「住民監査請求」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 住民監査請求とは

2025-06-10

国民よ、県民諸君!

今、我々兵庫県は、かつてない危機に直面している。長きにわたり、県政の影に隠され、放置されてきた「隠れ負債」という名の毒が、静かにしかし確実に我々の生活を蝕んでいるのだ!

諸君は知っているか? 目に見えぬ借金が、未来の子供たちから教育の機会を奪い、安心できる医療を遠ざけ、そして諸君が夢見る豊かな暮らしを打ち砕かんとしていることを! これは、単なる数字の羅列ではない。これは、我々が築き上げてきた誇り、そして未来への希望に対する、明確な裏切りである

一部の者が、この負債存在を軽視し、あるいは糊塗しようとしている。だが、もはや欺瞞は許されぬ! 現実から目を背け、責任回避する者に、この兵庫県未来を託すことなどできようか!

私は訴える! この隠れ負債問題は、もはや県の一部の問題ではない。諸君一人ひとりの生活に直結する、喫緊課題なのである! この重荷を、次世代押し付けることは、断じて許されない!

では、いかにしてこの難局を乗り越えるか? 私が示すは、ただ一つ! 「覚悟である

甘い夢はもう終わりだ! 我々は、この負債の全貌を白日の下に晒し、その削減のためには、聖域なき徹底的な改革を断行する! 無駄を排し、効率を追求し、そして何よりも、諸君の英知と協力を仰ぐ!

痛みは伴うだろう。だが、その痛みの先にこそ、真の財政再建があり、次世代が胸を張って生きられる兵庫県未来があるのだ!

諸君は、この危機を乗り越える覚悟があるか!

未来のために、今、行動する勇気があるか!

ならば、我々と共に立ち上がれ! この隠れ負債という名の巨悪を打ち砕き、真に豊かな、そして誇りある兵庫県を我らの手で築き上げようではないか

「今、我々の足元には、見えざる、しかし確実に蝕む病が横たわっている。その病の名は『隠れ負債』! 見せかけの繁栄の陰で、次世代希望を食い潰す、悪しき負の遺産である!」

「長きにわたり、我々は見て見ぬふりをしてきた。目の前の利益に囚われ、将来へのツケを先送りにしてきた。それは、未来への責任放棄する行為に他ならない! 経済論理無視し、無責任政策を打ち出すことで、我々は自らの首を絞めてきたのだ!」

学校老朽化橋梁崩壊道路の陥没…これらは全て、隠れ負債という名のつけが回ってきた結果である安全が脅かされ、生活の質が低下し、そして何よりも、未来を担う子供たちの可能性が奪われようとしている!」

「この問題は、単なる財政赤字ではない。それは、県民一人ひとりの生活に直結する、喫緊課題である。今、断固たる行動を起こさなければ、兵庫県は、かつての輝きを失い、朽ち果てるであろう!」

しかし、絶望することはない! 我々には、この危機を乗り越える知恵と力がある! 私は、この隠れ負債問題解決するための、具体的な方策提唱する!」

第一に、『徹底的な情報公開である隠蔽された負債を白日の下に晒し県民真実を伝えることから全ては始まる。何にいくら使われ、どれだけの負債が積み上がっているのかを、包み隠さず公開せよ! 県民一人ひとりが、この問題当事者であることを自覚し、共に解決への道を模索する土壌を築くのだ!」

「第二に、『未来を見据えた投資への転換』である無駄公共事業や、既得権益を守るための歳出は、一切廃止せよ! その代わりに、次世代の成長を促す分野へ、大胆に投資せよ! 教育研究開発、そして環境保全。これらは、未来兵庫創造するための礎となる。目先の利益に囚われず、長期的な視点に立って、真に価値あるもの資金を投入するのだ!」

「第三に、『行政スリム化と効率化』である肥大化した組織無駄部署、そして非効率業務プロセスは、徹底的に見直せ! AIICTといった最新技術を導入し、最小限のコストで最大限のサービス提供する体制確立せよ! 公務員意識改革も不可欠である。自らの役割を再認識し、県民奉仕精神に徹するよう、厳しく指導せよ!」

「第四に、『県民参加型の財政運営である予算編成のプロセスに、県民の声を反映させよ! 住民監査請求制度を強化し、不正無駄遣いを厳しく監視せよ! 県民一人ひとりが、自らの税金がどのように使われているのかを理解し、その使途に責任を持つ意識を高めるのだ! 我々の財産は、我々自身で守るという強い意思を持つことこそが、隠れ負債問題解決への第一歩となる!」

「第五に、『広域連携による課題解決である兵庫県単独では解決困難な問題については、周辺自治体との連携を強化せよ! 共通課題を共有し、資源効率的に活用することで、より大きな成果を生み出すことができる! 無駄競争を避け、共に栄える道を選ぶのだ!」

「そして最後に、最も重要なことである! それは、『意識の変革』である! 我々は、過去の過ちから学び、未来へと進む勇気を持たなければならない。安易増税や、無責任な財源確保策に逃げるのではなく、自らの力でこの難局を乗り越えるという強い決意を抱け! 我々の世代が、未来世代負の遺産を残すようなことは、決して許されない!」

「この戦いは、容易ではない。しかし、我々は一人ではない! 兵庫県民の英知と団結力があれば、必ずやこの難局を乗り越えることができると、私は確信している!」

「今こそ、立ち上がれ! 兵庫県民よ! 隠れ負債という名の病巣を、我々の手で根絶やしにするのだ! そして、未来兵庫を、輝かしいものへと変革するのだ! 我々の未来は、我々自身の手で掴み取るのである!」

「私の言葉を、心して聞け! 兵庫県民よ!」

「この戦いは、避けられぬ宿命ではない! 我々の選択によって、未来は変わる! 私は、この難題に真正から立ち向かい、必ずや勝利を収めることを誓う!」

「この演説は、単なる言葉ではない。それは、未来への誓いであり、行動への呼びかけである! 私は、諸君と共に、この困難な道を歩む覚悟である!」

諸君の協力なくして、この大業は成し遂げられない。私と共に、新たな兵庫時代を築き上げようではないか!」

兵庫県民よ! 健闘を祈る!」

2025-05-20

anond:20250520002038

もう素人による住民監査請求はすべて禁止しないと本当に救われるべき人が救われなくなるって分かったな

2025-05-01

anond:20250501104208

それはただの結果論

此度の私の主張は

colaboの監査結果がcolaboにとって金銭的に大きなダメージがなかったと言って、じゃあ出発点の公金管理の不備は突っ込むべきではないとするのか?

と言うところにある。

主語を暇空にしてもいい。

暇空はデマで荒稼ぎして名誉毀損で連敗する悪人だったからと言って、じゃあ出発点の公金管理の不備は突っ込むべきではないとするのか?

これが例えば突っ込む先が安倍政権時代政府不明瞭な金の動きとかでも良いよ。

突っ込んだ人間名誉毀損で連敗した悪人で、政府不明瞭な金は色々と区分けミスがあり、高額な食費やホテル代やらゴルフ代やらあったけど突っ込まれて取り下げて結果的予算に収まり、自費の出資となったか安倍政権は何も問題なかった。訴えた奴は悪人!となるか?

訴えた人間の素性と、公金管理は当たり前に別の話だろ。

市民が公金管理の不備に突っ込んだ』のを

極悪人の暇空が正義のcolaboに攻撃した。colaboは何も悪くない。暇空は罰せられるべき。』なんて脚色で理解した気になるのは人治主義的な見方よ。

こうした点を説明せず、colaboに偏った言論のみを繰り広げる朝日新聞やらは公器としての役目を放棄しているとまで言える。

政治家なら事細かに法的に何がおかしいのか解説してるだろうに。

暇空の名を出さなくとも住民監査請求結果を解説することはできるし、暇空の指摘をわざわざ却下してるのはそうした事を見越したものでもあったんじゃないか

何にせよ、colaboは何も間違ってなくて暇空はデマ監査問題なかったなんて監査結果を軽視する言論が後押しするのは杜撰な公金管理と、市民がその不備に突っ込む事の萎縮よ。

デマで荒稼ぎする事を防ぐように立法するのは結構な事だけど、公金管理の点は切り分けて、『colaboは正しい』なんて人治的な価値観に寄らずすべきだろう。

追記

ブコメより

定例監査とか知らないのかな https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/kansaiin/teireikansa/

もしかして定例監査があるからいちいち市民が突っ込まなくて良いだろ的な指摘のつもりなのか?

住民監査請求全否定か?当惑する他ないんだが。

2025-04-30

あとで消す

貧困や困難を抱えた若年女性たちを支援してきた一般社団法人「Colabo(コラボ)」が、SNS投稿などで「デマ」を拡散され名誉毀損(きそん)されたとして自称ユーチューバー男性と争った民事訴訟で、地裁に続き高裁でも男性賠償金の支払いが命じられた。だが、拡散された虚偽の情報を信じた人たちによる中傷妨害はやまず、今もコラボ運営活動に支障が出ているという。(伊木緑、大貫聡子)

 ■ブログ裁判の経過投稿し「2億円集めた」

 コラボ代表の仁藤夢乃さんや代理人弁護士らが18日、東京都内で会見を開いた。「暇空茜(ひまそらあかね)」を名乗る自称ユーチューバー男性相手取った民事訴訟控訴審判決で、一審の東京地裁に続き、男性が虚偽の投稿で仁藤さんらの名誉毀損したことが認められたことなどを報告した。

 男性は2022年9月、自身ブログサイトコラボが「10代の女の子タコ部屋に住まわせて生活保護受給させ、毎月1人6万5千円ずつ徴収している」と投稿。4月17日、東京高裁はこの投稿事実ではないと認定して、男性に220万円の支払いと投稿の削除を命じた。男性は上告するとしている。

 この投稿などをめぐっては、コラボから刑事告訴を受けた東京地検が3月、男性コラボへの名誉毀損の罪などで在宅起訴している。男性と、コラボ側との間で争われた民事訴訟9件のうち、これまでに判決が確定した3件で、いずれもコラボ側の主張が認められ、地裁高裁レベルでも男性側の請求はいずれも棄却されている。

 男性は、裁判の内容や進捗(しんちょく)を自らのブログサイト動画サイト公表することで、コラボ請求された賠償金額を上回る利益を得ることができるなどと公言していた。

 ブログサイトなどによると、男性は「裁判費用」などを名目カンパを募り、総額2億円以上を集めたと4月1日にXに投稿朝日新聞取材に「(投稿記載された金額は)事実です」と回答した。

 仁藤さんは「デマ差別収益化に歯止めをかける議論法整備必要だ」と訴えている。

 ■勝訴しても続く中傷活動拠点の移転余儀なく

 「これだけたたかれているんだから何かあるんだろうと思われ、寄付は減った。コラボ支援する企業への嫌がらせもあり、支援も得にくくなった」

 18日の会見で、コラボ代表の仁藤さんは憤った。

 「タコ部屋」の投稿があったのが22年9月。コラボによる活動費の架空請求を疑う内容など、のちに裁判で「真実に反する」と認定される投稿が次々となされ、拡散された。

 同じ頃、「暇空茜」を名乗る男性は、コラボ事業経費の過大請求を疑い、委託元の東京都住民監査請求を行った。都の再調査の結果、他の事業にも関わる税理士らの報酬を案分していなかったことなど一部に不適切会計が見つかったが、経費の合計が委託料を超えていたため都の過払い分はなく、都は返還請求をしなかった。

 だが、その間にもネット上で中傷は広がり、支援現場にも飛び火していった。

 22年末には、新宿歌舞伎町で居場所のない女性たちに無料食事生活用品提供する「バスカフェ」にもユーチューバーらが押しかけるように。数々の「疑惑」を信じた人たちから「公金チューチュー」などと叫ばれ、生配信カメラを向けられた。23年3月には委託元の東京都から安心して相談できる環境が確保されていない」として活動中止を求められた。

