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2026-01-21

anond:20260121214114

から日銀OBみたいにゴールド買ってればよかったのに

金を買いたがる日銀財務省OB

2021年12月29日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-921518260083606363986.html

筆者の知り合いの日銀財務省出身者たちが、ひとたび退官して一個人投資家になるや、やたらに金を買いたがる傾向は、相変わらず続いている。

加速していると言っても過言ではない。

量的緩和現場に長く居ると、一万円札がただのペーパーとしか見えなくなるものだ。

まさに通貨価値希薄化を現場で痛感してきた人たちが、虎の子退職金で金を買いたがり、筆者のところに相談に来る。

高値でも金を買いたがる日銀OBたち

2023年03月28日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-9215182600836063641527.html

日銀出身の知り合いたちが、この高値でも、やたらに、金を買いたがることだ。

インフレ時代に入り、とにかく虎の子資産の目減りだけは避けたいとの思いが滲む。

量的緩和マネーが量産されるのを現場で見て来たので、円だけは必要以上に持ちたくない。なにか、刷れない価値を持つ投資媒体はないか、との発想で、絶対刷れない金現物に思い当たった。」のだそうだ。

マネー供給現場出身の「通貨の番人」が、こともあろうに、円より金を選好することに、筆者は、背筋が寒くなる。

財務省出身の知り合いたちも、同様に、金を買いたがる。

気楽な居酒屋の席とはいえ、「日本はいずれジンバブエ並みになる」などと、とんでも本的なことを口走ったりする。

「これからは金の時代だ」と面と向かって言われると、気楽なつきあいゆえ「アンタに言われたくない」と返してしまう。


2021/12 1,800usd

2023/03 2,000usd

2025/12 4,340usd

2026/01 4,865usd

2026-01-19

anond:20260119054854

提示された文章は、特定個人を指すというよりは、「あらゆる組織国家に現れる、ある種の統治の失敗パターン」を抽象化したものです。

しかし、歴史現代の事例に照らし合わせると、この文章批判している「光合成を知らずに木を切る」ような「局所最適が全体破壊を招いた例」はいくつか具体的に挙げられます

以下の事例は、まさにこの文章が言う「無知権力の結合」の典型例と言えます

1. 毛沢東の「大躍進政策」とスズメ退治(中国

この文章の「光合成比喩」に最も近い歴史事件です。

2. スリランカの「100%有機農業強制2021年

現代における「善意無知」の典型例です。

3. ソ連の「リセンコ主義」(科学への政治介入

知識学習補正する回路を自ら遮断した」例です。

4. 現代ビジネス組織における例

国家レベルでなくとも、身近な「権力者」にも当てはまります

なぜ彼らは「自己放尿」を止められないのか

この文章にある通り、彼らに共通するのは「想定外」という言葉です。

1. フィードバックの欠如: 権力が強すぎて、周囲が「それはマズいですよ」と言えなくなる。

2. モデルへの固執現実悪化しても「自分の考え(モデル)が間違っている」とは認めず、「現場努力が足りない」「敵の邪魔だ」と外部に原因を求める。

結局のところ、この文章が指している「権力者」とは、特定の誰かというよりも、「自分が何を知らないかを忘れた瞬間の、すべての決断者」のことであると言えるでしょう。

特定政治家経営者で、最近「よかれと思ってやったことが裏目に出ているのに、さらに強引に推し進めている人」を思い浮かべると、それがこの文章の正体かもしれません。

こうした「無知権力者」を生まないために、社会組織にはどのような「ブレーキ検閲フィードバック機能)」が必要だと思いますか?

2026-01-15

立憲民主党を離党した

2022年から協力党員だったけど、今日公明党との合流決定のニュース確認してから夕方に総支部事務所に行って離党届を提出した。

旧立憲結党ときはまだ高校生だったし、政治にあまり強い関心はなかったけど、立憲民主党結党に、「政治が少し良くなるんじゃないか」と淡い期待をしたのを覚えている。その後、コロナから2021年総選挙までの間の流れで立憲民主党共感して、衆院選では陰ながら応援した。結果的に敗北したのは残念だったけど、自分自身が動かないといけないという一種の使命感を感じて、翌年のはじめに入党することにした。

それから私は、体調が悪かったりしてあまり思うように活動できなかったけど、いろいろな貴重な経験をした。電話かけをしたり、ポスターを貼ったり、ビラを配ったり、党本部での会合に出席したり、遠くまで行って選挙の手伝いをしたり、地元議員に会って裏話を拝聴したりした。選挙立会人も何度かやった。

けれど、2023年ごろから立憲民主党方向性への違和感が強くなってきた。まず、春先の入管法国会非正規移民本国に送り返して生命危険さら入管法改正」案に対して、米山隆一トロッコ問題的な論法で「妥協する」ことを主張した。それは、外国人事実上「殺す」法案に対して承認のハンコを押すようなものだと私は感じた。塩村あやか鈴木庸介もそれに乗っかり、私がそれまで信頼していた多くのネット支持者も同調した。幸い、鎌田さゆり山田勝彦石川大我石橋通宏らの努力もあり、立憲は最終的にハンコを押すことを拒否した。けれど、当事者生命無視した功利主義的な議論が支持者の間ではびこったことに対し、私はかなり居心地の悪さと憤りを感じた。

その後も、私の違和感は強まるばかりだった。2024年代表選では、枝野幸男投票した。結局野田佳彦勝利して、代表選中に自分陣営にいた人ばかりを執行部に起用する露骨なお友達人事を行った。私は、気分が悪くなった。サンクチュアリ近藤枝野派)、国のかたち研究会(菅派→西村派)、社会民主主義フォーラムなどの「左派」系党内グループ野田執行部の路線に対して何らかの抵抗を示してくれるかもしれないとのかすかな期待を抱いた。けれど、しまいには(私にはもはや迷走しているようにしか見えなくなった)枝野幸男、そして近藤昭一も、野田佳彦呼応して「中道」という空っぽ言葉連呼するようになった。

立憲民主党近いうちになくなるのではないか、「希望の党騒動が再び起きるのではないか、という懸念はしばらく前から抱いていた。けれど、それがここまではやく現実になるとは思っても見なかった。私は、心のなかの違和感をひた隠しにしながら、衆院選に、都議選に、参院選に奔走(というほどのことはしていないが)した。24衆院選で立憲が50議席増やして躍進し、私の選挙区の候補が久しぶりの小選挙区当選を勝ちとったときは、心の底からしかった。

けれど、それも全て無駄だった。「立憲」民主党は、立憲主義中道左派仮面も捨てて、「改革中道」という味のしないガムのようなくたびれた言葉で、つい数ヶ月前まで自民党ウンコみたいな政治翼賛しまくっていた公明党創価学会に擦り寄りはじめた。そして、数日前に統一名簿の話が出たかと思ったら、昨日の夜に新党結成の速報がいきなり出て、24時間もしないうちにそれは党の機関決定になった。1日もたたない間に決まったので、一般党員はもちろん、地方議員さえ意見を述べる猶予は一切なかった日本共産党ボルシェビキ組織論をもった社民主義者なら、立憲民主党選良の皮を被った前近代的地方大名連合体にすぎない、と私は感じた。立憲「民主」党のなかに、少なくともわれわれが一般理解している意味での党内民主主義は、存在しない。野党第一党政局のために一瞬で溶解した希望の党騒動反省は、「排除の論理をとらない」といううわべの口約束しか見られない。

