2月2日なので22番

今日は2月2日。
恒例の日付けネタです。

だいたいJRの車両形式番号でやるのですが、今回はあまり他人がやらないようなやつです。



西鉄バスの22番です。 '90.3.19 和白営業所 
福岡市の天神方面から旧唐津街道筋を経由して古賀に至る路線。
青柳四ツ角行やこもの行、さらにその少し先の清滝行なんてのもありました。
西鉄バスの行先でひらがな表記される「こもの」(漢字では「薦野」)は珍しいような気がします。


福岡市近辺の西鉄では珍しかった後部カメラ。
22番のバスにはついてることがありました。
そんなに際立って運転しにくい路線でもないように思うのですが・・・。


せっかくなので、青柳四ツ角の様子を。 '09.2.21
お堂のそばにバス停が見えてますね。


ちょうど、市内線のバスが通りかかります。
もう22番は来ません。


青柳四ツ角は、かつての唐津街道の宿場、青柳宿にあります。

現在の古賀は海寄りの古賀駅周辺が賑やかですが、鉄道が現在のルートで開業するまでは、街道のある内陸のこちら側が発展してました。
(かつては得体の知れない鉄道が来ることに反対論が強く、地元が拒否したという話も聞いたことがあります。)


宿場の案内図があります。
「現在地」のマークがちょうど青柳四ツ角です。


大昔の青柳宿の模型。
古賀市歴史資料館に展示されてます。
(奥のほうが青柳四ツ角)

途中の角にある大きな屋根が「お茶屋」と呼ばれるところで、参勤交代の大名が宿泊したりするところです。


お茶屋付近を望む。 '05.7.08
奥の角っこが、お茶屋跡にある青柳醤油です。


いつの間にか22番は古賀に来なくなってしまいました。
大型バスがここを走ってくるところを見てみたかったです。

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No title

以前よく見かけた所属営業所毎のスケッチ入りの前面ステッカーが懐かしいです。

あれで、どこの営業所所属なのかすぐに分かりましたね。

No title

こんばんわ ☆ Q太郎です。

昔は西新から薦野(清滝)行きのバスが22番でした。
青柳四つ角付近ではバスは軒下すれすれで通ってましたね。
懐かしいです。

No title

こんばんは。鉄道創生期には確かに得体のしれない鉄道への拒否反応があったと聞きますね。私はうきは市の出身ですが、隣の久留米市の草野宿はやはり同じような理由で拒否し(現在は草野駅がありますが)、結果として国道210号線沿いが発達したと聞きます。

No title

デジュン様 こんばんは

営業所ごとのステッカー、ありましたね!
この和白営業所は、付近の志賀島で見つかった金印のイラストが入ってました。

No title

Q太郎様 こんばんは

ここを通る姿を見られたんですね~!
軒下すれすれだったでしょうね。

No title

御来欧音様 こんばんは

各地で反対論があったようですね。
馬が驚く、鶏が卵を産まなくなる、稲が実らなくなる、若者が街へ遊びに行って仕事をしなくなる、など・・・。

有力者のいる栄えた街が、強硬に反対して鉄道を迂回させ、発展から取り残された例がいくつもありますね~。

No title

蓬莱電鉄様はじめまして。E52と申します。検索からたどり着きました。
懐かしいバスの画像ありがとうございます。
このバスは家族で天神へ出かけたときに偶然見かけ、もう一度見たいと思い早良区の自宅から自転車に乗ってわざわざ那の津4丁目まで見に行きました。昭和62年、当時小3でした。
市内で見かけるバスより少し短い車体、暗い折返し場での転回のため設置されたバックアイカメラ、それに関連して通常より高い位置に2個設置されたバックランプ、すべてが新鮮でした。
確か和白には1251~1253の3台がいて、そのうちの1252は廃車前にソラリアステージで開催された「車窓の文化展」で展示されていました。
もし後ろ姿を撮影されていましたら拝見したいです。

No title

E52様 はじめまして、こんばんは

コメントありがとうございます。

このバス及びこの路線についてご教示いただき、とても嬉しいです。
バックアイカメラは、あの寂しい清滝の折り返し場で使うためだったのですね。

当時フィルムが惜しかったのか、残念ながら写真はこの2枚しか撮ってません・・・(泣)

それにしても、小3の時点でその知識と行動力、すごいです!!

No title

こんばんは。返信ありがとうございます。

バックアイカメラの設置とバックランプの増設および取り付け位置の変更については数年前に同じ営業所の先輩にご教示いただきました。基本的に狭隘路を走る路線、折返し場が狭い場所を走る車両に取り付けられていたそうです。
車体の長さについては、右側面だと広告枠と「にしてつ」の文字との距離、左側面だと中扉に表記される「にしてつ」の文字数や帯のレイアウトが変わる部分から中扉までの長さで判別してました。
清滝の折返し場ってそんなに寂しい場所だったのですね。
車号に関しては某サイトの参照(1251だけは知ってました)、1252の行く末に関しては92年頃の社内報に写っていた写真で知りました。
後ろ姿は撮影していなかったんですね。それを差し引いても思い出の車両に再会できたので本当にうれしいです!本当にありがとうございます!!

No title

E52様 こんばんは

西鉄バスのバックアイカメラは珍しいという印象がありましたが、やはり運転しにくい路線用に取り付けられていたんですね。

当時は鉄道もバスも個体で追えるほどの知識がなく(バスは今も知識なし)、もっと撮っていればと惜しまれます・・・。
プロフィール

蓬莱電鉄

Author:蓬莱電鉄
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福岡県の古賀を起点に活動している電車・バス好きのおじさん。
「蓬莱さん」と呼ばれることが多いです。

おもに近所での撮り鉄や鉄道模型(N)の加工を気ままに楽しんでおります。

Yahoo!ブログサービス終了に伴い、2019年6月1日からFC2ブログに引っ越ししてきました。

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