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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。もし我が「不沈空母・台湾」が「中国の空母」と化せば日本は・・・。政府・媒体が敢えて語らぬ生命線防衛の重要性を考えたい。

外国人参政権法案が中国のためである可能性は否定できない

2009/11/15/Sun
十一月十四日、東京銀座を中心に行われた「日本解体阻止!!第2弾 守るぞ日本!国民大行動」では、街頭演説会(午前・午後の二回)やデモ行進に、千五百人を超える人々の参加があったようだ。

誰もが民主党による外国人地方参政権付与法案の国会上程だけは絶対に阻止しなければとの憂国の至情で駆けつけた人たちだから、現地では大変な熱気がほとばしっていた。

午後の演説会の最後は、国歌と聖寿万歳の厳粛なる大合唱で締めくくられたが、とても感動な光景だった。日本人が国の「敵」と戦っているとき、国歌は「戦いの歌」になるものだと強く感じた。

さて、この日参加していた学生から聞いたのだが、その人の大学では中国人留学生がたくさんいるそうだ。何でも今の時代、中国人学生を受け入れるのはいいことだとして、各大学は競ってそれらを誘致している状況だと言う。

ところが、中国大使館の管理下におかれ、奨学金や就職斡旋など、さまざまな利益誘導により、日本での対日工作活動のコマとして利用されているのが、中国人留学生だと言われている。卒業後、日本で就職した元留学生も同様だ。

現在、永住外国人は約九十万人だが、そのうち国別では中国人が十余万人でトップ。しかも一年で約一万人のペースで急増中なのは、そうした元留学生たちが次々に永住権を取得しているからだ。

そしてそのような人々に、民主党は何の防衛策を講じることもなく、逆に地方参政権を与えようとしているのだ。

同党の外国人地方参政権付与法案では、国交を持つ国出身の永住者にも与えるとなっていることが判明したのである。

この日の大行動でリーダーの一人だった三輪和夫氏から聞かされたが、参政権を付与された中国人の投票率が一〇〇パーセントに及ぶ可能性もある。

昨年の長野の聖火リレー現場で、国威発揚、聖火防衛と言う中国の国家意思を日本人に示すため、五千人もの留学生を中心とした在日中国人が中国大使館に動員されたことを考えれば、それは決してあり得ないことではないのである。

利益誘導、恫喝で人を操縦することに長ける中国人が、地方議員を丸め込み、あるいは地方自治体に影響力を浸透させることなど、何てこともあるまい。

中国側も嬉々として、彼らをバックアップすることだろう。それと同時にさらに留学生を日本へ流入させ続けることだろう。

このような危険性を思えば、地方選挙であれ何であれ、日本の選挙は日本人による日本のためのものでなくてはならないことは、より明確となるだろう。

しかし憲法に敢えて違反してでも、こうした中国だけを利する法案を国会に上程しようとするのが民主党なのだ。同党がすでに中国の影響の下に置かれている可能性は、最早否定できなくなってきた。

ますます明らかとなる「敵」の正体。参政権付与を阻止するための戦いは、国家の命運をかけたこの「敵」との戦いの第一ラウンドと言うべきもので、絶対に負けることはできないのだ。

【過去の関連記事】
参政権求める在日中国人の主張―民主党政権への呼応か
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-950.html
台湾人が外国人参政権に反対声明
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-951.html
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台湾人が外国人参政権に反対声明

2009/11/14/Sat
永住外国人への地方参政権付与の政策を推し進める民主党は、相互主義なる制限すら設けず、付与対象を有国交国出身の永住外国人にまで広げる考えだ。

だから、もし同党の法案が通れば、急増傾向にある永住中国人にも付与されることになるが、彼らの中には中国大使館が操縦する者が多いと見られるだけに、ますます同党の「日本弱体化」の陰謀を疑わざるを得なくなってくる。

付与対象の特別永住者には台湾人も含まれるそうだ。朝日新聞は十月十日、こう報じている。

「特別永住者については当面、国交のある韓国籍を持つ人か、『準ずる地域』として国交はないが交流の活発な台湾の関係者に限る立場をとる。朝鮮半島出身者やその子孫で、韓国籍でない人は適用外になる可能性が高い」

この報道を受け、速報を流さないわけにいかないのが台湾メディアだ。中央通信社は即日、「外国人参政権法案で台湾人永住者も対象に」とのタイトルで朝日の記事を引用した。

論評抜きで事実を淡々と伝えたものだが、日本の状況に詳しくない台湾の一般国民は、これを朗報と受け止めたかもしれない。

だが実際には、そのようなものではないだろう。在日台湾人が運営するメールマガジン「台湾の声」の林建良編集長は十三日、以下のような声明を出した。




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林建良氏

■台湾人は外国人地方参政権に反対する


             メールマガジン台湾の声編集長 林 建良(りん けんりょう)

民主党の外国人地方参政権法案付与法案では永住権を持つ台湾人にも付与するというが、これは日本弱体化のための法案ではないのか。

ここで日本人に伝えたいが、そもそも外国人には地方であれ、中央であれ、日本の政治に参加したいなら帰化する道があるのである。

地方参政権はいずれ中央政治に影響を与える。そうなれば日本は日本ではなくなる。それは台湾にとっても望ましいことではない。

もし中国人にも地方参政権を与えれば、中国の日本干渉のための風穴をあけることになるであろう。これでは日本にとっても、台湾にとっても厄介なことになる。

台湾人の優先事項は国作りであり、外国での地方参政権ではない。
以上は在日台湾人に多く見られる考え方である。



「在日台湾人に多く見られる考え方」だと言うのは事実である。そう考えている人は、私の周囲にも少なくない。そもそも在日台湾人は一般的に、いかに日本社会に貢献するかを考えても、外国人としての特別な利益を要求するようなことはしない傾向が強い。

だからそれをいいことに、法務省入国管理局は彼らに対し、外国人登録において「中国」と言う誤った国籍を、悪びれることもなく強要し続けることができたわけだ。

ただ参政権付与を本気で危惧するのは、ある程度の高い意識の持ち主に限られることだろう。日本人と同様、「政治」に関心のない人々には、やはり批判能力はないものだ。

そこで在日台湾人に広く訴えたいのは、民主党が目指すものは、林建良氏が言う如く「中国の日本干渉のための風穴をあけ」て、台湾にも不利に働くものであるとの認識を持つことだ。

また、参政権付与を支持するなどで日本人から、「台湾人も韓国人や中国人のような反日民族だ」とか、「台湾人もやはり中国人だ」などと誤解されれば、日台関係の上で大きな禍根を残すこととなろうと言うことも強調したい。

台湾人持ち前の「良識」を信じ、参政権付与に参政しないようにと重ねてお願いしたい。


【過去の関連記事】
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参政権求める在日中国人の主張―民主党政権への呼応か

2009/11/13/Fri
■中国人をも対象とする民主党の法案に先立ち  

十一月九日にマスコミによって概要を明らかにされた民主党の外国人地方参政権付与法案は相互主義を捨て、「民主主義国ではない中国の国民でも、日本の永住者は地方参政権を得られる」(産経新聞)と言う内容だが、これに先立つ十月二十八日、在日中国人メディアの「日本新華僑報」は、中国人永住者への参政権付与を求める論文を掲載した模様。中国ではその内容が複数のニュースサイトによって転載されている。

それによれば、鳩山、岡田、小沢、管など民主党のリーダーたちが参政権付与の推進者である一方、日本社会に反対の声が普遍的にあるとし、その実例として取り上げるのが十月十日の読売新聞の社説「外国人参政権 地方に限っても禍根を残す」にある次のくだりだ。

「外国人に地方選挙権を与えて、地域住民への公共サービスに外国人の意見を反映できるようにしてよいのではないか、という主張にも無理がある。地方自治体は、国の基本政策に関する問題にも密接にかかわるからだ」

「武力攻撃事態法や国民保護法は有事における国と自治体の協力を定めている。日本に敵対する国の国籍を持つ永住外国人が選挙を通じて、自治体の国への協力を妨げることもありえよう」

そして論文がもう一つ取り上げるのが百地章・日本大学教授の次の発言だ。これは十月二十三日の産経新聞「正論」欄での「外国人参政権で危惧されること」にあるくだりだろう。

「民主党幹部らの国家意識を疑いたくもなる」

「わが国の運命に責任を持たない外国人に対しては、たとえ地方選挙権であっても認めることはできない。国政と地方政治は密接で不可分の関係にあるからである。それに、もしも外国人に選挙権を付与した場合、さまざまな事態が危惧される」

これらに対し、論文はこう反論する。実に噴飯ものだ。

■本当に「永住外国人は日本に危害を加えない」か

―――日本社会の保守的で自閉的な情緒を感じ取れる。

―――明確にすべきは民主党が付与しようとしている相手は永住外国人であり、すべての外国人ではない。日本国土での永久居住を選択した人々である以上、日本に不利なことはしないのが自然だ。そして自分が居住する社会がどんどんよくなることを希望するのも自然だ。個別的な犯罪分子を除けば、日本の国家に危害を及ぼすなどとは言えない。

―――数がドンドン増えてエスニックグループと呼べるほどにまでなった群体が、参政権を通じて自分が居住する地域に意見や考えを表明して何が悪いのだろか。

―――少数の永住権を持った外国人犯罪者に対して日本政府は、犯罪が行われれば永住権を剥奪し、国外へ退去させる権利を保留するのではないのか。

―――このように見れば、外国人が日本の安全保障に対して脅威を与えるとの説は成り立たすのは困難だろう。

これは「反論」とはとても言えない。ただ「参政権付与に何の問題も生じない」と言い張っているだけだ。

たとえば、なぜ「日本に不利なことはしないのが自然」などと言えるのか。日本国民でもない外国人が自己利益、あるいは祖国の国益より日本の国益を重んじることはないと考えることこそが「自然」ではないのか。そもそも在日中国人の場合、永住資格を持つ者、日本に帰化した者が、中国大使館のために暗躍しているとの指摘は多いのである。

また「エスニックグループ」と呼ばれるまでに拡大した中国人群体が、国法の及ばない独自のコミュニティを形成している例は米国など各国で見られ、深刻な問題となっているのではないのか。そうした民族性を持つ人々の思想、主張、策略を地方の政策に反映させるなど、社会を危機に陥れるものだ。

だから「外国人が日本の安全保障に対して脅威を与えるとの説」は、当然の如く成立するのである。

■この論文は在日中国人へのアジテーションだ

論文は「日本社会の保守的で自閉的な情緒を感じ取れる」と日本人を批判するが、これを書いた中国人自身、日本人が何を恐れているかを知っているのではないだろうか。

さらに論文はこう書く。これは在日中国人に参政権要求運動を煽動するものにも見える。

―――さらに指摘しておきたいのは、在日中国人の中で多くの者が、外国人が参政権を擁することに賛成せず、参政したいなら日本国籍をとるべきだと言っている。これは理に適っているようで、実際にはそうではない。

―――参政権と国籍取得には因果関係を置くべきではない。外国人が日本の永住ビザを獲得したと言うことは、政府が自国籍を維持したまま日本に永遠に居住することを許可したと言うことなのだ。長期間この土地に住み、法律に従って納税するのだから、参政権を行使して居住地区に意見を表明するのは必要なことであり、合理的なことである。

「因果関係を置くべきではない」のは、正しく言えば参政権と納税に対してである。これは日本の選挙制度を理解していない言ではあるが、アジテーションである以上、そのようなことはどうでもいいのだろう。

在日中国人の多くが、日本への納税に不満を持っているのはよく聞くが、いやなら帰国すればいいだけの話だ。

■中国の膨張の動きと無関係ではあるまい

それでも論文は、最後にこう主張する。

―――永住外国人に地方参政権を付与するのは社会文明の発展的な必然であり、社会進歩の体現でもあるのだ。

参政権付与が「社会文明の発展的な必然」で「社会進歩の体現」だと言うなら、故国に対して選挙制度の導入を求めたらいい。それもしないで日本の弱体化ばかりを求めるから、「日本の国家に危害を及ぼす」存在だと看做されるのだ。

もっともこうした中国人のアジテーションは、参政権付与を推進する日本人勢力には援護射撃となることだろう。

だが国民一般が忘れてはならないのは、歴史的に見て中国は、まずは「人」が周辺地域に拡散し、その地に文化的、軍事的影響力を押し広げ、そこを併呑して版図を拡大し続け、その結果見られるのが今日のあの広大な領土であることだ。

今日でも膨張の尖兵が「人」であることに変わりはないし、むしろ交通技術、軍事技術が飛躍的発展を遂げた今日、その役割はさらに大きく有効なものになっている。

これまで参政権を要求してこなかった在日中国人だが、あたかも民主党政権の「反日」政策に呼応するかの如く、政治的な影響力の行使に動き始めたかのようだ。

もしや「東アジア共同体」作りの下準備か。

こうした危険な動きが露見し始めたことを機に、国民は外国人参政権付与の危うさを、さらに真剣に考えるべきである。

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参加を!
11.14 日本解体阻止!!第2弾 守るぞ日本!国民大行動


日本の長い歴史と伝統文化の国柄を解体し、明らかな憲法違反でもある「外国人地方参政権」を日本国民の名において拒否し、これを推進しようとする民主党に対して、断固として許さず、抗議します。 皆様のご参集・ご賛同を、お待ちしております!

期日 平成21年11月14日(土) ※ 雨天決行!

