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はてなキーワード: 合理主義とは

2024-11-17

太古における「創作」とは天地自然との協業でした、風の音や川のせせらぎに精霊の声を聞き、大河洪水、あるいは火山噴火に竜を、暴風落雷の跡に荒ぶる神の足跡を見たのです、砂に風が描く紋様は彼らからメッセージでもありました。

やがて文明の光が闇を払い、もはや精霊は歌わず、竜は死に絶え、神は去りました。そして人は「創作」とは、忘れられた造物主が為したように、人の手でゼロから作り上げるものだと奢り高ぶりました。

しかし、それは合理主義などではなく、凋落した信仰の裏返しにすぎません。

生成AIとは、かのバベルの塔のように、奢れる現在人類の「創作」を打ち砕くべく現れた神の撃ち落とす雷霆であり、「創作」はむしろ、かつてのあるべき姿に回帰するのでしょう。

2024-09-14

にんげんのかんがえかたっていっぱいあってたのしいね

1. 古代哲学宗教
2. 中世近代哲学
3. 近代現代哲学思想
4. 科学技術の発展
5. 心理学自己啓発
6. 芸術文化
7. 人類学コミュニティ
8. 倫理学道徳哲学
9. 政治哲学社会思想
10. 科学哲学認識論

2024-08-18

anond:20240818001925

アジア人にとってそもそもGAFAMは信用に値しない。

価値観が違いすぎる。

ただ単に彼らのモノやサービスが現時点で優れてて便利だから警戒しつつも利用してるだけ、よい選択肢が育ち次第切り替える、という姿勢を貫くべき。

向こうの人間はやたらとこちらの人間にとっては不可解なポリコレでうるさいが、裏を返せばそうやってポリコレ棒で叩きまくらないといけないほど邪悪支配的で空気を読めない「強者男性」が幅を利かせてる地域だということ。

特にアメリカは、事実として世界中に争いの火種を振りまいている。

大企業はそういうマッチョで残虐な「合理主義」的本性を美辞麗句で包み隠すのに長けているというだけで、優越的な地位を作り上げて合法的搾取することに躊躇いがない。

そういう土壌を持つ国や組織プロダクトをもてはやすくらいなら、同じ東アジア東南アジアの国々をもっと贔屓してやるべきなのだ

政治思想体制に違いがあるとはいえ、それはアジア共通する、カオス共存できる国民性のおおらかさという美徳の前では些細な違いだと俺は思う。

2024-08-16

妹と家出して数年が経った


注意;児童虐待の話が出てきます。苦手な人はご遠慮ください。


(本文です)

________________

どうしても書き留めておきたいと思った。昔の私のことを。

今は大学生から何もできないけど、いつか受け入れて消化できたらいいなって。

私にとっての父は、経済的な支えであり、飼い主であり、服従すべき存在だった。

私が初めてキスをした人で、初めてセックスをした人で、初めて妊娠した相手で、「性」に関するすべての始まり。そんな存在だった。

父は、私が小学校1年生の時に家にやってきた血の繋がりのない人だった。私は実の父を知らない。

最初子供好きな良い人だと思っていた。しばらくすると私に性的アプローチをするようになり、小4で母が亡くなると同時に、「同情」「母の代理」「妹の盾」といった役割を私に課して、少しずつ私を性玩具に作り替えていった。

父の命令には従順に従うことが求められた。朝は父に犯された後学校へ行き、夜は私を凌辱する父のために夕食を作り、妹が眠った後、父の相手をしてから私は床に就く日々を送った。

毎日というわけではありません

中3で私が他の男性の子妊娠してしまったあとは、殴る蹴るの暴行を受けた。まるで自分の所有物が汚されたみたいに、すごく怒っていた。

それからは、私がどんな男性相手もできると思ったのだろうか、父はときどき自分お仕事の仲間を連れてきて私に相手をさせ、小銭を稼いでいた。

それ以外にも、アルバイト先の先輩から暴行を受けた。幸い妊娠はしなかったけど、もう限界だと思った。私は高3の夏休みに、貯めたお金を持って、妹を連れて家を出た。

今は、普通大学生はしないであろう仕事風俗嬢)をして、妹を養っている。自立、は一応できているとは思う。

それでもまだ、私の心は父への服従心で満ちている。なぜこんな気持ちになるのだろう。自分でもわからないところがある。



思い出す必要はないのかもしれない。でも、思い出さずにいることもまた難しいので、心の整理のために書き留めておきたい。

お話の順序とか、私の気持ちとか、これからどうしたいとか、いろいろ混ざってしまうと思う。わかりにくかったらごめんなさい。

さっき、「父に性的虐待を受けていた」と書いてるけど、実を言うと、虐待だと私自身が認めたというか、受け入れたのは、父と関係を持ってしばらく経ってからのこと。

ハッキリ認識したのは、やっぱり身体的な暴力を受けた中3の冬頃から。その年の夏に先輩からレイプされて、妊娠したことに気付いた父が身体的な暴力をふるったあの日からだ。

それまでは、いけないことなのはわかっていたけど、それでもどこか仕方のないことだと思っていた。

経験のない人には理解できないかもしれないし、そもそもこの話自体が「嘘臭い」と言われそうだ。今書いていることもきっと、非現実的というか、理解できないことかもしれない。

私は実のところ、父を憎んでいない。これは結果ではなくて、現状「憎めない状態」といったほうが正解かもしれない。

もともと実父の存在すら全く不明で、本当のことを言うと、「父親」という存在感覚がわからない。見たこともないから。両親が仲良くしている家庭を見ると、とても不思議感覚になってしまう。

