はてなキーワード: 包丁とは
これだけでは自慢話に聞こえるだろうから、俺の話をしようと思う。
俺は連れ子を伴った父と、初婚の母の間に生まれた。
連れ子と俺の目の前で母を殴りつけて、父は浮気相手の元に向かったのだ。
母はその件で心が壊れてしまったのだと思う。父から受け取った俺の養育費と離婚の慰謝料を、ギャンブルに注ぎ込んだ。
母は頭が良くない。当時のギャンブル、主にパチンコパチスロであるが、本気で攻略したら十分に稼げる状態であった。
俺が大人になってから調べたので後知恵ではあるが、ゾーン中の台を拾う、子役をカウントして設定を読む、クギを見て大当り中の止め打ちを行うなど、やり方はいくらでもあったらしい。
しかし、それらを一切せずに、ただ台の前に座るだけのシングルマザーに、パチンコ屋は容赦が無かった。
結果として、我が家はシングルマザーの貧困家庭へと転落、生活保護を受給する事になる。
生活保護で最低限の生活が出来るとの触れ込みではあるが、保護費からパチンコパチスロを行う事は想定されておらず、
学生服の下に着る服は穴が空き、靴下は破れている。風呂は2~3日に1回しか入らない。
小学生で水道が止まるのは一番最後という無駄な知識を得てしまった。
最も惨めだったのは、ガス屋に滞納した支払いをした時だ。
児童扶養手当が入った日に、まだ小学生低学年であった俺に「親が病気で払えなかったですごめんなさい」と謝って払いに行けと母に言われたのだ。
俺には抗する術は無かった。
必死に言われた言葉を繰り返す小学生。ガス屋のおやじは半笑いで「そうか」と言った。
誰も勉強を見てくれない。
塾や習い事もできない。
卒業まで登校せず、無理やり受験させれらた定時制高校も受からず、家に引きこもる事になった。
今思えば、これが反抗期だったのかもしれない。
俺はゲームをしたり、親のパチンコを代わりに打ったり、図書館に入り浸ったりした。
精神科に通いながら生活保護を受け、その金をパチンコに注ぎ込み、怪しい闇金に借金まで作った母が、働かないなら◯すと包丁を持って暴れ出したのだ。
とはいえ社会性皆無の引きこもりであった俺に出来る事といえば、時給750円で皿洗いをする事くらいである。
フルタイムで皿洗いをして稼いだ金は、1万を残して全て召し上げられた。なおフルタイムで働いても、健康保険も年金もかけられていなかった。
母に寄生していた俺は、母とバイト先に寄生される身分となったわけだ。
悪いことばかりでもなかった。俺も若かったのでバイト先の同僚である女子大生と付き合い、色々怒られながら学んでいった。
女性と気後れせずに話せるようになったのは、この娘のおかげである。
今では別の男性と結婚して子供をもうけているが、いくらかの親交はある。恩は生涯忘れないであろう。
バイト先を半年ほどで退職し、清掃の会社に正社員で入社する事になった。
しかし、その会社は反社の社長が仕切る手配屋のようなところだった。
朝6時から夜の12時まで現場を3つはしごして月給15万。休みは月に1~2日である。
ミスをすると殴られ、仕事が終わると開かれる賭場に参加を強制され、給料を巻き上げられる。
お前が店長をやれ、ランチと居酒屋を一人でやれと言われ体を壊す手前まで働く。
仕込みは朝7時から。片付けが終わるのは1時を回る。店の倉庫の米袋の上で寝る事もよくあった。
それでも思うように収益が上がらず、事業不振で融資を受ける事に。ついてはお前が数百万の連帯保証人になれと言われて、その職場を逃げ出した。
数ヶ月ほど印刷工場に派遣されたのち、長期の工場仕事が決まる。
俺は物覚えが悪く叱られがちではあったが、派遣先は一部上場企業の子会社である。
労働基準法違反の飲食店や反社の手配屋しか知らない俺にとって、職場環境やそこにいる社員の質は天国かと見間違うほどであった。
フライヤーの油を菜箸で跳ねてかけられたり、違法改造したガスガンで撃たれたりしない。
イカサマ麻雀で給料を召し上げられる事も無い。社長に逆らった従業員が行方不明になる事も無い。
俺は一度叱られた事をすぐ直せるほど賢くはないが、2度3度と言われたら馬鹿なりに覚えはする。
2年ほど勤めた頃には、職場で頼りにされるようになった。
職長や課長も「よう◯◯、この工程どうなってる?」と聞いてくるくらいになった。
課長と職長が推薦してくれたらしい。
真面目に勤めたなら、俺のような中卒の引きこもりでも年収400万はあるとの事だ。
嬉しかった。
30手前でこんな話が来るのか、世の中捨てたものではないと感じた。
派遣先との契約で3年満了後にはなるが、正社員として働いてくれ。
そう言われて日々仕事をしていた。
同期の派遣仲間も、かなりの割合で正社員転換されるらしく、皆がウキウキしていた。
「俺、今度結婚するんだ。彼女の腹に子供もいる」と言い出した派遣の同僚に、皆でベビーカーを贈ったりもした。
