はてなキーワード: 建造物とは
17世紀、ドイツの錬金術師ヘニッヒ・ブラントは大量の人尿を蒸発させる実験中に、夜光を放つ不思議な物質を偶然取り出しました。これが元素「リン(黄リン)」の発見です。ブラントは「賢者の石」を求めて尿に含まれる未知の物質を探していましたが、その過程で思いがけずリンに辿り着きました。当時は元素概念すら確立されておらず、尿から得られた発光物質は人々を驚かせました。その後、リンはマッチや肥料、発煙弾など幅広く利用され、化学の発展に寄与しました。初めて人類が人為的に発見した新元素として、科学史に残る画期的発見です。
張衡が発明した地動儀の復元模型(国立科学博物館の展示より)。内部の倒立振子が揺れ方向を検知し、龍の口から玉が落ちる仕組みになっていた。
今から約1900年前、後漢の科学者・張衡(78–139年)は世界初の地震計「候風地動儀」を考案しました。酒壺のような青銅製の容器の周囲に8匹の龍、その下に8匹の蛙を配置し、地震動の方向によって対応する龍の口から玉が落ちて蛙の口で受け止める仕掛けです。132年、この装置は都では揺れを感じない地震まで検知し、数日後に遠く離れた隴西の地震発生を的中させたと『後漢書』に記録されています。当時としては驚異的な精巧さであり、内部構造の詳細は文献から推測するしかなく、現代の科学者が再現を試みても完全には解明できていません。まさに古代中国の科学技術の粋と言える発明です。
技術水準との乖離: 2世紀に既に地震の方向検知装置を実現しており、同様の概念が西洋で登場するのは1500年以上後。
19世紀末、ドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンは真空放電管の実験中に未知の透過放射線に偶然気づきました。1895年11月8日、暗室で陰極線管に黒紙を巻いていたところ、2m離れた蛍光板がかすかに光る現象を発見したのです。彼はこの正体不明の光線を「X線」と命名し、妻の手を写した世界初のレントゲン写真を撮影しました。X線は人体や物体を透過するため医学への応用(レントゲン診断)を飛躍的に進展させ、物理学にも原子や放射能の研究など新たな道を開きました。当時の常識では考えられなかった「見えない光」を発見したこの出来事は、まさに幸運と洞察が生んだ科学革命でした。
古代インドで生まれ、中世イスラム圏で広まった「ダマスカス鋼」は、波紋状の美しい木目模様と伝説的な切れ味で知られる名刀の材料です。炭素を多く含むるつぼ鋼から鍛造され、高硬度かつ靱性を両立したこの鋼は、当時の他の金属材料を凌駕する性能を示しました。しかし18~19世紀までにその製法は途絶え、「失われた技術(ロストテクノロジー)」の代表例となりました。現代の材料科学者や刀鍛冶が文献と顕微鏡分析を基に再現を試みていますが、完全に同じ構造・性質の鋼を作ることは依然困難です。近年の研究では、ダマスカス鋼中に炭化物ナノ構造が存在することが判明し、その卓越した性質の一端が解明されつつあります。とはいえ、中世の鍛冶職人が達成した奇跡の技を完全に再現するには、さらなる研究が必要です。
東ローマ(ビザンティン)帝国が7世紀以降に使用した秘密兵器「ギリシア火薬」は、水上でも燃え続ける恐るべき焼夷剤でした。粘性のある可燃性液体に点火して敵船に噴射するこの兵器は、帝国の海戦における切り札となり、数々の勝利をもたらしたと伝えられます。しかし当時の技術水準で如何にこのような燃焼剤を製造できたのかは謎で、製法は厳重な軍事機密として一子相伝され、帝国の衰退とともに14世紀までに失われました。松脂・ナフサ(石油)、生石灰、硫黄、硝石などを混合したのではないかとも推測されていますが正確な配合は不明です。専門家は「水面でも燃焼を持続し消火困難な点で、現代のナパームに近い化合物だったのではないか」と推測しています。このようにギリシア火薬は史上初の化学兵器とも称され、その実態は今も歴史家や化学者を惹きつけています。
エジプト・ギザに聳えるクフ王の大ピラミッド(紀元前2500年頃)は、古代世界七不思議に数えられる史上最大級の石造建造物です。230万個以上、重さ数十~数百トンの巨石ブロックを極めて精密に切り出し、隙間なく積み上げた構造は、現代でも驚異とされます。ピラミッドの各面はほぼ正確に東西南北を向き、高さ146mもの建造物を当時の人力と簡易な道具のみで築いたその技術力には謎が残ります。どうやって巨石を運搬・加工し、精巧に積み上げたのか、統一的な説は無いものの、直線傾斜路や螺旋状の内部スロープを用いた説、てこの原理や水を使った浮力輸送説など様々な仮説が提唱されています。近年の研究や実験考古学により一部再現も試みられていますが、それでも「完全には解明されていない」のが実情です。大ピラミッドは古代人の英知と膨大な労働力が生んだ奇跡のモニュメントと言えるでしょう。
1796年、英国人医師エドワード・ジェンナーは、牛痘にかかった乳しぼり娘が天然痘に罹らないことに着目し、8歳の少年に牛痘膿を接種してから天然痘ウイルスを植え付ける実験を行いました。結果、少年は天然痘にかからず、世界で初めて予防接種(種痘)が成功しました。この功績により天然痘ワクチンが開発・普及し、人類はついに致死的感染症であった天然痘を制圧、1980年には地球上から根絶するに至ります。興味深いことに、後年の研究でジェンナーが用いた牛痘ウイルスは実は馬由来の近縁ウイルス(馬痘)だったことが判明しており、この成功は偶然の産物でもありました。当時はウイルスも免疫も未知の時代で、民間伝承と大胆な実践から生まれた種痘法は、医学史上もっとも奇跡的な発見の一つです。
1928年、英国の細菌学者アレクサンダー・フレミングは培養中のブドウ球菌の寒天培地に偶然生えた青カビに気付きました。奇妙なことに、カビの周囲だけ細菌の発育が阻止されており、このカビ(Penicillium属)が細菌の繁殖を抑える物質を産生していると推論しました。フレミングはこの物質を「ペニシリン」と名付け発表しますが、当初は抽出精製が困難で実用化には至りませんでした。その後、第二次大戦下の切迫した需要もあって、フローリーらのチームが生産性の高いカビ株を用い大量生産法を確立し、ペニシリンは遂に人類初の抗生物質として実用化されました。これは敗血症や肺炎など多くの死病を治療可能にし、無数の命を救った医学の革命です。「偶然から生まれた最も重要な発見」とも称される所以です。
