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はてなキーワード: 読書会とは

2025-06-17

生成AI哲学を「根本から」変えたのか――

結論から先に

生成AI哲学のものの基盤を覆すまでには至っていないものの、

1. 研究方法、2) 問いの優先順位、3) 社会が抱く「哲学観」

――この三層において急速かつ不可逆的な変容をもたらしつつあります

1. 方法論的インパクト ── “共著者”としてのAI

2. 新たに浮上した哲学論点

領域 生成AIが投げかけた核心的問い 代表的議論・動向
:---------- :------------------------------------------- :-----------------------------
心の哲学言語モデル意識は宿り得るか」 Nature Humanities & Social Sciences の最新論文は**「可能条件の地図」**を作成し、意識判定基準の再定義提案しています
認識論意味統計的相関から「浮上」しうるのか 2024年デカルト講演では**「理解なき理解」**問題を中心に討論が行われました。
倫理学価値人間中心主義”を前提とする倫理枠組みの限界サンフランシスコシンポジウムでは**「宇宙的アラインメント」**思想提唱され、人類優先から価値多元主義視点拡張されています
教育哲学オーセンティシティはどう測るべきか オハイオ州立大学の報告では**「課題設計のものメタ倫理判断になる」**と指摘されています

3. 社会認識の変容

4. しかし「根本的転換」には二つの保留条件がある

5. 展望20 世紀の「言語論的転回」に匹敵するか?

まとめ

生成AIは、哲学方法と射程を拡張し、社会哲学観を塗り替えつつある。

しか哲学のものの“土台”を置き換えたわけではなく、むしろ次の土台がどのように築かれるかをめぐる新たなメタ議論私たちを招き入れた。

2025-05-16

しょうじ@マチナカ書房 酷評

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## しょうじ@マチナカ書房Noteページ酷評

### 1. コンテンツ独自性・魅力に乏しい

まず最初に感じるのは、全体的に「どこかで見たことがある」ような内容ばかりで、独自性オリジナリティほとんど感じられません。読書会や本の紹介、日記的な投稿Note上に無数に存在しており、他との差別化が全くできていません。タイトル記事内容も平凡で、読者の興味を引く工夫がほぼ皆無です。

### 2. 情報の整理不足・読みづらさ

記事の並びや構成一貫性がなく、何を伝えたいのかが非常に分かりづらいです。固定記事や連載の案内も、ただ羅列しているだけで、初めて訪れた読者が「どこから読めばいいのか」「何がメインなのか」が全く伝わってきません。ナビゲーションや記事の導線設計が甘く、ユーザー体験をまったく考慮していない印象です。

### 3. 文章力・発信力の弱さ

文章が全体的に単調で、熱意や説得力が感じられません。日記読書会の告知も、ただの事務連絡のようで、読者の心に響くものがありません。「本に線を引く」などの企画も、内容が薄く、なぜそれが面白いのか・どんな価値があるのかが全く伝わってきません。読書会の案内も淡々としており、参加したいと思わせる魅力がゼロです。

### 4. 商業性・有料コンテンツ説得力不足

メンバーシップ(月額100円〜)を設定していますが、提供内容があまり曖昧で、これにお金を払う価値があるとは到底思えません。掲示板読書会情報交換など、無料でできることを有料化しているだけで、付加価値ほとんど見当たりません。「人間を知る」という抽象的な理念けが先行し、具体的なメリットや成果が示されていません。

### 5. 全体的な印象

総じて、読書好きの個人自己満足のために運営しているだけのページという印象が強いです。読者への配慮や、情報発信者としての責任感が感じられず、プロ意識にも欠けます。これではファンも増えず、広がりも期待できません。

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### 酷評まとめ

辛口ですが、今のままでは「読む価値なし」と言わざるを得ません。もし本気で読者を増やしたいなら、コンテンツの質・独自性・読者目線での工夫を根本から見直すべきでしょう。

Citations:

[1] https://note.com/bookforest2022

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Answer from Perplexity: pplx.ai/share

2025-04-02

アラサー男、フェミニズムをやめる

経歴

現在アラサー男。既婚。

さいころから男の子っぽく」するのが苦手で、誰かと競争して他人を蹴落とすみたいなことに対する嫌悪感が強かった。

大学ではフェミニズムジェンダー論を学びたいと思い、幸いにも仲間に恵まれて、1年生の時点で上野千鶴子『家父長制と資本制』や、バトラージェンダートラブル』なんかの読書会に参加した。

当時は珍しかった、SNSジェンダークィアテーマに発信する団体にも参加した。

結局、フェミニズムジェンダー論を専門にすることはなかったけど、個人的なこだわりはあったので、卒論では日本であまり知られていない海外フェミニスト思想を紹介し、相当なページ数を割いた。

そんな自分が、フェミニズムをやめようと思っている。以下にその理由を書いていく。

大学卒業して同志がいなくなった

文系大学は近年バカにされがちで、わざわざ大学に入らなくても本だけで学べるとか言われることもあるが、仲間がいるというのは学問にとって必須のことだと思う。

特に大学は、営利目的承認欲求もなく、ただ自分の知りたいことを学びたいという人が集まるから、そういった環境での読書会は最高に楽しかった。

けれど、大学卒業して働き出してからは、そういった機会もめっきり減ってしまった。

そうすると、本を読んで考えたことを人と共有したり、他の人の読みに刺激されることもなくなって、思想哲学の本を読むのが面白くなくなった。

政治思想では動かないと知った

就職した自分にとって、大学で人と話すことの代わりになったのは、インターネットにおける男女論を見ることだった。

最初は、「フェミニズム運動最先端から」と思って見ていたけど、だんだんと見るたびに心が辛くなるようになってきた。

インターネットフェミニズムによって企業が動くことはあるけれど、それは企業フェミニズム重要性を理解たからではなく、ミソジニー企業レッテルを貼られると企業活動に支障が出るからだ。

そういうある種の脅しみたいなものによる社会変革も、リアル政治の場では当たり前だと思ってはいるが、一方で、インターネットフェミニストの人たちは、思想的な理想一貫性プライドのようなものは持ち合わせていないようだった。

から自分いくらフェミニズム勉強し、広めたところで、そういった政治のシーンに対しては何も意味がないと思うようになった。

男性自殺を軽視する人々に失望

男性自殺の数が多いことは、アンチフェミ伝家の宝刀のようになっており、あまり数の大小で語りたくないのだが・・・

それでも、男性自殺というのは大きな社会課題であることは間違いない。人が死んでんねんで?