私はそうした事実を突きつけられ、もはや言葉も出なかった。われわれ支持者は、野田佳彦枝野幸男安住淳小沢一郎重徳和彦泉健太にとってただの都合のいいコマにすぎない。そして政治が向き合う対象である大衆も、彼らがいったん権力を取れば、きっと似たような扱いを受けるだろう。その扱いは、確かに自民党よりはましになるかも知れない。けれども、奴隷労働のような低賃金に苦しみ、給与未払いが起きても泣き寝入りするしかない、労働組合にすらつながれないような末端の労働者、さまざまな種類の差別や抑圧に苦しんで、物理的あるいは精神的な死の危機と日夜戦っているマイノリティ、そして将来に対して漠然とした、しかし逃げ道のない不安にさいなまれている(そしてときには外国人高齢者障害者といった誤った敵にその怒りを誘導されてしまう)日本の多くの人々に、「ちょっとだけきれいな自民党」が提示しうる解決策は、一体何だろうか。

立公新党(こっちが気恥ずかしくなるような政党名になるらしい)は、もしかすると、連合+創価学会の圧倒的な組織力で、高支持率という幻像にはしゃぎまわって醜態さらしている高市政権を圧殺するかもしれない。けれど、「左派」どころか「リベラル」さえ言うのを躊躇するような、これまでの安保法制原発への態度をまともな説明もせずに180度転換することを厭わないような新党政権を握ったとしても、「もっと良い未来」が実現できるとは到底思えない。うまくいって、例えばAI粗製乱造された広告収入目的テンプレ記事とか、使い古されて擦り切れたネットミームのような、凡庸でつまらなくて、しか場合によっては有害ものしかまれてこないだろう。

2024年イギリス総選挙で大勝利を収めたスターマー政権現在記録的な低支持率で苦しんでいるように、現代社会根本矛盾への一応の対処策さえ示すことはできず、右派の主張に妥協に次ぐ妥協を重ねて、参政党や日本保守党のような右の極に早晩その座を譲ることになるのではないか

立憲民主党さようなら。40年後の私たちが、「立憲民主党のあった時代はまだマシな世の中だったなあ」と思っていないことを祈ります

2026-01-14

anond:20260114112407

金を買いたがる日銀財務省OB

2021年12月29日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-921518260083606363986.html

筆者の知り合いの日銀財務省出身者たちが、ひとたび退官して一個人投資家になるや、やたらに金を買いたがる傾向は、相変わらず続いている。

加速していると言っても過言ではない。

量的緩和現場に長く居ると、一万円札がただのペーパーとしか見えなくなるものだ。

まさに通貨価値希薄化を現場で痛感してきた人たちが、虎の子退職金で金を買いたがり、筆者のところに相談に来る。

高値でも金を買いたがる日銀OBたち

2023年03月28日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-9215182600836063641527.html

日銀出身の知り合いたちが、この高値でも、やたらに、金を買いたがることだ。

インフレ時代に入り、とにかく虎の子資産の目減りだけは避けたいとの思いが滲む。

量的緩和マネーが量産されるのを現場で見て来たので、円だけは必要以上に持ちたくない。なにか、刷れない価値を持つ投資媒体はないか、との発想で、絶対刷れない金現物に思い当たった。」のだそうだ。

マネー供給現場出身の「通貨の番人」が、こともあろうに、円より金を選好することに、筆者は、背筋が寒くなる。

財務省出身の知り合いたちも、同様に、金を買いたがる。

気楽な居酒屋の席とはいえ、「日本はいずれジンバブエ並みになる」などと、とんでも本的なことを口走ったりする。

「これからは金の時代だ」と面と向かって言われると、気楽なつきあいゆえ「アンタに言われたくない」と返してしまう。


2021/12 1,800usd

2023/03 2,000usd

2025/12 4,340usd

やっぱ日本円は必要以上に持っちゃ駄目やね

2026-01-13

フルリモートで働きたい就活生はSEを目指そう

表題の通り。

私は2020年コロナ一年目に大学4年生の就活生だった。そこから2021年IT企業SEとして採用され入社してから現在に至るまでずっとフルリモートで働いている。入社時期がコロナ禍だったため、運良く?研修もほぼフルリモートで行った。

配属後もこれまた運良くフルリモ案件であったため、

入社からずっと在宅で仕事が出来ている。

毎日通勤満員電車に揺られなくて良い。朝9時に起きてゆったりコーヒーを入れて、デスクパソコンを開けばもう始業出来る。終業時もパソコンを閉じればもうそから自由時間通勤時間に縛られず時間を最大限使えるのが嬉しい。朝9時に起きれば良いため、前日多少夜更かししても大丈夫

大学生の頃の自分が想定していた理想の働き方が出来ているので最高である

ただこの環境を維持するのも少し大変である

当たり前だが、SEという仕事は常に勉強し続けなければならない。案件を移動する度に触る技術はガラリと変わるし、資格もとらないと昇格できない。

あと向き不向きがそれなりに分かれる職種でもあると思う。ある程度ロジカル思考が出来ないとしんどいと思うし、納期が近くて逼迫してると夜中まで作業することもザラにある。フルリモの欠点は自宅なので際限なく作業が出来てしまうことである終電から帰ろうというタイムリミット存在する出社はそこだけ良いかもしれない。

また、フルリモが故に、仕事で詰まった時にすぐ周りに相談できる環境ではない。質問一つするにも、チャットで同僚にちょっと質問いかを聞いて、通話に呼んでこういう前提があって〜こういうことで困ってて〜だからこういうことを聞きたいんだけど〜会話するという作業をしなくてはいけない。質問を的確に言語化できる能力と、そもそも沢山質問しなくてもある程度1人で作業をこなせる要領の良さが必要である

そしてフルリモートという誰の監視の目が無い環境仕事をサボらず真面目に出来る、もしくはサボっても短時間で巻き返せるこれまた要領の良さが必要である

また逆にフル出社の案件もあるから、フルリモで仕事出来るかは運次第なところもある。

ただ他の業界職種に比べたら圧倒的にSEはフルリモート仕事が出来る可能性が高い。

就活生、転職を考えている人でフルリモで働きたい人はぜひSEおすすめする。

補足:

※超大手でなくても、大手企業案件を取っている中小企業であればフルリモ案件が降ってくる可能性があります。(もちろんPCやら作業ツールやらのセキュリティ環境元請け大手企業担保)何も超大手企業に入らなければいけないわけではありません。

※当たり前だけどフルリモだからといってスタバとか近所のカフェ作業とか言語道断絶対にやってはいけないセキュリティ違反なのでカフェでおしゃれに仕事〜とか考えている人は予め無理と言っておきます

たまにリーマンやらOLスタバとかでPC広げて仕事してるの見るとお宅の会社セキュリティ教育はどうなっているのでしょうかと聞きたくなります

2026-01-12

借金を返したい

有識者求む…

カード払いの遅延損害金が思っていた以上に高額になっていて、一括支払いが難しい状況です。法律事務所が回収を委託されている感じなのですが、分割で返済など相談できるものでしょうか…?病状が悪い時期に使用したお金で、カード2021年頃に停止されています

安住さんは解散選挙圧勝しますか。

anond:20260112105040

安住淳氏(宮城4区比例復活を含め当選10回)についても、結論から言えば「盤石な強さを持つが、圧勝という言葉には少し注意が必要」という評価になります

安住氏の状況を分析すると、以下の3つのポイントが挙げられます

1. 「東北の暴れん坊」としての圧倒的地盤

安住氏は地元石巻市を中心とする旧宮城5区現在区割り変更で宮城4区の一部)で圧倒的な知名度を誇ります東日本大震災時の対応や、長年の国対委員長としての実績から保守層の一部や建設業界など、本来なら自民党を支持する層にも食い込む「安住個人票」を厚く持っています

2. 選挙区改定の影響

かつての「宮城5区」では文字通りの圧勝が続いていましたが、近年の区割り変更により、自民党の強い地域(旧宮城4区の一部など)が加わりました。

2021年衆院選: 自民党新人伊藤信太郎氏)に対し、約1万3千票差で勝利

2017年衆院選: 次点に約4万票差をつけて圧勝

2021年は、過去選挙に比べれば票差が縮まったものの、それでも安定して小選挙区を勝ち抜いています

3. 今後のリスク要因

批判の矛先: 以前のやり取りでも触れましたが、安住氏は政治資金パーティー記載漏れ問題を指摘された際、自民党を厳しく追及する立場でありながら自身にも不備があったとして、一部で「ブーメラン」との批判を浴びました。これが保守的浮動票にどう影響するかが注目されます

