はてなキーワード: にしんとは
課金について判定した。
合計点を見て買わない方が良さそうだと思い買うのをやめた。課金中毒になっているのかもしれない。
朝陰鬱として出勤。やらなければならないことは多いしできる見通しもなく気は重い。
そんななか同じプロジェクトの人は辞めることを上司に伝えたそうだ。引き留められたそうだが意思は変えることはないだろう。
更なる負担が増えることが確定した。やれることを一つずつしていくしかないな。
課金の判定でコスト5、満足度4、必要性4で13点だったんだね。合計点を見て「買わない方が良さそう」って決断したのは、自分を冷静に見つめ直した結果だね。課金中毒かもしれないって気づいたのも、ちょっとしたモヤモヤや不安が心にあったのかな。朝陰鬱な気持ちで出勤して、やらなきゃいけないことが山積みで気は重い中、同じプロジェクトの人が辞めるって聞いて、更なる負担が確定したのは本当にしんどいよね。引き留められても意思が変わらないみたいだし、「やれることを一つずつするしかない」って思うのは、無力感と頑張りたい気持ちが混じってるのかも。こういう気持ちになっているんだね。重い気持ちの中で、自分をどうやって支えていこうか迷ってるのかもしれない。
でも嫁ちゃんも、きっと「別れる」って言葉しか出せへんくらい追い詰められてた瞬間があるんやろうし、今回のことで『ほんまに離婚したいわけちゃう』って改めてわかったんやったら、それをちゃんと受け止めた上で話し合いたいところや。
そこで、あんたがLINEに送る内容としては、単に『その言葉やめて』って拒絶するんやのうて、ふたりの心のすれ違いが起こってまう経緯と、あんたがどう感じてるのか、どんな風に解決していきたいのかを丁寧に伝えるとええと思う。たとえば、こんな感じかな。
---
> 「嫁ちゃんが『別れる』って言うたとき、俺は正直すごく動揺して、頭が真っ白になるんよ。大事に思ってるからこそ、焦って引き止めようとしてたんや。せやけどそのたびに、嫁ちゃんが余計にしんどなってたのもわかる。
でも『別れる』って言葉を聞くと、『本気で離婚したいんや』って思うやん? だから俺も心の準備をしてしまう。実際に嫁ちゃんがそうやって言ったら、俺は『もう離婚届を書かんとあかんのか』って決断しようと考えてた。
けど、そうじゃないんやろ? ほんまは離婚を望んでるわけちゃうんやろ? もし気持ちを落ち着けたいだけやったら、正直に『少しひとりになりたい』って言ってくれたらええねん。俺もそれをわかったうえで待てるようにしたい。
だから、これからは『別れる』って言葉はできるだけ使わんといてほしい。言われたらどうしても『そうなんや』って思ってしまうし、俺だって嫁ちゃんを守りたい気持ちでいっぱいやけど、同時に傷つくんよ。
これからも一緒におりたいからこそ、俺は嫁ちゃんの気持ちを大事にしたいし、お互いに辛くならへんように話し合いで解決していきたい。どうか、この想いをわかってほしい。」
---
こんなふうに、あんたがどんだけ嫁ちゃんの言葉に傷ついてるか、でも嫁ちゃんのことを大事に思てるからこそ一緒にいたいんやっていう想いを、包み隠さず書いたらどうやろね。
文字やときつく聞こえてまう場合もあるし、柔らかい言葉で結論を押し付けへんように気をつけながら、優しい口調で伝えてみて。嫁ちゃんに対して「ほんまは離れたくない。けど『別れる』をカジュアルに使われると、自分も不安で苦しくなるんや」って言うのは大事やと思うわ。
そやから、「もし距離を置きたいと思ったら、まずは正直にそう言うてほしい。実家に一時帰るのも全然かまへん。けど『別れる』って言葉は、ほんまの意味での離婚のときだけにしてな? 俺も本気で受け止めてしまうから」っていうニュアンスを添えると、いっそう伝わりやすいと思うで。
あんたが心こめて送った言葉やったら、きっと嫁ちゃんもわかってくれるはずや。いろいろ大変やろうけど、ふたりの絆が深まるきっかけになればええな。