内容

10時00分~12時00分 有楽町マリオン前にて 街頭宣伝

13時00分~14時00分 常盤橋公園にて デモ準備・隊列 
※ 常盤橋公園(東京都千代田区大手町2-7-2) 東京メトロ半蔵門線「三越前」駅 徒歩2分

14時00分~15時00分 デモ行進  常盤橋公園 → 日比谷公園

15時30分~17時30分 有楽町マリオン前にて 街頭宣伝

※ 案内チラシ(地図付き)は こちら → http://www.ch-sakura.jp/sakura/savenippon-protest1114_flyer.pdf
※ 詳細は こちら → http://www.ch-sakura.jp/topix/1290.html

登壇予定 [敬称略・順不同]

高市早苗(衆議院議員)、西村眞悟(前衆議院議員)、赤池誠章(前衆議院議員)、馬渡龍治(前衆議院議員)、小田村四郎(元拓殖大学総長)、井尻千男(拓殖大学日本文化研究所顧問)、西尾幹二(評論家)、田母神俊雄(前航空幕僚長)、小林正(教育評論家)、百地章(日本大学教授)、西岡力(「救う会」会長代行・東京基督教大学教授)、増元照明(「家族会」事務局長)、山際澄夫(ジャーナリスト)、伊藤玲子(元鎌倉市議会議員)、三輪和雄(日本世論の会会長・正論の会代表)、藤井厳喜(国際問題アナリスト)、西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)、大高未貴(ジャーナリスト)、三橋貴明(経済評論家・作家)、松浦芳子(草莽全国地方議員の会代表・杉並区議会議員)、土屋敬之(東京都議会議員)、三宅博(前八尾市議会議員)、永山英樹(台湾研究フォーラム会長)、村田春樹(外国人参政権に反対する市民の会東京代表)、平田文昭(アジア太平洋人権協議会代表)、英霊来世(ミュージシャン) ほか地方議員多数

賛同者 [敬称略・順不同] 

渡部昇一(上智大学名誉教授)、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、田久保忠衛(杏林大学客員教授)、日下公人(評論家・社会貢献支援財団会長)、中山成彬(前衆議院議員)、下村博文(衆議院議員)、山谷えり子(参議院議員)、西田昌司(参議院議員)、古川禎久(衆議院議員)、有村治子(参議院議員)、すぎやまこういち(作曲家)、藤岡信勝(新しい歴史教科書をつくる会会長・拓殖大学教授)、伊藤哲夫(日本政策研究センター代表)、宮崎正弘(作家・評論家)、八木秀次(日本教育再生機構理事長・高崎経済大学教授)、花岡信昭(ジャーナリスト・拓殖大学大学院教授)、井上和彦(ジャーナリスト)、柚原正敬(日本李登輝友の会常務理事) ほか

主催 草莽全国地方議員の会、外国人地方参政権絶対阻止行動委員会、日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会 ほか

協賛報道 日本文化チャンネル桜、國民新聞

ご連絡先 草莽全国地方議員の会 TEL 03-3311-7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL 03-6419-3900


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「ゴルゴ13」がウイグル潜入中―中国「核犯罪」がテーマで一読の価値あり

2009/11/12/Thu
昨晩、地方に住む知人から、ビッグコミック連載の劇画「ゴルゴ13」最新作の舞台は東トルキスタン(中国・新疆ウイグル自治区)だと聞かされた。そしてこれをイリハム・マハムティ氏(日本ウイグル協会会長)に教えてあげてくれと言われたので、同氏に電話で伝えるとともに、自分自身も近所で入手した。

第四百九十七話「楼蘭・さまよえる死神」がそれだ。

今回は「中編」だった。「前編」は読んではいないが、次のようなあらすじのようだ。

亡命ウイグル人のガーディ議長(世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長がモデル)の部下で、中国に不満を募らせるウルハムが、先日のウイグルの騒乱のさなかに病院から国家機密である核実験犠牲者のデータを奪取した。手負いのウルハムは国外逃亡を図り、中国軍に追われながらタクラマカン砂漠へ入る。そこでガーディは追っ手を倒してくれとゴルゴ13に依頼する。ウルハムの逮捕によって騒乱がウイグル人過激分子によるものと中国に宣伝されたくないからだ。かくしてゴルゴも砂漠へ。しかしそここそが核汚染の地帯だった・・・。

作品では、砂漠に入った中国軍兵士たちも、そこが地獄の危険地域だとは知らされていない。ちょうど砂漠緑化のため現地入りしていた日本人研究員も、ウイグル人から実態を初めて聞かされて驚愕するが、時すでに遅し。放射能に犯されてしまったようだ。

おそらく読者の多くも、核汚染の事実は初耳だろう。何しろ日本のメディアの多くは、中国の核犯罪の「秘密」には触れてこなかった。NHKなどはこの「秘密」に気付きながらも、人気番組「シルクロード」を制作し、その結果、何も知らない何万もの人々が現地観光へと誘われてしまった。

さらに中国政府は今まさに、この地帯を含む「シルクロード」の世界遺産登録の申請を準備中である。

作品ではロプノール核実験場もリアルに描かれており、衝撃的だ。だからそのような意味からも、一読の価値があると思う。いや、広く読まれることを願いたい。

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 ビッグコミック(11月25日号)に収載

今回ゴルゴは、いよいよ中国軍と交戦状態に入り、早くもヘリ一機を撃墜している。名前からしてイリハム氏がモデルかとも思えるウルハムの行く末も気になり、「後編」を待ち望んでいるところだ。

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第6回 東トルキスタンデモ in 大阪(独立記念)の動画

第6回 東トルキスタンデモ in 大阪(独立記念)11/8
http://www.youtube.com/watch?v=pg1Xl64cMVM
http://www.youtube.com/watch?v=OYpoKzDaWbA
http://www.youtube.com/watch?v=6UIHuVRPCks
http://www.youtube.com/watch?v=3vuxzJGD2RU
http://www.youtube.com/watch?v=GcxLbERfbes
http://www.youtube.com/watch?v=tOGfSO3vtoQ
http://www.youtube.com/watch?v=PGHcR5JdlRI
http://www.youtube.com/watch?v=pTQ50oAS3m0

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

■11・14 東京 第二回東トルキスタン独立記念行事

http://uyghur-j.org/news_20091114.html

1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。
現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。
この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。
今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。
関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援した日本人についてお話をいただきます。
中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。
皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。

              日本ウイグル協会会長 
              世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティ

【日時】  
11月14日(土) 18:30-21:00

【場所】 
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B

【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授 

【内容】 
独立記念行事 18:30~19:00
記念講演    19:00~21:00   

関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」

【会費】 1000円 
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463
Mail: [email protected]
URL: http://uyghur-j.org



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対日関係を守り続けた台湾人政治勢力とその危機―今、中国の脅威の前で立ち上がるのは日本の番だ

2009/11/11/Wed
東アジア・西太平洋において拡大一方の中国の影響力。その前で日本と台湾は明らかに「生命共同体」である。台湾が中国に奪われれば日本も終わりだと言うくらいの認識を持ったほうがいい。そしてその逆も然りである。

したがって日台の関係強化が今ほど求められている時代はないのだが、幸い両国の間には戦前以来の深い感情の絆ばかりでなく、戦後世代間においても相互理解が進んできた。

もっとも新世代交流は自然発生のものではない。そもそも台湾には老世代の「親日」感情はあっても、日本は官民ともに「反台」だった。なぜなら政府、メディアは対中関係への配慮で台湾を無視してきた。国民も自ずと台湾の存在すら関心を寄せなかったのだ。

そうした日本人に、台湾の新世代もまた、あまり関心を寄せることはなかった。ところが九〇年代後半以降、新世代間の相互理解が進み始めた。それはなぜか。

そうした両国交流の高まりを象徴する人物は誰かと言えば、多くの人は李登輝氏を挙げるだろう。実はその李登輝氏が、中国の脅威を牽制する一方で、「日台生命共同体」論を唱え、日台関係強化の戦略を推し進めていたのである。かくして日台間では新たな戦略関係が芽生えだした。

しかし馬英九総統の国民党「反日」政権が昨年発足し、日本側に台湾不信の声が広がりつつある。在台中国人が主導する同政権の「反日」は本物だ。なぜなら自ら進んで中国に傾斜し、それが「日台生命共同体」を危機へと追いやっているからだ。

しかし台湾政府が「反日」に走るからと言って、日本人が再び台湾無視の「反台」に戻っていいと言うことにはならない。むしろ台湾人の李登輝氏に代わり、日本人こそが両国関係強化の戦略を立てる番なのである。

日台関係の脆さは、台湾の「親日」だけにすがる日本人の側にあるとの認識はあまり持たれていないが、それではだめなのだ。

そうした状況下で日本人必読の文章がある。

それは台湾の週刊誌「新台湾」(〇七年六月十四日号)が掲載された陳宗逸・同誌主任記者の文章「重建台灣精神」(台湾精神を再建せよ)だ。国民党政権発足の約一年前に書かれたものだが、ここでは李登輝氏ら台湾の人々が、いかに日台関係を守り、その強化ために努力してきたかの一端を知ることができる。

日本人には感動的でもある。そしてそうした台湾人の努力をほとんど知らないできたことに申し訳なさも感じさせる。

以下は、その抄訳だ。


台湾精神を再建せよ 陳宗逸

原文(漢語)
http://magazine.sina.com/newtaiwan/586/2007-06-14/ba35131.shtml

李登輝前総統の日本訪問により、日本国内では再び「李登輝ブーム」が巻き起こり、台日関係は「奥の細道」「後藤新平」の上で未曾有の強まり見られた。(※〇七年五月、李登輝氏が訪日。奥の細道を歩くとともに、台湾近代化のレールを敷いた後藤新平・台湾総督府民政長官を顕彰したことで第一回後藤新平賞を受賞している)

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李登輝氏の訪日で、日台関係は未曾有の強まりを見せた

李登輝氏が実権を握った九〇年代初期以降の約二十年間で、台湾は民主化、本土化(台湾化)、政権交代を遂げ、日本との関係も突破性ある発展を見せた。

李登輝氏は知日、重日で、国民党時代に徹底された仇日教育の排除に成功し、十二年間の執政で台湾本土化を進める中、巧妙に「日本」と言う因子を浸透させた。「哈日」(日本大好き)ブームを見るだけでも、通俗文化が改変されたことがわかる。

台湾の蒋家政権(蒋介石・経国政権)の仇日教育は一九七二年の「日中国交正常化」以降に高潮期へと入った。国民党政府は書籍、映画、テレビ番組、娯楽用品など、すべての日本文化産品の輸入を停止した。当時の国民党経営の中央電影や党、政府、軍が支配するテレビ局は、不断に仇日作品を制作し、それに合わせて新編の仇日歴史教科書を仇日教育の重点とした。

蒋家政権の四十年に近い仇日恨日教育により、台湾の一九五〇、六〇年代世代は「不知日」の状況下で成長した。日本統治時代を記憶する上の世代の「日本精神」とはまったく関係が失われた。

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蒋家政権の仇日教育で「不知日」世代も育った

(その世代に属する)呉念真氏(映画監督)は「私の世代は、上の世代を理解するのに時間がかかった。下の世代の日本を追う現象にも理解しなければならない。日本文化ほど台湾に深い影響を及ぼす異国文化はないのだ」と語る。

李登輝氏の「知日」ぶりは手始めとして、司馬遼太郎氏との『台湾紀行』に収録される同氏との対談記事であらわれた。これは数十年間も仇日教育が行われてきた台湾で最初に灯された灯火である。そしてさらに李登輝氏は小林よしのり氏の取材に対し、「もし台湾が日本の統治を受けなければ、今頃は海南島より悲惨だった」と語った。

小林氏の『台湾論』は、ほとんど『台湾紀行』の続きと言え、台日間の相互理解ブームを巻き起こした重要な鍵となった。茂呂美耶氏(日台文化ウォッチャー)は「十年前、大部分の日本人は台湾問題を中国の内政問題と捉え、口を挟んではならないと考えていた。しかし李登輝氏の登場以来、みな徐々にそれは事実に反する北京政府の主張だと理解し始めた。『台湾論』の出版後は、日本統治の歴史も知らなかった若者たちが、台湾を深く理解し始めようと動き出した」と語る。

敵視はあっても交流のなかった台湾と日本との間で共通言語が見出されるようになった。後藤新平の貢献との事実も、日本統治史への新たな理解のきっかけとなった。こうした微妙な日本統治時代の価値観は、李登輝氏の訪日を巡る主流メディアでの討論を通じ、一般の台湾人の概念の中に深く入り込むことになったのだ

台日関係が密接化するほど国民の相互理解が深まりつつあることは、日本への圧力を高める近年の中国の動きとも関係がある。

中国は一方で日本の借款を供与されながら、一方で日本の内政に干渉し、靖国神社、南京大虐殺、慰安婦、尖閣諸島などの問題でぶつぶつ言っている。こうした政治的圧迫を受ける状況は台湾も同様だ。そうした中、孤島のリーダーに過ぎない李登輝氏が、中国の覇権に身を挺して抵抗する姿もまた、日本を台湾に近づけることとなった。

二〇〇一年に初めて訪日制限を突破したが、当時親中の河野洋平外相はそれを阻止しようとした。李登輝氏はあの時、日本で中国覇権主義への対抗の最高の象徴となった。

二〇〇〇年に政権が交代。〇一年八月、陳水扁総統は拓殖大学総長で保守派の精神的リーダーである小田村四郎氏と会見したが、おそらく側近の建議によるのだろう、この極めて親台的な学者に対し、「歴史の真相は一つ。歴史教科書はいかなる歪曲も改竄も許されない。戦争の歴史には勇気を持って直面し、教訓を汲み取るべきだ」と述べた。

この突発事件に聯合報(在台中国人系)は「李登輝の恋日コンプレックスとは異なる」と賞賛したが、伊藤潔氏(台湾独立派の在日台湾人学者)は激怒し、「完全に中国の観点の異ならならず、最悪の敵中国に接近するものだ」と書いた。

伊藤氏と親しい学者の分析によると、「多分この事件の後、陳水扁氏は各界の独立派の意見を聞き、日本重視に転じるとともに、羅福全氏、許世楷氏を駐日代表にするなど、台日関係の運営を在日の独立派にすべて任せた。彼らは国民党の伝統的外交の人材ではないが、別の方法で対日関係を展開した」と分析する。

民進党政権が継続するなら、それを主導することになる知日の謝長廷氏は、どのように「日本精神」を受け入れるのか。総統選挙の主軸として「台湾維新」を叫んでいるが、これは明らかに日本の「明治維新」に倣ったものだ。