自民党刺客: 自民党側も「野党司令塔国対委員長)」である安住氏を標的にし続けていますが、今のところ安住氏を脅かすほどの強力な候補者は現れていません。

まとめ

野田氏、岡田氏と同様に、「落選する可能性は極めて低い」部類に入ります。 ただし、枝野氏と同様に、自民党が強力な組織戦を展開し、第3極維新など)が乱立して野党票が分散した場合過去のような「数万票差の圧勝」ではなく、数千〜1万票程度の「安定した勝利」に落ち着く可能性があります

立憲民主党ベテラン勢(野田枝野岡田、安住)は、いずれも全国的な逆風が吹いても「小選挙区で勝ち上がる力」を持っているのが最大の特徴です。

内閣支持率80% 立憲民主党野田枝野岡田落選ですよね。

結論から申し上げますと、3名ともそれぞれの選挙区において非常に強固な地盤を持っており、現時点の予測で「落選可能性が高い」と言える人物はいません。

しかし、あえてリスク要因や過去の接戦状況を整理すると、以下のようになります

1. 野田佳彦氏(千葉14区)

強み:

演説の巧みさと地元での圧倒的な知名度。かつての総理経験者としての安定感があり、2021年衆院選でも15万票以上を獲得し、次点に大差をつけて圧勝しています

リスク:

2024年立憲民主党代表選勝利し、党の顔となったことで、自民党側が「野党第一党トップ」を倒すべく強力な刺客組織戦を仕掛けてくる可能性がありますしかし、現状の千葉14区の地盤を崩すのは極めて困難と見られています

2. 枝野幸男氏(埼玉5区

強み:

旧民主党民進党時代からの「顔」であり、熱狂的な支持層を持っています

リスク:

過去保守層が強い地域ということもあり、2021年衆院選では自民党候補牧原秀樹氏)に対して約6,000票差という、3名の中では最も「接戦」を強いられた経験があります。今後の選挙区区割り変更や、維新の会などの第3極候補を立てて票を割った場合、3名の中では最も「当選ライン」への影響を受けやす立ち位置と言えます

3. 岡田克也氏(三重3区

強み:

三重岡田」と呼ばれるほど地盤が盤石です。実家イオングループ支援という文脈だけでなく、本人のストイック政治姿勢保守層から一定の信頼を得ています

リスク:

2021年衆院選でも次点に約5万票の差をつけており、落選可能性は極めて低いと予測されますリスクがあるとすれば、本人の引退時期や健康問題、あるいは自民党による徹底的な組織包囲網ですが、現時点でその兆候は見られません。

まとめ:

氏名 選挙区前回の勝敗状況 落選リスク評価
野田佳彦千葉14区 圧勝低い(代表就任で注目度も上昇)
枝野幸男埼玉5区接戦 中程度(3人の中では最も票差が詰まったことがある)
岡田克也三重3区圧勝極めて低い(「無敗の男」として知られる)

現在野党第一党としての勢いや、それぞれの地元での活動量を踏まえると、この3名が落選するという事態は、よほどのスキャンダルや「自民党への猛烈な追い風」が吹かない限り考えにくいのが現実的見方です。

[]anond:20260112101516

日本アメリカ物価上昇速度(2020年以降)

日本CPI前年比)アメリカCPI前年比)
2020▲0.0%+1.2%
2021▲0.2%+4.7%
2022+2.5%+8.0%
2023+3.3%+4.1%
2024+2.7%+2.9%
2025+3.0%前後+2.7〜2.9%前後

日本20202021年は実質デフレ

アメリカ2021〜2022年に急激なインフレ

20202025 累積の物価上昇イメージ(概算)

累積物価上昇
日本+13〜15%
アメリカ+18〜20%

一言まとめ

アメリカ短期間でドカン物価が上がり、日本は遅れてジワジワ上がった。

最近きつい」という感覚は正しいが、上昇スピード自体は日米でかなり差がある。

2026-01-09

anond:20260109200252

続き。たぶん1枚めの写真

なお、内容物については全部を記載していない。目立つチップとか特徴的なコンポーネント表記している。これは今後も同じ。

ブリュージュ
2013年頃発売。10歳以上。ブリュージュの発展のために、たくさんの人に協力を依頼していく。人物が描かれたたくさんのカード(160枚以上)、カラーダイスが各色1個くらいつつ5個くらい。人の形をした色とりどりのコマが数個。
ROLL PLAYER
2016年頃発売。10歳以上。RPGキャラメイクだけをしていく。カードがたくさん。色とりどりのダイス金貨のような造形の小さい黄色チップ
The Voyages of Marco Polo(マルコポーロ旅路)
2015年頃発売。12歳以上。マルコポーロのような商人となってベネチアから北京を目指す。青・赤・黄・緑のサイコロ、そしてチップ金銭チップ、それに茶色フタコブラクダコマ
Troyes(トロワ)
2010年頃。10歳以上。中世ヨーロッパ都市経営。青・緑・オレンジ・灰・白のミープル(人型のコマ)がたくさん、それとは別の色のダイスがたくさん。カードが一揃いそこそこたくさん。たぶん拡張セットも近くに入っている。
Colonists(コロニスト)
2018年頃発売。12歳以上。植民地の街作り。青・白・橙・黒のポーン風コマ、紫の司教コマ六角形のタイルがたくさん。
Great Western Trail 北部への道
同名のゲーム拡張

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NEWTON(ニュートン)
2018年頃発売。12歳以上。発明発見17世紀ヨーロッパを発展させる。青・赤・黄・緑のキューブチップ・人型コマ、丸底フラスコのようなチップカードがたくさん。
IKI(江戸職人物語)
2016年発売。14歳以上。日本橋火事に怯えながら商売する。赤・青・黄などの人型コマ浮世絵風の人物が描かれたカードがたくさん。
Call to Adventure(コール・トゥ・アドベンチャー)
2018年頃発売、12歳以上。英雄の生涯を作り出す。カードがそこそこたくさん。ルーン文字が描かれた小さいチップそれから小さいチップ
Dynasties
Heirate & Herrsche(ダイナスティ):2016年頃発売、12歳以上。ルネサンス時代政略結婚ヨーロッパ都市名が描かれたカード原色な人型コマ
アルルの丘:紅茶貿易
2017年頃発売。同名のゲームの3人拡張セット
Inhabit the earth(インハビット・ジ・アース)
2015年頃発売、14歳以上。動物進化させながら世界を進む。様々な動物が描かれたカードがたくさん。原色チップがそこそこ。

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SCYTHE(サイズ・風に舞う策謀)
同名のゲーム拡張
SCYTHE(サイズ・彼方よりの侵攻)
同名のゲーム拡張
テラフォーミングマーズ 動乱
同名のゲーム拡張第5弾。
Saltlands
Lost In The Desert Expansion:同名のゲーム拡張
London
2017年頃(日本語版なら2021年頃)、14歳以上。17世紀ロンドン大火災から復興カードがたくさん(100枚以上・主にロンドン地名施設が描かれている)、お金トークン
Viticulture(ワイナリー四季)
2013年頃、13歳以上。トスカーナワイン造り。6色のコマセット(いくつかの種類が同数ずつ)、カードがそこそこ。
Amalfi(アマルフィ)
2020年頃発売、12歳以上。船を運用して商売する。ヨット型のコマエッフェル塔を思わせる塔型のコマ。それぞれ複数個。

