はてなキーワード: 岸部とは
漫画原作実写化のコスプレ化をどうするかっていうやつ、そもそものノウハウ貯蓄がまだまだ不十分という感じがする。
ハリウッドですら上手くやってないんだよね。
聖闘士星矢は、クロスの造形以外はなかなか素晴らしい、惜しい作品だった。
モンハンは見た目部分はなかなかよかった。ワンピの良さは言うまでも無し。
2.5次元は受け入れられてるけど、たぶん話が違うんだよね。寄った画面になると無理になるから、あの方針でやったらダメだ。あの方針でやるから、コスプレとか言われてしまう。約ネバとかまさにそう。
そこいくと、岸部露伴のモデルケースとしてのすばらしさは未来に希望を感じさせる。
あの方針で行こうって皆がなって、実現できるだろうか。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第8巻 下」
「地球の歩き方 E03 イスタンブールとトルコの大地 2019-2020 【分冊】 1 イスタンブールとその近郊」
「A20 地球の歩き方 スペイン 2024~2025 (地球の歩き方A ヨーロッパ) 」
宮下遼『物語 イスタンブールの歴史-「世界帝都」の1600年』★★★
先月たくさん行ったしこれでOK。
満州国については通史でしか知らなかったので、こうして改めて本で読み返すと得るものが多い。
釘貫亨『日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅』
今井宏平「トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで」★★
維羽裕介、北國ばらっど、宮本深礼、吉上 亮「岸辺露伴は叫ばない」
Jam「続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 孤独も悪くない編」
田澤 耕「物語 カタルーニャの歴史 増補版-知られざる地中海帝国の興亡」★
今井むつみ、秋田喜美「言語の本質: ことばはどう生まれ、進化したか」
安藤 寿康 『能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ』
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第9巻 下」
旅先の歴史についての本や、旅先でも読めるくらいの軽さの本を読んでいる。岸部露伴は地中海を飛び越える飛行機の中で楽しんだ。
言語学の本を少し含んでいる。
なお、イスタンブールのドルマバフチェ宮殿には美術館が併設されており、そこにも行ったのだが流し見だった。今回の旅行のテーマは絵画ではなく建築だったからだし、軍事博物館のイェニチェリの演奏を聞きたかったからだ。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 10巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第10巻 下」★★★
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S4話 露出狂時代」
飯村周平『HSPの心理学: 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」』
きい著、ゆうきゆう監修「しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方」。
堀晃 他「Genesis されど星は流れる 創元日本SFアンソロジー」
小川一水 他「Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー」
「トルコ共和国建国100周年記念 山田寅次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ」
