昨日訪れた筑豊電鉄の続きです。
西鉄路面電車からの改造で生き残っている2000形が、先週から塗装変更されてますが、走るのは平日朝だけ。
あとは楠橋の車庫で寝ているようです。
昨日今日2日間開催の「ちくてつ電車まつり」に合わせ、日中2往復するということで、昨日はそちらを優先してスケジュールを合わせることにしたのでした。
それが、このような2つの塗装を1つの列車に施すという、奇策ともいえる方法で変身するというのです。
半分ずつになっている復刻塗装の位置を示すと、このようになります。
撮影の際、色が揃っている方を撮るのか、どっちの塗装を撮るのかを整理しておかねばなりません。
今回は、イベントに合わせた臨時列車として筑豊直方まで乗り入れ。
それも珍しいので、筑豊直方手前の遠賀川の鉄橋で撮ることにしました。
向かう途中、復刻塗装車とすれ違いますので、どこかで撮ることに。
あれこれ悩んだ結果、通谷(とおりたに)という駅で降りました。
直方に少しでも近く、黒崎へ向かうターゲットの顔にギリギリ日が当たるのがここぐらいだったからです。
そして・・・
来ました!!
す、すごい!
何という存在感!!
ちょうど、2色の塗り分けが写ってしまう向きですが、これはこれでこの塗装の特徴を表しているので必要なショットです。
ケツ撃ちすると、マルーンとベージュの旧西鉄カラー。
当時とはライトなど各所の形状が違うのでしょうけど、雰囲気充分!
一気にタイムスリップした感じです。
次の電車で筑豊直方へ。
そして歩いて鉄橋へ。
そして本番。
黒崎で折り返してきた復刻塗装車を、ここで撮りたかったのでした。
路面電車がこの長い鉄橋を渡る姿、いいですね~。
定期列車と入れ違う形で2番線に入りましたので、駅の外観を撮ると少し姿が見えます。
2番線なのでちょっと構図が窮屈かな・・・。
この後どうしようか迷いましたが、発車を見送り、直方の街で昼食。
復刻塗装車が黒崎で折り返し、楠橋の車庫まで戻ってくるところを撮ることにしました。
筑豊香月(かつき)へ移動し、目星をつけていたポイントに行ってみたものの障害物や影で撮れないことが分かり、田んぼで撮ることに。
「黄電(きなでん)」側のサイドをパチリ。
そして楠橋の車庫へ移動~。
このあとパンタが下がりました。
ちょうど、「黄電」塗装がちゃんと見える向きです。
これもインパクトありますね~。
沿線の方々は懐かしいでしょうね。
実車をいろいろ見てみて、予想以上の存在感にワクワクしました~!
アイスグリーンの3000形も含め、また機会をみて撮りに行きたいです!
オマケ。
「黄電」時代(よりももっと前?)の2000形。 '91.4.1
側窓がユニットサッシになる前ですね。
写真の出来の関係かもしれませんが、地色は黄色というより薄ピンクに近い印象です。
丸っこいボディと相まって、ブタさんっぽくもある・・・。
場所はどこかな?西黒崎あたりか?
年代的に、マルーン塗装時代は知りません。
「黄電」のモチーフは、やはり大牟田線の2000形でしょうね。
側面の赤帯が顔に回り込む際に下部に落ち込み太くなる、顔の真ん中は三角の切り欠き。
大牟田線の花形特急塗装を纏わせ、イメージ一新を図ったのかもしれません。
形式がどちらも「2000形」というのは偶然かな??
さ、明日からまた仕事です。