不沈空母「台湾」が日米を攻撃する日―これが馬英九政権の危険な現況!
2012/03/31/Sat
■台湾が対日潜水艦基地になる可能性
日本のメディアは真剣に取り上げようとしないが、良識ある者は早くから予測してきたことではある。いよいよアジア太平洋地域の安全保障環境は、日本にとっても極めて危険な方向へと変動しつつあるようだ。
米国下院外交委員会が三月二十七日(現地時間)に開いた中国の軍事、経済的脅威に関する聴聞会で、国務院情報調査局の中国担当首席分析官などを務めたジョン・タシク氏は、台湾の馬英九総統の中国迎合政策の動向について、こう指摘した。
中国専門家のジョン・タシク氏が打ち鳴らす鳴らす警鐘とは
「馬英九氏は基本的に、台湾は中国の一部であることに同意し、台湾を中国の安全保障構造下に組み入れ、アジアの民主主義陣営から離脱させようとしつつある。将来台湾と中国は共同で米日に対抗しようとするかも知れない。なぜなら中国にとって台湾の優れた潜水艦基地は日本への対処で利用できるからだ」
台湾が中国軍の潜水艦基地となれば、それが日本に及ぼす脅威は計り知れない
「もし馬英九氏が今後も中国傾斜を継続するなら、中国のミサイルを監視する台湾の早期警戒システムは、米国の西太平洋での軍事活動を監視するものに変わる可能性がある」
すでに馬政権には「中国政策のみあって、米国政策なし」という状況だそうだ。
■今こそ振り返るべきマッカーサーの戦略的観点
こうしたタシク氏の分析を受け、それに同意するのが台湾紙自由時報だ。
三十一日には「台湾を『一つの中国』の空母とするなかれ」と題する社説を掲げ、やはり次のように書いている。
「馬英九氏は政権を握って以来、絶えず中国傾斜を進め、米国の西太平洋の利益や日本などアジアの民主主義国家の利益を脅かしてきた。馬氏は台米関係は順調だと強調するが、こうした誇張が行われるからこそ米国は、台湾は平和的に中国に献上され、この台湾という不沈空母が中国の対米攻撃基地になるのではとの懸念を高めるばかりだ」
馬英九の「中国傾斜」は中国への抵抗放棄だ。なぜ「祖国」と戦ってまで台湾
人を守らなければならないとの思いが、国民党の在台中国人勢力にはあろう
「米国は台湾の早期警戒システムによって米軍が監視されること以上に、平和統一後に台湾が中国の潜水艦基地となり、一九四一年の真珠湾攻撃が再現される可能性が極めて高まるのとを懸念しているに違いない」
そしてその上で、次のように論じた。
「六十数年前のマッカーサーの有名な戦略的観点は今でも有効だ。彼は『台湾が友好国の手中にあれば、戦時には敵の東アジアからの航路を扼し、東南アジアの資源獲得を阻止することができるが、もし非友好国の手中にあれば、敵は平時においてはそこに空軍や潜水艦の基地を設け、戦時には日本、沖縄、フィリピンと連なる囲いを撃破することができる。そして台湾を不沈空母となし、対米攻撃能力は二〇〇%へと増加するだろう』と述べていた。この一点に関しては、台湾を併呑して米国と覇権を争うことを目指す中国も当然のことながらよく理解している」
■馬英九政権の中国傾斜を拱手傍観するな
タシク氏は「(こうした情勢は)逆転できないのか」とスティーブ・キャボット議員からの質問に対し、「逆転できないわけではない」としながらも、「だがブッシュ、オバマ政権は台湾人に対し、独立に向かう政策は米国の支持を得られないと思わせてきた。そしてその結果、人々は中国を挑発する政権を選べなくなってしまったのだ」と述べた。
自由時報社説も次のように訴えた。
「台湾と米国は古くからの盟友であり、提携すれば双方に利があり、離れれば双方とも敗れるだろう。中国はこれまで台湾を手に入れようと狙ってきたが、台湾人は従来米国に敵意を持たない。懸念されるのは現在進行中の台湾の中国化だが、米国政府はそれを阻止できず、台米中の敵味方の関係は逆転へと向かっている。にいる。味方を傷付け敵を喜ばせることを避けるため、米国政府は国共共同による台湾海峡情勢の平和的改変を阻止するべきだ」
中国に乗っ取られた台湾という不沈空母が出現すれば、その軍事的脅威を米国以上に、そして死活的に受けるのは日本であるが、その日本は米国以上に、中国への刺激を避けたい一心で、台湾海峡情勢に目を向けないできた。そしてその結果、現実に迫りくる脅威の存在すら感知できないでいるかに見える。
馬英九・国民党政権の歯止めかからぬ中国傾斜に、いつまでも拱手傍観していていいはずはない。
