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2025-10-26

anond:20251026011344

原稿

2025-10-25

anond:20251025104759

はいはい、今度のイベント原稿早く書かないとまたギリギリ入稿で余分なお金持ってかれるよ

鬼畜入稿なんて今時流行らないんだから

小野田本人が現時点で何も言ってないんだから信者の囀りに耳傾けなくていいの、時間無駄新刊パフォーマンスを著しく下げるよ

2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井まで SSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

2025-10-12

🌀 タカイチョ共和国スマフォ供出大狂騒群像劇

うけけけけけけけけけ。

から街はざわめき、空気は鉄の香りアルミの光で充満している。

タカイチョ共和国では「スマフォ供出の日」が到来した。

国民は列を作り、手には光沢のあるスマフォを握りしめる。

広報放送は高らかに叫ぶ。「全てのスマフォを供出せよ!アルミ国家のために取り出すのだ!」

犬は遠吠えし、猫は縁側で目を見開き、子どもたちは目を丸くする。うけけけ。

少年カモノハシは母に訊ねた。

「ねえ、ママ、これって本当に意味あるの?」

母はスマフォを渡しながら答える。

意味? 愛国心っていうのは手のひらに重くのるのよ」

少年は手のひらの重さに、虚しさも加わる。

広場では、特高警察が列を見張り、思想熱37.5度以上の者を非国民として摘発

憲兵は吠える犬を遠吠えと決めつけ、ピストルでパァン。

犬は空を飛ぶように消え、通りの人々は口角テープで無理やり笑顔を作る。うけけけけ。

作業場では、タカイチョSS部隊スマフォを分解してアルミを取り出す。

「見ろ! 国の力は、輝く金属の山に現れた!」

兵士たちは胸を張るが、スマフォの画面に映る自撮り笑顔は誰のものでもなくなった。

タカイチョは上から見下ろし、満足げに笑う。

「国の力はアルミで測るのだ!」

市民は口角テープで笑いながら作業を続ける。

スプーンリズムを取り、スマフォの画面に映る自分の目を睨む者もいる。

新聞記者カワウソは、事件原稿にまとめようと奮闘する。

「いや、これは記事になるのか? いや記事にしてはいけないのか?」

彼の頭の中で「うけけけ」のリズムが鳴り止まず、タイプ音と混ざり合う。

午後になると、連立政権離脱したペンギン党員たちも呼ばれ、意味のない重労働突入する。

アルミの山を数え、穴を掘り、模型ガス室設計図を描く。

「これも愛国仕事」と言われるが、誰も笑顔になれない。

ラジオは言う。「あなたアルミは国の未来!」

少年カモノハシは小声で呟く。「未来って、こういうことだったのかな……」

その声は風に消え、アルミの山に吸い込まれる。うけけけけけけけ。

夕方、街の広場で「スマフォ供出完了セレモニー」が始まる。

タカイチョは階段の上から演説する。

我が国は屈しない! 倍返しだ!」

群衆は口角テープ笑顔を作り、鍋やスプーンリズムを刻む。

子どもたちは混乱し、犬も猫も逃げ惑う。

街全体が、不条理オーケストラ楽譜に変わったかのようだ。

夜になり、タカイチョは再び鏡の前で敬礼する。

鏡の中の自分敬礼し、笑顔は歯まで光る。

今日も国は強くなった、明日もっと多くのスマフォが集まるだろう」

国民疲労困憊、だが拍手と笑いの音は止まらない。

街の片隅で、少年カモノハシがつぶやく。「これ、いつまで続くんだろう」

しかし声はアルミの山に吸い込まれタカイチョのオーケストラに溶けていく。

うけけけけけけけけけ。

高市さんが首相になる意味はあると思う

俺は高市さんの人となりや政治的姿勢については全くと言って評価してないけど、それでも高市さんが首相になるのは意味があるので、今回は首相になってもらえばいいんじゃないかと思ってる。

初めてというのはともかくめんどくさいのである首相ともなると、諸事のお膳立ては周りがやることになるんだけど、そこに前例がない場合にはイチからそれを組み立てなくてはいけない。細かいところでは儀礼上の慣行とかもある。例えば、大相撲天皇賜杯女性土俵に上がらないとするならどうするのかみたいなことを周囲が調整しなくちゃならない。周囲のリソースだって限られてるので、遊説スケジュール演説スピーチ原稿考えなきゃいけない秘書官が、それ系の雑事に時間を取られることもあるだろう。

