日台港韓の皆さんの協力に感動!しかし中国人はやはり妨害―東京上野での東京五輪「台湾正名」街頭活動報告
2018/01/28/Sun
我々台湾研究フォーラムは一月二十七日、二〇二〇東京五輪「台湾正名」請願署名活動を実施した。今回の場所は東京・京成上野駅前。東京五輪での台湾代表の呼称を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)から「台湾」に改めるようと、日本人、在日台湾人の有志が懸命に訴えた。
寒風吹きつけるなかではあったが、それでもやはり暖かい思いが。いつもの如く大勢の人々が我々の訴えに共鳴し、次々と署名に立ち寄ってくれるので、それが何よりの励みになるのだ。そこでこの日のそういった経験を以下に書きとどめたい。
この日、署名呼び掛けのため、マイクを握って第一声を放ったのは私だったが、「台湾は台湾。中国の一部ではない!署名をお願いします」と訴えた途端、ただちに二、三人もの通行人が駆け寄ってくれたのにはたいへん感動した。
多分、その誰もが台湾などと縁があるわけでもないだろうに、それでもわざわざ台湾支持の意思表明をしてくれたことが、私にはとても誇らしく思えたのだ。「やはり日本人は立派なものだ」と。
また、こうした光景を見るにつけ、つねに思うのは「台湾全国の人々に見せたいな」ということだ。東日本大震災の時、台湾の人々は被災地救済のために想像を絶する額の義援金を集めて日本人を感動させたが、それと同じように日本人にも、ここまで台湾応援の気持ちがあるのだと伝えることができたらという気持なのだ。
世界の国々が中国の圧力を受け、台湾には非常に冷淡であるとの状況(「チャイニーズタイペイ」の名称の押し付けもその一例だ)がある一方で、そうした不条理の打破を願う人々も実際には海外に大勢いるという事実を知らせたいのである。
そしてそういった思いがあるからこそ、台湾人の観光客が署名に立ち寄ってくれる時などはとても嬉しい。
実は今回の活動の場である京成上野駅前こそが、たくさんの台湾人客が成田空港から東京へ入るときに、あるいは東京から成田空港へ向かう際、スーツケースを転がしながら通過する地点であり、この日もここを通りかかったたくさんの台湾人が、我々の活動に関心を寄せた。
写真を撮ったり、声援を送ったり・・・。そしてそういった人々を含め、大勢の人が署名をしてくれた。たいていは複数人のグループだから、こちらも複数人で対応するのだが、そこで始まるのが、束の間ではあるが賑やかな日台交流だ。お互いとても心が通い合うので、みんな笑顔で楽しそうだ。
ところで私は気付かなかったのだが、他のスタッフが口を揃えて言うのは、「台湾人観光客はどうも我々の活動を知っている様子だった」ということだ。たぶん、我々の日本での活動はすでに何度も向こうのテレビや新聞でよく取り上げられているからだろうか。
ちょっと以外ではあったが、もしそれであるなら、これからはもっと街頭活動の規模を拡大し、日本側の友情をもっと大勢の来日客に示すことができればなと思うのだ。
そのためには、これまでどうしても東京中心とならざるを得なかった活動の舞台を、もっと各地へ広げなければならないと考えている。そこで全国各地の人々にも、今後は更なる協力をお願いしたい。台湾人客の行く先々で台湾支持のアピールが行われていたら、従来孤立感に苛まれてきた台湾を激励することになり、そしてそれだけで十分に、台湾を孤立へと追いやってきた中国の謀略への反撃にもなる。
それから、韓国人観光客も大勢署名してくれたようだ。署名用紙には何人分ものハングルの署名があり、その文字の珍しさに、我々の間では話題になった。韓国と聞けば、政府も民間も事大主義という民族性のためか、巨大な中国に迎合する半面で小さな台湾には傲慢だとのイメージがあり、実際にそのためにあの国を快く思わない台湾人も多い。それだけに、こうも積極的に協力してくれたことがとても嬉しい。
韓国では間もなく冬季五輪が開催され、台湾代表はそこでも「チャイニーズタイペイ」名の強要という侮辱を受けることになるが、それを見て義憤に駆られる韓国国民が大勢現れ、東京五輪での台湾正名を支持するようになってくれればと願いたい。ところであの国では、我々とともに署名運動を推進してくれる人はいないものか。
