渡辺満里奈「中国語CM」を見て/まだまだ低い庶民の中国への警戒心
2012/06/30/Sat
最近テレビで放送中のショッピングモール「ららぽーと」のバーゲンのCMは「NHKテレビ中国語講座」風。
スタジオで先生役の中国人男性が中国語で「バーゲン」を意味する「ターチェンチァ(大減価)」と発音し、その隣でアシスタント役のタレント、渡辺満里奈さんが笑顔でそれを繰り返す。パンダの着ぐるみも登場し、ほのぼのとした雰囲気を醸し出し、視聴者の関心を引くのに成功している。
それからバーゲンのポスターも見た。そこには渡辺さんとパンダの写真と、「バーゲンくらい、たくさん買っチャイナ」とのキャッチフレーズが。
いずれも「中国」「チャイナ」を強調する内容だが、私はそれらを見ていて、いろいろと考えさせられた。
別に中国人観光客の呼び込みを狙ったものではあるまい。これほど世間では中国に対する違和感、警戒感、嫌悪感が高まっているとされるのに、いまだこんなCMがまかり通るのかなと。
仮にこれが北朝鮮人の登場する「朝鮮語講座」だったとしたらどうだろう。
ブラックユーモアなら話は別だが、もしもそのようなものを、ほのぼのぼとしたタッチでやろうものなら、視聴者はたちまち嫌悪感を催し、「ららぽーとは発狂したか」となろうし、不買運動や抗議デモが発生しても不思議ではない。したがってどこの企業も、そんなCMは流さない。
しかし、あの国を上回る人権弾圧、軍事恫喝の大国である中国風なら、庶民は何の批判もなく受け入れてしまうわけだ。
バーゲンのCMだから、ターゲットは女性層なのだろう。毒餃子事件以来、家庭主婦の間でも中国への不信感が高まったとされるが、きれいな渡辺さんや可愛いパンダを登場させれば、あの国の負のイメージなど簡単に低下させることができるようだ。
それではなぜ庶民は、北朝鮮の脅威は肌で感じ得ても、中国のそれにはこうも愚鈍なのか。北朝鮮の際立つ特異性を差し引いて考えてもおかしな話だ。
やはりそこにはマスコミの報道姿勢が影響していると思う。
北朝鮮の日本人拉致や、核、ミサイル開発は詳報しても、「中国脅威論」を嫌う中国から、「日中関係にマイナスになる報道はするな」と要求されているマスコミは、中国に関する批判的な報道には、間違いなく手心を加えている。
そのため中国報道は溢れるほど見られても、必ずしもあの国の政権の不条理、残虐性が国民に正しく伝わりきらないのだ。
今回の尖閣購入問題で日本国民が示した中国への反感の大きさに中共が狼狽しているのは、それほど海外の「中国脅威論」があの国の覇権拡張政策には大きな障害になるからだが、しかしあのようなCMがまかり通るという国内の状況を見て、日本側の抑止力としての反中世論は残念ながら、まだまだ脆弱だと思ったのだ。
そして中共の情報統制下に組み込まれてしまっている日本のマスコミが、いかに有害な影響力を発揮しているかと言うことにも危機感を。
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「7・5ウルムチ虐殺三周年抗議デモ」
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。
この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
ウイグル人の人権状況は悪化の一途を辿り、最近では宗教弾圧を背景とし、幼い子供たちが犠牲になる事件が発生しています。
さらには、多くの亡命ウイグル人が東南アジアや中央アジアの国々から、中国に強制送還されるという事件も起こっています。
ウイグル人が生命の危機から逃れる術は、このような国々が中国と経済的な繋がりを強める中、少なくなってしまったと言わざるを得ません。
今年5月には、世界20カ国から120人のウイグル人代表者が出席し、世界ウイグル会議(WUC)第4回代表者大会が東京で開催されました。
中国政府からの大きな反発の中、ウイグル人の自由と人権と民主を求める平和的な活動を世界に向け発信することができ、日本でのウイグル運動にとっても更なる発展の機会になりました。
そして、7月7日、日本ウイグル協会では世界中のウイグル人組織と連帯し、三年が経過したウルムチ事件に改めて抗議の声を上げるべく、デモ行進を行います。