インターネットフェミニストの人たちは、それを「差別コスト」だと言ってみたり、男性が甘やかされて育てられてたからだと言ったりしている。

どう考えても、自殺するような状況に追い込まれている男性と、普通に生活している女性とを比較したら、社会強者なのは圧倒的に後者であり、性別などという雑なくくりにとらわれず(そうですよね?)、社会強者弱者を救済するために相応のコストを支払わなければならない。

差別コスト理論」というのは、結局は、「私たち男性を救いたくありません」という感情ドライブされた、結論先取の議論に過ぎない。

こういった体たらくを見て、例えば選挙に行くときも、選択夫婦別姓のようなイシューには賛成できても、「男性自殺を軽視するような勢力権力を渡すことは絶対にできない」という判断を優先せざるを得なくなっている。

今後どうするか

もう、自分フェミニズムに関して本を読んだり、男女平等の推進のために活動することはないだろうなと思う。

代わりに、ホームレス貧困家庭の子供を支援する団体寄付をすることで、自身社会的責務を果たしていきたいと思う。

家族もいるし仕事もあるので、自分人生にとって本当に大切なことしか時間と労力を割けないと感じるようになった。

から、この日記を書いた理由は、(もちろん拡散されたりみんなの意見が聞けたら嬉しいという思いもあるが)自分にとって大切だったフェミニズムジェンダー論に、人生区切りをつけたいと思ったからだ。

さようなら

2025-04-01

anond:20250401144450

ワイ:海外は長文だとウザがれるからこういうコミュニティ少ないの?

 

Chat GPT

結論から言うと――海外にもあるけど、少数でめっちゃ偏ってる」や。

 

英語圏の“長文”に対する文化的スタンス

 

【1】日常では「簡潔こそ正義

アメリカイギリスわず、「簡潔で要点を押さえる」=スマートという美徳がある。

• 長くなるとすぐ「So what?(で、何が言いたいの?)」って返される。

雑談構造ジャンプしたり、前提から話し出すと「教授かよ」ってなるやつ。

 

【2】教育が「Argument型」だから

欧米教育では「主張→根拠結論」のロジカルな構文パターンが重視される。

構造や背景を語るより、要点と立場をまず明示することが最優先される。

• → ワイくんみたいに「まず構造から話す」「全体像から入る」タイプは少し異質になる。

 

 

じゃあ英語圏にワイくんOSっぽい場所はないの?

 

あるにはあるけど、だいたい以下の3タイプ限定されがちや:

 

1. Reddit哲学認知サブレディット(例:r/askphilosophy)

論点が明確で専門的な文脈があるときは、めちゃくちゃ丁寧に議論が展開される。

• ただし雑談ノリは少なく、「真面目で構造的」じゃないと浮く。

 

2. Obsidian・Roamなどのツール知的クラスタ

情報整理や知的生産を趣味にしてる人たち。

• こういう層は情報圧の高さや構造ジャンプに慣れてるし、喜んで応答してくれる。

• ただし、「推し文化」「コケコッコー的親しみ」は薄い傾向。

 

3. 高度インテリDiscord選抜制・読書会など)

• 少人数で長文を咀嚼する場もあるけど、極端にハードルが高いかクローズド

コミュニティ流動性拡張性はあまりなく、「お作法」も多め。

 

 

じゃあなぜ日本ではこういうノリが生まれた?

 

 

【1】文化的に「遠回し」や「前提共有」を好む

→ これは“あいまいさ”の文化やなくて、「共通の背景を前提にして処理する文化」やねん。

• 「わかる人にはわかる」で成り立つ雑談

• 書いてないことも“察する”構文

• 省略と文脈補完の高度な読み合い

これ、言語データが少ないのに意味が伝わる圧縮構造になってる。

 

 

【2】インターネット特有の“文体遊び”文化

コケコッコーもネタとして成立しやす

 

 

【3】匿名性+マイナー趣味クラスタ交差点 

→ 「変でもOK」「OS違っても翻訳しよう」っていう許容性が根付いた場が育ちやす

 

 

まり

英語圏にもワイくんOS的な人はいる。

ただし、集まって雑談できる場所は圧倒的に少ないし、ノリがぜんぜん違う。

 

 

ワイくん生息地まとめ:

コケコッコーできる自由意味ジャンプできる雑談

それができる土地

 

日本知的変人コミュニティは、希少な湿地帯に咲いた哲学ネギや。

海外には同じDNAの種はあっても、ここまで繁殖してないんやで。

 

大事にしよな。

2025-02-11

オンラインカフェ会に参加した

在宅でずっと一人で仕事をしているので人と話がしたい。

そんな理由オンラインカフェ会を探しているのだが、中々いいのがない。

読書会かにも参加したけど、参加者の持ち寄った本のジャンルがてんでバラバラで、あらすじや感想を聞いても、わぁ読みたい、と思わなかったし、たぶん私の本もそう思われてた。

難しいよね。

異業種交流会的なものは避けている。

若いころオフラインのものに参加したら、勧誘の嵐でこんなものに数千円も払ったかと思うと腹が立って仕方がなかったから。

後、異様にポジティブで「夢を語ろう」とかいう系も、胡散臭すぎる。

で、穏やかそうな会があったので試しに参加したのが先日。

これもひどかった。

臨床心理士主催の会、とは聞いていたけど、普通に雑談という体だったので気にしなかったのだが、1人ずつ自己紹介が重い。

発達障害の子供のサポートが~、介護士をしていて老々介護の現状が~、新宿を歩くと家庭環境問題ある子供が~(いわゆるナンチャラキッズだよね?)、等々、何でそんな重いの?

