半分水に浸かった第一白川橋梁(立野ダム試験湛水) 2024.2.4撮影

【2024.2.4 投稿】


熊本県の阿蘇の入口に位置する立野(たての)地区に、洪水時に水を溜める「立野ダム」が建設中ですが、あらかた出来上がってきたということで、1月中旬から一杯一杯に水を溜める「試験湛水(たんすい)」が行われています。
満水になったら24時間その状態を維持し、強度を確かめた後、徐々に排水して元の低い水位に戻すというものです。

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昨日(?)ぐらいに満水になったようで、通常時は低い水位のまま運用するこのダムの貯水池で、通常はありえないほど水位が上がっています。

そこに、かの有名な南阿蘇鉄道の「白川第一橋梁」がかかっています。
川からの高さが60mと非常に高く、アーチ形の外観も美しい鉄橋で、ちょっとした観光資源となっていますね。

大正時代にかけられた初代は2016年の熊本地震で歪みが出てしまい、架け替えられて昨年完成しています。

その橋が試験湛水で半分ぐらい水に浸かって、さらにそこを列車が通るというアツいネタ。
昨日満水ってことは、撮るなら昨日か今日。
鉄道マニアはもちろん、一般の人たちも見に来るはず。
早く行かないと、各所の駐車場が満車かも??


・・・ということで今日、4時半起きで熊本へ。



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1発目は7時前、まだ薄暗い時間帯。

高感度が若干苦手な私の相棒、ノイズでザラッザラですし、列車も止めきれません。

室内灯が水面に反射して、雰囲気は良好。
そういえば、この鉄橋で室内灯が水面に反射するのは、この先見ることができない光景ですよね!



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次は、山の上のほうの霧を入れて。
「あの雲が水面まで下りてきてくれんかな~」とか話していました。
開業時からの生き残りで、近々引退がささやかれているMT-3002ですね。

この車両は改めて車両メインで撮っておきたいですね~。



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次は、ダムの堤体(ていたい)の近くにある立野橋梁へ。
堤体の下のほうにある洪水吐(こうずいばき)を湛水のため止めているので、堤体上端から越水分が流れ出ている状態で、昨晩はライトアップもあったようです。
(今夜もあるのかな?)

越水の水の模様が美しいですね~。
これを背景に撮れる機会は、基本的にもうないはずです。



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それが立野で折り返して高森に向かうところを、また上から。

すごいですね~、ほんとに鉄橋が水に浸かってますよ~。
水が流れる力とか、浮力とかも計算されているんでしょうね。



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架け替え前ですが、本来の高さはこんな感じです。 2011.8.25
肝が冷える高さです。




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今度は高森から2両編成が来るとのことで、また下で撮りました。
背後の水の模様が美しい~。



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さらに、2両編成が来ました。
ちょっと古いタイプで、赤いMT-3010は漫画「ワンピース」のラッピング、後ろの黄色いのはMT-3001です。



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MT-3010のラッピング前の姿。 2011.8.25



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また上に行って、さっきの2連の折返しを2本撮りました。



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待っている間に駐車場のキッチンカーで調達したスパイスカレーが大当たりの旨さでしたよ。



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ちょっと移動して、高森から折り返してきたやつを、別構図で。



IMG_4274_3001,3010_加勢-阿蘇下田 - コピー
あの黄色いやつ先頭で車両メインで撮りたいと、ロケハンするも、道に迷ってしまい、苦し紛れの一発。
外輪山を背景にトリミングしましたが、意外と悪くないかも?


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車庫に行けば、2本目以来走ってくれないMT-2003が撮れるかも、と高森へ。
駅舎が新調されていてビックリ。
保存SLがいた所は駐車場になっていました。



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残念ながら、見事な空振り・・・。



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最後に、黄色先頭をもう一度狙うも、今度は人為的エラーでシャッタースピードの設定を間違えてしまい、流し撮りみたいになる&歩留まり低い・・・。



だいぶ疲れたし、家の用事もできたので、これにて撤収としました。

土地勘もなく、なかなか上手く立ち回れませんでしたが、頑張って行った甲斐はありました。
人は多かったですが、それなりに分散していて、駐車場が「激混み」まではなかったのが幸いでした。

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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

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