私がこうして「父」と書いてはいても、それは、それ以外に呼べる称号がないからだ。性的意味でいえば、25歳年上の愛人だったのかもしれない。

性的関係を条件に、生活費を出して養ってもらう。それだけの存在。つまるところ、私は7歳くらいかパパ活をしていたのかもしれない。



私と妹と母で生活していた時は、とても極貧だった。

母は身寄りもなく頼れる友達とかもいない感じ。元風俗嬢だったのは確かだ。

ちゃんとしたお店に勤めていたのか、それとももっとアングラな感じだったのかはわからない。

少なくとも、お金をたくさん稼いで貯金していたとかではない。本当に貧乏なお家だった。

なぜお金がなかったのかもよくわからない。けど、とにかくその日の食べ物も苦労していた。

子どもの頃って、どうしてこんなに苦しい生活なのか、なにもわからない。意識しようがないよね。

確かなのは、父が来てから普通暮らしができるようになったこと。

私は欲しいものもたくさん買ってもらえるようになり、行ったことのない場所にも連れていってもらえたので、父は楽しいことをたくさんくれる人だった。

しかすると、子どもながらにその対価を要求されたなら、応えないといけないと思ったのかもしれない。

それこそ、父親なら家族サービスをして当然かもしれないけど、私にとって父は本当の父ではなく、なにかを買ってもらったり、どこかへ連れていってもらったりしても、どこか「していただいている」感があった。そういう関係だった。交換しあう関係

そういう意味では、最初から最後まで、ずっと本当の”父親”としては受け入れてなかったのかも。

母が亡くなった後も、父はサービス精神旺盛な人であり続けた。私と妹と父の3人でいるときは、面倒見がよく、優しい父だった。外でもそうで、ご近所さんとのお付き合いもよく、「いいお父さんね」とよく言われた。

私や妹が体調を崩せば、しっかり看病をしたり、病院にも連れていってくれた。本当にお手本のような父だった。

ただ、ひとつ。私との性的関係要求してきたこと以外は。

思い返せば、母が存命の頃から、私の体を触ったり、舐めたりはあった。

それが性的虐待兆候だと言われればそうなのかもしれない。ただ、私はそう認識してなかった。

今思えば、血の繋がっていない低学年のあそこをじっくり見たり触ったりするのは異常だとわかるけど、当時は悪意の可能性すら頭に思い浮かばなかったし、優しい言葉を掛けながらそうしてきたので、父親というのはそういうものなのかと認識していた。

「小4のころから虐待」と書けるのは、母が亡くなった後の父の要求を「嫌だ」と感じ始めたのがそれからだったから。もちろん、もう少し前から「本当はダメことなんだ」という意識はあった。

いろいろ勉強もするし、心も成長するし、男女の違いも意識が芽生えてくるので。

でも、上記のとおり、父親と娘とはそういうものなのかと思っていた。誰かに話すこともしなかったし、話す必要があるとも思わなかったし、訂正してくれる人はいなかった。



私には疑問がある。

父は、一緒に暮らし始めて、「そういう気」を起こしたのか、元々私を狙っていたのか。

きっと、増田の人たちからすると、「そんなことはどうでもいい」と言われると思う。私のことなんて他人なんだし、父にされたことに変わりはなく、私が被害者なのも変わらないので。

ただ、私は父を憎めていないので、きっとこういう疑問が頭をよぎるんだと思う。

まり、一緒に暮らし始めてそういう気になってしまったのなら、私は心のどこかで父を許してしまいそうで、元々そういう気なら、父を悪者定義やすいのかも。

「いや、ただのレイプだよ」と言われるかもしれない。第三者から見ればそうだと思うし、実際そうなんだと思う。

でも、10年間も一緒にいた私にとって。人生の半分、一緒に生活して、子どもから大人になる時期に一番近くにいた男性は、私にとってなんなのか。どうしても浮かんでしまう。

母が亡くなってから最初の1年くらいは、手や口を使った行為で、さら半年も経つと、私は父の精液を飲むまでになっていた。

嫌だったかというと、嫌だった。でも、やらないといけないことだと思ってた。それが大人になることだと思ってた。

単にその行為がというのではなくて、「嫌だと思うことでもやらないといけないことがある」ということ。

具体的には、亡くなった母親の代わりに、私は嫌な事でもたいへんなことでも、家庭の平和のためにやらいないといけないって思ってた。

「誰かに相談すればよかったんじゃない?」って思う人もいるかもしれない。

でも、私は父と娘はそういうものだと思ってた。

おかしくない?」って感じるかもしれない。そう、おかしいよね。でも私は「父親とはなにか?」を知らなかった。生まれてずっといなかったので。「父から見て娘とはなにか」を知らなかった。

そういう意味では、冒頭で書いたように、私は彼を本当の意味で「父親」とは認識していなかったんだと思う。本当は性的関係を持つ男性しかなくて、でもそれを一緒に住んでいるという理由で「父親」だと定義していた。



いま私は、風俗世界で働いている。一応、自立してると言えるのかもしれない。

精液って、人それぞれに味が違う。体臭も違うし。私は父の味と匂いを今もはっきり覚えている。

そんな私でも、不意に処女を奪われたのはショックだった。

身体的な苦痛もあったけど、本能的に大切なものを壊されたと感じたし、あの日、あの夜は、もう普通女の子はいらなくなったと

いう実感が体中に広がった。

でも。そう感じるのは自分わがままからと思っていた。大切な妹がいたので。守ってあげないといけない。

私がイヤだと思うこと=私のワガママ。そうだと思った。私がイヤだという理由で、父のしてほしいことを拒絶するのは無責任だと思った。

今これを読んでる人からすると、意味不明だと思う。狂ってるか、下手な官能小説みたい思われるんだと思う。

でも、私にはそれが現実で、一番受け入れやす感覚だった。

処女ではなくなったその日から、7年間。父と関係を持たない週はなかった。

計算したら330週くらい。毎週毎週毎週毎週。何日も連続。朝晩繰り返し。そんな日もあった。

一番多いのは、夜寝る前。妹が寝てから。そういう日は、父からいろいろなサインがある。私たち言葉にしなくても通じ合っていた。

妹が寝てから、父の部屋に行って。たいていは人形オナホ扱い。でも、とき恋人のように扱われることもあった。愛しい娘として扱われることもあった。父のその日の気分次第で。