古代中国・唐代において、不老不死の霊薬を求めていた道教の錬丹術士たちは、硝石・木炭・硫黄を調合中に思いがけず激しい燃焼・爆発を起こしました。これが世界初の火薬(黒色火薬)の発明とされています。錬丹術の文献『丹経』(孫思邈による7世紀頃の著作)には硫黄などを調合する記述があり、「手順を誤ると爆発する」と警告されています。この記述が火薬誕生につながったと推定されています。発明当初、中国では花火や兵器に火薬が用いられ、やがてモンゴルを経由してイスラム世界からヨーロッパへ伝播し、中世後期以降の戦争の様相を一変させました。火薬の登場は兵器の火器化を促し、城塞や甲冑の概念を刷新するほど後世に絶大な影響を与えました。錬金術の副産物とも言える偶然の発明が、人類の歴史を大きく動かした例です。
ギリシャのアンティキティラ島の沈没船から発見された「アンティキティラ島の機械」の主残存部品(国立考古学博物館所蔵)。複雑な歯車が幾重にも組み合わさっている。
1901年、地中海の難破船から発見された錆び付いた青銅塊は、後に古代ギリシアのアナログ計算機であることが判明し、世界を驚かせました。紀元前後1~2世紀の製作と推定されるこの機械には、少なくとも37個の精巧な歯車が組み込まれており、太陽や月の運行、日食・月食の周期、オリンピア競技の開催周期までも再現・予測できる構造でした。解析によれば、ハンドルを回すことで内部の歯車列が天体の位置を演算し、文字盤に年月日や天文現象を表示したといいます。このような複雑な機械装置が再び歴史に現れるのは、それから実に千年以上後の中世後期であり、アンティキティラの機械は「古代のオーパーツ(時代錯誤的産物)」とも呼ばれます。当時知られていた天文学知識を凝縮し、高度な金属加工技術で実体化したこの機械の存在は、古代人の科学技術水準に対する見方を一変させました。現代の研究チームがX線断層撮影などで内部構造を解析し、復元モデルを制作していますが、それでもなお解明されていない点が残るほどです。アンティキティラ島の機械は、人類史上最も再現が難しい奇跡的発明として堂々の第1位にふさわしいでしょう。
変なものに惹かれる 続
恋だと感じるのは、その対象から同じ感情を返してもらえたらどんなに良いだろうと思うとき
何かよさそうなお店やイベントを見てその対象と出かけなくなるとき
もちろん、物や概念に感情は無いし、一緒に出かけるのは物理的に不可能なので、そんなことが起きるわけないのは分かったうえでこう感じる。
物や概念と出かけたいとか思い始めるときには、自分で自分の思考の意味不明さに笑えてくる。
他人がどんな別の名称をつけようが自分はこの感情を恋と呼んでいる。
変な対象が好きな人もいるんだから、それも学んでそこまで考慮して喋って欲しい、などとは特に感じていない。自分だって、目の前の人の恋愛対象はもしかしたら階段かもしれない、とか思いつかない。
場所の概念が一番タイプで、今はもはや存在しない国に惹かれているけど、
物でとくに魅力を感じるのは、無機質、冷たい質感の建造物、大きくて格好いいカーブのある建造物など。
そういえばかなり小さい子供の頃ハエたたきや砂場やビデオカメラに愛着を持って名前までつけていたが、恋ではなかった。2の段もけっこう好きだった。
昔から時々、人間以外の、物や概念に恋愛の意味で惹かれることがある。去年の秋からまた概念に恋をしている。あまりにも突飛な恋愛対象なので自分で笑ってしまうこともある。
絶対に人間は好きにならないというわけではなく、異性(男性)を好きになることもある。どうやら私の恋愛対象は異性と無生物らしい。
ポリアモリーではないので、一度に好きになるのは1人/1つだけ。擬人化はしない。(追記 全く別のものに思える+元々キャラクター?にはあまり強い興味が湧かない)
好きな対象に魂や感情があるとか、気持ちを返してくれるとかは思っておらず、ただ一方的に惹かれている。英語の無生物好きコミュニティを眺めたところ、無生物を好きになる人の中にはそういう感覚がある人もいるらしい。付き合っている/付き合えるという感覚もない。物理的に不可能なため。
これは〇〇というセクシャリティだ、のようなラベリングや、変なものに恋をすることの理由・原因探しには興味がない。
恋の定義とは何か、他人がこの感情をなんと名付けるかにも全く関心がない。その対象から同じ感情を返してもらえたらなと思うとき、その対象からどう思われるか気になるとき、よさそうなお店やイベントを見てその対象と出かけたくなるとき、自分は恋していると感じるからそう呼ぶ。
もちろん、物や概念に感情は無いし、一緒に出かけるのは物理的に無理なので、そんなことが起きるわけないのは分かったうえで。
感じていること自体は人間を好きになったときとあまり変わらない。誰かを好きになる感覚も人によって違うし、そもそも恋をしない人だっているからいい説明ではないかもしれないけど。
困りごとも別にない。強いて言うなら、恋愛話が好きなのにその相手がいないことくらい。
大きいコミュニティが日本に無いみたいなので、上述の英語コミュニティに時々書き込みに行っている。
子供の頃県に恋をしていたし、過去に何回か国にも恋をしてきた。そのほか、物でとくに魅力を感じるのは、無機質、冷たい質感の建造物、また、大きくて格好いいカーブのある建造物など。
今は、もはや存在しなくなった国に惹かれている。
予想以上に読んでもらえていたので少し追記した。
物を好きなひとの話を聞くと嬉しいしたいていある程度共感する。物が好きな人がいたら話しかけてほしい。恋愛話したくなる。
ただ、公共物を汚す感じの人や犯罪まがいの行動には全く共感しない。窓とか電車とかに勝手にキスしたり愛着を感じるものを盗ろうとしてみたり、みたいな。好きは免罪符ではない。
反応を見ていたら別に普通、みたいに書いてくれてる人がいて嬉しかった。
珍しがられたいわけでも、「物が好きなひともいるんだから喋るときはそこも配慮してほしい」とか言いたいわけでもなく
とにかく物や概念が好きだと書きたかった。読んでくれてありがとうございます。
SMAP解散前の中居正広さんが「地域の美味しい物や名物料理を食べるのに全く興味がない、ホテルのルームサービスのカツカレー大好き」と言ってたなあ
旅行先で名物を食べないのを損してる!とは思わないけど、その土地の歴史や建造物を楽しんだ上で美味しいご飯も食べたい派だから折角の旅先でコンビニ🍙とかチェーン店で食べようって言われると発達なのかなと思って付き合い考え直す
旅行になにを求めるかは人それぞれ違うよねというのは当たり前の事だが、実際に誰かと旅行に行こうとする時に、実は意外とそこをあまり考えずに計画してしまうことも多くないだろうか?
