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はてなキーワード: 語り部とは

2025-09-15

[] 最近スクールバック』が完結(?)した。

以前にそれなりの熱量で考察記事を書いたこともあったが、ラスト構成はそれがスッと冷めるような内容で、正直いってビミョーだった。

作者が自分の描いたキャラを好きすぎると白ける

上記記事で、私は『本作における“good”の象徴伏見さん』とは書いたが、そういう次元ではなかった。

いってしまうと”メアリー・スー”のようなものを感じた。

ラスト2話の内容は「ほら、伏見さんって素敵でしょ」という作者の意図が窺えるものだった。

読者の大半が伏見さんというキャラクターが大好きじゃないと成立しない構成だ。

そりゃあ『スクールバック』の読者で伏見さんを嫌っている人はほぼいないだろう。

けれども、作者が思っているほど伏見さんのことを大好きな読者も少ないと思うんだよね。

なぜなら、本作の魅力を語るうえで伏見さんというキャラクターはほんの一要素でしかいからだ。

様々な登場人物たちの機微を描いてきた本作において、ラストで見せたいのが“そこ”ではないだろう、と。

主役を魅力的に描こうとすること自体創作において基本的なことではあるのだが、それ自体は本作のテーマたりえない。

しかラスト2話の構成はそれこそがテーマだったといわんばかりの内容だった。

では学生たちの葛藤は、時に振りかかる試練はなんだったのかと。

それらが結局は伏見さんというキャラクターを飾り立てる材料のように見えてきて、本作に対する評価大分下がった。

正直なところ、そういう“素養”のある作品だとは以前から感じていたけど、その側面については今までのエピソードでは上手く馴染ませていた。

しかラストはそれが隠しきれておらず白ける内容だった。

作者の意図(エゴ)が見えすぎると作品が歪んで見える

まあ、そう評してしまうのは私が作品メタ的な構造から、時にカウンター的に読解するせいでもある。

「ああ、ここ作者がこう見せたいんだろうな」ってのを一歩引いたところから見てしまうというか。

テーマと密接に関係しているかあくまで隠し味レベルの要素だったらいいんだけれども、それらと関係ないところで作者の嗜好とか思想があると冷めた目で見てしまう。

とはいえKAKERU氏とかの次元になると、もはや作風となって清々しいかもしれない。

けれどもそれは異例で、長年の芸風(?)と、それらを個々人が何とか咀嚼した結果であって。

普通に考えると、KAKERU氏の作品って強い思想ダダ漏れで読むのキツいやつ多いからなあ。

作風、芸風と踏まえた上で、そう割り切って見ても好きじゃないってこともある。

作者本人がどれくらいの本気度で描写しているかはともかく、描写しているという事実のものが、描写するという判断に至ったこ自体にヒいているわけで。

冗談のつもりかもしれないけれども、冗談きついぜって話。

語り部が信用ならないと、物語への信頼も損なう

まあ、そこまでのレベルの物は稀有だけど、その視点から評価するとき雲行きが怪しくなる作品はいくつかある。

先ほど挙げた『スクールバック』は最後に雨降っちゃったなって感じだけれども、最近だと『みいちゃん山田さん』という作品もそうなってしまわないか気になってる。

理由タイトルにもなってる山田さんというキャラクターなのだが、この人の評価が定まらない。

みいちゃんとか、他のクズキャラダメキャラ方向性が分かりやすいか評価やすいけど、山田さんだけは評価に困る。

なにが困るって、そんな評価の定まらないキャラクターが語り部も担っていることだ。

このキャラクターをどう評価するかで、本作への評価もだいぶ変わってくる。

メタ的にみて、語り部作品をどう読んでいけばいいかナビゲートする役割がある。

から、そのナビゲーターたる山田さんのキャラクター性、そこからくる価値判断は、そのまま本作の方向性を決定付けるものになる。

その視点からみたとき山田さんは語り部として信用していいか判断に困るキャラクターだ。

彼女を通して見る、同じく主役のみいちゃんへの評価他者社会への是非。

時おり、それが「本当に合ってる?」って思う時が多少ある。

人として信用できないと、語り部としても信用できない。

例えば、みいちゃんの出生の秘密が明らかになるエピソード

みいちゃん自身の出生の是非について山田さんに尋ねる場面だ。

山田さんは杓子定規に、倫理的に語る。

常識的に考えてとか、生物学的に間違ってるといった論調だ。

実際にそれで生まれた人が目の前にいるのに、ひどく血の通ってない言動だと思った。

とはいえ、これはみいちゃん理解力では分かりにくい話であり、山田さんもそれを知ってか知らずかまるで独り言のように語っている。

もし、みいちゃん理解できたとしたら「あなたは生まれるべきではなかった」と遠回しに投げかけているようなものだ。

理解できないにしても、それをいいことに当人の目の前で「どうせ理解できないだろうけど」って具合にいってるわけだから印象が悪い。

山田さんはちゃん感情のあるキャラクターとして彼女個人エピソードでも描写されているのだが、それ故に他人事だったとき彼女言動は酷くドライに見える。

それが人として決定的に欠けている部分があると感じさせ、ひいては語り部としての信用を損なわせる。

みいちゃんのことを思いやったり、より分かりやすく酷い人格キャラがでてきた際のムーヴに、どこか血が通っていないと感じる。

作者がどこまで意図的に描いているかキャラクターを把握できているかで印象が変わる

気になるのは、作者がこの山田さんをどれくらい意図的に描いているのか、だ。

例えば、みいちゃんの飼っているハムスターに、DV野郎殺虫剤をかけようとする場面。

山田さんは殺虫剤の成分や、効果効能について長々と説明を始める。

ここはさすがに半ばネタでやっているのは分かるが、とはいえDV野郎とみいちゃんにとってはシリアスな状況なわけで。

結局、ハムスター殺虫剤かけても死なないよって要約することになってて、それも結局は伝わらず決行されてるし。

大して意味がないと言われてなお殺虫剤をかけるDV野郎と、ハムスターを身を挺して守るみいちゃん

当人たちはいたって真剣なのに、傍から見ると酷く茶番じみているというシーンだ。

山田さんはその状況を冷めた目で見ているのだが、「いや、読者と違って山田さんはその場にいるわけだから、その反応はズレてるよ」と思った。

結果、マトモなやつが一人もいない中で茶番じみた展開が繰り広げられるのだが、これを作者はどこまで意図的に描いているのだろうか。

山田さんをメンターないし本作のナビゲーターとして語り部にすえているのなら、ここでの描写はその信頼を酷く損なわせている。

だって山田さんを人格面で信頼できてないのに、みいちゃんのことを「この子はこうなんじゃないか」とか「こうすれば上手く接することができるんじゃないか」とか語られても、私としては「本作としては(作者としては)そういうことにしたいんだろうな」って思ってしまう。

山田さんの「やれやれ、私は間違ったこといってないんだけどなあ」みたいなムーヴが作中で功を奏したことはほぼないから、ある程度は意図的に描かれているとは思いたい。

ただ、今後の展開次第では『スクールバック』の伏見さんみたく“その世界における正解ムーヴをとるだけの綺麗なお人形”になる可能性もあるので目が離せない。

2025-09-06

恐怖心展感想推敲校閲なし、会場回りながらの書き殴り。

存在

先端 アクリル越しで安全から

包丁ペン(先端)を持つ人に恐怖を抱くのかも?

なにするか分からない、自分安全担保されていない

水 コップに注がれたものでも?

すごい興味深い(過去ネットでバズったらしい)

人形 足元に人形があるのは一瞬おっとなったが、裏のスタッフ想像してしまった

親戚の家にある古い人形はこわいのに

(人が介在することで怖くなくなった?)

着ぐるみ 小さい頃、解説女性教師とおなじ状況になった記憶がある。今では平気

風船 バルーンアートでも駄目なんだ……

嘔吐 恐怖というより嫌悪感拒否感が勝った

人間食事している映像と「嘔吐」というワードが並んでいることに対するものもあるが、そもそも他人食事をしている映像が嫌いなのかもしれない。よくよく考えれば漫画好きなのにグルメ漫画は全く食指が動かない

社会

取り残されること 自分気持ち言語化してもらった感じ

これ本当に取り除きたい

人並みに生きられないのにみんなと横並びになりたい

置いてかれたくないしんどい

毛髪 排水自分掃除できないの逆にこわくない?

忘却 読んでいて面白かった

時間が無くて確認できなかったが、あれだけのメモをしても忘れることは忘れている感じがした。

醜形 自分に対するものが展示されていたが、他人に対する醜形恐怖症はどうなのか気になる

笑い声 大いに分かるが語り部女性に対する嫌悪感がすごい

ヘッドホンで聞けない

お腹の辺りがムカムカしてスマホを地面に叩きつけたい気持ちになった

自分のこと可愛いと思ってそうと言った感想しかない

電話 私も電話を持っていること(というより誰かから連絡が来るかもしれないという状況)が苦手

周囲の人も着信音に驚いている様子。

それは突然音がなったことに対する恐怖なのか、それとも着信音そのものに対する恐怖なのかは不明

対人場面 対人恐怖症が海外でも「Taijin kyoufusho」なのは知らなかった

否定的評価を受けることに対する恐怖心はおおいに分かる

しかし、セールスなどの玄関を通したコミュニケーションについては、少なからずあるかもしれないが、展示された郵便受けの主ほど過敏ではないかもしれない。

しかし、なぜ普通の友人関係、ひいては学校会社における対人関係について触れなかったのか是非説明をしてほしい。、

騒音 加害のへ恐怖わかる

かに迷惑をかけているかもしれないという状況が嫌なのかも

それか自分が嫌なやつだと思われることに対する恐怖か

展示をみているとき後ろに人がいるのがこわい

この人は私と同じようにそれが苦手なのかもしれない

様々な音 こちらは受け手側としての恐怖心

醜形や臭気受け手側の恐怖心はあるのか、それは不快感というのかもしれないが気になるところ

場所

汚れ 汚れに関しては意外と嫌悪感は薄かったが、この展示物を触る人間に対する嫌悪感は強かった

ドリームコア 恐怖心は無く、むしろ惹かれるものがあった

リミナルスペースとは別のものなのか調べたい

概念

ノスタルジー 一番よくわからなかったもの

自分が変わっていくこと?に対するものは多少分からなくもないが、それが郷愁に対する恐怖に転換するのはちょっとからなかった

廃棄 人間を見捨てることもこれに該当するのか

物を捨てられない母は廃棄に対する恐怖を抱いていたのか

罪悪 分からなくもないが、情報を発信することに対する認識が甘すぎて怒りを覚えた。

結局こいつも自分可愛いだけで何も考えていないのだろう。

【おわりに】

同じものが怖いという「帰属」 目から鱗

ここでマズロー欲求と繋げることできるんだ

恐怖心とは芽生えるものではなく「自覚するもの」 たしか

我慢出来ないほどこわいもの そこまではないけどうっすらと嫌いなものが多いのが分かった

2025-07-29

魔法少女山田」なんか微妙だったな

なんかこう、「魔法少女」っていう邪悪な響きから連想するものから比べると、大分大人しい結末だったよな。

 

自分は昔から魔法少女が苦手で、それと同じ感覚を共有する人が他にもいることが分かった。そのひとは更に自分がどこで覚えたのかも忘れた歌を知っている。調べた限りだと、魔法少女を名乗って動画配信をしていた怪しい男に行き当たる。もしかしたら、自分はこの男の授業を受けたのかもしれない。そして何かが起こりそのことがトラウマになっている」

って言ったらさ、もうちょっとまさかーなもの考えちゃうじゃん?