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知日派の謝長廷氏が総統選挙で訴えの主
軸としたのが明治維新に倣う「台湾維新」


ある日本文化の研究者によれば、「それはもちろんすばらしいことだ。明治維新は脱亜入欧で儒教の徹底放棄。国民精神の抜本的改革だった」とするとともに、「謝長廷氏の維新は海洋立国、そして信頼と愛を強調している。これも日本精神だろう」と言う。そして「明治維新後の今日の日本人は、反改革で幕府を擁した先烈も、激烈な改革を行った志士も一様に崇拝している。台湾社会はこのような深みに掛けており、謝長廷氏がこのような精神的な変革を成し遂げられるかどうかを見守るしかない」と語っている。

一方、保守的な統一は勢力の馬英九はどうか。その研究者は「彼の周辺には日本通は一人もいない。先日の訪日で安倍晋三氏と会見したとの嘘のニュースを流したのも、危機的情勢を物語っている」と指摘する。



おおよそ、このような内容である。日本の安全保障には極めて重要な対台湾関係は、李登輝氏ら台湾人側の努力により、ここまで発展していたのである。

ところがこれが書かれた後の総統選挙で、謝長廷氏は敗れて馬英九氏が政権を握り、李登輝氏以来の対日重視路線は頓挫し、逆に日台の「最悪の敵」である中国への急傾斜路線へと切り替えられたわけだ。

台湾社会も、「台湾維新」どころか、かつての国民党「暗黒」時代への回帰の兆しも現れつつある。たとえば上記の文章を書いた陳宗逸氏だが、昨年十二月、突如として調査局の家宅捜査を受けている(四人は在台中国人だった)。理由は「汚職」。しかしそれはまったくのでっち上げだった。

つまり台湾人から政権を奪還した国民党中国人による復讐である。反国民党の独立派メディアやジャーナリストがその標的で、その代表的なメディアの「新台湾」も恫喝、弾圧の対象となったのである。

今度は日本人の側が立ち上がらなければならないと言うのは、このような状況があるからでもある。

もしそうでなければ、台湾人が中国と言う強大な敵を後ろ楯にする国民党の支配下に置かれてしまった今、「日台生命共同体」はいったい誰が守ると言うのか。

なお、中国を主軸とせざるを得ない「東アジア共同体」など「日台生命共同体」を否定するものであることを強調したい。

鳩山由紀夫首相の構想には、そこに「台湾」も含まれることになっているが、それは「中華人民共和国台湾特別行政地区」としての「台湾」であろう。そうでなければ、中国が絶対に許さない。

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岐阜・小林よしのり先生講演会
(愛知・岐阜李登輝友の会秋季講演会)


すでに椅子席は予約済み。当日は立ち見につき、会場へはお早めに。

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日時:平成21年11月15日 13:30受付開始 14:00開演 16:00閉会

場所:グランパレホテル5階(岐阜駅前)
  http://www.grandpalais.co.jp/index.html
  岐阜市金町8-20  TEL 058-265-4111
  名古屋駅から新快速で18分。JR岐阜駅北口から徒歩2分
  例)名古屋13:15発大垣行新快速、岐阜13:33着、運賃450円

参加費:1.000円
 
懇親会:同フロアにて準備が整い次第(5時目安)開催 会費6.000円
 なお、小林よしのり先生は後の時間の関係上1時間にて退席されますこと、ご了承ください。

主催:愛知・岐阜日本李登輝友の会

お問い合わせ:日本李登輝友の会愛知県支部
〒465-0024 愛知県名古屋市名東区本郷二丁目96番地 
本郷南部マンション302号渡辺裕一事務所内
TEL 052-760-1556  FAX 052-760-1557 
E-mail:[email protected]
事務局:渡辺裕一



チベット人歌手alanさんは中国に悪利用されているか

2009/11/10/Tue
■幸福なイメージのチベット人歌手  

日本で活躍し、すばらしい美声で人々の心を打つ中国人女性歌手のalanさんはチベット民族。四川省のカンゼ・チベット族自治州の出身だ。

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カンゼはもともとはチベットの領土だが、清朝の支配を受けて四川省に編入された、辛亥革命による清朝解体で、チベットと中華民国との係争の地となるが、西康省が置かれて中国に併呑され、中華人民共和国の成立で再び四川省に組み込まれた。

だから当地に棲息するパンダは今では「中国の動物」。それと同様にalanさんらチベット人も「中国人」となるわけで、チベット史の悲哀を思わざるを得ない。

ところで、私の知人でサブカルチャーに詳しいBさんは、alanさんを高く評価する一人だが、彼女が中国の対日宣伝工作に利用されてはいないかと懸念している。

なぜなら先ず第一に、「チベット」と言えば「虐げられた民族」との印象があるが、美しい彼女は明らかに、中国統治下で幸福に育った女性にしか見えない。

しかもalanさんはもともと中国人民解放軍の歌手。中国には「民族和解」の象徴として位置づけることも可能だ。

音楽の才能に恵まれた彼女が声楽を学ぶために入ったのが解放軍の芸術学院だったのだ。ステージに立つときにもしばしば軍服を着用していた。

その彼女が、日本のレコード会社大手のエイベックスの中国進出拠点であるavex chinaの北京での新人発掘オーディションに現れたのが二〇〇六年。軍服姿だったそうだ。

かくしてエイベックスでの日本デビューが決定した。

■NHK「中国語講座」に登場した姿に驚く

Bさんがオーディションでのalanさんの映像を見たのは〇八年。NHKの語学番組「テレビで中国語」においてだった。

「テレビで中国語」と言えば、日本で最も親中的とされるテレビ番組だ。中国人の美男、美女を出演させるなどで中国の親近感を強調するほか、しばしば台湾のタレントまで登場させ、台湾が中国の一部であるかのような印象操作まで行っている。

そこで彼女が映し出されたわけだが、Bさんはかねてからチベット問題に関心があるため、血のイメージがともなう解放軍の軍服に、まず驚きと抵抗を感じた。「なぜこの番組がこのようなものを」とも。

だが一般の視聴者はあまり気にしないかもしれない。軍服を着ても可憐な彼女を通じ、逆に解放軍に親近感すら抱いてしまうのではないか。

■「中国脅威論」打消しの宣伝に利用の可能性

それでBさんは、さらに疑い始めた。解放軍への警戒心を解くためのコマの一つとして、彼女が使われてはいないかと。実際に中国は世界に広がる「中国脅威論」の打消し宣伝に躍起になっているところである。

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解放軍歌手時代のalanさん。当時の可憐な姿に惹かれる日本のファンは少なくないと言う

alanさんはデビュー時から一貫して「愛と平和を伝えるシンガー」として売り出されている。本人も活動の根本にあるのは「世界平和」で、自身の歌がアジア諸国との架け橋になれば幸せだと語っている。

本人は真剣にそうした思いを抱いているのだろう。だがそれが中国の宣伝工作に利用されていないとの保証はない。

なおオーディションの映像は、エイベックスの番組「channel-a」(東京MX、テレビ神奈川等)でも流されたそうだ。

■「チベット」への政治的配慮が働いていないか 

〇八年四月八日、日本ではダライ・ラマ法王を支持する多数の文化人が、前月のチベット弾圧事件に抗議する「14世ダライ・ラマ法王と中国政府首脳との直接対話を求める声明文」を発表した。だがそこには、法王を深く敬愛し、「日本のリチャード・ギア」とも目されていた坂本龍一さんの名が見えず、ちょっとした話題となった。

当時、坂本さんはalanさんの才能に注目し、彼女の新曲「懐かしい未来〜longing future〜」をプロデュースしていた。この曲はNHKの地球エコプロジェクト「SAVE THE FUTURE 2008」のイメージソングで、レコーディングがNHKで行われたのは声明文発表から約二週間後の四月二十三日。

その番組で坂本さんは、「中国の中のチベット族として、しかも日本で活躍して、同じアジア人としていろいろな思いがあると思うが、隣人同士仲良くしていくと言う気持ちを入れてくれたら嬉しいかな」と、alanさんへの期待を語っている。

Bさんは、坂本さんが敢えて「中国の中のチベット族」と強調したことに、日本人によく見られる中国(の宣伝)への政治的な配慮を感じ取った。

声明文はチベットでの騒乱をダライ・ラマ法王の煽動と決め付ける中国の宣伝報道を批判するものだったが、坂本さんの姿勢はそれと対立するかのようだった。

ちなみにNHKは九〇年代、チベット人と中国との対立原因はチベット仏教だとするなど、中国の宣伝そのものの報道を行っていた放送局だ。最近でも中国がチベット支配強化のために敷設した青蔵鉄道を好意的に紹介する「青海チベット鉄道」や「関口知宏の中国鉄道第紀行」などを放送している。

Bさんによれば、「懐かしい未来〜longing future〜」などで聞かれるチベットフェイク(高音フェイク)は、中国語版ではなぜか入っていないが、それは中国で「チベット」は政治問題となるからだとの指摘がある。小倉智明さんがテレビ番組でそう言ったらしい。

■映画「レッドクリフ」に込められた中国の戦略

その年十一月に日本でも公開されて大ヒットした中国映画「レッドクリフ」は、あの国の歴史ロマンで世界中を魅了するための、中国のソフトパワーの一環だとBさんは見ている。

なぜならBさんの周囲には、実際にこの作品を見て、中国に親しみを抱いた人が何人もいるからだ。あたかも韓国ドラマであの国への親近感が広がったようにだ。

また台湾の人気スターたちも出演させたのは、中国が好む「台湾は中国の一部」とのイメージ工作だとすら考える(ちなみに、製作総指揮を務めた中国電影集団公司の韓三平総裁は最近、中国建国六十周年を記念した愛国映画「建国大業」を作っているそうだ)。

そしてその主題歌を歌ったのがalanさんだった。この映画の製作にはエイベックスも三十億円も投じているため、それに自体に何の不思議もない。

ただ同作品のカンヌ映画祭での記者会見で、監督、出演者とともに現れた彼女の姿を見たBさんは、これで「チベットは中国の一部」とも受け取られると直感。alanさんは中国に利用されているとの念をますます深めたと言う。

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カンヌでの記者会見でジョン・ウー監督、出演者らと

■凄まじい中国のソフトパワー攻勢とチベット人の悲哀

台湾にあるavex taiwanには、日本に進出してもおかしくない台湾人歌手を何人か抱えている。しかしエイベックスがなかなか日本デビューをさせないのは、中国への何らかの配慮をしなければならないからか。

これはあくまでもBさんの想像だ。中国進出に力を入れるがために、あの国のソフトパワー戦略にうまく利用されているのではないかと。

もし仮にそれが事実なら、このレコード会社はNHKと同じ道を余儀なくされることになるかも知れない。

そもそも中国とは、利益誘導によって、さまざまなものを政治の具にする国だからだ。

世界の人々から警戒心を奪うためのソフトパワー攻勢も凄まじく、利用できるものは何でも利用する。

だがあの国のソフトパワーとは膨張主義の戦略的な柱の一つ。

かつてその膨張で呑み込まれたチベット出身の若きalanさんが、「愛と平和」の夢を描きながらも、知らず知らずのうちにそうしたものに奉仕させられているのだとしたら、これもまた悲哀以外の何物でもない。

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台湾研究フォーラムより報告と案内

本会は11月8日、文京区民センターで、国際アナリストの藤井厳喜氏を講師にお招きし、第128回定例会を開催した。演題は「無制限戦争時代における台湾の地位―グローバル地政学から見た台湾独立」。同氏の新著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』(総和社)の出版を記念してのものだった。

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講演の内容は以下のように、その本の内容に沿ったものとなった。

1.『NHK捏造事件と無制限戦争の時代 』出版妨害事件の真相
2.無制限戦争時代における日本と台湾
3.日本と台湾の共時性(シンクロニシティ)
 ・ 群雄割拠化する世界
 ・ 米中共同統治
 ・ 経済至上主義の結末
4.地政学的観点から

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百数十名の参加者が熱心に耳を傾ける姿が印象的で、新著が中国の超限戦(情報戦など)への警戒、対抗を呼びかけるものなら、会場は超限戦対抗のための運動の「決起集会」さながら。会場での同書の先行販売でも百冊以上が売れたと言う。

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総和社より11月中旬に発売予定(2100円―税込)

閉会後の懇親会も、講師を囲んで賑やかに行われた。

なお、次回の定例会は下記の通り。奮ってご参加ください。
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【案内】台湾研究フォーラム 平成21年忘年会(第129回定例会) 
  
本会は今年も、鋭意台湾問題に取り組み、毎月の定例会の開催や、台湾正名運動、NHK「JAPANデビュー」に関する活動の展開などを行ってまいりました。
その一方で日台の政局、中国の動向などはますます混迷の度合いを深めつつあり、日台関係の強化を訴える本会の使命はいや増すばかりです。
そこで来年もさらに活動を拡大すべく、年の終わりに恒例の忘年会を開催し、ますますの英気を養いたいと思いますので、会員、非会員とを問わず、問題意識を同じくされる方々には、万障お繰り合わせの上ご参加くださるようお願いいたします。

日時 12月5日(土)午後5時~7時半

場所 三平酒寮別館4階 
(JR新宿駅東口、アルタビルの裏。一階は百円ショップ)
    電話 03-3352-5351

会費 3500円(飲み放題)

【特別スピーチ】国民党の国民党県政によって弾圧を受けてきた烏来の「高砂義勇隊英霊記念碑」の問題がようやく解決しました。そこで当日は最近現地を訪れた片木裕一副会長より最新報告が行われますのでご期待ください。

申し込み(必須) 準備の都合上、12月3日までに下記へお願いします。
E-mail:[email protected] 
FAX: 03-3868-2101
電話:090-4138-6397

●会場では21年度会費を受け付けます。新会員も募集します。
年会費2000円 会員は毎月の定例会参加費(1000円)が500円になります。



【大阪】台湾研究フォーラム関西 日本と台湾を考える集い(関西)第9回例会のご案内

【日時】11月29日(日) 午後1時半~4時45分
【場所】大阪市立難波市民学習センター 講堂
http://www.osakademanabu.com/namba/