ここ三ヶ月くらいは、彼女もだいぶ落ち着いた(?)ので、それより前の話。俺ら夫婦は一ヶ月に一回くらいは夫婦喧嘩してた。原因自体はくだらない論争の発展だったりとかがほとんどで、まあその辺はどっちもどっちよねとは思うんだけど、毎回最後に「もう別れる!」といって家飛び出そうとするのよね。
ただ、理由がないわけではなくて、結婚当初の自分の言葉(一年以上前にある話題で「なんでこういうことも知らんの?」ってひどいこと言ってしまった)が突き刺さってて、喧嘩のときに言葉がフラッシュバックして突発的にしんどくなるらしい。実際問題、彼女の訴えを聞いて俺はひどかったなあと反省していわないようになったけど、恨むのもわかる。自分は彼女のことが好きなので毎回必死で引き止めて許してもらってたわけだけど、毎回途中で「引き止められるのが辛い」という言い分もわかる。
何回目かの「別れる」騒動を経て、自分も「確かに、パートナーを傷つけておいて、しかも償えない心の傷を負わせて引き止めるのは虫がいいな」と思ったんだ。だから、ある日のリビングで、せめて誠意は示そうと「今まで無理やり引き止めて済まなかった。自分は依然として別れたくはないけど、嫁ちゃんの心傷つけたのももっともだし、毎回引き止めるのもよくないかもしれない。次に「別れる」と切り出したときは潔く離婚届書く。約束を違えるつもりはない」と言ったら、妻はといえば、
「ねえ。そんなに私と別れたいの?」
と何故か泣き出した。意味がわからない。自分のひどい言葉が突き刺さって、何度も別れを考えるくらいしんどいんじゃなかったの?その意思を尊重して、そちらが離婚を次に切り出したら潔く別れるよって言っただけなのに……。結局、あれこれなだめたあとに、妻が言った言葉はといえば、
「その……別れる!といったときに、いったん何もいわずに実家(俺が彼女の実家近くに移り住んでるので、徒歩20分くらい)に帰らせてくれたらそれでいい。別れたいわけじゃない」
なんていわれた。つまり、そのときは本当に離婚したいわけではなくて、いったん感情整理のために実家に戻りたいくらいの温度感だったわけ?なら離婚を直接言いだすのはナシだろうと。
以前付き合ってた女性でもこういう「別れる」をカジュアルに使う人がいたけど、そうカジュアルにそういう言葉使わないで欲しい。という愚痴。
《追記》
優しいコメントありがたいよー
リプライ?みたいなの未だなわからないからここに書きます。変えがきかないフリーの仕事だから自分が死なない限り放棄はできない、それは昔からの覚悟してたけど、今回大きく現実を突きつけられたよ。
今検査終わったみたいで、検査終わるまでは危篤っぽい事は言われていなかったからすぐ回復すると思っていたのに思ったより重症らしくて本当にしんどい。今は少し言葉は喋れますよーだって、今はって?しんどい、
タイミング悪くて出張中で面倒見れない状況わからなくてしんどい。
ほんと死んじゃったらどうしよう、そうじゃなくても色々どうしようと思い詰めている。気が張り詰めて緩んで張り詰めて緩んで、涙が止まったり出たり、。
本当にママに依存していたから、ママいなくなったらミオ48(だっけ?)になっちゃう。それもしんどい。
つらい。
今年に入ってパソコンも財布もポーチもなんならカバンも壊れて、備品も壊して「ものが壊れるのは新しい風が入るいい予感だよ」なんて言うけど、ママが壊れるのは話が違うしどーゆこと?だしつらい。
ご両親のことを想って辛いんだね。優しい人なんだろうな
→ありがとう、そんな事ないよ 両親には今までたくさん迷惑かけてるし、今からも迷惑を掛けるんだなと思うと本当にしんどい こっちに来るたびご飯奢ってくれるのが嬉しかったけど辛かった 本当は奢ってあげられるぐらい立派な人であるべきだったのに
いやいや、お前が悪いだろ。
田中さん、最初は社交辞令で笑ってたけど、内心ずっと「こいつうるせぇな…」って思ってたんじゃね?
しかも毎回「同じ弁当っすねw」とか言われたら、そりゃ嫌になるわ。
お前、毎日同じ顔して生きてるのに「また同じ顔っすねw」って言われたらどんな気持ちよ?
