海外で最も心通う天皇誕生日の奉祝レセプション
2008/12/31/Wed
駐台湾の大使館にあたる交流協会台北事務所は毎年の天長節(天皇誕生日)を日本のナショナルデーとし、中国の反対をよそに奉祝レセプションを盛大に開催している。
ところでなぜ中国が反対するかと言えば、交流協会が大使館並みの行事を行うことで、事実上台湾を国家と認めることになるからだろう。「二つの中国」なり「一つの中国、一つの台湾」なりを日本が認めることは絶対に阻止すると言っているわけで、そうした圧力を受けて政府は台湾との交流に消極的になっているのだが、馬鹿げたことだ。なぜなら「一つの中国、一つの台湾」は誰も否定することのできない厳然たる事実なのである。そうした中で粛々と奉祝行事を行う交流協会の姿勢は、当然のことであるとは言え、やはりその良識、勇気が際立っている。
そしてその結果展開されるのが、両国国民ならではの素晴らしい交歓である。
同高雄事務所(駐高雄領事館に相当)が高雄で十二月十一日に開催した奉祝レセプションの模様は、本ブログもすでに報じた通りだ。
台湾の天長節(天皇誕生日)奉祝会に見る両国の深い友情
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-598.html
そこで今回は十七日に行われた台北事務所主催のレセプションについて伝えたい。
会場となったホテルの案内板。「天皇陛下華誕酒会」の文字が
場所は台北市内のホテル、国賓大飯店。天皇皇后両陛下のご真影が掲げられた会場に参じたのは日台合わせて七百人以上。李登輝元総統、欧鴻錬外交部長(外相)、羅福全元駐日代表(大使)、許世楷・前駐日代表ら要人が多数出席し、また政財界からも多数の花が届けられた。
国歌斉唱で開会となり、齊藤正樹所長(大使)が挨拶。今後の更なる日台交流の促進を呼びかけるとともに、六月に発生した尖閣海域での台湾遊漁船の沈没事件に触れ、今後同様の事態を再発させないよう訴えた。また両国間で懸案の漁業権問題についても、双方の努力しだいでよい結果を生むことができると強調した。
齊藤正樹所長(大使)
次いで欧鴻錬外交部長が挨拶に立ち、新政権も日本を特別なパートナーとして認識しているとし、両国関係の緊密化に向け努力すると述べた。
欧鴻錬外交部長
以下は当日出席した台湾人の友人の話だ。
「参加者は去年より増えたらしい。政治家や企業からもたくさんの花が届けられ、会場の外はびっくりするくらいの花で埋め尽くされていた。会場内もそうだ」
蔡英文・民進党主席からも
「李登輝さんは立派だった。直立不動で大使たちのスピーチを聞いていた。元大統領だというのにとても謙虚だった。ホテルに到着した時点から日本人からも台湾人からも挨拶攻め、握手攻めを受け、やはり大人気だった」
李登輝氏が会場に到着するや、たちまち人だかりが
参列者の最前列で直立不動の李登輝氏。出席者の間で賞賛を声が
「国会議長の王金平さん(国民党所属、台湾人)もやってきた。遅れて入ってきて、大使に丁重に敬意を表し、乾杯していた。ものすごく楽しそうに見えた。日本をとても大事に考えているのだと思う」
齊藤大使と乾杯する王金平氏(右)。この日はとても楽しそうだった
「他の国で行われる天長節レセプションのことは知らないが、台湾ほど雰囲気のいいものはないと思っている。なぜかと言うと、台湾人の参加者には日本語世代が多いこともあって、日本の天長節のことをよく知っていた。だから心からお祝いしようとしていた。方々で『おめでとう』との日本語が飛び交い、とても心が感じられた」
「あの日のレセプションは台湾と日本の心のつながりを象徴していた!」
黄昆輝・台湾団結連盟主席(左)も
李登輝氏の横は「海角七号」の主演女優、田中千絵さん
黄昭堂・台湾独立建国連盟から。日本人は台湾の
独立建国を支持せよ
このような日台国民の信頼と友情の絆は両国の掛け替えない宝である。中国は台湾併呑を遂行するため日台の関係の深化を恐れ、両国間に楔を打ち込もうとしているが、この絆がそれを許さない力の源泉なのだ。
もちろんこれには大いなる脆弱さもある。なぜなら一般の日本人は台湾には無理解、無関心だからだ。そこで日本人が知るべきは、すぐそこに親しい友人が存在していることのである。それは旧友と言うだけではない。これからも手を携えて苦難を乗り越え、東アジアの平和を守って行くべき得難いパートナーなのだ。
遊漁船沈没に端を発した反日騒動は台湾内部の「中国の手先」勢力がしでかしたこと。そうした勢力の跋扈を許さないためにも、来年は日台関係の重要性を訴える活動を更に強化して行こう。
*********************************************
↑ ↑
