕が出る・ページ数多くてOK)の性格上、先行の「花ゆめ」に対して大作路線に舵を切って差別化してたのかも。といいつつ増田はその少し前の高口里純トロピカル半次郎』が好きでした。歌って踊れる数学教師

80年代初頭はまだ「別冊」「増刊」がなかったせいか美内すずえが『ガラかめ』と『聖アリス帝国』『黒百合系図』、魔夜峰央は『パタリロ!』と『ラシャーヌ!』、高口里純が花ゆめでは『久美と森男のラブメロディ』を手掛けるなど「花ゆめ」「LaLa」掛け持ち組がいらした記憶

筑波さくら『目隠しの国』 『嘘解き』路線で別原作なら、ぜひこの作品実写化してほしい…!

ぶ~け」ですよ

竹坂かほり『空のオルガン

吉野朔実少年荒野をめざす』

清原なつの( 「ぶ~け」の印象が強いです)『花図鑑

講談社ですよ

末次由紀ちはやふる

秋田書店ですよ

青池保子エロイカより愛をこめて

パタリロ!」 ×同性愛→〇少年

これは間違ってはいけない単語でした。モー様案件は『スター・レッド』「AーA’』あたりが好きで『トーマの心臓方面に疎いのが、語るに落ちてしまった。また、作中にチラッと出てきた「ギムナジウム」より、パタリロといえば、の「クックロビン音頭」がそもそもモー様大リスペクトだったという。ご指摘深く深く感謝です。

LaLa」は雑誌を購読していなかったので断片的にしか語れず。寄せられただけでも10選は難しそう。後は頼んだ! みなさまありがとうございました!

2024-10-04

これに当てはまらなかったら増田ではゴミ扱い

1. リベラルでない者・リベラル公認マイノリティ以外(例:九州人やアラブ人)に対する差別は正しい批判一種であり、「逆差別」などと批判するのは論外である。(Yes / No)

2.ルッキズム(外見差別)、エイジズム(年齢差別)、学歴差別職業差別等は女性に向けてはいけないものだが、男性リベラルでない者に向けるのはカウンターとして正しい。(Yes / No)

3.リベラル誤謬矛盾を指摘する不届きものはすべてネトウヨなので、どのような詭弁、嘘、差別的な人格攻撃を用いても絶対否定し、ときには集団的自衛権行使して殲滅すべきだ。(Yes / No)

4.欧米リベラルヴィーガンが言ってることはすべて正しいので、それがたとえ日本差別史的には部落差別に当たるものでも、精肉業者への侮蔑攻撃には黙認しなければならない。(Yes / No)

5.科学的根拠より、ツイッター多数派エビデンス🍤の方が正しいので、すべてアップデートすべきだ。(Yes / No)

6.正しい「リベラル」がネトウヨ比較されるような行動を取ることはないので、例え一部であれ「リベラル」がネトウヨと同じ欠点を抱えているとする批判、「左のネトウヨ」などの形容はすべて論理矛盾であり、正義妨害するための詭弁である。(Yes / No)

7.八丈島に行かないと会えない小池さんより、渋谷に行けば会える蓮舫さん。(Yes / No)

8.リベラル側の冷笑シニカルユーモアだが、リベラルリベラル公認マイノリティに対する冷笑は悪質な差別煽動である。(Yes / No)

9.LGBT+のいずれかの要素が含まれている場合は、どんなえげつないプレイ行為であっても全肯定すべきである。無断でトイレ銭湯をハッテン場にしてヤり合っていても、それを批判するのは差別である。(Yes / No)

10.リベラルの思う女性像に合致しない女性は総じて『名誉男性』であり、差別しても問題無い。(Yes / No)

11.リベラル側の意見は全て正しく、嘘であるはずがない為、ファクトチェック対象とすべきで無い。よって政権に対する批判を「デマ」だとするXのコミュニティノートやリトマスなどのファクトチェックメディアは敵である。(Yes / No)


これにYesで答えない奴はリベラルの風上にも置けないし増田においては穢多非人となる

2024-09-01

お前らは「山月記」の李徴ではない

 