ここはけっこう安易に考えてはいけないポイントだなと常々思っている。
よく知ってる人のつもりでも、日常的な生活の中では見えてこない旅先だからこそ浮き彫りにされる個性というのがある。実際生まれた時から一緒に暮らしてる家族とかでも、旅行の時だけ「え、こういうとこあるんだ」と気付かされることもあったりする。それはやはり旅行ならではの個々のこだわりポイントから生まれるズレだったりすると思うのだ。
基本的には目的地での散策や、宿泊先で見る風景などを大事にする。
精神的な癒やしを求めるので食事やお土産などにはあまり拘らない。
宿泊先については雰囲気重視なのでそれなりにこだわりを見せることが多い。
害が少なそうにも思えるが求めるものの抽象度が高いので、意外とやっかい。
本人が思ってたんと違うパターンの時に一気に気落ちしてしまう危険もあって、
旅先の知見が少ない若いカップルとかで揉め事の原因となったりする。(もっとオシャレなとこがよかった・・など)
「もったいない」という気持ちが強めなのが特徴だが、同時に現実的でしっかりした面を併せ持つ。
旅先の名物などがあると、とりあえずそれが食べたら満足できるという分かりやすさもあって、調子を合わせやすいという意味では意外と害は少なめだと思う。
ただし極端に食に拘るタイプだと一気にめんどくさい人になるのでどの程度のラインかは見極めが必要。
目的地で過ごす時間と同じくらい、その行程にロマンを感じるタイプ。
男性には乗り物好きも多いので、強く主張はせずとも密やかなこだわりポイントになる場合もけっこうあると思う。
鉄道など極端なオタでもなければ比較的害は少なく、あくまで個人的にひっそりと嗜むといった傾向があるので精神的にも余裕がある大人な印象。
その土地の歴史的背景、建造物、地産のもの、文化など、様々な知識を照らし合わせながら一人でもいくらでも楽しめてしまう、タモさんなんかはこのタイプと思われる。
ただ歴史のある建物を長い時間じっと見れる人もいれば、写真だけ撮って「へー」って言って終わる人もいて、ここは噛み合わないと中々もどかしいとこではあるだろう。
お父さんが家族にこれはこうこうで・・と説明してる横で子供がスマホをいじってる場面なんかもたまに見かける。がんばれお父さん。
どちらかと言えば一人旅のほうが相性はいいが、一人で行くのは寂しいとか、そうでなくても誰かいたほうがなにかと都合が良い場合も多いのが旅行である。
そこへの理解を示してくれる相手となら良い旅行になるが、なんとなく付き合っていくとなんでそんな大変なことを・・・とストレスが溜まってしまうこともあるだろう。
ただ趣味が一緒とかなら、これはもう最大限に近いレベルでお互い楽しめる旅になり、現代的なカップルなどはそういったパートナーシップを大事にするケースは多くなってると思う。
公共交通機関であれば時刻表などと照らし合わせて、ヘタすると分単位での行動を計画し、とにかく段取りをとって無駄をなくそうとするタイプ。
一緒に行く相手としては頼もしい一方で、ちょっとでも予定が狂うとイライラしたり、気持ちに余裕がなかったりもするのでけっこう繊細でもある。
全ての旅程が予定通り進み無事家に帰ってきたことで達成感を感じて満足する。
個人的にはこの手のタイプはけっこう苦手だが、日本人、特に男性にこの手のタイプは割と多いのではと思う。
最初は自分でもどんな旅行なら満足できるのか、よくわからないままその時々のパートナーや友人、知人、あるいは一人で旅行に行くが、相手が変われば旅も変わるので、旅を楽しむにはやはりある程度場数を踏むしかないのかなとも思う。
誰かと旅行に行くときはこの辺の見定めは必要だが、ほとんどの場合なんとなく日常から離れられば満足できる、ってくらい日常がしんどい人は多いのも事実で、
そう考えると旅行への拘りがハッキリしてる人って、それだけ日常生活に余裕があるってことなのか、それとも旅行への拘りが強いことじたい余裕がないってことなのかよくわからなくなってきた。
大和国→矢的の国 矢が的に刺さった絵を国旗とする弓使いが多い国。
河内国→かだいの国/ハノイの国/川内の国/仙台の国 国名が安定しない。
伊勢国→iceの国 氷で覆われた不毛の地という噂を流しているのは他国からの侵略を防ぐため。氷漬けなのは国境付近のみでそれ以外は肥沃な土地。
近江国→お海の国 国土の大半を占める巨大な湖を海と呼ぶ海を知らない内陸国。
播磨国→貼り魔の国 貼るだけで封印された魔を召喚することができるシールの発売国。
越前国→えち善の国 一日一善を国是とする国。一善がなまってえち善となった。
武蔵国→634の国 634個の村が寄り集まってできた国。
上総国→数差の国 すべてを数値化して僅かな差でも比較し、様々なランキングを日々作っている。
常陸国→日立の国 sun(日)がrise(立)する国を自称する。太陽信仰の国で太陽を拝み、太陽の声を承る。
山城国→疚し路の国 道を歩いていると不思議とやましさが増してくる国。
摂津国→setsの国 多くのものがセットでまとめられている。
尾張国→終わりの国 人生の終わりにたどり着きたいとされる国。
三河国→美川の国 国土の中心を流れる美しい川の沿岸にさそりが多く生息する。
美濃国→蓑の国 民は外出時に蓑を着用する。
備前国→美髯の国 ひげが長いほど美しいとされる国。
