〔復刻版〕レイアウト製作記(13)防火水槽と火の見やぐら

今週も無事に終わりました。
多忙の波は少し落ち着き、ホッとしているところです。


今日もレイアウト製作記事の続きをご紹介します。



前回は、消防団格納庫ができたところまでご紹介しておりました。
今回は、周辺整備の状況です。




まずは、車庫の左の店舗との境界部分の切り立った段差を削りました。あとで草を生やします。

詰所右の三角地は、穴が開いたように放置されていましたが、薄いダンボールをピタッとサイズに切り出し、地面高さを合わせ地続きにしました。





紙粘土で継ぎ目を修正します。

右端に防火水槽の原型も出現しました。






建物の土台となる厚紙を固定しました。

車庫と道路の間の継ぎ目も紙粘土で再度修正です。





紙粘土部分をメインに、地面に着色です。

だいぶ馴染んできました。






地形の修正ができ、草を生やしました。

車庫の前には、団員がペンキで書いた「駐車禁止」の標記。

そして、右端の防火水槽には水が入りました。


 




防火水槽はこんなふうになっています。

まず、佃煮セットの化粧箱(厚さ2.5mmの厚紙)で、土地の形状に合わせて枠を作り、溶きパテで調整した後、塗装。

水面は、内側に収まるように切り出した透明プラ板の裏側を緑色に塗装(GM鉄道カラーの東急ライトグリーン)。

緑色は本当はもっと濃いものが良かったのですが、手持ちがありませんでした。

色調を濃くしようと、タミヤのマホガニーも吹いてみましたが、あまり効果ナシです。

まあ、プランクトン豊富な淀んだ印象はつかんでいるので良しとします。


緑色の下は、底上げ用に濃い色の適当な厚紙ということで、缶ビールのギフト箱から切り出し、無塗装のまま使用。




レイアウトの住民の目線で、格納庫付近から駅前方面を望むとこんな感じです。

小さなレイアウトの限られたスペースの中ですが、この辺りは、旧往還筋の雰囲気が出ていて好きなポイントです。


あっ、消防団の詰所の窓枠は、以前農家の屋根付き塀を作ったときに使用した、フローリング修繕用の木目テープを細く切って使用しています。




次に、ホースタワーを作ります。

ホースタワーは、この写真の奥のほうに見えるもので、1mmのプラ角棒と0.5mmのプラ板でかなり簡略化して作りました。


続いて、干してあるホースです。

素材について悩んだ結果、1mm幅のレトラテープを表裏貼り合わせて作りました。

ホースの長さは20m。150分の1なら13cmほどです。

両端は結合のための金具(オス・メス)があります。直径0.7mmの手すり棒を短く刻み、表裏のレトラテープでサンドイッチしました。






ホースを干してあるときは真ん中を吊り上げてありますので、中央部で折り、木工用ボンドで貼り合わせました。




ホースタワーは錆止め塗装のままというイメージ。

ホースは真ん中に赤い線(赤ボールペンでフリーハンド)、金具付近のハカマを黄色や赤で彩色しウェザリング。


それぞれ塗りあがって仮置きしてみました。


この後、下の金具付近は小さく切った両面テープで、上の吊り下げ滑車付近は木工用ボンドで、それぞれ固定しました。

接着面積が小さいので、強度面では不安ですが。





出来上がったホースタワーを格納庫の庭に設置しました。

平屋の格納庫と対照的に、高くそびえ立っています。


作業時に服の袖とかに引っかかりそうで不安です。

少し低くデフォルメしても良かったかな?





ホースの金具がたくさん集まったこの辺は、模型化したホースタワーの一番の見所であり、とても気に入っているところです。





庭を掃除していて、泥にまみれたリボンを発見しました。

捨てようかとしたところ、網目が丁度0.5mmぐらいだったので、洗って使うことにしました。

このリボンとの出会いにより、防火水槽のフェンス作りを行うこととしました。





ホームセンターで買ったアサヒペンのスプレー(エメラルドグリーン)で塗装。

思ったより隠ぺい力が強く、地色の赤は全然見えません。

でも、すごく臭いです。タミヤのはもっと良い匂い(?)です。




フェンスの枠は、トンネルポータルの上にあった落石よけを利用します。

ニッパーで余計な枠を切り落とし、カッターで整えます。


フェンスの網目(リボン)はほぼスケールどおりですが、この枠は太さが1mm近くあり、実物換算すると10cm以上になりますので、きっとアンバランスなものが出来上がるのでしょう・・・。