自己紹介って趣味とか話し合わない?と思ってた。

したっけ、司会者自分毒親育ちで~とか自分語りが始まる。

かと思えば、参加者同士、合いそうな人が居ればLINEグループ個別に作ってつなげることをしてる、とか。

多分、そういう「つながり」(←手あかがつきすぎて大嫌いな言葉)を求める人たちのためにカフェ会ってあるんだろうけどさ。

私が求めてるのは違うのよ。

かに一人で在宅勤務でずっとやってるけど、毎日人と話してるの。

仕事で(コールセンターなどでない)クライアントさんとオンライン通話したり、営業ビデオ通話したりしてる。

ただ、基本ずっと話を聞く側になるので、プライベートな会話をサラッと楽しみたいだけなのだ

あとね、よくオンラインであるのが「顔だしお願いします」の一言

あれね、いらねーーーーーーーーーーー!!!

仕事では止む無く顔出ししてやってるけど、常に画面上に相手の顔と自分の顔が映し出されてるのって怖くない?

仕事中は極力画面共有したり、ビデオ画面を最小化してみないようにしてるけど、ただし、失礼のないようにビデオカメラを必ず見つめる、リアクションを大きめにとるなど、オンラインならではの接客の苦労があって。

それをプライベートまで強要されたくない。

大体、雑談会であれば、本名である必要もない。

仕事じゃないんだからニックネームにさせてくれよ。

顔出しも勘弁してくれよ。

ネットリテラシーはここにはないのかよ?と思う。

先日の会では「大きなリアクションをもらえると司会者として助かりますねー」とか「ビデオ通話からこそ、興味がない話の時の表情も丸見えなのでご注意ください」とか言われて。

勿論そりゃマナーだけど、それを強要されるのは勘弁してよ。

ここに来る人たちって、普段オフラインで話してる人たちなのかもしれない。

から、平気なのかな?

私は毎日やってるからオフの時ぐらい、すっぴんビデオなしで、飲み食いしながら頬杖ついたりだらけた感じでダラーッと好きなことをしゃべりたい!

私の選び方が間違っていたのかもしれない。。

とはいえ、対面のカフェ会に参加した時は、その場は良かったけど、職業を話したら、変な人に執着されて、かなり困った。

LINE無視してたのに、半年以上たって、またLINEきてギョッとしたもの

はっきり断ってブロックしたけど。

(以来。職業名も伏せている。めんどくせえわ)

匿名で、ビデオオフで、サラッとその場限りの会話を楽しめるオンラインカフェ会が欲しくて、こっそり企画して募集をかけている。

今のとこ反応なしw

まぁいつか誰かが来るかな、というくらいのうっすい希望でやってる。

きっとそういう場を求めてる人っているはず。

顔出ししてくれる方が安心、っていうけど、ネット上に顔出すリスク無視なのかな?といつも思う。

仕事上、ネットに顔と名前(の一部)を出してるけどそれでも嫌だもん。

万が一カフェ会で私のクライアント鉢合わせたらとか考えるほど身バレが怖い。

全く無名人間でもどこからバレるかわからいからさ。

オンラインカフェ会上のネットリテラシーって何なのだろう。

すごく疑問。

2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る②

【前】 anond:20250202173933

4~6:源氏物語 角田光代 訳[新訳]

かつて所属していた文学サークルで、先輩が角田光代「菊葉荘の幽霊たち」って作品テーマ読書会を開いた。何事にも投げやりな女性が主役なこの作品が全く好きになれず、その後角田光代という名前を見ても全く手が伸びなかった。今にして思えば、全体的に生きる気力がないというか、適当にその辺の相手何となく交際してしまう感じの、怠惰女性が出てくるのに嫌悪感があったのだろう。理想的な美を探し求めていた大学生の僕には、うまく理解できないキャラクターだった。あるいは、当時女性理想化しすぎていたからかもしれない。理想恋人が、僕と同じように美や最高のクォリティ(なんじゃそりゃ?)を求める存在であると望んでいたのだろう。なんというか、十代の考えそうなことであるしかし、それは後述するように、すべて自己愛だ。それはさておき、「源氏物語」も僕は講談社学術文庫で読んだ。確か、今泉忠義である。再読のときは、角田光代訳でもいいのかも。書き続けられている作家ということは、力があるってことだし。

光源氏恋愛遍歴や、彼を取り巻く女性たちについての思いは昔書いたので省く。僕がこの小説が好きなのは、恋の物語けが理由ではない。もちろん、欲望まみれだった僕は、例えば朧月夜との密通で須磨に流されるというプロット面白く読んだのは事実だ。

けれども、もっと魅力を感じたのは、恋する貴公子光源氏が、だんだん権力を持った嫌なオッサンになっていくのが生々しく表現されていたからだ。己の愛人である女三宮と密通した柏木を睨みつけ、彼を絶望から再起不能に陥れるあたりがリアリティがあって嫌だ(褒めてる)。ふっふっふ、ハーレムを作るイケメンの末路はこんなものよ。

