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はてなキーワード: 専門性とは

2026-05-10

契約書って大事だよね、という話

10年前の話。

当時の私、29歳、IT企業会社員、女。

名前は、西原仮名)。

結婚して、旦那と二人で共稼ぎ貯金もふえていって、そろそろ子どもかな、、、というときに鬱になる。

当時の長時間労働と、親の離婚教育虐待といった生い立ちから来る色々なものなどが噴出した感じになる。

夫は、「いったん会社やめて回復に専念してはどうか」というアドバイスを受け退社。

まあ、私はIT業界なので、回復した後も業界に戻れるでしょう、という思い込みもありました。


そして回復に専念、といっても、することないのね。

定期的にお医者さんいって、薬飲んで、できるだけ悪いこと考えないようにして毎日を乗り越えてを繰り返す。

しんどい、辛いが、することはない。(時間をつぶすために、夫の漫画コレクションを大量に消費)


少し回復してきたころに、「そろそろ何かしたい」と思ったが、いきなり再就職で週5日は辛いと思ったので、

自営業でも初めてみるか、となんとなく思い、夫に話したところ、「いいと思うよ~」という話で、とりあえず会社を作った。

名前は、私の名前から文字、夫の名前から文字、そして愛犬 (R.I.P) の名前から文字で、3文字会社

会社作った理由は、法人ビジネスする際に、個人事業主は舐められる、となんとなく思ったのがその理由


そのころ、ソーシャルで、「学生時代から事業やってて、今は会社やってて世界中を飛び回っています」というキラキラ経営者を見つける。

名前池田さんとしよう(仮名)。

何か月かウォッチしていたところ、池田さんがたまたま、「いまから〇〇市いきます~。コーヒー一緒に飲める人ウェルカム」という投稿をしていて、

おお、会ってみたい!と思い、DMを送り、いきなりお茶を飲むことに。

池田さんと会ってみると、もうすごくいい人で、外見もよくて、私のことも全部肯定してくれる。

そして、池田さんの会社について詳しく聞いてみると、マーケティングは強いが、営業が弱いので、中小企業案件はぽろぽろ取れるが、大手企業案件は取れていないことを知る。

そこで、「営業面、私がお手伝いしましょうか?どうお役にたてそうか提案しましょうか」ととっさの提案をする。

というのも、私はIT企業新卒で入ってから、ずっと大手企業向けの営業やってて、ゴリゴリ営業畑。

「このキラキラした人が持っていないものを、私が持ってて、相互補完できるかも」と直感的に思った。

池田さんは「それはとってもありがたいです。では、来週オンラインお話しできますか」と、とんとん拍子に話が進んで、いざ提案の時を迎える。


から提案は、「池田さんが販売している商品は、マーケティングで売っているだけでは、継続して点数がさばけないので、ターゲット業界のTop10に対しては、直接営業アプローチすべき」という非常にシンプルもの

自分なりの洞察リサーチ内容、アプローチ方法などをがっつり加えたものを伝える。当時はAIもなかったから、提案書作るのにがっつり1週間使った。

からは「あまり無理しないようにね。でも、応援してるよ」と言われる。応援してくれたのが嬉しかった。

そして提案をみた池田さんは、

西原さんの提案は、素晴らしい内容でした。私の周りには、マーケティングとかデジタルとかの人は多いのですが、こうした直球の営業企画できる人、そして実行できる人はいないんです」

100点満点をくれた。正直、むちゃくちゃ嬉しかった。

そして池田さんは、

販売額の20%を西原さんへのお支払いということでいかがでしょうか。過去に月額固定で営業代行を依頼したことがあったのですが、全く機能しなかったので、成果報酬でよければぜひお願いしたいです」

営業面だけでなく、マーケティング面でもアイデアあればぜひお知らせください」

といって、月に1度はオンライン、年に3-4回は対面で会う仲になった。

池田さんは、ソーシャルでも1万人以上フォロワーがいて、それも経営者っぽい人が多いので、そういう人のチームになれたことが嬉しかった。

このころには私の鬱はもう抜けていたとおもう。


池田さんからは色々学んだ。友達、先輩みたいな感じで、彼女が考える会社経営について、色々教わった。

私は父も母もサラリーマンだが、二人とも仕事の話は家で一切しなかったので、会社経営するとかいうことを全く考えたことがなかった。

稼ぐ仕組みを作ること、人を使うというのは、こういうことなんだなあ、と思った。

また、池田さんのもとには、それぞれ優秀なスキルもつ人が男女問わずチームとしていて、それぞれ自分会社を持っていたり、個人事業としてやっていたりした。

私は勝手に「チーム池田」と呼んでいた。自分もその中で、専門性をもち尊重される一員に加われたことを嬉しく思った。

ちなみに、営業をはじめて、1か月後に、ある業界大手企業本社購買とのアポを取ることができ、池田さんにも同行してもらったのだが、

西原さんの営業スキルプレゼンスキル、交渉力はすごい!」ととにかくほめてもらった。その後、池田さんはさらに私を立ててくれるようになった。

その会社との契約も決まり安定的な数量を売れるようになり、月数十万円の金額が私の手元に入ってくるようになった。

と、ここまでがいい話。


それから1年後、法規制が変わった関係で、池田さんの会社バブルが到来する。

(結果として一時的であったが)年の売り上げが10倍近くなったのだ。

池田さんはこれをチャンスとみて、マーケティングに大量にお金突っ込み中小企業客と個人客が激増することに。

私は細々と営業をするが、最初に取ってきた大手以外からはなかなか受注できず。また、その大手から契約も急減するという事態に。

数十万円の報酬が、数万円にまで低迷する。夫の収入があるから、食べるには困る、ということにはならないが、でも困る。


池田さんは、「ビッグウェーブに乗って、マーケティングで売れる」という確信を持ったのか、私の話を聞いてくれなくなった。

大手企業は、商品信頼性部品継続提供可能性、外部機関試験認証取得、問題発生時の原因究明体制、といった点を重視する。

大手企業が期待しているような点に、ぜひお金を突っ込んでください」という私の依頼は無視される。

そしてダメ押しに、私に対して保証していた20%のマージン10%に圧縮され、さらさらに、私が開拓したお客さんに対して、池田さんが新しく採用した若手営業が、

私が提案した価格よりも安く提案して、勝手契約を切り替えていた「らしい」ことが判明。お客さんは、口止めされているらしく明言はしないが、非常に歯切れ悪くなり、私の電話も取らなくなった。


そこで、池田さんに私はコールして、「マージン圧縮はまあ仕方ない面もあるかとは思います。部材が上がっているし。でも契約勝手に切り替えているのは本当ですか」と確認したところ、

池田さんは仮面のような表情になり、徹底的にはぐらかした。そして、「ビジネスがうまくいくように、全般的コントロールしていくために決めたことなので」と、分かったような分からないようなことを言われた。

ああ、この人はもうだめだ。と思った。


そして思い出す。

ある夜、私は池田さんはすごい、池田さんと仕事できて、営業契約も決まりうれしい。

といった話をした後に、夫は「池田さんとは契約書は締結した?」と言われる。

私は、「池田さんは営業面は私に任せているか大丈夫」「いいタイミングになったら話してみるね」といったが、その後契約の話は結局しなかったし、池田さんからも出なかった。


ああ、やられたんだな。池田さんにうまいように使い倒されたのかもしれない。

でも、数字に関することはどれも口約束から20%のことも、契約をかっさらうようなことをしない、というのも、そういう口約束があったことを証明できない。

そして私の売り上げマージンゼロになった月に、私から池田さんに、「転職が決まったので、そちらに注力することにしました。これまでありがとうございました」と言って、チーム池田を去った。

同時期にチーム池田はほぼ解体されていて、バイキングみたいな髭のエンジニアさんも、いつも違う眼鏡をかけてくるWebデザイナーの方も、代理店販売担当していたおやじ殺しの方も、みんないなくなった。

みんな池田さんと契約トラブルを抱えてのことだった。

家が近くだったので、よく一緒にご飯を食べた髭のエンジニアさんは、

「あの人(池田さん)は、そもそも信頼できないと思っていたので、来るべき時が来たか、という感じだったよ。いくつか予防線を引いておいてよかった」

と言っていた。ああ、私は人を見る目が本当にないんだなあと思った。


その後池田さんがどうなったかって?

