中国が過剰反応!我々の「防衛白書」訂正要求にタカ派メディア「環球時報」が噛みつく
2020/08/10/Mon
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「台湾は中国領土の不可分の一部」とでっち上げ、台湾侵略という国家目標を正当化する「一つの中国」原則なるものを、国際社会に強要してやまない中国だが、日本でそれを受け入れる一つが何と、その中国拡張主義の抑止にあたるべき防衛省だというから驚きである。同省は防衛白書において、台湾情勢を「中国」の括りの中で解説したり、地図上台湾を中国に組み込むなどし、それを8月中旬に全国の国民に売ろうとしているのだから大事だ。
そこで我々台湾研究フォーラムは、その出版取り止めを河野太郎外相に訴えるべく、オンライン署名を開始したところ、たかだかこの程度の日本の民間の動きに対し、過剰な反応を示したのが環球時報だ。言わずと知れた中共機関紙人民日報系のタカ派メディアである。
■中国が日本の「台独支持勢力」を無視できない理由
「日本の2020版防衛白書が台湾を中国の一部にし、台独(※中国による併呑に抵抗する台湾人の意)の後にいる日本勢力は面白からず」との見出しで、「(白書の販売を)日本国内で台独を支持する勢力が阻止しようとしている」などと大袈裟に報じるのだが、中国からすれば我々の活動ようなものこそ無視できないのである。
なぜなら「一つの中国」宣伝とは、それに「騙される人々」や「騙されるふりをする人々」が存在してはじめて行われ得るものだからだ。もし「それは嘘だ」と訴える声が広がれば、そうした宣伝工作は大きな打撃を受けることになる。
そこで記事は我々の活動の信頼性を損なおうと必死だ。次のように、署名活動を推進する私への個人攻撃まで行っている。
「永山英樹は所謂台湾・中国問題専門家。……ずっと台独活動を推進してきた。彼は所謂2020東京五輪台湾正名運動をはじめ、東京五輪では台湾をチャイニーズ・タイペイと呼ぶなと妄りな訴えを行った。これに対しある台湾のネットユーザーは『台独の奴らが如何に騒いでも、誰もお前らを相手にしない』と笑っていた」
いかにもレベルの低い書き方だが、それもまた「台湾は中国領土ではない」との真実を広める我々日本人の言論活動への警戒心の表れと思われ、逆に我々の士気は高まるばかりだ。環球時報の言うところの「台独活動」なるものを、更に日本で拡大して行きたいと思う。
■「一つの中国」原則を堅持したと中国から評価された防衛省
ところで記事は更にこんなことも。
「2020年版防衛白書は『一つの中国』原則を堅持はしているが、しかしそこには、中国が武力に頼って東海(東支那海)、南海(南支那海)の現状を一方的に変え、一帯一路での協力を通じて軍事基地をかすめ取り、感染防止支援を政治、経済的利益を獲得する手段にしているとの内容が見られ、無視できない」
実はこの白書は当然のことながら中国の軍事的動向に警戒感を示しており、7月にその内容が公表されると、中国から「所謂中国の脅威があると煽ることに全力を挙げている」などと批判されているのだ。
実際には白書は中国を「脅威」とは位置付けていない。それは中国が外国に対し、中国を脅威と呼ぶことは超えてはならないレッドラインとしているからだ。そこで「脅威」とは呼ばずに「安全保障上の強い懸念」などと表現したのだが、結局は中国から批判を受け、せっかくの媚中の努力も無駄になった訳である。
しかし白書は、「一つの中国」というレッドラインだけはついに越えなかった。たとえ国民に虚偽情報を押し付けることになろうと、「台湾は中国領土の一部」との位置づけは守ったのである。
かくして環球時報からは「『一つの中国』原則を堅持している」と、お褒めの言葉をいただいた訳だ。
日本の政府は台湾を中国領土とは認めない立場だが、防衛白書は自国政府の見解ではなく中国政府の宣伝に従属し、中国を喜ばせているのだから、やはり我々「台独を支持する勢力」を含む良識派としては、これには黙ってはいられない次第である。
ウソはいけない!これでは中国の台湾侵略への加担!!
台湾を中国領とする「防衛白書」の販売停止を防衛省に求めよう!
防衛省:
電話:03-5366-3111
e-mail:[email protected](白書作成事務室)
e-mail:https://bit.ly/30jIhIY(防衛省への意見箱)
■台湾は中国ではない!防衛省は防衛白書の出版中止を!
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「日本の2020版防衛白書が台湾を中国の一部にし、台独(※中国による併呑に抵抗する台湾人の意)の後にいる日本勢力は面白からず」との見出しで、「(白書の販売を)日本国内で台独を支持する勢力が阻止しようとしている」などと大袈裟に報じるのだが、中国からすれば我々の活動ようなものこそ無視できないのである。
なぜなら「一つの中国」宣伝とは、それに「騙される人々」や「騙されるふりをする人々」が存在してはじめて行われ得るものだからだ。もし「それは嘘だ」と訴える声が広がれば、そうした宣伝工作は大きな打撃を受けることになる。
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■「一つの中国」原則を堅持したと中国から評価された防衛省
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しかし白書は、「一つの中国」というレッドラインだけはついに越えなかった。たとえ国民に虚偽情報を押し付けることになろうと、「台湾は中国領土の一部」との位置づけは守ったのである。
かくして環球時報からは「『一つの中国』原則を堅持している」と、お褒めの言葉をいただいた訳だ。
日本の政府は台湾を中国領土とは認めない立場だが、防衛白書は自国政府の見解ではなく中国政府の宣伝に従属し、中国を喜ばせているのだから、やはり我々「台独を支持する勢力」を含む良識派としては、これには黙ってはいられない次第である。
ウソはいけない!これでは中国の台湾侵略への加担!!
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