職場旅行で別府へ(5)豊後高田のボンネットバス
昨日の遠征で600㎞近く走り回ったこともあり、今朝は起きるのがしんどかったですが、仕事が始まったら何とかなりました~。
記事のほうは、先々週の職場旅行のラストです。
帰りに寄った豊後高田でボンネットバスを見たことなどについて書きます。
豊後高田のバスターミナル(参宮線の駅跡)を出て右を見ると、古い倉庫を改装した「昭和ロマン蔵」が見えます。
(前回記事はコチラ → http://blogs.yahoo.co.jp/houraiksr/54464563.html)
駅の傍に立地していることから、かつては貨車への積み出しをしていたかもしれませんね。
敷地に入ると、古い車たちが出迎えてくれます♪
ボンネットバス「昭和ロマン号」です。
色は違いますが、塗り分けパターンが大分交通を思わせ、とても好感がもてます♪
反対側。
リアの長~いオーバーハングが独特ですね。
総合案内所で受付を済ませ、乗り込みます。
(乗車無料なので、受付は県名と市町村名を書くだけ♪)
座席数ぶんしか受付しませんので、立ち席なし。
木の床、最高♪
前のほう。
上部の小窓にも手動式ワイパー装備。
運転席。
結構シンプルです。
ハンドル、重いんだろうな~。
パワステとかない頃だろうし。
中ドア上についているスイッチ類。
朽ちかけた表示板を拡大して読むと、ネズミ色のボタンの上は「ブザー」、棒状のツマミの上は「ステップ灯」と読めるような気がします。
車掌が操作したのかもしれません。
天井にある手動のフタ。
非冷房ですから、これで換気をするのかもです。
このバスの修復前の姿。
昭和32年(1957年)製で、車台はいすゞ、ボディは北村。
秋田県の羽後交通で活躍ののち昭和44年(1969年)抹消登録、以後平成18年(2006年)まで秋田県内に置かれていて、この状態になっていたそうです。
平成19年に広島県の福山自動車時計博物館が譲り受けて修復、平成21年に豊後高田にやって来た(高速道路を自走)のだそうです。
この福山自動車時計博物館というところが、ボンネットバスのレストア技術に長けているのだそうです。
乗車したときの動画も。
街並みを散策しながら、次の便のボンネットバスをパチリ。
これがこの日の最終便。