2005年11月に職探し、そこから数ヶ月で工場が決まるという話で察した人も居ると思うが、リーマン・ショックとサブプライムショックが直撃した。
2009年3月末、数万円の手当を渡されて派遣契約が満了となった。
世の中は不景気一色で、四大を出たような優秀な人がコンビニやスーパーで最低賃金付近で働いていた。
いきなり話は変わるが、俺はMMORPG内ではちょっと知られたトレーダーだった。
様々なプレイヤーから買取、換金を行う。クラメンの狩りのアイテムを全て換金する。
物を右から左に流すだけではなく、抗争中のクラン双方にPOTやスクロールを大量に流す。
イベント時に必要になると思われるアイテムを、イベント遥か前から大量に買い占め、イベントの時に高値で売りさばく。
サーバー内の友人知人から聞いた話を元に、匿名掲示板や全体チャットの雰囲気を見て先回りをする。
俺から見れば当たり前と思う事をしていただけだが、競争相手は居なかった。
BOTを使ったり複数名のパイロットが居るプレイヤーを除けば、サーバー内でも有数の金持ちだったと思う。
派遣切りされた時、もしかして現実でもトレードが出来るのではないかと考えて、手元にあった100万円ほどの貯金を使い、失業保険を貰いながら貿易と国内転売に手を出す。
あらかじめ言っておくが劇的な増え方をしたわけではない。
この商売をやってつくづく感じるのは、資本こそ力であり正義という事だ。
元手100万のトレードはほぼ肉体労働となる。手配も、折衝も、梱包や発送も、全て自分で行って事務所を借りる余裕はない。
1Kの部屋の押入れは商品で埋め尽くされ、布団は万年床と化す。
毎日の食事、光熱費や家賃、服や消耗品など、生活の全てに足を引っ張られる。
もう100万200万あれば。そう感じながら亀のような歩みで進んでいくしかない。
10年ほどかけて元手が1000万を超えた頃、ようやく小さな倉庫がついた事務所を借り、パートさんを雇用する。
自分が理不尽をされたトラウマから、1分単位で時給を払い、盆や正月には寸志も渡す。
そうしないと、明日にも居なくなってしまうかもしれない。もしくは倉庫の商品を盗まれるかもしれないという恐怖に駆られながら。
パートさんたちの名誉のために言うが、そんな事は一度もなかった。
来てくれるパートさんは結婚をして子供を持ち、家計を助けるために扶養内で働く善良な人たちだ。
元手5000万を超える頃、目をかけていた男性アルバイトが逮捕される。
2年ほどトリプルワークで働いてくれていたのだが、そろそろ1箇所に落ち着かないかと声を掛ける直前だった。
見た目は陰キャそのもの、大卒ながら30を過ぎてアルバイトを転々としている子だった。
どうも若い子が居る職場が好きらしく、そのような職場を複数掛け持ちしていた。
しかし金は必要なので、ウチのようなちょっと時給が良く好きな時間に働ける職場を探していたらしい。
手が早いわけでも、頭が良いわけでもない。ただ言われた事を黙々とこなしてくれていたので、ウチの商売とはマッチした。
別に速度はそこまで必要ではない。言われた事を言われた通りに横領せずやってくれたらそれでいい。ウチはそんな仕事だ。
このくらい有れば生活はできるだろう。
もしも事務所をまるっと任せられるくらい伸びるのなら、1000万くらい払っても構わない。
そう思っていた矢先だった。
どうやら、若い子好きが仇となった様子。バイト先の16歳の子に手を出し、親にバレて不同意性交で逮捕された。
酒を飲ませて前後不覚にした上でホテルに連れ込んだらしく、相手の16歳女性はまんざらでもない様子だが親が本気で怒って通報した。
そして事件化こそしていないものの、同様の案件を示唆するSNSやLINEの投稿も発見されているらしい。
未成年者に手を出す人物を、女性パートさんと一緒に働かせる事は不可能だ。残念だが退職してもらった。
注文処理や備品の手配は任せているが、面倒な所は全て自分でやらなくてはならない。
肉体労働は純資産1億になった今でもさほど変わらない。金にモノを言わせたければ5億10億の資金が必要だ。
元手1億程度の俺は、金に働かせて自分は遊ぶという事ができない。稼いだ金から税金を払い、経費や給料を払い、前期手元に残った金は2500万円ほど。
もうワンステップ上に行くためには5億10億の元手が必要になる。信用できるチームも必要だ。
残念ながら、俺にはどちらも無い。
気がつけば47歳。家賃3万のボロアパートで上階からギターの音と、隣からカップルのセックスの音が聞こえる環境からは脱した。
管理人が居て、共用部を週2回清掃してくれて、住人はレクサスやベンツに乗っているような高層マンションに住む事はできている。
ただ、彼女も子供も居ない。家に帰ってきては冷凍食品を食べ、風呂や歯磨きも忘れて泥のように眠る事も多い。
最近は寝ても疲れが取れない。
そもそも早ければ朝5時から海外のメール対応、夜も12時を超える事が多い。
その時57歳。そこまで生きていられるだろうか?
