西日本新聞に抗議を!-中国の言論統制下に陥る日本メディアの覚醒を促せ
2022/02/16/Wed
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■中国覇権主義の宣伝に加担する日本メディア
「一つの中国」(一中)原則とは、台湾は中国領土の一部だと強調し、中国覇権主義の台湾併呑を正当化するための虚構宣伝だが、西日本新聞の2月8日の“開会式「ハト」演出が物議 はぐれた1羽連れ戻す…台湾統一の意図?”と題する記事を読むと、中国政府は五輪開会式をも「一中」宣伝の舞台にしているのがよくわかる。
開会式「ハト」演出が物議 はぐれた1羽連れ戻す…台湾統一の意図?
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/873682/
それによると、「ハトのオブジェを手にした子どもたちが繰り広げたパフォーマンス」で「1羽だけ群れからはぐれたハトを、中国側にとって台湾がある方角の東南から年上のハトが連れ戻す場面」があり、「中国の習近平指導部が目指す台湾統一への意図が込められていたのではないかと、中国本土や台湾のメディアで物議を醸している」という。
しかし、そんな中国覇権主義の宣伝工作を報じるこの記事自体も、「一中」宣伝に加担しているのだ。
多くの日本人もまた「一中」宣伝に洗脳されているためわかりにくいかもしれないが、「中国本土や台湾のメディア」という表現がそれだ。
■日本メディアは敢えて誤報を行っている
「中国本土や香港」や「米本土やハワイ」と言うなら問題ないが、「中国本土や台湾」と書くのは間違いである。
なぜなら台湾は中国の属領の島ではなく、中国はその本土ではないからだ。中国政府が何を言おうと国際法上そうなっているし、日本政府もそう認識している。したがってそれは、「豪本土やニュージーランド」「インド本土やスリランカ」と呼ぶのとまったく同レベルの誤りなのである。
なぜ西日本新聞は、この間違いに気づかなかったのか。この記事は共同通信によって全国に配信されているが、なぜ共同もこの誤りを見落としたのだろうか。
実はそうではない。中国を台湾の「本土」として扱うのが日本のメディアなのだ。西日本新聞も敢えてその誤表記を行ったのである。
それについては記事全文を見てみたい。そこには何か所も中国への言及があるが、「中国本土」と書いたのは一か所だけで、後はすべて「中国」とされている。なぜ「本土」をそれ以上用いなかったのか。あるいはなぜ「中国」で統一しなかったのか。
■中国の圧力がなければこんな報道をするはずがない
つまりメディアは、実際には「本土」という誤った呼称を用いたくない。だがからと言って「中国や台湾」と並列表記すると中国は極度に嫌がる。なぜならそれは「一つの中国、一つの台湾」という現実を反映させ、「一つの中国」を否定するものだからである。中国政府は国内メディアに対し、そうした表現の使用を禁じているほどだ。そして同政府が日本メディアに対しても「一中」原則の受け入れを強要していることは周知の事実である。
そこで日本メディアは今回のように、一度だけ「中国本土」を呼称する訳だ。「我が社は『一中』原則をちゃんと遵守していますよ」と中国に証を立てているものと思われる。これが日本メディアがよく見せる手法なのだ。
もし中国側からの圧力がなければ、そんな不自然なことを、わざわざやるはずはないのである。
そこで西日本新聞が今回の記事が配信された8日及び9日、私は同紙の「お客様センター」にメールと電話をそれぞれ入れた。
電話口に出た職員は、「本土」と呼ぶのは誤報と強調する私の説明に熱心に耳を傾けた。要するにその人は説明に納得したのだ。そして私の訂正要求は記事の担当者に伝えると約束した。しかし申し訳なさそうに「回答できるかどうかはわからない」とも付け加えた。
しかし事実上の「回答」はあった。16日現在、「中国本土」は「中国」に訂正されることなく、そのままなのである。これが同紙の回答に他ならない。私のささやかな訂正要求より、中国の「一中」宣伝を受け入れたのだ。
■「中国本土」を「中国」に!ー西日本新聞への訂正要求に協力を
このように、中国の言論統制を自ら受け入れ、自国の読者に誤った情報を押し付け、洗脳をし続けるのが、日本メディアの実態なのである。
そこで憂国の方々には、西日本新聞に対する訂正要求への協力をお願いしたい。
これはメディア全体の覚醒を求める運動だ。すでに1月、日本テレビNWES24が我々日本人や台湾人の抗議を受け、「中国本土と台湾」との表記を「中国と台湾」に書き換えている。
要求先:西日本新聞 お客さまセンター
電話 092-711-5331
Mail https://f.msgs.jp/webapp/form/13614_qdu_361/index.do
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開会式「ハト」演出が物議 はぐれた1羽連れ戻す…台湾統一の意図?