よろしければクリックをお願いします。
運動を拡大したいので。
1月2日、台湾建国の「運動始め」
靖国神社-外国人登録・台湾正名・街頭署名活動
下記の要領で外国人登録における台湾人の国籍記載を「中国」から「台湾」へ改める
街頭署名活動を行います。「台湾は中国ではない」と初詣客でにぎわう靖国神社前で
訴え、来年の運動始めとしますので、都合のつく読者の方はぜひご参加ください。大
勢の人に対処するので、人手が必要です。
台湾研究フォーラム
■日 時:1月2日(金)午後1時~夕刻
■場 所:靖国神社前・九段坂(東京理科大九段校舎側)
■主 催:日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、メールマガジン「台湾の声」
■問合せ:TEL:03-5211-8838 [email protected] (日本李登輝友の会)
■当 日:090-4138-6397(永山)
--------------------------------------------------------------------------
【署名用紙とオンライン署名】
署名用紙は日本李登輝友の会のホームページからダウンロードできます。ご要望があれ
ばお送りすることもできますので、詳しくは日本李登輝友の会・台湾正名推進本部までお問い合せください。
また、「オンライン署名」も設置いたしました。お名前やご住所などを記入していただ
きますが、WEB上では匿名にもできますし、住所は区市町村までで番地はWEB上では表示されません。下記のURLからお願いします。
■外登証修正署名URL:http://www.shomei.tv/project-431.html
なお、日本李登輝友の会のホームページでは「台湾正名運動」や「本会の提言:外国人
登録証」のコーナーで、これまでの経緯や要請書などを掲載しています。
■日本李登輝友の会ホームページ:http://www.ritouki.jp/
【お知らせ】 「台湾は日本の生命線!」メルマガ版を創刊
反中華覇権主義運動の一助たらんとさまざまな関連情報を配信しておりますので、同志同憂のご登録ならびにご指導をお願い申し上げます。
登録先・バックナンバー http://www.melma.com/backnumber_174014/http://tw.youtube.com/watch?v=xbfw0z7XWww
ところでなぜ中国が反対するかと言えば、交流協会が大使館並みの行事を行うことで、事実上台湾を国家と認めることになるからだろう。「二つの中国」なり「一つの中国、一つの台湾」なりを日本が認めることは絶対に阻止すると言っているわけで、そうした圧力を受けて政府は台湾との交流に消極的になっているのだが、馬鹿げたことだ。なぜなら「一つの中国、一つの台湾」は誰も否定することのできない厳然たる事実なのである。そうした中で粛々と奉祝行事を行う交流協会の姿勢は、当然のことであるとは言え、やはりその良識、勇気が際立っている。
そしてその結果展開されるのが、両国国民ならではの素晴らしい交歓である。
同高雄事務所(駐高雄領事館に相当)が高雄で十二月十一日に開催した奉祝レセプションの模様は、本ブログもすでに報じた通りだ。
台湾の天長節(天皇誕生日)奉祝会に見る両国の深い友情
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-598.html
そこで今回は十七日に行われた台北事務所主催のレセプションについて伝えたい。
会場となったホテルの案内板。「天皇陛下華誕酒会」の文字が
場所は台北市内のホテル、国賓大飯店。天皇皇后両陛下のご真影が掲げられた会場に参じたのは日台合わせて七百人以上。李登輝元総統、欧鴻錬外交部長(外相)、羅福全元駐日代表(大使)、許世楷・前駐日代表ら要人が多数出席し、また政財界からも多数の花が届けられた。
国歌斉唱で開会となり、齊藤正樹所長(大使)が挨拶。今後の更なる日台交流の促進を呼びかけるとともに、六月に発生した尖閣海域での台湾遊漁船の沈没事件に触れ、今後同様の事態を再発させないよう訴えた。また両国間で懸案の漁業権問題についても、双方の努力しだいでよい結果を生むことができると強調した。
齊藤正樹所長(大使)
次いで欧鴻錬外交部長が挨拶に立ち、新政権も日本を特別なパートナーとして認識しているとし、両国関係の緊密化に向け努力すると述べた。
欧鴻錬外交部長
以下は当日出席した台湾人の友人の話だ。
「参加者は去年より増えたらしい。政治家や企業からもたくさんの花が届けられ、会場の外はびっくりするくらいの花で埋め尽くされていた。会場内もそうだ」
