台湾を中国式に「台湾島」と呼ぶな!日経に訂正を求めよう
2022/01/26/Wed
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「台湾島」とは、中共が「台湾は中国の島」と強調するための政治的呼称。なぜ日経がこれを報道で用いだしたのか
中共が掲げる「一つの中国」原則とは、台湾問題を中国の内政とし、台湾併呑を正当化するための虚構宣伝であるが、虚構は虚構であるが故、それがばれることを中共は極度に警戒している。そのため国内メディアはおろか、海外メディアをも監視下に置き、「一つの中国、一つの台湾」(中国と台湾は別々の独立した存在、国家)との現状を報じ、「一つの中国」を否定することのないよう圧力をかけ続けている。日本メディアができうる限り「一つの中国」原則を遵守しようと務めるのも、そんな圧力を受けてのことに他ならない。
その事例はいくらでもある。たとえば「台湾と中国の間の…」といった地理的な説明を行う場合、
「台湾と中国本土(中国大陸)の間の…」と表現することが多い。日本テレビNEWS24も1月2日の配信記事で、「中国本土の福建省と台湾を結ぶ海底トンネルか橋」「中国本土と台湾をつなぐ壮大な計画」などと書いている。
このように「中国と台湾」ではなく「中国本土と台湾」とするのはなぜか。中共から見れば前者の書き方は、「一つの中国、一つの台湾」という地理的な現状を言い表し、「一つの中国」を否定するものと映る。一方後者のごとく、中国を台湾の「本土」とし、台湾はその属領地とすることは、まさに「一つの中国」原則通りだとなる。そこで日本のメディアはそのような表現を使い、同原則に従っているところを中共に示すわけだ。
だが「一つの中国」なる虚偽の宣伝を反映させた報道は、当然虚偽の報道となる。そこで「一つの中国」報道の撲滅を目指す台湾報道正常化運動の一環として、我々は日本テレビに訂正要求活動を進めた。そしてその結果、日本テレビは、1月18日から20日にかけ、「中国本土」を「中国」へと訂正した。
このように中共の圧力を恐れず、民衆の抗議の声を受け入れなど、日本のメディアとしても珍しく、同局の良識の回復と受け止めてよいだろう。抗議を受けてようやく、台湾に対して中国を「本土」と呼ぶことが、どれほど大きな誤りであるかに気付いたのだろう。
ところが24日になり、今度は日本経済新聞の電子版が「一つの中国」報道を行ったのだ。
「きょうのことば」欄で「台湾海峡」の解説を行うに、「台湾島と中国南東部の福建省の間にある海峡のこと」と書いたのである。
“台湾海峡とは 米中対立で「世界一危険」 きょうのことば”
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM221MA0S2A120C2000000/
日本テレビが抗議を受けたのを見たためかどうかは不明だが、「中国本土」と書かず「中国」とはしているのだが、しかし「台湾と中国の間にある」と書くのにはやはり抵抗感があったと見える。「台湾」を「台湾島」などと書き換えたのだ。
「台湾」とすれば、台湾を「国」と認めるのか、と中国に批判されかねないため、「島」の字を付け、「台湾島」としたのだろう。
日本ではほとんど聞かれないが、実は中国では常用される呼称である。しかもこれは台湾を「中国の島」と強調するための政治的用語でもあるのだ。
つまり「台湾島」は「一つの中国」の宣伝用語なのだ。日経がそんなものを報道で使い出すなど、中共からの指示ではないか。とにかく人々を洗脳するこの危険な呼称が日本に浸透することだけは防ぎたい。
「台湾島」は、日本で通用する「台湾」または「台湾本島」に改めるべきである。日経にそれを求めよう。
■日経への問い合わせ
https://support.nikkei.com/app/ask_0101/p/11
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「台湾島」とは、中共が「台湾は中国の島」と強調するための政治的呼称。なぜ日経がこれを報道で用いだしたのか
中共が掲げる「一つの中国」原則とは、台湾問題を中国の内政とし、台湾併呑を正当化するための虚構宣伝であるが、虚構は虚構であるが故、それがばれることを中共は極度に警戒している。そのため国内メディアはおろか、海外メディアをも監視下に置き、「一つの中国、一つの台湾」(中国と台湾は別々の独立した存在、国家)との現状を報じ、「一つの中国」を否定することのないよう圧力をかけ続けている。日本メディアができうる限り「一つの中国」原則を遵守しようと務めるのも、そんな圧力を受けてのことに他ならない。
その事例はいくらでもある。たとえば「台湾と中国の間の…」といった地理的な説明を行う場合、
「台湾と中国本土(中国大陸)の間の…」と表現することが多い。日本テレビNEWS24も1月2日の配信記事で、「中国本土の福建省と台湾を結ぶ海底トンネルか橋」「中国本土と台湾をつなぐ壮大な計画」などと書いている。
このように「中国と台湾」ではなく「中国本土と台湾」とするのはなぜか。中共から見れば前者の書き方は、「一つの中国、一つの台湾」という地理的な現状を言い表し、「一つの中国」を否定するものと映る。一方後者のごとく、中国を台湾の「本土」とし、台湾はその属領地とすることは、まさに「一つの中国」原則通りだとなる。そこで日本のメディアはそのような表現を使い、同原則に従っているところを中共に示すわけだ。
だが「一つの中国」なる虚偽の宣伝を反映させた報道は、当然虚偽の報道となる。そこで「一つの中国」報道の撲滅を目指す台湾報道正常化運動の一環として、我々は日本テレビに訂正要求活動を進めた。そしてその結果、日本テレビは、1月18日から20日にかけ、「中国本土」を「中国」へと訂正した。
このように中共の圧力を恐れず、民衆の抗議の声を受け入れなど、日本のメディアとしても珍しく、同局の良識の回復と受け止めてよいだろう。抗議を受けてようやく、台湾に対して中国を「本土」と呼ぶことが、どれほど大きな誤りであるかに気付いたのだろう。
ところが24日になり、今度は日本経済新聞の電子版が「一つの中国」報道を行ったのだ。
「きょうのことば」欄で「台湾海峡」の解説を行うに、「台湾島と中国南東部の福建省の間にある海峡のこと」と書いたのである。
“台湾海峡とは 米中対立で「世界一危険」 きょうのことば”
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM221MA0S2A120C2000000/
日本テレビが抗議を受けたのを見たためかどうかは不明だが、「中国本土」と書かず「中国」とはしているのだが、しかし「台湾と中国の間にある」と書くのにはやはり抵抗感があったと見える。「台湾」を「台湾島」などと書き換えたのだ。
「台湾」とすれば、台湾を「国」と認めるのか、と中国に批判されかねないため、「島」の字を付け、「台湾島」としたのだろう。
日本ではほとんど聞かれないが、実は中国では常用される呼称である。しかもこれは台湾を「中国の島」と強調するための政治的用語でもあるのだ。
つまり「台湾島」は「一つの中国」の宣伝用語なのだ。日経がそんなものを報道で使い出すなど、中共からの指示ではないか。とにかく人々を洗脳するこの危険な呼称が日本に浸透することだけは防ぎたい。
「台湾島」は、日本で通用する「台湾」または「台湾本島」に改めるべきである。日経にそれを求めよう。
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https://support.nikkei.com/app/ask_0101/p/11