私は、どんな扱いを受ける日も、不満は言わず、父が人形を求めるならお人形になり、恋人を求めるなら恋人になり、お父さんが大好きな娘を求めるなら愛しい娘になった。

それが母がいない、この家族での私の役割で、誰にも言ってはいけないことで、私はそうやって父を愛すべきだとも思っていた。

学校に行く前にされることもあった。

妹には絵本を読んでてもらったり、タブレット動画を見てもらっていたり。行為のあと、何食わぬ顔で妹と一緒に集団登校の場所に行き、みんなと一緒に笑顔学校へ行く。

口の中で受け止めた日は、臭いが残っているので、マスクを付けた。中で受け止めた日は生理じゃないのにナプキンをつけて学校に行った。

父が仕事でいない日は、学校から帰ってすぐなんてこともあった。私の日常だった。



毎週毎週毎週毎週続いていると、だんだん心が麻痺してくる。

嫌だと感じないわけじゃないけど、学校でも普通に嫌な事や嬉しいことがあって。

心のエネルギーはそっちに使うので、ちゃんと応えさえすれば特に害のない父との行為は、なにかを感じるだけムダだという感覚になっていった。

同時にそれは、自尊心が壊れていたんだと思う。

中学校に上がる頃には、もうそういう感じだった。

からイジメられたんだとも思う。

そんな父も、私が学校で不当な扱いを受けたときとかは、味方になってくれる。

思春期から友達ともいろいろある。小学校高学年のときも、ちょっと数人を巻き込んだトラブルがあって、一方的に私が悪いってことにされてた(担任にも嫌われていたし)。

私が父に相談すると、父はかなり積極的担任と話をして、私の気持ちを代弁してくれたり、味方になってくれた。

正直言って、心強かった。私は父がいないと困る。生活面でもそうだけど、どこかで心強い存在でもあって。

これだけしてもらえるなら、私は私にできることで父を喜ばせないといけないとも思ってた。

ただ、中学に入ってからは、イジメられていることは打ち明けられずにいた。

それはきっと、主に性的イジメを受けていたからで、父に話すと父はイヤがるだろうと感じた。

中学生なんてまだ子どもだけど、男と女がどういうものか分かってきていた。

正直言って、学校でされていたことを打ち明けたら、父は私を汚物のように捨てると思った。

実際、中3で妊娠がバレたときは、殴る蹴るをされたわけだし……妊娠発覚後は、明らかに父の態度が変わった。

表向きは変わらない。妹と3人でいるときは、優しい楽しい面白い父だった。

でも、夜、私が相手をするとき。髪の毛を掴んでひっぱったり、お尻を強くたたいたり、頬を叩いたり、そういう感じになっていって。

回数も減った。その代わり、父の仕事の仲間の相手をさせられることが多くなった。最初抵抗していた。そうしたら、無理やりされて結局、行為時間が長くなる。痛いことだってあった。

でも、そのうちに抵抗しなくなると、今度は行為が早く終わるようになった。相手の思い通りにすると本当にすぐだった。

でも、そのうちに気が付いた。自分から相手気持ちよくしたり、かわいい子だと思えるような仕草をすると、早く終わるうえに、あの人たちが私にお小遣いをくれるようになった。それで、私や妹にとって必要ものを買えるようになった。

子どものうちから、そういうことに気が付けるようになったのは、いいことだったのか、悪いことだったのか今でもわからない。

その時、感じたことは2つ。

父が私を見なくなったことへの寂しさと、妹に矛先が向くことへの不安

後者はわかるけど、前者は自分でも意味の分からない感情だった。

でも、今思えば、今まで自分役割だって必死に応えてきた、そんな自分否定されるのがいやだったのかもしれない。

ただ、自尊心はすでに壊れていたんだろうし、なにかを正常に感じられていなかったのかも。まだよくわからない。

でも、この家にはいられないと思ったのは確かだ。



父はなんだったんだろう。

小さい子供だった私にとって、母を亡くした私たちにとっては、生きるために必要存在だった。

いびつではあったけど、愛情を感じることもたくさんあった。でもそれって、私が感じさせられていただけなんだろうか。

ただ、未だに元気でいて欲しいと思っている自分もいる。そして、それを気持ち悪く感じて、ものすごい力で否定しようとする自分もいる。

どっちが本当の自分か、どう感じるのが正しいのかも、未だわからない。

ただ一つ、私の「これは揺るぎない正解だ」と思えるのが、妹の幸せ。これだけだ。

もう私自身は、何をどう感じるのが正解なのかはわからないけど、妹が幸せなら全部それでいいんだと思える。

それでも。

繰り返し再生される父との濃厚な7年間の性生活は、私に「定義」を求めてくる。

「あれはなんだったの?」

って。

「私はこうだった」というのがふわふわしていて、それがいまだに自尊心回復できない原因なのかもしれないし。定義をしたらしたで、もっと自尊心ボロボロになるかもしれないし。

かといって、リアルで誰かに詳しく話す気にもなれないし……

ただ、時期がきたら妹にはすべて話してみようと思う。真剣に考えている。



最後にまた、父について思い返してみる。

改めて父について思い返すと、「自分の思い通りになることが第一の人」だった。

そして、外面が良く、口が上手く、口数が少なく、合理主義で、神経質で、顔が広く、用意周到で、倒錯的だった。

家庭内性的虐待というと、どこか乱暴イメージがあるかもしれないけど、私の場合基本的に「自分からする」ことを求められた。「しても・しなくてもいいけど、しなかったらどんなデメリットがあるか」をほのめかして、私が自分で「する」ことと選択するように仕向ける人だった。