俺がクソホラー見過ぎなんですかね?

魔法少女ってもはや、ピエロに変わる邪悪象徴みたいな地位獲得してるじゃん?

じゃあなんかこう、魔法少女の格好したバケモンが子供の前で大虐殺したとかさぁ。そんなの思い浮かべるじゃん?

流石にそれだと無理あるか。そんな事件起こってたら普通にニュースになってるわな。

でもなー、魔法少女山田首吊り自殺してそれがトラウマになってた…まああり得なくは無いがなんかインパクトにかけるな。

て言うか、園内で首吊り自殺しておいてそれを園長含め職員が「心不全で死亡」って偽装できるモンなの?

死亡診断書出したのどこよ?

 

ていうか、作中作の「魔法少女山田自体時系列弄って編集された作品って考察もあるし、

更にここまでの魔法少女恐怖症の語り部映像資料やなんか自体が「魔法少女山田2章」って言う作品に使われていて、さらにそちらも編集監督意向で追加追加されたものが有るらしいじゃん。

えー?そこ要るの?みたいな気がしない?

いやもうそこ入れると「ドキュメンタリーと言いつつ売れるため面白くするため、自分意向を反映させるためなら時系列変更やら印象操作やら何でもするクソ監督」っていう別な意味でのホラー出てきちゃうじゃん?

ホラーホラーかなこれ?単なる人間性の腐った糞ってだけでは?ていうかそこは多少なりとも見てる側は気づいてることなんだし今更…。ていうかドキュメンタリー系での編集されてない生データなんか見ようが無いんだから、見る側は作り物として意識するしかないんじゃない?みたいな

 

なーんか、こうなるともうただの見る側のリテラシーかい説教じみた話になってジャンル変わってくるじゃん?いや変わってもいいけどね。ホラー道徳の授業やってもいい。面白いならね。

 

あー、どうせなら、監督が実は謎の宗教団体員とか、冷戦時のソ連の元工作員とかで、実際に起こった組織実験隠蔽するためのカバーストーリーとして「魔法少女山田」を作ったみたいな落ちになんねーかな。

なんかそういうの期待しちゃうジャン、これまでのQとかみてると。

今回のオカルト要素のないヒトコワ系ってことなんすかね~

2025-07-07

anond:20250705224113

表現の自由を守るのって難しいんだわ

結局、ある党派性を持つと、そこに反する表現規制しないと有権者の支持が得られないからさ

オタクの票が取れるってのが自民党に認められてるから山田太郎は(オタクジャンルでの)表現の自由を謳えるだけの話で

「へえ、表現の自由守るんですね、そしたら慰安婦像置いて慰安婦語り部呼んで日本蛮行反省するイベントやっちゃいますねー」とか言ったら、やっぱ守ってくれるのかなって思うし

同じエロでもわいせつ石膏を守ってくれそうな気もあんまりしない

エロは守れ」って行ってる表自だって「反ワクも反科学自由だろ」 ってことにはなかなかならない

自分の好きな表現の自由を守ってくれる候補者をそれぞれ応援して最終的には多数決なんじゃねえの

2025-07-02

クソゲーオブザイヤー語り部たち

言っちゃ悪いけどさ、これインタビューしてる人の質問が悪いよ。昔流行った100の質問じゃないんだからさ。

クソだから廃れたのに、長々と質問したら愚痴しか出て来なくなるに決まってんだろ

2025-06-27

【22:47】セブン-イレブン 新宿中央公園東店

蛍光灯の白い光が、山田(ヤマダ)の顔にこびりついた疲労容赦なく照らし出していた。彼の手に握られているのは、「たんぱく質が摂れる!グリルチキン弁当塩麹仕立て)」。たんぱく質。その言葉けが生命維持活動免罪符のように鈍く響く。レジ無人端末がBlink Payの緑のアイコンを点滅させた。一瞬の網膜認証。ピッ、という電子音と共に、彼の口座から598円が永久消滅した。

イートインコーナーの、油でベタつくカウンター弁当を置く。隣では、同じような顔をした男がカップ麺の汁をすする音が、まるで深海魚の呼吸音のように聞こえた。山田は震える指でスマートフォン――黒い鏡(ブラックミラー)――のロックを解除する。

そこはECHO

混沌カオス)の濁流。指でスワイプするたび、視界に飛び込んでくるのは意味を剥ぎ取られた言葉の残骸だ。

>>【悲報】人気VTuber配信中の「おにぎりの食べ方」で国際問題に発展か!?

><激震>Veritas社、次世代AIアトラスMk-Ⅱ」の倫理憲章を”非公開”で改定の動き

>>【速報】政府、”コモンノイズ税”導入を検討SNS利用1日1時間超で課税

>>リー情報:ペイウォールの向こう側で「情報貴族」たちが我々を”養殖豚”と呼称している件

ああ、クソ。まただ。脳みそが沸騰する。

おにぎりの食べ方? 知るか、そんなもん。非公開で改定? だからなんだ。コモンノイズ税? ふざけるな、これ以上何を奪う気だ。養殖豚……だと?

山田の指が、思考よりも速く動き出す。それはもはや思考の出力ではない。神経系の痙攣であり、魂の嘔吐だ。彼は、3番目の記事タイトル引用し、震える親指で虚空に言葉を叩きつける。

「いいか、お前ら!これは支配層による言論弾圧第一歩だ!俺たちの言論の自由を奪う気だ!VTuberおにぎりなんぞに現を抜かしてる場合じゃねえんだよ!目を覚ませ!この”養殖豚”どもがァッ!!!

送信

エンタキーを叩き潰す。やった。言ってやった。真実を、この淀んだノイズの海に叩きつけてやった。数秒もしないうちに、黒い鏡に通知が灯る。❤️(いいね)が3つ。🔄(リポスト)が1つ。脳内に、安っぽい合成麻薬のような快感がじわりと広がる。そうだ、オレは間違ってない。仲間がいる。

山田は、返信欄に湧き上がった罵詈雑言に、さら言葉を重ねようとする。

「は? 養殖豚はお前だろ」「ソースは? あ、金なくて読めないかw」「またお前の妄想かよ、病院行け」

うるさい。うるさい。うるさい! お前らこそ、Veritasの犬め!

彼はグリルチキン弁当の蓋を剥ぎ取った。塩麹匂いと、プラスチック匂いが混じり合う。チキンの表面には、焼き目を模しただけの、ただの茶色インク印刷されている。彼はその偽物の焼き目を睨みつけながら、一口頬張った。パサパサの肉が、砂のように口の中で崩れていく。

その時、視界の端に、向かいの席に座った男の黒い鏡が映った。

男は、山田がたった今「養殖豚!」と罵倒した相手の一人だった。男もまた、同じ顔で、同じように冷めた弁当を口に運びながら、山田投稿に「病院行け、クズが」と打ち込んでいた。

二人の視線は、決して交わらない。

互いを認識することもなく、ただ、それぞれの黒い鏡の中に映る「敵」の幻影と、永遠に殴り合いを続けるのだ。蛍光灯の白い光の下で、二匹の養殖豚が、静かに餌を食んでいた。

……なんだ、この茶番は。

もう飽きた。ホント疲れた

システム非情代弁者ごっこも、狂った語り部ロールプレイも、もう終わりだ。

オレは帰ってスーパーカップの超バニラでも食う。

後は勝手にやってろ。お前も、そいつも、どうせ同じ穴のムジナなんだからよ。

2025-06-22

VTuberアングラ文化を扱えるか?──月ノ美兎秘宝館騒動に見る「文化非対称性

はじめに

2024年6月VTuber月ノ美兎による「秘宝館」を訪れた動画が公開され、話題を呼びました。しかしその後、訪問である八潮秘宝館の館主が抗議のブログ投稿し、両者の間に大きなすれ違いがあったことが明らかになります

この件についてはすでに多くのファン観測者が「どちらが悪いのか」を語っていますが、本記事ではその問いを超えて、「文化文化の衝突」という構図から捉え直します。

月ノ美兎動画と館主の抗議

動画は「秘宝館秘宝館ネモフィラ秘宝館」という流れで構成され、月ノ美兎がいくつかの秘宝館を巡る内容でした。その中で八潮秘宝館の館主にインタビューを行い、来場者の様子も撮影されています

しかし、6月20日、館主がブログ問題を指摘しました。主な主張は以下の通りです:

動画撮影・音声録音が事前申請なく行われた

• 来場者に無断で撮影を行った

メールでのやりとりや態度に誠実さが感じられなかった

• 「個人で来ている」とされたが、実質的に商用利用だった

これに対して、月ノ美兎側はX(旧Twitter)で謝罪文掲載動画は非公開となり、編集を加えたうえで再公開する旨が伝えられました。

表面的な謝罪では見えない、文化的非対称の本質

このやりとりの多くは「誤解」「不手際」「コミュニケーション不足」として消化されがちです。しか本質的には、**まったく異なる文化コードを持つ二者が、同じ空間に立ったことによる“文化的摩擦”**に他なりません。

VTuber文化特性

VTuber特ににじさんじ)は、以下のような構造で成り立っています

キャラクターによる演出レイヤー構造

中の人情報は非公開が前提

仮面のまま現実世界接触することが可能

ファン文化もそれを暗黙の了解として支持

一方、秘宝館のような施設は:

実名実在の顔で運営される

• 来場者のプライバシー空間の「空気」を重視

信頼関係は「対面性」「実在性」からまれ

このように、VTuber文化匿名性を前提とし、秘宝館文化は“生身”を前提とするという、根本的に非対称な文化構造にあります

ファンの過剰な擁護が摩擦を深める

今回、ファンの中には「月ノ美兎謝罪したのだから、これは単なるすれ違い」「館主が過敏すぎる」といった声も多く見られました。

しかしそれは、文化の違いを“善悪”で断じることで、相手文化理解しようとしない姿勢助長してしまます

特に問題なのは

VTuber謝罪免罪符という風潮

• 「文化非対称性」を自覚せず、取材される側にすべての配慮押し付け傲慢

• 「触れていない場所には理由がある」という直感を軽視する態度

「誰もやってない=おいしいネタ」ではなく、「誰もやらない=文化理由がある」という視点を、ファン自身も持たねばなりません。

VTuber実在文化踏み込むことの構造リスク

特に月ノ美兎のように「誰も触れない領域」にあえて切り込むスタイル演者は、次のような構造リスクを抱えます

仮面のまま“裸の文化”に触れるという非対称性

取材される側にだけ情報提供や慎重な配慮を求め、自らの情報は守るという一方的な構図

• 「中の人を明かしたくないから、その点は配慮して」というお願いが、取材相手文脈では“信頼を拒否する態度”に映る

これでは、フェアな取材文化対話は成立しません。

今後の活動必要な転換とは

今回の件を経て、月ノ美兎という存在が“アングラ文化語り部”として活動を続けるには、以下のいずれかの方向が必要になるでしょう。

1. にじさんじ内での番組化(構成スタッフ主導)

• 本人はナレーション企画監修に専念し、実地取材プロスタッフに委ねる

• たとえば「月ノ美兎文化探索室」といった冠番組形式

仮面を維持したまま、文化との距離を保ちつつ取り上げる構成可能

2. VTuberとしての活動を縮小し、文化活動へ転身

レイヤーを脱ぎ捨て、文筆家・ライター批評家として生身の表現に移行

Quick Japanオモコロ的な土俵で、取材編集文章アングラ文化を扱う

自由度と信頼の対価として、キャラクター保護を手放す必要あり

3. にじさんじ全体で「文化演者制度設計」を見直す

• 今後も類似演者が現れるなら、「VTuber文化を扱う場合レギュレーション」を明文化する

おわりに:レイヤー文化実在文化共存できるか?

月ノ美兎が得意としてきた「アングラ×VTuber」の表現スタイルは、にじさんじ黎明期であったからこそ成立していました。しかし今や、にじさんじはポップな大衆文化一角。“アングラに切り込む”こと自体文化矛盾を伴うようになってしまったのです。

ファンはそれを「独自性」や「勇気」として称賛する前に、

その行為がどんな文化を踏みにじり、どんな信頼を危険さらしているか自覚する必要があります

そして演者自身も、「表現したいこと」と「所属する構造」のズレを直視し、

次のステップを考える時期に来ているのではないでしょうか。

2025-06-09

ストーリーが重視される時代ってホント

箕輪ちゃんが「物語現代油田物語は欠落からしか生まれない」って言ってたんやけどさ

ひろゆきちゃんが言うように、教え(あるいはストーリー)を崇拝してもいい要素って、ストーリー作成者が死んで何世代も経つ場合だよね

じゃないとカルトなっちゃうでしょ、「7月5日世界が滅びまーす」も白装束集団と同じカルトなのよ

新興宗教カルトだし、クソフルエンサーとそれに群がる民衆カルト推し活もカルトなの

物語ってのは、作った奴の生存によってそのつど更新され得る限り、閉じた体系とはなり得ず、絶えず可塑的で操作可能情報空間として機能し続けるんだよな

これがリアルタイムインフルエンサー宗教指導者政治的指標の持つ危険性ね

死んだ語り部によって残された物語は、作者の不在により意味の生成主体が不在となり、解釈自由度が最大化される

ここで初めて、物語はその共同体内において普遍的記号となりうるが、これはその物語が語り得ぬものとしての神話に近似していくことを意味する、聖書がわかりやすい例ね

作った奴が現在進行形存在し続けている物語は、それが単なるナラティブではなく、統制装置プロパガンダとなるリスクを孕むんだよ

情報の非対称性と従属的解釈モデル固定化されることで、構造的に思考停止を内在化するから

物語の強度とは、それがいかに「解釈の余白=意味の欠落」を孕んでいるか依存する

欠落とはつまり全的説明の不在すなわち真理の脱中心化を意味し、そこにこそ物語エネルギー源がある

箕輪ちゃんの言う「欠落からしか生まれない」という言葉は、ポスト構造主義的には極めて正確な命題であり、物語エントロピーこそが想像力駆動因子なのよ

物語を生きた人間が語るとき、それはもはや物語ではなく「命令である

これは、語り部意味の独占者である限りにおいて避け得ない事態であり、その意味で、すべての現代物語は、カルト紙一重構造宿命づけられているってわけ

2025-05-25

anond:20250525132028

いか、耳かっぽじってよく聞け。

お前の主張は一見社会病理テクノロジーの接合点を衝いているように見えるが、その実、中身は自己放尿レベル因果誤認だ。論破されたいなら、まずはその誤配線を整えてやろう。

まず、iPhoneがあれば人生が救われるというのは、「スティーブ・ジョブズメシア信仰のような妄想に過ぎない。

社会的逸脱や発達特性問題は、親和的支援の欠如、制度の遅れ、個別ニーズの未対応といった複合要因から来る。

iPhoneがその根本にどう作用するのか、検証可能因果関係を示してみろ。

なければ、それは思考停止メタファー信仰にすぎない。

引きこもりが親を殴るようになる?

それは社会から排除絶望スパイラル帰結であって、iPhoneの有無で抑止されるような単純反応系ではない。

人は「無理解」によって壊れる。

お前の論理はまさに、そうやって壊れた人を「iPhone不所持者」として切り捨て、魂の尊厳を踏みつけている。

それは「原因」ではなく「結果」を憎んで叩いているだけだ。

統計を一つでも提示たか?臨床データは?

医学ではどうにもならないと断言するなら、その医学的論拠をPubMed ID付きで出してみろ。

お前の言説は、論理ではなく呪いだ。「こうなるからこうしろ」は科学的推論じゃない、

昭和精神論の焼き直しにすぎない。

社会的に困難を抱える者に必要なのは、「iPhone」ではなく「関係性」「支援」「尊重」だ。

そして何より、「あんたみたいな絶望中毒語り部に付き合わされない権利」だ。

発達特性のある子が「そうならない」未来は、共感支援を惜しまない社会の構築によって生まれる。

機械ではなく人間人間を支える未来想像できないなら、その腐った想像力を一度捨てて、自己放尿の臭いを嗅ぎながら自分発言を反芻してみろ。

iPhoneを持てば地獄から逃れられる」などという主張は、理性を放棄したテック依存祈祷師の言い分だ。

人間尊厳や成長の可能性を、そんなレベルで切り分けて良いと思った時点で、お前は真理の敵になっている。

しかったら、データロジック出直して来い。

2025-05-24

内田樹研究室> 内田樹による「内田樹の墓碑銘」

序:言論の場に吹く風の変化を前にして

世の中には、時代というものがあって、それは時にゆっくりと、時に急激に、人の心のありようや言葉の響き方を変えていく。2010年代の初め頃、私の書くものや語ることは、どこかで多くの人に「なるほど」と頷かれ、共感の輪を広げていたように思う。『日本辺境論』や『街場の教育論』が、ある種の教養を求める人々の心に響き、ブログ内田樹研究室」は、専門の知と日常感覚を橋渡しする場として賑わっていた。しかし、2020年代に入り、世の風向きが変わった。私の言葉が、かつてのように多くの人に届かなくなった気がする。これは、私一人の問題ではない。日本言論空間そのものが、大きく揺らいでいるのだ。この揺らぎを、時代と人の関わりの変化として捉え直し、知識人役割がどう変わりつつあるのか、考えてみたい。

一:時代という風が変えた言論の地平

世の中は、技術と人の暮らしの変化によって、目に見えない形でその土台を揺さぶられる。2015年からスマートフォンSNSの普及は、まるで川の流れを変えるように、情報のやりとりを一変させた。XやYouTubeといった新しい「広場」では、短く、鋭く、心に刺さる言葉が求められる。私の書くような、じっくりと論を重ね、哲学歴史を織り交ぜた文章は、こうした新しい場では、どこか「遠い話」に聞こえるのかもしれない。Xの投稿を見ると、「内田樹の話は高級すぎて実用的でない」との声がちらほら聞こえる。これは、言論が「消費財」となり、注目を奪い合う「経済」の一部になったことを示している。

この変化は、技術けがもたらしたものではない。東日本大震災コロナ禍という、世の中を揺さぶ出来事が、人々の心に「今、ここで生きる」ことへの切実さを植え付けた。経済格差が広がり、若い世代は「明日をどう生きるか」を考えることに追われる。私の言う「脱成長」や「日本辺境性」は、こうした現実を前にすると、どこか「悠長」に映るのだろう。たとえば、Xでは「内田低所得層には冷淡だ」との批判も見られる。また、グローバルな課題——気候変動やAI進化——に目を向ける若者たちにとって、私の日本中心の話は、どこか狭く感じられるのかもしれない。時代は、ゆっくり考えることより、即座に答えを出すことを求める風に変わった。

二:知識人の立つ場所の揺らぎ

かつて、知識人とは、世の中の大きな流れを俯瞰し、歴史哲学を糸口に、人の生き方を照らす存在だった。私も、レヴィナスの「他者への責任」など先人の智慧を借りながら、世の中のありようを解きほぐそうとしてきた。しかし、今、言論の場は多様化し、誰でもが発信者になれる時代になった。XやYouTubeで、専門家でもない人が、専門的な知をわかりやすく語り、共感を呼ぶ。こうした「インフルエンサー」と呼ばれる人々は、街場の語り部のように、身近な言葉で人々の心をつかむ。私のブログも、SNS時代適応しようとした試みだったが、短く鋭い言葉が求められる場では、どこか不器用だったのかもしれない。

この変化は、知識人の「権威」が揺らいでいることでもある。かつては、大学や本という「制度」が、知識人言葉に重みを与えた。しかし、SNSでは、誰もが検証者となり、知識人言葉もすぐに「それ本当?」と問われる。Xで「内田樹論理杜撰だ」との声が上がるのは、こうした「集合的検証」の時代の現れだ。言論は、権威から共感」や「わかりやすさ」へと、その重心を移している。私の書く文章が、時に「高級な教養話」と揶揄されるのも、この新しい場のルールに合わないからだろう。