さっきの臭いスプレーで枠も緑色に。そして、切り取った網を枠に貼り付けます。

接着剤は、塗装への干渉の恐れがない木工用ボンドです。





少しウェザリングした後、組み上げて仮置きしました。

まだちょっと緑すぎるかも。

枠の太さは目をつぶってくださいね。

でも、構造物としての存在感はあります。


フェンス上部の、枠が飛び出した部分は、有刺鉄線が2~3本かけられている部分を表現したものです。


道路側の、小さく穴が開いた部分は、火災時にこの防火水槽を使う際、ポンプの吸管(きゅうかん)を通すところです。

消防団員としてのマニアックなこだわりです。

南京錠がかかっている扉は、枠が太いので省略です。





いよいよ火の見やぐらの製作です。

GMキットでも良いのですが、狭い敷地に納めるため、オリジナル設計によるフルスクラッチに挑むこととなりました。

設計図というほどのものではありませんが、150分の1で原図を描き、それに合わせて1mm角棒を切り出していきます。





まず表・裏の基本的な骨組みを作り、次に同じ構造の骨組みでそれらを繋ぎ、立体にします。




斜め方向のトラス構造を補強し、組みあがりです。

11本「現物合わせ」ですので、数時間かかりました。

ほんとはちょっと歪みがありますが、なかなか良いプロポーションです。





塗装し、付属品をつけてやっと出来上がりです。ふぅ・・・。

塗装は、ホースタワーと同じく錆止め塗装のイメージで赤茶色。そしてウェザリング。

ハシゴは、GMローカル駅舎付属の腕木式信号のハシゴです(1つでは短かったので、延長工作)。

上の半鐘(はんしょう=小さな鐘)は、街コレ付属の街灯の柱を輪切りし上部を丸く削ったものです。

半鐘の屋根はプラ板(t 0.5mm)。

半鐘の細い柱は、KATO出桁造りの物干し竿です。





早速、格納庫横に設置です。

どーです?アリでしょ、こういうの。

青空に浮かぶ半鐘のシルエットがたまりません。


基礎石は、2mm角棒の薄切り。はしごの台石は、GMキットのオモリ止めパーツから切り出し。

やぐらの下の、人の手の入らない部分には雑草を植えました。






上空から逆方向を眺めてみます。

防火水槽との対比がとても気に入っています。旧道の雰囲気とも合うようです。錆止め色の落ち着いた感じが良かったのかもしれません。





消防団格納庫、防火水槽、ホースタワー、そして火の見やぐら。

街並みにも溶け込んでます。

頑張って作ってよかったー。



今回はここまで。


2男が熱を出してるので、明日はテニスの送迎はありません。

日曜は仕事。

〔復刻版〕レイアウト製作記(12)消防団格納庫を作る

今日はレイアウト製作記の続編をご紹介します。

今回はこのレイアウトの街にある消防団格納庫。
消防団員かつ鉄道ファンである私としては、是非とも設置しておきたいストラクチャーです。

私の分団の格納庫ではなく、いろんな街にある古めなもののイメージを統合し、想像で作りました。
当時は使えそうな既製品もなく、プラ板から自作することとなりました。
9年前の自分にしては頑張ったかなと思います。
(建築の知識はありませんので、そこら辺はご容赦を・・・)



いよいよ消防団格納庫の製作に着手!


車庫部分と詰所部分をそれぞれ作り、ドッキングさせます。


 


まずは車庫部分。
壁面はタミヤのプラ板(t0.5mm)。屋根は、GMの対向ホーム屋根より切り出し。


古い木造の詰所に対し、車庫は少し前に新建材により改築されたものを想定しています。


さあ、どうなることやら・・・。




まずは、何らかの形にしてみよう!・・・ということで、組み上げました。
まあまあです。
消防車の回転灯がシャッターギリギリなので、このあとプラ棒でちょっと嵩上げしました。




次は詰所です。
車庫と同じプラ板を、このように切り出しました。
屋根はGMの瓦屋根を使用。


直角や直線を出すのに四苦八苦。どんどん窓の開口部が大きくなります(汗)



