大牟田の凸型電機を作る(6)パンタのホーンを長くする
穏やかなお正月。
今日はお年玉をたくさん持った2男が3DSの本体を中古で買いたいと言うので、中古を扱っている近隣のお店を6店舗回ってくたびれました・・・。
撮影も模型製作もあまりできておりませんので、模型(大牟田の45t電車)の現状報告を。
今回はパンタグラフ周り+αです。
パンタグラフについては以前も加工のもようをご報告しておりましたが、今回はその続き。
パンタグラフの最上部についているホーン、実車のそれは通常に比べてすごく長いのです。
まずは元のホーンを切り落とします。
これからやろうとしていることが上手くいく保証もないので、ちょっと勇気がいります。
ホーンを切り落としました。
そして、向こう側のようにホーンの根元にあたる軸の部分をカッターで切り取りました。
代わりに設置する真鍮線を差し込むための穴を、ドリルであけます。
曲がり具合と角度を慎重に揃えた2本の真鍮線(0.3mm)を準備。
さっきの穴に差し込みます。
これでパンタグラフはOK。
市販品では手に入らない形状ですね。
この模型にまた一つ見どころが加わりました。
あと少し、金属パーツに手を入れましょう。
車端部の金属パーツのステップを曲げねば。
金属パーツたちの加工に目途がつきましたので、メタルプライマーを吹き付け。
あ、手前の4本の棒は何かと言うと・・・
取り付けた後で、海側(この写真でいうと向こう側)の2本は曲がっていないことが分かりました・・・。
あと、右の窓の右上にワイパー用の穴をあけています。
(キャブ下のハシゴの切り欠きを削る前に撮ってます)
パンタグラフの長いホーンもチャームポイントです。
これからはいよいよ塗装に入りますが、明日は私の実家に年始の挨拶に行くので、まとまった時間が取れそうにありません。
そして明後日からは仕事。
通常は年末年始に模型制作が進むのですが、今回は曜日回りが悪く、休みが少ないんですよね~(泣)
大牟田の凸型電機を作る(7)ボディが赤くなった
今日は私の実家と祖母宅にお年始に行き、帰ってきてから模型製作。
久々に製作に没頭しました。
特に撮影もしてないので、模型の進捗状況を。
赤の塗料は、ちょっと赤紫っぽい「マルーン」(クレオス)を使用。
ちょっと紫っぽ過ぎる感じもしますが、まあそんなにハズレでもないのでそのままいきます。
隠ぺい力が弱く、多少塗り重ねてもピンクっぽい色なので、結構塗り重ねました。
(写真では模型よりちょっと赤く写ってます)
つや消し黒を吹いてからうっすらとレッドブラウンを吹いた台車パーツの裏面の一部にゴム系接着剤をつけ、サックの動力ユニットに固定。
ボディが赤くなったことで、だいぶ45t電車のイメージになってきました。
あとは色差し、車端部の虎塗り部分の塗装と取り付け、手すりの塗装と取り付け、連結器の取り付け、窓ガラスの取り付け、パンタグラフの塗装と取り付けなど、結構工程が残ってます。
あ~、早く先へ進めたい!
でも明日から普通どおり仕事・・・。
小さいけどハイデッカー
今日は仕事始め。
1週間ぶりの仕事は少し疲れました。
仕事の範囲が増えたというのもありますが。
年末、祖母宅にブリを取りに移動中、とても気になるバスを発見。
追い越したのでコンデジ君で撮ってみました。
これです。
小型なのにすごく背が高い・・・。
単色ということもあって、サイコロが走ってるような感じでした。
いすゞのジャーニーQというやつかな?
これだけ気合入ったハイデッカー仕様なのに、サッシは銀というのも面白いですね。
美祢市役所で鉄分センサーが反応
年末にトワイライトを撮りに山口に行った時の小ネタ。
明るくなってきたし、目的地もだいぶ近くなってきたしということで、コンビニで休憩~。
結構年季入った建物よね~とか思いながら視線を左に・・・
あっ!!
左端に思わぬものが・・・。
市役所の敷地内に!