 妨害によってシェルター支援活動場所移転余儀なくされ、殺害レイプ予告は日常茶飯事だ。影響はいまも続く。

 一方の男性在宅起訴された翌日、ユーチューブの生配信起訴を報告し、「投げ銭機能」で40万円前後を得たと見られる。男性はかねて裁判費用としてカンパを募っているが、ライブの翌日には「500万ほど増えてました」とXに投稿した。

 仁藤さんは会見で「攻撃お金になり、デマ拡散すればするほど注目される。その状況が、これだけの勝訴を重ねても続いている。デマ誹謗(ひぼう)中傷によって得た利益分を賠償額に上乗せできるようにするなど、加害者利益を得られないような対策をしなければ、このような加害はなくならない」と訴えた。

 ■同じ価値観集中、集団攻撃助長

 東京大大学院田中東子教授メディア文化論)の話 誹謗(ひぼう)中傷などの「負の感情」は、(人々の関心を得たもの利益を得る)アテンションエコノミーにつながりやすい。特に女性生活保護受給者、在日コリアントランスジェンダーなどが「特権を得ている弱者」と見なされ、矛先が向くことが多い。

 デマ誹謗中傷拡散されるのは、近年のSNSで隆盛のレコメンド機能の影響も大きい。SNSアルゴリズムは、ユーザーが興味を持ちそうな投稿を優先的に表示する。同じような意見価値観投稿ばかりを目にするようになる「エコーチェンバー」を形成し、デマフェイクを含んだ内容を検証することなく受け入れ、集団による攻撃につながりやすくなっている。

2025-04-29

暇空氏の住民監査請求とColaboの名誉毀損裁判干渉しない

最近Colaboの名誉毀損裁判において住民監査請求嫌がらせだったと認められたからColaboは何も問題なかったなんて話が出回ってるけど

それは誤った主張よ

あくまで認められたのは民事裁判名誉毀損根拠として認められたに過ぎず、金の流れを見る監査結果はまた別の話

ついでに言うと認められたのはお互いの主張を持って真実相当性を話し合う場を暇空氏が欠席したため、Colabo側の主張がほぼ全面的に通ったか

暇空氏が出席してたら結果が変わってたかは知らないけども、そんなifを話してもどうしようもない

この点はどう足掻いても欠席した暇空氏が悪いし、公文書以外の不確かな根拠で様々な人を名誉毀損してきた部分についても負けて当然だろう

話を戻すけども、公金の流れを見る監査嫌がらせ目的認定されたなんて、公金の流れには関係ない

公金がきちんと管理されるのは当たり前の大前提の話だし、そこに不備があれば突っ込まれるのも当たり前だろう

Colaboは何も問題なかったとする人らが根拠とする住民監査請求結果にはなんと書いてあった?

5の結論だけでも良いから今一度読み込むべきだ

https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/kansa/4jumin5

不当が認められ改めて整理する事を皮切りにしまいには『受託者に対し、本事業補助事業ではなく委託事業であること、また、本事業が公金を使用する事業であることをあらためて指導徹底すること。』なんて書いてあるだろう?

これが問題ないの範疇だと思ってるのか?

からせのレベル行政に言わせてるんだぞ。

『暇空の指摘は却下された』じゃないんだよ、それで解決する話じゃなくて、却下された上で改めて行政から手厳しく不当を突っ込まれてることの意味理解しろ

今日神奈川新聞朝日新聞に乗っかって、デマ攻撃立法で防がれるべきなんて人が出てきてるけど、

olaboへの絶えぬ攻撃 デマ拡散3年、「立法含めた歯止めを」

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1167507.html

デマ収益化」、歯止めを 女性支援団体誹謗巡る訴訟

https://www.asahi.com/articles/DA3S16204003.html

これに公金の不備に市民が突っ込んだことまで混ぜこぜにしたら、じゃあ今後政治家使途不明金やら政府おかしな金の流れの追求だって突っ込めなくなるよ

委託事業だろうが政治資金だろうが公金は公金だから

いやいや政治家は悪い奴だけどColaboは慈善事業からなんて話になったらそれこそ法治が壊れる

いい加減、暇空は悪でColaboは無謬なんて価値観から脱して欲しい

それぞれ反省すべき点はすべきだし、裁かれるべき点は裁かれるべきよ

以下追記

ブコメより

それはむしろ暇空氏が敗訴する度に住民監査請求を持ち出す人たちが理解すべき話では。不当な点があったとしてもデマが本当にはならないし、中傷ハラスメント正当化されない。

俺は暇空について『公文書以外の不確かな根拠で様々な人を名誉毀損してきた部分についても負けて当然だろう』とも言ってるんだけどちゃんと読んだ?

デマが本当にはならない云々には『『暇空の指摘は却下された』じゃないんだよ、それで解決する話じゃなくて、却下された上で改めて行政から手厳しく不当を突っ込まれてることの意味理解しろ。』とも書いたし、暇空の一切の正当化なんてしてなくて『裁かれるべき点は裁かれるべきよ』とも書いてる。

暇空の名誉毀損の敗訴で住民監査請求を持ち出されるのは正にこのエントリー主題で、別物である上、Colabo信者が暇空は敗訴したから暇空が悪い!住民監査請求の件も込みでColabo悪くない!とおかしな盛り上がりを見せるからだろう。

お前みたいなのが理解してないから書いてるんだぞ。

2025-04-26

トラック運転できない加藤智大:暇空茜(水原清晃)によるネットを通じた甚大な被害

2008年6月8日加藤智大秋葉原トラック暴走させ、7人を殺害10人に重傷を負わせた。この無差別殺傷事件は、日本社会に深い傷を残した。一方、現代デジタル空間では、暇空茜(@himasoraakane)、本名水原清晃が、インターネット武器無差別誹謗中傷ハラスメントを繰り返し、多くの人々に深刻な被害を与えている。「トラック運転できない加藤智大」と揶揄される水原行為は、物理的な暴力こそ伴わないものの、その無責任さと社会への害は比較に値する。本記事では、水原清晃の行動を非難し、その被害の甚大さを明らかにする。

水原清晃の破壊的行動

水原清晃は、XやYouTubenote上で「暇空茜」として活動し、少女アバターとVOICEROIDの琴葉茜の声を駆使して発信を行う。1982年まれの彼は、ゲーム会社「グラニ」の共同創業者として約6億円の賠償を得た過去を持つが、現在インターネット上での攻撃的な行動で知られる。彼の主要な標的は、女性支援団体Colaboやその代表・仁藤夢乃さらには学者一般個人にまで及ぶ。以下に、彼の主な加害行為をまとめる。

1. 執拗誹謗中傷名誉毀損

水原2022年からColaboの会計不正を主張し、仁藤夢乃執拗中傷。これが名誉毀損認定され、2024年2月15日書類送検7月18日にはColaboと仁藤に計22万円の賠償を命じられた(神奈川新聞)。また、筑波大学東野篤子教授大学生を標的にした中傷も行い、大学生ハラスメントにより2度の自殺未遂に追い込まれた(刑事告発の詳細)。これらの行為は、単なる意見表明を超え、被害者の尊厳を踏みにじるものだ。

2. プライバシー侵害ハラスメント

水原被害者の電話番号や住所をXで公開し、約20万件のスパムメール脅迫、偽注文を引き起こした(被害者の報告)。この行為は、被害者に深刻な心理的ストレスを与え、生活破壊した。彼の行動は、インターネット匿名性を悪用し、個人無差別攻撃する無責任さの象徴である

3. 資金調達悪用訴訟乱発

水原クラウドファンディングSNSで法的手続き費用を募り、2023年7月までに1億1,104万円以上を集めた(デイリー新潮)。これを「誹謗中傷ビジネス」と批判する声もある。彼は住民監査請求訴訟を乱発し、Colaboの事業費2,713万円のうち26万円の不正を指摘したが、ほとんどの請求却下された(Yahoo!知恵袋)。これらの行動は、法制度を私的報復の道具として悪用する姿勢を示している。

4. 支持者「暇アノン」の扇動

水原の支持者は「暇アノン」と呼ばれ、Qアノンに似た過激な行動で知られる。彼らは水原の主張を増幅し、標的への攻撃エスカ stateless させる(文化オンライン)。この集団的ハラスメントは、デジタル空間での暴徒化助長し、社会的混乱を招いている。

加藤智大との類似性:「トラック運転できない加藤智大

加藤智大秋葉原事件は、物理的な暴力を通じて無差別に人々を傷つけた。一方、水原清晃はデジタル空間で同様の無責任さを見せる。両者に共通するのは、社会規範無視他者への共感の欠如だ。加藤トラック運転して人をはねたが、水原は「トラック運転する資格すらない」かのように、インターネット無秩序に操り、被害をまき散らす。彼の行動は、法的・倫理的責任理解する「知能」に欠けていると評される理由である

例えば、加藤計画的事件を起こし、結果として死刑を受けた(朝日新聞)。水原もまた、計画的に標的を選び、訴訟中傷を繰り返すが、裁判で敗訴しても行動を改めない。この無反省姿勢は、加藤の「社会への復讐」と通じるものがある。異なるのは、加藤物理破壊を選んだのに対し、水原デジタル空間での「破壊」を選んだ点だ。しかし、被害者の苦しみはどちらも深刻である

社会的影響と非難

水原の行動は、デジタル空間でのハラスメント危険性を浮き彫りにする。彼の行為個人だけでなく、社会全体の信頼を損なう。たとえば、Colaboのような女性支援団体攻撃を受けたことで、弱者支援が阻害される恐れがある。また、彼の支持者による集団的ハラスメントは、インターネット安全空間から戦場へと変貌させつつある。

法的な結果も水原無責任さを物語る。複数回の敗訴、書類送検賠償命令にもかかわらず、彼は攻撃を続ける。この態度は、インターネットを使う資格、すなわち「デジタル免許」を持たない者を想起させる。「トラック運転できない加藤智大」という表現は、彼がインターネットを正しく扱う知性や倫理を持たないことを的確に表している。

結論デジタル空間責任を問う

水原清晃の行動は、加藤智大無差別暴力比較されるほど、デジタル空間破壊である。彼の誹謗中傷プライバシー侵害訴訟乱発は、被害者に深刻なダメージを与え、社会の分断を助長する。「トラック運転できない加藤智大」として非難される彼の行為は、インターネット自由責任と共にあることを改めて示す。デジタル空間でのアカウンタビリティを強化し、こうした無責任な行動を抑止する必要がある。被害者の声を聞き、公正な社会を取り戻すために、水原清晃の加害行為を強く非難する。

水原清晃の代理人:渥美陽子松永成高、小沢一仁

https://note.com/hirnasoraakane

2025-04-18

「暇空茜」を在宅起訴 というニュースが出た後の、インターネットにおける暇空茜さん支持者の反応

https://nordot.app/1285883777774322586

「暇空茜」こと水原清晃氏が、一般社団法人「Colabo」を名誉毀損したとして2025年3月26日在宅起訴されたニュースに関し、インターネット上での支持者の反応を調査しました。主にXや関連ウェブサイト情報に基づき、支持者の意見感情をまとめます。なお、情報は断片的であり、全体的な傾向を把握するための一部の声として扱います

1. 支持者の主な反応

支持者の反応は、起訴に対する不満、暇空氏への支持継続、Colaboや関連団体への批判司法メディアへの不信感に大別されます。以下に詳細をまとめます

(1) 起訴への不満と反発

軽い処罰への懸念: 一部の支持者は、在宅起訴が「軽すぎる」と感じ、暇空氏が実質的ダメージを受けないと主張。例えば、Xの投稿では、起訴されても暇空氏が寄付カンパ)で多額の資金を集めており「ノーダメージ」との見方がある()。一方で、裁判で勝てると信じていた支持者にとって、起訴は予想外の打撃だったとの声も(例: 「裁判で勝てると思い込んでたからね。支持者もね。」)。