美作国→見まさかの国 歴史上の「まさか」を集め、それらを一覧することができる国。
但馬国→田島の国 国土のほとんどが田んぼの島国。島国で狭いので田んぼのためにそれ以外のスペースを徹底的に切り詰める。
因幡国→イナバの国 この国の建造物は頑健で特に上方向からの圧力に強い。
遠江国→尊みの国 尊さを感じたものを「推し」とする風習がある。
駿河国→するがの国 民は「何々しないの?」と言われると「するが?」と答え何でもせずにいられない。
越中国→こしなかの国 もなかの名産地。こしあんもなかの略称が国名となる。
伯耆国→箒の国 掃除用の箒から魔法の箒まで箒なら何でも手に入る。
出雲国→いつもの国 昔からの「いつもの」を維持し続ける。伝統を守っているので考古学者の研究の対象となる。
備中国→ビッチュウの国 携帯ゲーム機用ゲーム及び派生作品「ビットモンスター」の発売国で同作品に登場するネズミ型モンスター・ビッチュウを国旗とする。
備後国→ビンゴの国 ビンゴゲーム屋が立ち並ぶビンゴゲームの聖地。
讃岐国→さ抜きの国 あらゆる言葉から「さ」の文字が抜かれる(国名は例外)。
相模国→さがみの国 あらゆる「さ」が「み」に置き換えられる(国名は例外)。
出羽国→ではの国 誰かと来ると必ず別れることになる国。
越後国→えちごの国 苺の名産地。えちごとは「良い苺」がなまったもの。高級な苺は権力者への贈り物として重宝される。
安芸国→秋の国 気候が安定しており一年を通して秋のように過ごしやすい。
周防国→酢王の国 酢の名産地で最も優れた酢を製造した者が国王に選ばれ1年間国を治める。
伊予国→壱与の国 卑弥呼の娘・壱与を崇拝し王はその子孫を自称する。
肥前国→火然の国 火の一族が治める国。火の一族は火の扱いに長けており、火で物を燃やすだけでなく心も燃やすという。
佐渡国→サドの国 サディズムの聖地でサディストが自然に生まれ育つ。
長門国→ナガモンの国 携帯ゲームおよび派生作品「ナガモンアドベンチャー」の発売国で同作品に登場する首長竜型モンスター・ナガモンを国旗とする。
石見国→岩みの国 岩の多い国で、人も物も少し岩っぽい。長居するとだんだんと皮膚が固くなり岩っぽくなる。
土佐国→とさの国 「何々だったとさ」と民が昔話をしてくれる。
日向国→ひなたの国 曇らず夜もない絶えず太陽が見える国。国全体が1個の巨大なドームの中にあり、空も太陽も人工物である。
大隅国→大炭の国 炭の名産地。大木から大きな炭を作る技術を持つ。
薩摩国→殺魔の国 魔を殺す術に長けた兵を多く養い、他国からの要請に応じて派兵する。
伊賀国→毬の国 民はトゲ付きのヘルメットや肩パッドを着用する。そのために髪型は常に丸坊主にしている。
淡路国→会わじの国 この国で待ち合わせをすると会えない。
残念ながらあなたの職場は本当の意味でのソフトウェア開発をやっているわけではなくて
固定資産に付属するソフトウェアのような、極めて変更可能性の低い建造物的固定資産の製造を行っている
そういった製造現場においては新しいものを入れるべきじゃない、というよりも入れる必要がない
ネジが正常に製造できているのに別の機械に入れ替える必要がないのと同じ
機械が壊れたときに始めて新しい機械の導入を考えるかもしれないけれど、基本的には壊れない
またSIerとして新しくソフトウェアを導入する立場になっても、導入後に変更可能性がなく、かつスピード感も求められていないのなら
従来通りの確実性が高い手法を用いることにデメリットがないのでAIを使う必要は(ほとんど)ない
一方で本来のソフトウェアはユーザーニーズに合わせて実装を「ソフト」に変え、ユーザーの効用を最大限に引き出す性質があるので
導入のスピードアップとニーズ対応へのスピードが何よりも重要視されている
そうした変更可能性の高いソフトウェアにとってはAIによるコーディングといったスピードアップ(と精度向上)が重要視されるので
副本
令和7年(ワ)第2420号 建物の貸室立ち退き請求拒否請求事件
前田記宏
第1準備書面
令和6年5月8日
(1)原告は、本件示談に関し、乙第2号証の存在は争うものではなく、また、そ
の主張の趣旨は不分明であるものの、「示談書の中で甲[乙の誤り]である原告
は、乙[甲の誤り]に対して実際に面会して謝罪したわけではなく、乙代理人弁
護士を通じて謝罪しただけであるので、甲と乙は面会したことがない以上、両者
の関係が接続されているなどとは到底いえない。すなわち、面識のない2者で、
甲が乙の建造物を損壊する理由(怨恨等)が存在しないから、本件建造物損壊に
は怨恨の線などが考えられず、事件の存在自体が疑わしい。」と主張する(令和
(2)しかし、東京地方検察庁三摩哲也検事作成に係る令和7年3月31日付通知
書によれば、「前田記宏に対する建造物損壊事件(事件番号:令和6年検第22
【速報】障害児の入所施設で倉庫に火をつけ全焼させた疑い 40歳の女を逮捕 福岡
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fc627bb5ede9742fb20dff18618104831ff6b1b
去年5月、福岡市南区の障害児の入所施設で起きた火災で、敷地内の倉庫に火をつけ全焼させたとして、40歳の女が逮捕されました。
建造物侵入と非現住建造物等放火の疑いで5月15日、逮捕されたのは福岡県須恵町の無職、松尾美夏容疑者(40)です。