いきなり、ハードなことは求めなかった。「本当はしたくないけど○○のためなら我慢してできる」を丁寧に積み重ねていき、気が付けば処女を奪われていた。

父がどんな仕事をしていたのか、詳しくは知らない。知りたいとも思わなかったので、尋ねたこともない。

ただ、月に何度か現金を渡され、それで3人分の食材を買ったり、トイレットペーパーや洗剤なんかも買っていた。

父は家事ほとんどしなかったし、母が亡くなったとき妹は5歳だったし、私が家事をやるしかなかった。

生前、母がいくつか基本的家事は教えてくれていたけど、やり方がわからないときスマホ検索したり、学校先生に聞いたりした。

とにかく、父の機嫌を損ねないよう、やるべきことをしっかりやり、なるべく嫌な思いをせずに、父を喜ばせる。そうすれば、妹にも私にも優しい父をキープできた。意外に思われるかもしれないけど、日常生活中は、いたって普通の会話をしていた。

から見れば、「お母さんが亡くなったけど、仲良く頑張っている親子」だったはずだ。こんな父だけど、割と欲しいものは買い与えてもらった。でも、それも「飼い慣らし」の手段だったのかもしれない。あるいはパパ活一種として。

すでに屈服状態だった私が家出を決意できたのは、思春期に入った妹を守りたい気持ちと、身体虐待による命の危険を感じたから。これが、私の父への関わり方。

父親はいてよかったのか? と訊かれると、どうなんだろう。

もしいなかったら、私と妹は孤児になっていたし、母ももっと早く亡くなっていたかもしれない。まがりなりにも経済的な支えではあったので、いなかったほうが幸せだったのか、いたから不幸だったのか。それはわからない。私はこの人生しか歩んだことがない。

「お母さんさえいてくれたら」と何度も思った。世の中が良い母親ばかりでないのを見ていると、そう単純な話ではないのかもしれないけど。

正直、「血の繋がりのある優しいお父さん」はファンタジーしかなく、理解できない存在だ。だからきっと、そうしたお父さんがいる人にとって、私の話は、逆にファンタジーに見えてしまうと思う。

いてよかったのかどうか、わたしにはわからない。

ひとつ確かなことは、私は父を憎んではいないということ。私にとって父は対等な存在ではなく、憎しみの対象にすらならないほど、不可侵存在だ。刺激したら爆発する爆弾を、憎んで叩き壊そうする人はいない。慎重に処理をすべき対象だ。



今は、私たちに関わることがないよう対策をして、遠く離れた場所に住んでいる。大学生の私と、高校生の妹の二人暮らしだ。

私が務めを果たし続ける限り、金輪際、父に会うこともないだろう。このことは、合理主義の父をよく知っているので、妙な信頼がある。

最後に、とりとめのない話を読んでいただき、ほんとうにありがとうございました。

2024-07-05

anond:20240705065854

いやこの場合善意ではないよ…

無職ロスジェネを今からでもなんとか自立させないと若い世代が高い税金払うことになって搾取され続けるだけだからなんとかしようって言ってるだけ。

まあ手遅れかもだけどな。

善意でも悪意でもなくて単なる合理主義だよ。

2024-06-16

anond:20240616000007

弱男ものというより底辺ものかな(anond:20240616011041)

阿武ちゃん主人公普通を追求する話だよ

群の中に入って目立たないと危険度が下がって合理的から阿武ちゃん普通になりたいらしい

 

作中では言及示唆もされないが、阿武ちゃん河原もどっちも発達障害っぽい

 

2024-06-11

anond:20240611081738

日本武家時代から伝統的にやってきた配膳は関東式で、左に上位の物を置くべきなので主食の米、汁物が上位の米の上を跨ぐのは無礼なので右手前、主菜は置いたまま食べるので右上で魚の頭は上位の左を向いていなければならない、左上は副菜

関西式は、汁物は左にある方が取りやすいしうっかりぶつけてこぼしたりしないから、主菜は手前にある方がボリューム感を演出できるから、等々商人合理主義で決まったらしい。


こういうの全部後付けの嘘だから

「ただ何となくそう決まった」以上の理由なんてないよ

配膳の位置関東関西で違う

関西

汁物 副菜

飯物 主菜

関東

副菜 主菜

飯物 汁物

一汁三菜の置き方は関東関西で違うらしい。

日本武家時代から伝統的にやってきた配膳は関東式で、左に上位の物を置くべきなので主食の米、汁物が上位の米の上を跨ぐのは無礼なので右手前、主菜は置いたまま食べるので右上で魚の頭は上位の左を向いていなければならない、左上は副菜

関西式は、汁物は左にある方が取りやすいしうっかりぶつけてこぼしたりしないから、主菜は手前にある方がボリューム感を演出できるから、等々商人合理主義で決まったらしい。

御飯の上をまたぐのは無礼とかあったんだな考えたこともなかったわ。

2024-05-28

倹約家の私の特徴

これは、こうすれば倹約できるよっていう指南ではありません。

質的性格的な要因によって、自然倹約家になってしまった私の特徴をつらつらと書き綴ったものであります

酒は飲まない(飲めない)

飲まないので出費ゼロ職場飲み会はない。友人と遊ぶのは昼オンリー

夜更かしできない

眠いでござる。0時をまわると意識を失うでござる。これでも起きられるようになった方。高校生くらいまでは10時には寝落ちしてた。

薄味派

元々薄味派。私が料理を作ると、母に味が薄いと怒られていたほど。しかし、母も健康に気をつけるようになって薄味派に。家で食べる食事が全て薄味に。すると、外食の味が濃い、辛いと感じるようになり、外で食べたいと思わなくなってしまった。惣菜コンビニ弁当しかり。