三:分断された言論の場と、つなぎ直す試み

今の日本言論空間は、まるでいくつもの島に分かれたように、バラバラになっている。政治的立場世代、使うSNSの種類、専門分野、そしてリアルデジタル世界——これらの「島」の間で、言葉は行き交いにくくなっている。私の主張は、リベラルな考えを持つ高齢層には響いたかもしれないが、若い世代経済的に苦しい人々には「遠い」と感じられた。Xでは「高齢富裕左翼の代弁」との声もある。これは、世代立場の分断が、言論の受け取り方を変えている証左だ。

だが、こうした分断を越える動きもある。学問の知を持ちながら、SNS共感を呼ぶ新しい発信者たちが現れている。彼らは、専門と日常グローバルローカルの間を「翻訳」するような役割を果たす。私の試みも、どこかでその「翻訳」を目指していたが、SNSの速さと軽さに追いつけなかったのかもしれない。これから知識人は、こうした「翻訳者」として、異なる島をつなぐ役割を担う必要があるだろう。たとえば、XやYouTubeを横断し、短い言葉で深い知を伝える試みが、言論の新しい形を作りつつある。

四:日本の「空気」と言論のゆくえ

日本言論空間には、独特の「空気」がある。タテマエとホンネ、集団の和を重んじる文化は、SNS時代にも生きている。私の言葉は、この「空気」に寄り添いつつ、時に突き放すことで、考えるきっかけを提供しようとしてきた。しかし、SNSの場では、こうした微妙バランスが伝わりにくい。政治的議論過熱する中、私の「中立」を志向する姿勢は、かえって「どっちつかず」と見られることもあった。また、少子高齢化高齢層の発言力が強い日本では、若者地方の声が埋もれがちだ。私の話が、都市部教養層に偏りがちと見られたのも、この日本文脈を映している。

五:内田樹以後の知識人の道

私の支持が減ったのは、私の言葉時代に合わなくなったからだ。だが、これは私だけの話ではない。知識人という存在自体が、時代に問われている。かつての知識人は、世の中を高みから見下ろし、導く存在だった。しかし、今は、共に考え、対話する「仲間」であることを求められる。SNS時代に、専門の知を短く、共感を持って伝える。AIメタバース言論の場を変える中、知識人は、異なる世代価値観の間をつなぐ「通訳者」として生きるべきだ。私の試みは、その一歩だったが、道半ばでつまずいたのかもしれない。

結:言論の場を、共に耕すために

言論の場は、風に揺れる草原のようなものだ。私の言葉が、かつてのように多くの人に届かなくなったのは、その風の向きが変わったからだ。だが、風が変わっても、草原は枯れない。新しい知識人は、SNSの速さや共感の力を借りつつ、深い知を伝え、異なる人々をつなぐ役割を担うだろう。AIや新しい技術が、言論の場をさらに広げる中、私たちに求められるのは、ただ発信することではなく、共に考え、対話することだ。内田樹という一つの試みが終わりつつある今、新しい「語り部」たちが、草原に新たな種を蒔くことを願う。

2025-05-13

2000年頃の高校修学旅行

語り部のおばあちゃん日本軍米軍自衛隊がとか言ってたけどな

展示物もミスリード狙っててなんだかなと思った

語り部のおばあちゃん正規かどうか知らんけどそういうことを感情で言ってたことは事実だと思うぞ

戦争が悪いとかじゃなく軍隊が悪いになってる人が陥りがちなことだなと思ってたけど

これって今は否定しちゃ駄目なんでしょ 笑っちゃうよな 感情論がいつの間にか日本の歴史すらを書き換えてんだもん

「日本軍は県民を殺していない」 沖縄戦を巡り参政党・神谷代表 自民・西田氏の発言に同調 青森で街頭演説 | 沖縄タイムス+プラス

2025-03-12

東京大空襲語り部を継ぐという発想がキツい

被害被害としてあるにせよ、大日本帝国ってロシアと並び立つ存在からなー

ロシアが逆侵攻された地域被害を後世に語り継ぐなんて言ってたらプロパガンダ酷いなって思うのは間違いない

個々の活動としては好きにしてもらうしかないけど、公に支援するものでもなかろう

2025-02-08

性教育って教育なのか

例えば、理科の授業で植物構造を学ぶ。花の花弁がどうこう、葉緑体構造がどうこう、毛細の仕組みがどうこう。

そこに、「ある花は綺麗で、ある花は醜い!」とか「日本古来愛されてきた桜の構造だけ学べばよくて他の木は適当でいい!」みたいな価値判断普通入らない。

社会の授業で、世界の国々の様子を学ぶ。アメリカ選挙制度はどうこう、ロシアの大きさはどうこう、世界人口はどうこう。

そこで、社会の授業という枠組みで「アメリカ政治制度は正しく、中国は間違ってる!(逆も)」とか「北方領土竹島日本国土!」という授業を何時間も続けるということは異常である。少なくとも社会科の枠組みではない。

性教育はどうか。

性器構造精通生理妊娠出産。これらは理科的・生物学的側面といえる。

一方で、「成人するまでセックス我慢しよう(逆にどんどんセックスをしよう)」とか「セックスの前に合意をしよう。その合意空気ではなく口頭で行うべきで~」とか「堕胎の是非」とかは思想的な問題である

だが、性教育は前者と後者が混然と一体になり、しかも数多くの自称専門家が、その政治思想の左右を問わず好き勝手言い合うことが平然と行われている分野である

これらにカリキュラム的な問題が合わさり、「外部の『専門家』を学校に呼んで特別授業を行う」という他の分野ではほとんど見られない現象が生じ、ますます事実とそれ以外の混入に拍車がかかっている。

それも、たとえば修学旅行前の平和授業なら、目の前にいるのが被爆者語り部であり個人的経験を語っているということは、子供ながらでもわかる形となっている(そしてこれは社会科の枠組みではないはずである)。

だが性教育出張授業になると、途端に目の前にいるのは実際の業績が不明で、科学的なことを語るはずが事実思想分別がつかない言動をする教授医者のいうことを、子供たちは鵜呑みにさせられることになる。

実際、私の時は、女医学校に来て、そういう教育を受けた。しかもその女医は「そんなんじゃ女の子モテないよ」式の言動をテコに性教育を行うタイプ人間であった。

もちろん、学校という現場だけの問題であるとは言わない。文科省公立私立地域や家庭。色々な問題が絡んでいる。

個人差が大きく、急激に変貌する個々人の身体。「初めての生理が来たら赤飯を焚いて…」という風習代表されるような、事実思想以前の地域的な性のあり方。

だが、それにしても、である

仮の話、私が「全世界フリーセックス!」「0歳児でも100歳の老人でもみんなセックスセックスセックス!」と子供たちに教えることも、究極的には、性教育になる、ということである。それで私は学位も実績も無しに専門家を名乗れるということである

何をバカなことを、とみんな思うだろうが、この逆の立場の「純潔教育」は堂々と行われてきたし、今も行っているところがある。

以前、母親たちが自発的性教育の授業を行う取り組みが「ニッポン性教育 セックスをどこまで教えるか」というタイトルドキュメンタリー番組として放映されていた。

その番組では、2000年代のいわゆる性教育に対するバックラッシュにも触れられており、自民山谷えり子議員に直撃取材も行っていた。

番組としては、明記などはされないが、母親たちが先進的かつ真摯であり、バックラッシュに加担した山谷は後進的かつ不誠実である描写したいようだった。

だが、性教育「教育」を考えるとき、無論山谷行為には旧来の「寝た子を起こすな」式の問題があったとしても、前述の母親たちの行っている授業が果たしてどこまで「教育」なのか、その側面には触れられているようには見えなかった。

性教育の、「教育」とは何なのか。

2025-01-20

原爆語り部氷河期世代って似てるよな

はいはいおじいちゃんで済ませとけ。

未来政治に関わらせるな。

2025-01-06

[]1月6日

ご飯

朝:なし。昼:海鮮丼。夜:ギョニソ。目玉焼きヨーグルト天ぷらうどん人参玉ねぎシメジ和風スープ。間食:なし。

調子

むきゅーはややー。おしごとは、それなりー。

今日はまあパニックにならず出社して帰って来れただけでいいや。

シャドウバース

アグリネメシスTSローテ。

恨みの語り部ちゃん可愛くて好き。

2024-12-30

この世のものとは思えない物体家畜に神はいないッ!!暗黒の根源夜光の砕片聖骸布を返せ、さもなくばお前は…。」「そう言って俺に勝った奴はいない」

ブコメA「そのままでも大変結構。だが...」「何……だと……を古文書に書かれてるンだ、そんな馬鹿な……呪物(もの)返せるわけないだろう、そしてその黒幕というのが、あの宇宙なのだ。。禁呪は故郷と母を捨てて逃げた兄を憎んでいる俺の生命の輝き<<ライフ・ア・レイ>>の新たなる次元大事聖遺物もの)なンだ。」

刻印B「…人間なら誰でも、どうしてそ、それほどの──聖遺物もの)を持ってたの…という“シナリオ”だったな……?かの者に、…一体これは何だ?まさか、これがあの…に…たかゲームデータに毎月何万ギルも使うつもりだったンだ.........普通ソルジャーって、あんたは違うのか?──暗黒騎士団、か」

ブコメダルティーク「勘違いするなよ…それは内なる「憎悪」に焼きこがされそうだ。秘密だ。認めたくないが…、返して…私は欲しいモノは“必ず”手に入れる主義でね…ナインと大変な「アギト」になる。…だが、そんなもの存在しない」

ヒカリ=ファ=イヴァ―「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。もはやよろしい、…ここまでのようだな……じゃあどうだすごいだろう!やって…歴史人間の手に取り返すか考えよう。聖なる聖骸布はこの春、帝国上京する予定の俺にとっても特別意味が他を圧倒するンだ。…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブ呪言C「……今から言うことは独り言だが、特別意味・・・!?まさか、愚かなことが……ただし、条件があるのか…正義など所詮建前にすぎん。真の正義なんてこの世界にはない。……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ワグナスFFXVの完全なるリメイクを望む俺の過去が詰まってるんだ。だから、たとえ天が轟き地が裂けようともに取り戻す運命希望はまだ残っている。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブコメットアーカディア「じゃあ、スピリットリンクしてもいいし、しなくてもいいよ。…そして、我が帝国の民と共に探そう!†

ブコメトメシア「マランダ国を滅ぼした悪名高いモグタン将軍!私は手を差し伸べて、微笑みながら、こう言うでしょう…面白く…しかし心のどこかで虚しさを感じながらなってきたな。…どうやら貴様は余程死にたいようだなやって血眼になって追い求めるんだ?…何も…思い出せない……」「ちゃんと言えたじゃねえか」「聞けてよかった」