ウェブで相変わらず、涼しい顔でビジネスをしています。とてもお美しいままです。

おそらく、信頼を焼き畑農業しても、また、私のような人間池田さんを手伝いたくなってしまうので、会社は回っているのだと思う。

特需タイミングで大儲けしたお金を使って、今は別のビジネスも手掛けているみたいだ。


私がどうなったかって?

夫は「自分お金をだまし取られるみたいな致命傷でなくてよかったね」と言われ、私のことは一切責めなかった。

夫は私と一緒に池田さんとは何度か会っているのだが、「調子のよい経営者典型」だと思っていたとのこと。

ああ、そうだ、夫は銀行融資しているんだった。彼の人物鑑定能力は、私の100倍高いのだからもっと夫を頼ればよかったのかも。

でも、銀行で順調そうにみえる夫の力を借りずに、自分も独力でうまくいった証拠を残したかったんだよね。


池田さんには、転職しました、といいましたが、実はその後は自分会社を育てるべく奮闘し、6-7年が経過したところ。

私の能力不足がゆえに、満足のいかなかった結果を迎えたことはある。ただ、池田さんのような意図的不義理をせずに来れている。

子供も2人生まれて元気だ。この点は独身池田さんが持てなかったものだ、と思ってしま自分性格が悪いと思う。

池田さんに対する恨みはもうなくて、「一時期楽しく過ごさせていただいてありがとう!」「良い点も悪い点も学ばせてもらいました」という感じです。

池田さん、もしこれを読んでいたとしても、私は夫と子供に囲まれ仕事もあって幸せなので、今更あなた邪魔をする気は一切ありません。


おしまい

2026-05-07

昇格を目指さないことにした

よくZ世代文脈で言われる「責任業務負荷を負いたくない」というよりかは、

会社が言う単純で直線的なキャリアパス(誰しもが管理職を目指す)は自分には何か違う気がしていて、

専門性を極めたくて、PM/PLの経験もしたいけど、プロジェクトを回すためのマネジメントはやりたいし、やってるけど、

課長とか部長の勤怠管理目標管理まではしたくない。

 

でも、会社としては、平、係長課長部長になるという、誰しもが目指すべきというキャリアモデルがあって、そのレールに乗れない。乗りたくない。

上司も「男は稼いでナンボ」という価値観で、合わん。

妻は違う。ていうか、妻のほうが俺より稼いでる。

 

上司に対する不信感はある

・妻と妊活をしていて今はプライベートを優先したい

妊活のことも上司に話しているが仕事はどんどん増やされる(担当領域が増えた)

36協定上限超を3ヶ月連続した(年間上限も超えたらしい)

・ここ1年、残業時間が毎月30時間

業務量の多さは週報に書いてるが上司は見てないっぽい

キャパオーバーを訴えているが認めてくれない

・何がどれだけの時間がかかり、それをどれだけ抱えているのか定量的に分かる資料作成して見せないと納得できないとのこと

ぶっちゃけ、忙しすぎて作る暇がない。というか、情シス保守仕事定型的ではなく、必要工数を事前に提示するのが難しい(というのが俺の今の感想

 

どないしたらいいんやろな。

妻に昇格したくない件を伝えたら「全然いいと思うよ」「同僚はそういう人多いよ」、無理して目指さなくていいよ、と。

良い奥さんやな。

 

ま、わい、仕事できないんやろうな。

 

あと、昇格を目指したくないと思った理由がもう1つあって、それが人事の裏事情人事部の仲いい同僚が教えてくれるなど、色々調べて分かった。

昇格は試験合格でなれるのだけど、筆記試験面接試験とあって、点数だけで純粋評価されるというのが上司説明だったが、実は違う。

・人事評価も影響して、B(標準的)よりはA(良好)、S(すごく良好)の人が昇格する

(分からなくはないが、事前に言えとも思う。上司説明では人事評価はB以上であれば全員横並びという説明だった)

担当部署役員の推薦が大事

合格者を比較する受験者一覧表には「最終学歴」が大きく記載されている

受験回数も記載されている

・点数が僅差の時は当該部署役員確認の上決められる

 

話違うじゃんって。

もちろん、コンプライアンス通報したよ。

時間無駄にさせられたのが一番嫌だった。騙されたって思った。

 

他の同僚より担当業務多いのに。

頑張って何になるんだろう。

転職したいけど、気持ちがなあ。今の状態では。

 

だけど、昇格できない自分が惨めで悲しい。

わい、こんな人間だったんやな。

申し訳ない気持ちがある。

2026-05-06

anond:20260403115559

クラウドAIはいま数倍の値上げで大騒ぎなってるじゃん

質低下にしてもコンビニ弁当上げ底みたいにどの程度だったら消費者が許容するか観測気球的に試してる感じだし

そもそも最初から電気代や計算資源で数千円のサブスクで維持なんてできなくて今の数千円から数万円の月額料金は撒き餌と言われてるから

そんなもの依存しても囲い込まれるだけだと常識で分かる

専門性がない20言語相互翻訳や数十ページ程度の要約やHTMLコード作成などの軽作業は今でさえ20ちょっとPCローカルAIで足りるから

クラウドの有料AIには計算資源を激しく使う困難な仕事ばかりが回されつまり値段が今の5ばい10ばいになる推測しかできない

月3000円とか30000円とかではAIは利用できずローカルか13万円/月かの2択になって人を雇うのと大差ないどころかクラウド情報漏れからマイナスだな

2026-05-04

anond:20260502072113

ブクマカメタな話ばかりしている。本についても、「この本面白かった」「こんな本を書いた」というエントリ以外に本が捨てられないとか本の分類とか司書仕事とか図書館のあり方、書店がなくなる、フォント装丁みたいな周辺の「あり方」みたいな話題ばかりしている。もちろんメタ話題があってもいいけれど、ホッテントリに上がってくる話題バランスメタな方に偏っていて専門性は浅く何年も同じ話をぐるぐる回している。本だけではなくいろんなことについてそうだ。

2026-04-30

残業規制雇用規制を悪のように言ってるけど規制せざる得なくなったのはお前ら経営者が金出さないからだぞw

ゲーム業界くそみたいな低賃金どうにかしてからしろ

2026-04-29

ひょんなことからReddit学歴談義見つけて面白かった

ユタ州の某大学話題に挙がっており

あいつら"西のハーバード"とかイキってるけど本気で言ってんの?」

「さすがにそれはあんま聞いたことないけど、"西のノートルダム"はずっと言っててウザイ

「西のノートルダム!?プっw」

「あの傲慢さなんなんだ?コロラド鉱山大と同じで誰でも受かるじゃん」

しかコロラド鉱山大のほうは酒浸り、ドラッグ自由にやれる校風でいて就職もいいからな」


こんなやり取りがあって、マジで日本と同じなんだなと驚かされた。



日本人って「アメリカ大学はコミカレでもない限りあらゆる日本大学太刀打ちできないほど入試に求められる学力が高く、在校生専門性や知能も日本の名門大学生を遥かに凌駕していて、もうそもそもオツムの出来が違うから逆立ちしても敵わない」くらいに大騒ぎするけど、あれもしかしたら大嘘なんちゃうか?