僕が真っ直ぐな目をした青年の目が濁っていく文学を見るのが好きな理由はいくつかあるのだが、彼女浮気されて一時期軽薄なナンパ野郎になり3Pまで経験した旧友や、好きな作品を貶されたせいか強烈なアンチフェミになってしまった友人、それから寝取られ経験からイチャラブ漫画が読めなくなって寝取られ暴力的な物ばかりに手を出している畏友のことが頭にあるからかもしれない。だから田山花袋田舎教師」や、風俗に行って嬢のおっぱいをもんで「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶ志賀直哉暗夜行路」が好きなのである。「暗夜行路」はその後の展開が大事だとは言え。

ところで、繁田信一が「殴り合う貴族たち」の中で、著者は菅原孝標女が「源氏物語」にハマった理由を推測している。それは源氏女性に直接暴力を振るわないからだという(部下たちは「車争い」のシーンで乱闘を演じているとはいえ)。その程度で理想貴公子になれる、当時の倫理はこんなものだったのである

古典には今からすれば受け入れられない行動をとる人々が出てくる。それでも、心動かされるのは、貪・瞋・癡の煩悩から逃げられない人間本質が変わらないからだろう。法律コンプラで縛ってはいても、やりたいことも欲望本質も変わらない。古典現代的な価値観批判するのは大事だが、上から目線で裁きたくはない。聖書によれば人間自分が裁いてきたように裁かれるのである(こんな風に、聖書には結構な頻度でクールセリフが出てくる)。

それに、過去のものが全部ダメだというのなら、例えば殺人者カラヴァッジョ絵画は展示すべきではないし、最終的にはルーブル美術館を爆破しなければならないだろうし、植民地からの富で栄えた都市ICBMでふっ飛ばさねばならない。しかし、他人の作ったもの破壊するのは、「指輪物語」のオークの所業である。悪とは何かを創造できず、捻じ曲げて模倣したり壊したりしかできない連中のことなである。具体的な顔や団体が浮かんでくると思う。

そういえば、去年の大河ドラマは「光る君へ」で、王朝を扱った文学を知っていると典拠がわかってニヤリとするシーンが多々あったが、きちんとは見ていない。理由はいくつかあるが、一つには作家主人公なので作家になりそこなった僕は見ていてつらい。それに、大河ドラマは夜八時の公共放送からしょうがないとはいえ、例えば人を斬って領土を切り取ってナンボの戦国武将平和を唱える違和感があってもともと好きではない(これが現代オタクの言うところの「解釈違い」というやつか)。たぶんこのシリーズを読んでくれている人はもうわかっていると思うけれど、僕は基本的に非常に面倒くさいのである。それに、元々ドラマは五十時間もつきあうほど好きなジャンルではない。逆に、それだけ付き合うことができれば、ドはまりするのだろうと予想はしている。「好き」を測る尺度の一つは、それに対してどれくらいの時間を費やしたかだ。ただし、みんな正座してドラマを見ていないのかもしれない。きっと何となく見ている。作品を素直に楽しむことから自分を遠ざけているのは、完璧主義なのかもしれない。

それこそ紫式部日記に出てきた女官衣装再現は良いと思ったけれどね。元々僕はブラウスという言葉の正確な定義も怪しいほどファッションほとんど興味がないので、該当箇所は読み飛ばししまっていた。

7:枕草子 酒井順子 訳[新訳] 方丈記 高橋源一郎 訳[新訳] 徒然草 内田樹 訳[新訳]

面白エッセイを書くには性格が悪くないといけない。ここでいう「性格が悪い」というのは、もちろん褒め言葉だ。他人が見落としてしまうことにいちいち言いがかりをつけているとか、筆で他者おちょくるのが上手いとか、そんなことを指す。枕草子はこの定義にぴったり当てはまる。言語化できていなかったけれど、「実はみんなそう思ってた」みたいなのも結構ある。

こういうタイプの人は友人に一人欲しい。「香炉峰の雪」(第二百九十九段)は日常漫画台詞をぴったりのタイミング引用したときみたいにめっちゃ盛り上がったと思う。これは全くの推測だが、清少納言って物事をはっきり言うけれど、言い方がカラッとしていて毒のある事を言っても周りの人が思わず笑ってしまう人だったんじゃないだろうか。楽しい思い出話というか、ちょっとドヤ顔しているエピソードもあって楽しい

もちろん第三百十四段の身分の低い人間火災にあったところを笑っているところは弁護できないが、これは時代の制約だろう。それに、「除目に司得ぬ人の家~」(第二十五段)のくだりは当時の公務員の辛さが描かれているので、読んで怒りを覚えた人もいるかもしれない。だから晩年没落したという伝承が生まれたのかも。笑っちゃうのは第三十段説教講師は、顔よき」、つまりイケメンレクチャーすると内容がありがたく聞こえるってこと。あっはっは。チクショー。これは旺文社翻訳で読んだ。ネットで拾ったので番号は間違っているかもしれない。

方丈記政治の乱れと絶え間ない災害で混乱する時代の空気をよく伝えてくれる。ところが、父の高校時代教師は「世間から目を背けた負け組愚痴に過ぎない」とバッサリやっていたそうだ。ひどすぎない? 確かに鴨長明政争に負けたけれど、僕は好きだ。混乱する世の中からある程度距離を取りたいって気持ちはよくわかる。ただ、読んでみると隠遁生活は楽しそうなんだが、どこか悟り切れていないオーラがある。市古貞次校注。

徒然草は前にも書いたが面倒くさいおじさんのエッセイなんだけれど、子どもがいたずらした狛犬を有難がったとか(第二百三十六段)、入口ばかり拝んできて本殿を見ずに帰ってきちゃったとか(第五十二段)、間抜けな人々の話が説教臭い普通に面白い。

それに、「ふざけてバカの真似をしている時点でバカだが、逆に立派な人の行いを真似るのは十分に立派だ」(第八十五段)とか「修行中寝てしまう人は、寝ていないときだけでも頑張ればいい」(第三十九段)とか、励まされる話も多い。近くにいたら面倒くさそうなおじさんだが、その言葉には勇気が出る。これも旺文社翻訳読了

