今日は朝からクマゼミが鳴いてました。
職場も空調の効きが悪く蒸し風呂みたい。
ほんと夏って感じです・・・。
記事のほうは昨日の続きで、おとといの熊本です。
市電で上熊本へ。
向かうはもちろん熊電のりば!
21年ぶりの訪問でワクワク・・・
いたいた・・・。
ケロロ軍曹のラッピングになっている青ガエルです。
車番は5101A。
元は東急の車両で昭和32年製の50年物。
東急で引退後、全国各地の私鉄に払い下げられましたが、今も現役で稼働しているのは熊電だけだそうです。
反対側。
貫通扉付の顔です。
「ありがとう!青ガエル」って、もうすぐこの電車が引退するような感じですね。
【参考】21年前に訪れた時の状況。 '91.12.22
駅は変わりませんが、背後がちょっと変わったようです。
早速乗り込んで、北熊本に到着~。
青ガエルは上熊本-北熊本の短い区間を10分ほどで走り、折り返し運行しています。
側面の窓が全て開いているのでお分かりかと思いますが、非冷房車です。
窓全開で扇風機が回る車内。
区間距離が短いこともあり、不快には感じませんでした。
北熊本は改札にも青ガエル。
これは昭和の時代に薬局の店頭にいたやつかな?
駅舎を撮影。
陽は射してますが、背後の雲は明らかにヤバイ。
【参考】21年前の状況。
改修されてますが、基本的には変わっていないようです。
駅舎の北方にはディスカウントストア。
【参考】ディスカウントストアの敷地は、以前はバスの本社営業所でした。
左上にチラッと見えている電車の検修庫が、上の写真にも写ってますね。
ホームから同じ方向を見る。
検修庫には、もう1両の青ガエル(5102A)と、チョコレート色の旧型車(モハ71)がいました!!
旧型車はイベントの時などに構内を走行することがあるそうですので、その際はぜひ足を運んでみては。
(許可を得て撮影。でも、いつも許可が出るとは限りませんのでご注意を・・・。)
【参考】21年前のモハ71。
この電車、元々は広浜鉄道(こうひんてつどう:広島と浜田を結ぶ目的で設立、現在のJR可部線の前身)の車両で、昭和3年製。国有化の際に国鉄に編入、その後昭和29年にここに流れてきた電車です。
御年85才!!
50年物の青ガエルでさえ、モハ71から見るとまだまだ若造か・・・
検修庫ではないほう(南側)。
この青い車両は南海電鉄から来たものです。
ライトは西鉄電車っぽいな~。
熊電向けの車両を西鉄の工場で改造することがあるらしいので、その関係かな。
さらに南側には、まさに朽ち果てんとする貨車が2両。
藤崎宮前-御代志間の主力は、東京都営地下鉄三田線から来た6000形。
ここでは比較的新しい部類ですが、これも40年物です。
5編成10両が在籍し、編成ごとに色が違うのが楽しいです。
毎時半頃に見られる4並び。
おさらいすると、手前から都営、都営、東急、南海。
都営三田線時代にいちばん近い塗装は、手前の青いやつ。
さ、それでは6000形に乗って北上、御代志(みよし)へ向かいましょう。
(つづく)