なんか地方私大が"〇〇の慶応"を自称して爆笑されてる感じとか、言うだけタダ自称ですら東大京大の名を出すのを慎む腰抜け感が似ていて(自称ノートルダムだし)、「日本と同じでそこらへんの冴えないやつがなんとなく進学する有名大たくさんあるんじゃないか」と思った。


日本人の米大学信仰国内大学軽視が異常なんだもん。

以前はてなで「合格に求められる学力ハードル東大よりしんどい大学って世界中探してもインド工科大くらいしかなくて、受験地獄経て超高倍率突破しないと行けない中韓の最難関大ですら東大入試と比べたらザコで」みたいな実情書かれたエントリーブコメの大半が発狂してたし。

あと留学相談サイトアメリカ大学入試難度見てても全米大学ランキング100位だろうと200位だろうと「凄くハイレベルで優秀じゃないも入れません」評ばっかで嘘くさいんだよなあとにかく。

anond:20260427190316

はてなブックマークはまだ伸びる余地があると思うんですよ。ニュースや他のネットソースを含む幅広い話題について「ちゃんとした」キュレーションサービスや関心コミュニティ需要はかなりあると思う。はてブダメなところは(強みの裏返しでもあるけれど)「はてサ」の巣くつになっていて、ホッテントリピックがめちゃくちゃダメな方向に偏っているところ。逆に、一部「暴言保守おじいさん」も増えた。もともとの強みの技術記事特定プラットフォーム運用TIPS独り言みたいな「どうでもいい」話が増えていて尖った話が少ない。「専門性の高い人達が集まっていた」というのがはてブ財産だけれどホッテントリダメすぎてそういう強みのあるつながりができなくなってしまった。技術者、医師弁理士弁護士、文筆家、YOUTUBERみたいな人達匿名顕名で見識の高いコメントを書き、それが読めるという強みをもっと強化していくとはてブは最強になり得る。

AI技術ホッテントリ管理に投入してみるといいと思う。単純にbiaslyみたいな指数付けでも面白くなるかと思う。はてブがどれだけはてサの巣くつなのか可視化されて改善の切っ掛けになる。https://www.biasly.com/ ブコメブログレビュー記事AIでやるのもいいかも?「はてなが俺の記事ぱくりやがった!」くらいの熱さがあってもいいのでは。

2026-04-28

自動文字起こしツール導入

会議議事録作成の省力化のために、高精度なAIを搭載した自動文字起こし議事録作成ツールが導入された。会議リアルタイム文字起こしや、録音データアップロードされ、議事録作成時間を大幅に短縮できるはずだった・・・

それなりの精度で文字起こしされるのだが、専門性の高い発言文字起こしには人間のチェックが必要とされる。人力文字起こし時代は、若手が主体となり、意味不明発言冗長発言は削除又は要約される傾向があった。なぜなら、上司のチェックで質問されても困るからで、程よく短くまとめられていた。しかし、AIを用いた文字起こしツール意味不明発言も含めて膨大な議事録作成する傾向がある。作成担当の若手も、よく読むと意味が通じない議事を削除せずに決裁を回すようになってしまった。そこで仕事が増えるのが議事録推敲する中堅であるきれいな日本語を話す会議参加者発言AI議事録になるが、特に役付きの管理職話し言葉全開で喋るのでAIきれいな日本語にできないものが多い。今回の会議特にひどかった。要約すると短くなる発言が何行にも渡って口語で記録され、それをゴーストライター言語化するのに似ている。

何より残念なのが、いままでは若手の議事録作成とともに培われた読解力と文章作成能力OJTが、文字起こしツールの導入でほとんどOJTとはならなくなってしまたことだ。若手が理解しないまま事業が進行して契約先への説明フォロー必要になるのだろう。頭が痛くなる。

anond:20260427191520

腐敗によって失われた事項の概要

1. 経済的地位喪失

1990年代日本世界経済において大きな存在感を持っていたが、2024年時点では名目GDP世界GDP比率一人当たりGDP国際競争力ランキングのいずれも大きく低下した、と整理されている。関連する要約記事では、名目GDP2012年の6.27兆ドルから2024年に4.11ドルへ、世界GDP比率1993年17.8%から3.8%へ、一人当たりGDP順位1990年代の5位から52位へ低下したとされている。

失われたもの

国際的経済プレゼンス、成長期待、先進国としての相対的な豊かさ。

2. 賃金上昇と生活実感の喪失

記事では、日本の平均年収1997年の467万円から2024年の462万円へ、約30年にわたりほぼ横ばいだったとされる。一方で、米国ドイツ韓国では同期間に賃金が大きく伸びたと整理されており、日本けが「働いても豊かになりにくい国」になったという問題意識が示されている。

失われたもの

賃金上昇、可処分所得の増加、将来の生活改善への期待。

3. 税金有効性・公共支出への信頼の喪失

サイト側の議論では、特別会計天下り多重下請け中抜き構造が、税金国民のために使う仕組みを弱体化させたとされる。関連要約では、特別会計1990年の85兆円から2024年に238兆円へ拡大し、国民の目が届きにくい巨大予算になっていると説明されている。

また、持続化給付金COCOA電気・ガス補助金などが「中抜き構造」の例として挙げられ、国民に届くはずの支援中間組織委託先・事務費に吸収されたという主張が展開されている。

失われたもの

税金国民還元されるという信頼、行政支出の透明性、公共事業の効率性。

4. 政治代表性と競争原理喪失

記事では、世襲政治政治資金の不透明性、国会活動実績の乏しい議員存在が、日本政治の硬直化を招いたとされる。特に自民党における世襲率の高さや、国会質問議員立法・質問主意書がゼロの「トリプルゼロ議員」が問題視されている。

失われたもの

政治への新規参入機会、政策競争専門性現場感覚に基づく政治

5. 行政制度への信頼の喪失

サイトの論旨では、日本の腐敗は露骨賄賂型というより、天下り外郭団体特別会計記者クラブ世襲政治などを通じて「合法的に見える形」で制度化されている点が問題とされている。関連要約では、これを「制度化された腐敗」と表現している。

失われたもの

行政の公正性、説明責任、国民制度を信頼する前提。

6. 報道の自由情報公開喪失

記事では、日本報道自由度ランキング低下、記者クラブ制度SNS上の削除・開示請求の増加が取り上げられている。特に2024年日本報道自由度指数が70位でG7最下位とされ、情報統制批判報道の弱体化が問題視されている。

失われたもの

権力監視機能自由批判空間国民政策判断するための情報環境

7. 老後の安心社会保障への信頼の喪失

関連要約では、年金受給開始年齢の引き上げ、国民年金・厚生年金の水準、国民負担率の上昇、実質手取り率の低下が挙げられている。1990年の実質手取り率76.5%に対し、2024年は68.6%まで低下したとの整理も示されている。

失われたもの

老後の安心、現役世代手取り社会保険料・税負担への納得感。

8. 食料安全保障喪失

記事では、日本カロリーベース食料自給率1990年の53%から2024年に38%へ低下したとされ、輸入途絶時の脆弱性が指摘されている。小麦大豆トウモロコシへの輸入依存問題視されている。

失われたもの

食料供給の自立性、非常時の耐性、農業政策への信頼。

9. 人口再生産力の喪失

出生率低下も、サイトの主要論点の一つである。関連要約では、合計特殊出生率1990年の1.54から2024年の1.15へ低下し、出生数も1990年の122.2万人から72.1万人へ減少したとされている。

