VOAが日本の東京五輪「台湾正名」運動を話題にー親中の国民党は危機感露わ! 「外交を滅茶苦茶にする」と批判展開
2017/04/30/Sun
米政府系放送局、VOA(ボイス・オブ・アメリカ)の中国語チャンネルが四月二十四日に放送の報道番組「海峡論壇」は、我々が日本で結成した2020東京五輪「台湾正名」推進協議会の運動に触れた。
台湾で台湾人意識が高まる中、VOAの中国語番組が「台湾はチャイニーズタイペイではなく台湾」とするべきかを
テーマに。かくて日本の東京五輪「台湾正名」運動は話題となった
台湾では八割以上の人々が台湾人意識を抱くに至った今日、この協議会が訴えるように、台湾代表は三年後の東京オリンピックで「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」の名で参加できるか、を話題にしたのだ。
まずキャスターは協議会が三月に都内で開催した集会における陳奕齊・基進党主席の「国際社会は台湾人民の台湾名義で参加する権利を尊重すべきだ」との訴えや、許世楷・元駐日代表の「台湾は台湾。チャイニーズタイペイを用いれば、台湾は中国に帰属すると誤解される」との警告を取り上げた。
三月の都内での集会で「台湾人民の権利」を強調した林弈齊氏のスピーチに焦点が
そしてその上で、オーストラリアの台湾学者、ブルース・ジェイコブス氏が近著で見せた次の指摘も紹介した。
「台湾アイデンティティの高揚は重要。それは台湾が従来中国の一部ではないということを明らかにするからだ。米国を含む全世界の民主主義国家の政府はこの一点を理解し、中国に対して『台湾はあなたに帰属しない』と教えるべきだ」
中国に対して「台湾はあなたに帰属しない」と教えるべきだとするブルース・ジェイコブス氏の主張も紹介
そして最近、台湾の若者らが国際スポーツ大会などで「台湾頑張れ」と書かれたプラカードを出している状況も紹介したのだが、そこで番組に登場したのが台湾の台湾開放シンクタンクの責任者、張斯綱氏。よくテレビの評論番組にも出演する国民党の著名な中央委員である。
正名運動を批判、矮小化した国民党の張斯綱氏。危機感を抱く中国の代弁者のようだった
改称は可能か、と聞かれた彼はせせら笑いながら、「難しい!難しい!難しい!」と語気を強めて否定し、次のように論じている。
―――日本と中華民国(台湾)との関係が良好だからと言って「チャイニーズタイペイ」を「台湾」には変えられない。IOCでの名義が「チャイニーズタイペイ」なのだ。日本は東京オリンピックの主催者に過ぎず、その名義を変える権限などない。一部の人間がアイデンティティの操作をしているだけだ。
―――忘れてはいけないのは八〇年代、中華民国はチャイニーズタイペイの名でIOC加盟を継続することができるようになったことだ。この名に不満だからとの理由でこれまでの名称を変えようとすれば、参加資格を失いかねない。
―――国際社会は簡単ではないのだ。トランプだって「一つの中国」を見直すと言ったが、今では習近平ととても緊密だ。外交をポピュリズムで滅茶苦茶にしてはいけない。
実はこの人物が最も強調したいのは「国際社会は簡単ではない」ではなく、「中国に逆らってはいけない」だ。
そもそも「チャイニーズタイペイ」とは、「これでなら好し」と中国が許可した名称だ。これであれば国際社会では「中国領台北」と受け止められ、自らの「一つの中国」宣伝工作には有利に働くからだ。そのため「台湾」への改称など断じて許容することができない。もしその名であれば「一つの中国一つの台湾」との現状が反映されてしまうためである。
国民党は「一つの中国」を掲げ、中国への忠誠を誓うかのような政党だが、その幹部であるこの人物は、台湾正名の動きを何が何でも批判し阻止しなければならないのだろう。
「難しい!」と三回も繰り返してみせたのは、「中国を怒らせるのは止めてくれ!」との懸命の叫びだったのだ。「オリンピック参加資格を失いかねない」という脅し文句も、中国に有利な状況の固定化を求める、こうした歪んだ勢力の常套句である。