俺は何のためにカネを稼いでいるのだろうか。
就職した飲食店の大将や、清掃会社の社長がメンターになり得る人格者なら
俺の人生は良くなっていたのだろうか。
それとも悪くなっていたのだろうか。
よくわからない。
もはやホラー映画界のディズニーランド。観客が見たいものを見せてくれる上にサービス精神も満点、74点。
個人的には映画界のストレステストなんじゃないかと思っているファイナルデスティネーションシリーズの最新作。
とにかくこの作品群は視聴中、極度の集中に晒され続ける。
めっちゃ簡単に言うと「大事故で死ぬはずだった人が主人公の予知夢などによって死に回避した結果、死がそいつらを追いかけてきてちゃんと死ぬはずだった順番にサービス精神満点な殺し方で死なせていく」という話。そして概ねその死は「日常に転がっているちょっとした危険」が積み重なって死に至る。
例えばこんな感じ。
風の強い日に芝刈りをしている人の家がある。その家のガレージ前ではガキどもがサッカーの練習をしており、一人は道路を背にボールを受けている。道路とガキの間にはゴミ箱が置かれており自動回収のゴミ収集車が向かっている。
ちょうど女性がそこを通りがかったときに強風が吹き、芝が舞いガキの目に入りガキのボールは目測を誤り女性にシュート、女性はゴミ箱にダイブしゴミ収集車に自動回収されすりつぶされて死ぬ。
巷では「死のピタゴラスイッチ」などと呼ばれているが、こういった死のタネが作中にとにかくめちゃくちゃ出てくる上に「これ危険ですよね!!!」と自己主張が激しい。芝刈り機、ガスコンロ、割れたガラス、可燃性の洗浄剤、ちゃんとしまわれない包丁、扇風機の近くに垂れている紐、前を走る丸太を積んだトラック、整備が不十分なトランポリン、虫眼鏡の役割を果たしそうな猫避けのペットボトル、ボルトが緩んでいるシャンデリア、置きっぱなしの鍬、高所のガラスの入替作業。日常に潜む危険がこれでもかと出てくる。
もう本当にめちゃくちゃ出てくるのでどれが本当に死に関わるタネでどれがブラフなのかがわからない。出てきたはいいけど何もありませんでした~のパターンもある。
なので観客は「どれだ、どれで死ぬ、これか、いや違うのか、こっちか、いややっぱりあっちなのか」と常に身構えた状態で画面を見ることになる。そして見事な手順をたどって死に至りスッキリして「整う」のだ。
これが気持ちいいと思えない人はまず向いてない。
作品はシリーズ通してほぼすべて同じパターンで構成されており、まず最初に多くの人が「死ぬべき」大事故が発生し、多くの人の悪趣味な死にザマをたっぷりしっかり見せてくれる。ウェルカムドリンクならぬウェルカム大虐殺をお出しされる。しかしそれは主人公の見ていた予知夢で主人公はそれを訴えて周囲の人間を救う。
その後、それで助かった人たちが愉快な死に方をしていき「これは助かったやつが本来死ぬべき順番で死んでいっているのでは?」と発覚しなんとかかんとかそれを避けようと奮闘し最終的になんとかなる。
そしてようやくみんな助かったねよかったよかったハッピーエンドと思った瞬間に最後のやつがめちゃくちゃ愉快な死に方をしてギャー!終わり!というデザートまで完璧な配分になっている。
今作は最後のギャーの規模がめちゃくちゃデカくなっていてフルコース食い終わったらサーティーワンを店舗ごとプレゼントされたような気分になった。ありがてぇ。
今作ではこの予知夢を見るのが助かる本人ではなくその孫となっているのがこれまでとの違い。
祖母もその大事故を予知夢で回避しており、大事故の時点で妊娠していたため彼女の子供、そしてその子供たち(孫)も本来生まれるべきではない死の対象だったということで一族全員死亡するまで帰れま10という展開になる。
大事故で死ぬべきだった主人公の祖母は田舎にずっと引きこもって襲い来るピタゴラ死を研究し予兆を見抜く能力を身に着けそれを回避し続けることで「死の次に順番を渡さない」という形で家族を守っていた。
でも主人公が過去の予知夢を見て祖母に助けを求めたことで「死が狙っている」というゴリゴリオカルトを主人公に信じさせるために家を一歩出た瞬間、愉快な死に方をしてしまう。このことで死のファミリー連鎖が始まってしまうのだが、ババアが家出なかったら死の連鎖始まらなかったよね!?と思ってしまった。ガンでもうすぐ死ぬって言ってたからなんにせよ次に回るしなぁって判断だったのかな。死の対象が老衰で死んだらどうなるのかの言及がなかったからここはよくわかんなかった。