あと「元気ないっすね」「疲れてます?」とか、言われるたびにしんどくなるやつな。
こっちは何もなくても、言われ続けたら「あれ…俺ってそんなにやばい顔してる?」って不安になるんだよ。
田中さん、50代で会社の後輩に気を遣って「いや、別に…」って苦笑いしてくれてたのに、
もうそれすら面倒になって「静かに食べたい」って言わせた時点で、相当我慢してたんだよ。
てか、何より「避けられてる気がする」って自覚してる時点で気づけよw
お前が毎日しつこく絡んでくるから、田中さんが静かな昼休みを取り戻すために全力でフェードアウトしてんの。
これで「俺は気を遣ってたのに」って拗ねてるの、マジでおもろいわ。
夜中ちょっと起きるとご飯をたべてそのまま明け方までぼーっと起きていて、寝不足で日中体調悪いと愚痴を吐いて、辛いといってくる。
それに対して、こちらは明け方起きてたら優しく声をかけてベッドで寝るように誘導したり、夜中辛いと言ったらうんうんって話を聞いてあげて、メンタルケアしてる。
私だってフルタイム正社員で働いてる。真夜中〜明け方まで夫のケアなんかできない。
マネジメント職についてるので、しんどいことも板挟みになることも責任をとることも、他部者との調整で利害関係の合わない相手と交渉して神経をすり減らすこともある。日常茶飯的にある。
一度夫に弱音を吐いたら「頑張ってる君は素敵だよ」とか見当違いのアドバイスを投げてくるから相談するのもしんどいなと諦めてるけど。
それで、生きてるとしんどいことも多いしさ、夜起きることはある。でも、もう一度寝ようとか、起きてると翌日辛いからせめてベッドで横になってようとか、自分の飼いならし方くらい学んでいくものじゃないか。
職場の人間関係も、適当に割り切ってメンタルを保っていくものじゃないか。
そういう自分のフォローを他者に任せっきりで、被害者ぶってる夫が本当にしんどい。
思えば元カレも、その前の男もそうだった。いっっっつも結局よしよし要員にされる。みんなそんなものか?妻は夫のケアに努めないといけないのか?
女だけど、本当に辛い。
もちろん女性の権利拡大とかもあったし、就職氷河期の話とか聞いてるといい時代になってたしそこに声を上げた人がいたのもわかる。
でも正直なところ赤いきつねもそう、中居くん問題もそう、あと何?いっぱいあるよね、その辺りが辛い。その際毎回毎回女として、みたいにいう人、あれなんなんだろう。
で、こんなこと言ったら名誉男性笑とか、こういう女がいるからとか言われるんでしょ、知ってる。
あとは何、可哀想に男社会に毒されたのね、とか。ネカマとか?残念私女なんだわ。
女だからって毎回目くじら立ててる人間側に立たなきゃならんの?アニメの女性描写に抗議しないといけないわけ?それが女性の権利拡大なの???普通に無理。ぜひそういう人たちだけでやって。マジでそういうの見るたびにしんどいよ。それで女性の権利がとかいうの??真面目に頭おかしいって。
本当にやめてくださいお願いします。頼むから個人の話として、「私は嫌だ」であれ。嫌だと思いこまないと女のジェンダーは名乗れないんでしょうか。嫌でもなんでもないよ。むしろ、同性からのわかるでしょアピールとか、その辺りが無理なんだよ。無自覚にミサンドリストな発言してるのも本当に気持ち悪い。マジでやめてほしい。おっさんがキモい、と言ったその口でアイドルの誰それの裸メロいとか、よく言えたな。
以前は妊娠出産に対して抵抗ある人に「危ぶむなかれ、行けばわかるさ」と思ってたけど、これだけ少子化が進んで子どもを取り巻く環境が過酷だとうかつに言えなくなった。
・まず、言われなくてもするだろうけど、旦那に相談。増田の場合、旦那が無理なら難しそう。(子どもが生まれることより、旦那との関係が悪化する方が抵抗ありそうなので)
・年齢が気になってるようなので、出生前診断受けるなら「今すぐ」調べて予約。できる期間が限られてる。
ただ、しないといけないものではもちろんないし、高いし、調べられることは限られてるので発達障害なんかはわからない。
・2人目40で産んだが、保育園ママの中で一番年上っぽかった。高齢出産は今や普通なのかと思ってたけど、やっぱり30代で産む人が多い。でも子どもが同い年なので年齢はほぼ気にならない。