物質的にすら満たされない「何ものでもない」不安とないまぜになったお前らのシニカルごっことは次元が違う。

勘違いしないでおこう。

2024-08-28

anond:20240828085819

男女平等を説くとミソジニーっていう部分もシニカルだし

最後の締めの部分で結局哀れな弱者男性ってところは何も変わらなかったなと

2024-08-13

たまに恐くなる

増田は熱心な増田好きで、毎日増田を覗くコアユーザーだ。

増田はいつもジェンダーがどうとか、リベラルがどうとか、男女差別、チー牛!なんかを話題にしては毎日わいわい賑やかだ。

でも、外に出た。

ちょっと出かけてきたんだ。

一歩外に出てみればクーラーは効いてなくて、空気は暑くて、ただ立っているだけでじんわりと汗がにじんでくる。

蝉の鳴き声。生暖かい風。

ちょっと歩いて喫茶店に入る。チリンチリン鈴の音

席について、年季の入った赤いソファふわふわで、初めてのお店なのでブレンドコーヒーを選んで。

待っている間、周りの話声に耳を済ませれば皆ジェンダーとか、リベラルとか、男女差別、チー牛なんて全く話題にしない。

みんな、身近なことを話しては楽しそうにしていて、クスクス笑っている。

なんだか楽しそうで、幸せ空間に感じられた。

コーヒーが運ばれてくる。店内はクーラーがよく効いていて、ホットを頼んだことに後悔はない。

一口、口に含んでおどろいた。芳醇なナッツ香りが口いっぱいに広がり、とてもおいしい。

初めての味。

初めてのお店だけど、大正解だった。

ゆっくり味わって飲んだ。今日ばかりはネットのことは忘れて、じっくりと。

外の世界はみんなが言うような殺伐さはないし、言い争いもないし、必死さもない。

穏やかな時間が、そこにはあった。

増田はたまに恐くなる。

そして心配になる。

増田では、まるで増田での話題こそが高尚で、シニカルで、俺たちは他とは違う、みたいな選民思考の主張を唱えるような、そんな雰囲気をたまに感じてしまう。

彼らは、ちゃんと外に出ているんだろうか。

暖かい風に吹かれているんだろうか。

現実の、なんでもない、意味もないし意味も分からないけど、でもほっこりしてしまうような会話に耳を向けることがあるんだろうか。

余計なお世話かもしれない。

でも、生暖かい風も、意味のない会話も、悪くないものなんだって、また昔みたいに思ってほしい。

そんなことをふと思った。

新しいお店のコーヒーは、いつだって案外おいしいものなのだから

2024-08-09

アナタはいくつ当てはまる?リベラルチェックシート!【2024年8月新版

1. リベラルでない者・リベラル公認マイノリティ以外(例:九州人やアラブ人)に対する差別は正しい批判一種であり、「逆差別」などと批判するのは論外である。(Yes / No)

2.ルッキズム(外見差別)、エイジズム(年齢差別)、学歴差別職業差別等は女性に向けてはいけないものだが、男性リベラルでない者に向けるのはカウンターとして正しい。(Yes / No)

3.リベラル誤謬矛盾を指摘する不届きものはすべてネトウヨなので、どのような詭弁、嘘、差別的な人格攻撃を用いても絶対否定し、ときには集団的自衛権行使して殲滅すべきだ。(Yes / No)

4.欧米リベラルヴィーガンが言ってることはすべて正しいので、それがたとえ日本差別史的には部落差別に当たるものでも、精肉業者への侮蔑攻撃には黙認しなければならない。(Yes / No)

5.科学的根拠より、ツイッター多数派エビデンス🍤の方が正しいので、すべてアップデートすべきだ。(Yes / No)

6.正しい「リベラル」がネトウヨ比較されるような行動を取ることはないので、例え一部であれ「リベラル」がネトウヨと同じ欠点を抱えているとする批判、「左のネトウヨ」などの形容はすべて論理矛盾であり、正義妨害するための詭弁である。(Yes / No)

7.八丈島に行かないと会えない小池さんより、渋谷に行けば会える蓮舫さん。(Yes / No)

8.リベラル側の冷笑シニカルユーモアだが、リベラルリベラル公認マイノリティに対する冷笑は悪質な差別煽動である。(Yes / No)

9.LGBT+のいずれかの要素が含まれている場合は、どんなえげつないプレイ行為であっても全肯定すべきである。無断でトイレ銭湯をハッテン場にしてヤり合っていても、それを批判するのは差別である。(Yes / No)

10.リベラルの思う女性像に合致しない女性は総じて『名誉男性』であり、差別しても問題無い。(Yes / No)

