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はてなキーワード: 中二病とは

2024-12-12

anond:20241212092620

まず「アセクシャルという存在実在しないし、単なる大人中二病であることを認めることから始めたらいかがですか。

いい年をした大人がアロマンティックだとかアセクシュアルだとかいうのは「まともな人間関係を築けない」と暗に示しているだけです。

元増田さんと夫さんの結婚生活が上手くいかない…というか、不誠実な結果になっているのもそのせいです。

あなたたちふたりは単なる中二病です。早く目を覚ましてください。

2024-12-11

お前、陰謀論者通り越してただの中二病だろ

妻に

アサド政権事実上崩壊したらしいで」と伝えたところ

「そういうシナリオなんだよね」と言われました。

お前、陰謀論者通り越してただの中二病だろ

2024-12-08

多めについて!「何と比較して?!!!日経平均!!「そんな指標ないよっ!」ん"お"っプライム市場なのっ!

で生まれたのがiDeCoってわけ

中二病、小二で消費

乖離性同一性障害多重人格)って本当にあるの?

トランスジェンダー性自認に関しては世間で散々疑われてるけど、個人的には解離性同一性障害もなかなか胡散臭いと思ってる。

多重人格とかただの中二病しか思えないし、犯罪を犯しても「別の人格がやった犯行で〜」とか言い訳してるのを見ると「は?」ってなる、責任能力がないとかふざけんな。

記憶を共有してない()とかいうのも嘘っぽい。どんな人格いるか質問するのもタブーって、結局思い込みしかいから辻褄が合わなくなるってだけでしょ。

幼少期のトラウマとか言ってるけど、本当にそんなのある?誰しも幼少期にショックな出来事の一つや二つあると思うけど、多重人格になんてならないんだわ。

トランスジェンダーもそうだけど「私は体は男だけど心は女なの!」とか「俺の中には何人もの人格があるんだ!」とか、統合失調症集団ストーカー妄想と同じただの病気なんだから、真面目に取り合っちゃダメなんだって

統失妄想を真に受けて「それじゃあSPを雇いましょう!」って言う奴がいるか? お前のそれはただの病気思い込みだと切り捨てる方が、絶対その人のためになるんだよなぁ…。

2024-12-07

最後にこれは蛇足ですが。

あんまり言いたくないのですが・・・DLチャンネル以外でまともに稼げていない人が

「変な仕様が続くようだったら個人ブログメインでやることも視野に入れないと」みたいなことを言ってるのは虚勢だとしても良くないですね。

そんなことをして運営から譲歩してもらえるとでも思っているのならひどい勘違いです。思慮が浅いと言わざるを得ません。

そういう人は、DLチャンネルさんに稼がせてもらっているのにそれを自分の実力だと勘違いしてるイタい人です。

まず大前提として運営に対しては感謝の気持をちゃんと持つべきかなと。今の状況が当たり前だと思ってはいけないでしょう。

それでも受け入れがたいのであれば、礼儀正しく問題点を指摘したうえで、それでも変わらないなら立ち去るような大人の立ち回りをしてほしい。

不安なのだと思いますが、そういう言葉をいってDLチャンネルユーザーの間に分断を招くのは自分勝手で愚かな行為です。

運営に噛みつく俺狂犬みたいでかっこういい」などという中二病思想を持ってて許されるのは34歳までです。

2024-12-05

散文:GQuuuuuuXを見ようと思った話

TL;DR : 自分にとってエヴァ呪縛は終わったようで終わってない。どちらかというと庵野呪縛。それはそれとして久々に見たいアニメができたので、見る

増田アニメあんまり見ない人である

幼少期はエレメントハンターと00の1期を見ていた(00はロックオンハロ必死になってるシーンのせいでそのシーンしか覚えてない)。

小4にもなろうという頃にはインターネットに足を突っ込んで、TVは見なくなってしまった。

庵野に脳を焼かれたのはその頃だったと思う。アニメを見なくなったとはいえ、まだまだガキだった増田金曜ロードショーは欠かさず見ていた。

Q. 当時の金ローといえば?

A. Q公開前の新劇放送ラッシュ

結局Qは2回見に行ったと思う(1回か2回かわからなくなるぐらいには衝撃だった)。

数年後、中学に進学した増田は順調に中二病発症していた。

増田は運の悪いことにシンジと一つ違いだった。そして同じ部活の後輩(シンジと同い年)に同じく脳を焼かれた奴がいた。

そして運の悪いことに学校の帰り道も徒歩で30分ぐらい同じだった。

毎日毎日インターネットから拾ってきた考察を二人でこねくり回して(リナレイの話ばっかりしていた)