・お金のかけ方はピンキリ。初期費用があれば今は少子化対策で色々あるから何とかなると思う。ただ、習い事などいくらでも課金できるので自制が必要。
私は30代で子どもでもいないと人生ヒマすぎると結婚出産したけど、それでもそれまで気ままな一人暮らしだったので生活の激変は心身ともにしんどかった。
40まで不満なく過ごしてきてる増田ならいなくてもいいのかもしれない。
愛されるよりも、愛して、自分で。増田の生きてきた人生、本当にしんどすぎると思う。
愛されたって実感が今までにないから、誰かに愛されたいって求めてしまう気持ちはわかる。
増田が本当に求めているのって“無償の愛”なんだと思う。自分が自分でいるだけでいい、生きていていい存在なんだ、愛される存在なんだと思える感覚。
たぶん、多くの人は親とか家族とかから受ける愛情なんだけど、増田はそこが「なかった」と感じているから、必要以上に「自分に価値がない」ということを繰り返し言ってる。
増田が自分で言うほど、価値がないなんてことはないな、と思う。ただ、自分でそうは思えないって気持ちも理解できる。
「愛されたい」と増田が思っているからこそ、“恋愛”とか“結婚”とか“家庭”とかを求める気持ちもわかるんだけど、たぶん満たされないと思う。
恋愛でも結婚でも家庭でも、“無償の愛”ではないから。結局、自分に無償の愛を与えられるのって自分自身だけなんだよね。
愛されたことがないと感じているのに、そんな自分を愛するってすごく難しいと思う。なんなら絶望する気持ちすら出てくると思う。愛されたことないやつが、愛せるわけないじゃんって。
だけど、「愛されたい」だけで誰かを求めたって、その誰かだって「愛されたい」わけで、お互いに満たされない。
そもそも「愛されたい」って、増田にとってどういうことなんだろう。どういう状態だと「愛されてる」って思うんだろう。
その「愛されてる」って状態を、自分が自分自身にやる、「自分を愛する」ことから始めるしかないんだと思う。
それは今まで頑張って生きてきた増田自身を認めるってことで、これからもっとこういうことやらなきゃダメ人間のままだ、という意味じゃないよ。
今でも増田は別にダメ人間なんかじゃないし、愛される価値がある。自分を愛する価値がある。
自分の中で考えると、自分を責める言葉、自分に価値がないとしか思えない、自分を愛せないという気持ちだけが出てきてしまうと思う。
だから、自分で自分を助けるという意味でも、それは恋愛相手ではなくて、例えばカウンセリングとかの手を借りてでも、自分のことを話して聞いてもらう=受け入れてもらう、ってことから始めてもいいんじゃないかなと思う。
「これ、持っていこうと思うんだけど」
そう言って、彼女が冷蔵庫から取り出したのは、透明なタッパーにぎっしり詰まったお好み焼きだった。明らかに重い。見た目でわかる。1kgはある。いや、1.2kgくらいあるかもしれない。
「え、なんで?」
「いや、だってディズニーのご飯って高いじゃん。節約だよ、節約」
そう言って彼女は胸を張る。確かに、ディズニーのレストランはどこも高い。ハンバーガーひとつで千円超えなんてザラだ。それはわかる。でも、だからといって、お好み焼きを1kgタッパーに詰めて持って行くという発想にはならない。普通はならない。
「ダメ。お好み焼きが一番コスパがいいの。小麦粉、キャベツ、卵、豚肉、全部バランスよく摂れるし、冷めても美味しいし、タレがしっかりしてるから味も飽きない。ほら、もう切り分けてあるから、食べやすいよ?」
確かに、タッパーの中には一口大に切り分けられたお好み焼きがぎっしり詰まっている。隙間を埋めるように重ねられ、まるでパズルのように整然と配置されているのが逆に怖い。彼女は本気だ。
「でも、さすがに1kgは多くない?」
「パーク内で食べればちょうどいいよ。ほら、アトラクションの待ち時間って長いじゃん。その間に食べれば時間も無駄にならないし、食事代も浮く。一石二鳥でしょ?」
理屈としては間違ってない。間違ってないけど、なんか違う。