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日本のメディアは真剣に取り上げようとしないが、良識ある者は早くから予測してきたことではある。いよいよアジア太平洋地域の安全保障環境は、日本にとっても極めて危険な方向へと変動しつつあるようだ。
米国下院外交委員会が三月二十七日(現地時間)に開いた中国の軍事、経済的脅威に関する聴聞会で、国務院情報調査局の中国担当首席分析官などを務めたジョン・タシク氏は、台湾の馬英九総統の中国迎合政策の動向について、こう指摘した。
中国専門家のジョン・タシク氏が打ち鳴らす鳴らす警鐘とは
「馬英九氏は基本的に、台湾は中国の一部であることに同意し、台湾を中国の安全保障構造下に組み入れ、アジアの民主主義陣営から離脱させようとしつつある。将来台湾と中国は共同で米日に対抗しようとするかも知れない。なぜなら中国にとって台湾の優れた潜水艦基地は日本への対処で利用できるからだ」
台湾が中国軍の潜水艦基地となれば、それが日本に及ぼす脅威は計り知れない
「もし馬英九氏が今後も中国傾斜を継続するなら、中国のミサイルを監視する台湾の早期警戒システムは、米国の西太平洋での軍事活動を監視するものに変わる可能性がある」
すでに馬政権には「中国政策のみあって、米国政策なし」という状況だそうだ。
■今こそ振り返るべきマッカーサーの戦略的観点
こうしたタシク氏の分析を受け、それに同意するのが台湾紙自由時報だ。
三十一日には「台湾を『一つの中国』の空母とするなかれ」と題する社説を掲げ、やはり次のように書いている。
「馬英九氏は政権を握って以来、絶えず中国傾斜を進め、米国の西太平洋の利益や日本などアジアの民主主義国家の利益を脅かしてきた。馬氏は台米関係は順調だと強調するが、こうした誇張が行われるからこそ米国は、台湾は平和的に中国に献上され、この台湾という不沈空母が中国の対米攻撃基地になるのではとの懸念を高めるばかりだ」
馬英九の「中国傾斜」は中国への抵抗放棄だ。なぜ「祖国」と戦ってまで台湾
人を守らなければならないとの思いが、国民党の在台中国人勢力にはあろう
「米国は台湾の早期警戒システムによって米軍が監視されること以上に、平和統一後に台湾が中国の潜水艦基地となり、一九四一年の真珠湾攻撃が再現される可能性が極めて高まるのとを懸念しているに違いない」
そしてその上で、次のように論じた。
「六十数年前のマッカーサーの有名な戦略的観点は今でも有効だ。彼は『台湾が友好国の手中にあれば、戦時には敵の東アジアからの航路を扼し、東南アジアの資源獲得を阻止することができるが、もし非友好国の手中にあれば、敵は平時においてはそこに空軍や潜水艦の基地を設け、戦時には日本、沖縄、フィリピンと連なる囲いを撃破することができる。そして台湾を不沈空母となし、対米攻撃能力は二〇〇%へと増加するだろう』と述べていた。この一点に関しては、台湾を併呑して米国と覇権を争うことを目指す中国も当然のことながらよく理解している」
■馬英九政権の中国傾斜を拱手傍観するな
タシク氏は「(こうした情勢は)逆転できないのか」とスティーブ・キャボット議員からの質問に対し、「逆転できないわけではない」としながらも、「だがブッシュ、オバマ政権は台湾人に対し、独立に向かう政策は米国の支持を得られないと思わせてきた。そしてその結果、人々は中国を挑発する政権を選べなくなってしまったのだ」と述べた。
自由時報社説も次のように訴えた。
「台湾と米国は古くからの盟友であり、提携すれば双方に利があり、離れれば双方とも敗れるだろう。中国はこれまで台湾を手に入れようと狙ってきたが、台湾人は従来米国に敵意を持たない。懸念されるのは現在進行中の台湾の中国化だが、米国政府はそれを阻止できず、台米中の敵味方の関係は逆転へと向かっている。にいる。味方を傷付け敵を喜ばせることを避けるため、米国政府は国共共同による台湾海峡情勢の平和的改変を阻止するべきだ」
中国に乗っ取られた台湾という不沈空母が出現すれば、その軍事的脅威を米国以上に、そして死活的に受けるのは日本であるが、その日本は米国以上に、中国への刺激を避けたい一心で、台湾海峡情勢に目を向けないできた。そしてその結果、現実に迫りくる脅威の存在すら感知できないでいるかに見える。
馬英九・国民党政権の歯止めかからぬ中国傾斜に、いつまでも拱手傍観していていいはずはない。
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