柞刈湯葉も柴田勝家も一度読んでから「しばらくは読まなくていいかな」と思ってしばらくしてから読みだした。柞刈湯葉は表題作が普段のクールというか知的なアイディアを軽やかに扱う感じではなく、意外な側面に驚かされた。柴田勝家はVtuber文化と死後のアーカイブを肯定的に表現していたのが大変面白い。
ブアレム・サンサルはもう何年も前にWIERD誌が紹介していたので読書メモに載せていたので読んだ。数歩遅れて読むことなどよくあることだ。僕は最先端を追うことにそこまで興味がない。
フレドリック・ブラウン「フレドリック・ブラウンSF短編全集1 星ねずみ」
柴田勝家「ヒト夜の永い夢」
フランチェスコ・ヴァルソ (著), フランチェスカ・T・バルビニ (編集)「ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス」
高水裕一「時間は逆戻りするのか 宇宙から量子まで、可能性のすべて」
フレドリック・ブラウン「フレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが」
トーマス・S・マラニー「チャイニーズ・タイプライター 漢字と技術の近代史」★★
SFが多くを占めた。面白いが徐々に飽きてくる。新人賞の作品は読んでいるそのときは面白いんだけど、新しい思考の枠組みや発想に触れて、それが後まで自分に影響を与え続ける作品ってのは少ないのかも。
逆に星新一の源流の一つ、フレドリック・ブラウンなんかは、古びたアイディアと今でも色褪せないアイディアの両方がある。
タイプライターの歴史も面白く感じられた。あとは、純文学が少し恋しい。
他に読みたいのは歴史の本かなあ。それか、第二次世界大戦を舞台とした小説か。「火垂るの墓」とか「野火」とかいい加減に読まないとと思っている。
池田利夫訳・注「堤中納言物語 (笠間文庫―原文&現代語訳シリーズ) 」
フレドリック・ブラウン「フレドリック・ブラウンSF短編全集3 最後の火星人」
成美堂出版編集部「いちばんわかりやすい 家事のきほん大事典」
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 第10巻「能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵」★
フレドリック・ブラウン「フレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初のタイムマシン」
木村光彦「日本統治下の朝鮮 - 統計と実証研究は何を語るか」☆
エリック・H・クライン「B.C. 1177 古代グローバル文明の崩壊」☆
日本語の活字についてや、日本の植民地政策について読み始めたのは、先月の中国語タイプライターの本に、日本製の中国語タイプライターについての記述があったためだ。
楊海英「日本陸軍とモンゴル 興安軍官学校の知られざる戦い」☆
小倉孝保「中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事」★★
宗美玄(ソン・ミヒョン)「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」★★★
木村泰司「人騒がせな名画たち」
なし
読んだのは全体的に近現代史が多い。
第二次世界大戦についての本は通史を何度か読んだが、テーマごとに読むとまた面白い。歴史は技術史とか思想史とか文学史とかの別の軸で見直さないと立体的に見えてこない。とはいえ、少しは立体的に見えたとしても、知らないことが無数にあり、出来事すべてを頭の中に残しておくのは難しい。歴史は誰と誰が知り合いかとか、活躍した時代以降にどう生きたかがわかってくると更に面白くなるんだろうが、あいにくそこまで行っていない。
12月は当たりが多く、上位3冊を選ぶのに悩んだ。ほぼすべてがオススメ。
来年からは方針を変えて、すべての本を★1つから5つまでの段階で評価してもいいかもしれない。