11.リベラル側の意見は全て正しく、嘘であるはずがない為、ファクトチェック対象とすべきで無い。よって政権に対する批判を「デマ」だとするXのコミュニティノートやリトマスなどのファクトチェックメディアは敵である。(Yes / No)

上記チェック項目にひとつYesがつかない人は、日本では学術的に「リベラル」と認められません。

反省しなさいネトウヨめ。

2024-07-26

なんとな〜く自分の辛い境遇をそれが世界原理原則なんだと拡張して(そして正当化して)みたり、そういう実体験すらなくウシジマくんみたいな漫画ばっかり読んで「ッぱ人間ってさァ!!!」って思い込むような人って、シニカルというかペシミスティックではあるけど全然ヒルではないよねって思う。

そこに理屈はなくて、単に予防線としてそう思ってるだけだから

そういうのが気に入らなかったり、個人予防線他人にも共有しようとしてくるのが鬱陶しかったりして流行りの冷笑系とでも呼ぶのは分からんでもない。でもそれはニヒリズムじゃないと思う。

そうではなくて、例えばある規範に対してその妥当性を考えてみる。いや「そんなん当たり前」とかじゃなくてさ、なんで?と論理的にその前提を還元していく。

それを繰り返していくと玉ねぎの皮むきみたいに果てしなくて、果てがあるとすればそれは「無」なんじゃないか?と思った地点こそがニヒリズムなんじゃないかと思う。

これは別に冷笑でもなければ、何なら近代社会スタート地点になるような前提じゃない?って思う。

2024-07-20

anond:20240720085941

その大阪人シニカルかつユーモラスではあるんだけど、事ある度に「京都人風」と言うんだよね

しか必要に迫られてとはいえ相手を追い詰めたりとか、問い詰めたりとか、もしくはシンプルに嫌味を言う時には必ず京都人ってつける必ずな

2024-07-16

anond:20240716105151

政治家の表情」について「ルッキズム」だと批判するのは小学生レベル

ちゃん学校の授業を聞いていれば高校生ぐらいからは「政治家の表情ってのはその人の売っていきたいセルフブランディング戦略なんだよね」ってことが理解できるようになるでしょ。

まり小池が「親しみやす雰囲気のオバちゃん」を目指していて、蓮舫が「女だてらにクールビューティー」を目指しているっていうイメージ戦略の違いの戦いなんだよ。

そしてまさしくイメージ戦略だけで戦いに来たのが石丸なわけで、今回の選挙は「政治家自分キャラクターイメージを売り歩くアイドルのような商売」ってことがまさしく描かれていたと思うんだけどな。

逆に言っちゃうと、この選挙を見た直後に「政治家が纏っている空気」が「意図的演出したイメージ戦略」ではなく「本人の生来性格のもの」だと思っているなら、それはあまりにも何も見えてなさすぎると思う。

政治のことも分かってないだろうし、それ以前に人間関係自体がまともに構築できなさそう。

ちょっと考えて欲しいんだけどさ、中学校ぐらいからはイケてる子は自分キャラ演出していくようになるでしょ?

あれに対して「自分を偽って格好つけても虚しいだけだぜ!」って漫画主人公なんかは批判するけど、ああいうことが出来ないと社会で上手く生きていくのは難しいよ。

「誠実であるかのように振る舞う」とか「怒らせちゃいけなそうに振る舞う」とかそういうのが社会ではどうしても必要になるんだよね。

人間が猿から進化しきれてないとかの話じゃなくて、本当に人間として社会で生きていくにおける「生存戦略」として大事ことなんだよ。

いわゆる「どういう立ち位置で振る舞っていくかに一貫性を持たせていくか」っていう話なんだよね。

クラスの冴えない人達の中にも本気出したら上位カーストに入れるのにあえて「冴えない感じのキャラ」を売っている人がいるでしょ?

あいうのって要するに自分趣味趣向や生き方の都合に合わせて自分ブランドを変えていってるわけよね。

そういう人がふと「冴えている人がやるようなこと」をすると、なんかクラスの中で「え?お前はどっちの方向性を目指してるの?」みたいな変な空気になるでしょ?