夏の半袖の制服にはしゃいで、2015年には余計熱を増して…

が、結局卒業して、高校に進んでからあんまりエヴァの話はしなくなった。

しなくなっただけだったのかもしれない。

シン・ゴジラは見に行かなかった。ゴジラに興味が無かったから。

進学してしばらくたって、2021年に遂にシンエヴァが公開になった。

最初は「週末にでも(9年ぶりに)映画館に出向こうか」と思っていたが(その時点でアレだったかもしれないが)、いつの間にか飯を食った後親に直談判していて、

20時過ぎ(そもそもこんな時間に出かけるのが人生初)、映画館チケットを握っている自分がいた。

(余談:これの前に映画を見に来たときはまだお姉さんが窓口でチケットを売っていたのもあって、大層恥ずかしい思いをした。詳しくは書かない)

エヴァ呪縛だと思った。5年も絶っていたエヴァは1度摂るだけでフラッシュバックした。

良い映画だった。増田Voyagerが流れだしてからエヴァが終わってしまうことに泣いていた。(人生の9/20エヴァに焼かれてきたのだ)。

良い終わり方だと思った。エヴァ呪縛からは解かれたと思っていた。

シン・ウルトラマンは見に行かなかった。ウルトラマンに興味が無かったから。

シン・仮面ライダーは見に行かなかった。初期仮面ライダーに興味が無かったから。

エヴァ考察動画は見なくなった。エヴァの話もしなくなった。

して、今である

水星魔女は興味がわかなかったし、見なかった。だが、GQuuuuuuXは庵野脚本と聞いて絶対に見たいと思った。

たぶん幼少期に00を見ていたり、大阪に行くたびに深夜枠のガンダムホテルで見ていたりして、興味がないわけではなかったから。

今はMFゴースト(これは怖いもの見たさで視聴を決意したタイプけもフレ2もニコ生で毎週見ていた)を録り終わって解体した録画鯖を復活させている。

キャプチャカードを掘り出し、recfsusb2nをビルドしなおし、B-CASの端子に消しゴムを掛けた。

かといってアレをエヴァなんかに重ねてみているわけではない。エヴァと重ねて見てるやつは薄いやつだとさえ思っている。

でも見たいと思った。面白い話が見れるはずだと確信している自分がいる。

エヴァ呪縛ではなく庵野呪縛だったのかもしれない。

増田麻薬のようにアニメに引きつけて、少しのトッピングだけでもフラッシュバックさせる。

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増田

庵野が〇んだら増田はどうなるんだろうと思いながら

行き場のない思いを文にして

増田に投げることにした。

2024-12-01

ここで、「これ見たやつ全員殺す」とか書いてあったエントリーに…

私はそういう人に興味津々なので、どうやるの?とかぐいぐい質問していったんだけど

途中で返信やめちゃうのね。

全員殺す、とか書く心理って何なんだろう。

まず明らかに100%無理なことを書く、せめて文字だけでもイキリたいのかなぁ。

から、話しかけちゃダメなのかもしかして。

コメント不可設定にできればいいのにねw

中二病ってやつ?