警察によりますと、松尾容疑者は去年5月23日午前3時45分ごろ、福岡市南区若久の障害児の入所施設に侵入し、敷地内の平屋建ての倉庫に火をつけ全焼させた疑いです。
倉庫には、行事に使う道具や段ボールなどが保管されていたということです。
敷地内の建物への延焼はなく、敷地外の住宅の壁が焦げました。当時、施設には職員と子どもたちがいましたが、ケガをした人はいませんでした。
警察は周辺の防犯カメラの映像などを捜査し、容疑が固まったとして逮捕したものです。
松尾容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察側は行政代執行法とか成田新法、建築基準法の違法建築物などで相当の手続きをしてないから建造物等損壊罪に問われる可能性が高い。
一方のマチュは止まってるガンダムに乗り込んで自分のものとしてしてるから窃盗罪に問われる可能性が高い。警察がマチュを追いかけて発砲するのは合法だけど、マチュから建造物等破壊罪に相当する行為をしたので反撃したといわれるとちと厳しいかもしれない。
最も警察は警察で違法なガンダムを追跡する途中で建造物を壊したんで、追跡途中で第三者を巻き込んだケースでよく使われる、必要性があり、当該行為によって与えた損害と追跡する比較して違法性を考えるという考え方を借りて、追跡すること自体必要だし、損害を与えても仕方ないので、建造物を破壊した行為は合法であると言い張ることはできる。
(警察の行為が合法となれば、正当な職務行為とみなされるので、マチュへの発砲自体が合法になる。なお、警察の行為が違法だった場合、マチュの行為は正当防衛が成立するかもしれない)
まあ、難民は日本でいうところの偽装難民で、難民にとって有利な事実認定をする裁判官もいないとなれば、警察側がマチュを捕まえて窃盗罪及び器物損壊罪並びに殺人罪で起訴したところで有罪に持ち込めるし、難民から建造物破壊罪で警官二人を起訴されたところで無罪に持っていけるし、民事の不法行為が成立しないという判断をしそうではある。
弁護士は儲からないといわれるけど、肩書としての効力は依然とある。
それにこの手のアニメで法律的な視点で解説するとなれば弁護士の資格を持っていること自体、正しい知識が持っている証となるんで信用されやすい。
興味があるなら、司法試験に受かったうえで司法修習は受けておいたほうがいい。
法科大学院みたいに金がかかるところ以外にスタディングなど安く勉強できる奴がある。
(簡裁代理は司法書士に受かってから勉強することになるが、司法書士会の研修があるし、簡裁代理の合格率は6割程度なので予備試験や司法試験ほどは難しくない。研修の内容が理解できなければ最高裁の司法修習のウェブサイトで要件事実のテキストをタダで読むことができる。司法書士試験の合格率が1割切ってて行政書士よりも受かるのが難しいが…)
このように、本件の証拠関係をみても、静かにパネルを手に取り、一度持ち出したうえで、本件パネルをたたきつけるように元に戻していることが理解できるだけで、これを犯罪とするのは困難である。
本件窃盗事件は、9月9日に、虻川真也が、逮捕の有無は、無で、一度取り調べをしているが、9月12日になって、警部の、中村圭佑が、逮捕状を請求し、検察官三摩哲也の指揮で、9月13日、13時21分頃に逮捕している。その後においても、精神診断などが行われたにもかかわらず、それに関するカルテの結果すら編綴されていない。では、精神診断のカルテはどこに消えたのかということが問題となる。精神診断が実施されたのは、9月8日、10月1日であり、東京地検A6合同庁舎地下2階の診断室であって、様々な医学資料が置いてある部屋である。しかし、この実施したはずの精神診断に関するカルテは本件刑事記録の中を探しても見当たらない。このように、本件記録だけでは、9月9日に虻川真也が逮捕はなしで取り調べをした後に、9月12日に、中村圭佑が、逮捕状を請求し、勾留部の、脇本道治が逮捕を許可した経緯についても、まったく判然としない。
しかも、9月15日に、木下舞子検察官が実施した弁解録取書もみあたらないので、本件の刑事記録は信用できない。
木下舞子検察官は、前の建造物損壊の事件はなくなりました、終わりました、これは新件でこれからは私が担当します、三摩哲也検察官は前の検察官です、などと述べたにもかかわらず、9月20日には、またしても、三摩哲也検察官が、439号室に座っており、木下舞子検察官の言動と食い違うと言わざるを得ない。
https://mainichi.jp/articles/20161018/org/00m/010/006000c
一方で、行政などの公権力が情報管理を強め、メディアの取材活動を制約するケースも出ている。
この夏、相模原市の障害者入所施設で障害者19人が元職員に殺害された事件で、神奈川県警が被害者全員を匿名で発表したのはその一例だ。県警は「遺族からの強い要望があった」と説明した。
昨年の茨城県常総市の水害に際しては、同市が個人情報保護を理由に行方不明者の氏名を公表しなかった。そのため、安否確認が遅れた。
実名での公表がなければ、事実の核心に迫り、社会で問題を共有することが難しくなる。行政や捜査当局などの権力行使をチェックすることも困難になる。実名の発表が原則であることを確認したい。