一年を通してみると、「昆虫記」のウェイトが大きく、それから第二次世界大戦の本を多く読んでいる。それに並んで平安時代、江戸時代などを扱った新書が多い。外国の歴史の本は少ないが、旅先のイスタンブールとバルセロナの歴史を扱った本が印象深い。
SFの新人賞を数年分まとめて追いかけるのが習慣なのだが、もう少し純文学を読みたい。学生は岩波や新潮の古典ばかり読んでいたのにどうしてだろう。
人権関係で読みたい本が多数ある。とはいえ、悲しい気持ちになるので元気のある時にしか読めないし、いつ元気になるかは予測ができない。
ここ最近は美術展に行っていないなと思いきや、振り返るとほぼ毎週行っている月があったので、まとめてみるのは大事だ。秋以降は少なかったが、これは理由がわかっている。
以上。
面白かったけどツッコミどころはたくさんあるし、スピンオフ作品とはいえJOJO感はまるで無かった
なにせ、見てて欠片も荒木飛呂彦っぽさがない
じゃあ原作レイプかって言われると悩ましい
もはや高橋一生版岸部露伴はカリ城以降のルパン三世みたいに原作とは別の媒体でそれ用に分裂したのではないかと思われる
「岸部露伴は振り向かない」の原作は尽きかけてる(なにせJOJO4部のじゃんけん小僧もやったし)ので、今後も続けるならオリジナルな話が増えていくだろう
そうなった時のこの高橋一生版岸部露伴にとても期待してしまっている
泉京香(飯豊まりえ)とのコンビも実に良いので、このヘブンズドア使いの岸部露伴と後悔の無い人生を送ってきた泉京香が怪奇な謎を解き明かすミステリードラマが連ドラになってくれるととても嬉しい
ミッドサマーが話題になった時にTRICKの上田山田がホルガ村を訪れるネタは何度も見かけたし、
古畑、相棒、カイジ(藤原竜也)、岸部露伴(高橋一生)なんかもそういったパロディでよく使われてる
アマプラでサムネを見たことがあるのでオダギリジョーが主演の刑事ドラマということだけギリギリ知ってる
三谷幸喜や福田監督のおふざけっぷりはよくネタにされてるけど邦キチで取り上げられたこともないみたいだし
「あの三木監督なんだからそういうノリだと分かった上で観に行くのは当然」みたいな反応はツイッターでもちらほら見かける
映画ファンがそこまで大きな態度を取れるほど知ってて当然の有名な人じゃないと思うけど
まあ広報が過剰だったんだろうね
誰でも楽しめるちゃんとしたコメディ作品かのように宣伝してたから
クソ映画ハンター向けです、映画監督を事前にチェックするマニア向けです、内輪ノリです、それは別にいいけどそれならそれでそうと分かるように言わないとそりゃ荒れるよ
先日も述べたように自分はポーの作品が好きではあるのだけれども、ミステリの黎明期は今でいうところの禁じ手を平気で使っているものが多く、純粋にストーリーを楽しもうとするとずっこけることがある。とはいえ、論理と推論をたどることによって面白い話を作りだすのを始めたのは彼なので、ミステリが好きなら読んでおきたい。確かに意外な真犯人ではある。
同じく、今でいえばお粗末な話も時折あるのだけれども、ホームズとワトソンの関係が好き。中でも「三人ガリデブ」でワトソンのピンチに思わず熱くなったホームズは必見。なんでこのシーンが好きなのかというと、聡明すぎてどうしても人を観察対象としてしまうホームズが、知的ではあるが彼ほどではないワトソンを心から思いやっているからだ。知的に対等ではない人間を愛することができるかどうかは、鋭敏な知性の持ち主にとっては人生最大の試練だ。女性人気が高いのもうなずける。
ルパンシリーズのこの巻だけ親が買ってくれたし、何度も読み返していたのだが、なぜか続きを読もうとは思えずに現在に至っている。ミステリというよりは冒険小説に近い気もするが知恵比べ的な面もあり、そこが面白かったのかもしれない。しかしそうすると、これをミステリ100選に入れるかどうかは迷う。ライトノベルの定義がライトノベルレーベルから出ているかどうかだとすれば、東京創元社か早川書房から出てはいるからミステリとしてOKかもしれないが。