甘いものを食べない

食べたいと思うことがない。不思議お酒苦手な人は甘いもの好きなんて言われるけど、あてはまらない。よって、コンビニスイーツを買うこともアイスを買うこともない。

脂っこいものや肉もあまり食べない。だいたいお腹を壊すから

人混みが嫌い

これは全然いいことではない。お祭りテーマパークに誘われても行けないから。人混みへ行くとものすごく頭が痛くなってしまう。薬も効かないくらい。

乗り物酔いが酷い

これも全くいいことではない。遠出が億劫になってしまうから

ビニール傘を買ったことがない

傘もファッションの一部という認識なので、お気に入りの傘3本から服に合わせて選択。街を歩いていると、結構ビニール傘の人が多い。緊急時に買ったものなのかな?天気予報を見ないタイプ

ブランドものに興味がない

化粧品場合は肌に合うかどうかが一番大事。財布やバッグはインスピレーションで決める。どこのブランドかには興味がない。

基本、物は長く大切に使いたい

よほど気に入った物以外は買わない。ということは、「気に入った!」という直感がとても大事ということでもある。

合理主義

とはいえ、すぐにボロボロになる物もある。例えば夏服は汗をかいて何度も洗ううちにヨレる。すぐにダメになる物にお金をかけるのは合理的ではない。ダメになってしまうからと着るのを控えるのは更にもったいない。服とは着るものである

夏服で水洗い不可?買いませんよ、絶対

キャラグッズはいらない

アニメを見る。おもしろかったな。よかったな。おしまい

趣味読書

月に10冊、中古本をまとめ買い。合計1500円くらい。予算は3000円くらいだったんだけど……。

読書以外の趣味小説を書くこと、たまに手芸料理はするけど趣味ではない。食べたいものを作って食べる。それだけ。

あと、ゲームはしない。人と一緒なら楽しめるけど、一人では楽しめない。

歩いちゃう

次の電車10分後かぁ……。待つor歩く?→絶対歩いてしまう。

計算するのが好き

買い物の醍醐味は、いかにお得に購入できるか頭をフル回転させることにある。

これは次のポイント10倍デーまで待って買う。これは今買わないとなくなる→どこで買えば一番得か、即座に調査

家計簿をつける

何にどれだけ使ったか、把握しておきたい。スマホ時代アプリでつけられるの便利だね。子供のころはおこづかい帳に記入して、毎回電卓叩いてたよ。

飽きたのでこのへんで。

2024-05-23

anond:20240522144650

俺も米スタートアップ日本からリモート勤務してるけど、1度従業員の数分の1を解雇するレイオフに遭遇したよ

幸いにも自分レイオフ対象にならず今も働いてるけど、うちの会社と大きく違うな~って思ったのはウチのスタートアップ場合はおそらくCEO/COO以外のマネージャーVP、CxO含めてレイオフされる側だったこ

いや凄いもの体験したと思ったよ

だってVPやManager, CxOクラスの人がバンバンfarewellメッセージSlackに残して去っていくんだぜ?

しろなんで俺がレイオフされなかったのか聞いてみたいが、誰がレイオフ対象を選別したのかも分からんしどうしようもない

ただ凄い面白いなと思ったのは、レイオフの2ヶ月後くらいにレイオフされた元従業員数名が普通に再雇用されて職場に戻ってきたこ

カリフォルニアだったかどっかは

レイオフは勤続年数長いシニア社員レイオフ優先度下げなければならない

レイオフ再雇用実施する場合レイオフされた元従業員を優先的に雇用しなければならない

って法律だか規則だかがあった気がするけど、レイオフしといてすぐ再雇用するとか、こんなのありかよ!って思ったわ

だってレイオフしたらストックオプションパーだぜ?戻る方もどんな思いで職場復帰したのか気になってしょうがないわ

しかレイオフ従業員が減ってストックオプション権利会社に戻ってきた後、残った社員に余ってダブついたSOが再分配されたんだぜ?えげつなさすぎだろ

元仲間の従業員のクビをぶった切って、死体に残った肉をレイオフされなかった社員山分けだぜ??資本主義って凄すぎだろマジで

アメリカ企業の徹底した合理主義利益第一主義ほとんど表に出さな人間間の個人的感情評価、これはアメリカスタートアップ体験できる凄まじいダイナミクスさだよ

貴重な経験だった

割とCxOにゴマすって、俺は上層部と仲いいんだぜアピールしてた奴とか、普通にレイオフ対象になってたからね

だけどことあるごとにCxOやVPにかみついて発狂しまくってたシニアエンジニア普通にレイオフ対象から外れてサバイブしてた

まあJTCでまったり働いてる奴には絶対経験できない世界だよ

表面上仲良く友好的な雰囲気な奴だとか、上層部喧嘩ばっかで仲悪そうな奴だとか、そいつらを会社利益から逆算して冷徹にどっちを残すか決めてるわけだから

日本だったら上層部喧嘩したシニアエンジニアとか良いチャンスだとばかりに解雇するだろ?

ところが全然違ったわけだから、徹底した資本主義ってむしろ尊いものだな~って感心したよ

資本主義教に俺も入信しちゃいそうだ

2024-05-06

anond:20240506163009

個人合理主義解決できない社会問題を、効率よく解決するのが宗教からね。

豚肉を食べると美味いが、不衛生による食中毒死が多い社会では、宗教豚肉食を禁止することで、

みな豚肉を食べるのを止めることで、食中毒死を減らすことができた。

同じことは少子化問題にも適用できるはず。

未婚・小梨死刑相当の扱いをすれば、みんな必死になるって。

2024-04-03

anond:20240403120738

良くも悪くも合理主義現実主義的な方向性だろうね。

イラク戦争起こるとしても、アメリカ石油必要から仕方ないみたいな話が、隠れてじゃなく改めてガチでされるようになる。

 