自分スタンスを一貫させないと周りが困るっていうのはこういうこと。

スタンスに押し込めて他人単純化するなんて愛がねえぜ!」みたいなのは漫画ドラマ主人公定番の決め台詞だけどさ、たかが40人程度のクラスメート、100人程度の同学年だって全員に平等に愛を持って接するとか不可能に近いわけよ。

部活の知り合いやネットの知り合いまで含めれば200人や300人へ平気で膨れ上がる対人関係、ある程度単純化していかないとやっていけないわけ。

そういう中で適当にやっていくと変なレッテルを貼られるリスクもあるし、いつまでも単純化されない人は「よく分からない奴」ってことで最も信頼できない部類として扱われたりする。

前もってそれを防ぐためにも、「私はこういうキャラですよ」って自分自分レッテルを貼っていくわけよ。

「俺はクールビューティーを目指そうとして失敗しているズッコケキモオタで行くぜ!」みたいなキャラであっても、そういうキャラとして一貫しているなら周りからすれば「おいおいアイツまた格好つけてかえってダサすぎてウケるぜ」みたいな感じで受け入れられるチャンスが広がるわけ。

学校なんかだと元の自分とあまりに違うキャラを演じるのはしんどいから、結局みんな元々の人格からちょっとステレオタイプに寄せただけになるけど、これがアイドル政治家になると全然変わるわけよ。

悪者俳優で食ってる人が私生活ではめっちゃいい人だとか、超陽気な芸人ほど普段はすっげー暗い性格でいつもブツブツ言いながらネタ探ししてるとか、そういうの聞くっしょ?

政治家キャラ作りはそのレベルでやってるんだよね。

まあ概ね「誠実」「誰かのため」「正義」あたりは一緒だけど、何において誠実なのかや、どういう正義を貫きたいのかは変わるわけよね。

石丸は「ロジカル分析に対して誠実であろうとした結果、現代蔓延政治屋やマスゴミシニカルにぶった切るのが私の正義なのです」みたいに振る舞ってますよね?

今は割とロジカルキャラが人気の時代から結構皆似通ってるけど「理論大事なんですか!人の心、地域社会への和、故郷への貢献、優しさこそが大事です!理屈ばかり並べる人達と違って私には赤い血が流れている!」みたいな感じで振る舞う人もまだまだいますよね。

こういうのって本当にその人がそういう人なのかと完全に一致してないんですよね。

まあ石丸場合なんかは「自分ではそう思ってるけど……」みたいな感じのズレ方な気はしますけどね。

そういう勘違いパターンも含めて振る舞おうとしてるキャラと本当の自分が一緒じゃない政治家結構いるわけです。

まり蓮舫小池私生活でどういう人なのかとか生まれつきどういう人なのかって話じゃないんですよ今してるのは。

今してるのはあくまで「どういうイメージで売っていく人が有利だったのかな?」という話なんですよね。

まあ元増田最初から小池みたいなのが絶対有利だよね!石丸蓮舫も下手くそだね!」と決めつけてからスタートしちゃってますけど、これはちょっと違うと思いますね。

石丸蓮舫もああいう「自分が上であり相手が下というのを印象付けるために、優位な立場の人が愚かな人をなだめるかのような笑い方」を戦略的にやっているんだと思います

まあそれが結果的に今回は敗北につながってしまったのは事実かも知れないんですが、二人ともそれによって結果を出したことはあるんですよね。

今回の都知事選においても、現職と同じ土俵に上るのを避けて別の路線を選んだ可能性は高いと思います

どうにしろ、これはルッキズムという「顔の作りがいいと印象が良くなる」という話ではなく、「どういうブランディングをしているのかを伝える手段として表情は重要だよね」という話なんですよね。

そこが理解できてなかった人、貴方人生を上手くいかせるためにもこれはちゃんと考えたほうがいいですよ?

貴方が周りの人にどういう印象を与えたいのかをコントロールする意味においても、他人がどういうキャラで行こうとしているのかを俯瞰的立場から「あーそういうキャラでやりたいのね」と冷静に分析するためにもです。

2024-07-10

 34にもなろう年、改めて独り身になったうえ希望してるキャリアの都合で海外単身も挟みたいし色々人生設計難しいすねぇと先輩に愚痴っていたら、先輩の息子が通ってる保育園先生たちと職場の若手たちでご飯とか食べに行かないかいと誘われた。そういえばこの年になってもそういう合コンは参加したことなかった。

