尖閣問題で安倍批判の政治家、メディアは「強盗」の手下
2013/10/31/Thu
沖縄県議会は十月十一日、尖閣諸島を巡る問題で、中国との平和的な外交交渉を求める意見書を全会一致で可決した。
沖縄タイムスによると意見書は「尖閣が日本の領土であることは『疑問の余地がない』としつつ、現状について『歴史的な交流を通して沖縄と中国が築いてきた良好な関係を損ねることになり、県民は不安を感じている』として、冷静で平和的な外交交渉を求め」るものだそうだが、何を以って「冷静で平和的な外交交渉」と呼ぶのか。
そもそも政府が「興奮した反平和的な外交交渉」をいつ行ったというのか。
県議会が本気で沖縄と中国との「良好な関係」を守りたいなら、中国の「反理性的で反平和的な恫喝外交」に対してこそ意見を伝えるべきだろう。あるいは政府に対し、「興奮した反平和的な外交交渉を中国に要求しろ」と求めるべきだ。
ところがそれを敢えて行わないのは、県議会が本当に求めているのは政府の中国に対する譲歩、妥協、あるいは服従だからだとしか考えられない。
そもそも沖縄が中国との間での「歴史的な交流を通して築いてきた良好な関係」とは琉球の明国・清国に対する従属関係のことである。
相変わらず中国の属国根性丸出しの沖縄県議会。やることなすこと幼稚で誤りが多すぎる
こうした中国への従属根性は、何も沖縄県だけのものではなく、日本全国に見られるものだ。
例えばマスメディア。毎日新聞が六月十二日に掲げた「尖閣と日中関係 外交的解決に知恵絞れ」と題する社説は、このメディアが間違いなく中国の影響下に置かれていると読む者に確信させるに足る内容だった。
「中国の挑発行為は相変わらずだ。中国公船は尖閣領海に侵入を繰り返している」「尖閣諸島は、歴史的にも国際法的にも日本固有の領土だ。日本による実効支配の現状を力ずくで変更しようとする中国の態度は、長い目でみれば中国にとっても利益にならないだろう」などと、取り敢えずは中国を批判する(批判するのを装う)一方で、「安倍政権にも注文したい」など言って、次のように書いている。
―――安倍晋三首相は「対話のドアは常にオープン」という。しかし、公明党の山口那津男代表が首相親書を携えて訪中して以降、対話模索の動きがあまり見えないのが気になる。
なぜ批判の矛先を安倍首相にまで向けるのか。実際には安倍首相に「対話模索の動きがあまり見えない」のではなく、中国が対話を拒否しているのが問題であることを、毎日新聞が知らないはずはないではないか。
日本政府が①領土を巡る争いを認めない、②過去の両国指導者が棚上げで同意したことを認めない、③領土争いの存在の承認を基礎とした対話に同意しないとの「三つのノー」の姿勢を維持する限り、両国首脳は対話のドアの前に立つこともできないというのが中国の姿勢である
これを一言で言えば、日本政府が中国の要求を呑むという一方的な譲歩を行わない限り、中国は対話のドアを閉ざし続けるということだ。
それであるのになぜ社説は、安倍首相に不満を見せるのかと言えば、やはり日本の譲歩、妥協、服従を要求したいからなのだ。
だからこそこんなことも書くのである。
―――野中広務元官房長官は(中略)日中国交正常化交渉で尖閣の領有権について「棚上げ合意があった」と発言した。菅義偉官房長官は「領有権問題は存在しない。棚上げを合意した事実はない」とこれを否定した。だが、条約課長として交渉に関わった栗山尚一元外務事務次官は、棚上げについて「『暗黙の了解』が首脳レベルで成立したと理解している」と証言している。また、中国側は最近「棚上げ」による解決というシグナルを盛んに送ってきている。
―――研究者が過去を検証することは必要だが、日本の政府や政治家の間で「棚上げ」合意があったかどうかで、内輪もめをしている場合だろうか。
どう見ても「棚上げ合意」が事実であるかのような印象操作だ。明らかに中国に有利な状況を作り出そうとしている。
いずれにせよ、尖閣を巡る日中間の対立では、日本政府の姿勢に何の非もないのである。それでありながらなお非難を続ける政治家、メディアは、「強盗」の手下か何かと思っていい。
いや、それぐらいを見抜ける見識が、国民には今求められている。
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11・3頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部街宣・講演会の案内
■頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部・浦和駅前「救国街頭演説会」
日時 平成25年11月3日(日・祝) 11時00分~13時00分
場所 JR浦和駅 西口
弁士
鈴木正人(埼玉県議会議員)
藤田隆司(特定失踪者家族)
竹本光博(救う会埼玉代表)
三輪和雄(頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事・日本世論の会会長)
松本得斉(頑張れ日本!全国行動委員会群馬県本部幹事長)
永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長・台湾研究フォーラム会長)
その他
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:永山英樹 TEL 070-6484-2624
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部 設立二周年記念講演会
「尖閣が映し出す、日本の今」
日時 平成25年11月3日(日・祝)
開場 14時15分 講演会 14時30分~15時30分 懇親会 16時00分~18時30分
場所 さいたま市共済会館 6階第二ホール(TEL:048-822-3330)
さいたま市浦和区岸町7-5-14 JR浦和駅西口、徒歩約10分
講師 葛城奈海