今作は「血のつながり(原題はbloodlineで血族を表す)」で人の死の順番が決まっているので「じゃあ次こいつやな」と思っていたら実はその子は不倫でできた子だからセーフでした~という世界一嫌なスティングがあるんだけど、結局そいつも面白死しちゃう。ここは批判ポイントなんだけど
・死を誤魔化そうとするやつは酷い目に合うというセリフがあったのでそれで死んだ
のどっちかだと思う。ちゃんと血が繋がってたら順番通り死ぬはずだから、多分後者。心停止してから復活したらいけるらしいという情報を元に弟を仮死状態にしたろ!と奮闘していた結果、死を怒らせたというのが一番筋が通る展開だと思う。
まぁ、今作では最後のギャー!のために何十人も死んでると予想されるので「死は対象者以外狙わない」というのはかなり眉唾ではある。
このシリーズのサービスポイントでありここが面白い部分でもあるんだけど、今作ではさすがに気になったかなっていうのは、「膨大な前振り」「死のピタゴラスイッチ」を見せなきゃいけないという使命感(サービス精神)が出すぎていて、「逆に」まだ死なないなが予想できてしまうシーンが多かったこと。
サービスシーンはいっぱいあるんだから途中に1個でも「前振りの途中でいきなり死ぬ」シーンがあるともっと緊迫感が増したんじゃないかと思う。
あと、さすがにアメリカの建物も機械も規格外すぎるだろ。セレモニーで人集まったらどんどんボルトが抜けるスカイツリーとかドア越しの自動販売機の巨大スプリングを引っこ抜く磁力を発揮するMRIとかめちゃくちゃすぎるだろ。さすがに笑う通り越してドン引きですわ。面白いからいいけど。
人生経験の浅さ、乏しさがコンプレックスとなることが少なくない。
おおよそほとんどの人が、生きていれば当たり前に経験していることを全然しておらず、それゆえの教養の欠如や、雑談の苦手意識に繋がっている。
とはいえ齢も33を超え、子供は3歳にまで育ち、来年には新築マンションの購入が控えており、今まで以上に社会へと溶け込む必要性迫られている。
また、社会による半強制的な理由だけでなく、純粋に人生を豊かにするための趣味や生きがいの選択の幅を広げるためにも、今後は意識的に新しいことにチャレンジしていきたいと思うようにもなり、この文章を打ち込んでいる。
前説が長くなったが、ここからは、誰しも(少なくとも友人・知人・会社の同僚を見る限り)が当たり前に経験しているのに、私は経験していない事柄を並べていこう。
多くの人にとっては、こんなに何もしてない人もいるんだと思うかもしれないが、同じような境遇の人がいれば、シンパシーを感じてもらえれば幸いだ。
正確には、運転免許(それもマニュアル車)を持っているため、未経験ではない。とはいえ、教習所以外で運転したのは大学を卒業後に数える程度で、10年近いペーパードライバーをしている。免許も3回ぐらいは更新している。
都市部に済んでおりリモートワーカーであることから必要性がないと言えばそうだが、どちらかと言えば運転をしたくなく、車が無くても構わないような生活スタイルを選びに行っている節がある。
来年引っ越す新築マンションにしても、首都圏へのアクセスが容易であり、徒歩圏内の駅前で概ねすべて事足りる立地であるため、敷地面積が犬小屋と揶揄されそうなほど小さいのに、地方なら豪邸が建てられるであろう住宅ローンを組んでしまっている。
このまま運転をせずに逃げ切れそうでもあるが、やはり子どもが幼稚園、小学校と成長していくと、車を使った自由度の高いお出かけができないことで不便を強いてしまうだろう。自分だけが不便ならまだしも、子どもが車を通じて様々な興味を持ったり経験したりする機会を失うリスクは避けたい。
車を運転したくない理由の筆頭は運転が怖いことで、ペーパードライバーを10年経て今更普通のドライバーになれるものなのかなという漠然とした不安がある。VR空間上で自由に安全にドライブできるような環境があれば良いのだが。
行ったことはないし、これは興味もなければ行かないことのリスクもほとんどない。
が、行ったことがないので当然パスポートも取得したことがないし、なんなら飛行機すら数える程度しか乗ったことがなく、おそらく一人では乗り方がわからないレベルだ。
人生経験の欠如や、雑談の中で海外旅行の話になったときの疎外感からコンプレックスもあるところだが、そういう目的で行ってもおそらくは楽しめないだろう。
