台湾は感謝!ポンぺオ「対中強硬」演説―日本も呼応の決意を!
2020/07/25/Sat
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ポンぺオ国務長官の中国政策に関する演説は、台湾で好意的に受け止められた
ポンペオ米国務長官は23日、「共産主義の中国と自由世界の未来」と題した対中政策に関する演説を行ったが、朝日新聞はその骨子を次のようにまとめている。
・無分別な関与という古いパラダイムは失敗だった
・ニクソン氏が米国の関与戦略を始めた。政策当局者は、豊かになれば中国は自由で友好的になると予測したが、中国は手助けする国際社会の手にかみついた
・中国の挑戦に立ち向かうには、欧州やアフリカ、南米、特にインド太平洋地域の民主主義国家が汗をかく必要がある
・今行動しないと中国は我々の自由をむしばみ、ルールに基づいた秩序を転覆させるだろう
・必要なのは(かつての)封じ込めではない。これは直面したことのない、複雑で新しい問題だ。ソ連は自由世界の外にいたが、中国は既に内側にいる。だから一国では対処できない
・今が民主主義国家の新たな同盟を構築する時だろう。自由主義の側が(中国を)変えなければ、中国が我々を変えることになる
的確で見事な内容だ。中国のこれまでの動向、そして今後それに国際社会は如何に対処すべきかについて、ポンぺオ氏は正論を展開したのだ。「パックスシニカ」(中国支配下の平和)でも構わないという者以外の常識ある日本人なら、やはりそう思うはずである。
この演説内容を報じた当の朝日新聞だが、この反米親中メディアですら、ポンぺオ氏の訴えに反論をしていない。たしかに「(中国に)敵意をむき出しにした」「大統領選に向けたアピール色も強い」といった反米コメントは忘れてはいないものの、それ以上の批判は全くできずにいるではないか。
「今行動しないと中国は我々の自由をむしばむ」「民主主義国家の新たな同盟を構築する時だ」とのポンぺオ氏の呼びかけに、日本は進んで呼応するべきである。この「新たな同盟を」との訴えに朝日は、「日本など各国は大統領選の行方をにらみながら態度が問われそうだ」などと迷惑顔をして見せるが、こうした親中勢力こそ日本にとっては足手まといであるとの認識も広げなければならない。
さて今回の演説を行ったポンぺオ氏に感謝をした国がある。それは台湾だ。
ポンぺオ氏は演説の中で、中国に対する米国の「関与戦略」の反省として、「後に力強い民主主義を発展させることになる台湾の友人達を疎外した」と述べ、「マリオット、アメリカン航空、デルタ航空は彼らのサイト上の台湾に関する記述をすべて移動した。北京を怒らせないようにだ」との具体例を上げている。
そしてその上で、「我々は人民解放軍が普通の軍隊でないことを知っている。その目的は中共エリートによる絶対的統治の維持、そして中華帝国の拡大であり、人民に保護ではない。そこで我が国防総省は東支那海、南支那海、台湾海峡での航行の自由作戦を強化している」との新たな対中国姿勢を強調した。
そこで台湾外交部は、こうした親台姿勢に感謝を表明するとともに、「中国が国際社会で、如何なる手段で台湾に圧力を加えようと、我が国政府は断じて退却しない。そして米国や理念の近い国々と引き続き連携、協力を行っていく」と強調した。
日本も台湾に負けず、中国への対抗で不退転の決意を。
そしてまた従来の台湾の「疎外」の停止も。どんなに中国の顔色を見て台湾を突き放しても、中国覇権主義が「自由で友好的になる」ことはないばかりか、ますます東亜侵略の野心を高めるだけであると知るべきだ。
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ポンぺオ国務長官の中国政策に関する演説は、台湾で好意的に受け止められた
ポンペオ米国務長官は23日、「共産主義の中国と自由世界の未来」と題した対中政策に関する演説を行ったが、朝日新聞はその骨子を次のようにまとめている。
・無分別な関与という古いパラダイムは失敗だった
・ニクソン氏が米国の関与戦略を始めた。政策当局者は、豊かになれば中国は自由で友好的になると予測したが、中国は手助けする国際社会の手にかみついた
・中国の挑戦に立ち向かうには、欧州やアフリカ、南米、特にインド太平洋地域の民主主義国家が汗をかく必要がある
・今行動しないと中国は我々の自由をむしばみ、ルールに基づいた秩序を転覆させるだろう
・必要なのは(かつての)封じ込めではない。これは直面したことのない、複雑で新しい問題だ。ソ連は自由世界の外にいたが、中国は既に内側にいる。だから一国では対処できない
・今が民主主義国家の新たな同盟を構築する時だろう。自由主義の側が(中国を)変えなければ、中国が我々を変えることになる
的確で見事な内容だ。中国のこれまでの動向、そして今後それに国際社会は如何に対処すべきかについて、ポンぺオ氏は正論を展開したのだ。「パックスシニカ」(中国支配下の平和)でも構わないという者以外の常識ある日本人なら、やはりそう思うはずである。
この演説内容を報じた当の朝日新聞だが、この反米親中メディアですら、ポンぺオ氏の訴えに反論をしていない。たしかに「(中国に)敵意をむき出しにした」「大統領選に向けたアピール色も強い」といった反米コメントは忘れてはいないものの、それ以上の批判は全くできずにいるではないか。
「今行動しないと中国は我々の自由をむしばむ」「民主主義国家の新たな同盟を構築する時だ」とのポンぺオ氏の呼びかけに、日本は進んで呼応するべきである。この「新たな同盟を」との訴えに朝日は、「日本など各国は大統領選の行方をにらみながら態度が問われそうだ」などと迷惑顔をして見せるが、こうした親中勢力こそ日本にとっては足手まといであるとの認識も広げなければならない。
さて今回の演説を行ったポンぺオ氏に感謝をした国がある。それは台湾だ。
ポンぺオ氏は演説の中で、中国に対する米国の「関与戦略」の反省として、「後に力強い民主主義を発展させることになる台湾の友人達を疎外した」と述べ、「マリオット、アメリカン航空、デルタ航空は彼らのサイト上の台湾に関する記述をすべて移動した。北京を怒らせないようにだ」との具体例を上げている。
そしてその上で、「我々は人民解放軍が普通の軍隊でないことを知っている。その目的は中共エリートによる絶対的統治の維持、そして中華帝国の拡大であり、人民に保護ではない。そこで我が国防総省は東支那海、南支那海、台湾海峡での航行の自由作戦を強化している」との新たな対中国姿勢を強調した。
そこで台湾外交部は、こうした親台姿勢に感謝を表明するとともに、「中国が国際社会で、如何なる手段で台湾に圧力を加えようと、我が国政府は断じて退却しない。そして米国や理念の近い国々と引き続き連携、協力を行っていく」と強調した。
日本も台湾に負けず、中国への対抗で不退転の決意を。
そしてまた従来の台湾の「疎外」の停止も。どんなに中国の顔色を見て台湾を突き放しても、中国覇権主義が「自由で友好的になる」ことはないばかりか、ますます東亜侵略の野心を高めるだけであると知るべきだ。
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