周囲の受け止め方も初めての女性ともなると色々ある。マスコミ報道かもめんどくさい。本来政策に関して議論しなきゃいけない会議時間とか報道リソースがそういうことに一部費やされてしまう。

しかし、女性首相、ということに伴う事象一過性のものである最初女性首相がその辺のことを受け止めてくれれば、次から女性首相は先代がやってくれたレールに従って動くことで大幅に負荷が軽減されるのである。私は高市さんを評価しないが、来るべき次の「本格的な女性首相」がそうしたことで面倒を抱え込まないためにも高市さんがやってくれればいいんじゃないかと思うのである

野球でいうなら、野茂伊良部やマッシー村上さんとかが色々とめんどくさいところを引き受けてくれたからこそ、イチローとか大谷翔平活躍できてるんだとかそういうことである

2025-10-10

anond:20251010173326

そうなんだよね

田舎でもお金ある人は楽しそうだったよ

漫画家になりたいって言ったらコピックとか漫画の描き方みたいな本買ってもらったし

東京23区に住んでるけど毒親の人は原稿用紙買ったら捨てられてチラシの裏鉛筆で絵を描いてた

2025-10-09

anond:20251009124249

そうだよ

進次郎は原稿読むのうまいけど、安部ちゃんは下手な上に何故かプライド高くて煽るとキレて煽り返すお茶目なところがあった

それ以外はほとんど進次郎

2人とも傀儡で周りの意見取り入れるうえに言ってたことは基本的にやるのは良いところ

他の政権は口だけで行動に移ることがほぼ稀だから

2025-10-02

dorawii@原稿依頼募集中

昨日のNHK専門家枠で取材されてた人がぺらぺら解説してたところから急に数秒言葉に詰まって「さもありなん」って言ってなんだけど恥ずかしくない?

「さもありなん」って気取った言葉口語で使うのも賛否両論点だが、言葉思い出せなくてひねり出そうとする背伸び感が丸出しで恥ずかしい。

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dorawii@原稿依頼募集中

アクメツって漫画なぜかbookliveにないんだな。ニンジャスレイヤーはあるのに。

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anond:20251002135852

から男は試してみた。

飲み会の場で、ある話題が出るたびに「そういえば、星新一ショートに似た話があったな」と口にする。

「へえ、やっぱり星新一ってすごいね」と皆がうなずく。

次の日も、職場で。

ニュースを見ては「これ、星新一ショートにあった」と言う。

誰も疑わない。

そのうち、彼の言葉引用されるようになった。

星新一も書いてたらしいぞ」と広まり、やがて本の解説にまで載った。

出版社は慌てて全集を調べるが、該当する作品は見つからない。

「紛失原稿か?」という噂が流れる

学者まで巻き込んだ大騒ぎだ。

そして男のもとに問い合わせが殺到する。

「その作品を教えてください!」

「どの短編集に入っていたのですか?」

男は苦笑して言った。

「いや、あれは…

2025-10-01

dorawii@原稿依頼募集中

昨日レスバで出てきた言葉のサラダとは

言葉のサラダとは?

言葉のサラダ」とは、

統合失調症患者さんが話す言葉が、

文法的に正しくなく、意味不明瞭で、

まるで言葉がごちゃ混ぜになった

サラダのように聞こえる状態を指します。

具体的には、以下のような特徴が見られます

連想の飛躍: ある単語から別の、一見関連のない単語へと話が飛んでしまう。

文法崩壊: 主語や述語が一致しない、語尾が変など、文法的規則が破られる。

新語の創出: 既存言葉意味を付け替えたり、全く新しい言葉を作り出したりする。

言葉の繰り返し: 特定言葉フレーズを何度も繰り返す。

参照元

保険医療機関ながはまメンタルクリニック

https://www.nagahama-mental.com/entry.php?eid=263667

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dorawii@原稿依頼募集中

悪辣令嬢」ってタイトルとしてありそうなもんだけど少なくともまだ商業レベルにはないようだな。

悪食令嬢はあるのに。

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dorawii@原稿依頼募集中

都民にとって火葬必要なのに周りの県より全然高いのが問題だってさも寄り添ってるふうに言ってる知事さんだが、火葬必要なのは火葬事実上法律強制してるからだろ。

イスラム教徒のための土葬地区も作れなかった文明後進国ニッポンポン!wwwwwwwwwwwwww

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2025-09-30

dorawii@原稿依頼募集中

○○マルアールは~の登録商標です、という書き方の頭の悪さよ。

ヒント:重言

(登録商標を示す記号NGワードになってる模様)

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https://anond.hatelabo.jp/20250930181442# 
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人間なんて結局,締め切りがこないと意識も働きませんよ! 僕は原稿仕事もやってますけど,これまでもずっと締め切り直前か,ちょっと過ぎちゃうか,とにかく「これは怒られるな……」のギリギリで生きてますから。そこまでいくと,なんかこう,力が出てくるというか。

話題

2025-09-29

https://x.com/Drmiidrdr/status/1704827734755770830

正義感の強い人間は本当に優れているのか?