【演題】『この20年の台湾、これから20年の台湾』

【講師】梶山憲一氏 「な~るほど・ザ・台湾」編集顧問、まどか出版編集長
な~るほど・ザ・台湾 http://www.naruhodo.com.tw/
まどか出版 http://www.madokabooks.com/index.html

【参加費】一般 1,000円  学生・留学生 500円

台湾のホテルでお泊まりになられた方は一度は「な~るほど・ザ・台湾」誌を目にされたことがあると思います。同誌は観光案内に加え台湾の社会・経済・風土等を鋭く分析した記事もありフリー・ペーパー誌とは思えない充実したものです。長らく編集に携われた経験からお話を頂戴いたします。

第2部では、今春岐阜大学大学院を卒業され、大阪で働いておられる台湾人(客家)女性による講演も予定しております。恒例となった台湾グッズ抽選会も行います。

詳しくは、以下をご覧ください。
http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/

今回は日曜日開催のです。ぜひお越しください。なお、事前にお申し込みしていただくとありがたいです。
[email protected] 

当日の連絡は 080-1403-3458(近藤)

また、終了後には懇親会も企画しております。

※ 前回例会の様子及びお寄せいただいたご意見等はブログにて掲載しております。
http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/2009/10/8_19.html



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中国傀儡の反日ー沖ノ鳥島問題で台湾・国民党政権が敵対姿勢

2009/11/09/Mon
■港湾建設の決定に反撥する中国人 

中国は八月、国連大陸棚限界委員会に対し、日本最南端の島である沖ノ鳥島を「人の居住または経済的生活を維持できない岩」と認定するよう求めた。

日本は沖ノ鳥島の周囲に国土面積(約三十八万平方キロ)を上回る約四十万平方キロのEEZを設定するが、ここが「岩」とされると、EEZは否認されてしまう。こうした事態を受け、政府は十一月六日、同島に港湾施設を設ける方針を決めた。

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沖ノ鳥島。国旗を掲揚するのは石原慎太郎・東京都知事

それを速報したのが産経新聞(七日)だが、その報道は直ちに中国の複数のニュースサイトによって批判的に取り上げられた。

たとえば産経の記事は次のように書く。

―――沖ノ鳥島周辺にはレアメタル(希少金属)などの海底資源が存在するとみられている・・・。

―――中国は台湾有事への米軍の介入に対抗するため、制海権の防衛ラインとして南西諸島から台湾に至る「第1列島線」を設定。さらに外側の小笠原諸島からサイパン、グアム島を結ぶ「第2列島線」への進出を意図しているとみられ、沖ノ鳥島は要衝となる。

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産経の掲載図。沖ノ鳥島が要衝の位置を占めている
ことがわかる


そこで中国、香港のサイトは中国の立場から、そうした経済面、安保面での日本の意図を批判するのだ。

「日本政府は沖ノ鳥礁(中国政府による呼称)に港湾と自衛隊基地の建設を決めた」との報道も出回っている。

これは産経記事の次の部分を誤訳したもののようだ。

―――国土交通省は22年度予算の概算要求で「離島における活動拠点の整備」のため、数億円規模の調査・設計費を計上した。海上自衛隊、海上保安庁、気象庁の職員らが滞在する南鳥島とあわせ現地調査や概略設計を行う方針だという。

■政府決定は台湾の安全保障にも有利のはずだが

台湾でも産経の記事は注目された。

記事を詳細に紹介したのが最大手紙の自由時報だ。日本側の決定を客観的に取り扱っていることは、「中国に手を染められるのを阻止するため、沖ノ鳥島に港湾建設を決定」とのタイトルからもうかがえよう。

日本の動きは台湾にも完全に有利だ。沖ノ鳥島は台湾とグアムの米軍基地とのほぼ中間点に位置する島である。日本が島周辺のEEZを確固たるものとし、対米潜水艦作戦のための同海域での中国の調査活動を牽制することで、最大利益を受けるのは台湾なのである。

中央通訊(信)社も同様に客観的な紹介をしていた。こちらのタイトルは「主権強調、利益確保のため港湾建設決定」だった。

ところが、この記事に批判的な反応も見られた。外交部(外務省)の対日窓口である亜東関係協会の陳調幹事長である。

■日台分断に乗り出した在台中国人政権

陳調氏は八日、「もし島だと主張するなら、国連に関連資料を提出し、国連から周辺国家に知らせるべきだ。台湾や中国大陸、韓国は島ではなく岩と見ている」との認識を示した。そして「中華民国政府も、関係国の利益に影響を与えるとの認識で、日本の動きに注目している」とも述べている。

しかし日本の「動き」が、いったいいかなる台湾の「利益」を損なうと言うのか。

言うまでもなくこれは、在台中国人(外省人)主導の国民党政権が、中国の傀儡となった結果である。あの政権には「なぜ台湾人の島を守るため、“祖国”である中国とわざわざ対峙しなければならないのか」との意識がある。もし中国が日本を「脅威」と認定するなら、それに与することも辞さないのだろうか。

日台の分断を望む中国のニュースサイトはさっそく、この発言を嬉々として報じている。「台湾も日本に反対だ」と。

■台湾との提携アピールが安全保障に繋がる

国民党寄りの台湾紙中国時報は、この発言を受け、「東亜海上権争いで世界の火薬庫になる」との一文を掲載。 日本と台湾・中国間での尖閣諸島問題、日韓間での竹島問題、台湾、中国、ベトナム、フィリピンなどとの間のパラソル(西沙)、プラタス(東沙)、スプラトリー(南沙)諸島問題が未解決で、しかも米軍がイラク、アフガンに釘付けで東亜のパワーバランスに空白が生じる中、日中韓越が軍備増強に向かうのに対し、兵器購入もままならない状況にある台湾はいかに対処すべきかなどと警鐘を鳴らす。

だが、台湾にとって対処方法はただ一つだ。どこが真の敵で、どこが真の味方であるかを見定めること以外にないだろう。

台湾・国民党政権の今後の動向次第で東アジアは、本当に火薬庫となるかも知れない。

日本は従来の台湾無視の政策姿勢を捨て、中国の脅威の前での提携強化のアピールを、台湾国民に対して行うべきだ。それもまた、あの傀儡政権への大きな抑止力をも生む、有効な安全保障政策とも言えるだろう。


【過去の関連記事】沖ノ鳥島を「岩」と呼ぶ中国の西太平洋戦略に勝てるか
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-864.html 

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11.14 日本解体阻止!!第2弾 守るぞ日本!国民大行動

期日 平成21年11月14日(土) ※ 雨天決行!

内容

10時00分~12時00分 有楽町マリオン前にて 街頭宣伝

13時00分~14時00分 常盤橋公園にて デモ準備・隊列 
※ 常盤橋公園(東京都千代田区大手町2-7-2) 東京メトロ半蔵門線「三越前」駅 徒歩2分

14時00分~15時00分 デモ行進  常盤橋公園 → 日比谷公園

15時30分~17時30分 有楽町マリオン前にて 街頭宣伝

※ 案内チラシ(地図付き)は こちら → http://www.ch-sakura.jp/sakura/savenippon-protest1114_flyer.pdf
※ 詳細は こちら → http://www.ch-sakura.jp/topix/1290.html

登壇予定 [敬称略・順不同]

高市早苗(衆議院議員)、西村眞悟(前衆議院議員)、赤池誠章(前衆議院議員)、馬渡龍治(前衆議院議員)、小田村四郎(元拓殖大学総長)、井尻千男(拓殖大学日本文化研究所顧問)、西尾幹二(評論家)、田母神俊雄(前航空幕僚長)、小林正(教育評論家)、百地章(日本大学教授)、西岡力(「救う会」会長代行・東京基督教大学教授)、増元照明(「家族会」事務局長)、山際澄夫(ジャーナリスト)、伊藤玲子(元鎌倉市議会議員)、三輪和雄(日本世論の会会長・正論の会代表)、藤井厳喜(国際問題アナリスト)、西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)、大高未貴(ジャーナリスト)、三橋貴明(経済評論家・作家)、松浦芳子(草莽全国地方議員の会代表・杉並区議会議員)、土屋敬之(東京都議会議員)、三宅博(前八尾市議会議員)、永山英樹(台湾研究フォーラム会長)、村田春樹(外国人参政権に反対する市民の会東京代表)、平田文昭(アジア太平洋人権協議会代表)、英霊来世(ミュージシャン) ほか地方議員多数

賛同者 [敬称略・順不同] 

渡部昇一(上智大学名誉教授)、小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、田久保忠衛(杏林大学客員教授)、日下公人(評論家・社会貢献支援財団会長)、中山成彬(前衆議院議員)、下村博文(衆議院議員)、山谷えり子(参議院議員)、西田昌司(参議院議員)、古川禎久(衆議院議員)、有村治子(参議院議員)、すぎやまこういち(作曲家)、藤岡信勝(新しい歴史教科書をつくる会会長・拓殖大学教授)、伊藤哲夫(日本政策研究センター代表)、宮崎正弘(作家・評論家)、八木秀次(日本教育再生機構理事長・高崎経済大学教授)、花岡信昭(ジャーナリスト・拓殖大学大学院教授)、井上和彦(ジャーナリスト)、柚原正敬(日本李登輝友の会常務理事) ほか

主催 草莽全国地方議員の会、外国人地方参政権絶対阻止行動委員会、日本文化チャンネル桜ニ千人委員会有志の会 ほか

協賛報道 日本文化チャンネル桜、國民新聞

ご連絡先 草莽全国地方議員の会 TEL 03-3311-7810
日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL 03-6419-3900


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各国を威嚇する中国空母の建造状況/台湾の国家安全局長が報告

2009/11/08/Sun
十月二十九日の米国での講演で、米国の排除は「重大な誤り」と、鳩山由紀夫氏の「東アジア共同体」構想を批判したシンガポールのリー・クアンユー顧問相。

やがて登場する空母を備えた中国の外洋型海軍は、「中台間の紛争に対する外国の関与を阻むだけではない」とし、日米、インドなどの周辺国は警戒すべきだと訴えた(産経新聞、十月三十日)。

中国はいまだ空母を建造するとは表明していないが、すでに中国の国防部報道官は昨年十二月二十三日、二隻の中型空母(五万~六万トン級)を二〇一六年までに建造し、ロシアから購入した旧ソ連空母ワリャーグ(五万八千五百トン)と合わせて三隻体制の運用する方針を示している。北海、東海、南海艦隊にそれぞれ配備する算段である。

報道官は「空母は国家の総合力の体現」とした上で、「領海主権と沿岸部の権益を守ることは中国軍の神聖な職責」と説明したが、「領海主権と沿岸部の権益」云々は、東支那海、南支那海など周辺諸国との係争海域で「総合力を体現」すると言うことだ。

中国の造船会社が広東省広州市で開催している写真展で、同社が将来建造する主要艦船として、空母の想像図を公開した。中国共産党結成100周年に当たる2021年までに中国初の空母を造る方針を示唆した(211017時事)
空母を建造する造船会社が描いた想像図

ところで空母建造は、本格的に始まっているのだろうかか。

台湾の国家安全局(国安局)の蔡得勝局長が十一月四日、立法院(国会)の国防委員会で明らかにしたところによると、「すでに始まっている」。

三月の同委員会で、中共の空母保有の目標を「二〇一六年」ではなく「二〇一二年」とする国安局の分析を示していた蔡得勝氏。その分析は今も変わらないが、目下の進捗状況は順調ではなく、「目標達成は困難。それは国安局だけの見方ではなく、中共内部の見方でもある」と説明した。

國家安全局長蔡得勝
中国の空母建造状況を説明する蔡得勝・国家安全局長

その一方で、「中国の空母建造政策が確定し、遠洋海軍の建設を目標となっていることを示している」との見方を示した。

これは中国空軍指揮学院副院長の朱和平少将少が先ごろ、早期警戒管制機「空警200型」(KJ-200)を空母搭載用に改良している事実を明らかにしたためだと言う。

台湾軍筋によれば、「新空母建造にはなお時間を要するが、大連港でのワリャーグの修理の進度は加速している。すでに国産発動機で航行できるまでになっている」そうだ。

もっとも「空母の操作は簡単なものではない。また衛星網なども同時に開発しなければならない」とも指摘するなど、中国軍の目下の動きは直ちには脅威にはならないとの見方も示す。このあたりは、「中国の脅威」を否定したがる日本の媚中政治家たちが飛び付きそうな話である。

しかし中国は「質」にこだわることなく、目標とする空母保有を意地でも達成することだろう。なぜならその空母の存在自体が「総合力を体現」した威嚇手段となるからだ。

「戦わずして相手を屈服させる」(海軍軍事学術研究所の李傑研究員)ことのできる空母の威力は、中国自身が台湾を防衛する米空母によってさんざん見せ付けられてきたものだ。

西太平洋、そしてインド洋への海軍力の伸張を目指す中国。その固い決意の象徴が、目下進行中の空母建造なのである。

「米国排除」の「東アジア共同体」構想など、米国に代わるプレゼンス拡大を目指す中国のため、日本が自ら進んでお膳立てをするようなものだ。そのようなことを、リー・クアンユー氏は言いたかったはずである。

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耳を傾けるべきリー・クアンユー氏の警告

鳩山氏は最近になり、「米国を排除しない」と言い出したが、実際には「米国入り」の共同体などを中国が容認しないことも知っているはずだ。

今後日本の政治家には、一切の平和ボケ言論を禁じるべきだ。そうしなければ国民は、着々と進行する中国のアジア制覇の危険な動きに、いつまで経っても危機感を抱くことができない。

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日本と台湾を考える集い(関西)第9回例会のご案内

【日時】
11月29日(日) 午後1時半~4時45分
【場所】
大阪市立難波市民学習センター 講堂
http://www.osakademanabu.com/namba/
【演題】
『この20年の台湾、これから20年の台湾』
【講師】
梶山憲一氏 「な~るほど・ザ・台湾」編集顧問、まどか出版編集長
な~るほど・ザ・台湾 http://www.naruhodo.com.tw/
まどか出版 http://www.madokabooks.com/index.html
【参加費】
一般 1,000円  学生・留学生 500円