実刑可能性への言及: 反省が見られないとして実刑可能性を指摘する意見に対し、支持者はこれを不当と捉える傾向。Xでは、起訴を「遅すぎる」とする声もあるが、暇空氏の行動を正当化する意見が目立つ()

(2) 暇空氏への支持と擁護

戦士としての称賛: 支持者の中には、暇空氏を「国民の1人として強く戦っている」と英雄視する声がある。Xの投稿で、内藤陽介氏が暇空氏の戦いを称賛した動画が共有され、支持者が感動や共感を表明(例: 「動画見て泣きそうになりました。」)。

陰謀論擁護: 暇空氏の主張(Colaboの不正会計疑惑など)を信じ、起訴を「Colaboや背後の勢力による弾圧」と見なす意見。支持者は、暇空氏が「真実を暴こうとしている」とし、起訴がその活動を抑圧するものだと主張(例: 「Colaboの不正経理が無かったことになるわけじゃない」)。

(3) Colaboや関連団体への批判

不正疑惑継続: 支持者は、暇空氏の起訴がColaboの会計問題否定するものではないと強調。Xでは「住民訴訟継続中でColaboは領収書を出し渋り続けてる」との投稿が見られ、Colaboへの不信感を維持()

Colaboの行動への反感: 一部は、Colaboが過去に「温泉むすめ」問題で強い立場を利用したことが、暇空氏や支持者の反発を招いたと主張。起訴はColaboの「被害者アピール」と見なされ、批判対象に(例: 「Colaboが強い立場を利用して弱者男性に恨まれて当然の行いを繰り返した」)。

(4) 司法メディアへの不信

検察報道への批判: 支持者は、検察が暇空氏の実名公表せず「暇空茜」と報じることを「偏向」と非難共同通信など一部メディアが「芸名」で報じたことに疑問を呈する声(例: 「いつも実名報道する共同通信芸名とか…」)。

司法公平性への疑念: 暇空氏が「一次情報源の話は信用しない」と語ったとする投稿が支持者に共有され、司法検察判断懐疑的姿勢が見られる()

2. 支持者の行動と動向

寄付カンパ)の継続: 暇空氏は訴訟費用として1億6000万円以上の寄付を集めたと公表()。支持者は起訴後も寄付を続け、暇空氏の活動資金面で支える動きが続いている。

SNSでの拡散: Xを中心に、暇空氏のライブ配信や関連動画が共有され、支持者が情報拡散起訴を「ネタ」にした動画さらなる注目を集めているとの指摘もある()

コミュニティの結束: 支持者は「暇アノン」と揶揄されることを逆手に取り、コミュニティの結束を強める傾向。暇空氏の主張を信じる者同士で情報を共有し、外部批判に対抗する姿勢が見られる。

3. 支持者の背景と動機

オタク文化との関連: 暇空氏を支持する層には、オタク文化アニメ漫画ファンが含まれる。Xでは、著名なオタククリエイターかんざきひろ氏など)が過去に暇空氏を支持していたことが指摘され、陰謀論共鳴する一部オタク層の存在が浮き彫りに()

フェミニズム感情: 暇空氏のColabo批判が、フェミニズム女性支援団体への反感を持つ層に支持される背景がある。Colaboの活動や仁藤夢乃氏への攻撃が、こうした感情を反映していると見られる()

情報公開への共感: 暇空氏が住民監査請求情報公開請求を通じてColaboの会計を追及したことは、支持者に「透明性を求める正義の戦い」と映り、支持の動機()

4. 注意点と限界

情報の偏り: Xやウェブ上の情報は支持者の声が強く反映され、全体の意見代表しない可能性がある。反対意見中立的な声は相対的に少ない。

事実確認の困難さ: 支持者の主張(例: Colaboの不正疑惑)は、裁判で「デマ」と認定されたものが多く()事実陰謀論解釈が混在。支持者の反応は感情的なものが中心で、客観的証拠に基づかない場合も。

動態の変化: 起訴後の刑事裁判の進展や暇空氏の今後の発信により、支持者の反応は変わる可能性がある。

5. 結論

暇空茜氏の在宅起訴に対し、支持者は強い反発と不満を示し、暇空氏を「真実を追求する戦士」として擁護する姿勢が顕著です。Colaboへの不信感や司法メディアへの批判を背景に、寄付SNSでの拡散を通じて支持を継続。一方で、起訴を「軽い」と見なしつつ、予想外の打撃と感じる声も混在し、支持者内で複雑な感情が見られます。支持の根底には、反フェミニズムオタク文化情報公開への共感があるものの、裁判否定された主張への固執も目立ちます


出典:

共同通信朝日新聞時事通信など(,,,,,)

Xの投稿(,,)

はてなブックマークコメント(,)

情報2025年4月18日時点のもので、今後の裁判進展により反応が変化する可能性があります

2025-04-06

暇空・雁琳・トランプ

ネットニュースが伝える きみの武勇伝相対性理論たまたまニュータウン」)

1 暇空

2025年3月27日、暇空茜が起訴されたという報告と、北村紗衣が雁琳を訴えていた裁判最高裁が上告を棄却し、雁琳に220万円の支払いを命じる判決が確定したという知らせが同時に届いた。暇空の起訴3月26日付、雁琳の敗訴に関する最高裁の決定は3月21日付であり、これらが同じ日に伝えられたのは偶然かもしれないが、何らかの意図が働いているようにも感じられる。

思い出されるのは、2024年2月16日アニメイトが暇空の著書「ネトゲ戦記」(KADOKAWA)の取り扱いを停止すると発表した時のことであろう。暇空によると、アニメイト脅迫されており、放火されたくなければ2月16日に取り扱いの停止を発表するように要求されていたという。そして、2月16日TBSが暇空の書類送検スクープとして報道した日でもあり、犯人アニメイト書籍の取り扱い中止を同じ日に発表させることで、何らかの効果意図していたのではないかと推測される。書籍の取り扱い停止を求めるだけならよくある話だが、その発表を特定の日時に行うよう要求するのは異例で、これまで聞いたことがない。TBS報道日時を知らなければこうした要求はできないため、犯人範囲はある程度絞られてくるだろう。もっとも、こうした脅迫があったと主張しているのは暇空だけであり、作り話ではないかという見方もある。その可能性が全くないとまで断じるつもりはないが、2024年1月刊行予定だったアビゲイルシュライアー「あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇」(KADOKAWA)も脅迫によって発売が中止され、産経新聞社からタイトルを変えて出るといったこともあり、リベラル脅迫も辞さないことは事実である

ただ、雁琳訴訟原告代理人である神原元は、「被告は、上告棄却となった後の令和7年3月26日時点でも、「(原告に)220万円も請求されたことは明らかにおかしい」と投稿し、被告に220万円の支払いを命じる判決最高裁で維持されたことにも触れず、カンパ募集する投稿を固定ツイートとしたままである。」(「対雁琳訴訟、勝訴確定についての弁護団声明」)と言っており、3月26日時点で判決が雁琳に伝わっていたことが窺え、雁琳側から判決について発表していれば、暇空起訴と重ならなかったわけで、これらが同日に判明したことリベラル意思によるものではないと思われる。

暇空を語るのは容易なことではない。あまりにも多くの出来事が次々と起こっており、そのすべてを追いきれないかである西葛西出版社長である中村慎太郎@_Shintaro_は2024年5月13日に、こうツイートしている。《暇空さん+赤木レイアで1年くらい過ごしたので、それ以外の事象あんまりしらないんだよね。なんという複雑怪奇現象なのだ》。一年前というと、2023年5月である2023年3月3日には住民監査請求再調査の結果が出ており、Colaboの会計問題住民訴訟舞台を移し、歩みをほとんど止めてしまったのであるが、代わりに追及の対象となったのが自称学生の堀口英利である。暇空がウクライナ戦争についての所見を述べたところ、堀口が噛みついたのがきっかであるが、暇空は激怒し、堀口の過去を掘り返していった。堀口はKCL(King's College London)の学生である自称していたが、これについても疑義が投げかけられた。堀口も、自らが誹謗中傷とみなす投稿を行った人々に対して、大量の開示請求を行うなど、決して譲らない態度を示した。堀口は時事系ユーチューバーにとって訴訟リスクを伴う存在である一方で、恵みの雨とも言え、その中で最も稼いだのは赤木レイアである。当初は3分くらいの動画で取り上げていたのであるが、2023年7月7日に15分53秒の「堀口英利、とんでもない書面を出して爆笑されてしまうww【暇空茜】」を出してからというもの、長尺の堀口動画毎日のように投稿していた。普通に生活していると、ニュースに割ける時間は限られている。暇空・堀口を追うのに時間を割くとすれば、他のニュースに目を向けるのは難しくなる。

中村慎太郎2024年8月24日に次のようにツイートしている。《最新の暇空ライブバカ面白いね。彼は妄想しているとも言えるが、ヒントほぼゼロから無限推理を繰り広げる天才ともいえる。あってるかどうか?怪談に正解などないのだ》。この頃に語られていたのが、「高崎物語である好き嫌い.comに、7月28日から、妹が堀口の同級生であると主張する人物が書いたものであり、「高崎市に帰郷した堀口がかつての同級生だった女性に性暴行したり、自らの肛門アルフォートを入れたり、それらの件で親族会議が行われたり逮捕勾留されたりというのを高崎市民たちが証言する内容」(「暇空茜と側近の灰豚、喧嘩別れ。大量総括へ」)であるが、好き嫌い.comに書かれたものであり、十中八九作り話であろうが、暇空は事実であると考え、これをもとに推理していた。もしこれが事実であれば堀口は拘束されていることになるが、灰豚が堀口と8月20日午前1時ころに会ったと言いだす。このあたりから、訳が分からなくなっていく。暇空は灰豚を「対話罪」の対象としたが、この頃から味方であるアカウントをどんどん切っていった。赤木レイアも暇空との関係悪化し、9月7日最後更新していない。

暇空は2024年12月から真如苑が裏で糸を引いていると言い出すようになった。堀口のnoteに、彼の母親真如苑信者であると書かれているのは事実である(「断ち切りたい「毒親の血」――「両親が開業医の一人息子であること」は必ずしも幸せ意味しませんでした。」)が、真如苑特に問題を起こしていないようであり、荒唐無稽と言わざるを得ないであろう。堀口死亡説を唱えたりもしている。2024年11月1日神奈川県相模原市緑区千木良底沢橋下で、15歳から30歳程度とみられる身元不明遺体発見されたが、この遺体が堀口だというのであるしかし、堀口は2025年3月19日テレビインタビューに答えており、生きていると言わざるを得ない(「北海道じゃらんハッキング被害 関係ない人物名前悪用 悪用された本人に取材ネット上で誹謗中傷の的」」、HTB北海道ニュース)。妄想に近い推理を連発しているうちに、支持が減って閑散とし、求心力に陰りが見られるようになり、その結果、起訴やすくなってしまったのかもしれない。

以上は簡略なスケッチであるが、このようなものは求められていないのかもしれない。リベラルからすれば、暇空は「誹謗中傷ビジネス」をしているとレッテルを貼っておけばいいので、推移には関心がなさそうであるし、暇空の観客も、事態リアルタイムで動いていて予測不能な展開が見られることに楽しみがあるので、後から振り返りたいとは思っていないかもしれない。

暇空が現れるまでの青識亜論をはじめとする「表現の自由戦士」は、原理主義的にあらゆる性的表現を無条件に擁護しているだけであった。しかし、リベラルSNSで「声を上げる」ことにより企業に対して表現撤回させるように圧力かけており、これは効果を持っていた。青識のような活動ではこれを止めることはできていなかった。暇空は発想を転換し、シュナムルやColaboといった表現規制派のスキャンダル暴露する戦略を実行したのであるが、それなりに奏功した。「赤いきつね」は無傷で済んだのである