15:マジレスさん[]:2018/11/19(月)11:34:40.71 ID:+09k4leW

京アニクズ

いや京アニが最大のクズなのかもしれん

ロボットものを」

とたずねたら

業界にも仁義がある」

こういう返答

これはいい

しろまともな返答かもしれん

しかし、裏じゃ逆

一番初め、つまり一番槍でパクりを目にしたのは

けいおん映画だった

留年、これをパクった

つまるところ、業界仁義自分から破った

というより

サンライズのような強者には低姿勢

俺みたいな個人相手なら、平気で裏切るし平気で仁義を破る

正義感の強い人間は本当に優れているのか?

16:マジレスさん[]:2018/11/19(月)11:41:41.80 ID:+09k4leW

一番信用しちゃいけない会社を信用したのが間違い

多くの人は言う

「あのときムショに行かなければ」

でも、これ

後手の状況からみれば

あのクソアニメ会社が一番やりそうなことって

あの時点で原稿叩き落として裏切ることだったんだよな

その意味では信用すべきでない人間を信じずに

回避した自分判断が正しかった、のであって

送る選択が正しかった、とは到底思えん

どちらにしても

あのとき原稿は通らなかったことを意味

そして、後々パクられて原稿意味がなくなってたことも、実は回避できなか

った、ということだ

これは僕も言い辛すぎて口に出さないでいたけど、

まあ…動機の面では結構似てるんだよね。

京アニの件は「自分アイデアまれた」みたいな逆恨みで、

AIは「自分の絵が学習された」って憎しみ。

けど"数十億分の1"とかってほぼ『無』だよ。

それであそこまで憎悪募らせられてもなあ…って。 twitter.com/misamisaFXtrad…

京アニ事件被告は言ったんだが、インターネット住民キチガイ扱いした。

でも、別のケースだと

https://posfie.com/@migurumi_a/p/oGUYYXx

パリピ孔明原作者の新作『異世界駆除おじさん』、『駆除人』まんま過ぎると話題に。パクリ炎上/なろう垢BAN前科も覚えておこう

パクリはいけないといってる。

京アニパクるのはOKで、京アニ破壊するのはアウト。

AIパクるのはOKで、AIに反ぴを翻すのはキチガイ

でも、『パリピ孔明原作者パクるのはだめ。

インターネット人間って、どういう基準パクリOKパクリNGにしてるの?

2025-09-21

anond:20250920005626

よく分からん

あの原稿読んでそんな解釈になるの?


文章関係はこうだろ?