自分は新世界の神になれると信じて殺人を犯したのに日和ってしまい、純粋なソープ嬢に救われる話。これも謎を解くというよりも心理戦を描いている。心理戦というかやっぱりドストエフスキー名物の神経質な人間の独白だ。基本、ドストエフスキーの登場人物にはまともなやつなどおらず、この作品も例外ではない。主人公の妹をつけ狙うロリコン野郎だとか、娘がソープで稼いだ金で酔いつぶれ、その罪悪感からまた飲むというどうしようもない親父だとか、神になり切れなくてプルプル震えている主人公だとか、そういうキャラが最高なのだ。これではまったらドストエフスキー五大長編を制覇しよう。ミステリじゃないのがほとんどだが、心配はいらない。ドストエフスキーの過剰な語りにはまった人間の前ではそのようなことは些事だ。
ちなみに高野史緒「カラマーゾフの妹」は二次創作小説として最高なのでみんな読もう。
こういう非人道的な植民地を持っていた王様の銅像だったら国民から倒されても文句は言えんよな、的なベルギー領コンゴをモデルの一つとしているのだけれども、これってミステリかね? ひたすら謎の人物を追いかけて、地理的にも深いところへ分け入っていき、目的の人物と出会うが彼はあっさり死んでしまうというあらすじは、神話的な単純さと力強さがあるが。クルツは何を恐ろしがっていたのかで語り明かしたい本である。
自分は育ってきた境遇上英米のわらべ歌(マザーグース、ナーサリーライム)は身近に感じるのだが、そうではない読者がどこまでこの趣向を楽しむことができるかどうかはわからない。
この作品で特筆すべきことは、探偵が犯人と対決するときの命を懸けた大博打だが、今の倫理的な読者はこの方法で犯人を裁くことが適切と考えるかどうかはわからない。ミステリにおける倫理(後期クイーン問題とかそういうの?)を語るなら読んでおきたい。
確かに単体で一番面白いのはこの作品だけれども、せっかくだからドルリー・レーン四部作は一気読みしたい。ただ、衝撃の真犯人といわれても、すっかりすれてしまった現代の読者からすればそこまでショックを受けないかも。そういう意味では登場人物の反応も大げさに見えてしまう。
個人的には「Zの悲劇」以来(テコ入れのために?)登場したペイシェンスという活動的なヒロインが女性史の観点から興味深い。当時としてはすごく斬新なヒロインだったんじゃなかろうか。恋人と一緒にパンツを買いに行くし。
クリスティはどれを選ぶか迷う。ただ、わらべ歌物の中ではなじみが少なくても楽しみやすいんじゃなかろうか。一人ずつ減っていくという趣向は非常にわかりやすい。謎を解く手記が多少不自然といえなくもないが気軽に読める。
ちなみに舞台版ではハッピーエンドに改作されているのもあるとのこと。
「チャーリーとチョコレート工場」など児童文学の作者としても知られる。児童文学ではスパイス代わりだった毒がメインディッシュになっている。
ところで、読者諸氏は年末に「岸部露伴は動かない」をご覧になっただろうか。ドラマ化されていないが、シリーズの中に命を懸けて賭けをする場面がある。あるいは、「ジョジョの奇妙な冒険」第五部でライターを消してはならないという賭けが出てくる。その元ネタとなったと思しき「南から来た男」が収録されているので、ジョジョファンは一読をお勧めする。オマージュや翻案とはこういうのを言うのか、って気持ちになる。なお、ダールは「奇妙な味」の作家としても知られている。
筆者はフィリップ・マーロウの良さがわからない。必要のない危険にわざわざ飛び込んでいき、暴力的な人間を挑発する。ただし、この作品が日本の文化に与えた影響は大きい。
ハードボイルド小説以外から例を挙げよう。一つは村上春樹のいわゆる鼠四部作だ。「羊をめぐる冒険」での鼠の足跡を訪ねてのクエストはチャンドラーの強い影響を受けている。あるいは「ダンス・ダンス・ダンス」の警官による拷問や親友の犯罪が明らかになるシーンの元ネタも見つけることができる。一度村上春樹の登場人物の系譜はどこかでまとめておきたいと思っている(村上春樹のヒロインをまとめていた増田と自分は別人)。