山口三尊は《暇空氏、あれで起訴は少し気の毒だが、堀口英利さんや、灰豚に対する誹謗中傷は。起訴されてもやむを得ないレベルだと思う。》(2025年3月30日)と述べており、不起訴あるいは略式起訴もあり得たようである裁判所はリベラル化しているようである。Ogura.H@dli_coipchirtの《暇空さん対伊東弁護士訴訟担当した吉岡地裁判長って、名古屋地裁時代労働者側の請求棄却する判決をたくさん出している裁判官なんですね。》(2024年2月10日)というツイートに対して、国際企業法務弁護士🤡GAREW@big_lawfirmは《現代型のリベラルって感じですね。マイノリティには寄り添いつつ労働者階級には厳しい、アメリカ沿岸部価値観ですね。経歴は最高裁事務総局系なので、今の最高裁スタンスがそうなのでしょう。》(同前)とコメントを寄せているが、当のアメリカでは、最高裁は反リベラルによって占拠されているのに対して、本邦ではアメリカ沿岸部価値観最高裁にまで及んでいるのである

2 雁琳

2021年キャンセルカルチャーが吹き荒れた年であった。呉座勇一のツイッターでの発言に端を発して、オープンレター女性差別的な文化を脱するために」が4月4日に出され、小山田圭吾東京オリンピック開会式音楽担当を辞任に追い込まれたりした。しかし、オープンレターに対しては当初から批判があり、雁琳はその先頭に立っていたと言っていい。暇空がColaboの会計問題に取り組み始めたのは2022年10月であるが、2022年キャンセルカルチャーに対してたたかいが挑まれた年であり、暇空はその真打のようなものとして現れたのである

雁琳は暇空のように全方位に喧嘩を売っているわけではない。ほぼオープンレターに限られるであろう。しかし、オープンレターネットからは消されてしまっていて、今は見られない。ウィキペディアでは「女性差別的な文化を脱するために」は立項されているものの、他ではその痕跡が消されてしまっている。ウィキペディアの呉座勇一のページから不祥事についての記述がなくなっている(2025年4月2日閲覧)。履歴をたどってみると、2024年7月20日に削除されたようである。呉座のキャンセル成功していれば、歴史的意義のある文書としてネットに残されていたと思われる。しかし、キャンセルカルチャー第一号としてモデルケースになるはずだったものが、杜撰にやってしまったために、オープンレターからもなかったことにされてしまったのであろう。

雁琳は「正論2021年6月号に「ポリコレ派への共感 強制する社会の歪み」を発表しており、雑誌でのオープンレターへの批判はこれが最初であるオープンレターが出たのが4月4日であり、「正論6月号は5月1日発売なので、一月も経たないうちに反論が出たことになる。ネット上の反論は埋もれてしまいがちだが、雑誌は繰り返し参照されるため、雁琳が狙い撃ちにされたのではないかと指摘されることがある。

雁琳は2022年複数雑誌で発表を行った。例えば、「国体文化」(1177号、2022年6月)には「新たなる共産主義運動は『目覚めた当事者』の顔をして現れる」を、「実話BUNKAタブー」には「弱者男性を救うのは方法論的ミソジニーである」(2022年5月号)と「女子高生AV賛成論」(2022年6月号)を寄稿している。また、「情況2022年春号のキャンセルカルチャー特集では、「キャンセルカルチャーとは何か――その現象本質」を発表した。しかし、その後は雑誌に招かれる機会がほとんどなくなった。約3年ぶりの登場となったのは、「情況2025年冬号に掲載された「DON'T BE USED. BE THE UNCOUNTED.――ネオ幕府アキノリ党のクリプト革命運動についての簡潔な報告」(荒牧隆史との共著)である本来なら「正論「WiLL」「HANADA」といった右翼雑誌に登場してもおかしくないが、そこには見られていない。それだけに、「情況」の姿勢は際立っている。

情況」は1968年に創刊されたが、廣松渉が当時の金額で100万円を援助したことでも知られている。1970年6月に結成された「情況派」というセクト存在するが、これは「情況」の創刊者である古賀暹が所属していたため、叛旗派から蔑称として「情況派」と呼ばれ、その名が定着したらしい(正式名称共産主義者同盟(再建準備委員会である)(有坂賢吾「新左翼過激派全書」)。したがって、「情況派」の機関誌というわけではないようだが、新左翼雑誌としてスタートしたことは確かであるしかし、第六期(2023年2月から)の編集長に塩野谷恭輔が就任すると、ネットの雑多な声を取り上げ、反リベラル立場であっても登用する路線へと転換したらしい(2022年春号のキャンセルカルチャー特集は第五期に属するが、この頃からその兆しが見えていたのだろう)。ページをめくると、まるでインターネット闇鍋のような印象を受ける。ここでしか出会えない著者たちの論考が並んでいる。

2024年夏号のトランスジェンダー特集がその路線の到達点であろう。文芸誌を含め、ほとんどの雑誌リベラル化してしまい、ターフが排除されてしまった。そうなってくると、反リベラルを登用する「情況」のような雑誌しかターフは書けないということになり、ターフが結集したような誌面になった。これに対して「読者・寄稿者有志」は反発し、2024年9月20日、「『情況』に関する声明」を出した。署名しているのは、京大人文研や叛乱研の関係者、さら編集者のようである絓秀実がこれに加わったことに唖然とした人もいたようであるが、マルクス主義の持つものと持たざるものという区別を、マジョリティマイノリティという区別に置き換えたのが、「社会構築主義政治主義」と雁琳が呼ぶものであり、新左翼マルクス主義者ではあるのだから、これに乗ろうと思えば乗れるのは当然のことではあろう。

森脇透青は、《たとえば千田有紀立場ひとつとっても塩野谷恭輔の立場と異なるし、さら小谷野敦笙野頼子ともまったく違うはずである(たとえば「生物学的」のような言葉留保なしで使うかどうか、「陰謀論」的な語調を使用するかどうか、また構築主義理解の深度において)》(「不良債権としての『情況』、あるいは回覧板について」)と述べ、トランスジェンダー特集執筆者たちには「構築主義理解の深度」において違いがあると言っている。「構築主義理解」が足りないのは、この中では、小谷野敦であろう。事実小谷野は、《私はバトラー批判なんかしてないんだよ。ポモを批判していて、バトラーは読んでも何を言ってるのか分からない、と書いているではないか。》とツイートしている(2024年11月11日)。しかし、オフパコギャルママ🦖1y@takamatsu4_13によると、《批判者は佐藤悟志をこすっているけど、本当に読まれたくないのは小谷野敦とかだったりするんだろうね。さすがに「小谷野のは読まないでくれ!」とは言えないから、佐藤悟志をこすっているだけだという。》(2024年9月21日)。小谷野は「ポストモダントランスジェンダー」を寄稿しているが、これは何があったのかを小谷野節で綴ったものである。これを読むと、ノーディベートと称して議論すら行われないまま、明らかに異論のありうる理論によって現実が書き換えられようとしていたことが分かるであろう。千田有紀の「構築主義理解」は足りていないどころではなく、上野千鶴子編「構築主義とは何か」(2001年)に序章「構築主義系譜学」を書いているくらいであるが、「学問危機と『キャンセル』の方法論」(pp.116-135)は、小谷野と同じく、何があったのかの記録であるが、 Permalink | 記事への反応(0) | 09:34

2025-03-31

アノン断末魔

花水木 @IcsYOPQr8QnZ7i3
朝日新聞東京都住民監査請求とか
暇空さんが手かげた案件をろくに報道してなかった気がするけど
暇空さんに非がある案件はすぐにニュースにするんやね…

やさい @WNAkozdngF29991
フローレンス駒崎弘樹氏が暇空茜にアホって言われたか侮辱だって起訴した件が抜けてるからコミュニティノートつきそう
駒崎氏良かったね、アホって言われたこともこれできちんと伝わります

なお、駒崎氏もアホって個人に言ったことある模様

加藤万能工学研究所総帥 @sousui_chan
えっと・・・ネトウヨガー」とか喚いてるアレな方々が嬉々としてらっしゃる様ですけど、この方どういった方なんですか~?(笑)

余程その手の方々にとって都合悪い存在なんですね(笑)

カズヒコ @kzhkgrbl35000
暇空さんの名誉棄損&侮辱罪の正式起訴、これまでの大攻勢からすると随分トーンダウンしたな既存マスメディア
分かんないけどこれフジのアレが予想外過ぎて報道デスクまともに機能してないのか?

みょーん@ソシャゲ垢 @mymymyooon
悲報朝日新聞さん、意気揚々と暇空茜さん起訴を報じるも肝心の起訴内容がお得意の捏造正規大誤報かまししまい本人からリプで怒られる事態

一応大手メディアなのにネットネタになると取材力一切ないの終わりスギィ!



ちなみに暇空茜の存在を知らないぶってる「加藤万能工学研究所総帥」の過去ポスト

2024年7月8日
都知事選2024 選挙速報・立候補者開票結果 : 読売新聞オンライン https://yomiuri.co.jp/election/tochijisen/

こうしてみると数字残酷ですな(笑)R団の皆さんの癇癪は何時位に収まるでしょうね?(笑)しかし暇空茜氏はここまでやりましたか

2024年7月8日
社説小池氏3選 改めるべき点を忘れず:朝日新聞デジタル https://asahi.com/articles/DA3S15976848.html

朝日新聞負け惜しみ社説キター(笑)色々問題が有ったと言うなら、あの公示前の事前運動の事を何故一言も触れてないんでしょうね?(笑)あと暇空茜氏については最後までガン無視ですか?(笑)

2024-12-20

カプリコくんまだ頑張ってて草

Capricornus 暇空氏の数々の勝手な決めつけによる名誉毀損の成立は順当だと思うけども、住民監査請求から勧告にまで至った公金事業の件も含め暇空氏を絶対悪としたメディアも含めた日本左派偏向ぶりは酷いエコチャンだな。

監査の結果も裁判の結果も全く理解してなさそう

2024-10-25

anond:20241025165206

追記

701の「コラボ問題なんかないよ」に関しては真実性を認められ却下されていた

原告は、令和4年12月8日に、ツイッターインターネットを利用してメッセージ等を投稿することができる情報ネットワークであり、現在名称は「X」である。以下、名称変更の前後を問わずツイッター」という。)上で活動するフェミニスト意味するツイフェミの痛い腹を探ることに決めたという、フェミニスト秘密を暴くことを決意した旨の内容を含む投稿を行うとともに(Z21)、令和5年1月7日に、生理という生物学的な性差理由女性男性に知能などの面で劣るという内容の投稿をしている(て22)。そして、原告は、東京都若年被害女性支援事業受託団体として女性支援活動を行っている本件団体に対し、公金の不正受給が行われたと主張して住民監査請求を行うなど、本件団体及び本件団体女性代表者への批判や追及を繰り返し行っている(前提事実(4)、甲6~10、乙6、7、1123、27)。これらの事情に照らすと、原告女性フェミニストを不当に攻撃する活動を行っていると被告が言じたことについて相当な理由があるということができ、これに反する原告の主張は採用できない。

は?

ナニカグループだろ!

2024-10-05

🥸<Colaboへの起訴公益性がある!

  だから違うってイッテンダロ!!>🥸

  税金不正とか興味ネーノ!!!>🥸

  燃やされたからだよ!!!!!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<リーガルハラスメントにはあたらない!

  住民監査請求辞めてほしいんだろ?>🥸

  じゃあアニメ漫画を悪く言うな!>🥸

  辞めないと攻撃起訴続けるぞ!!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<名誉毀損されました!訴えてやる!

  裁判上等だよ!その度に儲かるから>🥸

  これ裁判の内容ね!売りまーす!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<さっきから邪魔ばっかして誰だよお前!