とりあえず子どもがもう少し大きくなったら、北海道や沖縄のような、国内ながら長距離の移動を要する旅行はしようと思う。
音楽は人並みには好きだ。学生時代に好んでいたバンドや、当時のアニソンから最近流行りの曲までそれなりに聞く。カラオケも大好きで、大きな趣味の一つとも言える。
その割には音楽ライブには参加(参戦?) したことがない。生歌から受けられる衝撃や、同士集まる空間での一体感はさぞ良いものだろうという想像は出来るが、安くない金額と、競争を勝ち抜いてチケットを手に入れるような労力が無いのだろう。
これに関しては最初から人気アーティストのライブを目指すのではなく、気軽にふらっと立ち寄れるような場所からはじめるのが良いのかもしれない。
音楽つながりで言うなら、楽器の演奏というのにも挑戦したことがない。もちろん、学生時代の音楽の授業であるとか、授業の一環として触れてきてはいるが、それを趣味にしようと思うほど馴染んだこともない。
音楽自体は好きであることからも、興味こそはあるが、やはり楽器演奏というのは、序盤の楽しくなるまでの努力の量と、そこにたどり着くまでに挫折する可能性の高さからハードルを感じてしまうのだろう。
リモートワークしている人、ほとんどジムで筋トレをしているイメージがある。リモートワークあるいはデスクワークだと筋肉が凝ることもあり定期的な運動、発散を求めるのだろう。
私は(自称)中肉中背であり、散歩が趣味であることからも必要最低限の運動は重ねているし、健康診断も概ね良好な結果が出ているので、必要に迫られているわけでは無いものの、筋肉を付けたり有酸素運動を連続して行うことで心身ともにパフォーマンスを向上させられるという逸話もあるため興味はある。
「整う」という謎の概念に憧れがないでもない。稀に銭湯に行っても、サウナは熱いからすぐ出ちゃうし、かといって水風呂は冷たくて入る気がしない。外気浴ぐらいがちょうどよいがあれが「整う」なのかはわからない。寒暖差で意識が飛びそうになる瞬間があって、あれが「整う」だとしたらすごい界隈だと思う。
いわゆる男の料理を自分用にする程度。包丁をまともに使えない。猫の手さえ出来ればなんとかなるだろうレベル。揚げ物としたり、魚を捌いたりを自宅で出来るようになるとカッコよさそうだし、料理を妻に任せっきりになっているのを一緒にできる実利もあるので、これはチャレンジしたい度が高い。もうすぐ引っ越してキッチンも広くなるし。
ゲームとして面白いかはともかく、大人のコミュニケーションのキッカケとして、もはや常識とも言えるような遊戯だ。また、麻雀漫画を筆頭に多くのコンテンツにおいて、麻雀を理解していることで間接的により楽しめる娯楽が多く、これを知っているだけでも人生の豊かさが底上げされるような気もする。
やりたい感は強め。学生時代にしたきりだが、その時の楽しさが忘れられない。とはいえ車を運転できないのが大きな足かせに思える。子どもに家族でキャンプする経験は与えたい。
キャンプとほぼ同じ。
キャンプとほぼ同じ。そうか、車がないとアウトドアがなかなか出来ないんだ。
いわゆる「推し」が出来たことが一度もない。アイドルであるとか俳優・芸能人であるとか、今なら YouTuber などの配信者がそうなのかもしれないが、特定個人を推した経験が一度もない。
もちろん好きな YouTuber であるとか、アーティスト、作家などはいる。が、いずれもクリエイターその人ではなく、その人が生み出すコンテンツのほうが好きなだけである。(コンテンツに対する「推し」もあるとは思うが)
よく「推しがいるから生きてる」など、推し活時代が人生を豊かにする源泉である人がいるので、少し羨ましい。
やる必要はない。が、これが意外と雑談の中でひとウケになったりもするので気にならないこともない。
やる必要はない。ニコチンがない類の某はちょっと興味があるかも。
母がよくキレたら包丁持ち出して
って言うタイプの人だった。
最初はショックだったし普通に怖かったし泣いて謝ってたけどだんだんと慣れてきて「ああはいはいいつものそれね」って思いながら謝ってた。年2ぐらいであった気する。
先日、ふと話の流れでその話を友人にしてみたところドン引きしてた。
そんなのはあり得ない、やばい、人としておかしい。と私の代わりに怒り、慰めてくれた。
そ、そうだったの…?
