職場旅行ついでの関西鉄旅(13)加悦SL広場~気動車たち

いろいろと変化のあった新年度初日も何とか終わり、ちょっとホッとしています。

新型コロナウイルスへの不安はどんどん増すばかりですが・・・。



関西旅行シリーズもいよいよ終盤。
行程の最後にして最大の見どころ「加悦(かや)SL広場」。
今回の気動車編、そして次回の電車編で終了となりそうです。



ここには4両の気動車がいました。



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まずは、ここの主役ともいえる車両、キハ083。
形式がキハ08、その3号車という意味かな。




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両運転台車ですね。
実車を見るまで、片運転台車と思い込んでいました・・・(汗)




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説明板。
まずは国鉄の木造客車として製造され、のちに鋼体化改造、気動車不足を補うべくエンジンを積みキハ40として再デビュー。
北海道を走りますが、重くてパワーがなくて客室も陳腐ということでまもなく廃車、昭和46年(1971年)に加悦鉄道入りしたそうです。



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床下のエンジン部分。



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台車も貴重品なのだそうです。




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車端の銘板。
「日本国有鉄道」
「鋼体化改造・盛岡工場・昭和30年」



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次は、「キハ10 18」。
昭和30年(1955年)製、昭和55年(1980年)に国鉄から加悦鉄道へ。



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反対側。
さっきのキハ083との国鉄並び。
木がジャマ。



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次はこれ。
前後に荷物用のバケットを備えたキハユニ51。



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昭和11年(1936年)、日本車両製。
芸備鉄道、国鉄(買収)、舟木鉄道と渡り歩き、昭和37年(1962年)から加悦鉄道。
現役当時は「キハ」で、廃線後の展示中に郵便室・荷物室を備えた「キハユニ」に改造修復されたようです。



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木造の車内。
ニスのツヤが良いです。



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荷物室側は仕切り壁があります。



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郵便仕分け棚と思われる設備も。




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運転台。
すっごくオープンな造り。
荷物室側だからかな。



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丸いブレーキハンドルが目立ちます。
運転用と思われる2本のレバー、どうやって使うんだろ・・・?




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もう1両、古いバケット付気動車がいます。
キハ101です。
Wikiによると動態保存らしい。



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真横から。
足周りを見ると、左は単軸なのに右はボギー台車を履いているのが分かります。
「片ボギー」と言われる構造で、現存唯一の車両だそうです。
これは動いているのを見てみたかったな~。



以上で気動車編は終わり。

次回は電車編です。
(つづく)


職場旅行ついでの関西鉄旅(14)加悦SL広場~電車たち

福岡県立と福岡市立の学校の休校延長が発表され、そのエリア内にある長男の専門学校と2男の高校も雲行きが怪しくなってきました。
患者数は増加の一途。
会社でも、社員同士の飲食を伴う集まりは少人数でも自粛となっています。

ずいぶん前に聞いた、マスクの大増産の話、一体どうなったのでしょう?
未だに店頭には並んでいません・・・。



年度の切替なのに歓送迎会もなく、外出も制限。
ブログの更新をコツコツと進めることとします。



「加悦(かや)SL広場」の展示車両のご紹介、いよいよ最後、電車編です。



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まずは、「カフェトレイン蒸気屋」(2018年9月25日をもって閉店済)となっていた、サハ3104。



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大正11年(1925年)、藤永田造船所製。
東急電鉄で電車(付随車)として走っていたものを、昭和44年(1969年)に加悦鉄道が譲受。
電車の中間車の姿のまま客車として使用されました。
昭和52年(1977年)、旧加悦駅にあった「加悦SLの広場」で、側面が骨組みだけの姿(トロッコ列車風)で休憩所として活用。
平成8年(1996年)、「加悦SL広場」の移転開業に合わせ、今の姿になっています。

この車両、本来は客車のところでご紹介すべきですが、車歴と姿から私的には「これは電車だろ」という思いが拭えず、ここでのご紹介としています。




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裏側。
窓割や扉の位置など現役当時とは全然違う姿。
車体色は緑だったそうです。



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重厚な台車。
端部の形状が珍しい感じ。




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隣に連結されている、元南海電車のモハ1202。
保存受入れ車です。
車両に沿って駐車スペースがあり、なかなか車両主体で撮りにくい所にあります。



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説明板。
ここに来る前は、のちに「たま駅長」や「たま電車」などで有名になる貴志川線で走っていたのですね。



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カッコいい先頭部。
木がジャマでちゃんと撮れません。



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台車。



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駐車場の一角に、優美なデザインの二軸路面電車もいました。
元京都市電だそうです。



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窓で囲われていないデッキに運転台があり、風のある雨天時などはひどい労働環境だったのではと想像してしまいます。



以上で「加悦SL広場」の展示車の紹介は終わり。

SL、DL、客車、貨車、気動車、電車とたくさんの貴重な車両たちがいますが、残念ながら先日3月31日をもって閉園。
その行く末が案じられます。

ただでさえ保存修復とその前の輸送が大変なのに、現下の新型コロナウイルスの影響で観光業の見通しは暗く、いっそう厳しさを増す状況ではありますが、引き取り手が現れることを願ってやみません。



次回は、この後立ち寄った加悦駅跡の資料館を少しご紹介し、関西旅行の最終回としたいと思います。
(つづく)

地元桜と貨物

今日はいい天気でした。

ウイルス警戒で人が多い所には行けないので、地元でまったり。



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ここは去年も撮りましたが、通行人が時々入ってしまうので、歩留まり悪いです・・・。
福通貨物(57レ)のときはうまくいきました。
(2071レと7059レはガッツリ人が写り込んでボツ・・・)




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午後は駅で。
ここも毎年来ています。
1091レの荷載りが良くて満足♪



夕方帰宅後は家の片付け。
数年間手を付けていなかった所に溜まった物をほとんど処分し、掃除もしてスッキリ。

コロナで外出規制の間は、家の掃除キャンペーンにしようかな。



明日はソフトボールの試合だったのですが、コロナウイルスの影響で4月中はすべてのグラウンド使用許可が取り消しとなっていて、試合はおろか練習すらままならない状況です・・・。

またカメラ持って近場をチョロチョロしよう。

地元桜と貨物、そして貝塚線

今日も天気が良く、せっかくの満開の桜を撮っておきたくて、また近所をチョロチョロしてました。


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昨日の場所で縦構図を試しました。
貨物通過時は曇られました・・・。

特に午前中は、昨日に比べ雲が多く、晴れたり曇ったりでした。

今日は西鉄貝塚線の新宮駅の桜も撮りたくて、11時過ぎに撤収して移動。



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西鉄新宮駅の桜もキレイでした。




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616Fは交通安全・STOP飲酒運転のヘッドマークがついていました。
新型コロナウイルス感染防止のための自粛でそれどころではなくなってしまいましたが、本来なら送別会・歓迎会シーズンですもんね。



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雲が面白い感じでしたので、縦でも撮ってみました。




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午後は昨日に続き駅先へ。
今日の1091レは荷がイマイチでした。



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影が迫るギリギリの17:30、1051レ。
昨日は遅れていたので撮れませんでした。

編成前半に全通の青緑の大型コンテナがズラリ。
全通のコンテナがこんなに載るのは最近の定番なのか、それともたまたま今日がそうなのか、1051レを撮ったのが久々なので分かりません・・・。



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夕方のこの場所、811系がいい感じで撮れるのが好きなんですよね~。



さ、明日からまたお仕事がんばろう。

職場旅行ついでの関西鉄旅(15)加悦駅跡の資料館~旅の終わり

週末の桜関係のリアルタイムネタが入って中断しておりました関西旅行、あと最終章が残っておりましたので続けます。


「加悦(かや)SL広場」で時間を使いすぎ、急ぎ目で撤収、レンタカーで北進します。


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加悦駅の跡地にある、「加悦鉄道資料館」です。
大江山鉱山駅にある「加悦SL広場」から車で10分弱。
SL広場も以前はここにあったそうですが、平成8年(1996年)、役場の建て替えに伴い大江山鉱山駅に移転したのだそうです。

この資料館が加悦駅舎そのもので、役場がある位置から少し曳家(ひきや)してあります(向きも180℃変わっている)。



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待合室から駅事務室にかけて、資料展示室になっています。
NPO法人加悦鐡道保存会が運営されていて、係の方が親切にいろいろ教えてくださいました。
出札口には本やグッズがたくさん販売されています。
硬券切符(当時モノ)のセットを買いました。



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キハ08のシート。
背もたれは板。
どっかり座ってくつろいでみたかったですが、閉館時刻(17:00)が迫っていたので見るだけ。



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「加悦⇔丹後山田」は加悦鉄道現役時に装着していたやつでしょうね。



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丹後山田駅(現・与謝野駅)に設置されていた起点標。
加悦鉄道といえば、丹後山田~加悦間と、その先の大江山鉱山までがよく知られていますが、丹後山田から宮津線に沿って北進し海の近くの岩滝にある日本冶金大江山製造所(製錬所)に至る貨物線もありました。
「岩滝線」は、その貨物線の名称ですね。
大江山鉱山でニッケルを採掘、加悦鉄道の鉱石列車で岩滝の製錬所まで運んでいたんですね。



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かつての加悦駅構内を再現した模型(Nゲージ)。
時代設定は昭和50年代後半頃。
SL広場に保存されている車両の多くが並んでいますね。



早足で見て回り、バタバタ撤収。



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資料館の目の前には与謝野町役場加悦庁舎があります。
バスがいますね。



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丹海バス(丹後海陸交通)です。
初めて見ました。
撮れてラッキー。



SL広場に長く居過ぎたため予定よりも大幅遅れで福知山に戻り、給油してレンタカーを返却。



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17:58発の特急はタッチの差で間に合わず、18:11発の丹波路快速と快速を乗り継ぎ、新大阪へ。
特急に間に合えばすばやく移動できたのですが、まあ丹波路快速でも指定席とってある新幹線にはギリで間に合います。
丹波路快速はあんまり早くなく、長~い乗車時間、車窓も真っ暗でしたが、そのぶんRUIDO様とゆっくりいろんな話もでき、有意義な行程でした。

20:29新大阪着、RUIDO様とお別れし、夕食とビールをバタバタ買い込み、20:39発の新幹線で会社の人たちと合流、九州に戻ったのでした。
「加悦SL広場を見ておきたい!!」という思いから組み立てた旅でしたが、和田岬線、神鉄、加古川線、タンゴエクスプローラー、阪急保存車のある喫茶店など、たくさんのツマミ食いをし、さらにレンタカーまで使い、お腹いっぱいの関西旅行となりました。

朝5時起きで乗り鉄し、福知山の北まで行き、新幹線の10分前に新大阪に着いたと同乗の同僚に話したら、とても驚かれました。


ドタバタ欲張りな旅にお付き合いいただき、いろいろと教えて下さったRUIDO様、ありがとうございました。
これに懲りず、またご一緒しましょう!(汗)



宮崎エリア未完乗路線制覇の旅(4)~吉松駅前のSL(C55 52)

福岡県も含め、緊急事態宣言が出て、イベントがことごとく中止になったりお店が閉まったり交通機関が減便したりと影響が出ていますね。
我が社も、人が集まったり人と接したりする仕事が制限されるなどして影響が出ています。

経済に与える影響は計り知れず、日本も世界もとんでもない状態になりそうで怖い・・・。



1か月ぶりの更新となる宮崎旅行の続きです。

いさぶろう1号で吉松に到着、昼食のアーモンドラーメンを食べて吉松駅に戻ってきました。



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駅前の北側に、保存SLを中心とした一角があります。



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その主役は、C55 52。
すごく状態が良い感じですね。
マメに手入れされている方がいらっしゃるのでしょう。

上部の板が大きめで、やや重たい感じの門鉄デフ(門司鉄道管理局仕様のデフレクター)ですね。

貴婦人ことC57に似たバランスの良いスタイル。



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昭和12年製、南九州と縁が深い機関車なんですね。
昭和50年1月、私が0才の時に引退。



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後ろの炭水車側。

吉松駅を優等列車が発車する時に汽笛が鳴ると聞いたことがありますが、私たちが行った時は鳴ってませんでした。



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SLのそばには、福間駅前や二日市駅にもあるような明治時代の門柱があります。
かつて吉松駅の跨線橋についていたのかな?



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「鐵道院」「川﨑造船所兵庫分工場鐵道部製造」とあります。
裏側には「明治四拾五年」。



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物産品の売店「観光SL会館」と、食堂「ぽっぽ亭」が入る建物。
カマボコ形で、SLに絡めて旧型客車をイメージしたものと推察。

SLの後ろに配置できていたら、もっとそれっぽかったかもですね。



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ぽっぽ亭の内部。
(許可を得て撮影)
カマボコ形の天井、向かい合わせボックスシートの2人席。
ん~、これはやっぱり客車の車内ですよ!



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SL会館で買った名物「ゆうすいプリン」。
吉松は「湧水町(ゆうすいちょう)」という町にあるからこの名称なのかな。
(後で乗った吉都線車内で撮影。持ち歩く間にシャッフルされてしまい、見た目がちょっと悪くなっています。)
ほんととろけるような触感で、すごくおいしかったです。



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観光SL会館と駅舎の間の建物は、鉄道資料館。



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たくさんの鉄道部品などが展示されています。




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鉄道模型も。
185系「踊り子」や201系など、九州とは関係ないものもあり、選定基準がよく分かりません。



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吉松駅や肥薩線の歴史の説明も。(うちのカメラの悪い癖で、左側の大部分が謎のピンボケ)
 ・明治36年、鹿児島から吉松までが開通し駅も開業
 ・明治42年、人吉~吉松が開通し鹿児島本線として全通
 ・大正元年、現:吉都線の吉松~小林が開通
 ・大正5年、 宮崎~小林が開通
 ・大正10年、 近くの栗野から山野まで開通
 ・大正12年、 宮崎方面が大分とつながり、吉松を終点とする日豊本線として全通
          (この時、鹿児島本線と日豊本線を結ぶ拠点駅となった)
かつて吉松機関区が設置されるなど、結構な拠点だったことはマニアとして少し知っていましたが、それ以上の繁栄ぶりが分かる、興味深い記述です。


そろそろ吉都線の列車が出る時刻が迫ってきました。
駅に入りましょう。
(つづく)

宮崎エリア未完乗路線制覇の旅(5)~吉都線初乗車&完乗!

宮崎旅行の続きです。

外出自粛の中、少しでも旅に出た気分になっていただければ・・・。
(ならんか・・・。)


2時間近くあった吉松の乗り継ぎ待ちも、駅周囲の散策とアーモンドラーメン、保存SLを楽しみ、意外と時間を持て余すこともなく、そろそろ吉都線の発車時刻。
駅に入りましょう。



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キハ47の列車が2編成います。
私たちが乗車する吉都(きっと)線の都城(みやこのじょう)行は、奥のほうの列車です。
13:06発。




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福岡地区では見なくなったサボ。
右下の「ヨマ」は、このサボを吉松が管理しているという意味の略号ですね。



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ワンマン仕様のキハ47の2両編成。
時に激しく縦揺れしながら、長閑な農村地帯を進んでいきます。



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最初の駅は、駅舎のない鶴丸。



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無人駅・・・ではないようです!
駅舎はありませんが、駅長さんが待っておられます。



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威厳のある駅長さんでしたよ(笑)



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京町温泉の次、えびのは木造のやや大型の駅舎でした。
元々は加久藤(かくとう)という駅でしたが、平成2年(1990年)に改称しています。



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長椅子にゴツ目の上屋がついた感じのえびの上江(うわえ)。



IMG_3846_えびの上江ーえびの飯野
右手、南側には、霧島の峰々。
韓国(からくに)岳、新燃(しんもえ)岳、高千穂峰(たかちほのみね)などが見えているのかも。



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コンクリ製ながらいい雰囲気の駅舎、えびの飯野(いいの)。
旗や横断幕などで賑やかですね。



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なんかほっこりするメッセージ。

2017年に山陰を旅した時に木次線に乗り換えた宍道(しんじ)のメッセージを思い出しました。

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これこれ。
宍道駅と来待(きまち)駅の駅名を使ったメッセージでした。



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発車時に駅名標を撮ろうとホームにカメラを向けていたら、大きな白手袋を振る人の姿が不意にファインダーに。
あ、この方知ってる!
肥薩線で観光列車へのお手振りお出迎えで知られた似顔絵師のじゅんぺいさんです。
慌てて手を振り返しましたが、気付いてもらえたかな?

しかしなぜ吉都線の普通列車にお手振り??
後で調べたら、2017年からここえびの飯野を拠点に活動されているのだそうです。

この駅が楽しげな雰囲気に包まれているのは、じゅんぺいさん効果なのですね。



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特徴的な形の駅舎、西小林。



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霧島山の東端付近、美しくて高い山がずっと右に見えています。
何ていう山でしょう?
これが高千穂峰?



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小林は吉都線で一番大きな駅。
離合のため数分停車。



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構内が少し広めの高原(たかはる)。



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万ヶ塚。
西小林と同じような駅舎。
同時期に建てられたのでしょうね。



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谷頭(たにがしら)。
これもさっきと同じタイプの駅舎です。

このタイプの駅舎、いっぱいあるんですね~。
撮ってない他の駅にもあったかも・・・。

左端の建物はトイレかな?
木の板を貼り付けたような外観、びっくりドンキーみたいな印象。



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左側の車窓も良いですね~。



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14:36、都城着。
これで吉都線は完乗です。
吉都線は列車本数が少なく、やや難敵でしたが、この機会に完乗できてよかったです。
完乗できたらどうなるわけでもないのですが、とにかくできてよかったです。

このあとは15:05発の日豊本線の宮崎行に乗り換え。

30分ぐらい時間があるので、改札を出てみようかな。
(つづく)



週末はお天気も悪そう。
散歩もせず家にこもって写真整理かな?

宮崎エリア未完乗路線制覇の旅(6)~都城から宮崎へ

Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」を聞きながらブログを描く夜。
この曲は私が最も好きな曲の1つで、カラオケでもよく歌ってます。



今日は1日中家にいました。

昼過ぎまでガッツリ寝て、久々の12時間睡眠。

午後は家の片付け。
子供たちの不要な教科書・参考書・ワークブック・プリントなどを紐できびって(縛って)リサイクルの準備をしたり、ゴミをまとめてゴミ袋に詰めたりしました。
なんか今年は衣類・書類・ごみ・紙類など、家の片付けモードの年です。



記事のほうは、宮崎旅行の続きです。
日付は2020.2.22です。


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吉都(きっと)線で吉松から都城に到着したところからです。
14:36着。30分弱の接続待ち。



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広い構内。
右手(北側)は、大量の太陽光パネルが並んでいますが、かつては線路が何本もあったと思われます。
茶色や紺色の旧型客車や黒い二軸貨車がたくさん留置されていたのではないかと想像します。
左手(南側)は、駅前広場の先にJR貨物の赤紫のコンテナが積まれていて、貨物駅もあったと予想されます。



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駅舎側。
ホームが3面あり、拠点駅の風格。
日豊本線から吉都線が分岐するほか、かつては志布志(しぶし)線も発着していました。



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跨線橋から望む駅前。
市の中心部はここではなく、西都城駅付近だそうです。
宮崎方面からの列車の多くが西都城行になっているのはその関係もあるのでしょう。



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改札を出て駅前へ。



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駅前に掲示されていた興味深い案内板。
10世紀の官道整備で都城に「島津」の駅(うまや)が設置され、のちに薩摩藩を治める島津家の発祥の地となったことが書かれていました。


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我が街古賀の「席打(むしろうち、現地名として「筵内」が残る)」も表示されていますね。



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宮崎交通のバスが頻繁に発着します。
この旅で初めて、宮交バスを見ました。



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宮崎空港・宮崎まで行く特急バスも。




IMG_3969_VK10,VK102_都城
駅に入り、15:05発の宮崎行に乗り込みます。




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16:00頃、南宮崎着。
ここは宮崎地区の車両が休む車庫があるところ。
列車待ち合わせのため16:06まで停車ですので、迷わず駅構内にいる車両を撮りまくります。



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まず驚いたのが、クモヤが来ていたこと。
3日前の2月19日に、筑肥線・唐津線検測を撮ったばかりでしたので、ここで会えてビックリ。
運用情報はノーチェックでした(汗)



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日南(にちなん)線用の黄色いキハ40、実物を初めて見ました。



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赤い713系と黒い787系もいます。



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停車中とはいえ、713系を順光で撮れて満足♪
Lk2編成、2年ちょい前に回送の珍編成を撮った時の車両です。



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南側には、左に分岐していく日南線の線路も見えています。
明日乗る予定です。


発車時間が迫り、都城から乗ってきた列車にまた乗り込みます。



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16:12、宮崎着。
なかなか来ることができない宮崎の地に、ようやく辿り着くことができました!

(つづく)


宮崎エリア未完乗路線制覇の旅(7)~キハ20がいる喫茶ろくろ

昨日、ついに我が街でも新型コロナウイルスの感染者が出たそうで、いよいよ迫ってきたという感じです。
知り合いとか通っている店とか、共通点がある可能性が高いですからね~。

とにかく今は、なるべく動き回らずに家にいるようにします。

今日はひたすら2男のテニスの写真(1万枚ぐらいある)を整理して過ごしました。




宮崎旅行の続きを。


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16:12、ようやく宮崎に到着。
1泊2日の行程の1日目が終わろうとしていますよ・・・(汗)

吉都線経由のルートを選びましたからね・・・。



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県庁所在地の駅のわりに狭い改札を抜けると、プロ野球の春季キャンプのコーナーが。
5球団も来ているとは知りませんでした~。
時期的に、もう1軍が他へ移っていった球団もあるそうです。



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骨組みを目立たせたデザインの駅舎。



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たくさんの宮交バスが発着していますが、早速2つ目の日野RJが来ましたよ!
年式は20~30年いってますが、車体のキレイなこと!



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ロータリーの横では、大きなビルが建設中。
その下にタクシー乗り場があり、我々はタクシーを拾って出発。



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10分ちょいで、宮崎神宮前に到着。
バスでもよかったのですが、17時前で神社の社務所の営業時間がギリギリなので急いでいたのでした。
ここも何気に富士重工の6Eなどの古いバスたちがいました。




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神宮を参拝。
20年弱前に数か月間宮崎市に住んでいましたが、結局未参拝でした。
いい機会を得ました。




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右手の社務所で、同行の方がご朱印をゲット。
間に合ってよかった・・・。


参拝を終え、住宅地を北の方向へ30分ほど歩きました。



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今回の旅の目的地のひとつ、「喫茶ろくろ」です。




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実物のキハ20(しかも、初期型バス窓の70番)がいることで有名な喫茶店です。



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車内もちゃんと残ってます。
いやぁ、すごいな~。



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店内は鉄道部品やグッズなどで埋め尽くされ、夢のような空間です。
右手の扉は、実物のキハのプレスドア。



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開けてみると、洗面所で、床にはさらに展示物が・・・。




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キハの前の小上がりは、趣味部屋のような空間。
憧れる~。



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貫通扉の前あたりには、地下室の入口のようなっていて、ハシゴで降りると、キハを台車の下から眺めることができるようになっています。
「1990.7」というのは、ここができた時期なのかな。



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夕食前でしたが、せっかく来たので、名物メニューの「鉄スペシャル」を頼んでみました。
ハンバーグとミートスパのセットでボリュームありました。
食事も満足のお店です。



このあと、予約してある居酒屋の時間の前に、宮崎空港線に寄り道することになっていますので、名残惜しくも立ち去ったのでした。

(つづく)

宮崎エリア未完乗路線制覇の旅(8)~宮崎空港線も完乗!

今日の、頭の中のヘビーローテーションは、ゆずの「友~旅立ちの時~」。

長男の中学のサッカー部の卒部記念動画のクライマックスに使っている曲で、長男のリクエストで採用しました。
今日その動画を久々に見たので、頭の中に残っているようです。



新型コロナウイルスの感染者が今日で1万人を超えました。
影響はますます広がっていますね。
早めに患者数の上昇カーブが緩やかにならないと、社会の仕組みがどんどん壊れてしまいます。
途上国での感染爆発も懸念されます。
世界的な流行と、これから起こる混乱・・・。
後に世界史の教科書にも大きく取り上げられるような、重大な転換点時期を生きているのかもしれません。

今はとにかく、全国民がなるべく動き回らず、ウイルスを運ばないようにしなければなりませんね。

うちの会社はこんな時でも営業を止められず、個人情報も多く取り扱う業種で、かつこの混乱で多忙になりつつありますので、テレワークもできません。
せめて休日は・・・ということで、ほとんど家でじっとしております。


今日は天気が良かったので、家の周りの草取りをして過ごしました。
コロナの影響で最近外出自粛していますので、その時間を生かすべく、家の内外の大掃除をしたり、写真データの整理を進めるようにしています。
物の置き場所や生活スタイルを見直すいい機会となりました。



さて、記事は旅行記のほうを続けます。


2月22日(土)、宮崎旅行の1日目、いよいよ最後となります。

肥薩線・吉都線を乗り継いで宮崎市に入り、宮崎神宮と「喫茶ろくろ」を見てからの行程です。



IMG_4121.jpg
「喫茶ろくろ」を18:10頃出て、徒歩で宮崎神宮駅へ。
神宮に因んだであろう鳥居が特徴の駅です。



IMG_4122.jpg
鳥居の奥に駅舎があるように見えましたが、トイレでした・・・。
駅舎はなく、ホームに待合室があるのみ。



IMG_4130.jpg
18:28発の電車がちょうど来たところでした。(写真は、次の宮崎停車中に撮影したもの)
713形電車、水戸岡デザインによる改装後は初乗車。



IMG_4134.jpg
車内はすっごいカラフル。



IMG_4139.jpg
車端はロングシートっぽい並べ方。



IMG_4152.jpg
次の南宮崎でも停車している間に、宮崎空港行のにちりん17号が来ました。
先に発車するこちらに乗り換え。
宮崎~宮崎空港間は自由席なら特急券不要ですので。

空いている特急の座席にゆったり座り込み、短い旅に。
日南線に入り、1駅行った田吉(たよし)から宮崎空港線に入ります。



IMG_4154.jpg
南宮崎から乗り換えて5分少々、18:46宮崎空港着。
宮崎空港線完乗です!



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1面2線の終着駅。
ホームがカーブしています。



IMG_4159.jpg
改札を出て駅舎も撮影。
階段を降りたところが、宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)の入口です。



IMG_4170_CM3,LK1_宮崎空港 - コピー
宮崎神宮から南宮崎まで乗ってきた713系が到着、19:03発で折り返しますので、それに乗って宮崎に戻りました。

19:19宮崎着。
これで13時間にわたるこの日の移動は終了です。
ふぅ~、疲れた。


徒歩でホテルにチェックインし、すぐに予約している居酒屋へ。

同行者の現地のお友達オススメのお店です。


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宮崎県の延岡(のべおか)のクラフトビール、YAHAZU(矢筈)で乾杯~!



IMG_1314 - コピー
名物のチキン南蛮の地鶏バージョンなど、いろんな味を楽しみました。



IMG_1319 - コピー
もう1店、地元の人がよく行く釜揚げうどんで締め。



楽しい行程で、あっという間の1日。
朝、肥薩線に乗ったのが同じ日とは思えないくらい充実していました。

翌日は早めのスタート。
日南線の旅です。
(つづく)

プロフィール

蓬莱電鉄

Author:蓬莱電鉄
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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

Yahoo!ブログサービス終了に伴い、2019年6月1日からFC2ブログに引っ越ししてきました。

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