日本人は台湾への傲慢さを捨てよ―見ていてとても恥ずかしい
2016/11/29/Tue
本ブログが先日、台湾の中華民族主義団体メンバーが台北の観光地を訪れる修学旅行生など日本人を威嚇しているという話を紹介したところ、これを読んだ人から「台湾人はそれらを何とかすべき。さもないと唯一の友を失うだろう」といった声が寄せられた。
おそらく、同じような思いを持った人は他にもいたと思う。なぜならこれまでも、尖閣諸島問題などを巡る台湾の反日の声が伝わるたび、少なからざる日本人がそうした反応を見せてきたからだ。
「我々日本人は孤立感を深める台湾に同情してっているのだ」という感じである。しかしそんな偉そうなことを口にする者に限って、日頃は台湾などに関心を寄せていないようだ。何となればあまりに台湾を理解していない。
何も日本だけが台湾の友という訳ではない。日本以上にもっと台湾に友情が厚いのは米国だ。なぜならあの国の軍事力が台湾の国防を支える義務を自ら課しているからである。
それに比して日本では、そのような義務を持たないばかりか、台湾との軍事協力を訴える声さえほとんど聞かれない。バシー海峡から日本に至るまでの海上輸送路を台湾の軍事力によって守られているにもかかわらず、そうしたことすら意識されない。
実際には近年、中国の軍事的脅威の増大に伴い、日本政府も台湾の戦略的重要性に配慮し始めてはいる。しかし国民の多くは、そうしたことに一向に関心を寄せないばかりか、いまだ台湾を中国領土の一部と思い込んでいる者も少なくない。
このような日本こそ、台湾人から「唯一の友を失うだろう」と警告されるべきである。実際に台湾こそが「唯一」と言っていいほど、つねに日本を好意的に理解する友邦である。
あの国の反日の声、日本を誤解する声にしても、日本がもっと台湾に関心を持ち、連帯感を示して行けば、ますます小さくなって行くことだろう。
ちなみにあの国の反日勢力は、中華民族主義に染まったごく少数の在台中国人が中心。台湾で生活しながら反台媚中の人々であるが、日本では反日媚中勢力は少数どころか政界、報道界を巣食い、中国に迎合するあまり台湾の存在すら無視しているのだから、ある意味で日本は反台国家と言ってもいい。これこそ「何とかすべき」だろう。
そんな現状につき、日本人は台湾への傲慢さを捨てるべき。見ていてとても恥ずかしい。
【過去の関連記事】
台北「反日」スポットに注意!―修学旅行生は中華民族主義グループに近づくな 16/11/27
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3019.html
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■台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)忘年会のご案内
台湾研究フォーラムは下記の要領で恒例の忘年会を催します。
つきましてはこの一年を振り返りつつ、新しい年の日台交流活動に向けての英気を養いたく存じますので、ぜひお誘いあわせの上ご出席下さい。初めての方も大歓迎です。
なお、会場準備の都合上、ご出席の方は12月1日までにお申し込みくださるようお願い申し上げます。
台湾研究フォーラム事務局
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【日時】平成28年12月3日(土) 17時00分~19時00分
【場所】青葉(台湾料理店)
(東京都新宿区歌舞伎町1丁目12-6歌舞伎町ビルB1 電話03-3200-5585)
交通:西武新宿線西武新宿駅徒歩3分 / JR新宿駅 徒歩5分
※新宿コマ劇場隣
【内容】
1、スピーチ「台湾新情勢を受け…本会活動の報告と来年の方針」
(永山英樹・台湾研究フォーラム会長)
2、友好団体「美麗島婦女会」の紹介
3、忘年会
【会費】5000円(飲み放題)
【申込】必須。12月1日まで下記へ。
[email protected]
おそらく、同じような思いを持った人は他にもいたと思う。なぜならこれまでも、尖閣諸島問題などを巡る台湾の反日の声が伝わるたび、少なからざる日本人がそうした反応を見せてきたからだ。
「我々日本人は孤立感を深める台湾に同情してっているのだ」という感じである。しかしそんな偉そうなことを口にする者に限って、日頃は台湾などに関心を寄せていないようだ。何となればあまりに台湾を理解していない。
何も日本だけが台湾の友という訳ではない。日本以上にもっと台湾に友情が厚いのは米国だ。なぜならあの国の軍事力が台湾の国防を支える義務を自ら課しているからである。
それに比して日本では、そのような義務を持たないばかりか、台湾との軍事協力を訴える声さえほとんど聞かれない。バシー海峡から日本に至るまでの海上輸送路を台湾の軍事力によって守られているにもかかわらず、そうしたことすら意識されない。
実際には近年、中国の軍事的脅威の増大に伴い、日本政府も台湾の戦略的重要性に配慮し始めてはいる。しかし国民の多くは、そうしたことに一向に関心を寄せないばかりか、いまだ台湾を中国領土の一部と思い込んでいる者も少なくない。
このような日本こそ、台湾人から「唯一の友を失うだろう」と警告されるべきである。実際に台湾こそが「唯一」と言っていいほど、つねに日本を好意的に理解する友邦である。
あの国の反日の声、日本を誤解する声にしても、日本がもっと台湾に関心を持ち、連帯感を示して行けば、ますます小さくなって行くことだろう。
ちなみにあの国の反日勢力は、中華民族主義に染まったごく少数の在台中国人が中心。台湾で生活しながら反台媚中の人々であるが、日本では反日媚中勢力は少数どころか政界、報道界を巣食い、中国に迎合するあまり台湾の存在すら無視しているのだから、ある意味で日本は反台国家と言ってもいい。これこそ「何とかすべき」だろう。
そんな現状につき、日本人は台湾への傲慢さを捨てるべき。見ていてとても恥ずかしい。
【過去の関連記事】
台北「反日」スポットに注意!―修学旅行生は中華民族主義グループに近づくな 16/11/27
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なお、会場準備の都合上、ご出席の方は12月1日までにお申し込みくださるようお願い申し上げます。
台湾研究フォーラム事務局
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【日時】平成28年12月3日(土) 17時00分~19時00分
【場所】青葉(台湾料理店)
(東京都新宿区歌舞伎町1丁目12-6歌舞伎町ビルB1 電話03-3200-5585)
交通:西武新宿線西武新宿駅徒歩3分 / JR新宿駅 徒歩5分
※新宿コマ劇場隣
【内容】
1、スピーチ「台湾新情勢を受け…本会活動の報告と来年の方針」
(永山英樹・台湾研究フォーラム会長)
2、友好団体「美麗島婦女会」の紹介
3、忘年会
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【申込】必須。12月1日まで下記へ。
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