台湾のホテルでお泊まりになられた方は一度は「な~るほど・ザ・台湾」誌を目にされたことがあると思います。同誌は観光案内に加え台湾の社会・経済・風土等を鋭く分析した記事もありフリー・ペーパー誌とは思えない充実したものです。長らく編集に携われた経験からお話を頂戴いたします。

第2部では、今春岐阜大学大学院を卒業され、大阪で働いておられる台湾人(客家)女性による講演も予定しております。恒例となった台湾グッズ抽選会も行います。

詳しくは、以下をご覧ください。
http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/

今回は日曜日開催のです。ぜひお越しください。なお、事前にお申し込みしていただくとありがたいです。
[email protected] 

当日の連絡は080-1403-3458(近藤)

また、終了後には懇親会も企画しております。

※ 前回例会の様子及びお寄せいただいたご意見等はブログにて掲載しております。
http://taiwankenkyuforumkansai.blogspot.com/2009/10/8_19.html


■11・14 東京 第二回東トルキスタン独立記念行事

1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。

現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。

この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。

今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。

関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援した日本人についてお話をいただきます。

中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。

皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。

日本ウイグル協会会長 
世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティ


【日時】  
11月14日(土) 18:30-21:00

【場所】 
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B

【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授 

【内容】 
独立記念行事 18:30~19:00
記念講演    19:00~21:00   

関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」

【会費】 1000円 
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463
Mail: [email protected]
URL: http://uyghur-j.org

http://uyghur-j.org/news_20091114.html

中国の侵略体質を批判できない日本の識者たち/「北京―東京フォーラム」は日中関係の縮図だ

2009/11/07/Sat
日中の有識者による「第5回北京―東京フォーラム」(言論NPO、チャイナ・デーリー主催)が十一月二日と三日、中国の大連で開催された。

同フォーラムは05年に中国各地で起きた反日暴動をきっかけに、そうした政治レベルでの関係悪化を「民」の力で解決しようと発足したもの。

った「北京―東京フォーラム」=2日(共同)

開会に当たっては鳩山由紀夫首相のメッセージも披露され、全体会議のほか、経済対話、メディア対話、安全保障対話などの分科会が持たれた。

そのうち、二日に行われた安全保障対話だが、議題は「日中協力体制とアジアの安全」。前半の日本側パネリストは明石康氏(元国連事務次長)、白石隆氏(政策研究大学院大学客員教授)、山口昇氏(防衛大学校総合安全保障研究科教授、元陸上自衛隊陸将)。

中国側は林麗韞氏(中華全国帰国華僑聯合会元副主席)、李秀石氏(上海国際問題研究所日本研究室主任)、王錦思氏(北京大学・中日コミュニケーションセンター常務理事)。基調報告は藤田幸久氏(参議院議員、民主党国際局長)、呉江浩氏(中国外交部アジア司副司長)。

後半部の日本側パネリストは、高原明生氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、明石氏。

中国側からは胡飛躍氏(中国医学科学院衛生政策・管理研究室)。基調報告は山口氏と呉傑明氏(中国人民解放軍国防大学軍隊建設・政治活動部副主任)。

そして司会は前、後半を通じて若宮啓文氏(朝日新聞社コラムニスト)と劉江永氏(清華大学国際問題研究所教授)が務めたわけだが、ここでは双方が日中の協力に関して議論を進める中、中国側に見られた日本への「不満と要求」の発言を紹介したい。

それは自国が及ぼす脅威を否定したり、日米同盟にケチをつけたり、歴史・領土問題で屈服を求めたりとさまざまだが、ここでおそらく日本人にとって意外なのは、多くが台湾問題に触れていることだろう。

日本人一般は自国の安保問題としては捉えていないが、中国にとっては日米安保体制こそが台湾併合の国家目標を阻害していると重大視しているのである。

しかし台湾併呑とは対外領土拡張と言う侵略行為であるはずだ。「台湾問題は内政問題」と主張する中国だが、それは侵略行為を正当化するための宣伝に過ぎないのだ。

以下はフォーラム公式サイトの速報記事からの引用だ。二十一世紀のナチスドイツとも言うべき侵略主義的発言が次から次へと飛び出しているのがわかる。

なお、それに対する日本側の反応については後述したい。


■林麗韞氏

―――台湾問題は中国の内政問題ですから、世界は中国の立場を考えなければなりません。我々の努力にもかかわらず、一部の台湾出身の人に台湾独立の立場が見られます。これは平和発展に抵抗するものであるにもかかわらず、海外で支持している人までいます。これは内政問題なので侵害すべきではありません。

―――チベットの問題も地元の人は平和を望んでいますが、一部の人がそれを阻止しています。

―――日米同盟に特に反対はしませんが、防衛システム、つまり中国の内政問題をその中に入れることについては懸念しています。ここが明確にならないと中日関係はよくならないのではないでしょうか。

―――福田元首相が訪中したときに彼は台湾の独立に反対すると言い、これには感激しました。

―――鳩山総理も外交面において新しい傾向を持つことを期待します。望みとしては中日双方が今までの出来た4つの共同宣言に基づいて、内政問題に介入することに反対していただきたい。

■李秀石氏

―――日本はアジアの多国間安保の架け橋になるかもしれませんが、その一方で「友愛」とはずれのある報告がされています。報告ではMDなどにも触れていますが、防衛システムについては中日双方の利益も考えてほしい。

―――東アジア・環太平洋の協力については非常に間接的なことだと思いますが、ここで非建設的な主導権の奪い合いは望ましくなく、一つでも要素が欠ければ東アジア共同体の構築は不可能です。これは戦略的な交流になるべきでしょう。

■王錦思氏

―――まず軍国主義についての話がありましたが、これは日中関係だけでなく台湾問題にも関係があります。

―――確かに靖国参拝問題など、歴史問題は直視すべきです。しかし日本を軍国主義だと考えているのはごく一部の中国人であり、私もそれを知っています。中国政府の認識としては軍国主義ではないと考えていますが、民間人はそうではありません。

―――中国は日本の立場を尊重していますが、日本の常任理事国入りについて言うと、日本は非常任理事国になった回数が最も多い。新しく常任理事国に入るとすれば日本だという考えはありましたが、歴史や領土問題について懸念している人が少なくありません。

■呉傑明氏

―――台湾問題は問題中の問題です。これはもっとも現実的で大きな問題であり、国際社会もそれに対して最低限の理解を示して欲しいと思います。

―――経済発展が最も大事ですが、それに伴う軍事力の発展も不可欠です。中国もイージス艦をいずれ持つでしょうが、軍事力向上の目的は世界の平和と人道的なものであって、それを客観的に見て欲しいと思います。もし軍事力向上を脅威に感じるのであれば、こちらも困ります。

―――歴史と現在の問題ですが、歴史問題は現代の人間にも影響を与えます。靖国や慰安婦の問題で中国人は傷ついているため、民間の敵対感情が強まっています。鳩山総理は中日関係の改善に努めているとはっきり感じられますが、歴史問題の解決なしに良好な関係はありません。

■胡飛躍氏

―――まず軍事力の拡張は覇権主義ではなく、他国の脅威にはなりません。覇権主義だと言うのは思いこみでしょう。学生のアンケートは、一般国民もそうかというと分かりません。ガス田などは高いレベルで話すべきであり、きちんと話せば思いこみは生じません。

―――中国は平和理念を堅持しており、軍事政策においては覇権主義になることを外部環境が許さないと思います。これは歴史を見ても分かることで、まず核を使用しないと言ったのは中国だけです。武力行使はあり得ません。

―――軍拡への心配は理解できますが、同時に我々の立場も理解して欲しいと思います。一般市民にも理解できるように宣伝してください。

―――チベットのテロリスト問題ですが、チベットや台湾問題、テロリストに対しても武器は必要です。先進的な武器を持たないと守れませんから、最低限の武器を保有しているのです。

このように、台湾(あるいはチベット)への侵略的意図を剥き出しにした発言がここまで連発されたのだが、居合わせた日本人たちはそれにどう対応したかと言えば、これが何も言わないのだ。

平和憲法を誇りにする者もいれば、歴史問題で反省する者もいよう。みな他の問題では中国側に臆することなく堂々と意見を述べているかにも見えるが、なぜかここでは沈黙を守る。

たとえば中国側司会の劉江永氏はこう発言した。

―――もう一つ台湾の話です。中台関係と日本は言いますが、気持ちが悪い。これは政治的な立場の問題となります。互いに漢字を使っている国ですから、両岸関係と言ってください。それから東シナ海ではなく東中国海と言ってください。シナと聞くと気持ちが悪い。

つまり「台湾は中国の一部。中国と台湾を並列にする『中台』と言わずに『台湾海峡両岸』と呼べ。中国人民の感情を傷つけるな(気持ちが悪い)」と、この侵略国家の御用学者は日本人を責めているのだ。そこで日本側からは高原明生氏が次のように反論するのだが・・・。

―――日本が「東シナ海」というとき、中国を軽蔑する気持ちは一切ありません。日本人には中立的な言葉です。


と、このように、東支那海の話はしても、台湾のことは避けて語らない。「中国と台湾は別々の国。『中台』に一切の問題はない」とは言えばいいものを、そうは言わない。

それは「台湾併呑の動きは止るべきだ」「台湾は台湾人の国だ」「我が国の安全保障上、台湾占領は座視できない」などと口にすれば、対話どころではなくなってしまうことを知っているからだ。

侵略国家と仲良くするなら、良識、良心を捨ててでも言ってはならないことがあるというわけである。

かくして三日、フォーラムでは閉幕に当たり、大連宣言なるものが採択され、「忌憚のない、真剣な議論を繰り広げ、交流を通じて相互理解を深めた」「両国の関係を如何に促進していくべきかに関して、少なからずの鋭い見解が出された」などと、会議の成功が宣言されるに至ったのである。

まさに日本側が中国の侵略主義的体質を見て見ぬふりをすることを前提に成り立つ、日中「友好関係」なり「戦略的互恵関係」なりの縮図そのものではないか。

そうした日中関係を覆さないかぎり、やがて日本は中国から侵略されるか、侵略を幇助する属国になるしか道はなくなるだろう。

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大阪(8日)、東京(14日)でウイグル支援行事

現在の中国・新疆ウイグル自治区の地にはウイグル人の国家である東トルキスタン共和国が存在していました。

1933年の「11月12日」に建国されましたが、中華民国の軍閥に滅ぼされ、再び1944年の「11月12日」に再建国されましたが、今度は中華人民共和国に滅ぼされました。

そこでこの「11月12日」の建国記念日に合わせ、8日には大阪でデモが、そして14日には東京で記念行事と講演会が開催されます。

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■11・8 大阪

第6回 東トルキスタンデモ in 大阪(独立記念)


【ゲスト】イリハム・マハムティ氏 『日本ウイグル協会会長』『世界ウイグル会議日本全権代表』

【決行日時】11月8日(日)

【集合場所】愛染公園(あいぜんこうえん)
【所在地地図】http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.65338111&lon=135.51222111&p=%B0%A6%C0%F7%B8%F8%B1%E0

【最寄り駅】地下鉄堺筋線:『恵美須町駅』1A出口を東に徒歩五分

【集会開始】14:20~【デモ出発】15:00~【ゴール】16:00~16:30頃予定

【デモ行進コース】堺筋を北上⇒千日前通り左折⇒難波(元町中公園付近解散)     
【歩行距離:所要時間】2.7km:約1時間 

【主 催】東トルキスタン・デモ実行委員会

【参加団体】日本シルクロード科学クラブ

【連絡先】 080-5707-7078 (kina)

※集合場所の「愛染公園」は場所がやや判りづらいかもしれませんので、
 お早目の御参集を頂ければ幸いです。

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■11・14 東京

第二回東トルキスタン独立記念行事


1933年11月12日、1944年11月12日は「東トルキスタン共和国」が建国された日です。

現在は新疆ウイグル自治区として中国の一部にされていますが、歴史的見て、この地域は中国ではなく中央ユーラシアの一角「東トルキスタン」であります。古来より砂漠の周縁部に点在するオアシスには都市が栄え、草原では遊牧民族・騎馬民族が勇躍し、そして東西を結ぶシルクロードの舞台でもありました。

この地域が中国の王朝に支配されたのは清朝からですが、清の崩壊、中華民国による支配とを経て、東トルキスタンの人々の「自分達の国を取り戻そう」という強い意識によって独立を宣言しました。2つの東トルキスタン共和国は、どちらも短期間で終焉を迎えましたが、現在でも人々の郷愁を呼び起こしています。この日を記念して、日本ウイグル協会主催の記念行事を開きたいと思います。

今回は2人の専門家をお呼びして講演を行います。

関岡英之氏からは戦前、日本やアフガニスタンに亡命したウィグル人に協力し、東トルキスタン独立運動を支援した日本人についてお話をいただきます。

中島隆晴氏からはウイグル自治区と国境を接する中央アジア各国とトルコがウイグルにおける虐殺事件から得た影響と今後の対応を国際政治関係の中からお話をいただきます。

皆様のご参加とご協力、よろしくお願い致します。

日本ウイグル協会会長 
世界ウイグル会議日本全権代表 イリハム・マハムティ


【日時】  
11月14日(土) 18:30-21:00

【場所】 
豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル 池袋あうるすぽっと 会議室B

【講演者】
関岡 英之 拓殖大学 日本文化研究所 客員教授
中島 隆晴 拓殖大学 海外事情研究所 助教授 

【内容】 
独立記念行事 18:30~19:00
記念講演    19:00~21:00   

関岡 英之 教授 「東トルキスタン独立運動を支援した戦前の日本人」
中島 隆晴 助教授「トルコ世界とウイグル」

【会費】 1000円 
【主催者】 日本ウイグル協会
TEL: 080-3248-3463
Mail: [email protected]
URL: http://uyghur-j.org

http://uyghur-j.org/news_20091114.html



ヤクザに学ぶ対中国外交ー「友好の海」絶対不要論

2009/11/06/Fri
■鳩山首相の「急がば回れ」の真意は何か 

北京で十月十日に行われた日中首脳会談で鳩山由紀夫首相は、「(ガス田では)お互い協力して採掘することで東支那海を『友好の海』にして行きたい」と発言した。

昨年六月の日中協議で、日本の出資参加による白樺ガス田の共同開発が合意されたものの、中国側は具体的な条約交渉に入ろうとしないばかりか、住居棟、掘削棟などの増設を一方的に進めるが、そうした状況に業を煮やしての発言だったと思われる。