反戦とか人権の話も、合理主義アップデートしないといかんだろう。

戦争しない方が経済かるとか、少子化から障害者女性雇用してみたいな話じゃないと、響かないんじゃないかな。

2024-03-11

公務員辞めてよかったこと①年収が100万円増えた②休日が10日増えた③職場環境がよくなった

マジで最高ですわ。

ありがとうございますわ、過去のワテクシ。

気の迷いで公務員になったあと、すぐに正気を取り戻し、そこから転職活動を頑張ったの本当素晴らしいですわ。

中学受験大学受験就職活動も結局は通過点、本当に人生を左右するのは転職活動なのですわね。


年収100万増えた

理由残業代が満額つくから

民間ってタイムカードちゃん機能してるのね。

これをちゃんとやらないと労働基準法的にマズいかららしいですわ。

それで適当やってるとたまに訴えてくる人がいるから頑張るんですって。

凄いですのね。

公務員公務員法なんて全然からないまま定年を迎えますのに。

正直増えた給料ほとんど残業代ちゃんとつくようになったおかげですわ。

まり労働時間はそこまで変わってませんのね。

ゆーて月の休みが1日ぐらい増えましたわ。

休日が10日増えた

理由サービス休日出勤が無いか

いわゆる学習官僚無能化の法則一種ですわね。

簡単にタダ働きさせられると気づくと組織は気軽に構成員をタダ働きさせるようになるのですわ。

本当にクソですわね。

弁護士代と手間を考えたらわざわざ訴えるのもダルいから放置しましたけど、ぶっちゃけ訴えた残業代を全額ぶんどりたいですわ。

職場環境がよくなった

人柄が凄く良くなりましたわ。

合理主義で話がちゃんと通じて、他人必要以上にオラつかない人ばかりで助かりますわ。

公務員時代は、セクハラパワハラギリギリ許されるラインを探ろうとプチハラスメントを繰り返してくる「お前のママを探してるなら地元にさっさと帰れよ赤ちゃんジジイ」って感じの連中ばかりだったかビックリですのよ。

職場の人柄って、組織コンプラ意識依存しますのねえ。

技術が身につく

これも大事ですわね。

公務員なんて長くやっても転職はしにくくなる一方で、職場環境ゴミになったとき逃げられないから舐め腐った扱いをされるんですわ。

逃げられない奴隷を囲っていたらそりゃ好き放題何でもするのは監獄実験によってQ.E.Dですの。

奴隷になるにしても主人を選ぶ権利のある奴隷でなくては話になりませんわ。

主人を選ぶ権利とは、長年同じ職場で務めたこと以外の何かを身につけられる働き方をするということですのよ。

公務員はそういうの全く無理プーってのはたった数年しか働いてないワテクシでも嫌というほど思い知りましたわー。

若い公務員の皆様ー早くお辞めになりなさ―い。

就活生の皆様ー公務員予備校のお花畑な嘘に騙されることな民間ちゃんと受けなさいませ―。

貴方の大切な人生ゴミに変えたくて仕方ない奴らの下で働くなんて最悪のセルフネグレクトですわよー。

この声が届き遊ばせ―

2024-03-05

anond:20240305144713

そのくだらねー自己中心的合理主義が国を腐敗させる

漂う発酵臭にすら気付かないほど鼻が詰まってんだよ

2024-01-28

生理痛がひどい

そうだ!子宮をとればいいんだ!!←真の合理主義思考尊敬する

2024-01-22

牛、豚、鶏、魚。好きな順番で性格がわかる

俺は

鶏>豚>牛=魚

の順で好き。

 

情緒フラットからやや朗らか寄りで安定。多少の浮沈はあるものの振れ幅はかなり小さい。

ユーモアが好きで、のべつ冗談を言っている(センスは別として)。

ちょっと短気なところもあるが、ムカッとしても表に出さないことを覚えた。

合理主義者で無駄を見つけて取り除くのが好き。

集中力が高く凝り性で、楽しいことを見つけるとのめりこみがち。

頑固で自分の考えを曲げないところがあるが、最近は折れることも覚えた。

良くも悪くも規則正しい習慣が好きで、習慣になったことはなるべく変えたくない。

ケンカはかなり後を引く。きのうケンカした相手がきょうサバサバした感じでいるとナンヤネンと思う。

 

みんなも牛、豚、鶏、魚の好きな順番と自分性格自己申告してください。

データを蓄積して食肉の嗜好と性格の関連について広範に調査します。

2024-01-11

「地下のナマズが暴れると地震が起きる」説はいつごろ廃れたのか、について調べていた

おおよその流れは掴めてきたので一旦ここにまとめる

結論から言うと、明治元年1868年)ごろから急速に地震信仰は失われたと思われる

天保元年ごろ(1830年ごろ)

高野長英蘭学者

『泰西地震説』を執筆

オランダ辞典をもとに、地震がなぜ起きるかを科学的に説明した内容を翻訳した

安政元年(1854年

安政の大地震

鯰絵が大流行した

しかし「鯰絵が流行した=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」と等号で結んでいいのか?という点はちょっと怪しいと思っているのだが……

というのも江戸時代末期の時点で、江戸の町民はお化け妖怪実在をどうやらあまり信じていなかったように資料を見ていると思えてくる

お化け妖怪実在を信じない人が地下の大鯰を信じるというのは不自然に思える……という感覚21世紀に生きる人間感覚だろうか

『泰西地震説』が世に出ておおよそ20年後出来事

『泰西地震説』は学者が読むような専門書で、一般民衆にはあまりまれなかったのだろうか?

江戸時代にもいくらかは民衆が読むような蘭学書が流通していたようなのだが、地震の原因を科学的に解説するようなものはなかったのだろうか?

当時は陰陽五行思想を信じる人が多かったはずなのだが、この思想では地震をどのように説明している?