もう一つは「スペースコブラ」の「坊主… 口のききかたにゃ気をつけな… オレは気が短けえんだ!」「腹を立てるとなにをするんだ? うさぎとワルツでも踊るのか」の元ネタがあること。「……俺は頭が切れやすくってね」「頭が変になったら何をするんだい? 地リスとタンゴを踊るのか?」。どこがかっこいいのかは残念ながら筆者にはわからなかった。
エーコについては書きたいことがたくさんある。キリスト教と笑いについて問いを投げかけたこと、中世を舞台にしているようで当時のイタリアについての無数の言及があること、それから次の名言。「純粋というものはいつでもわたしに恐怖を覚えさせる」「純粋さのなかでも何が、とりわけ、あなたに恐怖を抱かせるのですか?」「性急な点だ」
しかし、この作品で一番深刻なのは、キリスト教文学であるにもかかわらず、主人公の見習い修道士以外の誰もが、誰のことも愛していないことだ。キリスト教とは愛の教えであるはずだ。弱いものに施したことは、神に捧げたことになるはずで、福音書にもそう書いてある。しかし、修道士たちは貧民を見捨てて権力争いに明け暮れ、異端審問官たちは民衆を拷問し、主人公を導くはずの師匠も人間を愛していない。彼が愛しているのは知識だけだ。
主人公は、言葉の通じない村娘とふとしたきっかけでたった一回の性交を行い、彼女に深く恋し、それでも魔女として告発された彼女を救えない。彼が村娘の美しさを描写する言葉がすべて、聖書からのつぎはぎなのが痛々しい。
勿論、知的な遊び心にもあふれている。主人公の不可解な夢の持つ意味を解き明かした師匠は「もしも人間が夢から知識を得る時代が来たら世も末だ」という趣旨の台詞を漏らすが、これはフロイトへの当てこすりである。同じく、深刻な場面で、とあるドイツの神秘主義者が「梯子をのぼったらその梯子は不要なので捨ててしまわなければならない」と述べたことが言及されるが、ウィトゲンシュタインに言及したジョークである。中世にこんなセリフが出てくるはずがない。
難解かもしれないが何度でも楽しめる。なんだったらあらすじを知るために映画を先に見てもいい。ちなみに、この映画のセックスシーン、村娘が修道士を押し倒すのだけれども、多感な時期にこんなものを見たせいで女性が男性を襲うアダルトビデオが好きになってしまった。そういう意味でも自分にとっては影響が深い作品。
人間嫌いだった筆者が最高に楽しんだ本。文明が野蛮に回帰していくというモチーフが好きなのだ。何を持って野蛮とするかは諸説あるが。大体、中高生の頃は自分を差し置いて人間なんて汚いという絶望感に浸りがちで、そういう需要をしっかりと満たしてくれた。舞台と同じ男子校出身だしね。
三部作の一冊目。実はこれ以外読んでいない。読んだ当時は、双子たちのマッチョ志向というか、とかく異様に力を手に入れようとするところだとか、著者がフランス語で書いたにもかかわらずフランス語を憎悪しているところとかが、何とも言えず不快だった。
今読み返したら、双子たちが過剰に現実に適用しようとする痛々しさや、亡命文学の苦しみに対してもっと共感できる気がする。個人的には頭が良すぎて皮肉な態度を取り続けるクンデラのほうが好きだけどね。「存在の耐えられない軽さ」よりは「不滅」派。
子供の頃より腕力がなくてやり返せず、口も回らずにいつも言い負かされ、片想いしていた女の子といじめっ子が仲良くなるのを横で見ていた自分にとって、自由と財産と恋人を奪われたことへの復讐を主題としたこの作品にはまることは必然であったと思う。とにかく面白い。特に、モンテ・クリスト伯が徐々に復讐心を失っていく過程が、非常に良い。
大人になって完訳版を読むと、ナポレオン時代の国際情勢を背景がわかってさらに面白かった。
犯人当てや宝探しなど派手な展開がてんこ盛りだし、犯人の動機の一部は自分が醜悪に生まれたことに端を発しているから、貧困とか弱者とか非モテとかそういう問題に敏感な増田にとっても議論の題材にできそう。
読んだからと言って別に正気が失われないけれども、チャカポコチャカポコのくだりで挫折する読者が多いと聞く。大体あの辺りはあまり深刻にとらえず、リズムに乗って楽しく読めばいい。スチャラカチャカポコ。
