ＮＨＫは中山成彬議員を騙したかー問われる「神社参拝強制の資料」の真偽 （付：関連動画）
2009/06/03/Wed
「慰安婦強制連行」の次は「台湾人神社強制参拝」か。
ＮＨＫスペシャル「シリーズＪＡＰＡＮデビュー」の第一回放送「アジアの“一等国”」は、たしかに「皇民化政策は台湾人の心の中にまで踏み込んでいきます。台湾全島に日本の神社を次々に建て、人々に参拝を強制します」とアナウンスした。
「皇民化政策によって台湾の人々は、台湾人であるという意識を大きく変えられて行きます」と強調したいためだ。
そこで中山成彬衆議院議員（元文科相、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長）は四月二十八日に福地茂雄ＮＨＫ会長へ宛てた番組に関する質問状で、次の質問も入れている。
七、台湾で、神社参拝を強制して、道教を禁止したと報道したが、それを裏付ける資料があったか否か。
(イ) 裏付ける資料はあった。
(ロ) 裏付ける資料はなかった。
(ハ) 調べていない。
これに対してＮＨＫ側は五月十一日、番組の責任者である河野伸洋エグゼクティブ･プロデューサーが福地会長に代わって寄せた回答では、次のような説明があった。
人びとに参拝を強制したことを示す資料は、「台湾時報」（台湾総督府内台湾時報発行所）があります。
この「台湾時報」とは、明治四十二年一月の創刊（前身の台湾協会報は明治三十一年十月創刊）で、終戦直前の昭和二十年三月まで発行され、台湾の政治、産業、教育、軍事、文化など、様々なジャンルの論文や資料などを掲載した機関紙だが、「そこに本当に参拝強制を示す資料があるのか」と言うのが、私の抱いた疑問だった。
なぜなら私はこれまで大勢の台湾の老世代に「神社参拝の強制」が事実か否かを聞いてきたが、回答はすべて「ない」「聞いたことがない」と言ったものばかりだったからだ。
学校の生徒が先生に引率されて参拝に行ったとの話は何度も聞いた。大東亜戦争中の大詔奉戴日（毎月八日）に戦勝祈願で参拝したとも聞いた。「隣組でも参拝が盛んに奨励されたが強制ではなかった」とも。
もしかしたら番組は、台湾人に対する神社参拝の指示、奨励などの行為、あるいはそれに従って参拝した台湾人に関する記事を以って、「強制参拝の証拠だ」と強弁したがっているのかも知れない。
そこで私は五月二十二日、ＮＨＫ視聴者コールセンターに電話を掛け、「何年何号の台湾時報に、人びとに参拝を強制したことを示す資料があるのか」を河野氏に聞いてもらうことにした。現在ＮＨＫはコールセンター以外では、一般国民の「ＪＡＰＡＮデビュー」に関する電話の問い合わせを受け付けないからだ。
電話に出たコールセンターの責任者（スーパーバイザー）は当初、質問の取次ぎを嫌がり、「中山さんに聞いてもらえ」などと言っていたが、それでも最終的には取次いでくれた。そしてしばらくして彼から河野氏の回答をもらったのだが、それは「あれは中山氏と福井会長とのやり取り」（なぜあなたに答えなければならないのか）、「答えが欲しければ手紙で質問を」、「それに答えるかどうかも含め、検討する」「何を知りたいのかも知りたい」（質問の目的は何か）と言うものだったらしい。
何かを警戒しているように感じた。コールセンター責任者も、なぜかとてもビクビクしていた。
翌二十三日、私は質問を書面にしたため、ＮＨＫ本部へ赴いて河野氏に面会を求めたが、案内されたのはハートプラザと言う視聴者の相談窓口だった。そこには「情報公開窓口」とも書かれていた。職員が出てきて丁重に質問状を受け取った。
だがその後、河野氏からは一向に回答が来ないので、六月一日に再び「情報公開窓口」であるハートプラザへ出向いた。
受付は記録を見た上で、質問状が確実に河野氏に届けられていると言った。「回答はいつもらえるのか確認して欲しい」と求める私に、ハートプラザの責任者が出てきて対応したのだが、「回答はいつか」「回答はあるのか」「河野氏に聞いて」と言っても、「それは現場の判断だ」（我々は関知しない）と言って回答を拒否された。
「それではどこに質問をすればいいのか」などと聞いても、「ご意見は承った」と繰り返すばかりで、対話自体を頑なに拒否した。