失われたもの

人口維持能力、若年世代の将来展望社会保障制度の持続可能性。

全体像としての要約

このサイトの主張を一文でまとめるなら、次のようになります

日本の「失われた30年」は、単なるバブル崩壊後遺症少子高齢化だけではなく、特別会計天下り中抜き世襲政治情報統制税制不透明性といった制度化された腐敗によって、経済成長・賃金・税の還元政治参加・報道の自由・老後の安心・食料安全保障・出生力が長期的に損なわれた、という構図である

quoraってまともな回答返ってこないぞ

質問したとしても全く問いに対応してないお気持ち表明系の返信ばかりになる

上位存在に対して

「はて?別にそういう人たち凄いと思ったことないですね。僕のほうが凄かったです」

とか学生みたいな自慢を健常とは言い難いキモい口調でシラフで展開するやばい精神性のオッサンばっかり

あるはずの専門性を一向に表に出さず、人格障害メンタル不調起因のまるで益のないトンチンカンな返答をブリブリ繰り出してる場所


あとネトウヨの多さがとんでもない

2026-04-27

しょうもない日記祈り呪い

いままで自分専門性に基づく知識を奪おうとしてくる輩が何度も近づいてきた。こっちはお前らのせいで心身ともに壊れて生活すらままならない状態なのに、どうして知識まで無償提供しなければならないのか。

死ねよ。

お前らはのうのうと暮らしてる中で、なんで俺は苦しい思いをして生きてるんだよ。死ね

……脳内で何度も苦しい記憶侵入してきて、集中力が昔の半分くらい。これでもかなりマシにはなった。何時間連続して勉強できた頃に戻りたいが、戻れないのかもしれないと諦め半分。

2026-04-25

全教談話の法的解釈まとめ

2026年4月23日全日本教職員組合全教)は、3月16日に起きた沖縄県名護市辺野古沖の修学旅行事故に関する談話を発表しました。https://www.zenkyo.jp/opinion/12562/

この談話は、事故への哀悼安全対策必要性を認めつつ、文部科学省文科省)の通知に対する懸念を主軸に、教育のあり方を主張しています。 

事故への基本姿勢

• 亡くなった同志社国際高校2年生の武石知華さん(17歳)と船長金井創さん(71歳)のご冥福祈り、遺族に深い哀悼の意を表す。

学校教育活動では、子どもたちの生命安全を守ることが最重要の責務であると明記。

修学旅行などの校外活動は、教室での学びを広げる大切な教育実践だが、万全の安全対策が不可欠。事故原因の徹底検証と再発防止策を求め、関係機関による客観的調査要請

文科省通知への懸念

事故後、文科省4月7日に「学校における校外活動安全確保の徹底等について」という通知を出しました。これに対し、全教は以下の点を問題視しています

通知の内容

校外活動安全確保を求めるとともに、教育基本法第14条第2項(学校は、特定政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治活動をしてはならない)を引用。「特定見方や考え方に偏った取扱い」を避けるよう強調。

全教の主張

この通知により、平和教育に対する過度な萎縮(活動が萎縮・縮小すること)が学校現場で広がることを危惧安全確保と平和教育は分けて考えるべきと強調。安全対策重要だが、平和教育必要性否定するものではない。

平和教育の意義と擁護

全教は、平和教育を以下のように位置づけ、積極的擁護しています

平和教育を「偏った取扱い」とするのは、教育本質を歪め、教育自由教職員専門性を損ない、子どもの学ぶ権利を狭める。

平和教育は「特定政治立場を押しつけるものではなく」、子どもたちが多様な資料事実に触れ、自ら考え判断する営み。戦争と平和を学ぶことは、民主主義社会を担う市民を育てるうえで不可欠。

全教の主張と法的解釈

教育基本法第14条

学校教育政治中立性を定めた法律。第1項は「政治教養尊重」を、第2項は「特定政党支持・反対のための政治教育政治活動禁止」を規定

政治中立

学校教員)が特定政治立場一方的に推進しないこと。

全教の主張へのあてはめ

教育基本法第14条第2項は、学校教員を含む)が特定政治立場教育内容として推進する活動禁止しています。一方、第1項は「良識ある公民として必要政治教養」の尊重を認めています

全教は「政治教養尊重」を広く解釈し、「禁止される政治教育政治活動」の線引きを緩く主張しています

教職員専門性教育自主性」という名の下で、特定政治教育を生徒に提供する実践を、法的制限の外に置こうとする主張です。

まとめ

教員公的立場(または学校教育活動担い手)であり、生徒に対する影響力を考慮した善管注意義務中立義務を負います私的意見の表明と、教育活動での推進は区別されます

過去教職員組合の主張でも、「教育自由教員教育内容決定権」を広く解釈する傾向が見られますしかし、裁判例では全教の主張は退けられる傾向にあります

結論として、全教の主張は教育現場における「自派の平和教育実践する権利自主性」を主張していると言えます

これが教育基本法第14条第2項の禁止規定とどのように整合するかは、事故調査や今後の議論の焦点となるでしょう。

2026-04-18

AIが作った曲を、ひとりの作家作品として聴いていた

(※長文注意・要旨)

ある音楽家が、これまでのリリース作品がすべてAIベース制作環境で作られていたことを、その環境商品として販売開始することで明かした。

この記事は、それを告発するものではない。むしろ、その製品宣伝通り機能した場合にこそ私たちが直面する問い——「感動していた曲は、何によって作られていたのか」「作曲プロンプト設計に移るとき、聴き手は何を聴いているのか」——について、ひとりの聴き手/作り手として考えたことを書いておく。

1~4節はその商品分析がメインなので、ゴシップ的な話に興味のない人は5~7節だけ読めば十分。

長いので時間のあるときに読んでほしい。

1. ある製品との出会い

Twitterで、気にかけていたアカウントがあった。フォロワーは二千人規模だが、Hyperpop以降の日本のシーンで頭角を現している一人、という認識自分の中にあった。界隈の主要な音楽家たちからフォローされている、といえば規模感が伝わるだろうか。リリースされる曲には、たんに「いい音楽」と片付けるのは難しい構成の巧妙さと音選びの新しさがあって、追ってはいないまでも名前は頭にあった。

そのアカウント最近自分制作環境商品として販売し始めた。価格は14,900円、「AI音楽制作環境」として売り出されていて、製品ページの宣伝文句はこうなっている——「『気持ちよくて驚きのある曲を作って』——そのくらいの指示からコード進行歌詞・Sunoプロンプトまで一貫して出力します。」さらに、既発のアルバムEPは「全てこれを軸に制作されている」とも明記されていた。

最初に湧いた感情は、「ああ、そういう工程で作られていたのか」という、ある種の冷めの感情だった。AIを使っていることそのものへの反発ではない。SunoのようなAI音楽生成ツール進化については以前から耳にしていた。出力自体クオリティ否定するつもりもない。そうではなく、「何に対して感心していたのか」という、自分の受け取り方の根元が揺らぐ感覚、とでも言えばいいだろうか。

この感覚を、個人的がっかりエピソードとして飲み込んで済ませてもよかった。けれど製品ページを読み進めるうちに、これは自分一人の話ではなく、いま音楽聴く/作る側に共通してくる問題になっていくだろうと思い直した。以下はその整理になる。

2. その製品が何であるかの整理

製品ページから読み取れる範囲で、何が売られているのかをまず整理しておく。評価は後回しにする。

製品としての訴求は、おおむね三層からなる——(a)独自音楽生成エンジンであること、(b)感覚的な指示から完成物が自動生成されること、(c)学習ツールとしても機能すること。