話のテーマは、基本的には原罪的なものだろう。自分が人を殺しているかもしれないという恐れ、親の罪を受け継いでいるかもしれないという恐れ、それから生きることへの恐れだろうか。
難解な雰囲気は好物だが、かなり自己満足的でもある。ヴァン・ダインの二十則破りまくりだし。言葉の連想テストで犯人を指摘し、余計な情景描写や、脇道に逸れた文学的な饒舌にあふれ、探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く。作者の知識の開陳を素直に楽しみましょう。ただ、これ読むんだったら澁澤龍彦の本を何冊か買ったほうがお得であると思うし、膨大な知識が注ぎ込まれているがリーダビリティの高い点でもエーコに軍配が上がる。
差別用語が出てくることで有名で、先ほど出てきたわらべ歌による見立て殺人の影響を受けている。
血のつながりによる犯行の動機や、実行の決め手となる偶然の出来事、その皮肉な結末が個人的に好き。自分は謎を解くことよりも、犯人たちの心理状態、特にその絶望のほうに興味を持つからだろう。
メタフィクションを個人的には愛好しているのだけれども、話が入り込みすぎていて結局どういう話であったか覚えていない。巻末の書き下ろしのおまけで、探偵が少年にパンツの模様を聞くシーンがあったことだけを覚えている。
とはいえ、癖のある登場人物から、大学の文学やミステリサークルの雰囲気を思い出して感傷に浸るのにはおすすめか。大体、小説を好きこのんで読む人間は大抵どこかこじらせているものだし、読みたいリストや他人にお勧めする本リストを作り出したらもういけない。そしてそんな奴らが僕は大好きだ。
以上。
流石に190人全員調べる気にはならないので、『少なそう』な人に限って調べてみた。
※ヘレン、ライラ、ケイト、クラリスは『名前 アイドルマスター』での検索。
順位 | 名前 | 作品数 |
---|---|---|
1 | 太田優 | 0 |
2 | 井村雪菜 | 1 |
2 | 間中美里 | 1 |
2 | 松原早耶 | 1 |
5 | キャシー・グラハム | 2 |
5 | 大西由里子 | 2 |
5 | 長富蓮実 | 2 |
5 | 北川真尋 | 2 |
5 | 野々村そら | 2 |
10 | 村松さくら | 3 |
10 | 丹羽仁美 | 3 |
12 | 楊菲菲 | 4 |
12 | 愛野渚 | 4 |
12 | 上田鈴帆 | 4 |
12 | 伊集院惠 | 4 |
16 | 奥山沙織 | 5 |
16 | 瀬名詩織 | 5 |
16 | 仙崎恵磨 | 5 |
16 | 大原みちる | 5 |
16 | 土屋亜子 | 5 |
16 | 矢口美羽 | 5 |
22 | 松山久美子 | 6 |
22 | 杉坂海 | 6 |
22 | 斉藤洋子 | 6 |
22 | 赤西瑛梨華 | 6 |
22 | 沢田麻理菜 | 6 |
27 | 栗原ネネ | 7 |
27 | 月宮雅 | 7 |
27 | 首藤葵 | 7 |
27 | 小松伊吹 | 7 |
27 | 西川保奈美 | 7 |
32 | ヘレン | 8 |
32 | 古澤頼子 | 8 |
32 | 榊原里美 | 8 |
32 | 持田亜里沙 | 8 |
32 | 小室千奈美 | 8 |
32 | 真鍋いつき | 8 |
38 | 岸部彩華 | 9 |
38 | 江上椿 | 9 |
38 | 浜川愛結奈 | 9 |
41 | 衛藤美紗希 | 10 |
41 | 吉岡沙紀 | 10 |
41 | 桐野アヤ | 10 |
41 | 浅野風香 | 10 |
41 | 涼宮星花 | 10 |
[短評]
・ゼロがいるのも意外だが、それがアッキーの飼い主こと太田優なのも意外。
・声つきで一番少ないのは上田鈴帆(4作品)。次点はおそらく上条春菜(11作品)
・クラリスさんは31作品。やはりセッ○ラリスさんだったか(違)
・あざとみんこと榊原里美や、16歳としては不相応な色気があることに定評のある西川保奈美がここにいるのは意外では?