蔡英文・民進党主席からも
「李登輝さんは立派だった。直立不動で大使たちのスピーチを聞いていた。元大統領だというのにとても謙虚だった。ホテルに到着した時点から日本人からも台湾人からも挨拶攻め、握手攻めを受け、やはり大人気だった」
李登輝氏が会場に到着するや、たちまち人だかりが
参列者の最前列で直立不動の李登輝氏。出席者の間で賞賛を声が
「国会議長の王金平さん(国民党所属、台湾人)もやってきた。遅れて入ってきて、大使に丁重に敬意を表し、乾杯していた。ものすごく楽しそうに見えた。日本をとても大事に考えているのだと思う」
齊藤大使と乾杯する王金平氏(右)。この日はとても楽しそうだった
「他の国で行われる天長節レセプションのことは知らないが、台湾ほど雰囲気のいいものはないと思っている。なぜかと言うと、台湾人の参加者には日本語世代が多いこともあって、日本の天長節のことをよく知っていた。だから心からお祝いしようとしていた。方々で『おめでとう』との日本語が飛び交い、とても心が感じられた」
「あの日のレセプションは台湾と日本の心のつながりを象徴していた!」
黄昆輝・台湾団結連盟主席(左)も
李登輝氏の横は「海角七号」の主演女優、田中千絵さん
黄昭堂・台湾独立建国連盟から。日本人は台湾の
独立建国を支持せよ
このような日台国民の信頼と友情の絆は両国の掛け替えない宝である。中国は台湾併呑を遂行するため日台の関係の深化を恐れ、両国間に楔を打ち込もうとしているが、この絆がそれを許さない力の源泉なのだ。
もちろんこれには大いなる脆弱さもある。なぜなら一般の日本人は台湾には無理解、無関心だからだ。そこで日本人が知るべきは、すぐそこに親しい友人が存在していることのである。それは旧友と言うだけではない。これからも手を携えて苦難を乗り越え、東アジアの平和を守って行くべき得難いパートナーなのだ。
遊漁船沈没に端を発した反日騒動は台湾内部の「中国の手先」勢力がしでかしたこと。そうした勢力の跋扈を許さないためにも、来年は日台関係の重要性を訴える活動を更に強化して行こう。
*********************************************
↑ ↑
よろしければクリックをお願いします。
運動を拡大したいので。
1月2日、台湾建国の「運動始め」
靖国神社-外国人登録・台湾正名・街頭署名活動
下記の要領で外国人登録における台湾人の国籍記載を「中国」から「台湾」へ改める
街頭署名活動を行います。「台湾は中国ではない」と初詣客でにぎわう靖国神社前で
訴え、来年の運動始めとしますので、都合のつく読者の方はぜひご参加ください。大
勢の人に対処するので、人手が必要です。
台湾研究フォーラム
■日 時:1月2日(金)午後1時~夕刻
■場 所:靖国神社前・九段坂(東京理科大九段校舎側)
■主 催:日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム、メールマガジン「台湾の声」
■問合せ:TEL:03-5211-8838 [email protected] (日本李登輝友の会)
■当 日:090-4138-6397(永山)
--------------------------------------------------------------------------
【署名用紙とオンライン署名】
署名用紙は日本李登輝友の会のホームページからダウンロードできます。ご要望があれ
ばお送りすることもできますので、詳しくは日本李登輝友の会・台湾正名推進本部までお問い合せください。
また、「オンライン署名」も設置いたしました。お名前やご住所などを記入していただ
きますが、WEB上では匿名にもできますし、住所は区市町村までで番地はWEB上では表示されません。下記のURLからお願いします。
■外登証修正署名URL:http://www.shomei.tv/project-431.html
なお、日本李登輝友の会のホームページでは「台湾正名運動」や「本会の提言:外国人
登録証」のコーナーで、これまでの経緯や要請書などを掲載しています。
■日本李登輝友の会ホームページ:http://www.ritouki.jp/
【お知らせ】 「台湾は日本の生命線!」メルマガ版を創刊
反中華覇権主義運動の一助たらんとさまざまな関連情報を配信しておりますので、同志同憂のご登録ならびにご指導をお願い申し上げます。
登録先・バックナンバー http://www.melma.com/backnumber_174014/http://tw.youtube.com/watch?v=xbfw0z7XWww