3. 構造的に読み取れる疑問

実際に買って触ったわけではないので、以下は推測の域を出ない。ただ、製品説明を読み解くと、構造的にいくつかの疑問が浮かぶ

まず、''「Python疑似コード」という語の含意''について。「疑似コード」はPythonの形で書かれていても実行されないテキスト、つまり構造化されたプロンプト/参照資料のことを指すのが通例だ。Claudeプロジェクトに.zipアップロードする形式である以上、これはClaudeが読み込むルール文書群であって、独立して走る独自エンジンではない可能性が高い。MIDI出力部分などは実行可能コードだろうが、「コードを選ぶ」「歌詞を書く」といった音楽判断のコアは、Claude本体自然言語推論能力が上限になる。これ自体は悪いことではない。よく練られたプロンプトパックは、Claudeの出力の一貫性専門性を上げる。ただし「独自エンジン」という響きが含意するものとはかなりの距離がある。

次に、''Sunoへの依存度''について。製品の主要アウトプットひとつが「Sunoプロンプト」である以上、最終的に音として鳴る部分——音色の質感、ミックスバランス演奏ニュアンス——を生成しているのは、この製品ではなくSunoのほうということになる。つまり、この製品価値の相当部分は「Sunoを上手く使うためのプロンプト設計職人技をパッケージしたもの」であって、Sunoが進化すればその層の価値は急速に目減りする。

三つ目に、''「all built by hand」の含意''について。86,000行という規模が、本当に人間が手で書いたものなのかは、製品説明から判別できない。ジャンル研究ノートやStyle語彙データベースといった文書は、AIに「このジャンルについて詳細なルール文書を書いて」と指示すれば相当量が出てくる種類のものである。骨格は人間が作っていたとしても、肉付けをAIに任せている可能性は十分ある(そしてその場合、「手作業で書いた」という説明の重みはかなり変わってくる)。

繰り返すが、これらは推測にすぎない。実際に買って開ければ印象が変わる可能性は十分ある。ただ製品ページの記述だけを根拠判断する限り、「独自音楽生成エンジン」「作編曲学習ツール」という訴求は、実態を控えめに言っても過剰包装しているように見える。

4. 機能しなかったら問題だが、機能したらもっと問題

ここがこの記事で一番考えたかったポイントになる。

この製品に対する考えられる反応は、「宣伝通りに動くのか?」という疑問だろう。

しかし、立ち止まって考えると、本当に問うべきは逆側であることがわかる。

仮にこの製品宣伝通りに機能するなら——「気持ちよくて驚きのある曲を作って」という指示一行からコード進行歌詞・Sunoプロンプト・MIDIMP3まで一貫して出力されるなら——自分が感心していた曲は、その程度の指示から出てきたものだった、ということになる。下準備としての疑似コード整備や、出力に対する微調整は当然あるにしても、一曲一曲制作工程の中心がそこにあったのなら、感心の源は作り手の耳ではなく、ツールの出力分布の中にあったことになる。たしか創作物は優れていたかもしれないが、「それが優れていたのは上手くSunoを使いこなしていたから」という、エンジニアリング問題だったということになる。

機能しないなら誇大広告問題で済む。機能するならば、「聴き手は何を聴いていたのか」という、より根本的な問いが立ち上がる。皮肉なことに、製品としての完成度が高いほど、この問いは重くなる。

ここで思い出しておきたい話がある。2023年ゲンロンのイベントで、音楽家tofubeatsが、Spotifyサジェストで流れてきた曲に心を動かされ、作曲者を調べたらAI生成曲だと知って深いショックを受けた、という経験を語っていた。彼自身がオートチューンで声を加工し、歌声から人間性を排して作曲するタイプ作家でありながら、である。「非人間的な曲が、本当に人間によって作られていないこと」が判明したとき空虚さを、彼は正直に語っていた。

この空虚さが何から来るものなのかは、6節でもう少し踏み込んで考えてみたい。ただ先に言っておくと、それは「AI音楽を作ってはいけない」という種類の話ではない。むしろ、「聴くとき自分は何と対面していたつもりだったのか」という自己認識問題になる。そしてそれは、作り手が工程を開示しないまま商品を売り始めた瞬間、聴き手の側で解決することが不可能になる種類の問いでもある。

5. AIを使うこと自体の話ではない

誤解されたくないので、はっきり書いておく。この文章は、AI音楽を作ることへの全面的否定ではない。

作曲歴史は、すべてを人間設計人間が作る歴史だけではなかった。偶然性、システム自動化、外部の力を取り込む試みは、ジョン・ケージからブライアン・イーノアルゴリズミック・コンポジションまで、20世紀以降の音楽史の重要な部分を形作ってきた。AIの導入はその系譜の延長にあって、それ自体否定するのは筋が悪い。

近年の例で言えば、菊地成孔自身主宰するギルド「新音楽制作工房」でAI活用していることを早くから公言している。NHKドラマ岸辺露伴は動かない』の劇伴ではMaxを用いたAI生成による弦楽四重奏が使われており、菊地本人が「作曲者のクレジットもないし、著作権のありかがわからない」という問題NHK出版経由でJASRAC協議し、「新音楽制作工房」名義のクレジットで処理することで決着させた、という経緯まで公にしている。つまり、どう使い、どう扱い、誰の名のもとに出すかを、彼は工程ごと開示している。

ここでの違いは、「AIを使うか使わないか」ではなく、「どう使い、どう開示し、何を自分の名のもとに出すか」にある。「AI使用は隠していない」という表明と、「どの工程AIに委ねたかを開示する」こととの間には、大きな距離がある。

そしてもうひとつ、避けて通れない論点がある。Sunoを含む音楽生成AIが、何を学習データにしているかという問題だ。2024年6月RIAA(全米レコード協会)はSony MusicUniversalWarner Music代表してSunoとUdioを著作権侵害で提訴した。Suno側は、レコード会社の著作権保護された録音物を使用したことを概ね認めた上で、フェアユースを主張している。2025年末にはWarner MusicとSunoがライセンス提携和解したが、訴訟全体はまだ決着していない。

まり、いまSunoで曲を作って発表することは、その学習データが何で、どのような経緯で集められたかが法的に争われている状態モデルを使うことを意味する。これは「使ってはいけない」と言いたいのではなく、「自分作品がどういう供給ラインの上に立っているか」を無自覚なままにはできない、ということだ。そして、そのモデルを使って生成した曲で「作曲者」を名乗り、その制作環境商品化して収益化する、という連鎖倫理性は、まだ業界全体として合意が取れていない。

この記事の射程は、その倫理のものを裁くところまでは届かない。ただ、「いい曲さえできれば制作過程はなんでもいい」という論法に、即座に頷くことはできない、という姿勢だけは明示しておきたい。

6. 創作者と鑑賞者の間の、暗黙の契約について

ここで、4節の末尾で保留にした問い——tofubeatsが味わった空虚さは何から来るのか——に戻ってくる。

創作物聴く側は、作り手の工程をつねに見ているわけではない。それでも、作品を受け取るときには「制作への真摯さと、出来上がった作品クオリティは、どこかで結びついている」という、いわば感覚的な信頼をもって聴いている。これは創作と鑑賞の間に長く存在してきた暗黙の契約のようなもので、あるシンガーソングライターが書いていた通り、手間暇掛けようが掛けまいが最後には一緒くたに扱われる時代でも、違いの分かる人はいるはずだと信じて丁寧に拵える——という姿勢を、作り手と受け手の双方が(明示的ではないにせよ)共有してきたから、音楽は単なる音の配列ではなく、作り手の痕跡を伴うものとして聴かれてきた。