もっとも、新聞の取材や報道の自由は国民の「知る権利」に応えるためのものだ。信頼が揺らげば、そうした主張も説得力を失う。日々の報道姿勢や内容で、社会的責任を果たしていきたい。
https://mainichi.jp/articles/20190827/k00/00m/040/208000c
重要な出来事を正確な事実に基づき広く伝えることが報道の使命であり、当事者の氏名は事実の根幹であることから、毎日新聞は事件や事故の被害者についても実名での報道を原則としている。一方、経緯や社会の変化を踏まえて議論し、匿名で報道した例もある。
https://mainichi.jp/articles/20190827/k00/00m/040/265000c
京都アニメーションの放火殺人事件で、京都府警は犠牲者25人の氏名を新たに公表した。今回で亡くなった35人全員の身元が明らかになったが、府警は匿名を求める多くの遺族らに、実名公表の方針を説明。悼む時間をつくるなど、配慮しながら実名公表に踏み切った。
特定少年報道、5紙実名 在京紙、匿名は東京のみ 「重大性」「更生」で温度差
https://mainichi.jp/articles/20220412/ddm/012/040/162000c
甲府市で2021年、夫婦が殺害され自宅が全焼した事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪で8日に起訴された特定少年について、在京紙を中心に翌9日朝刊などの対応を調べたところ、読売、朝日、日経、産経、毎日の5紙が実名を報じたのに対し、東京は匿名とした。NHKや共同通信、地元の山梨日日新聞は実名を報道した。
https://mainichi.jp/articles/20250408/k00/00m/040/287000c
10代の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたなどとして、警視庁は、毎日新聞社の男性社員(56)を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春など)の疑いで書類送検した。4日付。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
今回、会社の原則を曲げて匿名にする正当な理由があるとは思えない報道がなされている。
児ポ法違反の犯罪を行ったのは、毎日GHD内部監査室長の単独の犯行であるのだろう。
だがそれを報道する際に加害者氏名を匿名として事件の矮小化を図ったのは毎日新聞の社としての判断だ。
警察発表が匿名だったから記事でもそのまま流した、という言い訳は他社なら通用しようものの
自社幹部社員の名前を知りえないはずもなく、実名原則を曲げて匿名としたのは毎日新聞の意思にほかならない。
現場の記者の判断だとすれば、末端まで不都合な内容は報道しない風潮に染まりきっている証左だし
BSジャパネクストがリニューアル BS10の無料放送側で日曜昼などに放送中
見られなかったケーブルテレビ局でも見られるようになったので要確認
(1)児玉清さんとのコラボに感激!(2006)9.3 芸能界クイズ大会
・つるべ落とし
・4年
…
-----
・02 チョコレートプラネット
・03 ハイドン
・07 平井堅 ひらいけん
・08 [1番をあてましょう]松坂桃李 まつざかとうり
・09 アラスカ(州
・14 リベット
・15 サヨリ
・16 『PEANUTS』
・17 [いくつ]9
・18 三笘薫 みとまかおる
・19 ゴヤ
・23 [3択]3 40人
-----
・26 インド
・27 足摺(岬 あしずり(みさき
・29e 凸《とつ》レンズ
=====
薄暗い場末のバーであった。入り口から奥に向かってやや細長い作り。既に客が入っている。ぼくは一番右奥の角に陣取り、改めて店内を見回した。ここからちょうど対角線の反対側に当たる入口の扉近く、狭いカウンターの奥には無表情なマスター。入口の扉を挟んでマスターの向かいにいるのが女占い師。そして左奥の隅、すなわちぼくの向かい側には、長いコートを着込んだ得体の知れない人物が佇んでいる。つまり店内にいるこの四人の人物たちが四隅を埋めていたということになる。さらにぼくには気掛かりがもうひとつ。それはコートの男とマスターとの中間辺りの壁に描かれた人物像である。不気味なほどリアルなのだ。じっと見つめていると、まるでそれがもう一人の客であるかのような錯覚を引き起こしそうになる。しばらくして暗がりに目が慣れてくると、ぼくはさらにいくつか新しい発見をしたようだ。まず人物画と向き合った反対側の壁だが、これといった照明もないのに、そこだけ茫と明るんでいること。人物画から未知の光が照射され、ネガとポジのようにそこに自らの複製を作り出しているのだ。次にぼくとコートの男の間の壁、すなわち入口の扉と反対側のこの壁にももう一枚の扉があること。この退廃的な雰囲気にすっかり同化しているため、うっかりしているとなかなか気付かない。おそらくこの扉の先にあるのは地下へと続く長い長い階段であるはずだ。