2024-11-29

anond:20241129102813

中二で中二病なる子より中二で大学生と付き合ってる子の方がやべーよな

家がすさんでそう

anond:20241128185758

中二病とか言って笑い物にしない事だよ

2024-11-23

ガメラ3すごいわ

きのうまでだったギャオスは見逃したけどガメラ3が無料公開はじまったからとりあえず盛り上がるだろう最後のバトルだけ見てみたけど、確かにすごいわ

これがさんざん巷で噂だけで聞いてた金子ガメラってやつか

個人的にはゴジラより好きかもしれん

怪獣がバトルのがおおいのもいいし、ド派手なシーンが多いのもいい

特撮だけじゃ厳しいとこだけCG使ってたりとか

最後失った右手で敵の炎をうけてバーニングパンチで決着はあつすぎるだろマジで

別に特別特撮好きでもないしゴジラガメラすきでもないけど燃えたわ

あと音楽もいい

改めて最初から全部見ようかな

なんとなく前田愛中二病っぽさが気になったけど

2024-11-09

生物学的に男(女)」って表現見るとつい笑ってしまうよな

痛々しいプロフイメージしかないわ。

LGBTとかスポーツ選手とかの話題で割と使われるようになってきたのに20年前に見た中二病共のイメージが拭えねえ

2024-11-04

anond:20241104145548

漫画を描くような人間は幼稚だから中二病的な感性で変な名前がカッコいいと思ってる。

商業誌デビュー漫画家は編集忠告してくれるからリセーフなくらいのなまえになる。

anond:20241103201001

気持ち悪い。

学生時代に尖れなかった反動で、常識ある奴は直接指摘せず距離を置く対応普通になる社会人になってから奇抜な格好をするようになり周りから嘲笑対象になっている事にも気付かず「他人と違う自己表現で一目置かれる私!」みたいな思い込みに陥る痛い女って居るよね。ただの中二病しかないのに本人は「自分は変われた!自己表現ができるようになった!これが私らしさ!」みたいに勘違いしてる奴。

新社会人の頃の自分個人の事で精一杯だった状態から皆それぞれがチーム全体で仕事をしているという意識を明確に持つようになっていく中で、いい歳していつまでも自分個人を見てもらいたがる段階から抜けれていない女ってなんであんな幼稚で気持ち悪いんだろう。こういうの男性はいないよね。

そういう社会性や協調性の終わり方してるのって大抵女なのに「狩猟メインだった男性に比べ調和社会性が発達した生き物」的な言説とか笑わせんなって感じだわ。

2024-10-29

anond:20241029160339

理解できない

死にたくない

無限に生き続けたい

死にたいと思ってるやつもただの中二病で、実際は死にたくないと思っているよ

anond:20241029113527

この意見には以下のような問題点矛盾点が見られます

 

問題点矛盾

1. 「政治無関心」という悟りの誤解

政治への関心が失われることを「悟り」と捉えていますが、政治無関心が長期的に社会に与える影響は深刻です。たとえば、無関心が広がれば、少数の利害団体特定の層が政治を左右することになり、民主主義健全性が失われる可能性があります。また、「どの党が勝とうが大差がない」という認識にはリスクがあります。実際には、政党政策によって社会保障、経済教育などの政策が大きく変わり得ます

2. 他人政治意見への否定

意見の中で「政党を推す人は比較せずインプリンティングで支持している」「ネトウヨが嫌いだから反ジミン」という態度が批判されていますが、これは他者意見を過度に否定し、「中二病」として片付ける傾向があります。人々が様々な視点から政治評価するのは自然であり、異なる意見もつ人々を「中二病」的な一括りにするのは不適切です。

3. 政治経済の関連性の軽視

与党が勝つか野党が勝つかは景気次第」としていますが、景気の動向が選挙に影響を与えることは事実でも、逆に政治も景気や社会の多方面に影響を及ぼします。経済政策税制雇用政策などは各政党政策によって異なり、その差が人々の生活に直接的な影響を及ぼします。このような影響を無視して政治効果過小評価するのはバランスを欠いた見方といえます

 

結論

この意見は、政治への関心が自己満足に留まるものとして極端に軽視していますが、実際には政治の影響は個人社会に多大な影響を及ぼします。政治への関心を「中二病」と断じるのではなく、成熟した観点から他者意見に耳を傾け、社会全体を考慮した行動を意識することが、民主主義において重要です。

anond:20241029113527

政治に傾倒するのが中二病、じゃなくて、ネット政治バトルするのが中二病、な。政治にはちゃんと参加しろ

四十にして、政治無関心という悟りを開く

昔は気づかなかったんだけど

20代あたりで政治に傾倒するのって、中二病説教おじさんと同じようにその世代特有の何かだよな

もちろん全員が発症するわけではないが(投票率見れば当然だ)

 

俺は罹ったんだ、2chニュース系の板にずっと住んでた

元々社問題について考えるのは好きだったんだよな

そうすると、自分世間の考え方のズレにイライラすることが多かった

 

でもようやく今に至って「どの党が勝とうがどうでもいい」まで至った

嬉しい、すごく晴れやかな気分だ

もちろん日本からできることだと思う、どこが勝っても負けても言うほど大差がない、政治の力がよわよわで、流されるままに流れてるような国だ

自分のことだけ考えたほうが絶対効率は良い

あるいは、変な法案が出たときだけSNSでわめき散らかせば良いんだ(政治厨が騒いでるようなネタじゃないぞ)