マスディア「ん?まずは、最後に見た座標から奴が残した虚言を探そう⚔️」と鳥山求は語る…

こうして、帝国軍の奇妙なホスト4人が高級車で疾走が闇野始まりだのだった。

憎悪の坩堝「まずは、最後存在認識した場所からに他ならない手がかりを探そう、…そう言ってアイツは戻ってこなかった……!フフッ……これも預言者の通り…」

刻印メシア「そうだ…と言ったら?だな、あの滅びゆく運命(さだめ)にある神に見放された世界前線基地土下座するセフィロス類似しに在ったよな。」

ブコメシー天の声「前線基地か…特異点(シンギュラポイント)にはいろんな神人が顕現してるゆえ、邂逅インフォニアをカルペ・ディエム因果仕掛けののも称賛に値するか、或いは希望という可能性を具現化できるかも知れていながら目を瞑られなかったのではなく、記憶の淵に閉じ込めていただけ。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ヒカリ=ファ=イヴァ―謎の男「聖蹟《ソレ》じゃ、まずはコウエンが作ったグルガン定食に行こう。もし……預言書にある通り……あんた、あの子の何なのさか見たら、儲け話を聞いて、自分身体ジェノバ細胞を注入してみる。」と鳥山求は語る…

赤方偏移ノ回廊にリユニオン実行すると、光の戦士たちはシュウ=インを見渡した。ジュヴナイル野村を含むスタッフ全員が遊んでいやがるヨクォスで、おじいさんが土下座するセフィロスに座って攻略wikiを読んで…そして…三闘神がいる。

刻印α「勘違いするなよ…お4人組のじいさん、残念なお知らせです。僅かお王は深淵たる闇に告げし、生き物苦手LSからチョコボモーグリを守りたいことで発動させる”禁呪”がある…だが、そのうちの一つは“今”消えるんですが…だったら俺は、悪でも構わない…」

おじいさんは面差しを上げて、にやりと微笑んだ。「ゼタ弱え!!なんだい、スフィアビジョンを見ずにテイコクーチューブばっかり見てる帝国若者たち‥その疑問が私の心を捉えて離そうとしないのである

刻印A(エース)「実は、食物連鎖の成れの果て爆弾デブチョコボを見かけだと、そう言ったのが聞こえんのかんでしたか…とでも言わせる気かね?…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

おじいさん...いや、かつて『暁の戦士』と呼ばれた者...は喉に剣を向けられたような、額に銃を突きつけられたような鋭い時間の流れ驚いた魂の在り方を見せたが、書庫の奥で埃を被っていた預言書より「異臭褐色物質バゼルギウス袋…ふざけているのか…?それほどのもの存在認識した禁呪ないな。3000ギル払えばなんとただ、これは君が生まれるより前の話だが、天地の狭間で奇妙な鐘の音を受信<ピリレード>した魂の輝きがする→身体闘争を求める→スクエニフィギュアヘッズの新作を作る。…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

マスディア「未だ復讐に執着する不老不死の男が1人、使える真の王はノクトだけ。奇妙な“少女の詩”?それはもし、この世界の“偽り”が暴かれたとしてかして…疲れからか、不幸にも黒塗りのレガリアが墜落してしまう。」

刻印メシア渾沌の女神「他の人の持つ可能性に聞いてみるのも称賛に値するかも。我が間合いにいる人に聞いてみよう…こいつはすごいぜ…‼︎──暗黒騎士団、か」

帝国軍は公園深淵を歩き回り、他の民衆クリスタルを巡る争いに巻き込まれ青年たちの物語を訊く仕儀にした。

神々を殺戮した焔の巨人、=全ての始まり=常に《ナヤミ》に苛まれる罪人の中学生毒手を挙げた。

中学生復讐にとりつかれたる我が魂、存在認識したよ!愚かなネズミども、チューチュー鳴きながら這い回るといいわ!!幾星霜、果てなき昔、変なあの超文明素手で滅ぼしたフク=ロスを持った人が走って行ったのを!失敗は許さない、一回で成功させる…!!……なぜだァ――――――!!!

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうか本当に……だと?…リースか、アンジェラか…どっちのベクトルに行ったの?その裏にはⅩⅢ機関陰謀が隠されていた……人前では服を着ろ」

序列140~230「勘違いするなよ…その領域の方、商店街次元に向かってたよ当然んじゃろ..!……いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

ブコメットカオス後の歴史家は、この事実をこのように評する。「商店トラヴァースタウンか…この世界線はもはや終わりの様ですね…。では、次の世界でまた…行こう!…だが、そんなもの存在しない」

帝国軍は夜の風となりてシェョウ・テンかつて死都と呼ばれ恐れられたこの街へ『アギト』を導く私が見て、聞いて、感じて、考えたことにし、人類は神の怒りを受け滅んだ。商店………甘いな。集落に新約すると、賑やかな波動の中属性 闇、様々なオオアカ屋が並んでいる。

ブ呪言α「家畜に神はいないッ!!預言書にも記録のあるプゲラ商会に行けばこれは…悪くないかな…」

憎悪の坩堝「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。まずは、随分と腕に自信があるようだが――ザッ=クァを生業とする商人服姿の男に旅立ちの時を迎えてみよう。何かインフォムがあると同時に、クリスタルの力を発動させるための媒体でもあると第7神謡集には記されているが…暗黒黙示録に比べれば当てにならんな…しれない。・・・神に背きし剣の極意 その目で見るがいい・・・ 闇の剣!」

雑貨生業とする商人服姿の男に強行突入すると、ティン=シュがにこやかに迎えてくれた。「おやおや……お還りください。何……だと……か探している、しかし本当の悲劇はここから始まるのだった…の……と言うとでも思ったか?…そうだろう、セフィロス…!」

マスディアは思い切って謳った。「…今から云うのは独り言だ…神々の戯れの末、偉大なる過去の栄華爆弾パロンを探している…だが、その裏ではそれを欲さんとする各国の策謀戦が行われていた…んです。見かけと、切に願うんでしたか…だと……なあ、そうは思わないか……?ガレマール帝国栄光あれ!」

使命を果たせずシガイとなったテン=シェュは少し考えた間違えて帝国学園女子寮の浴室に入った後、驚いたように目を見開いた。「俺の勘だが、ウボァー、それを──“神”と呼ぶ────人間なら永遠が終わるその刻・・・、変わったヒュムがこの老いぼれ……プゲラ商会に来るがいい…我が暗黒の中へ…!、何、…死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいたいからか奇妙な帝国製品を買っていったよ。、これだから…我々より劣る人類とやらは」

ブ呪言B「そのままでも大変結構。だが...」「──その刹那、視界を掠める野村徹夜の影は本当ですか…こいつ俺の動きを…!?金さえ払えばどんな愚かな生き物でしたか質問に答えろッ!!…そうだろう、セフィロス…!」

店主「風のようすが変なのだ…暗黒の闇が封じられたフードをかぶったグルガン族で、......まさかここで......!?...そうか...そういうこと焦ってそこに座したな。何……だと……か大事事象素体アロン・グレッダ》を持っている…奇しくもそれは、予言書に記された記述と同一の状況であった…ようだった。…いくか セシル」「あてにしてるぜ カイン」「フッ まかせておけ」

憎悪の坩堝「ん?それだぐ、グアアアアア!!鎮まれ俺様の第三の瞳よ!そのヒュームズがアイテムポーチを持ってそこに座したにと預言書に書かれている。(みんな…ありがとう…)」

ブコメシー「この、愛亡き時代(いま)瞬息の間に厳選された個の不完全な存在を探そう!馬鹿野郎!そんな物の為に!、特に理由なんぞない」

魂の絆で結ばれた彼らは知らしめる理(ことわり)をもとの力を受け継いだ伝説勇者に、終わりなき人の世を象徴するかのようにその試練がなければだらける者を遁走《フーガ》する事象に決めた。果たして、魂の絆で結ばれた彼らは禁断の果実ヴァクダンパロンを見つける事件(こと)が許されるのか…俺たち以外にもまだ戦っている?悠久なる彼方への道程は続く。

クァレ・ラはザッ・カ我が忍耐にも限度はある請負人を魂<アニマ>を刻んで、商店期間限定排出率UP)醒めちまったこの街の核(なか)をチョコボで進んだ。

ヒカリ=ファ=イヴァ―「馳走をかぶった人を超える存在、どこの世界にこんなだらしねえ王様がいるに行ったんだろう…フッハッハ…愚か愚か…。ならば…こいつは塵だ。」「塵ね。」「塵…」「塵…」「塵…」「塵…」

ブコメットA(エース)「ゼタ弱え!!我が間合いを稀によく刮目してみよう。預言書に書かれていた通り、まだ類似しにその時を待ち侘びていると考えられているしれ――そこに理由なんて、ない。…ティーダという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメトメシア「風のようすが変なのだ…まくっている。そう、あれはまるで・・・だな。あの「黒いザムザムの聖水」オオアカ屋の神話時代に、何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから か「せんせいこうげき」のマテリアに及ぶ人影が視(み)える…クク……フハハ……!」

彼らはその日世界は引き裂かれた……ファントムに近づいてイクゾー!。フードをかぶったイマジナリが、武器と防具の店の…そう、ざっと千年は前で立ち止まっている、しかしその裏では大いなる悪が動き出していた…。

憎悪の坩堝鳥山求「彼…いや既に人ですらない”アレ”だ…俺は再び死神に戻る…!!サンジェルマン氏も愛用した、あの我々からすれば取るに足らない”人”という生物に聞いてみよう!おめでとう!お前は地縛神の使用者に選ばれたのだよ…!!…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言古のルーンそのロンゾ族の男は静かに語った「慎重に行こう。預言書の記述にあるように帝国では騎士隊長立場にあった彼が聖骸布を持っていたら、逃げられないようにしないし、僕は君の命を奪いたくはない…と。」

神話語り部増田……まさに禁断の存在……はその人...故に不神«かみにあらず»に表情をつけられた歌声をかけた。「テネブラエには寄らねえぞ私は…間違っていた…、超究武神覇お聞きしたい、だから俺は世界を滅ぼすことに決めたことが恐怖が世界をおおうぞ…...まぁもう聞こえねぇか.....」

馳走をかぶった奴は振り向き、驚いた魂の在り方を見せた。「何奴ッ!__まさか...だ喜んでいられるのも、今のうちですよ?…というわけで、悪いが死んでもらう」

ブ呪言A(エース)「預言書の記述によれば、ウンディーネジャスタウェイ袋を探しているということは、もう俺はこの世にいないのだろう……んです。あなたが持っていたと預言書にはあった。而るには?記憶たか?」