・伊集院惠は表では4作品となっているが、ロマンティック・ツアーズ(相馬夏美 / 伊集院惠 / 並木芽衣子 / 江上椿のユニット)4部作を夏美、芽衣子、椿まで書いて惠を書かずにエタっている人がいるので実質1作品。
会社の金を盗んだ同期。
上司の追及に対して本人は否認したけど、その日現金に触れたのはそいつだけだったし、
状況証拠が揃っているって事で自宅待機になった。警察沙汰にはならなかった。
一緒のチームで働いている後輩ももの凄く動揺していて、フォローに入ったメンバーが何度もミーティングして業務の立て直しをはかっていた。
俺はそいつのtwitterアカウントを知っている。
入社当時、大学に共通の友人が居たので気が付いた。でもこっちは捨て垢で性別も年齢も偽っているので多分気付かれていない。
これまで数年間、一度ものぞいた事は無かったけど、ここ数日気になってずっと見ている。
「岸部露伴面白れぇー」とか、「サイバーパンクが何ちゃら」とか、普通に自宅待機を満喫している。
明日は約ネバを観に行って、年末年始でゲーム用のPCを新しく組むらしい。
自分のしでかした罪に苛まれるでもなく、濡れ衣に苦しむでもなく、淡々と事件前と同じペースで趣味の投稿を続けている様子を見て、
「もしかしたら犯人じゃないかも」って気持ちはキレイさっぱり消滅した。絶対あいつが犯人だ。
頭のネジぶっ壊れてる奴ってこんな感じなんだな。
1.万博のコンセプト面
2025年の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」である。このテーマの博覧会を日本で開くと考えた時に、確かに大阪以外に開ける場所は存在していないのではないか。
これまで大阪・関西地方は東京一極集中によって長年に渡って疲弊し続けてきたと指摘されている。
確かに大手商社や家電工業などの主要産業は東京に移転してしまったが、同時に関西地方では今後の日本の成長産業の黎明ともいえる新産業が生まれつつある。
それが「医療産業」である。医療産業については、韓国や中国などの新興国にはマネできず、日本やアメリカなどの成熟先進国の独壇場である。
ご存じのように、今日本で医療産業が一番集積しているのはぶっちぎりで関西地方である。
神戸ポートアイランドの神戸医療再生都市、京都南部のけいはんな学研都市、京大や阪大などの最先端の医療研究などである。
iPS細胞を開発した京大の山中教授など、最先端医療の人材面においても関西地方は全国トップであろう。
大阪の船場の近くには、道修町という名前の製薬街があるんだけど、1990年代から2000年代にかけてこの町は衰退していた。
しかし今の道修町は、医療産業の集積によって息を吹き返しているのだ。
小保方さんのSTAP細胞騒動などの笑い話もあるくらい、今の関西は医療産業が急成長している。
大阪・関西の21世紀の主力産業は医療産業だ。iPS細胞を生かした再生医療産業、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑特別教授の研究など、これから日本の医療産業はどこまで拡大するか予想もつかない。
家電や鉄鋼、造船などの産業が海外に移転など、関西は日本でいち早く産業空洞化を経験したが、新産業の立ち上げも日本でいち早く実現できたのだ。
そんな医療産業を中心とした博覧会を、2025年の大阪で開催するのだ。
万博の経済効果は約2兆円と試算されているけど、今後の関西の医療産業の集積の誘い水としての万博だと位置づければ、はっきり言って2兆円では済まないだろう。
大阪人であればご存じの話ではあるが、今回の2025年万博を開催する此花区の大阪港・夢洲のことである。
2008年のオリンピックの招致に失敗し、現在は広大な空き地のまま放置され続けている人工島。
そのことを踏まえた上で下記の記事にブチ切れた1人の声無しアイドルのPが長々と駄文を書いているものとして受け取って貰えれば幸いである。
声無しアイドルのPがプロデュースを頑張らなかったから?金を落とさなかった?その機会を提供するのは運営だろ。
でも、大人気声付きアイドルにはアニメにコラボにグッズと出番が沢山が貰えてモバマスならガチャでもイベントでも強SR(所謂ランキング報酬だったりするSR、旬な時期に取るには課金必須)ばかり。
それに比べてあの記事で言われている「不人気声無しアイドル」はガチャでもイベントでもRばかり、たまにSRがきたと思えばだいたい弱SR(無課金でも簡単に取れるコストの低めのSR)、グッズも全然出ない。金を落とさなくても余裕で取れる、此の状況で誰がお金を落とそうと思う?