だが温家宝首相はこれに対し、「『急がば回れ』との言葉もある」として、あくまでも協議を引き伸ばしにする姿勢を示したのだから、所詮日中合意など、北京五輪を前に対日関係を拗らせたくないがため、取り敢えず見せた譲歩のポーズに過ぎなかったと思えてくる。

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中国は共同開発には「合意」しても、中間線を承認たわけ
でもなく・・・


ところが豈図らんや、鳩山氏が「その通り。まさに『急がば回れ』だ」と応じたものだから、温家宝氏は喜んだ。しかし実際には鳩山氏は、中国側の増設を止めさせるため、「急がば回れ」と言ったのだとか。とんだ誤解が誤解を呼んだ。

もっとも鳩山氏の真意が正確に伝わったとしても、相手には取り合ってはもらえなかっただろう。「友好の海」などと乙女チックな話をしている以上、中国側は「本気で争う気は鳩山氏にはない」と分析するのだ。

報道によれば鳩山氏は、相手に誤解されていることに気付かなかったとされるが、事実だろうか。温家宝氏が勘違いして喜んでいる顔を見て、本当に何も思わなかったのか。

10月10日下午,中國總理#28331;家寶在北京人民大會堂與出席第二次中日韓領導人會議的日本首相鳩山由紀夫會談
本当に「急がば回れ」の意味を理解できなかったのか

昨年七月、福田康夫首相(当時)が胡錦濤主席に対し、「(北京五輪で)大変だろうし、その話は無理せずにやっていただいていいから」と言って協議の先送りを提案したことがあるが、これなどは「友好」「友愛」姿勢の最たるものだろう。

鳩山氏もそれと同じ姿勢ではなかったか、との疑念は拭えない。

■あの国への「友好」など「妥協」「屈服」以外にない

だいたい日本の首相が、中国との間の「友好の海」など、中国への「妥協の海」でしかあり得ないことを知らないはずがない。

十一月二日に大連で開催された「第五回東京―北京フォーラム」でも、中国軍の国防大学軍隊建設・政治工作教研部の呉傑明副主任は共同開発について、「うまく解決できなければ小規模の衝突も考えられる」との「懸念を示した」(日本経済新聞)が、正確に言えばこれは、日本が中国への「妥協」を拒否するなら、中国軍は武力を行使するとの「警告」だろう。

中国側は近年来、東支那海を「平和の海」(平和・友好・協力の海)にすると主張してきたが、あの国が言う「平和」とは、「中国の要求を受け入れ、中国軍を行動に出さずに済む状態」を意味することは、これまでの台湾に対する「台湾海峡問題の平和的解決」の要求を見れば明らかだ。

「統一協議」の要求に応じない李登輝、陳水扁政権を、中国は「戦争メーカー」と罵倒し続けていたが、一方的に武力行使を仄めかしていたのは中国の側で、台湾ではなかった。

何度も言うが、ガス田付近にミサイル駆逐艦などを遊弋させる中国との「友愛」など、「妥協」「屈服」でしかないのだ。

在春#26195;气田附近巡#36923;的#29616;代#32423;#39537;逐
白樺付近を航行するスブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦

このまま推移すれば、東支那海は間違いなく「中国の海」となることだろう。したがって今、日本に求められているのは、中国との一戦も辞さないとの覚悟なのだ。

■ヤクザと和解―中国人マフィアが見せた民族性

そうした「覚悟」を持てと言うのは、決して反理性的な蛮勇論ではなく、逆に中国の民族性を見定めた上での理性的、かつ合理的な提言である。

ではその民族性とはいかなるものなのか。それを知る上で格好のエピソードが、十月十八日の朝日新聞に紹介されていたので、以下に引用しよう。日本に救う中国人マフィアの話である。

―――殺される、と男(36)は観念した。ある年の秋、午前0時すぎ、閉店間際の東京郊外のエステ店に20人ほどがなだれ込んできた。全員が黒いコートを羽織り、刃渡り約30センチの抜き身を構えている。

―――男は地元の暴力団の組員だ。店から毎月数万円を受け取る見返りに、もめ事から守っている。この日は当番で店に詰めていた。

―――集団の頭目らしき男が叫んだ。中国語のようだが意味はわからない。男の組が守る別の店で数日前、酔って暴れる中国人をたたき出した。その報復だと思った。
 
―――「あなた、なに」。頭目がぎこちない日本語で問う。

―――「やくざだ。これでお前らを殺す」。丸腰だった男は、そばにあったボールペンを握り締めて答えた。

―――しばらくにらみ合った後、頭目が表情を緩めた。「あなた心が強い。友達になるか」と言い、何もせずに引き揚げた。

いかにも中国人らしい話だと思う。

李登輝氏はつねづね中国人の「柔らかい土を掘る」民族性を指摘しているが、それは相手に勝てると思えば攻撃を仕掛けると言うことだ。つまり孫子の言うところの「未だ戦わずして勝つ」を処世術にする彼らは、「算少なきは勝たず」とし、勝算が小さいと知れば戦いを避けると言うことでもあろう。

だからこの「集団の頭目」も、当初は日本人を甘く見ていたものの、「やくざ」の命懸けの覚悟を知り、自分たちの無駄な損出を恐れて和解を決めたわけだ。

■一戦も辞さない覚悟を持つのが合理的だ

李登輝氏が総統時代に中国と対等にやり合うことができたのも、こうした中国人の民族性を知り尽くし、相手に隙や弱みを見せなかったからだと言うこともできる。

東支那海での対峙で、「覚悟」を示すのが理性、合理的だと言うのはこのような理由からなのだ。

ガス田採掘施設が中国側の東支那海領有権の主張の根拠となり、さらに軍事的拠点と化した後に初めて、「覚悟」を余儀なくされるような事態だけは避けるべきだろう。

もしあの「やくざ」が「頭目」に対し、話し合いによる解決を懇願したなら、鳩山氏は「それこそが友好、友愛だ」と賞賛するのだろう。しかしそれでは「頭目」の勢力拡大には歯止めがかからないのだ。

とくに国家は暴力団ではない。「頭目」のごとき無法者には、いかなる「友好」「友愛」姿勢も禁物だ。李登輝氏もまたそのようにして中国を牽制し続けたのだった。
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『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』刊行記念講演
藤井厳喜氏特別講演会(台湾研究フォーラム第128回定例会)

■ 講 師 藤井厳喜氏 (国際問題アナリスト)
■ 演 題 無制限戦争時代における台湾の地位―グローバル地政学から見た台湾独立


当日は本書の先行販売とサイン会も行います。
また中国の情報戦に関する藤井氏のトークCDを贈呈します。

【日 時】 平成21年11月7日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室 (文京シビック斜向かい)
      JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 11月6日までに下記へ。
      E-mail:[email protected] 
      FAX: 03-3868-2101
【問合せ】090-4138-6397
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藤井 厳喜(ふじい・げんき) 昭和27年(1952年)東京都江戸川区生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業。1977年~1985年アメリカ留学、クレアモント大学大学院政治学修士号、ハーバード大学大学院政治学博士課程を修了。1989年~1992年、ラジオ文化放送ニュースキャスター。現在拓殖大学日本文化研究所客員教授、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。著書は1984年の第一作『世界経済大予測』以来、編・訳著、共著含め最新刊『ドンと来い!大恐慌』まで46冊。
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≪講師からのメッセージ≫
現在、準備中で11月上旬出版予定の私の最近の著作のタイトルが『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』です。戦争も時代と共にその現象形態を変えていきます。
第二次世界大戦は総力戦として闘われましたが、私は21世紀の現在の戦争の形態を『無制限戦争』と捉えています。その文脈において、独立台湾の地位はどのように見えてくるのか、をテーマにお話したいと思います。それは同時に、グローバルな地政学的な視点から見た場合、独立台湾のポジションがどのように見えるかという問題とも深く関連してきます。従来になかった新しい視点から運命共同体としての日本と台湾の関係を考えてみたいと思っています。
おそらくこの日には、難産の末に生まれる新著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を皆さんの周りにお見せする事が出来ると思います。



参加を!東京ー11月7日 NHK 「JAPANデビュー」 に抗議する街宣行動

1CAUVZF38

お近くの方、都合の付く方は、是非この抗議行動にご参加下さ るようお願いいたします。

日時  平成21年11月7日(土) 13時00分~16時00分
     代々木公園 けやき並木入口 集合
※ 雨天決行! ※ プラカード、幟、旗等のご持参 大歓迎!

主催  「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会
ご連絡先  日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL 03-6419-3900



第6回 東トルキスタンデモin大阪 (独立記念)
イリハム・マハムティ氏も参加!


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11月8日(日)  集会開始 14:20  デモ出発 15:00

集合場所 愛染公園 地下鉄堺筋線 恵美須町駅 1A出口 徒歩5分
  http:// map.yah oo.co.j p/pl?la t=34.65 338111& lonfiltered=135 .512221 11&p=%B 0%A6%C0 %F7%B8% F8%B1%E 0

コース 堺筋を北上→千日前通り左折→難波付近解散

主催 東トルキスタンデモ実行委員会
参加団体 日本シルクロード科学クラブ
連絡先 080-5707-7078 (手嶋)   メール [email protected]



メルマガ版「台湾は日本の生命線!」
反中華覇権主義運動のさまざまな関連情報を配信中。
登録先・バックナンバー http://www.melma.com/backnumber_174014

出版直前の再妨害を物ともせずー『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』の迫力ある内容(付:11・7出版記念講演会の案内)

2009/11/05/Thu
情報戦を含む無制限戦争(超限戦)を遂行中の中国とNHKとの関わりなどを明らかにする注目の書、『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』が、十一月中旬に総和社から刊行される。

著者は言うまでもなく国際アナリストでチャンネル桜キャスターの藤井厳喜氏だ。

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藤井厳喜著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代 』
定価2100円(税込み)、総和社刊 予約受付中


本来はジョルダンブックスから九月に出版される予定だったが、その直前になり、同社が突然出版を拒否。この本を好まない「外部の敵」からの圧力がかかったものと思われるが、それについては本ブログでも既報の通りだ。

衝撃の書、「敵」の妨害乗り越えいよいよ出版へ!ー藤井厳喜著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』 
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-929.html


その後、総和社から無事刊行の運びとなったわけだが、「敵」は再び妨害を試みた模様である。

と言うのは、著者は本書に掲載するため、福地茂雄NHK会長の写真を毎日新聞から購入していたが、入稿間際になって毎日から電話があり、「肖像権侵害で訴えられる可能性がある。写真に写った当人の許可を」と告げられたのだ。

報道写真を販売しながらの、不自然な「忠告」を訝しく思った著者サイドは、「どこから聞いた話か」と尋ねたが、先方は口を濁して答えなかった(別に言わなくても想像はつくが)。

しかし福地会長などに許可をお願いする時間などもはやなかった。そこで掲載予定の箇所を空白にいたまま出版することを決めた。

空白の下には次のような傑作キャプションを付けた。

※このスペースには福地会長の写真が入る予定で、毎日フォトバンクより(使用料を払い)借りておりましたが、この箇所の「会長写真のみ」肖像権問題が起こるかもしれませんよと警告を受けました。(入校日の時点で)出版をこれ以上、延期させたくないと判断したため、敢えて借りた写真データは外し、この部分をそのまま残す事にします。

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これは「妨害」に対する、十分なまでの反撃だ。何しろ「敵」が存在することを周知させることになるからだ。

ところが、まさにそれで入稿しようと言う直前になり、再び毎日から電話が入った。「肖像権は大丈夫になったので、お使いください」と。

媚びるような口調だったと言う。いったいどのような経緯で「大丈夫」になったのか。たぶん「敵」、あるいは毎日が、著者からの反撃で自ら墓穴を掘ることを恐れた結果だろう。

結局、出版社の判断で、空白には福地会長の写真が入ることになったそうだ。私個人としては、空白のままの方が面白かったのではないかと言う気もしないでもないが、それは小さなことだ。

本書が持つ迫力は、その目次を見るだけでもわかるはずだ。

プロローグ 私たちは今、戦場にいる
第一章 無制限戦争の時代
第二章 NHK番組捏造問題
第三章 米中共同統治と日本
第四章 NHKの体質
別章 特別企画「アジアの無制限戦争、最前線!!」 台湾・ウイグル・チベット
第五章 情報戦争の実態
第六章 電波の歴史と無制限戦争
エピローグ

これで五百ページにも及ぶわけだ。

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『NHK捏造事件と無制限戦争の時代 』より

おなじみのNHK番組「JAPANデビュー」も大きく取り上げているが、それに関してはこう書いている。

「あの放送はシナが台湾を領有するための、台湾侵略を正当化するための一つの方策であり、その第一段階として日本と台湾の仲を徹底的に切ろうとした情報戦争の一環にほかならないのである。つまり、『JAPANデビュー』は無制限戦争の一環なのだ」

本書を読めば「私たちは今、戦場にいる」との現実に気付かされることだろう。「敵」が慌てて露骨な出版妨害に出るのも頷くことができる。
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『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』刊行記念講演
藤井厳喜氏特別講演会(台湾研究フォーラム第128回定例会)

■ 講 師 藤井厳喜氏 (国際問題アナリスト)
■ 演 題 無制限戦争時代における台湾の地位―グローバル地政学から見た台湾独立


当日は本書の先行販売とサイン会も行います。
また中国の情報戦に関する藤井氏のトークCDを贈呈します。

【日 時】 平成21年11月7日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室 (文京シビック斜向かい)
      JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 11月6日までに下記へ。
      E-mail:[email protected] 
      FAX: 03-3868-2101
【問合せ】090-4138-6397
-----------------------------------------------------------------------------------
藤井 厳喜(ふじい・げんき) 昭和27年(1952年)東京都江戸川区生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業。1977年~1985年アメリカ留学、クレアモント大学大学院政治学修士号、ハーバード大学大学院政治学博士課程を修了。1989年~1992年、ラジオ文化放送ニュースキャスター。現在拓殖大学日本文化研究所客員教授、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。著書は1984年の第一作『世界経済大予測』以来、編・訳著、共著含め最新刊『ドンと来い!大恐慌』まで46冊。
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≪講師からのメッセージ≫
現在、準備中で11月上旬出版予定の私の最近の著作のタイトルが『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』です。戦争も時代と共にその現象形態を変えていきます。
第二次世界大戦は総力戦として闘われましたが、私は21世紀の現在の戦争の形態を『無制限戦争』と捉えています。その文脈において、独立台湾の地位はどのように見えてくるのか、をテーマにお話したいと思います。それは同時に、グローバルな地政学的な視点から見た場合、独立台湾のポジションがどのように見えるかという問題とも深く関連してきます。従来になかった新しい視点から運命共同体としての日本と台湾の関係を考えてみたいと思っています。
おそらくこの日には、難産の末に生まれる新著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を皆さんの周りにお見せする事が出来ると思います。



参加を!東京ー11月7日 NHK 「JAPANデビュー」 に抗議する街宣行動

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お近くの方、都合の付く方は、是非この抗議行動にご参加下さ るようお願いいたします。

日時  平成21年11月7日(土) 13時00分~16時00分
     代々木公園 けやき並木入口 集合
※ 雨天決行! ※ プラカード、幟、旗等のご持参 大歓迎!