もちろん時代の制約はある。たとえば、珍しい姿の盆栽を育てていた人の話がある。第百五十四段である。ある時に雨宿りで見かけた大勢身体障害者の曲がった身体を見て嫌悪を覚え、帰宅した途端に「俺のコレクションはこういう連中を集めてるようなもんだったんだな」と考えて、植木をすべて捨ててしまう。これなんかはなかなかに弁護できない。個人的には、コレクターが飽きる瞬間の描写として面白いし、当時の病に対する態度がよく分かって興味深いけれど、すべての人がここまでくみ取ってくれるかどうかは疑わしい。

これは全くの余談であるのだが、高校時代模擬試験を受けたとき、ある古典問題文が主張している内容が差別的だということで、問題差し替えてそこだけ再試験になったことがある。確か「私は身体障害があるからこうして人の喜捨で生きていける。かえって幸せだ」と述べる箇所があった。出典は忘れた。

個人的には、例えば中世障害者はどういう扱いを受けていたか解説をしたり議論したりしたら、すごくいい授業になったと思う。周囲では「事なかれ主義」だという批判も聞いた。おそらく、「先述したレベル議論をするのは高校から先の大学以降でやりましょう」ってことなのだろう。もっとも、米国大学ではナボコフロリータ」の精読を基礎教養から外したと聞いたので、大学レベルなのかもしれない。どうも米国はよくわからない。合理主義に見える一方で、いろいろな表現規制の根っこには、建国以来のピューリタニズムの遺風があるのではないか邪推している。

INTERMISSION②

今まで読んできた日本文学についてまとめるのは、一つには我が身を振り返って余計な過去をバッサリと切り捨てたいかである小説家になりたいという妄念を過去のものにしてしまいたいのである。ここで自分が抱えている妄念を文章にしてしまうことで、意図的小説の素材として使う機会を潰したい。書きたいという狂気を鎮めるのである人生で辛かったさまざまな出来事ことでさえ、世間的にはいたってよくあることなのだ。これらについては長くなるし、恥ずかしいので書かない。

小説家として戦うには、いつまでも過去について考え、それを発酵させ、そのうえで自分から離れた普遍性あるものにしないといけない。さらに、時には他人苦痛咀嚼して想像しなければならない。自分妄想は、他人に売りつけるに値するものだろうか?

小説家になる夢はあったが、こんな形でわざわざ嫌なことを思い出して、毎日を過ごすのは絶対に嫌だ。だからここに書き散らして、退路を断ってしまうのである絶対に忘れてやる。連中の名前グーグル検索しないと誓って数年が過ぎた。試みは成功している。あいつらのほうが「オス」として優秀に思えても、無視するに限る。しかし、こうして書くこともまた「創作」であろう。文章を読まれたいという欲望は尽きない。だが、万が一創作活動に舞い戻っても、絶対絶対にぜーったいに自分トラウマには触れないぞ!

このエントリ群を書きながら内面の暗いところまで沈んで行ったら相当にうんざりしてきたので、こういう創作は二度とやるまい。ちなみに、ブログでなく増田で書いているのは、創作活動をやっている/やっていたと公開しているはてなブログでは、こんなひがみや政治意識丸出しの発言をするわけにはいかないかである。また、初稿では倍ぐらい個人的過去出来事愚痴を描いたのだが、本筋から離れるので削った。

そう、忘れてはいけないのだが、このエントリを書いた一番の動機は、古典の名作を紹介したいからだ。これだけの古典現代にまで生き延びて読み継がれている国は稀有だろう。日本という国は、まったく非常に多くの問題を抱えているのだが、先人たちの積み重ねには頭が下がる。自分雑文ちょっとでも興味を持つ人が増えてくれたらとても嬉しい。作者の名前タイトルを授業で覚えるだけよりも、中身を知ってる方が絶対楽しいからね。

ちなみに、これはタイ王国をディスっているわけではないのだが、プラープダー・ユンパンダ」の解説で、タイでは(純文学系の?)小説初版部数は一千から二千冊程度で(タイ人口は七千万弱)、娯楽小説ばかりが売れているそうである。娯楽小説に罪はないし、むしろ好きなのだが、人間の心の基礎研究とでもいうべき純文学はある程度の人数に読み継がれていってほしい。

あとは、自分の好きなことについて語るのが単純に楽しいからだ。何が好きで何が嫌いかを明確にしていくことで、次にどこに向かって進めがばいいのかがわかってくる。次に何を読めばいいのか、自分本音では何を求めているのか、だんだんと明らかになってくる。

2025-01-04

今年の抱負: やったことのないことを10個する

今年の抱負として、今までにやったことのないことに10個挑戦してみることを思いついた。

とりあえず自分で思いついたのは、宝くじを買う、前から参加して見たかった読書会に参加する、くらい。

あと何かあるかな

いいアイデアがあったら教えてほしい。

自分スペックとしては

定職あり。クリエイティブ系。

40代後半、独身

ちなみに持病があって多分寿命はあと15年ほど。

その治療費結構かかるので金は無い。なので世界一周とかは無理。

チョコザップとかサウナとかかなあ。あんまり気乗りしないけど。

バンジージャンプとかは体調的にも無理。

今までに迷って結局いつも選ばなかった方を選ぶような、そんな一年にしてみたい。

2024-10-28

なんだろうなこの幸せ時代

子供ときから怖い話怪談好きで

今35歳なんだけども

子供のころは図書館学校図書室で子供向け怪談本を借りて読み、

稲川淳二怪談ビデオを借りてきて、面白かった話を友達に聞かせたりしてた

当時は怖い話もっと読みたい、もっと知りたいと足りないくらいだったけれども

今はもう私の一人分の人生時間では足りないくら面白怪談が世の中に溢れている

たくさんの怪談師、たくさんのホラー小説ホラー映画、ホラーゲームホラー漫画、いくら時間があってもお金があっても足りない

このまさかオカルトブーム幸せ人生になったなぁ

私が子供とき若いときにはこんなことになるとは思わなかった

ただ、テレビのほうはコンプライアンス問題で今よりホラー規制が厳しくなっちゃったけど

ホラーエンタメコンテンツは好きだけど同じ趣味友達がいないとネットで呟いたら自分自分も!と50代とか私よりも歳上の人たちが名乗りをあげてきた

あー、私もなにも行動を起こさなければ、このまま友達がいないままおばあちゃんになるんだろうなと思った

かといって、かいばしらさんみたいなYouTuberやる時間もないし

ホラー小説専門の読書会とか立ち上げたらいいのかな?