そしてもう一つ、活動現場で印象に残ったのが香港人観光客のグループだ。漢語を喋るので台湾人かと思いきや、「香港だ」という。断固「台湾を支持する」との表情で署名してくれたのだが、立ち去る際に一人が英語で「香港も中国の一部ではない!」と言ったので、これを聞いた台湾人スタッフも「一緒に頑張ろう!」と返していた。
これを見て私は、こうした中国の横暴に反対する国境を越えた心の繋がりをもっと押し広げることができればと感じたのだった。
ところで最後にその中国の人の反応についてだ。
いつもなら怖い顔、冷たい顔をして通り過ぎる中国人は多いのだが、少なくとも私が見た限り、そうした一群は一、二度ほどしか見かけなかった。あの国からの観光客は最近減っているのだろうか。それでもやはり一人の中国人が、こちらが手交したチラシをその場で破り捨てたという報告は聞いている。時々は署名に応じる理知的な中国人もいるのだが、この日は残念ながら、そういった感動的場面は見られなかったようだ。
このような状況である。すでに大勢に人から「ご苦労様」と労われているが、上述の如き感動が毎回味わえるので、積もる苦労も苦労にならない。
二月は春節シーズン。連休利用で大挙来日する台湾人(そして香港人、韓国人)もターゲットにできる都内のどこかで活動を実施したいと考えているので、一緒に立ち上がりたいと思う方は奮って仲間にお加わり下さい。
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■1・27上野「台湾正名」街宣・署名活動~Taiwan is not Chinese Taipei ! 東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!
日時 平成30年1月27日(土)13時00分~16時00分
場所 京成「上野駅」正面口前付近(西郷隆盛像階段下)
内容 演説、チラシ配り、署名集め
主催 台湾研究フォーラム
協力 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
連絡先 070-6484-2624/080-7796-6353
台湾正名請願署名にご協力を!
今年末東京都議会に提出します
署名用紙は以下でダウンロードをお願いします。
http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
署名用紙の送付先は下記です。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-1-16 若草ビル 1 階 日本文化チャンネル桜 内
2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
寒風吹きつけるなかではあったが、それでもやはり暖かい思いが。いつもの如く大勢の人々が我々の訴えに共鳴し、次々と署名に立ち寄ってくれるので、それが何よりの励みになるのだ。そこでこの日のそういった経験を以下に書きとどめたい。
この日、署名呼び掛けのため、マイクを握って第一声を放ったのは私だったが、「台湾は台湾。中国の一部ではない!署名をお願いします」と訴えた途端、ただちに二、三人もの通行人が駆け寄ってくれたのにはたいへん感動した。
多分、その誰もが台湾などと縁があるわけでもないだろうに、それでもわざわざ台湾支持の意思表明をしてくれたことが、私にはとても誇らしく思えたのだ。「やはり日本人は立派なものだ」と。
また、こうした光景を見るにつけ、つねに思うのは「台湾全国の人々に見せたいな」ということだ。東日本大震災の時、台湾の人々は被災地救済のために想像を絶する額の義援金を集めて日本人を感動させたが、それと同じように日本人にも、ここまで台湾応援の気持ちがあるのだと伝えることができたらという気持なのだ。
世界の国々が中国の圧力を受け、台湾には非常に冷淡であるとの状況(「チャイニーズタイペイ」の名称の押し付けもその一例だ)がある一方で、そうした不条理の打破を願う人々も実際には海外に大勢いるという事実を知らせたいのである。
そしてそういった思いがあるからこそ、台湾人の観光客が署名に立ち寄ってくれる時などはとても嬉しい。
実は今回の活動の場である京成上野駅前こそが、たくさんの台湾人客が成田空港から東京へ入るときに、あるいは東京から成田空港へ向かう際、スーツケースを転がしながら通過する地点であり、この日もここを通りかかったたくさんの台湾人が、我々の活動に関心を寄せた。