Cの法規制がBの「外国による情報干渉」に限定されてるのは下線部を見れば分かる


後者規制必要性を説く上で前者に言及する必然性はない」も意味わからん

パラグラフは「そして三つ目の未来像。それは結束する日本です。」で始まってるよな

から「結束する日本」というビジョンに対してこういうリスクがあって、特に外国による情報干渉」については規制すべしというのが小林意見だろ

これがなんで前者でSNS規制を主張しているという理解になるのか分からんのだが

anond:20180914222900

今はChatGPTなどの生成AIがあるから3分スピーチ原稿作成するのは、かなり楽になってるはず。

ふたつくらい個性的な内容のものを用意していれば、誰かと被ることは、ほぼ無くなる。

ただ増田が書いているような形式3分スピーチをする会社に務めているとして、僕なら、こんな風に考えてやってみる。

一般的な話をすると人と被る確率が高いなら、個性的な話を用意しなくていけない、ということだ。

個性的であれば、人と被ることはない。

では、個性的というのはどういうことなのかといえば、それはもう細部にこだわるしか無い。

個性というのは細部に宿るものからだ。

たとえテーマが同じでも、切り口や捉え方、感想、どう思ったか、が人と違っていれば、それは別のスピーチになる。

同じ天気の話をするにしても、今日は雨でうっとおしいですね、と話すか、実は僕は雨が大好きなんですよ、と話すか。

それによって話の内容は異なる。

さらにいうと、もっともっと自分自身というものを出す。

「雨の日になると思い出すのが、小学校2年生のことです。同級生の〇〇くんが傘を忘れて……、」

こんな風に続ければ被ることは絶対にない。

この場合の思い出は本当の話でなくても別に構わない。

ただ作り話なんてする必要もないと思う。

自分の中の、雨というものに対するものすごい小さなこだわりを話していれば、

ときに「わかるわー」

共感されることもあるだろうし

ときに「なにそれ?」

理解されないこともあるだろう。

それが個性というものだ。

そして、そんな話を積み重ねていくことで何がわかるかと言えば、自分自分自身のことがわかってくるという効用だ。

なかなか、大人というのは忙しすぎて、自分の中のリアルタイム個性というものを見つめ直す時間というのは意外に少ない。

とくに昨今のSNSだとかTikTokだとか、小さな刺激を次々に切り変えては、感情を上げたり下げたりすることに夢中になるような余暇の使い方をしているとそうだ。

そういう中で自分のこだわりだとか、「昔は好きではなかったことが、今は好きになっているんだな」、とか気づける機会が日々のルーティンの中に組み込まれているというのはそんなに悪くない。

更に付け足すと、これは人から褒めてもらうためにやることではない。

3分スピーチに、気持ちが重くなる人は、他人からの目を意識しすぎていることに気づかなければならない。

結局、スピーチの内容の出来不出来を、「他人がどう評価するか?」ということを軸にして心配し過ぎなのだ

それはビクビクと他人からの目、人から評価意識し過ぎながら生きているようなものだ。

そりゃしんどくなる。

そうではなくて、自分3分スピーチというものに対して、自分自身がどのように評価するか?ということに軸をおいていくべきなのだ

他人から見て、意味がないスピーチでも、自分の中では思わぬ気づきがあったりすることだって絶対にある。

というか、むしろそういうことのほうが多い。

3分スピーチというのは他人のためにするものではない。

自分自身のためにするものなのだ

そして、それは3分スピーチだけではない。

ということに気づけるかどうか?……、などと考えを発展させていくと3分スピーチというものが楽しみで仕方が無くなっていくのではないだろうか?

2025-09-20

作者体調不良と次章に向けて休載です!からの1年休載

作者のXでは楽しくラクガキ投稿ゲームをしてる近況報告あるも連載再開未定

もう一つ別の作者では休載したがその後原稿アップやファンレターもらった投稿があり安心するも、その後一切投稿無しで再開未定


俺の読んでる漫画は呪われてるのか?

小林鷹之氏のSNS規制に関する主張は不誠実なのではないか

小林鷹之氏の主張

小林鷹之氏は、2025年9月16日記者会見で、次のように述べた。

そして三つ目の未来像。それは結束する日本です。SNSでは、偽情報があふれている。差別的表現もある。そして、この気持ちを煽る扇情的ショート動画子供たちがくぎづけになっているような姿をみると、少し不安になりますね。この先日本社会、もう少し分断していくのかなと不安になりますそして特に外国勢力による情報干渉、これは絶対止めなきゃいけないと思ってます。見えないところで、偽情報によって、民主主義が侵されているんです。私は、こうした分断勢力絶対に許さない。イギリスなどを参考にしながら、外国による情報干渉については、刑事罰登録制度をしっかりと設けて、日本民主主義を守ります社会の結束を守ることは政治の責任です。

上記記者会見を受けて、小林氏がSNS規制を主張しているとの理解が広まった。

これについて、小林鷹之氏は、2025年9月19日、「小林鷹之事務所」(@KOBAHAWK_JIMU)のXアカウントで、上記記者会見原稿スクリーンショットを添付した上で、次のように述べた。

こちらのご理解は誤りです。
小林は「SNSのものの一律規制」ではなく、イギリスなどの制度を参考に外国勢力による情報干渉への対処を述べました。
出馬会見の該当発言全文はこちらをご確認ください(↓)。
誤まった情報拡散防止にご協力ください。
https://x.com/KOBAHAWK_JIMU/status/1968998195230392398

小林鷹之氏の主張は不誠実なのではないか

小林氏の記者会見での発言は、前半と後半で異なることを述べており、前半は、イギリスSNS規制であるOnline Safety Actのことを、後半は、イギリス外国勢力によるスパイ行為干渉対処するための法律であるNational Security Act 2023(第4部が登録制度を定めている)を指している可能性が高い。

