昭和バスの終着地のひとつ「西の浦」

ちょっと頭痛と疲れがありますが、今日の仕事は何とかできました。
毎度のことなのですが、体調が悪い時ってなぜか仕事が捗る・・・。



昨日福岡市に出たついでの空き時間に、今津に行ったのをご紹介しましたが、今津を通る昭和バスの行先になっている「西の浦」まで足を伸ばしてみました。






広い転回場にバスが1台。
背後には漁村集落。
ここが「西の浦」です。




左上のほう、糸島半島の先っぽらへんにありますが、ここは福岡市西区。
地名としては「西浦」と書いて「にしのうら」と読みます。





九大学研都市行の発車時刻が迫り、バスが停留所のそばに来ました。





ドアを開けてお客を待ちます。
年配の女性が1人乗り込みました。
新型のノンステップバス、高齢者には使いやすそうですね。





発車時刻になり、ぐるっと回ってから出ていきました。





静まり返る停留所。





広い敷地。
かつては乗務員の詰所なんかもあったのかもしれません。






アスファルト舗装には、白線の枠の跡と「3」の文字も。
よく見ると、その向こうに「2」も。
3台のバスが発車待ちするような賑やかな時代もあったのかな。

みんな車を持っていなくて、漁業も盛んだった頃だろうな。





西浦の漁港。
思ったより大きいです。




車で5分ぐらい行くと、景勝地の「二見ヶ浦(ふたみがうら)」があります。
夏は海水浴もあるのかな。

福岡民は、付近にある墓地のCMで耳に残っている地名ですね。






西の浦のバス停名に「(二見ヶ浦入口)」とあるのは、ここへのアクセスも兼ねているからでしょうね。





<オマケ>


かつての昭和バスの画像から、西の浦行をピックアップ。

西の浦に来たことはないので、博多付近で撮ったのしかありませんが。






交通センター2階で発車待ちする西の浦行。 '90.11.4

博多から直接西の浦まで来る便があったのですね。





それはそうと、このバス、味わい深いですね~。
富士重工のボディ、メトロ窓で中ドアは2枚折戸。
車内は前のほうから2人掛けシートが並んでます。

長距離輸送を意識した車両ですね。

顔の広告からして、ニコンのF4が発売された頃なのでしょうね。





もう1枚、博多駅裏の待機場にとまっていたやつ。 '92.4.12
「ハンペン」と呼ばれる世代の西工ボディ。
側板の下半分は、昭和バスお得意のステンレス。

左向こうにちょっとだけ見えているのは、なんと「バス窓」のカマボコボディ・・・。
まだ博多駅交通センターにバス窓が来てたのですね~(汗)




ということで、昭和バスの「西の浦」を味わってみました。

銀色のバスが何台も停まっていた頃に行ってみたかったです・・・。


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No title

こんばんは。本当にここは大きなバス停だったんでしょうね。詰所とか、他に売店もあったんでしょうか・・・?

No title

> 御来欧音(おらいおーね)さん

昔どんなふうだったのか、気になりますね~。
地元の人とかで写真を撮っている人がいたら面白いですね。
プロフィール

蓬莱電鉄

Author:蓬莱電鉄
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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

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