東トルキスタンのウイグル人の悲劇的な日である2009年7月5日は忘れることは出来ません。
世界中のウイグル人と日本人支援者とともに、日本でも大きな声をあげたいと思います。
是非、ご参加を頂きますようお願い致します。
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「7・5ウルムチ虐殺三周年中国大使館前抗議」案内
[集合場所] 麻布税務署前 (地図)
[日時] 平成24年7月5日(木) 集合開始 10:30
抗議開始 11:00
世界ウイグル会議より、全世界の傘下団体が、事件のあった7月5日に抗議行動を行うよう呼び掛けがありました。これに合わせ日本では7月5日に大使館前抗議を行います。
時間の許す方はご参加いただけますよう、よろしくお願いします。
※大使館前抗議は5人ずつ行います。警備の方とスタッフの指示に従って行ってください。
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「7・5ウルムチ虐殺三周年抗議デモ」案内
[集合場所] 常盤公園 (中央区日本橋本石町4-4-3) (地図)
※京王プレッソイン大手町の裏、新日本橋駅から徒歩5分、神田駅から徒歩6分、三越前駅から徒歩6分
[日時] 平成24年7月7日(土) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:[email protected]
※:このデモの趣旨は、人権・民族弾圧を続ける中国政府に対しての抗議デモです。この趣旨に賛同して頂けるなら、あらゆる立場の個人参加を歓迎します。ただし周囲を威圧するような服装は控えてください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※写真、ビデオの撮影をしますので、支障のある方はマスクで顔を隠すなど対策をとられるよう、よろしくお願いします。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。
スタジオで先生役の中国人男性が中国語で「バーゲン」を意味する「ターチェンチァ(大減価)」と発音し、その隣でアシスタント役のタレント、渡辺満里奈さんが笑顔でそれを繰り返す。パンダの着ぐるみも登場し、ほのぼのとした雰囲気を醸し出し、視聴者の関心を引くのに成功している。
それからバーゲンのポスターも見た。そこには渡辺さんとパンダの写真と、「バーゲンくらい、たくさん買っチャイナ」とのキャッチフレーズが。
いずれも「中国」「チャイナ」を強調する内容だが、私はそれらを見ていて、いろいろと考えさせられた。
別に中国人観光客の呼び込みを狙ったものではあるまい。これほど世間では中国に対する違和感、警戒感、嫌悪感が高まっているとされるのに、いまだこんなCMがまかり通るのかなと。
仮にこれが北朝鮮人の登場する「朝鮮語講座」だったとしたらどうだろう。
ブラックユーモアなら話は別だが、もしもそのようなものを、ほのぼのぼとしたタッチでやろうものなら、視聴者はたちまち嫌悪感を催し、「ららぽーとは発狂したか」となろうし、不買運動や抗議デモが発生しても不思議ではない。したがってどこの企業も、そんなCMは流さない。
しかし、あの国を上回る人権弾圧、軍事恫喝の大国である中国風なら、庶民は何の批判もなく受け入れてしまうわけだ。
バーゲンのCMだから、ターゲットは女性層なのだろう。毒餃子事件以来、家庭主婦の間でも中国への不信感が高まったとされるが、きれいな渡辺さんや可愛いパンダを登場させれば、あの国の負のイメージなど簡単に低下させることができるようだ。
それではなぜ庶民は、北朝鮮の脅威は肌で感じ得ても、中国のそれにはこうも愚鈍なのか。北朝鮮の際立つ特異性を差し引いて考えてもおかしな話だ。
やはりそこにはマスコミの報道姿勢が影響していると思う。
北朝鮮の日本人拉致や、核、ミサイル開発は詳報しても、「中国脅威論」を嫌う中国から、「日中関係にマイナスになる報道はするな」と要求されているマスコミは、中国に関する批判的な報道には、間違いなく手心を加えている。
そのため中国報道は溢れるほど見られても、必ずしもあの国の政権の不条理、残虐性が国民に正しく伝わりきらないのだ。