どのご家庭もそうなんだろうと思ってた。刃物を向けられた私は知らぬ間にダメージを負ってたのかなぁ。
ごめんね、昔の私。
人によって態度を変える時点でクッソ軽薄でダメなんだよなぁ。そういうところ含めて大嫌い
それはそれとして、ウシジマくんが好きとかドヤって語るヤツ、プライベートの友人/知人におらんっすね
よく考えたらワイが幼少期に住んでたところスラムだったかもしれんな
包丁振り回しているガキとか、カッター振り回してる女とか、全裸で叫びながら歩いている女とか、
大型犬を子どもにけしかけてくるおっさんとか、バット振りながら歩いてるヤツとか、
犬がひとりで散歩しているとか、そういう話を日常生活で聞かねぇもんな?
筋肉隆々の格闘家でも割と刺されたりしてるのに
明らかにヤバそうな奴を『女だから』『ガキだから』『オッサンだから』『隠キャオタクっぽいから』『デブだから』『ガリだから』で
無意味に刺激をしたり、強気に出るヤツって、マジで意味がわからない
- 人を尊重することを学べなかったが、めちゃくちゃお育ちはよい。みんな知り合いみたいな土地で育った (物騒なこととは無縁で育った)
- 絶望的に頭が悪い (想像力皆無)
- 精神病 (ある事について異常に執着し、病的な状態)
このどれかやろなって思ってる
お仕事関連だと、ワイはIT屋さんだから、オタクと気取ったヤツ多いからな、まぁ『ドンキにいそうな人』をドヤ顔アピールは無いよな
クライントなら、広告業やウェイウェイベンチャーにドヤ顔で言いそうなヤツがいたような気がするけど、
いつでもどこでも『ウシジマくんが好き』なんて語らんよな
展覧会にいて、見学用の大きな神輿のような神社の店番を頼まれて屋根の上で客待ちをやってたんだけど、屋根に誰か飛び乗ってきて、大きく揺らされて壊れた。
ボロボロだったしもうすぐ式年遷宮だったから気にしなくていいよ、と店主に言われた気がしたので、仕方なく他の展示物を見て回ることにした。
大きなイベントホールに行ったら種族の歴史の講義をやっていて、大勢の人をそれぞれの種族に見立てて、歴史的な出来事と共に種族振り分ける講義をやってた。
「この出来事でA種族がB種族を食べた」と言われると、実際にAがBの場所に行って食べて占領するみたいな講義をしていた。ちなみに食べた種族は獣のような種族だった。
マスゲームみたいな講義でうろうろして目立ってたら潜りがバレてやばいと思って、近くの人に自分はどの種族か聞いたら「お前はそのままなら○○(おみぎゅらっぽい発音)の復活だろ。有数の富のある種族じゃねぇか。」
なんで自分の有名な種族がわからないんだ、みたいなことを言われた。
で、そのおみぎゅらの場所に行ったら立札にオミギュラ・バーサオミギュラと書かれていて、なにかの出来事で絶滅寸前までいったが復活した、宇宙で有数の金属がある、と書かれていて建物の模型があった。
食うだけならそれでいいんだけど、元増田の文面から、ある程度「料理した感」が欲しいのではないかと思ったのですよ。
この小松菜豆腐炒めは、フライパン1個でできるし、洗い物も極小。菜っ葉切るだけだから包丁もまな板も水でさっと流せばいいだけ。ネギみたいににおいもつかない。まな板と包丁さえめんどくさければ調理鋏でOK。味付けも極小。ごま油がいい風味をつけてくれるので、味のベースを作る出汁系のものがなくても大丈夫。物足りなければパックの鰹節をふりかけてもいいし、そのときの体調や味覚でどうにでもアレンジが効くので、作れるようにしておくと便利なんですよ。ラーメンの具にしてもいいし、水入れてスープにしても、味噌汁にしてもいい。
フランスパン愛好者が増田にいたとは。よかった。元増田とはうまいワインが飲めそうだ。
| 材料名 | 分量 | 備考 |
| 準強力粉(リスドォルなど) | 200g | もしなければ強力粉でも可 |
| インスタントドライイースト | 2g〜3g | |
| 塩 | 4g | |
| 水(ぬるま湯・30℃程度) | 130cc〜150cc | 生地を見ながら調整 |
水(ぬるま湯)を加え、カード(スケッパー)などで切るように混ぜ合わせます。フランスパンはあまりこねません。粉っぽさが少し残る程度で混ぜるのをやめます。
ラップをかけて、暖かい場所(25℃〜30℃くらい)で1時間〜1時間半ほど置きます。生地が元の大きさの2倍程度に膨らめばOKです。
途中で一度(30分後くらい)生地を優しく丸め直すと、生地の強化につながります。
発酵が終わったら、生地を優しく取り出し、軽く押さえてガスを抜きます。