ここは特に追加調査必要

鯰絵について語られた本でKindleで買えるものが無いため、追加調査図書館本屋資料を入手してからになる

明治元年1868年

小幡篤次郎、後の慶應義塾長、『学問のすゝめ』を福澤諭吉と共著した人物

天変地異』を執筆

小学校教科書にもなった本

雷、地震彗星、虹といった自然現象に科学解説を行った本

地震原理について、『泰西地震説』で解説された内容とだいたい同じ説明がされている

こういう本をわざわざ出版する必要があったということは、これに書かれた知識は当時広く知られていなかった……とみることができるか

明治元年でいきなりこんな教科書を出すとは正直驚きを感じる

西欧に追いつこうという強い意欲が見える気がする

明治初期の就学率は今と比べると低くはあるが、この本によって一部の若者に対して啓蒙が行われた

これによって明治に生きた若者地震鯰を迷信と見なすようになったのであろう

明治に書かれたエッセイ新聞記事を探したい

「私の父は地震鯰のような俗説を信じていてやれやれだ」みたいな記述がこの時代にもし存在すれば嬉しいのだが……

また、教科書ではなく大人が読むような啓蒙本はどのようなものがあったのだろうか?

追加調査必要

民俗学方面からばかり攻めていたが、明治維新に関する読み物を探すのもありか?

明治13年(1880年

横浜地震

M5.5程度で揺れはそこまで大きくなかったようだ

この地震体験したジョン・ミルンというイギリス人地震研究に関心を持ち日本地震学会を創設した

明治24年(1891年

濃尾地震

安政の大地震以来の巨大地震という言及が当時の新聞にある

科学者が地震調査のため派遣された、のような記事新聞に載っている

大正12年1923年

関東大震災

このときいくらかは鯰絵が描かれたようだ

ただ「鯰絵が描かれた=民衆地震の原因を鯰だと信じていた」にはならないだろう

大正15年(1926年

井上江花、新聞記者

『江花叢書』第1巻

当時のエッセイ的な読み物

関東大震災に対する四方山話からの流れで「地震と大鯰」という題が名付けられた項がある

一部引用する

鯰説の根拠は物識りに聴かなければ確かとしたことは分らぬけれども、志那傅來であることだけは疑ひもない。大地の下には大鯰が生棲して、平生は辛抱強くじつとして動かぬけれども、どうかした拍子に其の尾鰭を動かすと大地が震動するのであると云ふので、我邦では正直に之れを信じ、

「正直に之れを信じ」という表現から、今は信じる人はいないというニュアンスを読み取る

1926年時点で安政の大地震はおおよそ70年前くらいか

「おじいちゃん子どもの頃は地震の原因は鯰だと思っていてね」と語る人がいてもおかしくない年数だ

科学とか西欧合理主義流行った結果、地震信仰のような俗説が廃れたんだろうなあ

ひと段落したら明治大正を生き延びた俗説で何か面白いものがないか調べてみたい

あと、柳田國男著作をまだどれも読んでいない

先に読んだ方が民俗学視点が備わって調査の全体の見通しがたつかもしれない

日記

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明治時代より前の時期の日本において、「なぜ地震は起きるのか?」のような原理の解明を目指した学者がどうにも見つからない

あるいは調べ方が悪いのか……

幕末日本人は地震ナマズを信じていなかった、ではいつ頃まで信じられていたのか?

あるいは最初からモノの喩えだと認識していたのか?

もしそうだとすると「地震の原因がナマズというのは俗説だ。本当はこのようなメカニズムだ」という探求が行われていてもいいではないか

そういった研究痕跡を見つけることができない

見つけることができない以上、ナマズ説を信じていたのかもしれないと消極的にだが認識せざるをえない

儒教においては「陰だか陽だかの気が地面から噴き出る時に地面が揺れる」のような説明がされているらしい

日本儒学者はそれを信じていた?だとすると江戸民衆のその説をどの程度認知していた?

あるいは「ナマズが原因ってことはないだろうけど、本当の原因が何かと聞かれると分からんなあ。詳しいことは学者先生に聞いてくれ」というスタンスが大多数か

日本人の宇宙観を調べた時にも思ったが、当時の天文方観測と暦の作成にばかり注力していて「なぜ?」という問いを立てない

調べることだらけだ、学生の頃に日本史や世界史選択しておけばよかった

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施政者が失政すると地震が起きる」みたいな思想もある

また、火山雷雨地震の3つセットを司る龍神がいるという信仰もある

ナマズじゃなくても結局別の信仰になってしま

ナマズが俗説ってそういうこと?

まり俗説でない主流の説は鹿島神だとか龍神に原因を求める?

この観点でも調査

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本屋に行ったが鯰絵関係の本が一冊もなく購入できなかった

しかし『陰陽五行日本民俗』という本を購入

陰陽五行について何も知らないに等しいので勉強しなければ

しか本来本業に関する勉強をして給料を増やす努力をすべきなのだろうが、仕事関係ない本ばかり買って読んでしま

悲しいね

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トラバブコメにあまり反応しないようにしているのだが(そこそこの確率不毛なので)、今回は必要を感じた