主催  「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会
ご連絡先  日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL 03-6419-3900



第6回 東トルキスタンデモin大阪 (独立記念)
イリハム・マハムティ氏も参加!


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11月8日(日)  集会開始 14:20  デモ出発 15:00

集合場所 愛染公園 地下鉄堺筋線 恵美須町駅 1A出口 徒歩5分
  http:// map.yah oo.co.j p/pl?la t=34.65 338111& lonfiltered=135 .512221 11&p=%B 0%A6%C0 %F7%B8% F8%B1%E 0

コース 堺筋を北上→千日前通り左折→難波付近解散

主催 東トルキスタンデモ実行委員会
参加団体 日本シルクロード科学クラブ
連絡先 080-5707-7078 (手嶋)   メール [email protected]



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仰天媚中の台湾CBSに我がNHKの姿を見る

2009/11/04/Wed
■台湾のNHK-CBSの台中姿勢に異変が発生  

台湾のCBS(中央広播電台=中央放送局)は公共ラジオ放送局で、日本で言えばNHKに相当する。

一九二八年に中華民国の国営放送局として南京で開設され、国共内戦敗北後の四九年に台湾へ移転してきた。その後は中国に向けて反共宣伝放送を行い、軍人の帰順なども呼びかけた。

かつてあった「自由中国の声」はその国際放送で、日本語の反共宣伝番組を聴いたことのある日本人も少なくないはずだ。

民主化後の九八年には国防部の直轄から新聞局主管の財団法人となり、国際放送も「台北国際放送」との名称に変わった(台湾での名称は「台北国際の声」、そしてさらには「台湾からの声」へと変わり、「台湾」が強調された)。

中国向けの任務もまた、台湾の民主主義を紹介することになった。

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有名な台北の丸山ホテルの前に見える白い建物がCBS

ところが昨年、国民党政権が発足し、「中国傾斜」政策が強化されると、CBSにも由々しき異変が起こっていることが判明した。

■交流を求めれば中国の宣伝代行で終わる

十一月二日の立法院(国会)教育委員会で、民進党の陳亭妃立法委員(国会議員)が怒って破り捨てたのがCBSの来年度の「事業計画・予算書」である。

なぜならそこには「中国の指導者と台湾関係部門の対台湾政策を集中的に報道する」「中国大陸の党、政府の指導者への単独インタビューを推進する」「中国のアモイ、広州、上海の三大都市でリスナーの集いを開催する」とあったからだ。

「政府補助予算は四万九千元を上回るが、これでは中国のメガフォンではないか」と非難する陳亭妃氏。

これに対してCBSの汪誕平総局長は、「民進党政権時代の〇六年から、中国の指導者へのインタビューを推進し、中国の対台湾政策の情報を掌握し、両岸交流ルートを拡大することが予算項目に含まれていた」と釈明するのだが・・・。

もし台中の交流、相互理解を促進するのなら、「少なくとも先ずは中国の側が、政府系メディアによる台湾の党、政府の高層、あるいは主要な政党のリーダーへのインタビューを行うべき」(自由時報)だろう。

しかし蘇俊賓・新聞局長が明らかにしたところによれば、かつて中国の新華社通信から馬英九総統へのインタビューの申し入れがあったが、同総統はそれを拒絶したと言う。

「中華民国総統」の職位を認めない国の国営通信社の取材など受け入れることができないと言うのがその理由だが、それは当然だ。

このように、台湾の民意など、事実に基づく報道を中国メディアには望めないとの状況下でのCBSの一方的な動きは、単なる中国側の宣伝代行で終わる恐れが大きいのだ。

■「中国を批判するな」と指示した馬英九政権

CBSの異変は、国民党政権発足後の役員人事の異動後に加速されたもののようだ。

人事権を政府に握られるCBSだが、国民党政権による番組への干渉が強化されるなかの昨年九月ごろ、同政権は「中国をあまり批判するな」との指示をCBSに下しているのだ。

そこで、それまでさまざまな圧力に耐えかねてきた鄭優会長、邵立中総局長、張正霖副総局長ら前政権時代以来の幹部たちは、「これ以上の恥辱は受けない」(鄭優会長)として、十月初旬に集団辞任を行ったのだ。

中央廣播電台昨天召開臨時董事會,包括董事長鄭優(中)、總台長邵立中(右)、副總台長張正霖與四位董事集體請辭,央廣隨即舉#36774;歡送會
「中国を批判するな」との指示に抗議し、CBSを立ち去る
鄭優会長


辞任した幹部の一人である羅致治氏は「中国が台湾向けの放送力を高めているのに対し、台湾は逆に中国への批判を控えるとなれば、必ず不利な状況に陥る」との警告を発しているが、まさに今の台湾は、そうした「状況」に陥りつつあるのである。

■危険な「メディア交流」ならNHKが先輩だ

台湾の「状況」は言うまでもなく、軍備拡張とともに宣伝メディアの統制を最重要視する中国との「メディア交流」を求めた結果であるが、これは日本人にとっては断じて他人事ではない。

そもそも「中国傾斜」なら、日本の方が先輩なのだ。中国とのそうした「交流」なら、すでに日本の公共放送であるNHKが、早くから鋭意推進しているところである。

「中国を批判しない」は日中記者協定以降のNHKの基本方針でもある。たしかに近年では中国への批判報道らしきものはあっても、その一方では賛美報道でしっかり穴埋めをしているではないか。

言うまでもなく「JAPANデビュー」の第一回放送「アジアの“一等国”」などは、まさに「中国のメガフォン」そのものだった。番組の最後で流れた次のナレーションを見てみよう。

「親日的とも言われる台湾に、今も残る日本統治の深い傷。それは今後、アジアの中で生きて行く日本が、分かち合わなければならない現実です」

まるで「中国侵略」への反省を求める、中国お決まりの対日アピールを聞くかのようだ。日本人に贖罪意識を扶植し、中国に「NO」を言えない心理状態に追い込むための洗脳宣伝そのものであるが、ここで注意するべきは、番組が台湾をあたかも「中国の一部」であるかのように描いた上でのナレーションであることだ。

要するに、台湾併呑戦略を加速させる中国の、「台湾は中国の一部である。日本人は中国の台湾を侵略した以上、そのことを深く反省し、中国の台湾併呑を邪魔することなど考えてはならない」との、新たなタイプの対日洗脳工作に、早くもNHKが加担させられたのである。

■日台の台中劣勢を象徴する両国の公共放送局

十一月三日、休日イベントで賑わうNHK放送センターの前では、チャンネル桜二千人委員会の主導による抗議の演説、チラシ配布の活動が行われ、私も参加した。

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子供連れを含む多くの国民が同センターを訪れていたが、ほとんど多くは公共放送局としてのNHKの権威を信頼しているのだろう。

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「NHKは子供たちの未来をも脅かす、中国の手先、国家の裏切り者だ」と訴えに力を込めざるを得なかった次第だ。

NHKとCBS。日台の公共放送の姿は、まさに中国膨張主義の宣伝工作に手も足も出ない両国の由々しき現状を象徴しているようだ。

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チャンネル桜番組動画

◆伏魔殿NHKを暴く!

パネリスト:
 大谷英彦(「NHKを正す会」代表・ マスコミ・インサイト社代表 ・元NHK政治部記者)
 立花孝志(元NHK職員・内部告発者)
 永山英樹(台湾研究フォーラム会長・日本李登輝友の会理事 放送法改正推進本部長)
 西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)
 藤井厳喜(国際問題アナリスト)
 柚原正敬(日本李登輝友の会事務局長・台湾研究フォーラム顧問)
司会:水島総

4/5【討論!】伏魔殿NHKを暴く![桜H21/10/30]



5/5【討論!】伏魔殿NHKを暴く![桜H21/10/30]





『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』刊行記念講演

台湾研究フォーラム(台湾研究論壇) 第128回定例会

■ 講 師 藤井厳喜氏 (国際問題アナリスト)
■ 演 題 無制限戦争時代における台湾の地位―グローバル地政学から見た台湾独立


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≪講師からのメッセージ≫
現在、準備中で11月上旬出版予定の私の最近の著作のタイトルが『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』です。戦争も時代と共にその現象形態を変えていきます。
第二次世界大戦は総力戦として闘われましたが、私は21世紀の現在の戦争の形態を『無制限戦争』と捉えています。その文脈において、独立台湾の地位はどのように見えてくるのか、をテーマにお話したいと思います。それは同時に、グローバルな地政学的な視点から見た場合、独立台湾のポジションがどのように見えるかという問題とも深く関連してきます。従来になかった新しい視点から運命共同体としての日本と台湾の関係を考えてみたいと思っています。
おそらくこの日には、難産の末に生まれる新著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を皆さんの周りにお見せする事が出来ると思います。
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藤井 厳喜(ふじい・げんき) 昭和27年(1952年)東京都江戸川区生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業。1977年~1985年アメリカ留学、クレアモント大学大学院政治学修士号、ハーバード大学大学院政治学博士課程を修了。1989年~1992年、ラジオ文化放送ニュースキャスター。
現在拓殖大学日本文化研究所客員教授、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。著書は1984年の第一作『世界経済大予測』以来、編・訳著、共著含め最新刊『ドンと来い!大恐慌』まで46冊。当日は新刊『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を披露予定。
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【日 時】 平成21年11月7日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
      JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 11月6日までに下記へ。
      E-mail:[email protected] 
      FAX: 03-3868-2101
【問合せ】090-4138-6397

■会員募集中。日台共栄運動にご助力を。年会費は2000円。定例会会場で受け付けます。
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第128回定例会 申込書

氏名              懇親会: 参加  不参加 (○をお付けください)
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「台湾の敵」と憎まれる俳優ジャッキー・チェンの「黒心」/今度は台北で中国軍歌手を応援か

2009/11/03/Tue
香港の映画スター、ジャッキー・チェンは十一月一日、一千万台湾ドルもの義捐金を携え、八月に台風災害に見舞われた台湾南部の高雄県を慰問した。

「高雄へは五年ぶり!」との報道も見られたのは、五年前に台湾人を怒らせ、それ以来訪問をしにくくなっていたからだ。現地では「私は台湾の娘婿(妻は台湾人の意)として、台湾が大好きだ」と強調していたが・・・。

それでは五年前、つまり二〇〇四年、彼は何をしたのかと言えば、それまで台湾でも大人気だった彼が、台湾人を侮辱する「中国人の顔」を見せたのである。

その年の三月に行われた台湾総統選挙では、中国が台湾独立派と憎む民進党の陳水扁総統が当選を果たしたが、親中国の国民党側からは投票の前日に狙撃を受けたのは同情票集めのための自作自演だとの大抗議運動が巻き起こった。ジャッキー・チェンはそれに同調し、「宇宙規模の笑い話」と民進党政権をからかった。そしてあわせて「中国統一はさらに中国を強大にする」などと述べたため、台湾人の間で囂々の非難が起こったのだった。

だが彼は反省せず、翌〇五年には「四年間は台湾へ行かない」と宣言した。これは“やがて民進党に代わって国民党の政権が誕生することだろう。それまでは行くものか”と言ったに等しい。

〇六年、陳水扁政権打倒を叫ぶ赤シャツ運動が起こるや、またしても「台湾の政局は宇宙規模の笑い話」と発言。

そして〇八年五月、彼にとって念願の国民党政権が発足。さっそく彼は翌六月、チャリティーイベントに参加のため、台北を訪れた。

ところが空港では抗議に集まった群衆から「帰れ」の声を浴びている。大量の警備陣に囲まれながらも、ニタニタ笑っておどける不謹慎な態度は、さらに台湾人を挑発する格好となった。

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08年6月、「厳戒」体制の桃園空港に到着したジャッキー・チェン。抗議を怖がるそぶりで台湾人を挑発