つまり河野氏は質問に答えることができないでいるのだろう。これはコールセンターから河野氏の伝言を聞かされた時点から予測された展開である。そしてハートプラザはその河野氏を身を挺して守っている。
河野氏個人を守るというよりＮＨＫ全体を守っているのだろう。なぜならＮＨＫの一大事になりかねないからだ。
つまりＮＨＫが「人びとに参拝を強制したことを示す資料は、『台湾時報』があります」などとのウソの回答を国会議員に対して行った疑惑、さらには全国の視聴者の前で歴史捏造を行った疑惑が浮上することになるのだ。
視聴者に対し、「神社参拝の強制を行い、台湾人の意識を大きく変えた」とのショッキングなアナウンスを聞かせた以上、今更「事実と示す資料は教えられません」では済まされない。
「何年何号の台湾時報に、人びとに参拝を強制したことを示す資料があるのか」。この情報公開要求にご協力を！
[NHK]視聴者コールセンター 電話：0570－066066
[NHK] FAX：03－5453－4000 メール：http://www.nhk.or.jp/special/
産経新聞（2009.6.3 11:22）より
ＮＨＫ台湾特番で自民有志が議連
ＮＨＫスペシャル「アジアの“一等国”」（４月５日放送）に出演した台湾人や日台友好団体から番組内容が「一方的だ」と批判が相次いでいる問題で、自民党有志議員が３日朝、報道内容を検証する「公共放送の公平性を考える議員の会」（仮称）の準備会合を国会内で開いた。
安倍晋三元首相、中川昭一前財務相、菅義偉自民党選対副委員長ら３０人近くが会合に出席。会長に古屋圭司党広報本部長を内定するとともに、今月中旬に総会を開くことを決めた。
日本の台湾統治を取り上げた同番組は、１９１０年の日英博覧会で、台湾の先住民族を紹介したことに関連し「人間動物園」と表現したが、これについて中山成彬元国土交通相がＮＨＫに再質問を行う。同会では中山氏への回答を踏まえ、報道内容を検証、再放送に際し“改善”を求めていくことにしている。
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運動を拡大したいので。
以下は六月一日、ハートプラザが質問への回答を頑なに拒否する場面の動画。一つ前の記事ではニコニコ動画版を掲げたが、ここでは同内容のユーチューブ版を。これを見れば、番組が歴史捏造や国会議員へのウソの説明を行ったと疑わざるを得なくなる。
なおチャンネル桜もこれを放送した。
【youtube】
1-2:視聴者からの質問に対し「現場の判断」で押し切るNHK
http://www.youtube.com/watch?v=k0U_a-qaB8c
2-2:視聴者からの質問に対し「現場の判断」で押し切るNHK
http://www.youtube.com/watch?v=3nxXNlj-DaI
【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/watch/sm7221271
許すな「ＪＡＰＡＮデビュー」のサブリミナル技法！
福地茂雄会長に謝罪と引責辞任の要求を！
[NHK]03(3465)1111（代表）
[NHK]視聴者コールセンター 電話：0570－066066
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ＮＨＫスペシャル「シリーズＪＡＰＡＮデビュー」の第一回放送「アジアの“一等国”」は、たしかに「皇民化政策は台湾人の心の中にまで踏み込んでいきます。台湾全島に日本の神社を次々に建て、人々に参拝を強制します」とアナウンスした。
「皇民化政策によって台湾の人々は、台湾人であるという意識を大きく変えられて行きます」と強調したいためだ。
そこで中山成彬衆議院議員（元文科相、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長）は四月二十八日に福地茂雄ＮＨＫ会長へ宛てた番組に関する質問状で、次の質問も入れている。
七、台湾で、神社参拝を強制して、道教を禁止したと報道したが、それを裏付ける資料があったか否か。
(イ) 裏付ける資料はあった。
(ロ) 裏付ける資料はなかった。
(ハ) 調べていない。