さて、我々のこの東京五輪「台湾正名」運動だが、実際に張斯綱が言う如く「難しい」かといえばもちろん非常に難しい。しかし「難しい」からといって活動を止める必要はまったくないのである。
張斯綱はこの活動がIOCに向けたものではないため「無駄だ」と言わんばかりだったが、それは単に我々の矮小化、つまりイメージダウンを狙った悪意の印象操作だろう。そもそも我々はそんな素人集団ではないのである。この活動が最終的に目指すのは、中国の「一つの中国」宣伝の圧力に屈し続けるそのIOCに対して覚醒をもたらすこと以外の何物でもないのだ。
しかもこの「台湾正名」活動は無駄ではないばかりか、逆に極めて有用なのである。実は我々も当初予期できなかったほど、大きな効果を短期間のうちに発揮しているのだ。
たとえば今回のように、VOAのこの番組に大きく取り上げられ、「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべきだ」との日本からの問題提起は、この番組を視聴する全世界の中国人、台湾人に届けられているではないか。
しかも今回が初めてではない。すでにこうした中国語メディア(台湾、中国、香港、マカオのメディアも含む)にはこれまで何度も取り上げられているのである。好意的なものもあれば批判的なものもあるが、その一つ一つが我々の活動に大きな影響力を与えてくれているのである。
このように「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべきだ」との真実の訴えは、それが真実であるが故に世界に広がりつつあるのである。中国の傀儡の如き国民党員が必死になって「難しい!外交を滅茶苦茶にするな」と叫ぶのも、そうした状況に危機感を抱いているためなのだ。
もちろん本家本元の中国政府も同様だ。「些細なことで問題を起こさず、政治的要素でスポーツの試合を妨害してはならない」(一月十一日、国務院台湾事務弁公室報道官)とのコメントをわざわざ出して我々の動きを牽制したのはその証左である。
そしてそこまで「敵」に警戒されるのには理由がある。
それはこの活動が、展開すればするほど「前進」「拡大」する活動だからだろう。たとえば日本国内において街頭署名活動を見れば明らかである。毎回必ず通行人が次々と応じてくるのだが、それは「台湾は台湾だ」と訴えれば訴えるほど、人々の間でそうした認識が広がり、台湾支持者が増加するということを示している。他方この活動によって「台湾は中国の一部だ」との認識は減ることはあっても増えることは決してない。
台湾正名を訴える都内での街頭活動ではいつも通行人が次々と署名に応じる
このように「台湾は台湾だ」との真実への認識が世界に広がれば、中国の「一つの中国」なる宣伝など、元々が虚構であるが故に脆くも崩れ去るものなのである。だからそれを進めずしてどうするかということなのだ。
チャイニーズタイペイと呼ばれなくなる日は世界が中国にノーを突きつける日だ。つまり前出のジェイコブス氏が求めたように、あの覇権主義国家に対して「台湾はあなたに帰属しない」との真実を教える日なのである。我々はその日を、何としても到来させなくてはならないと思いで、運動の拡大を呼びかけているところだ。
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■5・5 東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!― 2020 東京五輪 「台湾正名」請願署名活動
「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で台湾選手団を歓迎しようと訴える演説と東京都議会宛の請願署名活動。毎回大勢の方の賛同をいただき感謝に堪えません。今回は初めて池袋の繁華街に進出し、日台の友情の力で、活動の輪をどんどん広げて行きたいと思いますので、まだ参加されていない方も当日はぜひ!お誘いあわせの上、お気軽に!