詰所部分は木造なので、Pカッターでそれらしく筋彫りです。


「勘」に頼った外壁材の間隔は、見事にバラバラです。
塗装してウェザリングすればごまかせるさ・・・。




このように組み上がりました。
正面左の欠けている部分は出入口です。
裾部分にレトラテープを貼り、基礎のコンクリを表現。




塗装に入る前に、仮組みです。大体こんなふうになります。
車庫と詰所の屋根を接合できるよう、現物合わせで削るのに手間取りました。




このパーツは、ジャンクBOXにあった、GMのローカル駅舎を切り詰めたときの余りです。
左のほうの扉の部分を(引き戸ですが、開き戸として)使用します。

団員が集まって作業中、という設定のもと、車庫のシャッターは全開で消防車の頭が出ている状態、入口扉は半開という情景を再現することとします。




格納庫の軒下に必ずある丸い赤色灯は、街コレに付属の街灯を利用しました。
電灯を球体状に削り赤く着色、柄の部分はネズミ色とも茶色ともつかぬ色に。




車庫の軒下に穴を空け、先ほどの赤色灯を取り付けました。


新建材でできた車庫は、タミヤの木甲板色でスプレー。
窓はアルミサッシをガスコンロ周り用のアルミテープを切り出しヤスリがけして輝きを鈍くして表現。
両面テープで裏から固定します。




木造の詰所部分も塗装し、消防団格納庫の建物部分がひとまずできました。
現役の消防団員としても、イメージ通りに進んでいると感じているところですし、このレイアウトの設定である昭和50年代後期にあってもおかしくなさそうな雰囲気かなと思います。


先ほど駅舎から切り出した引き戸は、ご覧の通り詰所入口の開き戸として再利用されています。
開き戸の右には木製の看板。毛筆で「○○町消防団 第分団」とでも書いてあるのでしょう。
その右の窓の位置は、炊事場です。その右上に換気扇のカバー。

団員の自転車と共に外にあるのは、酒豪たちが空けた酒やビールの空き瓶が入った通用箱です。

屋根は、粗末な造作という想定なので、敢えて赤瓦にはしていません。





こうしてやや正面寄りに視点を移したこのカット、見覚えがありますよね!!

そう、当ブログの左上にいつも表示されているプロフィール画像です。

消防団員かつ鉄道ファン、そして自作のストラクチャーということで、私らしいかなということでこれを使用しております。

これの製作過程をようやくご紹介できてよかったです。





今回はここまで。
次は、格納庫周辺の整備の状況をご紹介いたします。

レイアウト製作記のバックナンバーはこちら。


そろそろ寝よっかね。

〔復刻版〕レイアウト製作記(11)農地の一部はビニールハウス

寒い日が続きますね~。
これが本来の冬の姿なのでしょうね。


寒くて暗い冬はなかなか撮影に出ず、レイアウト製作記が進みますね・・・。


今回は南側の角地にビニールハウスを設置します。
水田と畑は作りましたが、もう少し変化をつけたいと思ったのです。





手前の大きい畑は、右の畑の同じでもいいのですが、何か違うものということで、ビニールハウスを設置します。



しばらくビニールハウスの素材を探していましたが、ようやくそれらしきものに到達しました。
それは、事務用品としてお馴染みのA4ファイル。
硬すぎず、柔らかすぎず、しかも安価なのがいいところ。


白い紙は、下書きというか、構想スケッチのようなものです。




ガンダムマーカーの銀ペンで線を引き、骨組みの表現とします。
線の間隔は、およ2.5mmですが、あまり神経質にならず、おおよその均等・平行を目分量でとっています。
ハウスの内側となるツルツル面なので、塗料が乗りにくいです。




妻面も同様に銀ペンで線引きです。




ビニールハウス内の畝は、トラクターで鋤かれた後の10cmほどの溝があるという設定です。
これは、馬糞紙を9mm幅に切り出し、断面を台形状に整えたものを両面テープで貼り付けて表現しました。




土の部分にブラウン系のパウダーを撒き、野菜を作付けします。


木工用ボンドの原液を筆で置いていき、コースターフを押し付けた後、畝の中にまとまるように間引いていきます。
一応、ほうれん草等の「軟弱野菜」がある程度育って青々と茂っている収穫前の様子です。