AIが生成した音楽のものにも、それ独自の良さがある。これは繰り返し強調しておく。作品としての良さは、工程とは独立に成立し得る。ただし、AI生成された曲を「ひとりの作家が作った作品」として提示し、その仮構された人格のもとに人気を集めることは、この暗黙の契約を根元から破壊する。聴き手が「これを作った人は、たぶんこういう感受性の持ち主なのだろう」と想像しながら聴いていた対象が、実は大部分がプロンプトから生成された出力だったとしたら、その想像は宙に浮いてしまう。作品が悪かったわけではない。悪かったのは、作品と作り手の人格の間にあったはずの関係について、聴き手が抱いていた前提が、工程を開示されないまま利用されていたことにある。

tofubeatsが味わった空虚さは、たぶんこれに近い。「AIが作ったか価値がない」ではなく、「自分作品を通して誰かの感受性と向き合っていたつもりだったが、その『誰か』が自分想像していたものとは違っていた」という、受け手側の文脈の宙吊り。この宙吊りは、作り手の側がAI使用を大まかに表明するだけでは解消されない。「何を自分判断で選び、何をツールに委ねたか」という工程粒度での開示があってはじめて、聴き手は自分の感心の行き先を再設定できる。

この視点から見ると、今回の製品販売で起きたことの構造が少しはっきりする。14,900円という価格や、買った人にとっての有用性の問題はもちろんある。ただ、それ以上に大きかったのは、制作環境商品化するという行為が、既発の作品群を「この環境実例」として遡行的に位置づけ直してしまうことにある。以前から作品を聴いていた側から見れば、聴き手と作り手の間に結んでいたはずの暗黙の契約の内実が、後出しで書き換えられる感覚がある。

制作工程の開示は、法的義務ではない。ただ、制作環境商品として売り始めた瞬間、この暗黙の契約自分から前景化させたことになる。「この環境でこれだけの作品が作れる」という実例として既発のリリースが参照されているのなら、それぞれの作品がどの程度この環境の出力そのものなのか、どの程度は人間の介入によるものなのかは、買う人にとっても、これから聴く人にとっても、重要情報になる。

7. どこへ向かうのか

最後に、聴き手として、作り手として、これからどうするかを書いておきたい。

聴き手としては、tofubeatsが味わった種類の空虚さを、できれば避けたいと思うひとが大半だろう。しかtofubeatsAI生成だと気づくことができたのはクレジットにそう明記されていたからに他ならない。今回の私のケースのように、AI生成であることが明かされていなかったり、将来的に(遡及的に)AI生成であることが明かされるようなパターンますます増えていくだろう。私たちは、匿名性を保ったままクオリティ勝負して有名になっていくという同人音楽シーンの時代終焉を目の当たりにしているのかもしれない。作り手と受け取り手信頼関係が壊れていくなかで、聴き手側からできることはあまりにも少ない。界隈で有名なコンポーザーの多くも今回のアカウントフォローしていたことも考えれば、制作過程情報開示を積極的に求めていくこと、プロセスを明らかにしたうえでよいものを作っているひとを評価していくこと等も、その限界は大きいだろう。

作り手としては、自分がやりたいのは、プロンプト一行から出てくるものを受け取る側ではなく、一音ずつ選ぶ側である、とあらためて確認した。それはAIを使わないという意味ではなく、AIを使うにしても、どこで自分判断を通すかを意識的設計したい、ということになる。菊地成孔のやり方に近いと言えば近い。作編曲に限らず、これまであらゆるアートと呼ばれる領域について、過程を見せないことは作家神秘性を増すための重要な要素だった。しかし上にも書いたように、その限界はもうすでに見えてきているように思う。過程を明らかにしたうえで、自身武器がすべて明らかであるのにそれでも真似できない創造性を見せること。もちろん、あらゆる出力結果は機械学習の餌食になりうるという状況においてこれは綺麗事かもしれないが、成果物がいわゆるAIに食われうるのは変わらないのだとしたら、いか自身制作においては透明性を保ったうえでクオリティ受け手を納得させるか、こそが大事になってくるだろう。こうしたムードを作り手の側からも作っていくことが、今後の大きな課題になるのではないかと思う。

AIもっといいものを作れるのになぜあなたが作る必要があるのか?」は、「プロ作家がすでにこの世に五万と存在するのに、なぜあなた作品をつくろうと、その道を志したのか?」という問いと本質的には何も変わらない。作りたいから、作る。伝えたいから、それを形にする。そうした初期衝動が、欲望が、「創造性」という言葉本質であり、AI模倣することのできない、あなただけの、私だけの創作物につながるのだから

2026-04-17

Xで医師弁護士の大論争が起きているのを知っているか

発端は医療ミスがあったとして元患者病院を訴えたというよくある事案。

医師サイドは「訴訟提起されたら結果勝訴しても失うものが大きすぎる」「現場が萎縮したら国民不利益になる」と主張し、弁護士は「死亡や後遺障害が残ったのであれば訴訟提起をすること自体咎められるべきではない」「民主制国家は誰もが訴訟提起を出来る以上医師だけを特権とするべきでは無い」と主張した。

ちなみにXには検察官裁判官という身分を明かしている人は居ないため、何故か裁判所検察庁への怒りへの反論弁護士がしている模様。

今は、弁護士患者を煽って訴訟をさせてお金を稼いでるとか、医療訴訟専門性が高すぎる上に本気でやるなら何百万円もかかるから弁護士が多くの医療訴訟を未然に食い止めてるとか、もう色んな所に延焼して、手が付けられない状態になっている。

多分視点が違うだけでどっちも正しい意見なんだから、お互いの専門分野にリスペクトをもって接したいね

2026-04-10

AI利用における Aversion bias

AI利用における損失回避バイアス(Loss Aversion Bias)**とは、AIツールや生成AI(ChatGPTなど)を活用する場面で、人々が「AIを使うことで起こりうる損失(失敗、リスク喪失感)」を過大に恐れ、結果としてAIの導入や利用を避けたり、過度に慎重になったりする心理的な傾向を指します。これは従来の損失回避バイアス(損失の痛みが利得の喜びの約2倍強く感じられる)が、AIという新しい技術適用された形です。特にアルゴリズム回避(Algorithm Aversion)」という関連現象と深く結びついています

AI利用で損失回避バイアスが現れる主な理由

潜在的な損失の強調:AIの誤った出力によるミス(例:誤情報業務エラー)、自分スキル陳腐化する、仕事AIに取られる、責任所在曖昧になる、プライバシーセキュリティリスクなど、「失うもの」の方が「得る効率生産性」のイメージより強く感じられる。

現状維持心理:今までの人間中心のやり方を変えることで「何か大事ものを失うかも」という不安が先行する。

失敗の痛みの非対称性AIが優れているとわかっていても、一度のエラーを見ると「人間判断の方が安心」と感じ、AIを避ける(アルゴリズム回避)。

 

研究例として、意思決定AIに委ねる実験では、利得フレーム(良い結果で報酬を得る場合)では人々がAIを避ける傾向が強い一方、損失フレーム(悪い結果で罰則を受ける場合)ではAI人間の利用率がほぼ同じになることが示されています。つまり、損失の文脈では状況認識が高まりバイアスが緩和される傾向があります

具体的な場面での例

業務職場でのAI導入:経営者リーダーが「AI導入に失敗したら自分責任になる」「チームのモチベーションが下がるかも」と恐れて、積極的活用を先送りする(損失回避が強いと、得られる生産性向上より潜在リスクを重視)。

従業員が「AIに頼ったら自分専門性が失われる」「AIの出力が間違っていたら恥をかく」と感じ、手作業固執する。

 

日常AIツール利用(ChatGPTなど):「AIの回答をそのまま使ったら誤情報で信用を失うかも」と過度に警戒し、利用を控える。

投資財務判断AIアドバイザーを使う場合、損失が出た時の痛みを強く想像して人間判断を優先。

 

組織レベルB2BでのAIプロジェクトで、財務部門などが「ROIが不確実」「失敗時の損失が大きい」と損失回避バイアスを発揮し、稟議が停滞する。

 