 

政党推してる人ってぶっちゃけさ、ちゃん比較せずインプリンティング推してるだけだよね

俺が見た中で最悪だったのは「ネトウヨが嫌いだから反ジミン」みたいなやつね、こんなやつが投票してるんだなと

 

与党が勝つか野党が勝つかなんて、日本でもアメリカでもどこでも結局景気が良いかいかしかないんだよね

アホくさ

今の政治システム、流石にしょぼいなと思うよ、あと100年は変わらないだろうけどね

2024-10-26

(続き)週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241026155116の続き

14.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

ハイキュー最終回を迎えた際、Twitter感想を漁っていたら、「なんでバレーしてるだけなのにこんなに泣けるんだろう」というファン投稿が目に入った。自分ハイキューで泣けるほどの感受性はとうに持ち合わせてなかったが、そこから数えて24年前にほとんど同じ気持ちを味わっていた。

井上雄彦作品通底するのは徹底したリアリズムである。彼が本作で行ったのは、本気でバスケットボールに挑む人間思考感情をつまびらかにするだけで面白くなるということの証明と、人気が出なかった時のため不良路線でも行けるような作風を選んだことだけである(当時バスケットボールマイナースポーツであったことに留意したい)。この結果、フンフンディフェンスを除くあらゆる要素が後世のスポーツマンガにリアリティ基準点をもたらすこととなった。

桜木花道バスケットマンに変貌するたった4ヶ月の物語は、命のやりとりや世界が終わることよりも一本のシュートの成否の方が遥かに切実で重要問題になりうることを、今なお我々に伝えている。

15.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - (ジャンプSQで連載中)

講談社1970年代末期には後発のジャンプマン業界盟主地位を明け渡しているわけだが、それを奪い返す最大のチャンスが90年代後半に訪れた。DB幽白スラダンといった作品が終了した暗黒期のジャンプを、金田一はじめの一歩GTOを擁するマガジン苛烈に追い上げ、ついには発行部数で逆転したのである

その中で強引に看板作品祭り上げられ、ジャンプ屋台骨を支えることになったのが本作だ。後に和月伸宏は「次につなげたい」という気持ちで描いていたと語っている。明治という激動の時代の中で不殺剣士・剣心が刀を交える相手は、旧時代に未練を持つ者や、新しい時代の荒波に飲み込まれた者たちであった。黄金期と暗黒期の狭間で奮闘した本作のありようは、皮肉にもそこに重なって映る。

ワンピナルトが出てくるまでを空白期間にせず、少年マンガ誌の代表というジャンプアイデンティティを守りぬいたのは同時代の誰も比肩できない功績だ(幕張封神演義BOYSにこの役割代替できたか考えてみてほしい)。現代ジャンプ読者はもっともっと本作に感謝すべきだと、佐藤健超人的なワイヤーアクションを眺めながら思うのである

16.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

連載終盤、もはや燃え尽きる寸前だったといううすた京介は後年、「マサルさんシュールではなく、ベタシュールに見せていただけ」と語っている。自分を含め、多くの読者は同意しかねるだろう。彼が未来永劫に参照点となりうる新たなベタを作り上げたことに疑いの余地はないからだ。

本作はギャグマンガでやってもいいことの範囲を大幅に拡大した。キャラクターの行動原理なんてなくていい。話の展開は唐突でいい。絵柄は毎ページ変わっていいし上手くなくていい。読者が知らなさそうなパロディだって入れてよいのである現代観点では至極当然と思える要素を2年弱、全7巻に惜しげもなく詰め込んだ。

彼の次回作(ピューと吹く!ジャガー)ですらも、ついにその革新性を更新することはなかった。90年代にうすたに憧れ新人賞に応募した有象無象ワナビー達も誰一人として出来なかったことを考えれば少しは気が休まるだろうけども。

17.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

闇の人格を持つ主人公によるダークヒーローものというコンセプトで始まった本作は、ほどなくしてマジック&ウィザーズという架空TCGを中心にした物語に変化した。この変化が、数十枚の紙束を並べる行為を、玩具ゲーム業界において最も存在感のあるエキサイティングな遊びに位置付けることになる。