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ブランクワールド
2018年頃発売、12歳以上。大航海時代探検して世界地図を作る。原色の船型のコマ正方形の少し大きめのチップお金を思わせるトークン
テラフォーミングマーズ VENUS NEXT
同名のゲーム拡張第2弾。
Dolphy Five(ドルフィーファイブ)
2020年発売、9歳以上。推しイルカ応援してNo.1にする。イルカ型のコマと透明なダイスゲームマーケット出品作品
商売往来
2019年頃発売、8歳以上。OKAZU Brandのゲーム大阪商人となって稼ぐ。カードがたくさん、チップがたくさん。ゲームマーケット出品作品
ワイナリー四季 拡張
トスカーナ:同名のゲーム拡張
ブラッディ・イン
2105年頃発売、15歳以上。宿屋人殺しして金稼ぎ。人物が描かれたカードがたくさん。小切手型のトークンと鍵型のトークンがそこそこたくさん。

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村の人生 酒場
同名のゲーム拡張
村の人生 港町
同名のゲーム拡張
村の人生
2011年頃発売、12歳以上。ヨーロッパのある村の発展と世代交代。細かいコマがたくさんあるが、たぶん黒と灰色の巾着袋それぞれ1つずつに入れられて収納されている。
CIVILIZATION 富と名声
同名のゲーム拡張
CIVILIZATION 叡智と闘争
同名のゲーム拡張
クトゥルフキッチン
2019年頃発売。10歳以上。名状しがたい料理を作る。120枚くらいのカード時計型の(1~6まで書かれた)ボードサイコロが4色各6個。

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SCYTHE フェンリス襲来
同名のゲーム拡張
The Doge Ship(総督の船)
2012年頃発売、12歳以上。ガレー船を造る。原色チップが数個ずつと同色のダイスが1つずつ、ガレー船を描いたカード(オールごとに分割されている)。
Shadows over Camelot(キャメロットを覆う影)
2005年頃発売、10歳以上。アーサー王伝説テーマにした協力ゲーム。白いが台座に原色が割り振られたフィギュア型のコマカードがたくさん、ダイスが少し。
Great Western Trail(グレート・ウェスタントレイル)
2016年頃発売、12歳以上。牛を列車に出荷するまでの道歩き。青・白・赤・黄などのチップ人物の絵が描かれた小さめのチップがたくさん、カード
CIVILIZATION(シヴィライゼーション)
2010年頃発売、13歳以上。担当する文明の発展を後押しする。大きいカードと小さいカード、それぞれたくさん、原色コマが4色2種類で双方そこそこ。青いダイスが2個。


まだ続く、かも知れないけれど明日以降になるかもしれない。

秋田市サッカースタジアムの件

雑にまとめてみました

前提①

ブラウブリッツ秋田ホームグラウンドとして使っているソユースタジアムJ1ライセンス基準を満たしていない


前提②

ブラウブリッツ秋田2021年J2昇格。以降、降格はなくJ2に定着、J1昇格を伺える立ち位置



時系列


2025年4月 沼谷市長が現職を破って秋田市長に就任


2025年5月 沼谷市長Jリーグ野々村チェアマン都内会談


その後、試算の結果、既設改修も新設もコストがそんなに変わらないと判明

2025年10月 ブラウブリッツ秋田J1ライセンス交付

2025年11月 市側とJリーグ側の担当者会合


2025年12月 既設は難しく新設前提で考える、と沼谷市長からブラウブリッツ秋田へ伝達




Jリーグはなんで「志が低い」とか言ったの?

 交付直後の会合で出てきた案がライセンス基準を満たさな約束違いのものだったか

ライセンス基準は緩和できないの?


Jリーグお金出せばいいじゃん

 ※ちなみにクラブライセンス交付審査Jリーグから独立したライセンス審査機関(FIB)がやってる

ライセンス基準ってなんで必要なの?