関連する現象アルゴリズム回避(Algorithm Aversion):AI人間より正確でも、一度のミスAIを信頼しなくなる。損失回避がこれを増幅させる。

自動化バイアスとの対比:逆にAIを過信しすぎる場合もあるが、損失回避は「避ける」方向に働く。

AI自身の損失回避傾向:生成AI学習データから人間バイアスを吸収し、損失領域で独特の反応を示す場合もあるが、主に人間側の心理問題

 

どう対処・緩和するか?(実践的なアドバイスフレームの変更(Framing):

AIを使うと得られる効率」を強調するだけでなく、「AIを使わないと競争で取り残される(機会損失)」という損失フレームで伝えると効果的。研究でも損失フレーム採用意欲を高めることが確認されています

さな実験から始める(Low-stakes):

重要業務ではなく、補助的なタスクからAIを試す。失敗の痛みを最小化し、徐々に信頼を築く。

Human-in-the-Loop人間監視付き):

AIの出力に必ず人間がチェックを入れる仕組みにすると、責任喪失感ミスの恐怖が軽減される。

プレモータ分析(Premortem):

「このAIプロジェクトが失敗したらどんな理由か?」を事前に議論し、リスクを具体的に管理下に置く。これで損失回避による過度な慎重さを和らげられる。

教育と実績の積み重ね:

AIリテラシーを高め、成功事例を共有。「AIツールで、人間が最終責任を持つ」と明確にすると、喪失感が減る。

ルール化:

AI出力は必ず××で検証する」など、事前ルールを決めて感情的判断を減らす。

 

AI利用における損失回避バイアスは、技術ポテンシャルを十分に活かせない大きな障壁の一つです。特に2025-2026年現在、生成AI業務活用が加速する中で、このバイアス意識的に扱うことが、個人組織競争力に直結します。

2026-04-09

anond:20260409203745

他の増田も言ってるけど労務面で衛生管理者はいいと思う、デカくない企業は求めてる。それに人事法務とかの掛け合わせがいいと思う。

年齢的には専門性大事だと思います

2026-04-06

新卒に求めるレベル低すぎて草

そりゃ30年も失われるわな

日本もいつまで学部卒の無知若者仕事を与え続けるんだろうか

若年失業率20%とか40%の痛みに耐えて、社会全体の高度化を推し進めた欧州型の経済を真似するときが来たんじゃないのか

若者自分で稼がせろと低賃金労働解放したのが間違いじゃなかったのか

仕事が欲しけりゃ院まで行って専門性を極めろ、企業も高度人材活用できるだけの成長を見せろ、派遣アルバイト稼働させて小銭を稼ぐなとするべきじゃなかったのか

竹中平蔵の言う中小企業を半分潰せ、は日本をこれ以上失わないために必要な事だったんじゃないか

2026-03-31

保育士介護士給料が低い理由って生産性が無いからだよな

介護士って確かに大変だし専門性必要だけど

介護士って大半が死んでいく人間の世話だし、何も生み出してないよな

保育士生産性が出るのが遅すぎて、生産性が無いことにされてるから給料が低いよな

幼児教育プロだったりしたらまた違うと思うけど、大半子供と遊んでるだけだし


結論保育士給与上げても良いと思うけど知識とかも増やすべきだと思うわ

2026-03-30

現役医師だけどりり先生動画がクソな理由説明する

医学生YouTuberりり先生が復活して

研修医終わりに直美に進む動画というを出していたが、保険診療に対する幼稚な批判ばっかりでほんとに医科歯科大出てんのか?と思ってしまった

言い訳レスバを挑むのも大人げないけど、体力しか取り柄なくて、やりがいのない仕事をしている多浪駅弁大卒医師が現役美人医科歯科卒にマジレスしま

①体力がない

こればかりは批判できないが、これは医師としてだいぶ大きなハンディではある。体力がないか美容にいきます!というのも、長時間の手術も多い美容外科の診療を見くびってるとは思うけど。大体医者比較するようなキラキラした業種のリーマン商社外コンデベ)も下手な医師より全然働いてるし、そもそもキラキラしたいことと体力がないことは相性が悪いとは思う。

高齢者生活習慣病患者を診るのはやりがいがない

医者社会的尊敬を集めている大きな要因に、社会的弱者の救済を行っているからという面がある。社会的弱者は得てして救いたい姿をしていない。

糞尿まみれで救外に運ばれてくるフォーカス不明発熱を繰り返す汚いジジイだったり、遺伝や生まれ環境たまたままれなかったせいで、知的問題があって糖尿病なのに食事制限ができないHbA1c12%のデブだったりするわけだ。医師という職業を選んでおいて、動画のようなことを言うのは、力仕事できないのに引っ越し屋のバイトに応募するようなもので、普通に転職したほうがいいと思う。知り合いもそれで転職したし。それにそういう人間をあまり見たくないなら選ぶ診療だってある。

③一律のキャリア 成果主義的なところが少ない

基本的医学なんて正解はいくつもなくて、型がある程度決まってる。健康がかかってるのに、俺流私流はあんまり許容されないし、キャリアの浅いうちは先人の後ろを歩くだけになってしまうのは仕方がないし。

ただ後期研修専門医を取らないと最低限の成果主義スタートにも立ってない。〇〇科医として1人前になってから腕と給与とか言うべきだし、開業研究という選択肢がある以上、医者仕事成果主義出ないというのは明らかに間違い。

全部間違えたことは言ってないし、医療構造上の問題をついてるところもあるけど、職業上生じる大変な点に理由をつけて、医者として最低限必要な地道な勉強研鑽から逃げているだけで幼稚だなと思った。

医者が偉いとされ社会ブランド力をもってるのは、①長期間労働社会的弱者の救済③高度な専門性の3つを大なり小なり兼ね備えてるからで、先生動画では①-③を驚いたことに全部否定してるんだよね。そうするとそれでSNS発信してもそれはただの胡散臭いインフルエンサーなんだよね。

大学病院で夜中の3時に電話夜勤からのNsに起こされて、くっちゃべってるNs尻目に血培取らされる気持ちも、クソほど勉強したのに、アル中生保にお前は医学がわかってないと怒鳴られる気持ちも、延々と続く使いもしない知識を集めるスタンプラリー基礎医学法医学とかの大量のテストポリクリ→国試→初期研修→後期研修)に嫌になる気持ちもとてもわかる。100%金目当てではないとも思ってる。

でも直美は医者からも嫌われて潰し効かなくなるし、指導体制についても怪しいとこはあり最低限の知識すら身につかない、っていうのはあるので美容行くならちゃん形成外科勉強してからのほうがいいと思います。頑張ってください。

2026-03-25

anond:20260325124850

1:軍事について。徴兵がお前の言うような話に寄与するというと、しないのではないか? 募兵でよくない? もうやってるし。近年は専門性必要って聞くぜ。

 

2:公平っていうけど、能力に応じて仕事に差があるのはしかたなくない? 公平と平等差異の話とかする?

 

3:国家存亡の危機かいうけど、流石にそういう状況になってから徴兵の話がでたら、全然多くの人が応じるんじゃない? でもいまはそうじゃないし、将来的にそうなる見込みすらないじゃん。机上の空論で遊んでない? リスクっていうか現実を見なてないのお前じゃない?