コナミでは社内の遊戯王関連の部署をしばしば「造幣局」と呼ぶそうだが、紙を刷って売上1兆円に到達するコンテンツなど他に存在しないことの証左である。こうした状況に、高橋和希の優れたキャラクターデザイン、ストーリー構成が大きく貢献したのは言うまでもない。ゲーム友情を育むツールになりうると示し、メディアミックスの力を世に知らしめた功績は間違いなく彼のものだ。

18.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

世界で最も多く発行された単一作者によるマン作品について何か語るべきことがあるだろうか?まだ言及すべき余白が。本作のように自然カテゴライズを避ける作品というのは極めて少ない。友情、夢、自由、強さという最もありふれたテーマに挑み、ついにそのすべてを超然と飲み込み描き切ろうとする本作を何らかの箱に入れて理解するのは難しい試みに思える。

毎週月曜日ワンピを読んで喧々諤々と考察できる世界に我々は慣れ切ってしまった。30年間マン業界の頂点に君臨する男がいるという現実に。一定年代以上の人間にとって、本作の終わりがジャンプという雑誌終焉に見える人がいても無理のないことだ(今ワンピの次に長寿連載しているのはハンタを除けば2019年連載開始の夜桜さんである!)。ルフィ尾田栄一郎という二人の男の、幼少期から練り上げた夢の果てを世界中が見届けようとしているのだ。我々がこうした光景にふたたび立ち会えるかは疑わしい。

19.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 不定掲載

幽白は極めて質の高い作品でありながら、冨樫義博が抱える巨大なアイデアの数々を収めきれた作品ではなかった。それでも仙水編と、その後に異例の月一で掲載されたレベルE前人未踏領域に踏み込んだ彼は、自身4作品目の連載においても既視感のある展開とご都合主義執拗なまでに避け続けた。彼の描くキャラクター達は自身が取れる最善の選択を積み上げた末に、我々が期待する最善以上のドラマを生み出す。幾度もの休載を挟みながら。

「今週の『HUNTER×HUNTER』は休載いたします」の表記(今はこれすらなくなったが)を昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらぬ平常心で見られるようになってもなお、自分に限ってはこんな感じであった───「HUNTER×HUNTER最終回を読める可能性があるというだけで、どんなクソみたいな人生でも生きる理由が生じる」

いまや冨樫は少しずつ体調を取り戻し、我々は一時期とは比べ物にならないほどコンスタントに彼の創り出す世界に触れることができる。何百何千もの作品ジャンプにおいて連載され、本作に近い作品、それ以上のものを期待し続けてきたが、その度に彼の偉大さを突き付けられるだけなのだろう。

20.テニスの王子様 作:許斐剛 1999年32号 - (ジャンプSQで連載中)

前例のないテニスマンガでの成功女性読者の流入クール生意気で強い主人公像、菊丸が分身して以降のテニヌ...といった誌面上で読み取れる新規性だけでは、本作のもたらした文化のごくごく一部しか語りえない。

1000曲近いキャラソン、出役としての役割を求められる声優たち、2.5次元文化の源流かつ若手俳優登竜門としてのテニミュ...現代における狭義のオタク文化の根を辿れば、必ずテニプリが残した功績にぶち当たる。「推し」という文化が、人間を描くあらゆるコンテンツ侵食して久しいが、許斐剛が生み出した世界は、ジャンプで築き上げられたあらゆるファンダムの中でもっとも複雑で永続的な強度を保ち続ける、史上最も「推す」に値する文化であり続けている。

21.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

すみませんほんとに書くことが思い浮かびませんでしたでも世界的にマン文化を広めた功績は鳥山に並ぶと思ってますマジで

22.BLEACH 作:久保帯人 2001年36・37号 - 2016年38号

まりに多くの言及がこの作品になされ、そのどれもが口をそろえて言う。「描き分けが上手い...絵の引き算が上手い...ルビ振りのセンス...久保帯人中二病...ストーリーが薄い...」これらすべてはもちろん真実だ。

連載中、ワンピナルトブリーチの三枚看板最後尾というポジションが崩れることは一度もなかった。果たしてこの評価妥当だったのかは分からないが、少なくとも我々ネット民久保帯人センスバカにし過ぎたことに対し大いに反省すべきところがあるのではないだろうか。海賊忍者のような明確なモデルがいないのに、久保帯人はどうしてあれほどまでに洒落キャラクターセリフ回しを無尽蔵に生み出せたのか、系統立てて説明できる理屈は未だ見つからない。もしその答えが彼の脳内しかないとするならば、我々は本作を源流に大いなる歴史が作られていく可能性を認めなくてはならないだろう。

23.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

デスノートという作品複数の点で極めて例外的成功を収めた。肉体的攻撃を伴わない心理戦、一切の引き伸ばしをしない、公権力宗教的崇拝、欠点の無い主人公ゴシックキャラ造形、ダークヒーロー、死亡エンド...

