二日市駅にもある!明治時代の跨線橋門柱
今日はメチャクチャ暑かったです。
曇ってましたが、早くも夏の雰囲気を感じました。
先日、JR二日市駅に行った時のスナップから。
3段目の両端に、立派な門柱があります。
すごいですね~、明治時代の門柱が現役なんですね~。
1911年ですから、100年以上経ってます!
ちなみに、この駅の開業は明治22年。
大正から昭和に代わる頃には、のちに首相となる佐藤栄作が駅長だったこともあるそうですね。
跨線橋を渡り、ホームへ。
改札寄りの線路は撤去されてますね。
明治の門柱はコンクリートの架線柱に隠れてますが、跨線橋を横から。
鉄骨はトラス構造。
これも明治時代のものなのかな?
何層にも重なったホームの断面が、ステップ付きの客車時代から近代化していった歴史を感じさせます。
エレベーター設置のためか、跨線橋の延長された部分。
その下に、朱色の構造物が見えますね。
これも、さっきの門柱と同じもののようです。
跨線橋の改造で余剰となり、ここに移されたのでしょう。
福間駅は橋上駅舎に建て替えられ、古い跨線橋も撤去されてます。
福間駅の残りの門柱は、門司港の鉄道記念館で保存されてるんですね。
あと、同じものが宇都宮の日光線鶴田駅にも現存するようです。
記事を書きながら写真を見ていて、ハッと気づいた・・・。
二日市駅のは、浦賀「舩渠」株式會社。
福間駅のは、浦賀「渠舩」株式會社。
「舩渠」と「渠舩」、同じ年で違う表記。
どっちかがエラー?
あるいは、この年に会社名が変わった?
Wikiで検索すると、「浦賀船渠」がHITしました。
江戸幕府が浦賀(横須賀市)に設置した造船所で、海軍の軍艦などを建造してますね。
「船渠」という言葉は変換候補にも出てくる一般名詞で、英語で言う「ドック(dock)」。
船の建造、修理、係船、荷役作業などのために築造された設備及び施設の総称だそうです。
どうやら、福間駅の「渠船」という表示はエラーのようですが、真相やいかに??