写真を撮ったり、声援を送ったり・・・。そしてそういった人々を含め、大勢の人が署名をしてくれた。たいていは複数人のグループだから、こちらも複数人で対応するのだが、そこで始まるのが、束の間ではあるが賑やかな日台交流だ。お互いとても心が通い合うので、みんな笑顔で楽しそうだ。
ところで私は気付かなかったのだが、他のスタッフが口を揃えて言うのは、「台湾人観光客はどうも我々の活動を知っている様子だった」ということだ。たぶん、我々の日本での活動はすでに何度も向こうのテレビや新聞でよく取り上げられているからだろうか。
ちょっと以外ではあったが、もしそれであるなら、これからはもっと街頭活動の規模を拡大し、日本側の友情をもっと大勢の来日客に示すことができればなと思うのだ。
そのためには、これまでどうしても東京中心とならざるを得なかった活動の舞台を、もっと各地へ広げなければならないと考えている。そこで全国各地の人々にも、今後は更なる協力をお願いしたい。台湾人客の行く先々で台湾支持のアピールが行われていたら、従来孤立感に苛まれてきた台湾を激励することになり、そしてそれだけで十分に、台湾を孤立へと追いやってきた中国の謀略への反撃にもなる。
それから、韓国人観光客も大勢署名してくれたようだ。署名用紙には何人分ものハングルの署名があり、その文字の珍しさに、我々の間では話題になった。韓国と聞けば、政府も民間も事大主義という民族性のためか、巨大な中国に迎合する半面で小さな台湾には傲慢だとのイメージがあり、実際にそのためにあの国を快く思わない台湾人も多い。それだけに、こうも積極的に協力してくれたことがとても嬉しい。
韓国では間もなく冬季五輪が開催され、台湾代表はそこでも「チャイニーズタイペイ」名の強要という侮辱を受けることになるが、それを見て義憤に駆られる韓国国民が大勢現れ、東京五輪での台湾正名を支持するようになってくれればと願いたい。ところであの国では、我々とともに署名運動を推進してくれる人はいないものか。
そしてもう一つ、活動現場で印象に残ったのが香港人観光客のグループだ。漢語を喋るので台湾人かと思いきや、「香港だ」という。断固「台湾を支持する」との表情で署名してくれたのだが、立ち去る際に一人が英語で「香港も中国の一部ではない!」と言ったので、これを聞いた台湾人スタッフも「一緒に頑張ろう!」と返していた。
これを見て私は、こうした中国の横暴に反対する国境を越えた心の繋がりをもっと押し広げることができればと感じたのだった。
ところで最後にその中国の人の反応についてだ。
いつもなら怖い顔、冷たい顔をして通り過ぎる中国人は多いのだが、少なくとも私が見た限り、そうした一群は一、二度ほどしか見かけなかった。あの国からの観光客は最近減っているのだろうか。それでもやはり一人の中国人が、こちらが手交したチラシをその場で破り捨てたという報告は聞いている。時々は署名に応じる理知的な中国人もいるのだが、この日は残念ながら、そういった感動的場面は見られなかったようだ。
このような状況である。すでに大勢に人から「ご苦労様」と労われているが、上述の如き感動が毎回味わえるので、積もる苦労も苦労にならない。
二月は春節シーズン。連休利用で大挙来日する台湾人(そして香港人、韓国人)もターゲットにできる都内のどこかで活動を実施したいと考えているので、一緒に立ち上がりたいと思う方は奮って仲間にお加わり下さい。
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日時 平成30年1月27日(土)13時00分~16時00分
場所 京成「上野駅」正面口前付近(西郷隆盛像階段下)
内容 演説、チラシ配り、署名集め
主催 台湾研究フォーラム
協力 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
連絡先 070-6484-2624/080-7796-6353
台湾正名請願署名にご協力を!
今年末東京都議会に提出します
署名用紙は以下でダウンロードをお願いします。
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署名用紙の送付先は下記です。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 1-1-16 若草ビル 1 階 日本文化チャンネル桜 内
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