濡れ布巾などをかけて、10分〜20分ほどベンチタイム(生地を休ませる時間)を取ります。
打ち粉をした布(キャンバス地など)に乗せ、濡れ布巾などをかけて、暖かい場所で30分〜1時間ほど、二次発酵させます。生地が1.5倍くらいに膨らむのが目安です。
発酵が終わった生地に、茶こしで**強力粉(分量外)**を振りかけ、よく切れるカミソリや包丁で切り込み(クープ)を入れます。
予熱したオーブンに入れ、210℃〜230℃に温度を下げて15分〜20分焼きます。
フランスパン作りでは、低温で長時間発酵させることで風味が増します。家庭では、オーブンの発酵機能や、暖かい場所を活用しましょう。
生地がべたつくくらい水分が多い方が美味しくできますが、扱いが難しければ少し水を減らしてみてください。
より本格的なフランスパンに近づけるために、焼く直前にオーブンの庫内に霧吹きで水をかけたり、熱い鉄板に水を注いで蒸気を発生させると、パリッとした皮(クラスト)になりやすいです。
私の生まれ育った家も比較的似たようなもんなので私の考えを書いてもいいかな。
私が生まれ育った家庭は機能不全。兄弟が1人いるが、中学から不登校。多分調べればなんらかの障害があって、そして父の存在感が薄い。母は精神障害。ふふ、同じだね。こんな家庭は実はそれなりにいるんだと思う。
日記には父の存在がなかったように感じるが、存在しないのと存在感がないのは心を病む要因としてそんなに大差ないのでまあどっちでもいい。
私は「夫婦でどうにかしようとするのはもう諦めよう」が一番手っ取り早いと思う。あなたは義理の旦那さんの立場でしょ。生まれた時からその環境に身を置いてる人とは耐性も価値観も「どうにかできるだろう」の希望も全部異なる。お兄さん40代でしょ?40年変えられなかったものはもう無理だよ。ここからまた40年かけりゃ変わるかもしれないけど。
そもそも、親や家族に変える力がないから40年もそうなってる。親はどっぷり共依存だし、奥さんもまたそこに鎖で繋がれてる感じ。
私は20代の頃に家族がしんどくて鬱病みたいになって、(これとは別に摂食障害も長年患ってた)このままではこの家に飲まれると思って一大決心して家を出た。新幹線にのらないと行き来できない程度の物理的距離を取ってある程度精神を切り離した。うちは貧乏なので簡単にはうちに逃げてこられない。私も簡単には帰れない。そうしなかったら、私はあのままあの家に飲まれて母と同じように精神を病んでたと思う。今よりさらに離れるのはオススメ。
「子どもを殺してくださいという親たち」という漫画を読んだことはある?あれはなんか参考になるかも。面白いのは、何か救いの方法が描いてると思えば、あの厳選された漫画のネタですらまるで解決に至ってない事例がそこそこある。世の中そんなもんだ。諦めよう。
うちは兄弟はまだマシで最近はフリーターとして働けているけど、それもいつまで持つか。ふとした拍子に暴れるし自殺未遂するし、殴られたり、包丁を向けられたことなんか何回もある。外出先でも見境がないのも同じ。
アイツらは自分の都合が悪くなれば母を脅して、母の気持ちを自分の思い通りにコントロールして自分の心の平穏を保ってる。最悪なやつだ。
「コイツを〇〇してやる」と思って、自分の暴言とかによって相手が自分の思う通りの反応をしたら気持ちいいでしょ?アイツらは他に思い通りになることなんか世の中にないから、母親を自分の思う通りに傷つけて支配して心の平穏を保ってるんだよ。んで母親ってのはハイハイと必死に言うこと聞くの。世の中の誰もそんなふうに動いてくれないのに。それが気持ちいいんだろうね。歪んでんの。そんで、それを見て育った兄弟はなんとか改善したいと思うけどどーにもなんないの。親にその気がない限り。
どっちも親子なはずなんだけど、手のかかる方の子を親ってのは気にしちゃうんだよね。私は何度も言われたよ「あなたは大丈夫だけどあの子は」って。「この子を殺して私も死ぬ!」とか何度もやってたよ。母にとって問題ない方の兄弟子は「我が子」よりも「一緒に問題を抱える同志」って感じなんじゃないかな。
そんな感じなので私は家族ではなく私を変えることにしたの。「それでお母さんが死んでも心を病んでも、それがお母さんが選んだ道だから」「兄弟が死んだらそれがそいつの寿命」って。私のお母さんは幸せより不幸が好きなんだって。昔読んだ漫画にそんなセリフがあって、あの漫画に私は人生を救われたの。ああ、この人たちは不幸なこの環境が居心地いいんだって。
こーゆーご家庭のお母さんはね、引きこもる家族に自立を促すために殴られたり暴言を吐かれたりするくらいなら、今まで通りでいいの。変えようとする方がしんどいから。