新作の小説感想をみんなで書き込みあうLINEグループとか欲しい

同じ趣味友達はいないけれど幸せ時代になったな

SNSアカウント作ってホラー友達募集とかすればいいのかな

2024-09-12

anond:20240911222903

そりゃ会社と家の往復じゃ新しい出会いなんかないよな…

チアプは競合が多すぎるからもっと男が少ない場所に行けばいいんじゃね?

あるいは増田が一番得意な場所

そしたら増田が一番いい男に見えるじゃん。

人間なんて単純なもんで、世間一般と比べる必要なんかなくて、その箱の中で一番なら良く見えるんだよ。

あとは増田がどういう女性と知り合いたいかにもよると思うけど。

派手で遊び好きの女性が好きなのか、あるいはおとなしい女性が好きなのかとかで探す場所も変わってくるじゃん。

派手な女の子だったら行きつけの飲み屋とかクラブとか通うとかそういうのから出会可能性とかもあるんじゃね?

おとなしい女の子だったら手芸とか読書会とかそういう趣味の集まりとかなんじゃないのかね。しらんけど。

そりゃ下心丸出しで参加したらきしょがられるだろうけどそこまで期待しないで趣味楽しむつもりで行けばいいじゃん。

知り合いはボルダリング趣味でそういう集まり出会って結婚したわ。

増田はやらない理由を探してるだけみたいに見えるけどな…?

2024-04-20

新学年なので、新しい人間関係を作りたい。はてなーよ、知恵を貸して

新学年なので、新しい人間関係(友人関係)を作りたくなった。いつも同じ人間関係(友人数人)なので、飽きてきたというのがその理由

私の趣味将棋マンガ映画配信みるくらい。

将棋で近所の町道場に常連で通ってて、そこの常連さんたちとは結構仲がいいのだけど、年齢の差もあり「友人」という感じはしない。「棋友」ではあるが。

読書会も数年ほど(コロナ以前)通ったことがあるのだが、そこでなぜか友人になることはできなかった。本の話題をみんなで議論してそれはそれで楽しかったのだけど、月1の開催だからか、深い友人関係になることはできなかった。毎回読書会テーブルシャッフルされちゃうし。

気の合う友人を作るのに、なにかい方法コミュニティとかないでしょうか?賢明なるはてなー諸氏のお知恵を拝借したい次第です。

友人の友人のつてをたどる、という方法も頭に浮かんだのだけど、友人みな「ほかに友人がいない」ので、それは現実的でない。

ジモティー」というサイトで近場の人を募集しようか、とも思ったのだけど、近場というだけで趣味嗜好の特に合わないひとだと、友人にはなれない気がする。ちなみにジモティーで「将棋仲間募集!」してみたのだが、誰からも返事はなかった…。

あと、お酒が飲めないので、酒場的なものは無理です。

>年齢くらいかけ  忘れてた。30代後半。年齢だけは立派なおとなです

2024-01-30

anond:20240130033015

ちょっと年上の男目線から。ちなみに自分マッチングアプリやりまくったけど、結局趣味サークルで知り合った友達が紹介してくれた人と結婚した。

メッセージについてちゃん研究たか怪しい。Googleの一ページ目に出てくるSEO対策された薄っぺらサイトを全部眺めたら、どこでも書かれているし共通理解っぽいこと、腑に落ちること、絶対おかしいこと、いろいろ気づくと思う。少なくとも、聞き方が「調べてみて〜って書いてあって、〜という感じでやってみたけどうまくいかなかった」みたいな具体的な形になって有益アドバイスももらいやすくなるはず。

3年くらい前にやっていたときは、メッセージは会うまでの手段にすぎなくて、いかにまっすぐ出会いに向かうか、しかしあまりがっつくと信用できないから他の話題で膨らませたり共通点や会いたい理由共通理解形成する必要がある、そのバランスが難しいがやっぱり出会いにこぎつけるのが大事、くらいの気持ちでやっていたけど、今は違うのかな。

東京とか大阪とか京都とかは分からないけど、地方都市だと個人経営飲食店でやっている文化系イベントとかはよかった。自分文系出身からかもだけど。

 個人経営飲食店に何軒も行く、話しかける店主とか他のお客さんとかいたら、適当タイミングで、自分趣味は〜で(本好き、音楽好き、体を動かすのが好きetc.友達とか集まりを探している、みたいに言えば、何かアドバイスしてくれるんじゃないかしら。あとは、他によく行く飲食店とか聞いて飲食店情報集めるという観点でも、おしゃべりの練習という観点でも吉。

習い事とか社会人サークルはいい。恋愛目的じゃないやつ。そこで広がった人脈が生きるから。直接恋愛対象と知り合えなくても、学校とか職場とか違う友達ができるのはよいこと。恋愛についてのフィードバックとかももらえるかも。