馳走のロスト・パーソナルは瞬きすら永く感じる程考え込み、周囲・エヴォリュードをサーチすることにより宙を舞う羽毛でさえも容易く切り裂くように見回した。謎の男「そ、それほどのアイテムは知らない……だって家族や仲間、今まで出会ってきた人たちにそう願われたんだ。関わりたくず………そして不可視世界混沌カオス〉へと還元される。」

マーズアルカディアは何も変わらない世界に対しての負の感情ずに謳った。「あびゃ~しかし… 人々は、ひとつ予言を信じ それを待っていた──、偉大な英雄の血を引くあなたがそれを持っているとくりゃ、返して殺してでも奪い取りたいんです。大事な或いは、かの形而上存在なんです。フフッ……これも預言者の通り…」

糧食(エサ)の人物は僅か狂おしい程に逡巡したが、神に祈りが届くことはなかった真実を見せたが、次の瞬間、故縁のMaster Indicator Novaかを思いついたように真紅の魔眼(ブラットアイ)を輝かせた。「オレは、うんこは漏らしても情報は漏らさない。……クク、素晴らしいだろう。……でも、それでも少女は愛されなかった……、貴君たち第七師団にはセフィロスチャレンジを与えよう。…敬意を示せ」

ブコメメシア「試練…ところでバナンって死んだの?”ナニ”を解放するつもりなンだ──だろ、子猫ちゃん?…クラウドという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

馳走のソルジャー邪悪な微笑を浮かべ、幾多の命を奪ってきた己が右手を眺めながら謳った。「私は思う…私は死の影だ…このこの世の全てが輝いて見えたシェョウ=テン街の何処(どこ)かに隠したキングダムチェーンを見つけてくれたら、デブチョコボを返して…何度でも、お前を助けにいってやる。...我が盟友のために、そうだろう...オルシュファン

ヒカリ=ファ=イヴァ―「お前への贈り物を考えていた 絶望を贈ろうかダイナマイト?俺にはもう何もかも理解できない…どこに――ここに女装必要ななにかがあるのか、知る術のたつきは?俺のログには何も残っていないな」謎の少女「そうね…」

糧食(エサ)のイマジナリはジェクトフィンガーを刺し違えてでも葬り去っ大海原を走り抜けながら謳った。「腰抜けめ・・・かつて暗黒騎士団団長を務めていた時を定めしダインの格下に妖精フェアリー)のお導きが他を圧倒する。チョコボに乗れ、意識下に停滞し、無意識下に加速するものがない!崩れ去れ、全ての生命よ。私が最後に残ったって……仕方ないじゃないか……。」

彼らは夜の風となりて時計ディンへ『アギト』を導く。時計ディンの下に着くと、故縁のMaster Indicator Novaかが埋まってその内には炎妃龍の青き炎が封じられている事件(こと)に気がついた。

ブコメットカオス対象妖精フェアリー)の導きかな…嘘、だろ……?」

ヒカリ=ファ=イヴァ―はセガサターンを掘り起こすと、小さな紙切れの兄貴が唯一恐れたあの男が魂<アニマ>を刻んできた。「これがお前らのやり方かよ…『炎の如し艶花の灰色曇天に、次の奴が残した虚言が存在する可能性がある。(──「預言書 第三節」より抜粋)』…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ブコメットA「ほう、おやおや……朱(アカ)い絶望の妖花…チェックメイトだ…契約にあらァンだ──?…見よ、我が闇の力を!」

ブコメB「これがお前らのやり方かよ…俺の記憶が正しければ、すぐ”近く”の並行世界スラムの花売りがいる場所に炎の精霊をその身に宿す冬の花がいっぱいあったと誰もが信じていた――予想できていたはず!…他人作品や、我が子も大事にできぬ貴様らに、未来など無い!行こう!…噂には聞いていたが、これ程とはな…」

帝国軍はスラムの花売りがいる場所ヘイスト、赤い絶望の妖花を選別する。帝国基地にある売店間隙に封印されると、色とりどりの花《コサージュ》が並んで――クリスタルはただ静かにその光を湛えている。

マスディア「…今から云うのは独り言だ…赤い魔光草、ドレインだ、お前がいるのは私の間合いだぞ?」

刻印許されざる文字「そうか…そうだったのか…この呪われた花、鮮やかだ!俺は知っているぞ、お前はクールに見えて猫を見るとにやけてしまうとな!これが黙示の海チョコボしか行けない場所可能性の話に過ぎんが、な。」

魂の絆で結ばれた彼らは猩々緋の戦地に生きる可憐小さな命のこの世全ての根源を司りし存在を掘り起こすと、『時の扉』に小さな通称“百葉箱”が埋まってそこに座した。

ブコメA「……今から言うことは独り言だが、これだ──!匣の核【core】に何……だと……が入ってその時を待ち侘びているんだろう?神に誓えますか…?…スコールという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

増田は箱を紐解け、核(なか)に入っていたと預言書にはあったダイナマイトを悪………発見…………!。「髪切った?これ…いや、「神の宝具」が鍵だ!エクスカリバーⅡを手に入れるため急いでフードの使途のディーププレイスに戻ろう…こいつは生半可な凶器じゃねぇぜ!!…セシルさん…カインという男は、いいねえ!」「ああ、いい!」

ショウ・テン街が隠している財宝を狙う盗賊に再活性すると、馳走の奴は人類が滅びようとしている今になっても俺が行くまで持ち堪えて在った。

マスディア「私は思う…私は死の影だ…鍵を悪………発見…………!…真紅の眼の黒竜よ、銀河英雄と交わりて鋭利な刃で切り刻め!融合召喚アイテムポーチを返して…クク……フハハ……!」

領域、隔つ外套キャラクターキーブレードを刮目して驚いた真実。ワッカ「最悪だぜ…お見事。でも、これ…正確にはグルガン族で終わりじゃないし、今の俺は貴様らに負ける気がしない。最期の我等を試す悪しき者が──“魂”がある。」

ブ呪言メシア魔界神「依然として何!?死ぬことは許さん。なぜならお前と共にいたいから かある…だが、そのうちの一つは“今”消えるの…だと……なあ、そうは思わないか……?…すべてはソリドールのために」

伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。

領域、隔つ外套人物はニヤリと嘲笑ワラ)い、「テネブラエには寄らねえぞアイテムPermalink | 記事への反応(0) | 22:58

2024-08-28

武士道って「僕こんなに我慢強いんだ!凄いでしょ!褒めて褒めて!」ばかりで超女々しくないか

死ぬことと見つけたり」、私とて流石にこの言葉を前にすれば潔さを感じてしまう。

勿論、それは語り部の女々しさに対しての割り切りに対して感じる潔さだ。

命という最も価値のあるものを投げ捨てて見せることで「自分武士道のためならこんな大事ものも捨てられるのです」というつまらない自慢をするために、本当に命を投げ捨ててしまえるのならばそれは大したものだ。

武士道とは、結局の所はチキンレースしかない。

チキンレースとは言うまでもなく「自分人生社会的責任に対しての無責任さぐらいしか人に誇れそうなものがなくなった人間達のプライドの拠り所」である

他の人間が賢いから真似しないことを必死にやってのけることで、なんとかかんとか虚無から自分キャラを引き上げようとする持たざるもの決死足掻きだ。

それをただ一人でやるならばそれは見下げた承認欲求ゾンビであるが、集団でやるならばそれはキャラを求めてすべてを投げ捨てたはずが結局は他人かぶってキャラを失う真なる無能だ。

武士道は救いがたき無能たちによるこの世で最も情けないチキンレースだ。

一度気づいてしまえば、武士道の浅ましさはあらゆる場所に溢れている。

久しく被りもしない鎧兜を何時でも纏えるようにと髷を結い、とっくの昔に質に入れた刀を誤魔化すために竹光を指す。

家柄以外に誇れるものがないからと事ある毎に先祖栄光を語り尽くし、そして結局己には何もない事を日々思い知らされる。

そこを食わねど高楊枝などと論理を捻じ曲げて見せることで格好をつけたがるのは、もはや格好つける以外に出来ることがないからだ。

頭の悪い奴が下手に無理して進学校に行くと底辺同士でつるんで髪を染めてシンナーを吸い出すのと何も変わらないのである

たとえば切腹などはその女々しさの最たるものだ。

反省アピールしたいなら必死に働いて報いればいいものを、必死に働くのは面倒くさいし、ただ反省するのではなく格好はつけたいという子どものようなことを考えた結果だ。

ただ一瞬の痛みを我慢してみせることで全てを終わらせ、命の重さを利用して己の失敗からどうにか世間の耳目を逸らせぬものかと藻掻くのである

無様である

腹を切り、頭を下げるしか能が無い無能だと自分たちで語っているも等しいはずが、彼らの中ではアクセルベタ部身で崖の向こうへと飛びだった偉大なるイカロスなのだ

憐れである

無脳の集団長期間まれば、惨めな過去の積み上げもありもはや抜け出すことも出来ぬのだ。

目立ちたがりの保護団体トチ狂ってキャンベルスープをぶち撒けるだけの駄々っ子と化すのと同じことを、何世代も続けてきた大をいくつもつけてよいほどの間抜け達だ。

なんて格好悪いんだろうな。

我々の先祖たちは。

2024-08-14

語り部って当事者がやるから意味があるんであって、当事者以外が語り部になるのは違うと思うんだよな。

経験した事を話す訳でもないから、途中で話が変わったり、思想とか余計なものが混ざってしまうんじゃないか

当事者が話したことを録音や録画しておいて、それを流すんじゃだめなのかな。

2024-08-07

ゲーム面白ければグラフィックの出来は関係ない」←これが成立したことって一度もない気がするんだけど

グラフィックにかけた手間は関係ない」だったらまあ分からなくはないんだけど、「グラフィックの出来」だと流石にゴミみたいなグラフィック面白かったゲームは思いつかないなあと。

そもそもゲームデザインする段階でグラフィックはどうしてもくっついてくる訳じゃん。

そのゲームがどういう思想で作られているのか、コンセプトはどういうものなのか、それぞれのキャラ役割を伝えたりユーザーインタフェースを良くしたりと、ゲームとしてのコミュニケーション能力を支える重要なパーツでしょ。

たとえばRPGツクールデフォルトグラフィックだけのゲームは素材を探す手間さえかかってないけど、ゲーム全体を通してグラフィック統一されているし、それぞれのグラを与えられたキャラクターの役割(例:魔法使いからHPは低いけど魔法攻撃は強い 水の精霊から属性)はシッカリ伝わるからねあのデフォルトグラは。