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/873682/
それによると、「ハトのオブジェを手にした子どもたちが繰り広げたパフォーマンス」で「1羽だけ群れからはぐれたハトを、中国側にとって台湾がある方角の東南から年上のハトが連れ戻す場面」があり、「中国の習近平指導部が目指す台湾統一への意図が込められていたのではないかと、中国本土や台湾のメディアで物議を醸している」という。
しかし、そんな中国覇権主義の宣伝工作を報じるこの記事自体も、「一中」宣伝に加担しているのだ。
多くの日本人もまた「一中」宣伝に洗脳されているためわかりにくいかもしれないが、「中国本土や台湾のメディア」という表現がそれだ。
■日本メディアは敢えて誤報を行っている
「中国本土や香港」や「米本土やハワイ」と言うなら問題ないが、「中国本土や台湾」と書くのは間違いである。
なぜなら台湾は中国の属領の島ではなく、中国はその本土ではないからだ。中国政府が何を言おうと国際法上そうなっているし、日本政府もそう認識している。したがってそれは、「豪本土やニュージーランド」「インド本土やスリランカ」と呼ぶのとまったく同レベルの誤りなのである。
なぜ西日本新聞は、この間違いに気づかなかったのか。この記事は共同通信によって全国に配信されているが、なぜ共同もこの誤りを見落としたのだろうか。
実はそうではない。中国を台湾の「本土」として扱うのが日本のメディアなのだ。西日本新聞も敢えてその誤表記を行ったのである。
それについては記事全文を見てみたい。そこには何か所も中国への言及があるが、「中国本土」と書いたのは一か所だけで、後はすべて「中国」とされている。なぜ「本土」をそれ以上用いなかったのか。あるいはなぜ「中国」で統一しなかったのか。
■中国の圧力がなければこんな報道をするはずがない
つまりメディアは、実際には「本土」という誤った呼称を用いたくない。だがからと言って「中国や台湾」と並列表記すると中国は極度に嫌がる。なぜならそれは「一つの中国、一つの台湾」という現実を反映させ、「一つの中国」を否定するものだからである。中国政府は国内メディアに対し、そうした表現の使用を禁じているほどだ。そして同政府が日本メディアに対しても「一中」原則の受け入れを強要していることは周知の事実である。
そこで日本メディアは今回のように、一度だけ「中国本土」を呼称する訳だ。「我が社は『一中』原則をちゃんと遵守していますよ」と中国に証を立てているものと思われる。これが日本メディアがよく見せる手法なのだ。
もし中国側からの圧力がなければ、そんな不自然なことを、わざわざやるはずはないのである。
そこで西日本新聞が今回の記事が配信された8日及び9日、私は同紙の「お客様センター」にメールと電話をそれぞれ入れた。
電話口に出た職員は、「本土」と呼ぶのは誤報と強調する私の説明に熱心に耳を傾けた。要するにその人は説明に納得したのだ。そして私の訂正要求は記事の担当者に伝えると約束した。しかし申し訳なさそうに「回答できるかどうかはわからない」とも付け加えた。
しかし事実上の「回答」はあった。16日現在、「中国本土」は「中国」に訂正されることなく、そのままなのである。これが同紙の回答に他ならない。私のささやかな訂正要求より、中国の「一中」宣伝を受け入れたのだ。
■「中国本土」を「中国」に!ー西日本新聞への訂正要求に協力を
このように、中国の言論統制を自ら受け入れ、自国の読者に誤った情報を押し付け、洗脳をし続けるのが、日本メディアの実態なのである。
そこで憂国の方々には、西日本新聞に対する訂正要求への協力をお願いしたい。
これはメディア全体の覚醒を求める運動だ。すでに1月、日本テレビNWES24が我々日本人や台湾人の抗議を受け、「中国本土と台湾」との表記を「中国と台湾」に書き換えている。
要求先:西日本新聞 お客さまセンター
電話 092-711-5331
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