今日は朝から標題のイベントに見に行きました。
あいにくの雨の中ではありましたが、多くの鉄道ファンや家族連れなどで賑わいました。
国の重要文化財に指定されている門司港駅の保存修理工事は2012年に始まり、6年ほどかかって老朽化対応や耐震補強が行われ、大正3年の創建時の姿に「復原」(原形に復す)されました。
(大正7年に取り付けられた大時計は残置)
大きなひさしがなくなり、駅舎本体が見えるスッキリした感じになりましたね。
保存修理工事前の駅舎。 '10.11.23
1階部分に大きなひさしがあり、駅舎は2階部分が見えている感じでしたね。
ひさしは後付けとはいえ戦前の昭和4年につけられたそうですから、ほとんどの方はひさし付のこの状態に親しみがあるはずですね。
今回の「復原」によるヒサシなしの状態は、むしろ新たな装いとして目に映ることでしょうね。
さらに前。 '91.4.1
駅前は広場ではなくタクシーやバスが入ってくるロータリーでした。
カマボコ形の西鉄バスも懐かしいです。
現在はバスタクシー乗り場は画面左に移設されてますね。
囲いを作り、その中で作業されてましたね。
そして今日の姿。
原形に近い姿というのを初めて目にしましたが、これはこれでカッコいいですね。
駅舎内にスタバもOPENしてましたが、長蛇の列で近づけず・・・。
そして、何と言っても今日のメインは、「SL人吉」で活躍の8620形蒸気機関車が来るということ!
熊本での運転開始が近いということもあり、火の入った状態での展示です。
しかも、「SL人吉」用の客車を使った熊本までのツアー列車(ディーゼル機関車牽引・右)もコラボするという、気合の入った内容。
堂々としたホームに客車列車が佇む光景はいいですね~。
来賓としてタモリさんもいらしてました。
昼まで駅舎を見て回り、こんどはラッピンク車の出発式。
北九州で育ったわたせせいぞうさんのイラストを纏った新しい門司港ラッピング車の運行開始に合わせ、式典が執り行われました。
わたせさんご本人(中央)も参加されました。
洗練されたイラストが側面全体に掲示され、PR効果もありそうですね。
ラッピング車は、3か月運行とのこと。
また晴れた時にしっかり記録できたらいいな。
寒かったし、雨粒がレンズに付くのを何度も何度も拭きながらでしたが、行ってよかったです。
明日は仕事。
明後日は休暇。晴れたらいいな・・・。