もう1本のハウスは、まだ芽が出て間もない育成中のものです。
こちらは、木工用ボンドの原液を点状に置いていき、グリーンのパウダーを固着させていきます。




作付完了~。




クリアファイル製のハウスを取り付けて、反対方向からパチリ。
長く未利用地であったハウス用地が完成し、この付近のシーナリーも落ち着きました。
ハウスから透けて見える緑がカッコいい。



中から見ると、またいい感じ。
ビニールハウスって良い既製品がない(外国製で三角屋根のは見たことあるけど)ので、素人の雑な手作りでもそこそこ良い出来に感じます。



ハウスの脇を、のんびりと列車が通過します。
前回ご紹介した軽トラも加わり、情景の密度がだいぶ濃くなってきました。


左下のこげ茶色の小山は、農家のおじさんこだわりの手作り堆肥です。化学肥料を極力減らし、堆肥で元気な土作りをしています。
発泡スチロールをそれらしい形に切り出し、茶色塗装、ダークブラウンのパウダー。





当時発売されたばかりのトミーテック「情景コレクション ザ・人間シリーズ 農家の人々」。
うちも早速1つ購入し、ビニールハウスに配置しました。

農家のおばちゃんが収穫間近の野菜のハウスを見てまわります。雑草があれば早めに抜き取ります。
夏場のビニールハウス内部は40℃50℃にも達し、外に出たとき、気温が30℃あっても「ヒヤッ」とするそうです。




今回はここまで。

今週も明日で終わり。
あと1日頑張ろう。

〔復刻版〕レイアウト製作記(10)軽トラがどうしても必要なので自作した

連休に全然休めなかったうえ、昨日は残業。
ちょっと疲れてましたので早く寝ました。


ほとんど撮影することがなく、ストックネタがサクサク進行する年始。

今日もレイアウト製作記を続けますよ~。



田んぼや農家、農道などが整備されていくにつれ、シーナリーの中にどうしても欲しくなってきたのが、白い軽トラ。

このレイアウトを作っていた2006年ごろは、TOMYTECのカーコレクションでも軽トラはなく、欲しいなら自作するしかありませんでした。


テキトーな置物でもいいので、とりあえずやってみよう!
ということで製作開始です。






軽トラは、既製品ではKATOの「配達」に含まれるものがありますが、軽枠改定後の幅広ボディですので、昭和後期を想定している我がレイアウトには馴染みません。
 
そこで、プラ角棒とプラ板を使ってフルスクラッチに挑みました。



2時間以上かけ、おおかた形ができました。
キャブは太めのプラ棒を何本か接着剤で固めてからカッターとヤスリで整形。
荷台は1mm厚のアクリル板を切り出してテキトーに組み上げ。
(今だったらもっと薄いプラ板を使うだろうな・・・)
タイヤは、キットのランナーをタイヤ幅に切り、カッターとヤスリで整形したものです。
ちょっと車輪の直径が小さいですが、他に適した素材も見つからず、雰囲気重視で前進です。



全体に白スプレーを吹き、窓やライト周りなどを塗装でそれらしく表現し、タイヤパーツを接着しました。 
プロポーションが多少いい加減で、凝視には耐えませんが、一応「軽トラらしきもの」にはなりました。



真っ白すぎてまぶしいので、ベージュっぽい塗料をうっすらと筆塗りし、ウェザリングを施しました。
プロトタイプは特にありませんが、かつてそれらしいのが走っていたような気がします。




農家の軽トラが、仕掛け水の点検のため田んぼを回ります。
 
農地と軽トラ・・・すごく似合います。
農道の轍も、この軽トラのためにあるようなものです。




ひととおり田んぼを回って、農家に戻ってきました。

農家と農地、農道、そして軽トラ。
レイアウトの中に、人の生活に根差した有機的なつながりが生まれましたね。


初めてのレイアウト作りで不慣れな部分もありますが、こういうところは大事にしていました。


今回はここまで。
またすぐに続編を書くと思います~(苦笑)