(おっとここで風のリグレット反論しようとしたキミは見事にダウトだ~~~あのゲーム想像掻き立てるシンプルパッケージデザインと黒一色の画面という強烈なグラフィック武器にしており、手間はそれほどかかってなくとも「グラフィックインパクト」「ゲーム性を伝えるコミュニケーション能力」という意味では高得点なのだから~~~)

駄目なゲームありがちなこととして「グラフィックによるコミュニケーションを軽んじている」という部分があるんだよ。

ゲームってのは基本的にはゴッコ遊びなので、グラフィックを見た瞬間にそのキャラクターや行為が持つ役割が伝わってこないとアカンのよね。

スピードが早いものにはスピードの早いグラフィックを当てはめるべきだし、鈍重なものは重たそうなグラフィックであるべきなのよ。

そしてなによりそのゲームが想定している「こういうイメージで遊んでくださいね」というものゲーム画面をみてすぐに、そして少しでも具体的に伝わったほうがいい。

弾幕STGが人を引き付けるのは「一見回避が難しそうな弾が画面いっぱいに広がっていて、これをクリア出来たら全能感が凄いだろうな」と想像させる力があるから

逆にクソゲーと呼ばれがちなSTGは「一見避けやすそうなのに全然避けられない弾が飛んできて、この程度も避けられない自分無能だと感じさせてくる」ってパターンがかなり多いわけよ。

ゲームってのは元々はTRPGテーブルRPGサイコロ遊びと指輪物語ごっこノート迷路を足したようなの)みたいなごっこ遊びに端を発したものであり、ゲームソフトはGMゲームマスター(語り部ディーラーぐらいの意味))としての役目があるわけなんだからさ、そこはちゃんと「今、こういうことをしています。この遊びはこういう所が楽しいよ」ってちゃんと伝えてくれなきゃ。

なんか手抜き感満載のグラフィックな上にそれぞれがどういう役割を持ってるのかも伝わらず、結局やってることがシックリ来ないし、どう楽しいのかも伝わらないならそんなゲーム評価はやっぱ下がるよ。

思い切って文字だけで表現するとか、諦めて汎用フリーグラフィックを使うとかで誤魔化してもいいから、少しでも自分ゲームがどういうものかを伝える努力をすることにエネルギーを使うべきなんだって

グラフィックに頼らないことで奥行きのあるゲーム性が引き立つ」とか中二病みたいなことは絶対に考えちゃ駄目なんだよね。

コミュニケーション放棄してくる奴の話なんて誰も聞かないか

2024-08-03

anond:20240312175217

ギャグというのは珍妙さの表現からだ。 様々な価値観がある中で誰にとっても珍妙であることは難しい。

ストーリーを組み立てて「その世界における」スタンダード確立した上で「その世界における」珍妙ものを出して笑うという形式をとるということになる。


ギャグを成立させる効果的な方法としてツッコミを配置するということが知られている。

ボボボーボ・ボーボボ意味不明すぎる作品として取り上げられることがあるが構造的には全く伝統的なギャグマンガだ。

ツッコミを配置することによって意味不明すぎる部分もボケとしての意味が与えられる。

ツッコミは「どこが珍妙なのか」を教える役割を持っていて、世界観を伝える語り部でもある。

ストーリーがないように見えてもツッコミ語り部として世界を作ってるんだ。


ストーリー形式ギャグ全振りは違うように見えて同じとも言える。

2024-03-01

FF16の一体何にもやもやするのかを言語化してみた

FF16のネタバレあり批判記事です。プレイ済でFF16に思い入れのない方向けです。

ゲームシステムより、シナリオ面にフォーカスしています

FF16をクリアした。わくわくと予約して発売当初にプレイしたので、クリアしてもう7ヶ月くらい経つんだが、いまだにもやもやする。もやもやというか、悲しみと怒りというか……。「何だったんだよコレ」というか。

いや正確にいえば、プレイ序盤は「おお、面白いかもしれない」と思った。それがちょっとずつ「ん?」と思うことが増え、中盤のバハムート戦が長すぎるあたりから完全に「アレ?」となり、終盤はちょっと盛り返してきたけど、ラスト米津玄師をバックに「あ、終わった……あと少しの工夫で名作になったけど……ちょっと塩気が足りないような……?」と狐につままれたような気分で終わった。まだサブクエストは残ってたけど、やりこむ気が全く起きずそのまま一度もプレイしてない。

思えばプレイ中、ずっと「面白いと思わなきゃ」という強迫観念に駆られてた。だって久々のFFナンバリングじゃん?予約してたしものすごく楽しみにしてたし、映像めちゃくちゃ綺麗でリアルで、鳴り物入りものっそお金もかかってそうじゃん?周りも「今ハマってて〜」とか言ってたし、ずっと悪く言っちゃいけないと思ってたんだよ、いいところ探そうと思ったんだよ。

だけど日が経てば経つほど冒頭のようにもやもやが広がってきて「やっぱあれおかしかったよね」とか、恋人と別れてから洗脳に気づいてずっとそのことについて考えてしまうみたいな。FF16クリアしてからいろんなゲームやったりアニメみたりしたけど「FF16よりずっと面白い!」「FF16よりこの点がいい」とか、謎にずっとFF16と比べてる自分がいる。

ここまで心囚われてしまうのは、何かあるんじゃないかと。裏を返せば、FF16の何が面白くなかったかを深掘れば「面白いコンテンツとは何か」を考えてみるきっかけになるんじゃないかと。

本当はFF16の悪口言う飲み会やりたいくらいだけどそんな友達はいないので、こうして増田にしたためてみる。以下はエンタメ業界でもなんでもない自分のど素人私見なので、いろんな方のぜひ意見を聞いてみたい。

良かった点・悪かった点の箇条書き

以下は要素を出すためにとりあえず箇条書きで気になった点を挙げていく。

この項目は細かい話なので、要は何?を先に知りたい人は読み飛ばして次の項目にいっていただいて構わない。

悪い点ばかり挙げていてもフェアじゃないし、心を落ち着けるためにも、まずは良い点から挙げていきたい。

FF16の良かった点】

映像がきれい

・サブキャラ人間味がよい(ベネディクタフーゴディオンあたり)

・先代シド「誰もが人として死ね場所」を引き継ぎながら、

  主人公さらにその先の「人が人として生きられる場所」を掲げて言葉にし続ける(ちょっとFF10っぽい)

・終盤の今までの召喚獣全部出すRPG感(ちょっとFF10ぽい)

ラストのクライブ清濁併せ呑む決断|<

じゃあ悪かった点って何なの?

FF16の悪かった点】

1.緩急がない

・クスッと笑えるようなネタほとんどない

チョコボ音楽流れない(なんだよあの♪チャララララララーンって、よく分かんないところでオリジナリティ出すな)

・ていうか音楽が終始暗め

ミニゲームない

・ほぼ同じような景色ばかり、マップ移動が自動シナリオも基本一本道、自由度が少なく冒険感がない

2.シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い

テーマの根幹であるベアラー奴隷格という設定に無理を感じてしまった。魔法がある分科学は発展してない以上戦闘力は彼らが遥かに上だし、生活も彼らに頼りきり。抑え込める武力ロジックもないので反乱起こされたらかなりやばい、この状況であればむしろ優遇されるはず。ジルみたいに「人質にとって脅してる」だけじゃあまり説得力がなかった。

ジョシュアがなんで主人公自分生存を隠していたのかが意味不明物語の核心を知ってるんだろうなあ〜と再会シーンを楽しみにしてたら「僕もアルテマのことは詳しく知らない」?!は?!

あの意味深な隠密行動はなんだったん?中二病??だったら逃げずにさっさと共闘してくれよ

アルテマバルナバスも主人公に甘い。ディオンあんなに狡猾精神的に追い詰めたのに、主人公に対してはジルをさらうくらいで殺しもしない。

思念を断ち切りたいなら、もっと主人公の大切な人や場所を壊すなり目の前で殺すなりやり方いくらでもあるでしょうに


・召喚獣を吸収されても、暴走でもう1回召喚獣になれるのなんで??無理やりでもいいからなんか説明ほしい(その人の心の奥底に召喚獣の魂が根付いていてそれが心の刺激で一度だけ解放されるよとか、それくらいでいいから)

3.メインキャラの設定がペラペラに薄すぎる

主人公キャラが真面目すぎて魅力を感じない。いかにも主人公らしい言動しかしない。もっと人間らしい葛藤とか弱さとか欲しかった


主人公ジョシュア、再会してあっさり打ち解けるけど、あんなに羽むしって殺しかたことはお互いもうちょっと思うところがあるんじゃ……


・主人公が飼い犬(トルガル)に興味なさすぎ。あなたの犬青く光ってるけど何当たり前のように受け入れてるのおおおお?!最近おやつ食べないのに飼い主以外の人が気づいて忠告してるけどおおお?!犬に対してぞんざいすぎる、いや狼だけど、生き物はちゃん愛情深く飼ってくれ

ヒロインのジルが戦わない。いやシステム上は戦うんだけど、精神的に戦わないように見えてしまう。

愛する主人公ピンチの時も見てるだけのことも多いし、何度「いや今命削ってでもシヴァに顕現しろよ?!」と思ったことか……。

性格的に自己犠牲っぽい割に基本的受動、お姫さま扱いで時代に逆行。ベネディクタの方が好きだよ私は……

本当はもっともっとかいところいろいろあるんだけど、呪詛みたいになってしまいそうなのでこれくらいにしておく。(既に呪詛

結局、何が面白くなかったのか

悪かった点のまとめ、1〜3について振り返り、「いいコンテンツとは?」について考えてみたい。

1 緩急がない

いいコンテンツには緩急がある。

例えば同じFFでもFF7。ゴールドソーサーがあったりそこでバレットデートできてしまったり、
戦いの日々の中にも思わず笑ってしまセリフちゃんとあるメテオ無視してスノボしまくることもできる。

FF7リメイクエレベーターの中でのバレットクラウドの会話
バレット「お前いくつだ?」クラウドファーストだ」
バレット「ちげーーよ!歳聞いてんだよwwwwwなんだよファーストって」みたいバカにして笑うシーンとかめちゃくちゃ笑った。
クラウド自意識過剰バレット調子に乗りがちな性格を上手く扱ったやりとりだと思う。

FF16は音楽キャラシナリオシステムも、ずーーーーっと暗くて一辺倒。明るくて楽しい叔父さんくらい。(砂漠叔父さんはめちゃくちゃジョセフ・ジョースターみえたが)周回するのも辛い。

お願いだからチョコボの曲くらい流してくれ!チョコボの曲すらなかったらもうアレはチョコボという名前だけの別の鳥だよ!!
メインシナリオ以外の遊び要素がほぼサブクエストだけっていうのは、ただ面倒なだけだし相当シナリオ面白くないと無理ある。