  • 調べて

今後どうなる




いいところに着地していけることを祈ってます

2026-01-06

資産運用について ~ Buy Borrow Die という概念の話~

今日金融資産運用の話をする。

Buy Borrow Die や r > g といった概念についてだ。

最初に断っておくと、僕は金融専門家ではない。

しろ40歳になるまで、政治経済金融の話をきちんと語れる側の人間ではなかった。

ただ、このまま何も分からないまま年を重ねるのもさすがにきついなと思い、40歳を過ぎたあたりから金融を中心に勉強を始めた。

勉強といっても、本を読むだけでは身につかない。

なので、身銭を切ることにした。

2021年の頭、ある程度まとまった資金米国株に投じた。

知識はほぼゼロからスタートだった。

そこからおよそ5年。

運が良かった部分も大きいが、結果として運用益はかなりの額になった。

その過程で、これは知っているか知らないか人生難易度が変わるな、という構造がいくつも見えてきた。

今日はその整理として書いている。

今回の対象は、金融初心者から、少し投資をかじったことがある人くらいまで。

その道のプロが読めば当たり前の話も多いと思うが、その場合はそっと閉じてほしい。

まず前提として、日本ではあまり意識されていないが、r > g という考え方がある。

r は資本収益率、g は経済成長率を指す。

要するに、資本から得られるリターンの方が、経済全体の成長よりも速い傾向がある、という話だ。

これは労働無意味だという話ではない。

ただ、資本を持っているかどうかで、同じ社会にいても成長の果実の受け取り方が大きく変わる、という構造を示している。

極端な例を出せば、100万円を元手に1億円を作るのは大変だが、100億円を持っている人が1億円を増やすのは比較的容易だ。

この差が長い時間をかけて積み重なることで、資産格差は広がっていく。

資本主義が続く限り、この構造自体簡単には変わらない。

からこそ、感情論ではなく構造として理解した上で、どう振る舞うかを考える必要がある。

僕が最初に選んだ投資先は、eMAXIS Slim 全世界株式、いわゆるオルカンだった。

理由シンプルで、どの企業が将来勝つかは分からないが、資本主義が続く限り、世界全体としての富は増えていく可能性が高いと考えたからだ。

個別企業の将来は読めない。

20年後に、今の有名企業がどうなっているかは誰にも分からない。

ただ、世界全体で見れば、どこかの企業が成長し、経済全体は少しずつ拡大してきた。

ならば、世界全体を広く薄く持つ、という選択には合理性がある。

その後、僕はオルカンから米国株中心のインデックスに乗り換えたが、考え方は同じだ。

過去データを振り返ると、長期的には年率で数パーセントから一桁後半程度のリターンを積み上げてきた。

もちろん、毎年必ず上がるわけではない。

下がる年もある。

ただ、長い時間をかけると複利が効いてくる。

この複利という仕組みが、とにかく強力だ。

一定の利回りで運用される資産は、年数が経つほど増え方が加速していく。

これを体感すると、資産を途中で切り崩すことに強い抵抗を感じるようになる。

問題は、資産は増えていく一方で、現金がない、という状態になることだ。

自身資産の多くを株式に振り分け、仕事も講演や審査員といった収入を最優先しないものが中心になっている。

その結果、生活費として使える現金は潤沢ではない。

ここで、多くの人が考えるのは、資産を売って現金を作る、という選択だろう。

ただ、長期で運用している資産を売却すると、複利が止まる上に、税金も発生する。

そこで出てくるのが、Buy Borrow Die という考え方だ。

資産を買い、売らずに保有し、その資産担保資金を借りる。

具体的には、保有している株式投資信託を担保にして融資を受ける。

証券担保ローンと呼ばれる仕組みだ。

この場合金利比較的低く抑えられることが多い。

もし、資産が長期的に成長し、その成長率が借入金利を上回るなら、資産を売らずに借りて使う、という選択肢が合理的になる場面が出てくる。

借入額は増えていくが、それ以上に担保となる資産価値が増えていけば、構造としては回り続ける。

しかも、売却ではないため、含み益に対する課税を繰り延べたまま資金を使える。

もちろん、これは無敵の魔法ではない。

市場の変動、制度変更、担保条件の見直しなど、リスク存在する。

ただ、それらを理解した上で余裕を持った設計にすれば、選択肢の一つとして十分に成立する。

自身、この仕組みを理解し、実際に使ってみて初めて、お金を増やすことと、使うことを分離できる感覚を持った。

これは、金融勉強しなければ一生気づかなかったと思う。

金融は、知れば知るほど面白い

経済指標が発表され、市場がどう反応するかを見るのは、知的好奇心を強く刺激する。

年を重ねても、きっと死ぬまで付き合うことになる分野だろう。

資産運用は、才能よりも構造理解世界だ。

完璧な正解はないが、知っているだけで避けられる遠回りは多い。

そんな話として、今日はここまで。

2026-01-03

anond:20260103171026

Q. 財政政策はどうあるべきか、ないし、財政赤字や国の債務はどうすべきか?

A. 個人的には、その問題HDDレコーダーの残り時間が一つの比喩になるのではないかと考えている。見るかどうか分からない番組も含めて闇雲に録画していけばHDDレコーダーの残り時間が無くなってしまうのと同様、闇雲に財政を拡大すればいつか財政破綻が訪れる可能性がある。自国通貨建てならば財政破綻はしない、という意見もあるが、そういう論者もインフレが生じることは認めている。反緊縮財政論者が良く引き合いに出す21世紀財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略 (日本経済新聞出版)の著者のブランシャールも、無制限財政ファイナンスには与しておらず、最近母国フランスに対して緊縮財政を訴えている(cf. ブランシャールのタカ派ハト派論 - himaginary’s diary、ブランシャール「今は財政緊縮をすべき時」 - himaginary’s diary)。

ただ、だからと言って見たい番組も録らずにHDDレコーダーの空き時間をひたすら増やすのは、HDDレコーダー本来機能活用していないということで馬鹿げている。同様に、財政黒字を貯めて債務を減らすことに血道を上げ、本来支援すべき国民支援しないのは賢い行動とは言えないだけでなく、残酷でさえある。HDDレコーダーと違い、財政黒字にはマクロ経済を収縮させるという副作用もある(cf. 財政黒字ギャンブル? - himaginary’s diary、財政赤字ギャンブルの得失 - himaginary’s diary)。

では、どの程度の債務が適切か、ということが問題になるが、流動性の罠に陥った時には政策の総動員が必要になるため、財政政策を臆せずに打つべし、というのはかねてからクルーグマンターナーcf. 財政刺激策と中央銀行独立性を調和させる - himaginary’s diary、鎖につながれたヘリコプター - himaginary’s diary)が訴えていることである

それ以外の時における適切な財政赤字や適切な債務水準は、経済学者も分からない、というのが実情(cf. ノアスミス「どうしてみんな政府赤字心配してるの?」(2021年10月8日) – 経済学101)。

そうした現状に鑑みると、「野放図な財政政策は避けるべきだが、『野放図な緊縮財政』も避けるべき」、ということくらいしか今は言えないように思われる。経済学が進歩し、反緊縮派と緊縮派がモデル実証結果に基づいて議論できるようになれば、両者が同じ土俵定量的定性的議論ができるようになり、財政赤字を巡る論点整理の一つの試み - himaginary’s diaryで論じたようにEBPM重視で話が収斂していく可能性はあるが、そこまでの道のりは遠いと言わざるを得ない。

ただ、そうした理想に少しでも近づくためには、CBO的な組織独立財政機関はやはりあった方が良いかと思われる(cf. 中銀・財政機関の「独立性」、本質再考鶴光太郎氏 - 日本経済新聞での鶴氏の論考、ある金融財政協調策の提案 - himaginary’s diary、中銀の独立性はそれでも必要? - himaginary’s diaryで紹介したYatesの議論特に英国予算責任局の役割についての提案)、財政ルール:愛されやすく誤魔化しにくいものとすべし - himaginary’s diaryで紹介したIMFブログでの財政ルール議論)。一部の人懸念するように緊縮一辺倒の組織になってしま可能性もあるが、最近世論政治の動向を考えるとならない可能性も十分にあるように思われる。

2026-01-02

井戸敏三知事パワハラ自殺

井戸敏三氏の知事時代2001年2021年)において、「子ども支援担当職員自殺」として大きな注目を浴び、遺族が県を提訴した事案があります

この件は、「利権」や「自殺対策」というテーマと結びついて、行政体制職場環境のあり方を問う象徴的な事件として議論されています

1. 事件概要中央こども家庭センター職員自死

2014年11月兵庫県明石市にある県中央こども家庭センター児童相談所)に勤務していた当時27歳の男性職員が自ら命を絶ちました。

経緯:

男性2012年に県職員となり、2014年4月情報関連の部署からセンターへ異動。虐待対応など、極めて専門性が高く精神負担の大きい業務従事していました。

現場実態:

専門的な指導が十分になされないまま、上司による不適切言動(他の職員の前での叱責、電話中に受話器を奪い「こいつは頼りないから」と相手に告げるなど)があったと指摘されています

労働環境:

連日の長時間残業による過労状態であったことも報告されています

2. 遺族による提訴と県の対応井戸政権下)

2019年、亡くなった男性の両親は「自殺の原因は上司パワハラと過重労働である」として、兵庫県に約1億1800万円の損害賠償を求めて神戸地裁提訴しました。

公務災害否認:

当初、地方公務員災害補償基金兵庫県支部支部長は当時の井戸知事)は、この件を公務災害労災)と認めませんでした。これに対し遺族は不服として審査請求も行っています

批判の焦点:

井戸知事が掲げた「子ども支援」や「自殺対策」の旗振りの裏で、その最前線で働く職員過酷環境で命を落とし、さらには県がその責任を容易に認めなかった姿勢が、行政の「矛盾」として厳しく批判されました。

3. この問題が持つ意味

この事件は、単なる一職員の不幸というだけでなく、以下の社会的問題を浮き彫りにしました。

児相マンパワー不足:

児童虐待相談件数が急増する中、現場職員に過大な責任業務が集中している実態

専門性の軽視:

事務職短期間で専門部署児相など)へ異動させる人事システム限界

組織風土:

県庁」という巨大な組織の中で、ハラスメント是正職員の命を守る仕組みが機能していなかった可能性。

井戸時代のこの事件を今振り返る人が多いのは、「兵庫県庁という組織には、長年、職員を追い詰めるような隠蔽体質パワハラ体質が根付いていたのではないか」という構造的な不信感が背景にあるためと考えられます

2025-12-31

[] XMアノマリーをめぐる運営設計の変化について(2023–2026 Q1)

はじめに:2021年以降の長期存続フェーズとしてのIngress

Ingress』は2012年ローンチ以降、位置情報ゲームという新しいジャンルを切り拓いてきた長寿タイトルである

2021年2月サブスクリプション型C.O.R.E.導入は、Ingress短期的な成長や拡大ではなく、長期的な継続を前提とする運営フェーズへ移行したこと象徴的に示した施策であった。