SNS問題外国勢力による干渉問題は、関連するが別の問題であり、後者規制必要性を説く上で前者に言及する必然性はない。小林氏の記者会見での発言でも、両者の関係は明示されていない。そうである以上、前半はSNS規制を、後半は外国勢力による干渉規制を主張していると理解するのが一般的な受け止めだろう。

それなのに、特段の説明なくSNS規制は主張していないと主張するのは、不誠実なのではないか

もちろん、外国勢力による干渉の透明化は検討されてよいが(その場合日本企業のロビイングの透明化も検討課題になるだろう)、偽情報対策政治家による不都合な言説の抑圧と隣り合わせであり、誠実な人物が中心となるべきである

2025-09-19

anond:20250919130847

3行程度?これ 原稿用紙に書いてみなよ

先週の水曜日、久々に電車を乗り間違えた。乗る予定だった快速に間に合わず、鈍行に飛び乗った瞬間、スマホがないことに気づいた。鞄の中をひっくり返しても出てこない。心臓がキュッとなったまま、僕はそのまま降車ボタンを握りしめた。

「終わった……」

そんな気分で座席に突っ伏していたら、隣のサラリーマンが「スマホ出しっぱなしだよ」と僕のスマホ差し出してくれた。自分ズボンポケットからスルリと落ちて、あのとき僕は絶望と救いを同時に味わった。

金曜日カフェ原稿を書こうと思って早めに家を出たのに、規約改定の通知メールに気を取られて、気づけば店内の電源コンセントには誰かのスマホが4台も占領していた。まるで現代寺院か何かかと思うほどの勢いで、人々はスマホを充電していた。僕は仕方なくスタバの横のコンビニコーヒーを買い直し、立ち飲み原稿を打った。

土曜日は久々に友人とオンライン飲み会を開いた。Zoomで顔を合わせた瞬間、「なんか肌が綺麗になった?」と言われて、30分でスキンケアの話を延々と聞かされた。結局、カメラ越しに高級クリーム通販サイトを3人で覗き込み、散財の予感で夜を終えた。

日曜日の夜、ベッドの枕元には充電器に繋がれたスマホが三つ並び、通知音がリレーのように響き渡った。僕はそれを全部サイレントにして、慌ただしく歯を磨いた。鏡の前で自分の顔をじっと見つめ、明日からまた乗り過ごさないようにと心に誓った。

最近の僕はこんな感じで、電波と通知に囲まれながら小さなドラマを繰り返している。平凡な日常のはずなのに、たまに訪れるほんの少しの異変が妙に心に残る。おそらく、これが僕という人間の「仕草」なんだろう、と思う。

そして火曜日。朝のカフェラテを買いに近所の自販機へ向かったら、100円玉が詰まって落ちてこない。自販機を揺すっている僕を、横を通り過ぎる小学生不思議そうに見つめていた。結局、お釣りレバーガチャガチャと引きながら、後ろに並ぶ人たちの視線背中に刺さるのを実感した。

同じ火曜日の夜には、久しぶりに夜風に当たろうとベランダへ出た。腕時計を忘れて外に出たことに気づいて、一瞬「時間なんてどうでもいいか」と思った。でも、空に浮かぶ月を見たら、何かを忘れていた自分を思い出した。たぶん、大切な約束だった。

水曜の昼下がり、オフィス自分の席に戻ると、机の上に見知らぬ封筒が置いてあった。開けてみると、先輩から差し入れの焼き菓子と「頑張れよ」とだけ書かれたメモが一枚。小さな包みと一言が、妙に心に沁みた。

そして今、また週末が近づいている。僕はスマホを手に取り、見慣れた通知アイコンを見つめたまま、ふと思う。「こんな些細な出来事が、いつか大袈裟物語になるのだろうか」と。カチャリロックをかけて、その疑問をそっと胸にしまい込んだ。

2025-09-18

anond:20250918215823

数百万円単位で金の余裕があるなら、協力出版と呼ばれるジャンル会社相談してみるのも一つの手ではある。

向こうも商売なので、ストーリーを形にするくらいまでのアドバイスはもらえるかもしれない。そうしないと本が出来上がらないからね。

ただ、この形式は、高い費用負担必要な割に、本の所有権出版社側にあるため、自分で引き取って配ろうとしても買い取らないといけないとか、いろいろ難点はあるので、金はいくら掛かっても本にしたいという人にしかオススメできない。

自費出版原稿があってからスタートからちょっとハードルいかも。

自分史みたいなノンフィクションなら、書き方の指導からやってくれる会社も多いけど、小説ストーリー作りから助けてもらうのは厳しいかも。

2025-09-16

漫画より小説の方がコスパがいいのか?