レイアウト製作記のバックナンバーはこちら。

〔復刻版〕レイアウト製作記(9)2か所の踏切、そして築堤の雑草

3連休は予定どおり消防で終わりました。(泣)
合間で少し模型製作しましたが、あまり進んでません。


なので、レイアウト製作記の続きをご紹介しておきます。


今回は踏切の整備です。
街道筋にある警報機と遮断機のついたタイプと、農道にある標識のみのタイプの2か所です。




津川洋行の踏切を使います。
(当時はTOMYTECの鉄道コレクション系が始まったばかりで、踏切のは発売されてませんでした。)
塗装済みなのはありがたいのですが、ゼブラ模様の粗さを改善したいところです。



一旦ぜんぶ黒に塗った後、黄色を差しました。いずれも筆塗りで、かなり時間がかかりました。



踏切板を作ります。
1mm厚のアクリル板を2枚重ねたら丁度レールとツライチでした。


写真のように形を作り、車輪に干渉しないかどうかテストをしました。




渡り板を塗装し、ひとまず完成とします。

路面の黄色い線は、保線係がペンキ缶を片手にハケで雑に塗り、かすれた感じを出すため筆でたたくように着色してみました。


遮断機が下りている状態が前提なので、警報機の赤色灯は片目を黒っぽくしています。
「×」マークは、裏を黒く塗っていましたが、いろいろ写真を検証した結果、黄色が正しいことが分かり、修正しています。



次に、小さいほうの踏切です。





小さな踏切も、せっかくなのである程度の状態までもっていくことにします。
手を加える前の状態です。



踏切板をアクリル板から新規製作・塗装、紙粘土で道路とつなげました。
一部、法面も形状を修正し、茶色系に着色しています。このあと緑のパウダーをまきました。


踏切の標識は、以下の通り。
 柱:クリップ(普通サイズ)の直線部。メタルプライマー、白スプレー、茶系で汚し。
 ×印:プラ板(t:3mm)切り出し。黄、黒の順に筆塗り。
 白い表示(とまれみよ?電車注意?):ケント紙を切り出し、適当に汚し。


最後に、×印と白い表示を木工用ボンドで接着し、地面に「ぷすっ」と刺してできあがり。
一番手間がかかったのは。プラ板から×印を切り出す作業でした。




踏切の土手に緑のパウダーを撒くついでに、農道の中央にも撒き、轍を表現してみました。
簡単な作業ですが、農道の雰囲気がUPしました。

そして、築堤に雑草を繁茂させます。
木工用ボンドでコースターフを貼り付けていきます。
実は、バラストを撒きなおそうとして、道床付レール(ファイントラック)の高さが気になったので、雑草で高さを稼ぐ狙いがあります。



施工後。光の具合が異なりますが・・・。
(バラストの再散布は未施工)


ちょっとマダラ模様っぽいですが、背高泡立草や、サツマイモの葉を大きくしたようなツル状の植物が繁茂している状態を表現しています。


架線柱の外側に、保線係が見回りするケモノ道を残しました。



おっと、電車が来ましたよ。
485系の「有明」です。モーター音をうならせながら、全速で駆け抜けていきます。
(以前所有していたマイクロエース製)
むこうの踏切に産交バスを配してコーディネート。




直線部分にも雑草を繁茂させました。
バラストの再散布も終わってます。

踏切が鳴り、ノロノロと客車列車がやって来ました。
寄せ集めの車両たちなので、車体幅も塗り分け高さもバラバラ。
目指していた理想の情景です。




農道の踏切も、雑草でだいぶ表情が付きましたが、いくら田舎とはいえ、これでは自動車の踏み外しの可能性があって危険なため、柵を設置します。





柵といっても、立派なものではなく、こんなふうに朽ちかけた枕木の柵です。
タミヤの1mm角棒を使用。
1mm角棒は使い勝手がいいですね。
 
Nゲージのレイアウトでは、木でできた柵や柱、棒などに使うことが多いので、数本は長いままあらかじめ茶色にした後ウェザリングのベージュ系を薄く吹いてストックしておきます。
そして、使うときに適当な長さに切り、断面だけ茶色にすればOKです。



今回はここまで。

明日からまたお仕事がんばります。


レイアウト製作記、バックナンバーはこちら。

プロフィール

蓬莱電鉄

Author:蓬莱電鉄
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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

Yahoo!ブログサービス終了に伴い、2019年6月1日からFC2ブログに引っ越ししてきました。

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