鯰絵はアマビエブームと近いものを感じるという意見には強く同感

ただ、いろんな本や資料に「昔の日本人は本気で地下にいるナマズ地震の原因だと信じていました」と書かれているんだよな……

これに強い疑いを抱く

しかし、アマチュアの私が思いつくようなことをプロ研究家が思いついていないわけがない……

なにか根拠があるはずと信じる

あと、この日記以外に書いている場所はない

清書の予定は……調査がひと段落したときにあるいはありえるかもしれない

追加調査資料入手待ちとか頓挫とか色々な理由でできていないことが多い

追加調査の結果を追記しようとすると買った本の内容丸写しみたいになりかねず、倫理的にどうなの?という気分を拭えず自分の中だけで調べた結果を味わうこともそこそこある

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先行研究

記録表現にみる中世日本の地震認識

ナマズ地震が紐づけられる以前の地震認識

断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究

近世地震認識記述がある!これをベースに調べるのが最善か

江戸時代の宗教観と芸能の盛行

幕末明治海外の人から見た日本人の宗教観記載がある

神や仏に敬虔祈りを捧げない一方で迷信深い、この点は現代日本と地続きに感じる

この庶民信仰の深部に最も接近した欧米人は、明治来日したアメリカ女性教育者アリスベーコンであろう。彼女は「村を見おろしている岩の頂上は天狗が作った」。「天狗はもうこの森から去って今はいない」。さきほど「山の神様の使いである大きな黒蛇が、いましがた、ここを通った」と説明する陽気な老女に接し、「神秘不可思議事物に対する彼女のかたい信念は、かしこい人々はとっくに脱ぎすてているものだけれど」、「すべての自然が深遠な神秘に包まれている文化のありかたへの共感私たちの心に湧きあがらせてくれた」と表した。

考えてみれば迷信深いお婆さんは昔は迷信深い若き女性だったかもしれないわけで、幕末だとその考えがスタンダードだった可能性があるわけだ

この引用箇所は別の文献から孫引きになるのでこういうことするのは本当はよくないのだが……

該当箇所は『逝きし世の面影』という本から引用……kindleあるじゃないか、買います

これを書いた渡辺京二という方の著作はすべて読んでもいいかもしれない

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現代を生きる信心深いキリスト教徒にとって「神は実在する」と「妖精/人魚/ドラゴン実在しない」の考えは矛盾なく両立するのではないか

(「実在」という言葉定義をしっかり言語化しないととまずい気配を感じる……)

同様に幕末江戸町民にとっても「神/仏/龍神/大鯰は実在する」と「妖怪/お化け実在しない」の考えは矛盾なく両立する可能性がある

ここらへんは本当に現代日本パラダイムに考えが支配された人間にとって想像しにくい領域

2023-12-30

ワイちゃんガチマジで合理主義

でもカップ焼きそばにお湯をいれて作ってる中にトイレ行きたくなって

うんちとおしっこした後に便器焼きそばのお湯を捨てて流した時に頭の中で何かが壊れる音がした

2023-10-31

anond:20231031010518

社会学歴史学文学芸術学等の文系分野に数量解析の手法適用するのが海外では全盛

日本ではできる人が少ないのと、上にいる人が拒否反応起こすので出てこない

逆に、男性中心社会構造問題から科学合理主義から脱却しろ、って屁理屈こねる活動家はいるかもしれないけどね

出羽守スマソ

2023-06-30

anond:20230630083748

金持ち見栄を張る必要がないので興味の無いことには頓着しなかったり

合理主義で考えて安いもので済ましてるのを一面だけ見てケチだと思ってるパターンとか

2023-05-13

anond:20230513023009

行政司法は、自分たち負担をかけないでくれるほう(たとえば子を殺してくれる母親)を支持するような超合理主義者が多いよ

から忖度弁護士たちも、あとあとのメンテ必要共同親権など賛成しない

甘やかされたマザコン法曹たちが、弱者人権を考えられる頭を持つと良いんだがね

anond:20230513012619

証拠隠滅を企んだり逃亡する人間は、刑の大小に関わらずそうするよ

現実人間はもともと損を被るつもりは一切ないという合理主義

2023-04-08

オレは合理主義だぜ、論理が全てなんだぜ、って人になんで生きてんのって聞いたらどう返ってくるんだろうと思ってたけど、合理的である事に価値があると思ってるから、と言われたらそうか〜としか言えないな。

神様信仰するのも、家族と過ごすのも、芸術に没頭するのも、金稼ぎに励むのも、アイドルの追っかけをすのも、飯食って寝るのも、石を積んでは崩すのも、全て対等な生き甲斐への信仰なので。

まあ合理性とか言う割には論理を通さずに価値信仰しとるやんけ、って思うけど、言い負かそうとしたってしょうがないしな。

2023-03-09

時計の精度とか実用性とか言い出したらスマホでええやん、スーツに合わせる飾りとしてなら機能なんてどうでもええやん、ってなっちゃう。ラディカルな合理主義信仰の人なら実際そう考えるんだと思う。

自分は割と時計に興味があるけど、趣味のものと思って割り切ってる。実用性とか言い出したら、値段だって実用性の内じゃんって。アークやアクロニウムの高機能でたっかいギアより、ユニクロのダウンの方が実用的。

ただ、実用性を肌で感じる場面が身近な所であった。サウナ入る時、当然コンタクトは外すから12分計が見えない。わざわざ眼鏡持ち歩くのも面倒だし、歪みそうだからサウナに持ち込むのもなんか嫌。指ピンホールを覗くのも不審

そこでチープカシオが便利だった。水分、高温と時計には最悪の環境だけど、これが本当に壊れない。何度も通ってるけど未だに。最悪壊れても痛くない値段だから、そこも含めて実用的と言える。

この間サウナ内にアポーウォッチ着けてる人おったビビった。そこまでタフなんだろうか。あと熱いだろ……持ち込みはしても着ける必要まではないやろ……

2023-02-13

anond:20230213095918

そうはいっても、既存宗教の衰退と、科学合理主義教の拡張は甚だしいので、そんなのは何世紀かすればひっくり帰るかもしれないよ。

 

いま、宗教ってのはすごいペースで衰退している。

しているんだけど、お前から見て全然変化がないように見えるのは、宗教世代交代によってしか変化しないので。

科学技術近代化情報化みたいに進めば進むほど変化の速度があがるんで、いまやドッグイヤー超えてマウスイヤーとか言われてるが、宗教にはそういう加速要素がないから十分に早すぎる変化でも相対的には変化してないと言えるほど遅く見えてしまう。

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