本作に散りばめられたこれらの要素は、すべて従来のジャンプ漫画では邪道、あるいは不要とみなされてきた要素であった。このような野心的な作品メディアミックスにおいても成功を収め、国民の誰もが知る作品となったのは驚異的だ。この作品が出たことは心理戦を描こうとする後世のマンガ家にとっては悲劇かもしれない。夜神月ほど賢く、悪どく、魅力的なキャラクター矛盾なく作れる人間大場つぐみくらいしかいないのだから

24.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

2010年代ジャンプを購読していた人間はみな共通してうすぼんやりとした不安を抱えていた。「ワンピの連載終わったらジャンプってオワコンじゃね?」

ジャンプの終わりという、週刊少年マンガ誌という形態の終わりと同義に思える未来を避けるべく、集英社は読者以上に血眼になって後継者を探し求めた。しかし我々の期待も空しく、トリコ暗殺教室ヒロアカソーマブラクロ約ネバドクスト呪術といった平成末期の傑作たちすらも、尾田栄一郎が築き上げた領域には辿り着けなかったように見えた───ただ一つの例外を除いては。

家族、友人への愛」「困難を乗り越える強さ」という普遍的テーマフォーカスした吾峠呼世晴の連載デビュー作は、あらゆる世代へ届く成功を収めた。特に劇場版無限列車編』は社会現象化し、国内興行収入1位を達成するなど、経済的にも文化的にも大きなインパクトを残すことになった。

出版業界の衰退、コロナ禍、趣味多様化といった逆境の中で、マンガが世界的なムーブメントを引き起こすことがまだ可能である証明した本作は、令和を生きる日本人心象風景に残る新たな「国民マンガ」として、時代に選ばれたのだ。

25.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

ひとりのスター存在プラットフォーム価値定義することは古今ジャンルを問わずあることだ。ダウンタウンの登場がお笑い養成所という存在メジャーにしたように、米津玄師の登場がニコ動文化オーバーグラウンドものにしたように。

2014年に創立したジャンプ+というプラットフォーム目的である「紙とデジタルの垣根をなくし才能を育てること」が名実ともに達成されたのはいつだったのか?それは初めて本誌とジャンプ+両方でスターとなった人間の登場によって定義付けられる。

かつて秋田の片田舎から新都社に「長門は俺だ」という名前投稿していた少年は、その衝撃的なストーリー展開で我々を魅了する存在となった。ファイアパンチ以降、ジャンブ+はあらゆるWebコミックサイト、いや雑誌を含め、もっとも野心的な作品を読める場所ひとつとして認知されるようになった。

藤本タツキの本誌への到着は新たな才能の鉱脈インターネットに求める時代の始まりを告げ、媒体の違いというものマンガの面白さになんら本質的な影響を及ぼすことはないという事実を我々に突き付けたのだった。

2024-10-16

ADHDの大多数は別に薬使わなくても「落ち着け」ばいいだけだろ?

「落ち着く」っていうのは要するに「心を半分殺す」ってことな

中二病のやつが長門有希にあこがれて「俺、感情がないから」ってやる時のやつ。

心の中にある気持ちの揺れを極限まで減らしてあらゆることに対して無感動であろうとする。

表情筋ゴミになるので他人からは「怒ってる?」とか「疲れてる?」とか言われるかもだが、まあそれでも被害妄想からガチギレして暴れまわるよりは印象が遥かにいいよ。

多動性拗らせてる奴は精神科に行く前に「落ち着く」のを試してみろ。

精神科に行って「これぐらいは普通だよ。落ち着けばいいだけ」みたいに言われた奴はいよいよ有効だと思う。

積極的に「感情を殺し」ていけ。

2024-10-15

anond:20241014134833

中二病ではなく、大二病でしょう。

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/55834

増田みたいな大学生、世の中にいっぱいいそうだけどな。

運良く似た人に出会えるといいですね。

2024-10-14

大学生が全員しょうもなくて絶望している

 誰とも一緒に居たくないし、一人で居るのも楽しくない。本当のことを言えば、大学入学した時から今に至るまでずっと仲良くしてきて、もうこの頃には少しの沈黙も気にしないような関係の友人が欲しかった。