事件は何の前触れもなく起きた。コートの男が、いつのまにか刀を手にして立ち上がっていた。そして全く無表情のまま、占い師の女を斬りつけたのだ。鮮やかな一振りであった。まるで暖めたナイフでバターを切るように、何の抵抗もなく、この長方形の部屋に一本の対角線を引いたのだ。だがその途端呻き声をあげたのは女占い師ではなく、壁に描かれた人物画の方であった。刀の一閃により、向かいの壁に浮かんだ明るみと自分とを結ぶ直線が断ち切られてしまったがための苦悶であった。人物画は激しく絶叫しながら悶え苦しんでいる。ぼくは咄嗟にマスターに合図を送った。狭い部屋を入り乱れるいくつもの直線。マスターは、後から行くので先に逃げろと促す。ぼくはすぐさま目の前の扉を開き、真っ暗な階段を全速力で駆け下りていった。
しばらくして突然明るい場所に出た。どうやら巨大な客船の甲板らしい。ぼくは客室から飛び出してきたところであった。足下がゆっくりとした振幅で揺れている。眩しい、目が痛い。遠く水平線の方にハイウェイが横たわっているのが見える。辺りを見回すと、ハイウェイはこの船の周囲をぐるりと取り囲んでいる。ということは、ここは巨大な湖のちょうど中央付近ということになるのだろうか。とはいえどの岸までもほとんど水平線すれすれの距離があるため、その真偽のほどは定かではない。もうひとつ、船首の向いた方向の湖面に何か人工的な建造物が見えるが、やはりここからでは距離があるため、船とも浮島とも判然としない。ぼくはそこへ行きたいと考える。とにかくこの場から離れたいのだ。だがこの船は先程から少しも進んでいないようだ。穏やかな水面が静かに波打つばかりで、どこへも近付きもしなければ、どこからも遠ざかりもしていない。仕方なくぼくはマストによじ登る。先端に立ってみると、高さは十分のようだった。ぼくは巨大な翼をもたげるように両腕を広げ、大きく息を吸い込むと、そのまま風に乗って滑空した。抵抗のない滑らかな浮遊感であった。
辿り着いてみるとそこはビニールの袋を空気で膨らましただけの浮島であった。いわば巨大なゴムボートである。大勢の人々が行き交い、騒ついた雰囲気なのだが、皆忙しそうであった。流れに溶け込めずに立ち尽くしていると、一人の幼い少年が何か駄々をこねているのに出会った。いや、実はその少年というのはぼく自身であり、ぼくが何か邪なものに手を触れようとしているとことろを、見知らぬ男に止められてしまったのだ。ぼくはどうしてもそれに触りたいと繰り返すのだが、男は頑なに禁止する。そして最後には強引に手を引きながら、もう帰ろうと言いだす始末であった。帰る方法もやはり滑空だ。なぜ滑空するのかといえば、それ以外に水面を越える方法がないからである。ぼくらは一度目の滑空を試みる。だがうまくいかない。風向きが良くなかったのだ。再度試みる。そして失敗。今度は翼が壊れてしまったのだ。さらにもう一度。またも失敗。今度は軌道が橋をくぐってしまった。さらに次は高度不足。もう一度、もう一度、もう一度……。だが何度繰り返してみてもうまく行かない。ぼくは次第に本来の目的を忘れ始める。いや、初めから目的などなかったのかもしれない。それさえも分からない。
去年の夏、初めて沖縄に行った(厳密には2回目だけど1回目は物心ついてないくらいの歳頃だからノーカン)。
そして思った。
誤解のないよう断っておくが、別に沖縄を見下してるとか差別してるわけではないからね。
人が異国を感じる時って、大きく分けて3つあると思う。
言葉が通じない時、見た目が違うとき、同じ歴史を共有してない時。
沖縄って日本語通じるし、見た目も変わらないしで、一見すると同じ日本に住む日本人って感じがする。
だから沖縄には平安時代もなければ戦国時代もない。なんなら江戸時代すらない。
それってつまり、遣唐使もなければ関ケ原の合戦もないし、戊辰戦争はもちろん、歌舞伎も浮世絵も落語もないってこと。
これってすごいことだよ。
日本本土だったら大体北から南までどこいっても神社があったり城があったりして、「この寺社は西暦云百云十年の頃○○の守の何たらがこの地を訪れ開闢した。うんぬんかんぬん・・・」みたいな説明が書かれている。
どんな山奥のへき地であってもせいぜい西暦1000年くらいまでにはそういう開闢の碑みたいのがあって、しかも大抵天皇の親戚か偉い坊さんか、地元の豪族・武士の名が刻まれてて「あーここは日本なんだな」って実感するわけ。
それが、沖縄には、ない。
代わりにあるのがグスク(城)やウタキ(御嶽=神社みたいなもん)、ウドゥン?(王家の墓)
説明書きを読んでも全然よくわからない。きっと日本の本土の歴史と殆ど交差してないから予備知識が足らな過ぎて理解しづらかったのだと思う。
これってよく考えたら当たり前の話で、沖縄って1872年から1945年までの73年間、そして1972年から現在までの53年間、あわせてたった120年くらいしか「日本」だった歴史がないんだよな。
字面で思う以上に肌感覚としてここは日本じゃないんだなって衝撃だった。
よく「日本は神の国、天皇の国だ」と愛国心の強い人はいうけども、沖縄の人は絶対ピンとこないと思うんだよ。
たしかに日本本土生まれ日本本土育ちの日本本土人が多数を占める日本本土で培われた風習、建造物、しきたりは歴代天皇が君臨してきた日本の歴史と切り離せないから、思想上の賛否は置いといても一定そういう感覚を覚えるものだと思うのだけど、
こと沖縄に関しては第二尚氏が君臨してきた時代が圧倒的に長くて日本に編入されてからの時代も短いしであんまり天皇の影響力を感じられないんじゃないか?