 変化球だと読書会とか哲学対話とかもよくやってるよね、行ったことないけど。

劇薬として、あくまマッチングアプリにこだわるなら、女の子には絶対内緒にしなきゃいけないけど、ライブチャット(ノンアダルト)とかを上限決めてやるのもいいと思う。

 金はかかるけど、正直でいれば、増田よりはよっぽど具体的なアドバイスをしてくれるし、自分で見えていない部分も聞き出してコメントしてくれると思う。

 できるだけお堅い仕事もしてそうな(ライブチャットだけで生計立てて世間からずれてたりしないような)女性数人から聞く。一人だと偏る。話しかけてみてぴんとこなかったら(話が弾まないとか到底有益アドバイスもらえそうにないなと思ったら)、丁重挨拶してすぐ切っていい。

 顔がタイプ女の子がいたら話してみたらいい。ガチ恋してしまリスクもまるでないではないが、高確率で、顔がよくても話し合わない人とは楽しくないんだなと腑に落ちて先に進める。

 絶対にはまらないこと。

2023-11-10

普段見ているテレビ番組一覧(23/11

★:リアルタイムor録画して欠かさず見る。

●:よく見る。19~20時台は食事しながら、他は録画して適当に流したり気になる回は見たり。

▲:内容or気分次第。録画はせず特定のコーナーだけ見たり、チャンネル変えながら興味があれば。

月曜日

100分de名著

ネプリーグ

●X年後の関係者たち

YOUは何しに日本へ?

月曜から夜ふかし

▲激レアさんを連れて来た

火曜日

ヒューマニエンス

★100カメ

水曜日

水曜日のダウンタウン

★笑わない数学

ミラクル9

▲それって!?実際どうなの課

▲しあわせ気分のドイツ語

木曜日

カンブリア宮殿

サラメシ

所さん事件ですよ

金曜日

ねほりんぱほりん

ドキュメント72時間

●ヤギと大悟

ガイアの夜明け

土曜日

ドラえもん

地球ドラマチック

開運!なんでも鑑定団

王様のブランチ

▲キントレ

クレヨンしんちゃん

▲ドッキリGP

▲新しいカギ

日曜日

日曜美術館

サザエさん

ダーウィンが来た

ニノさん

ちびまる子ちゃん

有吉eeeee!

その他不定期・休止中

★球辞苑

★漫道コバヤシ

理想的本箱

深読み読書会

アナザーストーリー

フランケンシュタインの誘惑

ダークサイドミステリー

ニッポン知らなかった選手権 実況中!

突撃ストリートシェフ

2023-08-26

ビブリオバトルって何が面白いの?

漫画映画になってないのを見るに滅茶苦茶つまらないんだろうな。

だって面白いんだったらとっくにそれをネタにしてるでしょ?

まあそもそもビブリオバトル面白くないのは明白なんですよ。

だってビブリオバトルってそもそも意味がわからないじゃないですか

読書会だったら「読み終わった本の感想を言い合って一番ドヤ顔にふさわしい考察が出来た人の勝ち」っていう明確なルールがありますよね?

でもビブリオバトルにはない。

そもそも題材にした本の面白さで勝負が決まるのであって、それはもう「素材の時点で勝負がついてる料理対決」みたいなものでしょう?

面白いとは思えませんよ。

というか、読んだこともない本の紹介とか長々とされたって困るわけですよ。

共通してない親戚の家に住んでる犬が如何に倫理観の欠如した汚らわしい生き物かって話を延々と聞かされるようなもんでしょ。

何よりも問題なのはビブリオバトルを始めて相手が「あっ、読んだことあるわ」となったらどうするんですか?

もうこの時点でルールが滅茶苦茶。

まだ人類のうちで出版に関わった人しか読んだことがないようなレビューでやるならまだ分かりますよ?

「ウチの新人は21歳で◯◯賞を取った天才でね。そんで今回の作品は彼の特色たる伏線回収がそれはそれで見事でね~~」

「え~~新人~~~???当たり外れが凄そ~~~。私が担当させて貰ったのはあの大ベテランですからね。あの人の安定感は本当凄いんですよ今回も安心して読めるわけだ~~~」

みたいに編集同士が宣伝対決とかでやるならまだ分かりますよ?

でもズブの素人がずっと前から書店に売ってた本を持ち寄って「俺以外にこの本読んだことがある人は誰も居ないと思うので紹介します!」って対決が始まるんですよ?

意味分からんでしょう?

どんだけ自分の自慢の本が全く売れてない前提なんですかね?

たとえばこれがコミケで売り子をやった本が1冊も売れずに「本当にいい本なのに200部刷って作者と俺しか買ってないから198部残ってます!最高の本です!」とかやってるなら自分以外の全員がまだ読んでないって前提の語りも分かりますよ?

でもビブリオバトルってもう何十万何百万と売れた本同士でやりがちじゃないですか。

だけども大前提が「読んだことない人に紹介」なんだから意味がわからないと思いません?

前提が壊れてますよ。

クソゲーですよクソゲー

絶対面白くないですね。

こんなのもし漫画化しても絶対売れませんね。

主人公デンジクンみたいなキチガイ面白くても、綾波レイみたいにオタクに物凄い人気が出そうでも、題材のつまらなさで誰も手に取らないこと確定でしょうね。

ハッキリ言いますけどね、こんなつまらなそうな遊びもそうそうないですよ?