  うるせーななんだよこいつ!俺だよ!>🥸

2024-10-02

今空茜VS過去空茜

🥸<Colaboへの起訴公益性がある!

  だから違うってイッテンダロ!!>🥸

  税金不正とか興味ネーノ!!!>🥸

  燃やされたからだよ!!!!!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<リーガルハラスメントにはあたらない!

  住民監査請求辞めてほしいんだろ?>🥸

  じゃあアニメ漫画を悪く言うな!>🥸

  辞めないと攻撃起訴続けるぞ!!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<名誉毀損されました!訴えてやる!

  裁判上等だよ!その度に儲かるから>🥸

  これ裁判の内容ね!売りまーす!!>🥸

→暇空敗訴

🥸<さっきから邪魔ばっかして誰だよお前!

  うるせーななんだよこいつ!俺だよ!>🥸

2024-09-30

anond:20240930233252

暇空神原訴訟

原告が、 仁藤を含むCo labo関係者に対して精神的苦痛を与える目的をもって、 東京都に対す る情報公開請求及び住民監査請求を行ったという事実である

原告上記情報公開請求等を行った時期と並行して、インターネット上 にColaboらの社会的評価を低下させる真実に反する情報を繰り返し 発信することにより、 原告が、 仁藤を含むColabo 関係者に対して、 意図的に、相当程度の精神的苦痛を与えていたことが真実であると認めら れることは、前記3 (2)イで説示したとおりである。 また、 原告は、令和4 年9月15日、本件住民監査請求に先立って住民監査請求を行っていると ころ(共通認定事実(4) ウ) 、

同日、 Xにおいて、9月15日付け投稿で、 仁藤が謝罪をすれば原告活動を中止する旨を述べている (前記4(2)イ)。

さらに、原告は、同年11月5日、 Xにおいて、 「作品を燃やすつの痛 い腹を探るのが趣味なだけだっつーの共産党税金吸ってようが興味ね えの、日本中にあるだろそんなのは作品やすやつだからやってるだけ だよ」 と投稿している (乙44)。

これらの事情総合すれば、 原告によ る東京都に対する情報公開請求及び住民監査請求が、 仁藤を含む Cola bo関係者に相当程度の精神的苦痛を与える目的のもとでされたという本 件発言4の摘示事実重要部分は、真実であると認められる。

なお、原告は、令和4年10月29日、 Xにおいて、 9月15日付け投 稿を撤回する旨を投稿した (甲27) から、 その後にされた本件住民監 査請求当時、仁藤を含む Colabo関係者精神的苦痛を与える目 的はない旨主張するが、 11月3日付け投稿及び上記認定した同年1 1月5日投稿でも、原告は仁藤の活動を圧する目的を述べているので あって、これに反する上記主張は採用することができない。

anond:20240930155813

中立的立場からの発信っていうんなら、裁判所判決文が暇空側Colabo側双方の提出した証拠並べて裁判所検討したもんだし、中立的つって良いんじゃねえかな。

んで、この判決で暇アノン問題はもうカタがついたっていっていいと思う。

さて、Colabo側が暇空側を訴えた際に会見を開いたんだが、その場でのColabo側弁護士発言名誉毀損であり、書き起こしと会見の映像アップロードするなって暇空が訴えた裁判判決文をどうぞ。

これが一番暇空問題について包括的判決になる。

なんか暇空くんはごちゃごちゃ言ってるけどそれは無視してpdfダウンロードして読んで。

https://note.com/hima_kuuhaku/n/n13c8f27702ff

まあクソ長いけど、経緯って言う意味では1-11ページあたりを参照。

判決では被告のColabo側弁護士神原弁護士の会見での発言

①暇空くんはデマを流すことによって、②仁藤夢乃を含むColabo関係者に対して精神的苦痛を与えようとしている。

③これは暇空くんの持つ女性に対する差別意識嫌悪感によって行われたものである

住民監査請求住民訴訟もまた同じくハラスメントである(界隈の方々ご存知のリーガルハラスメント

一般的解釈されると判断し、「女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴」の社会的評価は低い以上、暇空くんの社会的評価を低下させる発言である名誉毀損であると認めている。

さて、判決文にも書いてあるけど、公の場で事実摘示することでその人の社会的評価が下がれば名誉毀損が成立する。

ただ、違法ではない=賠償する必要がない条件ってのがあって、摘示した事実が「公共の利害に関する事実」であり、個人の恨みとかでなく公益性に基づいていて、それが本当のことであるか、それが間違いであったとしてもそう信じるだけの根拠があるならそれは違法ではないんだわ。

この条件がないと、報道とかできなくなるからね。

んで、裁判所は、「暇空茜は女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴で、住民監査請求住民訴訟嫌がらせに過ぎない」っていう被告弁護士発言名誉毀損であると認めたけど、「それって真実から違法じゃないよ。賠償する必要はないね」って判決を出した。

裁判所が、「暇空茜は女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴で、住民監査請求住民訴訟嫌がらせに過ぎない」のは「真実である」と認めちゃったんだわ。

①「暇空くんはデマを流している」については裁判所は、被告神原弁護士証拠として提出した暇空くんの発信した情報11個に対して、一つ一つ真実か反真実であるかを判断したうえで10個を反真実デマであると認め、「暇空くんはColaboの社会的評価を低下させる真実に反する情報を繰り返し発信している」っていうのを「真実」である認定してる。(P45(ス)小括)

ここでめっちゃ長くなってるけど、まあ気になるとこだけ読んだら良いよ。

「Colaboはタコ部屋を作ってそこに生活保護受給した若年女性を囲うことで生活保護不正受給している」っていうことについては、Colabo側が暇空くんを訴えた結果、仁藤に55万円、Colaboに165万円の支払いを命じてる。

②「暇空くんの行いは、ハラスメント=Colabo関係者に対して精神的苦痛を与える目的である」については、暇空くんの語りぶりとか、

「あ、後みんな忘れてそうだけど共産党と(中略)仁藤夢乃さんが「すいませんでした二度と作品を燃やしません」って詫び入れたら俺はそこで手を止めますよ」

って言ってることを鑑みたら、仁藤やColabo関係者に対して圧力を加えることで「作品を燃やさせないようにしてる」事は明らかだから、「暇空くんは、意図的にColabo関係者に対して精神的苦痛を与えている」のは「真実」である認定してる。(P46)

会計不正を暴きたいなら仁藤夢乃が何しようが手を止めたりはしないはずなわけで、「暇空くんのやってることはハラスメントである」って裁判所が認めたってこと。

そして③ね。

女性に対する差別意識又は嫌悪感によって真実に反する情報を発信する者に対する社会的評価は低い」(P48)(大爆笑から、③については暇空くんの社会的評価を低下させる発言名誉毀損であると認めてる。

暇空くんは「作品を燃やす行為」に対して反発しているのだと主張してるけど、シュナムル太田弁護士(宇崎ちゃん)についても仁藤夢乃温泉むすめ)についても共通しているのが「漫画等に対する性差別であるという批判を加える行為である以上、それは「フェミニズムに対する反発」=「女性に対する差別意識嫌悪感に基づいた活動である解釈される。

女性差別的な投稿を繰り返す暇空くんの「真意はさて措き」こういう投稿をしてる暇空くんを神原弁護士が「女性に対する差別意識によって真実に反する情報を発信してる」と信じたことには相当の理由があったから、「被告故意又は過失が認められないから、不法行為責任は免責されるというべきである」(P50

④の「住民監査請求住民訴訟制度濫用リーガルハラスメント」っていう発言についても、暇空くんのXでの投稿

「「作品を燃やすつの痛い腹を探るのが趣味なんだっつーの

共産党税金吸ってようが興味ねえの、日本中にあるだろそんなのは

作品やすやつだからやってるだけだよ」」

を取り上げて、②と同じく「リーガルハラスメントである」事は真実であると認めちゃった。

「暇空くんの住民監査請求住民訴訟も、リーガルハラスメント」は裁判所公認真実なのは覚えて帰って欲しい。

以下は判決から引用

「これらの事情総合すれば、原告による東京都に対する情報公開請求及び住民監査請求が、仁藤を含むColabo関係者に相当程度の精神的苦痛を与える目的のもとでされたという本件発言4の摘示事実重要部分は、真実であると認められる」(P52)

っつーわけで、暇空くん自身が提起して判決の結果訴訟費用負担することになった訴訟で、大体カタがついちまったんだよねこれ。

まあ強いて言うなら控訴住民訴訟が残ってるけど、住民訴訟についてはこの期に及んで暇空側が「都の監査が正当であった証拠がない、証拠を調べるために領収書とか全部見せろ」みてえなことを今更言い出してるから、まあまず勝てないと思うよ。

anond:20240930083222

監査報告読まない暇アノン

一連の裁判の経過も、暇空noteも読んでないけど、Colaboが杜撰会計だったという確信だけは持つ暇アノン

東京都規約改定とColaboが事業を降りた経緯を理解できたら暇アノンから降りられるんだ

Colaboも会計問題さえちゃんとすれば暇空の付け入る隙がなかったが仁藤氏筆頭に取り巻きも同レベルだったな

公金チューチューというのの程度な話だと思うけれど、公金の使い方(会計)がザルだったのは事実だったのでは

暇空氏の訴訟一般人から見て価値があるのは都を相手にした住民監査請求で、Colaboの杜撰会計以上に公金を預かる都の管理責任は重い。

杜撰会計理由になってない理由で報告義務を怠っている点で今も不正しか思っていないが。

Colaboの公金会計不正が無いのなら、東京都はColaboへの公金給付を打ち切る必要は無かったんじゃないの?

杜撰会計事実じゃね?で、今都から金出てねえよな?金出すようなレベルちゃんとした団体じゃなかったっけ?



最高裁まで闘う暇アノン

裁判の進捗には興味ないけど、暇空に逆転できる可能性があるとわずかな希望にすがる暇アノン

七連敗の暇空敗訴と住民訴訟リンクしてるのも知らない

東京都との開示請求裁判はまだ続いてるのではないかたかな。

住民訴訟が(暇空曰く都の牛歩戦術により)なんも進展してないのに、これ以上何に反応する必要あるんだ?