あなたも、あなたの奥さんもそれに付き合う必要はない。私だって何度も母を幸せにしてあげたいと思ったけど、何をどう頑張ったってずっと母は不幸そう。不幸に慣れてんの。それが奥さんや私のお母さんなの。
救ってあげたいけど、諦めないと共に沼に沈むだけ。兄を引き受ける気がないならお母さんも諦めるしかない。知恵の輪みたいにがんじがらめにくっついてんだから。40年かけてぐちゃぐちゃになった知恵の輪を数年とかでほどけるわけない。よほど経験値のある実力者なら知らないけどね。でもそんな人は行政支援とかにもいない。もっと高度な問題を解決する仕事に従事してるんだと思う。
ごめんね。自分や自分の家族を投影しながら書き殴ってるから伝わってないところとか、あなたの事情を汲んでない自分語りになって申し訳ない。でも、重ねて言うけど、お母さんと兄を別に考えてどうにかしようと思うなら諦めた方がいい。
奥さん、もうあなたは十分悩んだでしょ。そして知ってるでしょ。お母さんはお兄ちゃんを変える力も更生する力もないくせに、親の愛だけでどうにかしようとしてどんどん深みにハマってるって。まずはあなたが家族と心を切りはなして、別世帯の人間として、できる親孝行をしてあげたらいいよ。苦しいかもしれないけど、私はそうすることで摂食障害も鬱もぜーんぶ改善したし家族の負担が減ったことで心が楽になって結婚もできた。
車に乗せてお出かけしたりしてね。そーゆー時間もあるんだよね。でもね、変わらないんだろうなって諦めの心を持って、旦那さんと2人で幸せになりな。
私の母は、今はもう「どうして私は人生のあの時あんなことをしてしまったんだろう」ってほぼ24時間何かを後悔しながら精神薬を飲んで暮らしてる。私は母を幸せにしてあげたかった。「兄弟とお父さんさえいなければ」ってずっと思ってた。でも、お母さんは文句言いながらも兄弟とお父さんを人生から手放さなかった。それが母の人生。私は違う、私は私でよそで幸せになります。
ごめんね自分語りをして。
しかし驚くことに私は家族とは仲良しだと周りに思われてるし実際に親とは仲良しだよ。よく2人でお出かけしたりランチに行ったりしてる。まったく話に出てこなかった父とも積年の恨みなんか忘れたようによく話す。兄弟とは話してないが、帰省もしょっちゅうしてるよ。一緒にテレビ観たりして過ごすし、人前では何にもないかのように家族の話もしてる。問題の根本解決とさえ向き合わなければこんな時間も手に入る。これは離れて半分見捨ててるからこそできることで、逆になんとかしたいと思ってたら絶対叶わない。
あと、これは憶測だけどもし実家がそれなりの財産になるようならそれも諦めた方がいい。諦め料、縁切り料としては安い方だと思う。
これはあくまで私の意見。ごめんね長々と。誰か、このなんとかしたいと思ってる夫婦を助ける術を知ってたらぜひ教えてあげて欲しい。
君ら、うどんばっかり推して「だしが命や」「コシが命や」って言うとるけど、蕎麦の世界はもっと深いんやで。
小麦と違うて、蕎麦粉100%やったら殆ど難易度MAXの世界や。
打つのも難しい、切るのも難しい、茹でるのも攻守最強の技術を要すんや。
まず粉選びや。
それぞれに特徴があって、それをブレンドして己の理想の香味を追求するのが通やねん。
関西やったら「粉は粉、かき混ぜりゃ一緒や」……ちゃうわ、甘い夢見とんな!
次に水や。
香りが立ち上がる瞬間、口中に広がるあのほろ苦さと甘みのハーモニー、あれを味わわへん奴は人生の半分を損しとるで。
そして手打ちや。
機械製麺のモグラ叩きみたいなやり方でズバッと切っただけの麺とは訳が違う。
包丁の角度や力加減で一本一本の太さが微妙に変わって、これが手打ちの味や。
一本一本が命を持ってるみたいに、茹でれば輝きを増すんやで。
茹で方も極意や。
沸騰する寸前までグッと我慢してから蕎麦を泳がせ、グラグラと激しく攪拌しない。
そっと優しく引き上げる。
これで“シャキッ”とした歯触りが生まれる。
そんなド素人みたいなミス、どんくさい関西うどん屋の大将でもやらんやろ?
そして蕎麦つゆや。
鰹節、宗田節、昆布、椎茸──これらを黄金比で合わせ、じっくり一昼夜寝かせる。
透明感のある色合いの中に、じんわりとした甘み、シャープな旨味、軽やかな渋みが同居してるんや。
蕎麦湯の、つゆに注いだ時のとろみと、蕎麦のエキスが溶け込んだ香り高さ。
食文化としての奥行きが違う。
麺をすする音、のど越し、香りの余韻——それを知って初めて麺を語る資格があるんや。