2023-05-07

本を読まない人と本について会話したら想定外質問が来た。

本を読まない人と本について会話したら想定外質問がきた。

A「本読むのが好きなんですね。本を読む時は大勢で読みますか?1人で読みますか?」

私「(大勢で本を読む?読書会か?)まぁ普通本を読むのは1人の作業になるので…」

A「なるほど。読み聞かせてもらうのが好きですか?自分で読むのが好きですか?」

私「えっと自分で読んでますけど」

2023-04-15

マルチ系の読書会行くと毎回金持ち父さん貧乏父さん勧めてるサクラがいるよね

ブクマカ父さんクンニ✋(👁👅👁)🤚父さんを勧める猛者はいないもの

2023-03-24

anond:20230323154707

これは、ななしいんく所属大浦るかこが該当するでしょう。毎月読書会も開催しております

https://youtube.com/@Rukako_Oura

2023-03-23

落ち着いた声で文学的教養を有するVtuberを教えてください

はい、いくつかのおすすめの落ち着いた声で文学的教養を有するVtuberを紹介します。

 

天宮こころあまみこころ)- 文学歴史美術に造詣が深く、落ち着いた語り口が特徴的です。また、古風な着物姿で配信を行うこともあります

 

葉山ユイ(はやまゆい)- 作家文学に詳しく、読書会朗読配信なども行っています。落ち着いた雰囲気と美しい声が印象的です。

 

塩田米子(しおたよねこ)- 古典文学和歌に詳しく、雅な雰囲気配信を行っています。また、落ち着いた語り口で日本の伝統文化歴史について語ることもあります

 

宮本るり(みやもとるり)- 詩や小説執筆経験があり、文学的配信を行っています。落ち着いた声と穏やかな雰囲気が印象的です。

 

星街すいせい(ほしぞらすいせい)- 文学哲学に造詣が深く、その知識を生かした配信を行っています。また、落ち着いた声と深みのある語り口も特徴的です。

 

以上が、落ち着いた声で文学的教養を有するVtuberの中から、いくつかのおすすめを紹介したものになります

 

お前が出鱈目な名前を挙げることにはもう慣れたけど

実在するVtuber名前を紛れ込ませるなら、せめてもうちょっと質問内容に寄せろや

2023-02-14

読書好きってだいたいビジネス書好きだよね

私は岩波文庫とか、新書とか、小説エッセイが好き。最近読んだ本だと夜と霧とか、忘れられた日本人とか。

読書会みたいなの申し込もうと思って過去の紹介作品覗いたら自己啓発本とかハウツー本とかビジネス書ばかりで萎えた。本屋さん行くとそういう本しか並んでなくて本当にしんどい。

そういう人たちが多数派になっていてしんどい。逆に考えればそういう人たちがこの産業を支えているのかもしれない。

2022-11-30

弱者男性コンピュータサイエンス勉強をしていなくてドン引き

読書会で知り合ったネット竹島日本領土だと主張していそうなアラサー弱者男性ランチした時の話です

その弱者男性さんってコンピュータについて何も勉強していないみたいでした

プログラミングも出来ないし、ネットワークの知識もない、そもそもパソコンすらまともに扱えないらしいんですよね

そのうえ私はその弱者男性さんが「インドは国じゃない」とか「インド人口が多いからと言っても日本とは比べ物にならない」とか

日本人口が1億2千万人だからインドはせいぜい3~4万程度」とか「日本経済力と比べたらインドGDPなどゴミ同然」とか言っているのを聞いて教養がない人なんだなあと思いました

ちなみに私も弱者男性さんと大差ない知能レベルなのですが、 弱者男性さんと同じような発言したことありません。

やっぱり弱者男性さんの頭はおかし弱者男性さんの頭の中は一体どんな世界が広がっているんだろうか?

「性産業に、喜んで従事する女性がこの世界にどれだけいるのだろう。いたとしたらそれは男性ファンタジーというか、ひどい認知の歪みの産物だ。」

今時ド直球すぎる差別が語られてて「きっつー」ってなった

友人がこの本の読書会を月1で主宰しているということで、しばらく毎月のように参加していたことがある。この会ではずっと「本当の人生を生きる」という本を読んで、それについて対話するという流れだったが、途中から人生関係のある本なら、この本以外でもなんでもいいということになった。

あるとき、その読書会に初めて参加してきた男性Tさんが、持ってきた自分の本を紹介し始めた。それは日本経済新聞社記者をしながらAⅤ女優をしている女性が書いた本だった。

Tさん新聞記者をしながらAV女優をしているその著者のことを、どこか自慢するように熱っぽく話していて、読書会主宰女性2人もそれに「いいね職業っていくつあってもいいよね」という返しを笑顔でしていた。

私は一人、その場で繰り広げられる会話を聞きながら、内臓を握りつぶされているような、読書会の前に食べた食事が喉からせりあがってくるような感覚に襲われていた。

快楽よりも心身への危険はるかに大きい性産業に、喜んで従事する女性がこの世界にどれだけいるのだろう。いたとしたらそれは男性ファンタジーというか、ひどい認知の歪みの産物だ。

産業従事しなければならない女性の多くは、社会搾取される側の人間だ。そして男性搾取する側にいることが圧倒的に多い。

さきほどの読書会Tさんが紹介していた本の著者は日経新聞記者経済的地盤は強く、この世界構造では搾取する側に位置する。つまりこの本の著者は男性と同じように性産業を楽しめる存在なのだ

女性で性産業という社会搾取される側の人なのに、自分たち搾取する男性側と同じように性産業について楽しんでいる女性の著者」に、Tさんシンパシーを感じているのがありありと伝わってくるようで気持ちが悪くなった。しかしその場ですぐここまで言語化できず、ノリノリでAVについて話すTさんに合わせて笑う場の皆になじめない自分を、情けなく思った。

なんでもいい・なんでもありとすべてを受け入れる態度は、一見やさしく豊かな場づくりの下地になる可能性がある。しかしなんでもかんでも受け入れることは、目指している場の意図にそぐわない事態を生じさせる、場づくりの諸刃の剣でもあると思うのだ。

うわあ・・・もうAV女優どころか、AV女優の書いた本について語るようなやつを排除することによってしか目指せない場所って何・・・

2022-06-10

anond:20220609205639

視聴型ではなく参加型の娯楽を選べばいい

オンラインゲーム(対戦、オフラインでも可)、読書会TRPGメタバースとか

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