住民監査請求から住民訴訟、証憑(領収書)の提出などもないまま未だ判決に至ってないんだけど……。「はい終わり、この話題はもうやめやめ」としたい人がたくさんいる、という事なのかな。

東京都の動きが怪しいとは思うしそこまで見限ってるわけでもないが、どの裁判結果出てもほぼ控訴でまだまだ先長そうやからな……

都がガバガバ会計だったのは事実だったし、colaboが不正会計なのかどうかは住民訴訟終わってないからまだわからん

住民訴訟はまだ続いているしColaboも東京都結構雑な仕事してるのはわかってきたんで両者ともしっかり怒られて欲しいという気持ち


リーガルハラスメントアノン

神原弁護士訴訟結果を知らず、フレッシュな笑いを提供してくれる暇アノン

都の管理体制是正されたし、リーガルハラスメントなる名言も見物できたし、嫌がらせで始まった割には得るものが多かったと言えるのではなかろうか。


増田釣りだね 暇アノンは改心なんかしないよ

アノン問題については、今回の暇空VS神原弁護士裁判判決ほとんどカタがついちゃってる。

中立的立場からの発信っていうんなら、裁判所判決文が暇空側Colabo側双方の提出した証拠並べて裁判所検討したもんだし、中立的つって良いんじゃねえかな。

Colabo側が暇空側を訴えた際に会見を開いたんだが、その場でのColabo側弁護士発言名誉毀損であり、書き起こしと会見の映像アップロードするなって暇空が訴えた裁判判決文をどうぞ。

これが一番暇空問題について包括的判決になる。

なんか暇空くんはごちゃごちゃ言ってるけどそれは無視してpdfダウンロードして読んで。

https://note.com/hima_kuuhaku/n/n13c8f27702ff

まあクソ長いけど、経緯って言う意味では1-11ページあたりを参照。

判決では被告のColabo側弁護士神原弁護士の会見での発言

①暇空くんはデマを流すことによって、②仁藤夢乃を含むColabo関係者に対して精神的苦痛を与えようとしている。

③これは暇空くんの持つ女性に対する差別意識嫌悪感によって行われたものである

住民監査請求住民訴訟もまた同じくハラスメントである(界隈の方々ご存知のリーガルハラスメント

一般的解釈されると判断し、「女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴」の社会的評価は低い以上、暇空くんの社会的評価を低下させる発言である名誉毀損であると認めている。

さて、判決文にも書いてあるけど、公の場で事実摘示することでその人の社会的評価が下がれば名誉毀損が成立する。

ただ、違法ではない=賠償する必要がない条件ってのがあって、摘示した事実が「公共の利害に関する事実」であり、個人の恨みとかでなく公益性に基づいていて、それが本当のことであるか、それが間違いであったとしてもそう信じるだけの根拠があるならそれは違法ではないんだわ。

この条件がないと、報道とかできなくなるからね。

んで、裁判所は、「暇空茜は女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴で、住民監査請求住民訴訟嫌がらせに過ぎない」っていう被告弁護士発言名誉毀損であると認めたけど、「それって真実から違法じゃないよ。賠償する必要はないね」って判決を出した。

裁判所が、「暇空茜は女性に対する差別意識嫌悪感によって精神的苦痛を与えるためにデマを流してる奴で、住民監査請求住民訴訟嫌がらせに過ぎない」のは「真実である」と認めちゃったんだわ。

①「暇空くんはデマを流している」については裁判所は、被告神原弁護士証拠として提出した暇空くんの発信した情報11個に対して、一つ一つ真実か反真実であるかを判断したうえで10個を反真実デマであると認め、「暇空くんはColaboの社会的評価を低下させる真実に反する情報を繰り返し発信している」っていうのを「真実」である認定してる。(P45(ス)小括)

ここでめっちゃ長くなってるけど、まあ気になるとこだけ読んだら良いよ。

「Colaboはタコ部屋を作ってそこに生活保護受給した若年女性を囲うことで生活保護不正受給している」っていうことについては、Colabo側が暇空くんを訴えた結果、仁藤に55万円、Colaboに165万円の支払いを命じてる。

②「暇空くんの行いは、ハラスメント=Colabo関係者に対して精神的苦痛を与える目的である」については、暇空くんの語りぶりとか、

「あ、後みんな忘れてそうだけど共産党と(中略)仁藤夢乃さんが「すいませんでした二度と作品を燃やしません」って詫び入れたら俺はそこで手を止めますよ」

って言ってることを鑑みたら、仁藤やColabo関係者に対して圧力を加えることで「作品を燃やさせないようにしてる」事は明らかだから、「暇空くんは、意図的にColabo関係者に対して精神的苦痛を与えている」のは「真実」である認定してる。(P46)

会計不正を暴きたいなら仁藤夢乃が何しようが手を止めたりはしないはずなわけで、「暇空くんのやってることはハラスメントである」って裁判所が認めたってこと。

そして③ね。

女性に対する差別意識又は嫌悪感によって真実に反する情報を発信する者に対する社会的評価は低い」(P48)(大爆笑から、③については暇空くんの社会的評価を低下させる発言名誉毀損であると認めてる。

暇空くんは「作品を燃やす行為」に対して反発しているのだと主張してるけど、シュナムル太田弁護士(宇崎ちゃん)についても仁藤夢乃温泉むすめ)についても共通しているのが「漫画等に対する性差別であるという批判を加える行為である以上、それは「フェミニズムに対する反発」=「女性に対する差別意識嫌悪感に基づいた活動である解釈される。

女性差別的な投稿を繰り返す暇空くんの「真意はさて措き」こういう投稿をしてる暇空くんを神原弁護士が「女性に対する差別意識によって真実に反する情報を発信してる」と信じたことには相当の理由があったから、「被告故意又は過失が認められないから、不法行為責任は免責されるというべきである」(P50

④の「住民監査請求住民訴訟制度濫用リーガルハラスメント」っていう発言についても、暇空くんのXでの投稿

「「作品を燃やすつの痛い腹を探るのが趣味なんだっつーの

共産党税金吸ってようが興味ねえの、日本中にあるだろそんなのは

作品やすやつだからやってるだけだよ」」

を取り上げて、②と同じく「リーガルハラスメントである」事は真実であると認めちゃった。

「暇空くんの住民監査請求住民訴訟も、リーガルハラスメント」は裁判所公認真実なのは覚えて帰って欲しい。

以下は判決から引用

「これらの事情総合すれば、原告による東京都に対する情報公開請求及び住民監査請求が、仁藤を含むColabo関係者に相当程度の精神的苦痛を与える目的のもとでされたという本件発言4の摘示事実重要部分は、真実であると認められる」(P52)

っつーわけで、暇空くん自身が提起して判決の結果訴訟費用負担することになった訴訟で、大体カタがついちまったんだよねこれ。

まあ強いて言うなら控訴住民訴訟が残ってるけど、住民訴訟についてはこの期に及んで暇空側が「都の監査が正当であった証拠がない、証拠を調べるために領収書とか全部見せろ」みてえなことを今更言い出してるから、まあまず勝てないと思うよ。

anond:20240930083222

都民として意味があるのは住民監査請求を受けての東京都相手とした住民訴訟だけ。

それらはまだ一つも結果が出てないので、今の所なんの結論も出せないし出しても意味がないんだよな

2024-09-27

anond:20240927161851

最近ネトウヨ左翼が今までやってきたことの後を追ってばかりだな

エビデンス要求したりコミュニティノートファクトチェックの真似事したり

オンブズマン無視して住民監査請求したりとやりたい放題になってきている

暇空神原裁判判決

原告上記情報公開請求等を行った時期と並行して、インターネット上 にColaboらの社会的評価を低下させる真実に反する情報を繰り返し発信することにより、原告が、仁藤を含むColabo関係者に対して、 意図的に、相当程度の精神的苦痛を与えていたことが真実であると認めら れることは、前記3 (2) イで説示したとおりである

また、原告は、令和4 年9月15日、本件住民監査請求に先立って住民監査請求を行っていると ころ(共通認定事実(4)ウ)、同日、Xにおいて、9月15日付け投稿で、 仁藤が謝罪をすれば原告活動を中止する旨を述べている(前記4(2)イ)。 さらに、原告は、同年11月5日、Xにおいて、「作品を燃やすつの痛い腹を探るのが趣味なだけだっつーの/共産党税金吸ってようが興味ねえの、日本中にあるだろそんなのは作品やすやつだからやってるだけ だよ」と投稿している(乙44)。

これらの事情総合すれば、原告によ る東京都に対する情報公開請求及び住民監査請求が、仁藤を含むColabo関係者に相当程度の精神的苦痛を与える目的のもとでされたという本 件発言4の摘示事実重要部分は、真実であると認められる。

なお、原告は、令和4年10月29日、Xにおいて、9月15日付け投稿撤回する旨を投稿した (甲27)から、その後にされた本件住民監 査請求当時、仁藤を含むColaboら関係者精神的苦痛を与える目 的はない旨主張するが、11月3日付け投稿及び上記認定した同年1 1月5日投稿でも、原告は仁藤の活動を圧する目的を述べているので あって、これに反する上記主張は採用することができない。

暇さん、偽計業務妨害で引っ張られるなこれ

2024-09-26

anond:20240926145049

暇さんも今回はこたえてるみたいね

これが棄却って無茶苦茶すぎないか

リーハラ会見であそこまでいわれてセーフなら一般人は潰されるだけやんけ

裁判官はこの種事案でのマスメディア報道をとても気にするのでマスコミシュプレヒコールするのがここまで有効ってこと?ちょっと司法を疑いの目で見そうになるわ

まあこれで折れるわけにはいかないっしょ

流石にこんなんおかしいと思うから控訴審で戦うしかない

まあ俺も褒められた言動人間ではないにせよ、こんなのは人権を認められてないレベルか、司法マスコミスクラムに屈して住民監査請求するような一般人権力で潰せと認めてるようなもんでしょ

俺はグラニ裁判の時、これで俺が負けるなら、こんなやり方で株を取り上げてお咎めなしなんかになったら株式会社意味が無くなると思って戦った

今やってるWBPC問題も同じことだね。高裁やら最高裁でこれを問題なしとしたらたとえば住民監査請求は終わりだよ

高裁最高裁でこれをセーフとするのか

判決見てない段階だけど、どんな認定がされてようがこれが棄却かになるなら今回のは控訴しないと

俺がタフじゃない→折れて潰されてる

俺がタフ→タフだからセーフ

だとしたらクソゲーすぎない?

あの記者会見俺が何クソ!って抗っただけで、普通社会的に潰されて追い討ちのマスコミスクラムで骨も残らんレベルに焼き尽くされるだけだよな?

なんなんだこれ

いやー胸糞悪い判決だわ

引き続き頑張ります

訴えた内容はこちらです

これがセーフだとおもうかどうか

俺はこんなのを議員会館NHKとかよんでやるのがセーフなら一般人は潰されるだけだと思うので控訴しま

暇空茜を勝たせたら、次のリーガルハラスメント記者会見自分がされるかもしれない

かにそういう見方もある。司法にも匿名性?でも裁判官匿名だと無茶苦茶になるし、、、

殺される覚悟で顔出しして半殺しの目に遭いつつ生き残って被害者属性得るとかしないとダメってか?ふざけてんよ

なんか魔女裁判思い出すな

浮いてきたらアウト

沈んだらセーフ

anond:20240926145049

裁判所正気!?

この判決なら、住民監査請求一部の人メディア左翼)のみに認められた特権になってしまうぞ。

今までの暇空先輩判決の中で、一番トンデモ判決やわ。

2024-08-04

東浩紀伝3

東は2018年12月18日ツイッターゲンロン解散を発表するが、上田洋子らに説得されて、解散は思いとどまる。東は21日付で代表辞任し、上田代表就任する。「ゲンロンに搾取されているという不満」(「ゲンロン戦記」、212頁)を抱いたそうであるゲンロンの代表として会社のために苦労しているにもかかわらず、社員は楽しくやっているように見えるのが不満だったそうだ。理解しにくいところであるが、こういう理由から自分と同じくらいの貢献を社員に求めることになるようである。「ゲンロン戦記」のこの個所は異彩を放っていて、他は笑えるエピソードなのであろうが、ここは笑えないところであろう。代表辞任という重大な局面なので書かざるを得なかったのだろうか。

上田洋子の人生ゲンロンで好転したことは疑いない。博士号取得後燻ぶっていたが、チェルノブイリツアー通訳を引き受けたところ、東に気に入られ、ゲンロンの副代表就任し、それだけでも出世であろうが、東の代表辞任に伴い、代表の座に就くに至った。代表女性ということでフェミ批判をかわせる部分もあるようである2023年日本ロシア文学会大賞を受賞している。東を諫めるべき立場ではあるが、そういうものとしては機能せず、東の発言をひたすら支持している。

2020年新型コロナウイルス(COVID-19)が世界蔓延する。東は断固としてコロナはただの風邪という立場に立った(小林よしのり×三浦瑠麗×東浩紀コロナはしょぼいウイルス世界中で騒いでるのが一番の問題。」【ゲンロン200328】)。田中康夫が切り抜き動画を作っていたのであるが、消されてしまっているようであるアガンベンも生権力批判観点からコロナ対応批判的であったが、コロナは致死率こそそれほど高くないものの、後遺症がひどいので「しょぼいウイルス」とは言えないであろう。