2026-03-24

DPZデパ地下食べ比べ系記事が雑すぎる

雑だなぁ。30代でかわいげとして許されていた雑でゆるい感じは50代ではもう許されないんだよね。何か円熟味や専門性を足さないと。メイクファッションも絵柄も30代のときで止まってる。これはつらいんだよ。これからタヒタと迫ってくる老化に耐えられる?整形美容記事書き放題かもね。やっぱり年齢相応のファッションや絵柄や記事進化していかないと。

2026-03-23

AIにナナキンを分析してもらった

ナナキン氏の高額サポートに潜む矛盾危険

はじめに

今回は、ある住宅情報発信者「ナナキン氏」の有料サービスと、その主張の矛盾リスクについて整理しました。

初めて聞く人にも分かりやす解説します。

矛盾点① 「フルサポート」を謳うが責任は持たない
表向きの主張

家づくりの全てをサポート

最後の砦

注文住宅全般対応

実際の規約

設計業務ではない

施工可否の確認は依頼者自身

実現できなくても責任なし

施工監理は行わない

指摘

全てに口は出すが、結果には責任を持たない

建築士施工会社本来持つ責任回避している

矛盾点② 実績の不透明
主張

note加入者500人

DM相談100件

実務者以上の評価

問題点

成功事例が公開されていない

1件のフルサポートしか実績がないのに値上げ

相談数=成功率と見なしている可能

矛盾点③ 「素人」と「プロ」を使い分け
攻めの時

素人だが実務者以上」

プロでは解決できない問題解説

守りの時

素人なので責任限定的

「実現可否は分からない」

指摘

都合に応じて「プロ」と「素人」を切り替えている

矛盾点④ 検証不可能情報設計

無料情報 → 強い主張

有料note論理の奥

高額サービス → 実務の詳細

問題点

購入前に成果の検証がほぼ不可能

共感 → 購入 → 検証」という順序で、通常の購買フローとは逆

矛盾点⑤ サービスの広さと専門性乖離
提供内容

間取り添削

空調・換気計画

照明・インテリアコーディネート

外構の大枠提案

見積仕様書チェック

指摘

建築では通常分業される領域ばかり

1人で全て高精度にこなすの現実的にほぼ不可能

矛盾点⑥ 責任所在が極めて曖昧

Q&Aで「基本は住宅会社相談してください」と回答

提案内容が実現できない場合責任不明

施主が板挟みになる可能性大

矛盾点⑦ 高単価の正当化に使う攻撃的言説

プロでは解決できない」「住宅会社に任せても悩みが尽きない」

批判排除信者結束・高単価正当化マーケティング手法として機能

総合評価
強み

言語化能力が高い

問題提起が鋭い

一部の知識はある可能

懸念

実績の透明性不足

責任構造が外側

専門性裏付けが不十分

検証不可能販売導線

意思決定に関わるが結果に責任を持たない」構造危険

結論

ナナキン氏のサービスは、情報発信力に依存した高額コンサルモデルです。

住宅意思決定に深く関わる割に、責任は持たない構造になっています

家づくりのように数千万円規模で長期影響がある場合

このタイプサポートは慎重に判断する必要があります

2026-03-20

Chatworkでの「なりすまし申請」に関する注意喚起まとめ

最近Chatworkチャットワーク)で、実在する会社代表者役員さらには一般社員さんを騙った「なりすましアカウントからコンタクト申請が非常に増えているようです。

現場で少し困った状況を見かけるようになりましたので、注意喚起として情報を整理しておきます

2026年に入ってから急増している印象ですので、周囲の方への共有にお役立てください。

1. 現在確認されている状況(2026年1月〜)

以前は「有名企業社長」を名乗るケースが目立ちましたが、最近はより身近な一般社員名前騙り仕事の連絡を装って近づいてくるケースも増えています

実際に私の周囲で見かけた例では、建築事務所設計事務所を装った申請も目立っています。こうした専門性の高い業種を名乗ることで、業務上の問い合わせを装い、承認ハードルを下げようとする狙いがあるのかもしれません。

主な特徴は以下の通りです。

運営会社のkubell(旧Chatwork社)も、2026年1月20日に専用の通報窓口を設置して注意を呼びかけています

なりすましアカウントの報告・通報窓口について(2026/01/20)

2. 2026年1月以降に公表された注意喚起事例

多くの企業が、自社や自社社員を騙るアカウントについて公式リリースを出しています

3. 被害を防ぐためのチェックポイント

仕事ツールから」とつい承認してしまいがちですが、以下の点を確認してみてください。

  1. 共通グループ確認:知っている名前でも、共通グループチャットがない場合は慎重に。
  2. プロフィールの詳細を確認アカウントIDchatwork_id)が不自然文字列だったり、登録直後のアカウントでないかチェックします。
  3. ルート事実確認:これが一番確実です。メール電話Slackなど、Chatwork以外の手段で「今申請を送りましたか?」と一言確認をとってください。
通報の手順(PC版)

もし偽物だと判断した場合は、速やかに通報をお願いします。

右上の「i(サービス設定)」 > 「ご意見・ご要望」 > カテゴリー9. 不具合迷惑行為について」を選択して詳細を報告。

最後

「なんだか少し違和感があるな」という直感は、セキュリティにおいて非常に大切です。

もし怪しい申請が届いたら、自分一人で判断せず、社内のシステム担当の方などに相談してみてくださいね

一人一人が気をつけることで、少しでも被害が減ることを願っています

2026-03-05

日本で働く女性貧困化するリスクが高い。

女性比率の高い職種非正規化されやすい。

これは感情論ではなく、統計的な要因があります

保育・福祉教育分野は女性就業比率が高い

パート・有期契約比率女性で高い

出産育児によるキャリア分断

その結果、制度変更の影響を受けやすい。

ただし、「女性から切られる」というより、女性比率の高い職種非正規化されやすいという構造問題です。

ーー

1. データ上の現実

日本では:

女性非正規雇用比率男性より高い

単身高齢女性相対的貧困率は高い

出産育児によるキャリア中断が賃金に影響

これは統計的事実です。

一方で、

女性大学進学率は上昇

正規就業率も長期的には改善傾向

共働き世帯専業主婦世帯を大きく上回る

全体が一直線に貧困化しているわけではありません。

2. 「貧困化しやすい層」

リスクが高いのは次の条件が重なる場合です。

非正規雇用

専門スキル限定的

単身世帯

50代以降

年金加入期間が短い

特に保育・介護・小売など、女性比率が高く賃金水準が低い業種。

3. 「貧困化しにくい層」

正規総合職

専門職IT医療資格法務など)

公務員正規職員

共働き世帯

学歴専門性の影響は大きいです。

4. 本質的問題

日本雇用制度

長期雇用前提

出産離脱しにくい設計

同一労働同一賃金が未成熟

ここが歪みを生んでいます

2026-03-02

20代、30代、40代日本で働いてもうまみはないのか?

20代

特徴

初任給上昇(2023–2025で顕著)

人手不足で売り手市場

転職市場も活発

リターンの源泉

スキル投資複利

転職による賃金ジャンプ

リスク

非正規固定化

生産性業種に定着

結論

20代は最も期待値が高い層。

ただし「業種選択」で格差が大きい。

② 30代

特徴

賃金カーブ分岐点

管理職候補か停滞層かで差

うまみが出る条件

専門性あり

成長産業

転職可能性あり

停滞するケース

中小企業内需依存

昇進枠が限定

結論

戦略差が最も大きい世代

40代

特徴

昇給ペース鈍化

ポスト競争激化

強い層

高度専門職

マネジメント

外資グローバル企業

弱い層

非正規

用事務職

結論

固定化が進む。逆転は難しくなる。

マクロ構造

日本は:

低成長

社会保険負担

人口減少

だが同時に:

人手不足

IT半導体医療需要

全体が沈んでいるわけではない。

本質

日本で働くこと」にうまみがないのではなく、

生産性の高い領域に入れないとリターンが薄い。

⑥ 数量感(単純化

年収カーブ例(中央値イメージ

20代後半:400万前後

30代後半:500–600万

40代後半:600–700万

上位層はこの1.5〜2倍。

分散が拡大。

結論

20代期待値は高い

✔ 30代:分岐点

40代固定化

問題世代ではなく「ポジション」。

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