明日が残業でブログを書けない可能性が高いので、高知旅行の記事も書いておきます。
初日の高知へ向かう道中、大歩危(おおぼけ)から先、高知到着までです。
私たちを乗せた特急「南風」は、渓谷美の大歩危(おおぼけ)を発車。
発車後すぐ、かつて架かっていた吊り橋の支柱が見えました。
このあと、徳島県と高知県の県境を越える長いトンネル。
前の写真でもそうですが、谷の斜面の中腹から上のほうに家がけっこうあります。
耕地もほとんどなさそうだし、昔からどんな生業でやってきた集落なのか、興味深いです。
林業とかかな?
宮崎の山中にも同様に高所に落人集落があったりしますが、このあたりもそうなのかな?
大歩危駅から入っていったところに落人集落が実際あるし・・・。
「日本一の大杉」って、何でしょう。気になりますね~。
しばらく並走した吉野川とはここでお別れ。
(別れた後のさらに上流方面に、有名な早明浦(さめうら)ダムがあります)
列車はトンネルとカーブの繰り返しの山岳区間に入ります。
地図を見ていたら、この先に鉄橋の中に設置された駅があるようです。
通過駅で観察のチャンスは一瞬なので、前へ移動。
まさにトラス鉄橋の中ですね~。
(この特急はスイッチバックせず通過しましたが・・・)
四国では、スイッチバック駅はこの新改駅と前記事に登場した坪尻駅の2駅だけだそうです。
コレクター癖のある私にとっては、両方見れたことがちょっと嬉しい・・・。
山を下って来たら、建物が増えてきて、土佐山田に停車。
土佐山田~後免~高知の車窓は、高知平野の豊かな田園地帯。
ビニールハウスも結構ありますが、中学の地理で習った促成栽培とかかな?
そういえば、高知は米の二期作も有名だっけ。
高架線に入ったら、まもなく終着の高知です。
いい天気、観光日和ですね。
乗ってきた南風(右)は、そのまま折り返し岡山行になるようです。
左には、さらに先の中村まで約2時間かけて走る特急「あしずり」が接続待ちしています。
あしずりはアンパンマン列車ですね。
アンパンマンの作者やなせたかしさんが高知県出身ということで、JR四国ではアンパンマンとコラボした列車をたくさん走らせていますね。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線から乗り入れてきた車両もいました。
アンパンマンではありませんが、こちらにもやなせたかしさんデザインのキャラクターが描かれています。
ホームから階段を下りると、「アンパンマン列車ひろば」。
次の列車まで少し時間がありますので、改札を出てみました。
駅を出るとすぐに「とさでん」の路面電車が接続しています。
さっき乗ってきた南風が折り返し待ちでとまっているのが見えますね。
出発前に掲載したこの写真を意識して、上の写真の角度としましたが、背景が変わりすぎ・・・。
駅前には、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の銅像が並んでいます。
高知は幕末・明治維新の歴史の舞台でもありますね。
改札の中には、「歓迎」ならぬ「歓鯨」という鯨の尾びれのオブジェも。
高知はかつては捕鯨も盛んだったようです。
太平洋に面してますからね~。
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11:59発の窪川(くぼかわ)行に乗り込み、今回完乗を目指すとさでんの終点がある伊野まで西進します。
【鉄分多すぎなリョーマの休日バックナンバー】