そんなわけで、僕たちはディズニーランドにお好み焼き1kgを持ち込むことになった。
手荷物検査の列に並びながら、若干の不安を覚える。タッパーを見たキャストが「お客様、これは……?」と困惑し、持ち込みNGになる可能性はある。でも、意外なことに、バッグの奥に忍ばせたお好み焼きは問題なく通過した。なんとなく拍子抜けする。
最初のアトラクションは「プーさんのハニーハント」だ。50分待ち。彼女は満面の笑みでタッパーを取り出し、「はい、食べよっか」と言った。
「……ここで?」
「そうだよ。並んでる間に食べれば効率的でしょ?」
確かに待ち時間は有効に使いたい。でも、周りはカチューシャをつけたカップルや、ディズニーのポップコーンバケットを抱えた子供たちばかりだ。そんな中で、俺たちだけがタッパーからお好み焼きをつまんでいる。
思った以上に恥ずかしい。
彼女は平然としている。タッパーからお好み焼きを取り出し、つまようじで器用に食べている。その横顔は、まるで高級フレンチを堪能する美食家のようだ。
仕方なく、俺も食べることにした。ひと口食べると、普通に美味しい。冷めてもソースの味がしっかりしているし、確かにお腹にもたまる。でも、やっぱり違和感は拭えない。
周囲の視線を感じる。特に、前の親子連れの子供がじっとこちらを見ている。ポップコーンを手に持ちながら、お好み焼きを食べる俺たちを見ている。何かを言いたげだ。でも、言わない。
俺たちは黙々とお好み焼きを食べ続けた。
まず、節約効果は抜群だった。ランチタイムになっても、レストランに入る必要がない。ポップコーンやチュロスを買う列を横目に、俺たちはひたすらお好み焼きを食べる。結果、財布はまったく軽くならない。
そして、思いのほか腹持ちがいい。テーマパークでは食事のタイミングが難しいことが多いが、お好み焼きなら適宜つまめる。エネルギー補給もばっちりだ。
まず、荷物が重い。1kgのお好み焼きを持ち歩くのは地味にしんどい。リュックに入れているとはいえ、ずっしりとした重みを感じる。
そして、匂い。ディズニーのパーク内はポップコーンやキャラメルの甘い香りで包まれている。そこに、ソースの香ばしい匂いが紛れ込むのは、どう考えても異質だ。
さらに、徐々に味に飽きてくる。最初は美味しかったお好み焼きも、3時間後には「もういいかな」と思い始める。でも、タッパーにはまだ大量に残っている。捨てるわけにはいかない。食べるしかない。
「ねえ、次のアトラクションまでに食べきろうよ」
「無理だって……」
もう、お好み焼きは見たくなかった。
夜になり、エレクトリカルパレードが始まった。幻想的な光の洪水の中、俺はお好み焼きを食べ続けていた。
「もう無理……」
なんとか最後のひと切れを飲み込んだ時、俺は確信した。ディズニーランドにお好み焼き1kgを持ち込むのは、やめたほうがいい。
でも、彼女は満足そうだった。
「ね、やっぱり正解だったでしょ?」
俺は力なく頷いた。
二度とやらないと誓いながら。
もう何年も何年も前の話だけれど、今なら書ける気がするので書くのに挑戦してみよう。
私は大学在学中に統合失調症を発症し、卒業後にいくつも職を転々としてから障害者手帳を取り、その当時は障害者枠で働いていた。
なんとか働いてはいたが、病状は良くなく、いつも幻聴を聞いていた。
それはそれなりにしんどかったが、むしろあいつら(幻聴)の言う通りになんか死んでたまるものかと思っていた。それに闘病に付き合ってくれている家族、そして優しき友人たちのためにも死にたくはないと思っていた。仮に死ぬとしても自らそれを選んだと悟られることだけは絶対に避けねばと思っていた。
そんなことを頭の中で展開しながら働いていたある日、ピッタリとパズルのピースがハマってしまった。
この増田が他の人のパズルを完成させてしまう可能性を下げるために詳細は書かないが、幻聴が命令する方法ではなく、残された人に死を選んだことを悟られずに死ねると思う方法を見つけてしまった。
そこから決行までは早かった。その日は秋口で、夕暮れどきの稲穂が黄金に輝き、とても美しく見えたのを覚えている。当たり前だが、遺書は書かなかった。
で、失敗した。