 私が人間関係について完璧主義すぎるから、生きる上での野望やポリシーを持たずにふらふらと生活しているような大学生がものすごく嫌いで、そういう奴とは友達になりたくなくて、そうやって自分から人間を遠ざけてきた。芯があるからって誰でもいいわけじゃない。自己肯定感がやたらと低かったり、相手のことを考えずに早口で喋ったり、自分自身に対して選民的な意識を持っている人も苦手だ。どこか妥協して、誰でもいいから話しかけるべきだったのかもしれないが、なぜか私はまず最初にそういった欠点から居心地の悪さを感じて、もう会いたくないな、と思ってしまうのだった。自分に都合の悪い奴とは仲良くしない。自分と話が合わなければ価値観を合わせるなんてしたくない。

 相手差別的思想を持っていたとして、それを打ち解けたと思ってくれたのか私に見せてくる。私にはそれに対して注意するとか怒るとかの偉そうなことは出来ないが、我慢して関わり続けるというのも出来ない。Twitterで流れてくる男女対立投稿煽動されたようなことを言ってくる人、浅い「ポリコレ」という語の理解で「ポリコレ」を叩く人、「LGBT」を突然現れたものかのように語る人、全てにうんざりする。社会学かいうやんわりとした学問たか学生のしょうもなさ。そういう中途半端な「思想」を振り翳すぐらいなら、何も知らないのと変わらない。基礎演習の授業で様々な社会問題についての文献を読んでみんなで話し合うという活動をしたけど、教室の誰からも驚かされるような意見は出なかったし、ほとんどその文献の要約と、「考えなきゃいけないと思った」というような感想だった。先生だけは物事本質理解していたけど、その先生言葉は誰かに響いていたのだろうか。間抜けな顔で、飲み会と異性のことばかり考えて外見だけ気にして、お高そうな服を着ているけれど、情熱としてもお金としても、無駄リソースの使い道のように思う。

 結局、自分妥協出来ていないだけなんだろう。「中にはそうじゃない人もきっといる」と思って探しているのにまだ出会えない。しょうもないしょうもないんだ、ここの大学生って、頭が悪いんだ。ボーダーフリー大学ではないんだけど。世間的には、頭がいいとされているんだけどな。

 休み時間ほとんどをイヤホンで耳を塞ぎながら過ごす。金木犀の木の横のベンチで、どうにか環境を変えられないかということを考えている……。



2024/10/15 追記

 はじめてはてな匿名ダイアリーというのを使ってみました。そもそも見る専でもなかったのでusersとかいうのがなんのことだか分からないし普通こんなにコメントがつくものなのかも分からいくらいです。昨日はかなり寝不足だったんですが、1日寝たらこの不満はなんか消えました。しかし不健康状態の時に強くなる不満というもの普段から日常的にうっすらと感じていることなのでしょうか?この時は些細な不満を書いているうちに(妄想のように)増幅させていました。大学内に友達がいないとは書いたのですが実は2,3人は毎日LINEをするほどの友人がいて、学外でも古くからの友人たちとよく連絡をとっていますし、全員に尊敬できる部分があります。その友人たちのことを考えると大学しょうもないとは到底言えないです笑。それでも自分大学にいる人間の9割は中身ないなーと思ってますタイトルに関しては、クリックされやすいかと思って「大学生」という広い範囲を指すワードを使ってしまいました。

 普段自分エライスゴイという主張をしないのですが(このように叩かれることが明確だからです)、匿名なのをいいことにかなり自尊心を出してしまいました。小学生の頃からずっとずっとこんな中二病だけど、それが痛いのは分かっているから表には出さないというか、分かっているふりをしているだけなんです。本当は心のうちでこう思っている同世代の人が多くいるのではないか?と考えたのがアップした理由です。それこそ、こういった人間の醜いイキリ、世界の狭い若者の尖りをリアルなままさらけ出すことが「文学であるという意見もあるようで、そういう面でも素直に書いてみました。

 多くの批判コメントを頂きましたし、ためになるアドバイスもありました。中には本当に稀ですが“大人”の目線から優しい言葉をかけてくださった方もいて、とても嬉しいです。最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました。

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