演題 「尖閣が映し出す、日本の今」
参加費 500円(会員:無料)
懇親会 2,000円(閉会後、講師を囲んで開催)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:愛甲 TEL:070-6941-1941
沖縄タイムスによると意見書は「尖閣が日本の領土であることは『疑問の余地がない』としつつ、現状について『歴史的な交流を通して沖縄と中国が築いてきた良好な関係を損ねることになり、県民は不安を感じている』として、冷静で平和的な外交交渉を求め」るものだそうだが、何を以って「冷静で平和的な外交交渉」と呼ぶのか。
そもそも政府が「興奮した反平和的な外交交渉」をいつ行ったというのか。
県議会が本気で沖縄と中国との「良好な関係」を守りたいなら、中国の「反理性的で反平和的な恫喝外交」に対してこそ意見を伝えるべきだろう。あるいは政府に対し、「興奮した反平和的な外交交渉を中国に要求しろ」と求めるべきだ。
ところがそれを敢えて行わないのは、県議会が本当に求めているのは政府の中国に対する譲歩、妥協、あるいは服従だからだとしか考えられない。
そもそも沖縄が中国との間での「歴史的な交流を通して築いてきた良好な関係」とは琉球の明国・清国に対する従属関係のことである。
相変わらず中国の属国根性丸出しの沖縄県議会。やることなすこと幼稚で誤りが多すぎる
こうした中国への従属根性は、何も沖縄県だけのものではなく、日本全国に見られるものだ。
例えばマスメディア。毎日新聞が六月十二日に掲げた「尖閣と日中関係 外交的解決に知恵絞れ」と題する社説は、このメディアが間違いなく中国の影響下に置かれていると読む者に確信させるに足る内容だった。
「中国の挑発行為は相変わらずだ。中国公船は尖閣領海に侵入を繰り返している」「尖閣諸島は、歴史的にも国際法的にも日本固有の領土だ。日本による実効支配の現状を力ずくで変更しようとする中国の態度は、長い目でみれば中国にとっても利益にならないだろう」などと、取り敢えずは中国を批判する(批判するのを装う)一方で、「安倍政権にも注文したい」など言って、次のように書いている。
―――安倍晋三首相は「対話のドアは常にオープン」という。しかし、公明党の山口那津男代表が首相親書を携えて訪中して以降、対話模索の動きがあまり見えないのが気になる。
なぜ批判の矛先を安倍首相にまで向けるのか。実際には安倍首相に「対話模索の動きがあまり見えない」のではなく、中国が対話を拒否しているのが問題であることを、毎日新聞が知らないはずはないではないか。
日本政府が①領土を巡る争いを認めない、②過去の両国指導者が棚上げで同意したことを認めない、③領土争いの存在の承認を基礎とした対話に同意しないとの「三つのノー」の姿勢を維持する限り、両国首脳は対話のドアの前に立つこともできないというのが中国の姿勢である
これを一言で言えば、日本政府が中国の要求を呑むという一方的な譲歩を行わない限り、中国は対話のドアを閉ざし続けるということだ。
それであるのになぜ社説は、安倍首相に不満を見せるのかと言えば、やはり日本の譲歩、妥協、服従を要求したいからなのだ。
だからこそこんなことも書くのである。
―――野中広務元官房長官は(中略)日中国交正常化交渉で尖閣の領有権について「棚上げ合意があった」と発言した。菅義偉官房長官は「領有権問題は存在しない。棚上げを合意した事実はない」とこれを否定した。だが、条約課長として交渉に関わった栗山尚一元外務事務次官は、棚上げについて「『暗黙の了解』が首脳レベルで成立したと理解している」と証言している。また、中国側は最近「棚上げ」による解決というシグナルを盛んに送ってきている。
―――研究者が過去を検証することは必要だが、日本の政府や政治家の間で「棚上げ」合意があったかどうかで、内輪もめをしている場合だろうか。
どう見ても「棚上げ合意」が事実であるかのような印象操作だ。明らかに中国に有利な状況を作り出そうとしている。
いずれにせよ、尖閣を巡る日中間の対立では、日本政府の姿勢に何の非もないのである。それでありながらなお非難を続ける政治家、メディアは、「強盗」の手下か何かと思っていい。
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■頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部・浦和駅前「救国街頭演説会」
日時 平成25年11月3日(日・祝) 11時00分~13時00分
場所 JR浦和駅 西口
弁士
鈴木正人(埼玉県議会議員)
藤田隆司(特定失踪者家族)
竹本光博(救う会埼玉代表)
三輪和雄(頑張れ日本!全国行動委員会常任幹事・日本世論の会会長)
松本得斉(頑張れ日本!全国行動委員会群馬県本部幹事長)
永山英樹(頑張れ日本!全国行動委員会埼玉県本部長・台湾研究フォーラム会長)
その他
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
担当:永山英樹 TEL 070-6484-2624
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「尖閣が映し出す、日本の今」
日時 平成25年11月3日(日・祝)
開場 14時15分 講演会 14時30分~15時30分 懇親会 16時00分~18時30分
場所 さいたま市共済会館 6階第二ホール(TEL:048-822-3330)
さいたま市浦和区岸町7-5-14 JR浦和駅西口、徒歩約10分
講師 葛城奈海
演題 「尖閣が映し出す、日本の今」
参加費 500円(会員:無料)
懇親会 2,000円(閉会後、講師を囲んで開催)
主催 頑張れ日本!全国行動委員会・埼玉県本部
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