だからもし今後沖縄人が台湾人が中国人を批判するのと同じロジックで独立を主張してきてもおかしくないのかもなとちょっと思った。
(ちなみに北海道には何度も行ったことあるが、あっちもアイヌ文化的な意味で似たようなもんではあるんだけど、あそこは植民の影響で現地アイヌの人たちがほとんど残ってないからあんまり異国感ないんだよね。
事件番号 令和7年 ワ 2420号 東京地裁 貸室退去請求拒否事件
3月18日に被告代理人が提出した答弁書の内容は以下の理由で認められない。
原告被告が本件の契約を締結する経緯は、従前別のシェアハウスで生活保護を受けていたが、2022年2月28日づけで、当該シェアハウスが閉鎖し、退去させられた。その前後から福祉事務所の住宅相談員2名から、トップ志村、ファインズコート前野6丁目を含む複数個所のアパートの紹介をされていたがいずれも審査に落ちたので原告は、3月2日から一時的に実家に帰省していた。その帰省の最中に、住宅相談員の鈴木から、媒介業者キーポイントを介して、メゾンときわ台がみつかったので、実家のある延岡市の方に契約書類を送付してきて、原告はその書面だけを読んで必要な個所に署名をしてレターパックで送り返した。原告が実際に同物件に住むようになったのは6月8日からである。このように書面だけのやりとりしかなかった経緯に鑑みると、入居当時、原告が、被告の浅賀友里恵を知っていたとは考え難いから、2022年6月8日当時、原告が、本件建物の所有者が浅賀友里恵であったことを知っていたとは考えられないし、それ以後の2年間においても、原告は一度も浅賀友里恵に会ったことがないから、この2年間において原告が本件建物の所有者を浅賀友里恵であると理解して住んでいたとは考えられない。
この点、原告は、被告に対して謝罪をしたとする示談書の存在を本件でいっているが、示談書の中で甲である原告は、乙に対して実際に面会して謝罪したわけではなく、乙代理人弁護人を通じて謝罪しただけであるので、甲と乙は面会したことがない以上、両者の関係が接続されているなどとは到底いえない。すなわち、面識のない2者で、甲が乙の建造物を損壊する理由(怨恨等)が存在しないから、本件建造物損壊には怨恨の線などが考えられず、事件の存在自体が疑わしい。このように、本件契約は、全く純粋な市民同士が締結したものではなく、一方は株式会社の取締役であり、他方は、生活保護の住宅相談員からの紹介を受けて書式のみで締結したという経緯、および、本件契約は、家賃を生活保護費から支弁するという、特殊な構造の契約であって、生活保護世帯用賃貸契約専門会社キーポイントが媒介していたことから、やはり、特殊な構造の契約であって、結局は、生活保護受給者と被告の契約になる以上、純然たる市民同士の契約とはおもむきが違い、家賃も、貸主が給料から負担しているのではなく行政から支弁しているということを考慮すると、純粋なアパート契約の準じて考えることはできない。
被告の主張は、要するに、自分が所有している建造物の一部を原告が損壊した、その上、2023年6月2日ごろに、原告が貸室内でした大きな音によって202号室の者が退去したから、契約書の条項によって解約をするといっている。しかしながら原告は、2024年4月20日に契約を延長して解約をしなかったのだから、契約に基づいて解約をするつもりはなかったといえるし、更に、2024年8月25日の建造物損壊についても、原告の祖母から、40万8870円の被害弁償を受けて、壊れたガラスが修繕されているにもかかわらず、それでも退去してもらいたいなどと懇請することは権利の乱用に該当しその主張は排斥される。
また建造物損壊については刑事記録が開示されておらず、刑事記録の存在の主張立証責任は被告にある。被告は建造物損壊事件があったと主張しているだけで原告にその行為があったことを立証する証拠構造はどこにもない。本件の示談書と呼ばれる書式一枚のみではそのような事実があったことを立証する証拠にはならない。
このように本件貸室の家賃は2年間に生活保護費から56300円が常に落とされていた。被告はともかく、ユナイテッド不動産は、家賃が行政から支弁されていたことを知っていたので借主が会社員などではないことも理解していた。このような本件事案の構造、すなわち、契約時点で原告が被告のことを認識していたわけではない、および関係する契約書と法令の構造にかんがみると、この全体を論理的に接続していった結果として、被告の本件請求は権利の濫用に該当し排斥される。 以上
答弁書の続き
このように、本件契約は、全く純粋な市民同士が締結したものではなく、一方は株式会社の取締役であり、他方は、生活保護の住宅相談員からの紹介を受けて書式のみで締結したという経緯、および、本件契約は、家賃を生活保護費から支弁するという、特殊な構造の契約であって、生活保護世帯用賃貸契約専門会社キーポイントが媒介していたことから、やはり、特殊な構造の契約であって、結局は、生活保護受給者と被告の契約になる以上、純然たる市民同士の契約とはおもむきが違い、家賃も、貸主が給料から負担しているのではなく行政から支弁しているということを考慮すると、純粋なアパート契約の準じて考えることはできない。被告の主張は、要するに、自分が所有している建造物の一部を原告が損壊した、その上、2023年6月2日ごろに、原告が貸室内でした大きな音によって202号室の者が退去したから、契約書の条項によって解約をするといっている。しかしながら原告は、2024年4月20日に契約を延長して解約をしなかったのだから、契約に基づいて解約をするつもりはなかったといえるし、更に、2024年8月25日の建造物損壊についても、原告の祖母から、40万8870円の被害弁償を受けて、壊れたガラスが修繕されているにもかかわらず、それでも退去してもらいたいなどと懇請することは権利の乱用に該当しその主張は排斥される。
事件番号 令和7年 ワ 2420号 東京地裁 貸室退去請求拒否事件
3月18日に被告代理人が提出した答弁書の内容は以下の理由で認められない。
原告被告が本件の契約を締結する経緯は、従前別のシェアハウスで生活保護を受けていたが、2022年2月28日
づけで、当該シェアハウスが閉鎖し、退去させられた。その前後から福祉事務所の住宅相談員2名から、トップ志村、
ファインズコート前野6丁目を含む複数個所のアパートの紹介をされていたがいずれも審査に落ちたので原告は、3月2日
から一時的に実家に帰省していた。その帰省の最中に、住宅相談員の鈴木から、媒介業者キーポイントを介して、
メゾンときわ台がみつかったので、実家のある延岡市の方に契約書類を送付してきて、原告はその書面だけを読んで
必要な個所に署名をしてレターパックで送り返した。原告が実際に同物件に住むようになったのは6月8日からである。
このように書面だけのやりとりしかなかった経緯に鑑みると、入居当時、原告が、被告の浅賀友里恵を知っていたとは
考え難いから、2022年6月8日当時、原告が、本件建物の所有者が浅賀友里恵であったことを知っていたとは
考えられないし、それ以後の2年間においても、原告は一度も浅賀友里恵に会ったことがないから、この2年間において
原告が本件建物の所有者を浅賀友里恵であると理解して住んでいたとは考えられない。
この点、原告は、被告に対して謝罪をしたとする示談書の存在を本件でいっているが、示談書の中で甲である原告は、乙に対して実際に面会して謝罪したわけではなく、乙代理人弁護人を通じて謝罪しただけであるので、甲と乙は面会したことがない以上、両者の関係が接続されているなどとは到底いえない。すなわち、面識のない2者で、甲が乙の建造物を損壊する理由(怨恨等)が存在しないから、本件建造物損壊には怨恨の線などが考えられず、事件の存在自体が疑わしい。