日時 平成29年5月5日(金/祝)
13時00分~18時00分
場所 JR 池袋駅 東口前・西口前
13時00分~16時00分 東口前で街頭演説・署名活動
16時30分~18時00分 西口前で街頭演説・署名活動
登壇者
水島総(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会会長)
永山英樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会幹事長)
三浦小太郎(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
鍜冶俊樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
寺山美慧 (美麗島交流会共同代表)
林紋輝(基進党友の会日本関東支部会長)
その他 多数
主催 2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会
後援 頑張れ日本!全国行動委員会
台湾研究フォーラム
美麗島交流会
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
台湾で台湾人意識が高まる中、VOAの中国語番組が「台湾はチャイニーズタイペイではなく台湾」とするべきかを
テーマに。かくて日本の東京五輪「台湾正名」運動は話題となった
台湾では八割以上の人々が台湾人意識を抱くに至った今日、この協議会が訴えるように、台湾代表は三年後の東京オリンピックで「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」の名で参加できるか、を話題にしたのだ。
まずキャスターは協議会が三月に都内で開催した集会における陳奕齊・基進党主席の「国際社会は台湾人民の台湾名義で参加する権利を尊重すべきだ」との訴えや、許世楷・元駐日代表の「台湾は台湾。チャイニーズタイペイを用いれば、台湾は中国に帰属すると誤解される」との警告を取り上げた。
三月の都内での集会で「台湾人民の権利」を強調した林弈齊氏のスピーチに焦点が
そしてその上で、オーストラリアの台湾学者、ブルース・ジェイコブス氏が近著で見せた次の指摘も紹介した。
「台湾アイデンティティの高揚は重要。それは台湾が従来中国の一部ではないということを明らかにするからだ。米国を含む全世界の民主主義国家の政府はこの一点を理解し、中国に対して『台湾はあなたに帰属しない』と教えるべきだ」
中国に対して「台湾はあなたに帰属しない」と教えるべきだとするブルース・ジェイコブス氏の主張も紹介
そして最近、台湾の若者らが国際スポーツ大会などで「台湾頑張れ」と書かれたプラカードを出している状況も紹介したのだが、そこで番組に登場したのが台湾の台湾開放シンクタンクの責任者、張斯綱氏。よくテレビの評論番組にも出演する国民党の著名な中央委員である。
正名運動を批判、矮小化した国民党の張斯綱氏。危機感を抱く中国の代弁者のようだった
改称は可能か、と聞かれた彼はせせら笑いながら、「難しい!難しい!難しい!」と語気を強めて否定し、次のように論じている。
―――日本と中華民国(台湾)との関係が良好だからと言って「チャイニーズタイペイ」を「台湾」には変えられない。IOCでの名義が「チャイニーズタイペイ」なのだ。日本は東京オリンピックの主催者に過ぎず、その名義を変える権限などない。一部の人間がアイデンティティの操作をしているだけだ。
―――忘れてはいけないのは八〇年代、中華民国はチャイニーズタイペイの名でIOC加盟を継続することができるようになったことだ。この名に不満だからとの理由でこれまでの名称を変えようとすれば、参加資格を失いかねない。
―――国際社会は簡単ではないのだ。トランプだって「一つの中国」を見直すと言ったが、今では習近平ととても緊密だ。外交をポピュリズムで滅茶苦茶にしてはいけない。
実はこの人物が最も強調したいのは「国際社会は簡単ではない」ではなく、「中国に逆らってはいけない」だ。
そもそも「チャイニーズタイペイ」とは、「これでなら好し」と中国が許可した名称だ。これであれば国際社会では「中国領台北」と受け止められ、自らの「一つの中国」宣伝工作には有利に働くからだ。そのため「台湾」への改称など断じて許容することができない。もしその名であれば「一つの中国一つの台湾」との現状が反映されてしまうためである。
国民党は「一つの中国」を掲げ、中国への忠誠を誓うかのような政党だが、その幹部であるこの人物は、台湾正名の動きを何が何でも批判し阻止しなければならないのだろう。
「難しい!」と三回も繰り返してみせたのは、「中国を怒らせるのは止めてくれ!」との懸命の叫びだったのだ。「オリンピック参加資格を失いかねない」という脅し文句も、中国に有利な状況の固定化を求める、こうした歪んだ勢力の常套句である。