今回の尖閣購入問題で日本国民が示した中国への反感の大きさに中共が狼狽しているのは、それほど海外の「中国脅威論」があの国の覇権拡張政策には大きな障害になるからだが、しかしあのようなCMがまかり通るという国内の状況を見て、日本側の抑止力としての反中世論は残念ながら、まだまだ脆弱だと思ったのだ。
そして中共の情報統制下に組み込まれてしまっている日本のマスコミが、いかに有害な影響力を発揮しているかと言うことにも危機感を。
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「7・5ウルムチ虐殺三周年抗議デモ」
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。
この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
ウイグル人の人権状況は悪化の一途を辿り、最近では宗教弾圧を背景とし、幼い子供たちが犠牲になる事件が発生しています。
さらには、多くの亡命ウイグル人が東南アジアや中央アジアの国々から、中国に強制送還されるという事件も起こっています。
ウイグル人が生命の危機から逃れる術は、このような国々が中国と経済的な繋がりを強める中、少なくなってしまったと言わざるを得ません。
今年5月には、世界20カ国から120人のウイグル人代表者が出席し、世界ウイグル会議(WUC)第4回代表者大会が東京で開催されました。
中国政府からの大きな反発の中、ウイグル人の自由と人権と民主を求める平和的な活動を世界に向け発信することができ、日本でのウイグル運動にとっても更なる発展の機会になりました。
そして、7月7日、日本ウイグル協会では世界中のウイグル人組織と連帯し、三年が経過したウルムチ事件に改めて抗議の声を上げるべく、デモ行進を行います。
東トルキスタンのウイグル人の悲劇的な日である2009年7月5日は忘れることは出来ません。
世界中のウイグル人と日本人支援者とともに、日本でも大きな声をあげたいと思います。
是非、ご参加を頂きますようお願い致します。
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[集合場所] 麻布税務署前 (地図)
[日時] 平成24年7月5日(木) 集合開始 10:30
抗議開始 11:00
世界ウイグル会議より、全世界の傘下団体が、事件のあった7月5日に抗議行動を行うよう呼び掛けがありました。これに合わせ日本では7月5日に大使館前抗議を行います。
時間の許す方はご参加いただけますよう、よろしくお願いします。
※大使館前抗議は5人ずつ行います。警備の方とスタッフの指示に従って行ってください。
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[集合場所] 常盤公園 (中央区日本橋本石町4-4-3) (地図)
※京王プレッソイン大手町の裏、新日本橋駅から徒歩5分、神田駅から徒歩6分、三越前駅から徒歩6分
[日時] 平成24年7月7日(土) 集合開始 15:30
出発 16:00 解散 17:00
[コース予定] 常盤公園→八重洲中央口前→数寄屋橋→日航ホテル前右→日比谷公園解散
[主催] 特定非営利活動法人「日本ウイグル協会」 代表 イリハム・マハムティ
※お問合わせ HP:http://uyghur-j.org E-MAIL:[email protected]
※:このデモの趣旨は、人権・民族弾圧を続ける中国政府に対しての抗議デモです。この趣旨に賛同して頂けるなら、あらゆる立場の個人参加を歓迎します。ただし周囲を威圧するような服装は控えてください。
※当日は体調や天候に注意してご参加ください。沿道での見学、応援も歓迎します。
※写真、ビデオの撮影をしますので、支障のある方はマスクで顔を隠すなど対策をとられるよう、よろしくお願いします。
※デモ行進中に、何か問題が発生した場合はデモスタッフか警備の警察にすぐに連絡してください。
[禁止事項]
平和的な抗議行動です。過激な行動は起こさないようお願いいたします。
※警察やマスコミへの挑発行為。
※沿道の見学者や中国人観光客などへの挑発行為。
※拡声器を持ち込んでの勝手なシュプレヒコール。