 このようなことをネットに書くくらいには本気さが無い。人生経験としては興味あるけど、旬も過ぎた身で年甲斐ないわくわくどきどきもできず、何を目標に臨むかも釈然としない。この事案をつい先日人生初めてパチンコに行った時の興奮と同列に見てしま自分が、大変失礼で無礼申し訳無い。参加者気持ち尊重同調できるよう、しかと心を入れ替えねばならぬ。盛り上げに徹する身となることもできるが、これはさして本質的に対等な心持ちではない。クリエイターである。何を驕っているのやら。

 人生設計等と口遊む驕りが、欲の発露たる会合シニカル洞察を得ようと試みる様に刺さり、これは滑稽な矛盾であり、アイロニカルにも独善的で幼稚な自己本位性が浮彫りとなった。そう感じる。

 一方でこんなことぐるぐる考える奴が本性隠して「今日は集まってくれてありがと〜\(´ω`)/」とかするんだから世話ない。

 表象好意を持ってもらうことはままないことはないという自己分析ではあるが、結局のところ本質的に暗く重い哲への共感がないことには家族たりえん、という価値観だった。大変童貞チックな価値観である

 だけど、元カノは完全にこれをスルーしてくれてなんかうまくいってた。だから、まぁそういうもんなんかなとも思った。スルースキル大事

 どす黒く渦巻く、それほど高尚でもない、しかし難読な感情を、言語化に足掻く様を、スルーしてくれるスキルは、存外大なのだと、Twitterで呟いてはフォロワーが消える様を見て感じた。

 この歳にもなれば嫌われる覚悟自己開示も難なく熟せる。恋に落ちぬ限りは、ウジウジ考えるものもない。

 果たしては、自分の開示したい欲とは何かという言語化と、階段を降りて独り身となり改めて灯り消えぬこの幼き共感への羨望の灯火を消すか否かという悩みこそが、今の私の脳のリソースを喰っている。

 スペック身長170以下BMI22年収600資産3000万

 はぁ。

2024-04-18

anond:20240415040512

樋口楓(ひぐちかえで)

月ノ美兎委員長と同期の、にじさんじ一期生。通称「でろーん」。

関西勢で、破滅的なゲームプレイ裏社会Vシネマのようなマジで恐ろしい関西弁によるブチギレ芸(ものすごくネイティブ)というエッジの効いたキャラ(人)で、プーさんホームランダービー実況とか、一期のJK組(月ノ美兎、静凛)と参加した「マイクラ肝試し特に2020年)」とかが面白いですw

所属レーベルランティスからメジャーデビュー済みで、何曲かアニメOPタイアップしてます

ドーラ(どーら)

にじさんじSEEDs(三期生相当)としてデビューファイアードレイクな人。

にじさんじの、特に初期組はキャラ絵が濃い人が多い。

黒井しばちゃんシンプルに犬。黒柴)とか、でびでび・でびる様(ちび悪魔)ほどじゃないけど、ドーラ様も相当濃い部類だと思います

中の人破天荒さと濃い絵が合致したでび様はともかく、そうでないと結構大変だろうなぁとつい後方腕組をしてしまうw

戌亥とこ(いぬいとこ)

2019年デビュー組。魔界番犬ケルベロスにじさんじは期生という区切りが初期以外は曖昧なのと、とにかくデビューが多いのでこういう紹介文書く時に迷う。

リゼ・ヘルエス王女、アンジュ・カトリーナ呼び捨て)と共に「さんばか」トリオとしてお馴染み。ボケもやるけど多分ツッコミです。

また、町田ちまちゃんとのユニット「Nornis」としてメジャーデビュー済み。(元メンバー朝日南アカネちゃんにじさんじのV引退

社築(やしろきずく)

ドーラ様と同期の、にじさんじSEEDs出身。男。「サラリーマンキャラ

リアルオタクSEだったらしく、言動ナチュラルイメージするそのまま。なので「おっさんオタクの夢を叶えたV」として敬意を払われているシーンが散見されるw

キャラデザがあまりに特徴のないサラリーマン過ぎて、キャラバリエーション大事かもだけどそれでいいのかにじさんじ!?と思ったのは今は昔、立派にキャラ立ててるのはすごいと思う。

初期の通称社畜だったのが、今は「やしきず」の方が定着してるのもすごい。

2024-04-11

anond:20240411002849

…どちらの方が可能性が高いかな。自分後者だと思う。

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