手軽に取れるんだからそこから知ってもらえるなんて詭弁でしかない、目当てはSRであってRは所詮「じゃない方」でしかなく手元に残さないからだ。
じゃあダイマしろって言う姿が予想できるから前もって書いておくがそんな単純な事でファンが増えれば苦労しないんだよ。
影響力がなかったら意味がない、でも影響力のある絵師だとか動画製作者だとかは十中八九イナゴ目的の声付きアイドルに擦り寄るだろう、だって声無しを好きになっても意味ないもん。
そもそもそこいらのPがいくらダイマしても公式からの提供一つの方が何倍も影響力が大きい。そして運営から貰えるのは前述の通りだ。
こんな所で名前を出すのは憚られるけど今回の響子ガチャで一緒に追加された岸部彩華、彼女はモバマスですら2種類しかSRがない。
つまり今回の更新で持っていた全てのSRを使ったと言うことだ、あとは全てRだけ。
それでも彼女のPが頑張らなかったからと言えるのか?この7年間ろくにSRをもらえずRばかりで、数年ぶりにもらえたと思ったらイベントの弱SRで、本当に言えるのか?
面と向かってお前らの頑張りが足りなかったからお前の担当アイドルは不人気のままなんだよって言えるのか?
モバマスには未だ強SRのないアイドルはたくさんいる。それはいままでそのアイドルに課金する機会が一度もなかったということ。それで、「いくらでもあったはずの機会」?どこにあった?(あるとしたら総選挙での票課金とたまに出るグッズくらいか)
どう考えても運営が出番と待遇に格差をつけ続けていた事が悪いだろ。声あり、声無しだって待遇を多少なりとも平等にして露出に差をつけなければ良かった。自ら機会をフイにしたのは運営だ。
もしかしてこのゲームのアイドルは最初はみんな平等な状態でスタートしてユーザー(P)が頑張ったから声がついたアイドルばかりだと思っているのか?
肇の例を取るがPがどれだけ頑張っても、全体10位になっても運営は声をつけなかった、次回の総選挙で3位を取り付けざるを得ない状況にしてようやく声が付いた。
その一方圏外常連なのに「サプボ」という形でいきなり声が付いたアイドルがいる。彼女たちの中には一度も総選挙にランクインしてないのにイベントに出て歌い踊り、中にはSSR二週目になった子もいる。
彼女たちとあなたの言う不人気アイドルのPに差はあったのか?ただ運営から目が止まったから声がついた、だけだ。運も実力のうちなのだろうがユーザー(P)の介入できない「運営の裁量」である。
多分あの記事を書いた人はこのアイドルたちのことは「不人気」と言わないのだろう。ただ運の差なのに。片や今までの7年間を無駄にしたと言われ、かたや努力が云々などと言うのだろう。
あとあの記事では恒常の売り上げ低下の理由を声無しアイドルだけに委ねているが本当にそうだろうか。
最近問題になっている手抜き衣装、「デレステ」と検索を入れたらサジェスト候補になるくらい最近のデレステの問題点として論われている。だのに今回の響子の衣装はは美穂のそれとほぼ同じ、Nの衣装の方がまだ差別化ができている有様だ。救世主?じゃあそれにふさわしい衣装で来てくれ、あんなほぼ丸パク衣装(+完全な私怨になるがコンセとかいう糞特技)だと火に油を注ぎに来ただけだ。そのようなユーザー(P)をバカにしたやり方だといつか愛想を尽かされるぞ。
その証拠か否か今回の響子のSSRが今までの声無しアイドルたちより確実に売れるなどとあの記事では言っていたがこのガチャが実装されてもセルランの順位は良くなったと言えるほどの変化がない。声付きだろうが声無しだろうが関係ない、売上の低下は運営の今までが積み重ねてきた結果の自業自得であることに他ならない。
声無しアイドルが悪いわけではない、そのアイドル達のPが悪いわけでもない。
原因は運営の今までの目先の利益につられ声無しアイドルをずっと蔑ろにし続けてきたことにある。悪いのは今まで頑張らなかったPだとか果てにはアイドルのせいだと決めつけるのは余りにも軽率であるとしか言いようがない。