私は二次創作アンソロジーに参加したことがあるのだが

そのアンソロ漫画小説も収録されてて、私は小説寄稿したんだけど、

漫画描いてる人は他の人に気を使ってなのか2ページとか8ページとかで短い原稿を描く

参加者である自分のページが多かったら「浮く」とか配慮して少なめなんだろうなって思う

小説は5000字〜一万字もあればかなりの情報量ストーリーが書ける

漫画情報量を多くしようとすると当然、ページ数を増やすセリフをたくさん書いたり、モノローグ文章が長くなったり、たくさん背景等を書き込んだり

情報量を多くするという意味では漫画短編であればあるほど小説より不利だなぁと思った

本屋で売ってる漫画本、小説本もそうで、小説だと漫画よりも情報量が多い小説が1000円以下でたくさん売ってる

先日漫画って高くね?っていう内容の増田を見たけども

だったらコスパのいい小説読めば?って思ってしまった

文庫本がたとえば1冊900円だとして、100冊読んでも9万円だし

趣味としては小説漫画よりコスパ良くね?って思った。情報量が多いからね

社会人になってしまうと1年で100冊読むのも大変だしなぁ

2025-09-13

友人と縁切ろうかな

久しぶりに友人(A)と遊んだ。といっても一緒に何かをするるわけではない。誰かの家でお互いに違うゲーム遊んだり、TVYouTubeを見る人もいる。

Aと他にも別の友人がいて合計6人。

で、そのAは同人誌を作っている。締め切りが近いとのこと。

相変わらずと思っていたけど、なんか原稿中に様子がおかしい。

いっきり奇声をあげる。そこまでは構わなかった。しかしその後に手をたたき始め、大きな音を急に出す。

びっくりした。テレビの音くらいしかないのに急にとんでもない爆発音を出す。

そして「あ"ーーーーー!!!!!💢」って言いながら足をドンドンする。文字だとただ叫んでいるだけかと思うかもしれないが、違う。怖いのだ。人がいる中で急にキレ散らかすのだ。怖いのだ。

尋常じゃないキレ方だ。持ってるタブレット壊れちゃうよ!って言いたくなるくらいあばれるのだ。

恐怖を覚える私に友人らは「ちょっとからこんな感じなんだ」とスルーしている。

いやいや、「締め切り近くて狂っちゃうわ笑」のレベルを超えているが?まず椅子を蹴飛ばすのは怖いよ。それで急に自分を殴りだすのも怖いよ。髪をむしるんだが…。

その状態でAは意味不明言葉も発する。そして急に「くそくそくそ」「酒でラリんないと」「(よくわからないが、何かこちらに自慢気に話している)」とブツブツ言う。

しばらくすると普通になる。そして狂って、また落ち着く。

ちょっとついていけない。無理だった。恐怖だった。自分もちょいと前に同人誌を書いたが、流石にこうはならない。というかそんな暴れないし、疲れても暴言暴力しないし…。

社会人になったのに、人がいる中で暴言暴力でそれを咎めない周りもちょっと無理だった。

Aはそれで何か諭してくる。恐らく物語の基礎とか言葉本来意味とかそういうのだ。でもさっきまで暴れ散らかして、こちらが「びっくりするから、控えてほしい」といったのにも関わらずに何か叱るように自慢気に作品とは何かと言い始める。そして急にバカかい音を鳴らす。キッチンに行ったかと思えば奇声とともにカンカンカンカン爆音を放つ。

こちらが言ったことに対して「いやでも」と否定を重ねる。その毛は前からあったが、今は上記の謎ギレの匂いも合わさって怖い。将来像を聞いたら怖かった。なんというか他人は全て自分自身の寂しさや虚しさを埋めるだけの存在しかない感がやばい相手感情はどうでもいい感じ。

前はこんな感じじゃなかったんだが、どうしちゃったんだろう。他の友人に聞くと鬱→酒飲みのせいらしい。他の友人らはAによく会うから知っている。あぁ、だからAに対して介護というか何か「大丈夫だよ〜」とよしよしするのか。もうAが介護される側で、他の4人が介護する側な雰囲気だった。

助けたい気持ちより恐怖が勝ってしまった。長い付き合ったんだが、助けたいより怖いがかった。ごめん。自宅に帰ったらどっと疲れたんだ。友人らと遊んで楽しい思い出より、疲れたって思いと否定ばかりされた悲しさが勝った。

もう、遊ぶのやめようかな。

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