このフェーズでは、プレイヤー人口漸減イベント収益不安定さといった長期運営特有課題に向き合いながら、競技構造イベント設計の再配置が進められてきた。

さらに、2025年5月Niantic, Inc.の一部事業Niantic Spatial, Inc.としてスピンアウトした。

Ingress運営も同社が担うことになり、以降の運営モデル再構成に大きな影響を与えた。

レポートでは、2023年以降のXMアノマリーを主軸として、この長期存続フェーズにおけるIngress運営設計を整理する。

1. MMO(大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)として見たIngress運営変化

1.1 リーグ運営構造特別ものではない

まず前提として、サブスクリプション日課シーズン制・勝敗の循環といった要素は、MMOライブサービスにおいて広く採用されている。

この意味で、Ingressの近年の運営方針はMMOとして特異なものではない。

重要なのはIngressが新しい運営形態を始めたかどうかではなく、既存運営原理がより明確な形で表面化したという点である

1.2 Ingress特有構造事情

Ingressには、他の多くのMMOと異なる特徴がある。

これらの要素により、運営の調整やルール変更が、プレイヤー体験として強く意識されやす構造を持っている。

2. 2023–2026年Q1のXMアノマリー設計の整理

2.1 2023–2024年:参加形態の多レイヤー化と安定化

2023年のMZFPK (Q1)、Ctrl (Q3)、Discoverie (Q4)シリーズでのグローバル戦の模索を経て、2024年以降、XMアノマリーは、

といった複数の参加レイヤーを持つ形に整理された。

また、30,800 CMU前後ロードアウトキットは、結果としてイベント参加における一つの基準価格帯として受け止められるようになった。

さらに、2024年シリーズからは、Immunity Instability(ポータル耐性の不安定化)が導入され、バトルの不確定要素が強まった。

この時期の主眼は、参加形態の多レイヤー化と運営の安定化にあったと考えられる。

2.2 2025年日常プレイと変化の両立

2025年には、

が導入された。

これらは、XMアノマリー自体多様化だけでなく、日常的な継続プレイを促す施策として整理できる。

2.3 2026年Q1:負荷調整とコミュニティ重視

plusGamma (Q1)シリーズでは、

などを通じ、高負荷になりがちなプレイの調整が意図されている。

3. 多レイヤー化とロア(バックストーリー)縮小が生むプレイヤー側の違和感

XMアノマリー設計は、長期運営観点では合理的に整理されてきた一方で、プレイヤーの側から見ると、いくつかの不整合を孕んでいる。

第一に、参加形態の多レイヤー化は、結果としてAnomaly Site現地参加の相対的価値を低下させている。

グローバル戦やローカル戦が並立することで、勝敗への寄与分散され、現地参加が担っていた「決定的な場」としての位置づけは弱まった。

第二に、ロアの比重低下は、XMアノマリー全体における勝敗の重みを弱めている。

かつてロアは、勝敗物語意味を与え、反復的な行動を「役割」として位置づけることで、競技のものへの納得感を支える装置として機能していた。

これは運営失策というより、長期存続を優先した設計帰結であろうが、プレイヤー側にとっては不条理として受け取られうる変化でもある。

4. Niantic SpatialとIngressの将来性

4.1 「ゲーム会社ではない」組織Ingressを持つ意味

Niantic Spatialは、自らを純粋ゲーム会社ではなく、地理空間AIリアルワールドデータを扱う企業として位置づけている。

その中でIngressは、

を伴う、特異なプロダクトである

Ingressは単なるゲームではなく、リアルワールド体験継続的に設計検証するための基盤でもある。

4.2 なぜIngressを維持し続けるのか

Ingressは、拡大は見込みにくい一方で、長期的な行動データコミュニティを保持している点で、Niantic Spatialにとって価値の高い存在である

安定した運営モデル確立することは、Ingressを「終わらせない」ためだけでなく、空間コンピューティングリアルワールド体験実験場として維持するため、という側面も持つ。

結論:変わったのはゲームか、見え方か

Ingressは、成熟期を越え、「終わらせないこと」を前提とする長期存続フェーズに入ったライブサービスである

XMアノマリーをめぐる違和感評価の分かれ目は、この前提をどう捉えるかに集約される。

では、XMアノマリーは「競技」なのか、それとも「維持装置」なのか。

XMアノマリーは、プレイヤーにとっては競技であり、運営にとっては維持装置である

勝敗戦略は依然として存在するが、その重みは長期運営を前提に調整されており、目的は優劣の決定そのものではなく、陣営対立コミュニティ活動を持続可能な形で循環させることにある。

この変化は、2021年のC.O.R.E.導入以降に明確化された「終わらせないための設計」と、2025年スピンアウトによって組織的に固定された運営方針の延長線上にある。

しかしそれは、ゲームが変質したというより、長期存続を選んだ結果が明確に見えるようになったと捉えるべきだろう。

Ingress現在地は終着点ではない。

形を変えながら続くプロジェクトの、一つの局面である

2025-12-29

病床数600以上の大病院患者死亡数が多いのだろうか。

コロナピー2021年1月-3月の3か月間は月70人超なので除外して、最小29人は特異点なので除外すると、

15か月間、月平均53.7人が死亡(入院死亡率8.43%)

2025-12-26

セス紅白大トリってすごくない?(歴代大トリ リストあり)

歴代大トリリストアップすると以下の通り。

多分最年少だよ。

…と思ったら、美空ひばり20歳だって!そりゃ叶わないね

紅白歌合戦 歴代大トリ一覧(新しい順)