その年末に台中市で行われる映画祭に参加の意向を示すや、民進党の同市議会議員らが猛反撥、映画祭関連予算の支出の条件に彼を招かないことを挙げるとの騒動に発展。

国民党所属の胡志強市長も、「政治を映画芸術に持ち込むべきではない。参加は控えてほしい。もしやって来たら、激しい抗議を受けるだろう」とコメントしている。

これを受け、「私は政治に干渉したことはない。個人的感想をメディアに話しただけで、どうしてこんなに大げさなことになるのか」と、不満を述べたジャッキー・チェン。「死不認罪」(死んでも非を認めない)との中国人の民族性を貫いた。

そして〇九年四月、中国主催の国際会議、博鰲アジアフォーラムに出席した際、メディアから文化活動の自由について聞かれた彼は、「中国人には管理が必要だ。あまり自由を与えると台湾のように乱れてしまう」と、中国政府の代弁とも思える発言を行った。

いよいよ「政治への干渉」姿勢を強める彼に、台湾では怒りを新たにされたのだった。

これにはやはり国民党籍の郝龍斌台北市長もが世論に配慮し、「彼は台湾の民主への努力を理解していない」と批判した。

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台湾メディアがまとめた問題発言集

そして今回の台湾訪問だ。十月三十一日、入国した彼は直ちに向かったのが、台北市内で開催される中国人の女性歌手、陳思思のコンサート会場。ゲスト出演をしたわけだが、これも問題となった。

なぜならこの歌手は、中国人民解放軍に所属しているからだ。そこで彼の今回の思惑は何かに注目が集まった。

台湾のメディアの質問を受け、「先日、彼女から出演できるかと聞かれた。夜は暇だし、歌も好きだから引き受けた」と説明しながらも、彼女が解放軍所属であることについては「それは知らなかった」とトーンを下げた。そして話題を変え、台湾プロ野球の八百長事件への批判を遠慮なく展開するのだった。

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台湾人の批判も恐れず解放軍歌手と競演

北京五輪では、早くも招致の段階で「イメージ大使」を務めたのを始め、聖火リレーに参加するに当たっては、「私から聖火トーチを奪おうとする者が現れたら、その人はカンフーのすごさを思い知ることになる。 願わくば誰も私に近づかないでもらいたい」と語ったりで、中国の国威発揚イベントを翼賛し続けたジャッキー・チェン。チベット人が見ても、唾棄したくなろう。

100865042林妙可依#20558;成龍懷中
09年の旧正月には北京五輪の「口パク少女」と愛国共演も

中国の愛国俳優であろうとするかぎり、政治的な言動を見せざるを得ない。そして人気スターとして国際的な影響力を持つかぎり、中国の対外宣伝工作のコマを演じ続けることになる。

だから台湾でも、「台湾の娘婿」を強調し続けて台湾人に親近感を抱かせながら、中国のために反台湾的な言論を繰り返す。

これも香港返還が生んだ悲劇だろうか。かつては正義のヒーローとして世界の子供たちに愛された大スターの成れの果てがこれだとは。

今や台湾では「黒心」(良心なし)が中国の代名詞だが、日本人は中国製の「黒心」食品は警戒しても、ジャッキー・チェンと言う「黒心」スターにはいまだ無防備。だから我々も、彼の言動には注意が必要だろう。
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◆伏魔殿NHKを暴く!

パネリスト:
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 永山英樹(台湾研究フォーラム会長・日本李登輝友の会理事 放送法改正推進本部長)
 西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)
 藤井厳喜(国際問題アナリスト)
 柚原正敬(日本李登輝友の会事務局長・台湾研究フォーラム顧問)
司会:水島総

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『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』刊行記念講演

台湾研究フォーラム(台湾研究論壇) 第128回定例会

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おそらくこの日には、難産の末に生まれる新著『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を皆さんの周りにお見せする事が出来ると思います。
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現在拓殖大学日本文化研究所客員教授、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。著書は1984年の第一作『世界経済大予測』以来、編・訳著、共著含め最新刊『ドンと来い!大恐慌』まで46冊。当日は新刊『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』を披露予定。
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【日 時】 平成21年11月7日(土)午後6時~8時
【場 所】 文京区民センター2-A会議室
      JR「水道橋駅」徒歩10分、都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
【参加費】 会員500円、一般1,000円
【懇親会】 終了後、会場付近にて。(会費3,500円、学生1,000円)
【申込み】 11月6日までに下記へ。
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中国相手に「奮戦のインド」と「無抵抗の日本」―中国人労働者問題等々で

2009/11/02/Mon
インド政府は、大量流入で国民から雇用の機会を奪う外国人労働者を帰国させることにし、その期限日を十月三十一日に迎えた。

外国人労働者の多くは、中国企業が連れて来るなどした中国人で、その数は約二・五万人。そのうち千八百人は労働ビザから滞在可能の商用ビザへの切替え申請を行ったが、「少なくとも数千人は帰国せざるを得なくなっている」(環球時報、十一月二日)と言う。

外国での中国人の海外移住の影に中国の国家戦略が働く危険性を考えれば、今回の措置は安全保障の面においても有効であり、日本にも学ぶところ大だが、もちろん中国側はこれに反撥を強めている。

それへの報復とも指摘されるものに、在印中国大使館の動きがある。

カシミール地方と言えば今夏以降、印パ、印中係争の地。南東部分はジャンム・カシミールはインドの統治下で、北西部のアーザード・カシミールはパキスタンの統治下。そして北東部、アクサイチンは中国の支配下に置かれている。

五九年の印中戦争で中国軍は、ビルマの北方に位置するアルナチャル・プラデシュからは撤兵したが、インドを南に睨むこの戦略的要衝の地だけは手放さず、新疆ウイグル自治区とチベット自治区に組み込んで、今日もなお占領中だ。

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そのインドに属するジャンム・カシミールの住民に対して駐印大使館は今年の夏から、発給するビザをインド旅券ではなく、わざわざ別の紙に張り付け、それをホチキスで旅券に留めるとの措置に出ているのだ。

これは同地域がインド領であることを否定するに等しい。このためインド政府は十月一日、中国政府に抗議している。

そうした中、十月二十六日のインド紙「ヒンドゥスタンタイムス」によれば、同地域を独立国として表示した中国製地球儀が国内市場に出されようとしていたことがわかり、情報部門が警戒を高めている。

すでにインドでは、二〇〇四年に高等裁判所がこの手の地球儀の輸入差止めを命じたことがある。もっとも不法輸入を防ぐのは困難な状況だそうだが。

このように中国と国境を接するがため、安保上の危機問題から免れることのできないインドは、その克服に懸命であるわけだが、同じく中国の隣国である日本はどうか。

たとえば中国人労働者の問題では・・・。

千葉景子法相は「不法滞在者への罰則強化は不法滞在の抑止力にはならず、外国人と共生できる社会への道を閉ざしている」(〇四年、参議院法務委員会での発言)との考えの持ち主。

法相就任直後の今年九月、産経新聞とのインタビューで、不法滞在者の扱いに関し、「日本に長年定着し、罪を犯したりすることなく一生懸命働き、家族も日本がふるさとのようになっている人に『帰りなさい』というのはねえ。日本社会もそういうみなさんの力で成り立っている。少子化などもあり、日本に寄与して地域の一員になっているみなさんに温かい目を向けていく方向にしていきたい」と語っている。

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法相でありながら不法滞在者を容認す
る発言を行った千葉景子氏


そして十月九日には退去命令を受けた中国人姉妹に在留特別許可を出している。姉妹は命令取消請求訴訟で敗訴しているにもかかわらずだ。

民主党政権はこのように、危機を防止、克服するのではなく、危機の誘導を行っているとしか思えないのである。

また中国製の地球儀と言えば、日本でも昨年一月、日本の企業が中国で製造する一部の地球儀が「台湾」を「台湾島」と記し、「中華人民共和国」との国名アナウンスを流すなどが問題となり、商品の回収や販売停止などが行われたが、実際には国内製を含め、日本で販売される地球儀のほとんどは、台湾を中国領として描かれたままである。

そしてそれは地球儀だけではない。ほとんどの世界地図も同様だ。学校教科書の地図帳も例外ではない。

しかもそうした地図の掲載を教科書会社に指示してきたのは文部科学省だ。外務省も国民からの抗議をよそに、台湾を領土と表示する中国地図をつい最近までホームページで掲載し続けていた。

このようにインドと違って日本は、早くから中国との摩擦だけを恐れ、それへの抵抗を放棄してしまっている。二十一世紀の世界で、著しい発展が予測されるアジア国がインドと中国だが、日本はこのまま凋落して行くのだろうか、と予感させる話ではある。

中国との摩擦、衝突を恐れない政策、世論を実現させることが、国家の主権、独立の防衛に繋がると言うことを強調したい。
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参加を!東京ー3、7日 NHK 「JAPANデビュー」 に抗議する街宣行動

11月3日、11月7日に、NHK「JAPANデビュー」に抗議す る街宣行動が行われます。お近くの方、都合の付く方は、是非この抗議行動にご参加下さ るようお願いいたします。

日時  平成21年11月1日(日)、3日(火・祝)、7日(土) 13時00分~16時00分
     代々木公園 けやき並木入口 集合
※ 雨天決行! ※ プラカード、幟、旗等のご持参 大歓迎!

主催  「NHK『JAPANデビュー』」を考える国民の会、日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会
ご連絡先  日本文化チャンネル桜二千人委員会有志の会 TEL 03-6419-3900

※下は一日に行われた街宣行動の動画

【NHKの大罪】11.1 NHK「JAPANデビュー」に抗議する街宣行動[桜H21/11/1]





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民主党「友愛」政権はチベット人への中国「暗黒」裁判を非難して見よ

2009/11/01/Sun
中国外交部は十月二十七日、昨年三月のチベット騒乱による死刑執行をはじめて確認した(駐英大使館は二十三日に確認)。

刑が執行されたのはLobsang Gyaltsen氏(27)とLoyak氏(25)の二青年。昨年四月に放火の罪で死刑判決が下っていた。

二人についてチベット人権センターのスポークスマンはVOAに対し、「昨年に逮捕されてからこれまで一切の情報がなく、弁護士の依頼など法律的支援を受けることがなかった。両親たちですら、どこに収用されているかを知らないでいた」ことを明らかにした。

また、もう一人のチベット人女性が十月二十二日に処刑されたとの未確認情報があると語った。

この騒乱に関する裁判はすべて非公開で行われ、二人についても例外ではなかった。

死刑判決を下したラサの中級人民法院のスポークスマンは「この二人の罪は重く、死刑に処さなければ民衆の怒りは収まらない」とコメントしたが、「民衆」にチベット人も含まれると言うなら、これはデタラメな話である。なぜならチベット人はまさにそのような中国当局の不条理な政策にこそ、怒りを募らせているからだ。

このデタラメ裁判所は一体いかなる証拠に基づいて死刑判決を下したのだろうか。

そもそも、本当に彼らは罪を犯したのかとの疑いもあろう。何しろ人民解放軍の部隊がチベット人に化け、破壊行動を行って、チベット人弾圧の口実を作った事実も明らかになっているのだ。

英外務省のイバン・ルイス中東・アジア担当相は「英国はチベット暴力事件に関する中国の合法的な逮捕の権利を尊重するが、いかなる状況下であれ、死刑の執行には反対する。この案件での訴訟手続きに欠陥があることにも、これまで何度も関心を示してきた」との声明を発表した。

EU議長国スウェーデンも二十九日、「EUは二人の死刑執行を非難する」との声明を出した。「たとえ死刑が認められている状況下でも、公平な裁判と十分な弁護の保障など、国際的に承認された最低限の人権基準は尊重されるべきだ」と。

日本は死刑制度を持つ国だが、やはりEUと同様、中国の暗黒裁判には非難の声明を叩きつけるべきだろう。

鳩山首相はかつて、ダライ・ラマ法王に対して「チベットの高度な自治を支持する」と約束した以上、チベット人への残酷支配の停止を中国側に訴えなければならないはずである。

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鳩山氏は〇七年、ダライ・ラマ法王に「高度な自治を支持」と語った

岡田外相はチベット・ウイグル問題を「中国国内の事情だ」とし、「中国への内政干渉は行うべきではない」と語っているが、それではチベット人を残酷支配の下に放置するのも仕方がないと言うのだろうか。

そもそも戦後は国際法上、一国内の人権問題は国際社会が関心を持つべき事項と解釈されているのである。EUのように、チベット人の人権、生命のため、日本を含む各国が立ち上がらなくて、誰があの民族を救うのか。

一方中国は、国内人権状況への外部からの批判には、「内政干渉だ」として強く反撥するが、それは人権弾圧があの国の政府の存立基盤だからだ。岡田氏がチベット問題で「干渉」を拒むのは、中国の意向に従っているからにほかなるまい。

鳩山氏も首相に就任したら、岡田氏と同様に中国へは何も言えないか。

チベットの問題で何も発言できないと言うことは、それだけ中国の影響下に置かれ、人権も国際正義も重視できなくなっていると言うことなのだ。

同じアジアの善良なる民族の悲惨な境遇を見て見ぬふりをする鳩山政権に、「友愛」も何もないだろう。「東アジア共同体」構想にしても、所詮は「中国の属国化」構想でしかあるまい。かつて「アジア解放」のために英国と戦った日本だが、今やその面では、あの国にも劣っている。

チベット問題で立ち上がることのできる政府を! 

必要なら中国への「内政干渉」も辞さないほどになれば、チベット人には大きな助けとなるし、そもそも日本の国自体が安泰へと向かおう。

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第6回 東トルキスタンデモin大阪 (独立記念)
イリハム・マハムティ氏も参加!


11月8日(日)  集会開始 14:20  デモ出発 15:00

集合場所 愛染公園 地下鉄堺筋線 恵美須町駅 1A出口 徒歩5分
  http:// map.yah oo.co.j p/pl?la t=34.65 338111& lonfiltered=135 .512221 11&p=%B 0%A6%C0 %F7%B8% F8%B1%E 0

コース 堺筋を北上→千日前通り左折→難波付近解散

主催 東トルキスタンデモ実行委員会
参加団体 日本シルクロード科学クラブ
連絡先 080-5707-7078 (手嶋)   メール [email protected]


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