さて、我々のこの東京五輪「台湾正名」運動だが、実際に張斯綱が言う如く「難しい」かといえばもちろん非常に難しい。しかし「難しい」からといって活動を止める必要はまったくないのである。
張斯綱はこの活動がIOCに向けたものではないため「無駄だ」と言わんばかりだったが、それは単に我々の矮小化、つまりイメージダウンを狙った悪意の印象操作だろう。そもそも我々はそんな素人集団ではないのである。この活動が最終的に目指すのは、中国の「一つの中国」宣伝の圧力に屈し続けるそのIOCに対して覚醒をもたらすこと以外の何物でもないのだ。
しかもこの「台湾正名」活動は無駄ではないばかりか、逆に極めて有用なのである。実は我々も当初予期できなかったほど、大きな効果を短期間のうちに発揮しているのだ。
たとえば今回のように、VOAのこの番組に大きく取り上げられ、「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべきだ」との日本からの問題提起は、この番組を視聴する全世界の中国人、台湾人に届けられているではないか。
しかも今回が初めてではない。すでにこうした中国語メディア(台湾、中国、香港、マカオのメディアも含む)にはこれまで何度も取り上げられているのである。好意的なものもあれば批判的なものもあるが、その一つ一つが我々の活動に大きな影響力を与えてくれているのである。
このように「チャイニーズタイペイではなく台湾と呼ぶべきだ」との真実の訴えは、それが真実であるが故に世界に広がりつつあるのである。中国の傀儡の如き国民党員が必死になって「難しい!外交を滅茶苦茶にするな」と叫ぶのも、そうした状況に危機感を抱いているためなのだ。
もちろん本家本元の中国政府も同様だ。「些細なことで問題を起こさず、政治的要素でスポーツの試合を妨害してはならない」(一月十一日、国務院台湾事務弁公室報道官)とのコメントをわざわざ出して我々の動きを牽制したのはその証左である。
そしてそこまで「敵」に警戒されるのには理由がある。
それはこの活動が、展開すればするほど「前進」「拡大」する活動だからだろう。たとえば日本国内において街頭署名活動を見れば明らかである。毎回必ず通行人が次々と応じてくるのだが、それは「台湾は台湾だ」と訴えれば訴えるほど、人々の間でそうした認識が広がり、台湾支持者が増加するということを示している。他方この活動によって「台湾は中国の一部だ」との認識は減ることはあっても増えることは決してない。
台湾正名を訴える都内での街頭活動ではいつも通行人が次々と署名に応じる
このように「台湾は台湾だ」との真実への認識が世界に広がれば、中国の「一つの中国」なる宣伝など、元々が虚構であるが故に脆くも崩れ去るものなのである。だからそれを進めずしてどうするかということなのだ。
チャイニーズタイペイと呼ばれなくなる日は世界が中国にノーを突きつける日だ。つまり前出のジェイコブス氏が求めたように、あの覇権主義国家に対して「台湾はあなたに帰属しない」との真実を教える日なのである。我々はその日を、何としても到来させなくてはならないと思いで、運動の拡大を呼びかけているところだ。
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■5・5 東京オリンピックに「台湾」の名称で参加を!― 2020 東京五輪 「台湾正名」請願署名活動
「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で台湾選手団を歓迎しようと訴える演説と東京都議会宛の請願署名活動。毎回大勢の方の賛同をいただき感謝に堪えません。今回は初めて池袋の繁華街に進出し、日台の友情の力で、活動の輪をどんどん広げて行きたいと思いますので、まだ参加されていない方も当日はぜひ!お誘いあわせの上、お気軽に!
日時 平成29年5月5日(金/祝)
13時00分~18時00分
場所 JR 池袋駅 東口前・西口前
13時00分~16時00分 東口前で街頭演説・署名活動
16時30分~18時00分 西口前で街頭演説・署名活動
登壇者
水島総(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会会長)
永山英樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会幹事長)
三浦小太郎(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
鍜冶俊樹(2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会常任幹事)
寺山美慧 (美麗島交流会共同代表)
林紋輝(基進党友の会日本関東支部会長)
その他 多数
主催 2020 東京五輪 「台湾正名」推進協議会
後援 頑張れ日本!全国行動委員会
台湾研究フォーラム
美麗島交流会
台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html