* 第74回(2023年):MISIA紅白スペシャル2023

* 第73回(2022年):福山雅治桜坂

* 第72回(2021年):MISIA明日へ 2021」

* 第71回(2020年):MISIA 「アイノカタチ」

* 第70回(2019年):嵐 「嵐×紅白 スペシャルメドレー」

* 第69回(2018年):嵐 「嵐×紅白スペシャルメドレー」

* 第68回(2017年):ゆず栄光の架橋

* 第67回(2016年):嵐 「嵐×紅白スペシャルメドレー」

* 第66回(2015年):松田聖子赤いスイートピー

* 第65回(2014年):松田聖子あなたに逢いたくて~Missing You~」

* 第64回(2013年):北島三郎 「まつり」

* 第63回(2012年):SMAPSMAP 2012'SP

* 第62回(2011年):SMAPSMAP AID 紅白SP

* 第61回(2010年):SMAPThis is love'10 SPメドレー」

* 第60回(2009年):北島三郎 「まつり」

* 第59回(2008年):氷川きよし 「きよしのズンドコ節」

* 第58回(2007年):五木ひろし 「契り」

* 第57回(2006年):北島三郎 「まつり」

* 第56回(2005年):SMAPTriangle

* 第55回(2004年):小林幸子 「雪椿」

* 第54回(2003年):SMAP世界に一つだけの花

* 第53回(2002年):五木ひろし 「おふくろの子守唄

* 第52回(2001年):北島三郎 「山」

* 第51回(2000年):五木ひろし山河

* 第50回(1999年):北島三郎 「まつり」

* 第49回(1998年):和田アキ子 「今あなたにうたいたい」

* 第48回(1997年):五木ひろし千曲川

* 第47回(1996年):北島三郎風雪ながれ旅

* 第46回(1995年):細川たかし望郷じょんから

* 第45回(1994年):都はるみ古都逍遥

* 第44回(1993年):北島三郎 「まつり」

* 第43回(1992年):北島三郎帰ろかな

* 第42回(1991年):谷村新司 「昂-すばる-」

* 第41回(1990年):森進一おふくろさん

* 第40回(1989年):石川さゆり風の盆恋歌

* 第39回(1988年):北島三郎年輪

* 第38回(1987年):五木ひろし追憶

* 第37回(1986年):森進一 「ゆうすげの恋」

* 第36回(1985年):森進一 「女もよう」

* 第35回(1984年):都はるみ夫婦坂」

* 第34回(1983年):細川たかし矢切の渡し

* 第33回(1982年):森進一 「影を慕いて」

* 第32回(1981年):北島三郎風雪ながれ旅

* 第31回(1980年):八代亜紀 「雨の慕情

* 第30回(1979年):八代亜紀 「舟唄」

* 第29回(1978年):沢田研二LOVE(抱きしめたい)」

* 第28回(1977年):五木ひろし 「灯りがほしい」

* 第27回(1976年):都はるみ北の宿から

* 第26回(1975年):島倉千代子 「悲しみの宿」

* 第25回(1974年):森進一襟裳岬

* 第24回(1973年):北島三郎帰ろかな

* 第23回(1972年):美空ひばり 「ある女の詩」

* 第22回(1971年):美空ひばり 「この道を行く」

* 第21回(1970年):美空ひばり人生将棋

* 第20回(1969年):美空ひばり 「別れてもありがとう

* 第19回(1968年):美空ひばり 「熱祷」

* 第18回(1967年):美空ひばり芸道一代」

* 第17回(1966年):三波春夫紀伊国屋文左衛門

* 第16回(1965年):美空ひばり 「柔」

* 第15回(1964年):三波春夫俵星玄蕃

* 第14回(1963年):美空ひばり哀愁出船」

* 第13回(1962年):三橋美智也星屑の町」

* 第12回(1961年):三波春夫 「文左たから船」

* 第11回(1960年):三橋美智也 「達者でナ」

* 第10回(1959年):美空ひばり 「御存知弁天小僧

* 第9回(1958年):美空ひばり 「白いランチで十四ノット

* 第8回(1957年):美空ひばり長崎蝶々さん

* 第7回(1956年):笠置シヅ子 「ヘイ・ヘイ・ブギ

* 第6回(1955年):二葉あき子バラのルムバ」

* 第5回(1954年):霧島昇石狩エレジー

* 第4回(1953年12月):藤山一郎 「丘は花ざかり

* 第3回(1953年1月):灰田勝彦野球小僧

* 第2回(1952年):藤山一郎オリンピックの歌」

* 第1回(1951年):藤山一郎長崎の鐘」

2025-12-22

anond:20251221125351

いったん底打ちした2012年との比較からね。

1990年から比較なら2012年時点で1割以上減ってるし、直近の生活苦2021年からの再下降を受けたもの

2025-12-20

anond:20251220200034


金を買いたがる日銀財務省OB

2021年12月29日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-921518260083606363986.html

筆者の知り合いの日銀財務省出身者たちが、ひとたび退官して一個人投資家になるや、やたらに金を買いたがる傾向は、相変わらず続いている。

加速していると言っても過言ではない。

量的緩和現場に長く居ると、一万円札がただのペーパーとしか見えなくなるものだ。

まさに通貨価値希薄化を現場で痛感してきた人たちが、虎の子退職金で金を買いたがり、筆者のところに相談に来る。

高値でも金を買いたがる日銀OBたち

2023年03月28日

https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive/archive-9215182600836063641527.html

日銀出身の知り合いたちが、この高値でも、やたらに、金を買いたがることだ。

インフレ時代に入り、とにかく虎の子資産の目減りだけは避けたいとの思いが滲む。

量的緩和マネーが量産されるのを現場で見て来たので、円だけは必要以上に持ちたくない。なにか、刷れない価値を持つ投資媒体はないか、との発想で、絶対刷れない金現物に思い当たった。」のだそうだ。

マネー供給現場出身の「通貨の番人」が、こともあろうに、円より金を選好することに、筆者は、背筋が寒くなる。

財務省出身の知り合いたちも、同様に、金を買いたがる。

気楽な居酒屋の席とはいえ、「日本はいずれジンバブエ並みになる」などと、とんでも本的なことを口走ったりする。

「これからは金の時代だ」と面と向かって言われると、気楽なつきあいゆえ「アンタに言われたくない」と返してしまう。


2021/12 1,800usd

2023/03 2,000usd

2025/12 4,340usd

やっぱ日本円は必要以上に持っちゃ駄目やね

1/3が童貞

2021年調査によると、20代後半~30代前半の日本人男性の実に1/3以上が童貞なんだそうだ。

2021年からまだコロナから1年でその影響はあんまり考える必要は無いだろう。

私は現在30代半ばだけど、日本中の同世代男性の1/3が童貞なんてちょっと想像できなかった。

別に童貞であることが悪いとかいう話ではないが、そこまで機会がないものなのかと。

そりゃ少子化もするよなぁ・・・

2025-12-19

2025年に読んで良かった10冊の本

昨年(anond:20241217085132)に引き続いて挙げてみる。今年は元日から今日までのあいだに296冊読みました。いまはアンドリ・スナイル・マグナソン『氷河が融けゆく国・アイスランド物語』(2019年)とR・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』(2022年)、ジョセフ・ヒース『資本主義にとって倫理とは何か』(2023年)、かまど&みくのしん『本が読めない33歳が国語教科書を読む』(2025年)を読んでいるところ。

ちなみに上の冊数には漫画は含んでいないのだけれど、漫画は数えてないから何冊読んだのかわからない。とりあえず『微熱空間』『ひまてん!』『うまむすめし』『ルリドラゴン』『祝福のチェスカ』『放課後帰宅びより』『拝啓、在りし日に咲く花たちへ』『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』あたりが好き。あと最近ようやく『LIAR GAME』と『ナナマルサンバツ』を読んだけど超面白かった。ウマ娘だと、去年はシーザリオに狂っていたけど今年はブエナビスタにどハマリしています。ブエナ、実装されたら絶対引きたいと思ってたから80連で引けてよかった。ビリーヴシナリオもラヴズオンリーユーシナリオも良かったし、ようやくラインクラフトも入手して育成できたし、来年こそカレンブーケドール実装に期待だな!

スマイル・カダレ『砕かれた四月』(1978年

欧州文学だと、フランス文学サン=テグジュペリ人間の大地』(1939年)やアイスランドミステリのアーナルデュル・インドリダソン『厳寒の町』(2005年)、バスク文学のキルメン・ウリベ『ビルバオ-ニューヨーク-ビルバオ』(2008年)も非常に良かったのだけれど、どれか1つと言われたら迷った挙げ句アルバニア文学の本作を推す。ノーベル賞を獲りそこねたアルバニア国民作家スマイル・カダレの作品で、10年以上前に『死者の軍隊将軍』(1963年)を読んで以来。復讐という因習によってふたり青年の軌跡が交錯破滅へと導かれるという、銃声のような余韻を残す一冊だった。エンヴェル・ホジャの独裁政権下という執筆時代背景もあってか『死者の軍隊将軍』同様にやたらと雰囲気が暗く、Wikipedia先生とか地球の歩き方先生とかを参照するにいちおうビーチリゾートとかが盛んな地中海の国であるはずのアルバニアをここまで暗鬱に描けるのは逆にすごい。アルバニア高地に心が囚われていく描写がすごいのよ。こっちも引きずり込まれそうというか。

陸秋槎『元年春之祭』(2016年

何年も前に『雪が白いとき、かつそのときに限り』(2017年)を読んで面白かったので本作も買ったのだが長らく積読になってしまっていたので思い切って崩してみた。女と女の重い感情が全編にあふれていて最高だった(粉みかん)。巫女伝統によって歪められる幾通りもの女と女の関係が胸を裂くような切なさを漂わせていてエモい(語彙力)。古代中国百合ミステリというオタクの好きなものを詰め込んだハッピーセットなので読みましょう。

林譲治『星系出雲兵站』(2018~2020年

軍艦が出てきて艦隊決戦とかするみんな大好き宇宙戦争スペオペかと思わせておいて、いやもちろんそういう作品でもあるのだけれど、根本的に異質な知性との交渉過程センス・オブ・ワンダーに溢れていて最高だし、高度な知性体だと思ったら実はプランクトンとして生まれ共食いしながら成長していく生物だったというのものすごい発想で驚嘆させられたし、徐々にこの世界起源が明らかになっていくの面白すぎるでしょ。タイトル兵站要素は徐々に影が薄くなっていくかと思いきや最後まで割としっかり描写されるし謎のイチャイチャシーンも増える。なぜ。とにかくすごく良いSFでした。

マット・アルト『新ジャポニズム産業史1945–2020』(2020年

カラオケウォークマンポケモンといった戦後日本代表する発明品やソフトパワーがどのように作られていったのか、という歴史を掘り起こす書物で、非常にエキサイティング読書体験だった。町工場おっちゃんがふと思いついた小さなアイデアが不格好な試作品を生み、それらが徐々に洗練されてやがて日本世界を席巻するという歴史としての面白さとサクセスストーリーとしてのワクワクが詰まっている。外国出身歴史家が書いたとは信じられないほどに同時代史料当事者のインタヴューを積極的活用していたり、オリエンタリズムに陥ることなく個々の発明家の物語として語られているのも好感度が高い。大満足の一冊。