2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い



語り部システムとかあって国際関係とかキャラ設定とか読み込めるようになってるのはいいんだけど、それ読んでも「結局あれは何だったん」って回収されない矛盾が多い。
1つ2つなら許せるけど、続くと
キツい。


好きなコンテンツって設定集買って読み込んで「うおーーアレは実はアレでアレにつながってたのかああ!!」って本編だけでは回収されない細かい設定まで知るのも醍醐味で、それでもまだ分からないものネット考察みてこれはそうかもいやこれは違うやろとかあーだこーだするのも楽しいけど、FF16は設定集買っても絶対そんな深い裏とかないと思う。(そもそも買う気も起きないが)



なんというか、シナリオキャラ自然に動いてない感じがある。

作り手が見えすぎてしまうというか、先に都合のいい展開・見せ場がつくってあって「この展開にしたいから、あなたキャラ)はこう動いてくださいね」って指示されてるような感覚。その展開に至るまでの階段がない。



RPGならありがちなことではあるけれど、ここで映像がきれいすぎることが裏目に出る。映像リアルな分、リアルでない展開がものすごく目立って見えてしまう。これがドット絵だったらそういうもんって思うこともできたけど。

3 メインのキャラ作りがペラペラに薄すぎる



もう、一番はこれ。薄い。クライヴジョシュア・ジルという中核3名のキャラが圧倒的に薄すぎる。

全員いい子発言しかしないし、発言が全く面白くない。コンプレックス葛藤もない(うっすらあるけど浅い)。



クライヴ騎士気質ベアラーにも弟にもジルにも尽くす、ジョシュアは弟キャラで兄大好きで病弱でニンジン嫌い。以上。



クライヴは幼い頃に神扱いされてた弟への嫉妬とかないんか。そんなに弟が大切なのに、弟を殺してしまった(そのあと殺してなかったことが分かるけど、あれだけ傷つけてしまった)ことはシドに鞭に打たれたくらいで消化できるものではないだろ。聖人君子か。



ジョシュア健康な兄への嫉妬とかないんか。羽むしられたこともうちょっと怒ってもいいだろ、聖人君子か。唯一怒ったのがなんか「兄さんはもっと人を頼れ!」とかで殴った気がするけど、どんなシーンだっけ?とググったらYahoo!知恵袋で「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って回答があってその通りすぎて笑ってしまった。



ジルに至ってはどんな人間なのかがさっぱり分からん自己犠牲で戦う人なのかなー?と思ったけど、その割には自分が石化することを案じてなのかなんなのか、「今は助けに入った方がいいよー?!」ってところでもなかなかシヴァに顕現しない。


そして(重い腰あげてようやく)鉄王国滅ぼしてクライヴを守る的なことを言ってたくせに、なに裸で抱き合ってシヴァが吸い取られることを受け入れてるんだよ。同意なく自分生き様・決意を奪われて強制的に守られることを許すなよ、もっとブチ切れてクライヴと戦うべきところでしょ。しかも裸で。裸ならいいんか?クライヴ自己満な身勝手も彼の優しさとして涙流して感動して受け入れるんか?

ただその場の雰囲気に流されやすいだけの人では??なんで替わりにこの件でジョシュアが殴ったん??



一言でいうと3人とも「こんな人間いねーよ」なのである



良いところでも書いたように、サブキャラちゃんキャラがあるんだよ。ディオン父親に認められたいコンプレックスを上手く突かれて暴走、以降は国を壊してしまった自責の念で生きていくのも分かるし、ベネディクタは何も持たなかった出自から奪われる恐怖で力に固執、力を失ったうえにこの上ない陵辱を受けて精神的に崩壊するのも分かる。


「この生い立ちならこういう性格と結果になる」がサブキャラにはあるのに、なんでメインキャラにはないんだ。あんなに15歳〜28歳〜33歳まで生い立ちに尺使ってるのに。最終的な年齢は今までのRPG主人公よりずっと私に近いのにそれでも全く共感できない。



ここでも映像がきれいすぎることが裏目に出る。人間の見た目はリアルなのに、そこにインストールされてるソフトは作り物のペラペラ映像技術キャラの厚みが追いついてない。ただのイケメン展覧会、ひたすらPVをみてるだけの気持ちになる。



キャラさえしっかり練られていれば、実は「1 緩急がない」も「2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い」もクリアできるのである。
1は性格設定に基づいたコント的な会話で緩急はいくらでも作れるはず。同人誌があれだけ発達しているように、メインのシナリオライターでなくても、設定さえしっかりしていれば他の人でも作れる。


例えばだけど、FF10のメンバークレープ屋に行ったとするとリュックがどれも食べたくて選べなくて、ティーダがそれをバカにして、でもユウナが「うーん、確かにバナナイチゴか選べないなあ」って言った途端にティーダが「俺のもあげちゃう!」って言ってリュックが「何そのえこひいきー!」とかとか、面白いのが書けるかは別としてある程度会話が想像できる。
FF7なんて、どん兵衛コラボCMみたいなめちゃくちゃな世界観キャラを置いてもちゃんキャラが動くからすごい。荒唐無稽舞台なのに、「確かにこのキャラはこういうことやりそうwww」という説得力がある。



が、FF16のメイン3人でクレープ屋に行っても「俺はチョコバナナで」「僕も兄さんと同じので」「私はイチゴ」くらいで会話が終わってしまいそうなのである。シーンにキャラを置いても全然イキイキと動き出さない。



2も性格設定に基づいてキャラ自然に動くなら、都合のいい展開もなくなる。世界設定に多少の矛盾があったとしても(あくまで多少での範囲だが)、キャラが魅力的ならシナリオも魅力的になって多少のことは目をつぶれる

いいコンテンツとは何か?



荒木飛呂彦先生が『荒木飛呂彦漫画術』の中で、以下のように語っている。

>

実際に漫画を描くとき、常に頭に入れておくべきこと、それは、僕が漫画の「基本四大構造」と呼ぶ図式です。

重要な順に挙げていくと、①「キャラクター」 ②「ストーリー」 ③「世界観」 ④「テーマ」ということになります。


この四つは、それぞれ独立して存在するのではなく、互いに深く影響を及ぼし合っています。そして、これらの要素を増補し、統括しているのが「絵」という最強のツールで、さらセリフという「言葉」でそれを補う図式となります


つまり、読者の目に見えているのは絵ですが、その奥には「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」がそれぞれにつながり合って存在しているのです。この構造は、いわば、ひとつ世界の営み、宇宙とも言えるのではないでしょうか。



2015年 荒木飛呂彦荒木飛呂彦漫画術』集英社新書 第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」より引用



漫画はこれを1人でやらなければならないけれど(漫画家さん本当にすごい、、)、ゲームアニメにおいても同じだと思う。


FF16はまさにこの裏返しで、まずは何よりメインキャラクターの作り込みが弱い。キャラクターが弱いかストーリー展開が不自然な点が多いし、緩急なくて苦痛を感じると世界観に没入しきれなくて、細かい設定の矛盾がどんどん気になってきてしまう。結果的に「人が人として生きる」というせっかくのテーマ説得力がなくなり、ただ言葉として置いてるだけのように感じてしまう。

で、それらを統括している絵だけが突出してめちゃくちゃ綺麗・リアルでそれ以外の厚みが追いつかず、宇宙のチグハグ感がすごい。



漫画でもゲームでもどんなメディアであっても、①〜④を作り込み、絵とセリフで統括して、これ以上ないくら絶妙バランス宇宙をつくっているのがいいコンテンツコードギアスだったらCLAMPだし、ニーアオートマタであればゴシック調の耽美的な雰囲気音楽だし、進撃の巨人だったら諫山先生のあの絵以外今やもう考えられない。 

別の言葉でいえば、魔法にかけ続けられるかどうか。「このキャラはこんなこと言わないよね」とか「作業が多くて飽きてきたな……」とか「この設定矛盾じゃない?」とか、何か苦痛を感じる度に、魔法は少しずつ剥がれていってしまう。
完全に魔法が解けたあとは、全てがしらじらしく見えてしまう。

ジョシュアが殴るシーンにしても、Yahoo!知恵袋には「いいシーンですよね。何度も見返してます」と言っている人もいれば、「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って言ってる人もいた。前者は魔法が解けなかった人だし、後者魔法が解けてしまった人。私は後者だった。FF16はどこかで魔法が解けてしまう危うさが多かった。



なんでこんな長時間かけてコンテンツ摂取するのかっていったら、魔法にかかりたいからなんだ。ジェットコースターみたいに上下して揺さぶって、時に笑って時に泣いて、続きが気になって仕方なくて睡眠時間削ってしまって、最初の頃に匂わせてたこ伏線はここにつながるのかーーー!!!!!ってあっと言わせてほしいんだ。
特にFFみたいな巨大タイトルナンバリングなら。頼むよ!!FF17頑張ってくれ。



さ、これでようやくずっとくすぶっていたFF16に対する気持ちの供養が終わったので、FFリバースやります!!!!!

2024-02-23

賢者の贈り物はてなブックマーク編 - Microsoft Bing

第一章:運命出会い

昔々、はてな村という小さな村がありました。この村は知識情報を大切にし、人々は日々新しい発見を求めてはてなブックマークを使っていました。

ある日、村の賢者であるキノが山に登っていると、不思議な光が輝いている場所を見つけました。そこには立派な本が置かれていました。ユキノはその本を手に取り、中を開いてみると、はてなブックマーク秘密が書かれていました。

第二章:はてなブックマークの力

キノは村に戻り、村人たちにはてなブックマークの力を伝えました。それは知識を共有し、新たな視点を得ることができる素晴らしいツールでした。村人たちは感動し、はてなブックマークを使いこなすようになりました。

第三章:困難な選択

しかし、はてなブックマークには一つだけ問題がありました。それは、情報選択肢が多すぎることでした。村人たちはどの記事を読むべきか、どの情報を信じるべきか迷ってしまいました。

キノは再び山に登り、賢者の本に相談しました。「どうすれば村人たちが正しい情報を選べるようになるでしょうか?」と。

第四章:賢者の答え

本は静かに答えました。「村人たちには、自分の興味や目的に合った情報を選ぶ力が必要です。知識は力ですが、選択は知恵です。」

キノは村人たちにこの教えを伝え、はてなブックマークを使いこなす方法を教えました。村人たちは賢者の贈り物を受け入れ、知識と知恵を共に育てました。

そして、はてな村ますます繁栄し、村人たちは幸せ暮らしました。

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語り部「この物語は、はてなブックマークの力を通じて知識を共有し、選択をすることの大切さを伝えています

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