これに私の鉄分センサーが反応したのでした。
市民会館の前に、1997年に廃止された大嶺支線の駅名標と一緒に保存されています。
1973年、小郡機関区在籍時に廃車。
晩年は美祢線にも入っていたようですね。
もっといろいろ撮りたかったですが、また勝手な単独行動でみんなを待たせてはいけないので立ち去りました。
思いがけず保存蒸機に出会って、なんだか得した気分でした~。
もう6年も経つのか・・・。
今日Yahoo!ブログのアクセス分析を見てたら、いつもと違う様子。
アクセス分析は前日の訪問・閲覧状況の統計値を見ることができるサービス。
今日見たら、昨日一日の状況が分かるようになっています。
訪問者数などはだいたい普段通りでしたが、閲覧された記事がいつもと違うのです。
通常はその日に近い記事が集まってますが、昨日閲覧されたのは・・・
しかも、各記事とも数十人の単位で閲覧されています。
それより前の日は、これらの記事はほとんど閲覧されていません。
どこかのサイトにリンクされているのかもしれませんね。
結構前のイベントですので、思い出してみましょう。
普段は関係者以外入ることのできないところ。
昭和61年ごろから時間が止まったトワイライトゾーンでした。
大満足のイベントでした。
もう6年も前だなんて・・・。
懐かしい思い出です。
ここでのイベントの続編を期待する声も多く聞かれましたが、残念ながら今のところ実現していません。
でも、JR九州門司駅のウォーキングとタイアップした機関区公開が毎年あっていて、とても楽しみです。
せっかくなので、バックナンバーをリンクしときます。
結構頑張って書いた記事で、この頃から当ブログの訪問者が増えてきたような記憶があります。
読者の皆さんの中には、参加された方や応募したけど当選しなかった方もおられるかもですね。
さ、風呂入って寝るばい。
〔復刻版〕レイアウト製作記(8)山と畑の緑化事業
正月が明けてからの仕事も4日経ち、もう正月気分も抜けました。
子供たちも明日から学校です。
私は大晦日から一度も一眼を手にしていません・・・。
なので、撮影報告以外の記事を書き続けております。
今日は1か月半ぶりのこのシリーズの続編を。
まずはこの山。 荒涼とした地面だけの状態ですので、何としても緑化しておきたいところ。 |
これらのライケンで山を緑化してみようと思います。
右のTOMIXのはやや濃緑・青緑系、左のKATOのは黄緑系です。
単調になるのを避けるため、両方を併用してみます。
山頂から徐々に進めていきました。
白いのは木工用ボンドです。
ライケンを少しづつちぎり、色合いを考えながらそこに貼り付けていきます。
フワッとしたライケンがきちんと固定されるように、ボンドはややボッテリとつけています。
緑化作業が完了しました。
山頂付近にTOMIXのライケンに含まれる青緑色のものを多めに配置し、遠近感がでるよう試みました。
茂みの中からトンネルポータルや橋台のコンクリートがのぞきます。
次に、畑です。
畑の畝は、こんなふうに薄手のダンボールの片面を手作業でむしったものを使用しました。
家にあるゴミを使ったので材料代はゼロ。
小さな畑に、畝の原形ができました。
土色に塗装してから、奥から茶系のパウダーを固定していきます。
茶色のパウダー2種類と、わずかに緑系も混ぜて土を表現しています。
薄めた木工用ボンドを塗ってから、乾く前にパウダーを撒きます。
少し時間を置いてから、掃除機で余計なパウダーを吸い取ります。
ダンボールが材料のため、畑の畝の端に穴があります。
パウダーをまいたら目立たなくなるかと思っていましたが、意外と目立つので、あろうことか木工用ボンドでふさぐという荒業を思いつきました。
このあと、ボンドの白い部分にパウダーをまきました。
畝はできましたが、このままというわけにいかないので、作物らしきものを植えたいところ。
コースターフを使います。
着色されたスポンジ屑の袋詰めです。
ピンセットで適量をつまみ、少しだけ薄めた木工用ボンドを多めにつけて、畑に植えます。
木工用ボンドをたっぷり吸わせたターフ片を、畝の上にのせていきます。
うまく畝の上にのせれるようになるまで、しばらくかかりました。
黄緑の作物も植えました。 収穫後まだ何も植わっていないところも残してみました。 庭菜園的な小さなスペースなので、統一された畑ではなく、多品種少量生産で、植え付けや収穫のタイミングもまちまちというわけです。 |
端っこのやや広い畑も、ダンボールむき出しのまま長く放置されていましたが、いよいよ命を吹き込みます。