外国研究者日本研究だと、ほかにスーザン・ネイピアミヤザキワールド』(2018年)も良かった。日本社会コスモポリタン性がクリエイターの土壌となっていることを英語圏の読者に向けて解説してるところ、根強く蔓延オリエンタリズム駆逐しようという気概に満ちていて好き。ただ『もののけ姫』に関する記述照葉樹林文化論に触れてくれるのはすごく良いのだけれど網野善彦には言及があっても良かったのでは(旧著では言及してるんだし)。ノアスミスウィーブが日本を救う』(2025年)の提言は非常に面白かった(経済学に疎くてよくわからない箇所も多々あったけれど)。

アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(2021年

超・超・超傑作。面白すぎる。いや今更すぎるけど。もうとっくに面白いって知れ渡ってるけど。でも増田が読んだのは今年なんだよ! なんでこれをもっと早くに読まなかったんだろう? SF面白さを四方八方から浴びせられて読むのが止まらなかった。そしてSFとしてだけではなくバディものとしても100点満点中300点くらいの出来だという。「いまいくからな、バディ。待ってろよ」のシーンほんと大好き。ぼくは洩れやす宇宙のぶよぶよの塊。ぼくは本作を読む、映画を待つ。よい、よい、よい!

青崎有吾『地雷グリコ』(2023年

上述のとおり増田流行についていけないマンなのだが一昨年になってようやく青崎有吾の存在気づき、『体育館殺人』(2012年)にはじまる裏染天馬シリーズとか『アンデッドガール・マーダーファルス』(2015年~)とかを昨年までに履修したのだが、今年に入ってから本作と『ノッキンオン・ロックドドア』(2016年)を読んだ。勝負事に対して天才的な嗅覚を持つ女子高生が次々と独自ルールゲーム勝利していく話なんだけど、詰みに持ってくまでの伏線ロジカルさがすごいというか。しかほのか百合要素まであるんだよ。もう最高。毎話クライマックスにさしかかる度に「あれって伏線だったんだ!」と心の中で叫んじゃったもん。ルールには合致していても刑法に引っかかるだろ! みたいな絡め手がバンバン出てきて感覚麻痺してくる。好きな話は表題作と「だるまさんがかぞえた」かなぁ、やっぱり。だーるーまーさーんーがーかーぞーえっ! ……えっ? 漫画版、絵がどっかで見た人だと思ったら『めだかボックス』の人なのね。超納得。

同じく今年履修した『ノッキンオン・ロックドドア』では「十円玉が少なすぎる」が一番好き。タイトルから察しがつくようにみんな大好き9マイルものです。「十円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ」という謎めいたセリフをもとにすごい結論へとたどり着いていてよかった。発想のロジカルな飛躍は9マイルもの醍醐味だよなぁ。

河原梓水『SM思想史』(2024年

今年読んだ日本学術書の中ではいちばん面白い。戦後日本SM雑誌を博捜し、「変態性欲」の論争のなかに分け入りながら、投稿者の正体を暴きエリートたちがSMを通して戦後民主主義を生きようとした姿を浮かび上がらせている。戦後に生まれSM雑誌系譜を整理する第1部の時点で既にガッチガチ実証研究すぎて圧倒されてしまうが、第2部以降が本番というか、脳汁バドバの快楽を味わえる。女性解放を唱える歴史学者が筆名でSM雑誌投稿していた、というだけで既に面白いのだが、著者はテクストを丹念に読み込むことで、彼の歴史学者としての女性解放論とSM論が相互に補完しあう関係であり、戦後民主主義実践サディズムマゾヒズムが彼の中では繋がっていたことを明らかにしていく。また、第3部では『家畜人ヤプー』の再評価にも挑み、作者をとある裁判官だと特定したうえで、マゾヒズム小説だと思われていた作品の新解釈提示する。戦後思想史SMから読み直すという非常に大胆な本だった。「豚に歴史はありますか」ってそういう意味だったんだ。むっちゃオススメ

方丈貴恵『少女には向かない完全犯罪』(2024年

おっさん少女のバディもの、みんな好きだよね? 増田大好物だ。ということで本作はバディものとしてもミステリとしても非常に上質だったので最高だった(語彙力)。瀕死の重傷を負い「幽霊」になった主人公少女がタッグを組んで少女の両親を殺した犯人を追い詰めていく話なのだが、謎解きが二転三転し次々とどんでん返しが襲い来る構成で目が離せない。傑作ミステリですわ。個人的には◯◯さんには生きていてほしかったな……

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!20』(2025年

2015年に始まったシリーズ10年ごしで完結した。めでたいめでたい。姉弟子と一番弟子怪獣大戦争がついに決着。もう納得するしかない決着でしょうこれは。あと正妻戦争も完全に決着。天衣ちゃんが澪ちゃん超弩級のデレをかましていてすごい(語彙力)。桂香先生ギャグ方面に振り切るかと思いきや泣かせてくるのはズルいでしょ。ちくしょうそういえばこの作者はネタキャラ扱いでさんざんイジっておいて最後に泣かせる芸風だったな(山刀伐さんファン並の感想)。そしてラストが美しすぎる。オタクは序盤の再現が好きなので……。いや~、10年続いたシリーズにふさわしい大団円で最高でした! まあ、でも、それはそれとして女流棋士制度は歪んでるので是正(というか廃止)すべきだろなという思いを新たにした。もちろん民間団体からムリヤリ廃止するなんてことは結社の自由があるのでできないが、将棋連盟からは切り離すべきでは。

小川一水ツインスターサイクロン・ランナウェイ4』(2025年

百合SFアンソロアステリズム花束』(2019年)に掲載された短編長編になったやつで、リアルタイムで読んでいたものがついに完結した。体格差のある百合カップルが男女の婚姻しか認められないガス状惑星社会で漁をしながら関係を築いていく宇宙SFなんだけれども、まず設定がすごい。その漁で獲るのは普通の魚ではなく、ガスの海を泳ぎ回る昏魚(ベッシュ)たち。そして彼女たちが操るのも普通漁船ではなく、粘土自由自在に変形させて網を編み上げる船。ガス状惑星に発生した特異な生命といえばやはり著者の代表的な短編の1つ「老ヴォールの惑星」(2003年)が思い浮かぶし、なんなら著者の最高傑作天冥の標』(2009~2019年)でも描かれてたわけだけれど、それらの設定を超える宇宙生物を出してきていて最高。本作(4巻)はその宇宙を駆ける2つのサイクロン物語大団円だ。惑星規模・宇宙規模での繁殖というでかい問いをどーんとぶち上げてくるのさすが小川一水という貫禄だし、宇宙レベルの話と「ふたりの話」を並行してSF百合を両立させているのはセンス・オブ・ワンダーの極みと言ってよい。非常に良い作品でした。『天冥の標』で従来の小川一水成分を絞り尽くしたと思ったらまた新しい境地に達していて素晴らしい。

anond:20221011235453

更新

2013年 5,795,634円(博士取得後3年目、助教1年目)

2014年 5,963,170円

2015年 6,289,768円

2016年 6,980,702円(2013〜2016年は諸事情である手当が出ていなかったのが、2016年からまた出るようになった)

2017年 7,223,736円

2018年 8,147,929円(年度途中で講師になった)

2019年 8,395,729円

2020年 8,763,999円(なぜか多い)

2021年 8,806,624円

2022年 8,751,645円(なぜか減ってる)

2023年 9,047,317円

2024年 9,518,514円(なぜか多い)

2025年 9,447,815円(なぜか減ってる)

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