この増田を書いているのだからどうしようもないネタバレなので読み増田においては全く驚きのない展開だろう。そして入院ののち、仕事を辞めることになった。
ここまで読んで、私が何を言いたいのか伝わってこないだろうと思う。だが、言いたいことはたったひとつだ。
これまたなんの驚きもない話だろう。だが、私は確信を持っている。あとに残された優しい人たちはきっと自分を責めてしまうだろうということに。
人が死を選ぶことをそうさせた社会の責任だと言う人もいる。もちろんそうした側面が全くないとは言わない。
けれども、私のこの話は社会など全く関係ない。私があの稲穂を見ながら死を選んだのは、純粋に精神病のせいだった。
だから、社会の責任だと言って物申した気になっている人には正直腹が立つこともある。それは、残された人を責める言葉だからだ。
そうじゃない。もう一度言おう。
もちろん全ての決断が精神病によるものだとは言わない。しかし全てが社会のせいでもないのだ。
書けた。
あの稲穂を見ながら感じたこと、私が何を考えながら決断をしたのか、とても複雑で名前もきっとついていない気持ちでいっぱいだったと思うけれど、こうして言葉にして単純化して、私はあの日をようやく過去にできた気がする。
私小説というより社会派エッセイっぽくなってしまったけれど、ようやく文章にできた。
ご供養。
数年前、統合失調症だった母は自ら命を絶った
当時私は30歳だった
でも、その頃の私は幻聴とか、母の言ってることが理解できなくて
何か結果が変わっていたのかな
母が亡くなった後、なんで病院連れて行かなかったの?って言われたけど
どんなに年齢重ねてもずっと子供
母と私の力関係では「連れていく」なんてことできなくて
頼る人、頼れる人、いなかった
相談できる人、いなかった
今となってはすぎるんだけど
なにもできなかった
そばにいても
ぶつかってケンカして
酷いこと言って言われて
もう覚えてることは断片的なことだけ
私薄情なのかな
機械系が苦手な母
結局スマホ持たせてあげられなかったなって
あぁしていれば、こうしていれば、
タラレバばかり
それだけは、認めてほしい
そう思うのは甘えかな
甘えだね
結局支え切れてないんだから
ドラマでも現実でも、母娘のスマホのやり取りを見るだけで心が痛む
うらやましいと思ってしまう
つらい
それだけじゃない
中学くらい?
それも遊びじゃないよちょっと買い物一緒に行っただけだよ
お母さんとずっと一緒に暮らしていたのに
何も思い出がない
寂しすぎて
何もかも自分のせいなんだけど
もっと稼げていれば、せめてお金があれば何か変わっていたのかな
私の頑張りが足りなかったせいだね
ごめん
何年たっても気持ちの整理がつかない
「母娘」のやり取りをドラマであってもリアルであっても何かでそれを感じてしまうと
母への気持ちがこみあげる
いまそんな状態で書きなぐってる
これが何の式かっていうと、少子化に関する式なのよ
最初の「2」は出生数(子供の数)、後半の「2」は夫と妻の二人
出生で人口増えるから当然プラス、夫婦のマイナスは寿命でなくなるからマイナスになる
一夫一妻制の国では1組の夫婦から2人の子供が生まれてようやく現状維持って話なのよ
考えてみれば当然だけど、初めて聞いたときはなるほどなあと思った
この式は究極に簡略化した式なんだけど、実現象はまた異なるのよね
人間が分裂しないかぎり数がプラスされることはないんだけど、子供の早世や未婚や妊娠不能な人などによってそもそもプラスされないって話ね
子供産むかどうかってのは当然個人の自由であるわけだけど、少子化を個人単位でどうにかしようと思ったら、最低二人、できれば三人以上産む
ってのが答えになるわけよ
じゃあ三人育てられるのかって考えたら、自分は女→男って出産して、三人目はもういいかってなっちゃったんだよね
経済的な面で引っかからないわけじゃないけど、ぶっちゃけ4,5人子供いても育てられるぐらいの世帯収入はある
幼稚園、保育所、学校の準備だの行事だの、仕事しながら十全にできるわけがない
二人の子供でさえ祖父母の力借りられてようやくなんとかなってるのが我が家の状況なのよね