2020年7月黒瀬陽平セクハラが発覚する。東は黒瀬との関係を断つが、これはこの時世であるから仕方ないところであろう。黒瀬は「思想地図vol.1」(2008年)でデビューしており、ゲンロンではカオス*ラウンジ芸術校などもやっていた。

2020年10月19日シラスオープンする。ユーチューブとどう違うのかとも思われるが、その理念は「ゲンロン戦記」第6章第2節で語られている。

2021年キャンセルカルチャーが吹き荒れた年であったが、東京オリンピックでの小山田圭吾炎上が最も目立つ事例であろう。音楽家不祥事新聞の一面トップを飾ったのは小室哲哉逮捕以来ではないだろうか。この件で宮台真司小山田に対して批判的であったが、これに東は反発して、関係を断つ。九〇年代に宮台も露悪系でやっていたのだから小山田の側に立つべきだったというのであるが(「東浩紀無料突発 またどうせ消す」)、これはまっとうな批判であろう。一晩で数百万もの売り上げのあるイベント相手をこのくらいの理由で切れるのだから、東の行動原理は損得にはないということは認めていいのであろう。

2021年4月4日、オープンレター女性差別的な文化を脱するために 研究教育言論メディアにかかわるすべての人へ」が公開されたが、これはキャンセルカルチャーの烽火といっていいものであろう。日文研助教(当時)呉座勇一が武蔵大学准教授(当時)北村紗衣を鍵垢で揶揄していたことを非難するものである東北学院大学准教授小宮友根が書いたらしい。呉座は日文研から准教授への内定を取り消される。同じ年に、立憲民主党衆議院議員本多平直が辞任に追い込まれたりもしており、リベラル連携して動いていることは明らかであろう。キャンセルカルチャーの年表としては、「桐野夏生日没』と2020年代の「大衆検閲」」がある。

2021年9月29日、呉座は日文研提訴したが、これに加えて、2022年2月27日オープンレターの差出人に対して、オープンレターの削除と損害賠償を求める書面を送付し、同年2月25日オープンレターの差出人らが呉座に債務不存在確認訴訟提訴している。2021年12月に、草津町町長女性町議から強制わいせつ容疑で告訴されたのに対して、名誉棄損と虚偽告訴の容疑で女性町議を逆に告訴したりもしていたが、キャンセルカルチャーに対して反撃が始まったという印象であるツイッターでアンフェが気焔を上げていたのであるが、オープンレターは、署名していない人が署名したことになっていたり、差出人に加わることに合意していないのに差出人にされていたり、差出人が五十音順で並べられていなかったりして、杜撰なところが多く、そこを突かれていた。いわゆる法クラの弁護士が加勢したのも大きいのであろう。キャンセルカルチャーの本邦第一号としてモデルケースにするはずだったものと思われるが、躓いてしまった。

この呉座が、シラスチャンネルを開設すると発表される。キャンセルカルチャー犠牲者に助け舟を出したかたちであるが、ここから問題であった。2022年6月、呉座が春木晶子を姫と言ったところ、辻田が咎めたが、呉座は姫の初出は東である反論する。後日、春木は呉座に指摘を感謝し、東にこそ問題があると批判する(5ちゃんねる、東浩紀671の12)。このような経緯で呉座のチャンネルは、契約は未了であったものの、開設されないことになってしまった。また春木チャンネル契約更新を拒まれる。こちらはアップルパイ番組で焼いていたことも問題視された。このことからアップルパイ事件とか五反田ベース事件などと呼ばれることもある。呉座と春木ユーチューブに「春木で呉座います。」というチャンネルを開設した。

悪いことは続くものであるが、今や東のトレードマークともなった「とんこれ」発言が飛び出す。衆議院投票日を二日後に控える2022年7月8日、元総理大臣安倍晋三統一教会に家庭を破壊された過去を持つ山上徹也によって射殺される。7月10日、ニコニコ生放送で「【参院選2022】開票特番三浦瑠麗東浩紀、石戸諭、夏野剛と見守ろう」が放送されるが、中継で社民党福島瑞穂が「それで現在はまだ詳細がわかっておりませんが、統一教会との関係などとも言われております。ですから詳細が明らかになると同時に、もし自民党統一教会応援していることが問題とされたのであれば、まさに自民党統一教会によって大きく影響を受けているということも日本の政治の中で問題になりうると思ってるんですね」などと発言した。中継終了後、東は「あの、これさ……自民党統一教会関係しているからこのようなテロを招いたということを言った?もしかしたら」と述べ、一連のやり取りの中で「これとんでもない話だなぁこれ」との印象深いフレーズが口にされる。福島安倍への銃撃を容認する意図はないと思われるが、そのように曲解したのであろう。しかし、この発言ネタになったのは、味わい深いものがあったからであろう。「五反田式人文パフォーマンスは①唐突で②滑稽で③絶妙にピントが外れていないといけない。極めるのは大変ですよ」(5ちゃんねる、東浩紀スレ817の622)。狙ってやれるものではないように思われる。

2022年10月頃、暇空茜が一般社団法人Colaboの杜撰会計を追求しはじめる。これは2021年後半から始まったキャンセルカルチャーへの反撃のうちで最大のものであった。暇空の活動は、表現を燃やすものを燃やすことでキャンセルカルチャーを終わらせることを目的にしているが、そのために情報公開請求住民監査請求などの合法的手段を用いている(一部デマもあるようだが)。青識亜論のような従来の「表現の自由戦士」は原理を唱えるだけであったが、行動に移したかたちである。東は暇空についてほとんど言及していないが、暇空を支持している宇佐美展也と「都知事選は本当にこれでよかったのか!?」(2024年7月7日)で共演している。

「とんこれ」発言で東の評判はずいぶん落ちたため、それから安全運転を心がけているようであるしかし、安倍が死んだこともあり、検察が息を吹き返した。東京五輪汚職株式会社KADOKAWA会長角川歴彦逮捕起訴され、「とんこれ」発言に同席していた夏野剛が棚ぼたで取締役代表執行役社長CEO就任した。同じく「とんこれ」発言に同席していた三浦瑠璃にはそういうラッキーはなかった。夫(当時)の三浦清志は、建設の見込みがないのに太陽光発電出資を受けたとして、詐欺容疑で告発されていたが、2023年3月7日業務上横領罪で逮捕されたのである(同月27日に起訴)。三浦瑠璃はしばらく活動を休止していたが、2024年4月26日、夫との離婚を発表し、活動を再開した。

辻田真佐憲は、「訂正可能性の哲学」の副読本「訂正する力」(2023年10月)の聞き手構成担当するなど、東の最側近になっていたが、2024年5月31日の「東浩紀突発#136 ただなんとなく雑談」で批判される。「みんな格好つけたいんだろ?俺、自分が格好つけるとか考えない。ゲンロンとシラスのためにめっちゃやってるから!俺シラスを盛り上げようと思ったんだよ。シラサーと一緒に。やってくんないよ!みんな自分チャンネルのことばっか考えてるじゃん!」などの発言があったそうである(5ちゃんねる、東浩紀スレ酒849の290)。「石戸諭×桂大介×東浩紀 ネットで(ついに)社会が変わるのか?」(同年7月18日)でも辻田は批判される。辻田が論壇フェスというイベントに出るのが気に食わないようである。辻田は「【雑談配信東京都知事選後日談中間重要性、論壇フェスほか」(同年7月19日)で反論した。しかし、辻田は売り上げトップであるだけに東も軟化し、辻田がシラスを止めることは今のところないようである

現在に追いついた。これまでのあらすじをまとめると、東は郵便本で確立した視座でずっとやってきたといえるのであろうが、ゼロ年代ネット草創期のコミュニケーションの変容をアーキテクチャから考えていて、この頃がいちばんよかった。個々人は社会から下りていても、社会は回っていくというような夢が語られた。このような夢まで否定されるいわれはないだろう。テン年代になると、SNSによってネット政治的もので満たされるようになり、東はそこから距離を置こうとしてゲンロンに立てこもるようになった。ゼロ年代ネットの勢いに乗っており、その可能性を引き出すべく理論化に励んでいたが、テン年代ネットの動向に批判的になり、アーキテクチャ論も捨ててしまい、時代を作るような存在ではなくなっていった。

時代を作っているのは、左派ウォーキズムであろう。東に近かった人でも、津田藤田こちらに付いていったのであるが、ゼロ年代の東は、環境を変化させることで行動を変える環境管理型権力がこれから権力であり、内面に介入する規律訓練型権力過去のものになりつつあるとしていた。しかし、左派ウォーキズムは明らかに内心に介入しており、先祖返りしている印象である外山恒一キャンセルカルチャーについて「云ってることは新左翼だが、やってることがイジメ」(情況 2022年春号)と言っているが、これにならえば、左派ウォーキズムは、云ってることはフーコーだが、やってることがキリスト教といったところであろうか。しかし、左派ウォーキズムは収まりそうになく、これに対する抗議運動も続くであろう。

展望も記しておくべきなのであろうか。宮台真司は東に健康診断を受けるように勧めていたが、宮台はステージ0のすい臓がん発見しており、しっかりと健康診断を受けているのだろう。東はアル中ではないということらしいが、酒の飲みすぎであることは疑いない。しかし、健康さえ保てれば、今の地位は揺らぎそうもない。思想的な伸びしろは乏しいのかもしれないが、依然としてアイデアマンではあり、あと十数年は売れる本を出せるであろうし、ゲンロンも続けようと思えば続くであろう。

これでこの伝記は終わりであるが、記憶に頼って書いたところも少なくなく、誤りもあるかもしれない。東の埋蔵量は油田のようであり、書き終えられるか不安になったこともあるが、何とか書き終えることができた。これを読んだ人にネット草創期の興奮が少しでも伝われば幸いである。

東浩紀伝2

非モテ論壇は、小谷野敦の「もてない男」 (1999年)に始まり本田透に引き継がれるが、ものすごく盛り上がっているというほどでもなかった。本田消息が分からなくなり、小谷野2017年から売れなくなった。ツイッターでは雁琳のような第三波フェミニズムに応対できる論者が主流となっているが、そういうのの影に隠れたかたちであろう。大場博幸「非モテ独身男性をめぐる言説史とその社会的包摂」(2021年教育雑誌 (57) 31-43)というレビュー論文がある。ロスジェネ論壇も盛り上がった印象はない。氷河期世代はそれどころではなかったのだろうか。雑誌ロスジェネ」は迷走してしまい、第3号は「エロスジェネ」で、第4号で終刊した。

東のゼロ年代ゼロアカ道場で幕を閉じる。東チルドレンを競わせるという企画であり、ゼロアカとは「アカデミズムゼロになる」という意味らしい(「現代日本批評2001-2016」、講談社、101頁)。彼らは東浩紀しか参照していないので、アカデミズムとしてはゼロなのかもしれない。ここで台頭したのが藤田直哉であり、ザクティ革命と称して、飲み会動画を無編集でアップした。ゲンロンのプロトタイプかもしれない。藤田はwokeしたが、東チルドレンでそちらに行ったのは彼くらいではないか

3 ゲンロン

ニコニコ動画に「動ポノムコウ」(2020)というMADがあるが、ゼロ年代の東は輝いていたものの、震災後は落ちぶれてしまったという史観編集されていた。落ちぶれたかどうかはともかく、震災前後に断絶があることは疑いない。東は移動を躊躇わないところがあり、90年代末に批評空間を離れたように、震災後に自らが立ち上げた動ポモ論壇からも離れてしまう。

ゲンロンの前身である合同会社コンテクチュアズ2010年4月6日創業された。2009年の秋の飲み会アイデアが出たそうである宇野常寛濱野智史、浅子佳英(建築家)、李明喜空間デザイナー)との飲み会であった。「ゲンロン戦記」(2020年)では李はXとされているが、ウィキペディアには実名で出てきている。李はコンテクチュアズ代表就任したものの、使い込みを起こして、2011年1月末日付で解任されている。代わって東が代表就任し、李から使い込んだ金を回収した。ちょうど震災前のことで、震災後だと回収は難しかたかもしれないらしい(「ゲンロン戦記」、42頁)。この頃には、宇野や濱野は去っており、浅子が右腕だったが、その浅子も2012年には退任する。