例によってパウダーで土壌を表現した後、一つ一つピンセットで植えていきます。面積が広いのでなかなか終わりません。
数時間かけて作物を植え終わりました。
ここは販売農家が栽培する統一品種。
(手前のほうは木工用ボンドがまだ乾いておらず、白っぽいですね。)
苦労の甲斐あって、我ながらいい出来です。
約300本の作物の立体感が、単なる畑を「見せ場」に高めてくれます。
今回はここまで。
2006年9月頃の作業報告でした~。
また気が向いたら続編やります。
ではおやすみなさい。
〔復刻版〕レイアウト製作記(9)2か所の踏切、そして築堤の雑草
3連休は予定どおり消防で終わりました。(泣)
合間で少し模型製作しましたが、あまり進んでません。
なので、レイアウト製作記の続きをご紹介しておきます。
今回は踏切の整備です。
街道筋にある警報機と遮断機のついたタイプと、農道にある標識のみのタイプの2か所です。
津川洋行の踏切を使います。
(当時はTOMYTECの鉄道コレクション系が始まったばかりで、踏切のは発売されてませんでした。)
塗装済みなのはありがたいのですが、ゼブラ模様の粗さを改善したいところです。
一旦ぜんぶ黒に塗った後、黄色を差しました。いずれも筆塗りで、かなり時間がかかりました。
踏切板を作ります。
1mm厚のアクリル板を2枚重ねたら丁度レールとツライチでした。
写真のように形を作り、車輪に干渉しないかどうかテストをしました。
渡り板を塗装し、ひとまず完成とします。
路面の黄色い線は、保線係がペンキ缶を片手にハケで雑に塗り、かすれた感じを出すため筆でたたくように着色してみました。
遮断機が下りている状態が前提なので、警報機の赤色灯は片目を黒っぽくしています。
「×」マークは、裏を黒く塗っていましたが、いろいろ写真を検証した結果、黄色が正しいことが分かり、修正しています。
次に、小さいほうの踏切です。
小さな踏切も、せっかくなのである程度の状態までもっていくことにします。
手を加える前の状態です。
踏切板をアクリル板から新規製作・塗装、紙粘土で道路とつなげました。
一部、法面も形状を修正し、茶色系に着色しています。このあと緑のパウダーをまきました。
踏切の標識は、以下の通り。
柱:クリップ(普通サイズ)の直線部。メタルプライマー、白スプレー、茶系で汚し。
×印:プラ板(t:3mm)切り出し。黄、黒の順に筆塗り。
白い表示(とまれみよ?電車注意?):ケント紙を切り出し、適当に汚し。
最後に、×印と白い表示を木工用ボンドで接着し、地面に「ぷすっ」と刺してできあがり。
一番手間がかかったのは。プラ板から×印を切り出す作業でした。
踏切の土手に緑のパウダーを撒くついでに、農道の中央にも撒き、轍を表現してみました。
簡単な作業ですが、農道の雰囲気がUPしました。
そして、築堤に雑草を繁茂させます。
木工用ボンドでコースターフを貼り付けていきます。
実は、バラストを撒きなおそうとして、道床付レール(ファイントラック)の高さが気になったので、雑草で高さを稼ぐ狙いがあります。
施工後。光の具合が異なりますが・・・。
(バラストの再散布は未施工)
ちょっとマダラ模様っぽいですが、背高泡立草や、サツマイモの葉を大きくしたようなツル状の植物が繁茂している状態を表現しています。
架線柱の外側に、保線係が見回りするケモノ道を残しました。
おっと、電車が来ましたよ。
485系の「有明」です。モーター音をうならせながら、全速で駆け抜けていきます。
(以前所有していたマイクロエース製)
むこうの踏切に産交バスを配してコーディネート。
直線部分にも雑草を繁茂させました。
バラストの再散布も終わってます。
踏切が鳴り、ノロノロと客車列車がやって来ました。
寄せ集めの車両たちなので、車体幅も塗り分け高さもバラバラ。
目指していた理想の情景です。
農道の踏切も、雑草でだいぶ表情が付きましたが、いくら田舎とはいえ、これでは自動車の踏み外しの可能性があって危険なため、柵を設置します。
柵といっても、立派なものではなく、こんなふうに朽ちかけた枕木の柵です。
タミヤの1mm角棒を使用。
1mm角棒は使い勝手がいいですね。
Nゲージのレイアウトでは、木でできた柵や柱、棒などに使うことが多いので、数本は長いままあらかじめ茶色にした後ウェザリングのベージュ系を薄く吹いてストックしておきます。
そして、使うときに適当な長さに切り、断面だけ茶色にすればOKです。今回はここまで。
明日からまたお仕事がんばります。
レイアウト製作記、バックナンバーはこちら。