これに対してＮＨＫ側は五月十一日、番組の責任者である河野伸洋エグゼクティブ･プロデューサーが福地会長に代わって寄せた回答では、次のような説明があった。
人びとに参拝を強制したことを示す資料は、「台湾時報」（台湾総督府内台湾時報発行所）があります。
この「台湾時報」とは、明治四十二年一月の創刊（前身の台湾協会報は明治三十一年十月創刊）で、終戦直前の昭和二十年三月まで発行され、台湾の政治、産業、教育、軍事、文化など、様々なジャンルの論文や資料などを掲載した機関紙だが、「そこに本当に参拝強制を示す資料があるのか」と言うのが、私の抱いた疑問だった。
なぜなら私はこれまで大勢の台湾の老世代に「神社参拝の強制」が事実か否かを聞いてきたが、回答はすべて「ない」「聞いたことがない」と言ったものばかりだったからだ。
学校の生徒が先生に引率されて参拝に行ったとの話は何度も聞いた。大東亜戦争中の大詔奉戴日（毎月八日）に戦勝祈願で参拝したとも聞いた。「隣組でも参拝が盛んに奨励されたが強制ではなかった」とも。
もしかしたら番組は、台湾人に対する神社参拝の指示、奨励などの行為、あるいはそれに従って参拝した台湾人に関する記事を以って、「強制参拝の証拠だ」と強弁したがっているのかも知れない。
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翌二十三日、私は質問を書面にしたため、ＮＨＫ本部へ赴いて河野氏に面会を求めたが、案内されたのはハートプラザと言う視聴者の相談窓口だった。そこには「情報公開窓口」とも書かれていた。職員が出てきて丁重に質問状を受け取った。
だがその後、河野氏からは一向に回答が来ないので、六月一日に再び「情報公開窓口」であるハートプラザへ出向いた。
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つまり河野氏は質問に答えることができないでいるのだろう。これはコールセンターから河野氏の伝言を聞かされた時点から予測された展開である。そしてハートプラザはその河野氏を身を挺して守っている。
河野氏個人を守るというよりＮＨＫ全体を守っているのだろう。なぜならＮＨＫの一大事になりかねないからだ。
つまりＮＨＫが「人びとに参拝を強制したことを示す資料は、『台湾時報』があります」などとのウソの回答を国会議員に対して行った疑惑、さらには全国の視聴者の前で歴史捏造を行った疑惑が浮上することになるのだ。
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産経新聞（2009.6.3 11:22）より
ＮＨＫ台湾特番で自民有志が議連
ＮＨＫスペシャル「アジアの“一等国”」（４月５日放送）に出演した台湾人や日台友好団体から番組内容が「一方的だ」と批判が相次いでいる問題で、自民党有志議員が３日朝、報道内容を検証する「公共放送の公平性を考える議員の会」（仮称）の準備会合を国会内で開いた。
安倍晋三元首相、中川昭一前財務相、菅義偉自民党選対副委員長ら３０人近くが会合に出席。会長に古屋圭司党広報本部長を内定するとともに、今月中旬に総会を開くことを決めた。
日本の台湾統治を取り上げた同番組は、１９１０年の日英博覧会で、台湾の先住民族を紹介したことに関連し「人間動物園」と表現したが、これについて中山成彬元国土交通相がＮＨＫに再質問を行う。同会では中山氏への回答を踏まえ、報道内容を検証、再放送に際し“改善”を求めていくことにしている。
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1-2:視聴者からの質問に対し「現場の判断」で押し切るNHK
http://www.youtube.com/watch?v=k0U_a-qaB8c
2-2:視聴者からの質問に対し「現場の判断」で押し切るNHK
http://www.youtube.com/watch?v=3nxXNlj-DaI
【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/watch/sm7221271
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