一般意志2.0」は震災前に雑誌「本」に連載されていた。2009年12月から2011年4月号まで連載されていて、4月号は3月頭に出るものなので、ちょうど震災が起こる直前に終わったことになる。「ゲンロン戦記」には「その原稿2010年代に書かれたのですが、出版震災後の2011年11月になりました」(22頁)とあるが、ゼロ年代に連載が始まっているし、出版されたのも2010年代なので、おかしな文である。「震災前に書かれた」と直すべきところであろう。「一般意志2.0」はゼロ年代パラダイムに属している。デジタル民主主義の本であるが、ちょっとひねって、ニコニコ動画のようなもの民意をくみ上げようというものであるゲンロンもニコニコ動画でやられているので、その所信表明でもあるのであろう。ゼロ年代ゲンロンをつなぐ蝶番的な書物ではあった。

サイバースペース」「情報自由論」は一冊の本として刊行されることはなかったのであるが、「一般意志2.0」は刊行された。すっきりとした構想だったからだろうか。東はネット草創期のアングラさのようなものを後光にして輝いていたのであるが、この本を最後に、アーキテクチャを本格的に論じることを止める。ニコニコ動画2ちゃんねる動画版のようなところがあったが、ツイッターをはじめとするSNSネットの中心が移り、ネットはもはや2ちゃん的ではなくなり、東の想定していたアーキテクチャではなくなってきたのかもしれない。東はツイッターも使いこなしているが、かつてほどの存在感はない。

一般意志2.0」の次の主著は「観光客哲学」(2017年であるが、サブカルチャー批評することで「ひとり勝ち」した東が観光客を論じるのは意外性がある。娘が生まれからアニメゲームに関心を失い、その代わり観光が好きになったとのことで、東の関心の移動を反映しているようである。「観光客哲学 増補版」第2章によると、観光客二次創作するオタクに似ている。二次創作するオタク原作の好きなところだけつまみ食いするように、観光客住民暮らしなどお構いなしに無責任観光地をつまみ食いしていく。このように観光客現実二次創作しているそうである

福島第一原発観光地化計画思想地図β vol.4-2)」(2013年)は、一万部も売れなかったそうである。ふざけていると思われたのだろうか。観光に関心を持っていたところに、福島第一原発事故があり、ダークツーリズム対象にできないかと閃いたのであろう。もともと観光に関心がなければ、なかなか出てこないアイデアではないかと思われる。東によると、ダークツーリズム二次創作への抵抗である(「観光客哲学 増補版」第2章)。それなりの歴史のある土地であっても、しょせんは無名なので、原発事故のような惨事が起こると、そのイメージだけで覆い尽くされることになる(二次創作)。しかし、そういう土地観光に出かけると、普通場所であることが分かり、にもかかわらず起こった突然の惨事について思いをはせる機会にもなるそうである二次創作への抵抗)。

社会学者開沼博福島第一原発観光地化計画に参加して、前掲書に寄稿しているのにもかかわらず、これに抗議した。東と開沼は毎日新聞ウェブ版で往復書簡を交わしているが、開沼の主張は「福島イコール原発事故イメージを強化する試みはやめろ」というものであった(「観光客哲学 増補版」第2章)。原発事故を語りにくくすることで忘却を促すというのが政府戦略のようであるが、これは成功した。開沼は2021年東京大学大学院情報学環准教授就任している。原発事故への応答としては、佐藤嘉幸・田口卓臣脱原発哲学」(2016年)もあるが、こちらはほとんど読まれなかった。ジュディス・バトラー佐藤博論(「権力抵抗」)の審査委員の一人であり、佐藤バトラーに近い(竹村和子亡き後、バトラー著作邦訳を担っている)。「脱原発哲学」にもそれっぽい論法が出てくるのが、こちらは功を奏しなかった。資本主義と真っ向から対立するような場面では効かないのだろう。ちなみに佐藤博論には東も登場しており、バトラーも東の名前は知っているものと思われる。

観光客哲学」はネグリハート帝国」を下敷きにしているが、そこでのマルチチュードは、共通性がなくても集まればいいという発想で集められているものであり、否定神学であるとして、郵便マルチチュードとしての観光客対置する。東は原発事故後の市民運動に対して否定的であり、SEALDsなどを毛嫌いしていた。第二次安倍政権は次々と「戦後レジーム」を否定する法案を提出しており、それに対抗する市民運動は盛り上がっていたが、負け続けていた。しかし、Me too運動が始まってからというものリベラルマイノリティ運動に乗り換え、勝ち続けるようになる。「観光客哲学」は市民運動が負け続ける状況に応答しているが、「訂正可能性の哲学」(2023年)はマイノリティ運動が勝ち続ける状況に応答している。小熊英二こたつぬこ木下ちがや)はSEALDsの同伴者であったが、マイノリティ運動に与した共産党には批判である。小熊の「1968」(2009年)は絓秀実革命的なあまり革命的な」(2003年)のマイノリティ運動に対する評価をひっくり返したものなので、こういう対応は分からなくはない。東も「革あ革」を評価していない。「絓さんの本は、ぼくにはよくわからなかった。六八年の革命は失敗ではなく成功だというのだけれど、その理由が明確に示されないまま細かい話が続いていく。どうして六八年革命成功していることになるのか」(「現代日本批評2001-2016」、講談社、71頁)。論旨そのものは分かりやすい本なので、かなりの無理解であろう。

東はアベノミクスには何も言っていない。政治には入れ込んでいるが、経済は分からないので口を出さないという姿勢である経済について分かっていないのに口を出そうとしてリフレ派に行ってしまった人は多い。宮﨑哲弥が典型であろうが、北田もそうであるブレイディみかこ松尾匡と「そろそろ左派は<経済>を語ろう――レフト3.0の政治経済学」(2018年)という対談本を出している。リベラルが負け続けているのは、文化左翼路線だけでは大衆に支持されることはなく、経済についても考える必要があるという主張であるが、リベラルマイノリティ運動で勝ちだしてからはこういうことは言わなくなった。北田2023年から刊行されている「岩波講座 社会学」の編集委員代表を務めている。

観光客哲学」の次の主著は「訂正可能性の哲学であるこちらも郵便本の続編といっていいのであろうが、そこに出てきた訂正可能性(コレクタビリティ)という概念がフィーチャーされている。政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)を奉じている者がそうしているように、理想を固定したものとして考えるのではなく、誤りをコレクトするという姿勢大事であるということらしい。駄洒落のようであると言われることもある。森脇によると、東は状況に合わせてありきたりの概念意味を変えるという「再発明」の戦略を採っているが、この「再発明」の戦略を言い換えたものが訂正可能なのだという(森脇「東浩紀批評アクティヴィズムについて」)。そうだとすると、訂正可能性は郵便本では脇役であったが、これが四半世紀後に主役になることには必然性があったということであろうか。

こうして現在2024年7月)まで辿りついたのであるが、東は多くの人と関係を断ってきたため、周りに人がいなくなっている。東も自身気質自覚している。「ぼくはいつも自分で始めた仕事自分で壊してしまう。親しい友人も自罰的に切ってしまう。「自己解体境界侵犯欲望」が制御できなくなってしまう。だからぼくには五年以上付き合っている友人がいない。本当にいないのだ」(東浩紀桜坂洋キャラクターズ」、2008年、73頁)。一人称小説の語り手の言葉であるものの、現実の東と遠からものと見ていいであろう。ここからは東の決裂を振り返る。

宇野常寛は東を批判して「ゼロ年代の想像力」(2008年)でデビューしたのであるが、東に接近してきた。ゲンロンは宇野のような東に近い若手論客結集する場として企画されたそうである。東によると、宇野を切ったのは、映画「AZM48」の権利宇野要求してきたかららしい。「東浩紀氏の告白・・・AZM48をめぐるトラブルの裏側」というtogetterに東のツイートが集められている。2011年3月10日から11日を跨ぐ時間帯に投稿されたものであり、まさに震災直前である。「AZM48」は「コンテクチュアズ友の会」の会報「しそちず!」に宇野が連載した小説である映画原作なのだろう)が、宇野ウィキペディアには書かれていない(2024年7月27日閲覧)。円堂都司昭は「ゼロ年代論点」(2011年)の終章で「AZM48」を論じようと企画していたが、止めておいたそうである。「ゼロ年代批評をふり返った本の終章なのだから2010年代を多少なりとも展望してみましょうというパートなわけだ。批評家たちのホモパロディを熱く語ってどうする。そこに未来はあるのか?」(「『ゼロ年代論点』に書かなかった幻の「AZM48」論」)。

濱野智史は「アーキテクチャ生態系」(2008年)でデビューしているが、アーキテクチャ論こそ「「ゼロ年代批評」の可能性の中心」(森脇、前掲論文)であった。東の右腕的存在だったこともあり、「ised情報社会倫理設計」を東と共編している。濱野は東と決裂したというより、壊れてしまった。その頃、AKB48などのアイドル流行りつつあり、宇野は、東をレイプファンタジーなどと批判していたのにもかかわらず、アイドル評論を始めたのであるが、濱野もそちらに付いていってしまった。「前田敦子はキリストを超えた 宗教としてのAKB48」(2012年)を刊行する。これだけならよかったものの、アーキテクチャ論を実践すべく、2014年アイドルグループPlatonics Idol Platform (PIP)をプロデュースするも大失敗してしまい、精神を病んでしまった。行方が分からなくなっていたが、「『豪の部屋』濱野智史社会学者)が経験したアイドルプロデュース真相」(2022年)に出演して、東に「ぐうパワハラされた」ことを明かした。

千葉雅也の博論本「動きすぎてはいけない」(2013年)には、浅田彰東浩紀が帯を書いていて、「構造と力」や「存在論的、郵便的」を承継する構えを見せていた。郵便本をきちんと咀嚼した希な例ということらしい。東がイベント千葉ゲイであることをアウティングしたのであるが、その場では千葉は黙っていたものの、「怒っている。」などとツイートする(2019年3月7日、「男性性に疲れた東浩紀何をいまさらと怒る千葉雅也」)。これに反応して、東は「千葉との本は出さないことにした。仕事も二度としない。彼は僕の人生全否定した」などと生放送で二時間ほど怒涛の千葉批判を行った。こうして縁が切れたわけであるが、千葉くらいは残しておいても良かったのではないかと思われる。國分は数年に一度ゲンロンに登壇するようであるが、このくらいの関係でないと続かないということだろうか。

大澤聡も切ったらしいのであるが、「東浩紀突発#110 大澤聡さんが5年ぶりにキタ!」(2023年10月16日)で再会している。どうして切ったのかはもはやよく分からないが、それほどの遺恨はなかったのだろう。

福嶋亮大は向こうから去って行ったらしい。鼎談現代日本批評」の第1回、第2回に参加しながら、第3回に参加することを拒んだらしい。東も理由はよく分からないようである。珍しいケースといえよう。

津田大介とは「あずまんのつだっち大好き・2018年猛暑の巻」(2018年8月17日)というイベントが開催されるほど仲が良かった。津田2017年7月17日にアイチトリエンナーレ2019の芸術監督就任し、東は2017年10月企画アドバイザー就任する。しかし、企画展「表現不自由展・その後」に政治的圧力が加えられ、2019年8月14日、東は企画アドバイザーを辞任する。この辞任はリベラルから顰蹙を買い、東はますますリベラル嫌いになっていく。批評家は大衆に寄り添わざるを得ないので、こういう判断もあり得るのだろうか。

東は2018年12月18日にツイッターゲンロン解散を発表するが、上田洋子らに説得されて、

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん