【抗議活動報告】良識を示した日テレ―日台両国民の要請を受け「中国本土」を「中国」に訂正!
2022/01/24/Mon
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日本テレビのNEWS24が1月2日、台中関係に関する配信記事の中で「中国本土の福建省と台湾を結ぶ海底トンネルか橋」「中国本土と台湾をつなぐ壮大な計画」と表現した。これは中国を台湾の本土(メインランド)と位置付けるもので、誤りだ。
言い方を変えれば日テレは、「台湾は中国領土の一部」とする中共の「一つの中国」宣伝に基づく誤報を国民に押し付けたのである。
実は「中国本土(中国大陸)と台湾」との表現は、日テレに限らず、他のメディアもしばしば用いるものである。間違いなくこれは中国への配慮だ。
「本土(大陸)と台湾」などと口にする国民も多い。あるいはそう聞いても、ほとんどが何の違和感も抱かない。けずにいる。そうした現状を生み出した一つが、メディアの「一つの中国」報道であるのは間違いない。
そこで私は14日、日テレ視聴者センターに電話を入れ、その誤りを指摘し、訂正を求めた。同センターは、「日本政府が台湾を中国領土と承認している」といった意味の説明で記事を正当化しようとした。
たが、政府はそんな承認はしてはいない。日テレは政府見解を誤解しているか、それとも故意にそれを歪曲したのか。いずれにせよ、誤報は改めてもらわなければならない。もっとも私一人の声だけでは力が弱いため、ネットで訂正要求への協力を広く求めた。
国内だけでなく、台湾にも呼びかけを行った。台湾は中国領土ではないという事実は、当の台湾の人々の口から聞かせた方が、日本のメディアにはより効果的ではないか、との思いもあった。
実際に多くの台湾人も抗議の声を届けたようだ。そしてそれが奏功したのか否かは定かではないが、日テレは18日から20日にかけ、「中国本土」の表記を「中国」に改めたのである。
私は長年、今回のような「一つの中国」に基づく誤報の訂正をメディア各社に行い、その多くの場合は訂正を拒否されているが、それだけにこの日テレの潔い訂正には、同局の「良識」も感じられ、感動もした次第である。
それにしても、この訂正が持つ意義は大きい。
日本メディアはしばしば、今回の報道のように地理的説明として「中国」と「台湾」を併記する場合、「中国」を「中国本土」(中国大陸)と書き換えている。
なぜなら、そうしなければ中共が嫌がるからだ。もしそうした細工をしなければ、「中国」と「台湾」が地理的に別個の存在として並び立っている現状、つまり「一つの中国、一つの台湾」という現状が明確になり、「一つの中国」原則など虚構であるのことが実証されてしまう、と中共は警戒しているのである。
実際に中共は国内メディアに対し「中国と台湾」ではなく「大陸と台湾」(中国大陸と中国台湾の意)と表記するよう指導している。そのため日本メディアは日本のメディアであるにかかわらず、そんな中共に配慮し、わざわざ中国を「本土」(大陸)と呼称し、忠誠心のようなものを示してきたのだ。
ところがこのほど、そのような惨状を、日テレが打破するかのような動きを見せたのである。今までにないことで、実に画期的だ。
中共への配慮より、民衆の抗議の声を受け入れることを選んだ日テレ。これがメディア各社にとり好きモデルケースになることを祈ってやまない。
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日本テレビのNEWS24が1月2日、台中関係に関する配信記事の中で「中国本土の福建省と台湾を結ぶ海底トンネルか橋」「中国本土と台湾をつなぐ壮大な計画」と表現した。これは中国を台湾の本土(メインランド)と位置付けるもので、誤りだ。
言い方を変えれば日テレは、「台湾は中国領土の一部」とする中共の「一つの中国」宣伝に基づく誤報を国民に押し付けたのである。
実は「中国本土(中国大陸)と台湾」との表現は、日テレに限らず、他のメディアもしばしば用いるものである。間違いなくこれは中国への配慮だ。
「本土(大陸)と台湾」などと口にする国民も多い。あるいはそう聞いても、ほとんどが何の違和感も抱かない。けずにいる。そうした現状を生み出した一つが、メディアの「一つの中国」報道であるのは間違いない。
そこで私は14日、日テレ視聴者センターに電話を入れ、その誤りを指摘し、訂正を求めた。同センターは、「日本政府が台湾を中国領土と承認している」といった意味の説明で記事を正当化しようとした。
たが、政府はそんな承認はしてはいない。日テレは政府見解を誤解しているか、それとも故意にそれを歪曲したのか。いずれにせよ、誤報は改めてもらわなければならない。もっとも私一人の声だけでは力が弱いため、ネットで訂正要求への協力を広く求めた。
国内だけでなく、台湾にも呼びかけを行った。台湾は中国領土ではないという事実は、当の台湾の人々の口から聞かせた方が、日本のメディアにはより効果的ではないか、との思いもあった。
実際に多くの台湾人も抗議の声を届けたようだ。そしてそれが奏功したのか否かは定かではないが、日テレは18日から20日にかけ、「中国本土」の表記を「中国」に改めたのである。
私は長年、今回のような「一つの中国」に基づく誤報の訂正をメディア各社に行い、その多くの場合は訂正を拒否されているが、それだけにこの日テレの潔い訂正には、同局の「良識」も感じられ、感動もした次第である。
それにしても、この訂正が持つ意義は大きい。
日本メディアはしばしば、今回の報道のように地理的説明として「中国」と「台湾」を併記する場合、「中国」を「中国本土」(中国大陸)と書き換えている。
なぜなら、そうしなければ中共が嫌がるからだ。もしそうした細工をしなければ、「中国」と「台湾」が地理的に別個の存在として並び立っている現状、つまり「一つの中国、一つの台湾」という現状が明確になり、「一つの中国」原則など虚構であるのことが実証されてしまう、と中共は警戒しているのである。
実際に中共は国内メディアに対し「中国と台湾」ではなく「大陸と台湾」(中国大陸と中国台湾の意)と表記するよう指導している。そのため日本メディアは日本のメディアであるにかかわらず、そんな中共に配慮し、わざわざ中国を「本土」(大陸)と呼称し、忠誠心のようなものを示してきたのだ。
ところがこのほど、そのような惨状を、日テレが打破するかのような動きを見せたのである。今までにないことで、実に画期的だ。
中共への配慮より、民衆の抗議の声を受け入れることを選んだ日テレ。これがメディア各社にとり好きモデルケースになることを祈ってやまない。