翁長演説に呼応する中国の「琉球独立」支援の声
2015/09/29/Tue
■中国で「琉球大虐殺」というデッチ上げ
米軍普天間飛行場の辺野古移設の阻止に狂奔する沖縄県の翁長雄志知事が二十二日、国連人権理事会で「沖縄の人々は自己決定権や人権を蔑ろにされている」などと演説するや、早速それに中国人が呼応した。
国連人権理事会で演説した翁長知事。これに中国はどう呼応したか
航億葦という小説家がそれだ。
二十五日、「琉球独立支持は中国が果たすべき国際的義務」なる一文を自身のブログに発表。まずは「辺野古埋め立てなどは、日本の琉球イジメの最たるものではない」とした上で、こんなことを書くのである。
「もっと恐ろしい暴行は種族滅絶の大虐殺。その中で最もおぞましいのが第二次大戦中に琉球に対して行われた、南京大虐殺にも似た暴行だ。これにより琉球の人口は一夜にして四分の一に減少した。それは“第二次大戦琉球種族滅絶大虐殺”と呼ぶべきものだ」
これは、中共の御用学者などが近年、日本の沖縄「支配」の正当性を否定するために案出した「琉球大虐殺」のデマである。
航億葦によると、沖縄戦で亡くなった沖縄県民(日本政府の発表では九万四千人)はすべて、日本軍によって自決、玉砕を命ぜられ、または米軍の攻撃に対する肉の盾として使われ、あるいはわざわざ飢餓やコレラに曝された虐殺被害者なのだとか。
実に大胆極まりないでっち上げだが、中国人による歴史捏造とは、実際にこのように行われるのだろう。
ここまで堂々とやられると、何も知らない者は鵜呑みにせざるを得なくなりそうだ。
翁長演説は、「大虐殺」宣伝の今後の拡散に、ちょうど好いきっかけを与えた格好だ。こちらも反日宣伝に勤しむ中、きっかけを与えるべくして与えたということだろうか。
■中国人の歴史捏造で翁長発言に援護射撃
歴史捏造で中国人を惑わす航億葦
航億葦はさらに、沖縄の歴史を語りながら、
「琉球は中国の藩属国だった」「久米三十六姓の子孫は多く、琉球人には中華のDNAが受け継がれている」「琉球の都の宮殿は一律西向きで、中国への帰依を表明している」などと、過度に中国との繋がりを強調。
その一方で日本との繋がりについては、またしても好き勝手に反日宣伝を書き綴っている。下のようにだ。
「一九四五年のポツダム宣言は、琉球を日本の領土と規定していない。そのため琉球は法理上、日本に帰属しない」
「米国の統治下で脱日本化政策が実施され、日本語の使用は禁止され、日本との往来には旅券が必要とされた。こうした状況下で琉球独立意識が喚起された。琉球独立運動はこの時から今日まで一度も停止していない」
「しかし、日本は一九七二年に琉球の管轄権を手にすると、皇民化教育を実施し、和服の着用や日本食品を強制するとともに大量の殖民を進めるなど、脱琉球化運動を強制的に進めた」
「世論調査によると、琉球人の多くは独立を望んでいない。しかしそれは大量の日本人の殖民や政治的圧力によって、琉球の本当の民意が歪められたからなのだ。これもまた琉球独立運動が孤立無援の戦いを余儀なくされていのと大きな関係ある」
誤解だらけ、というよりでっち上げだらけというべきだろう。だが、日本人が読めば噴飯ものでも、中国人や国際社会を騙すにはよく出来たストーリーだ。小説家としての豊かな想像力も手伝ったか。
いずれにしても、「沖縄の人々は自己決定権や人権を蔑ろにされている」との翁長演説への援護射撃には充分なっている。
■中華民族主義者に沖縄独立支持を呼び掛ける
さて航億葦は、沖縄問題に関心を抱くよう、中国人に懸命な呼び掛けも行っている。
「一部の中国の学者は日本と琉球の問題に対する認識が浅い。たいていは日本からの情報だけで判断している」
「台独勢力は年々膨張しているが、そこには明らかに日本の影がある。台独政治家、李登輝は毎回日本で活動するたび、現地で熱烈な歓迎と礼遇を受けている。しかし琉球独立人士が中国へ来ても、社会の広範な関心、支持を得ることができない」
「琉球独立の支持は台湾問題に影響すると言う者もいる。しかしそのような保守的考えはおかしい。台湾問題は中国内部の問題。台湾は独立したことはないが、琉球は違う。あそこはもともと独立国家だった」
そして次のようにも強調するのだ。反日で結束する中華民族主義者が、嬉々として飛び付くような訴えだ。
「もし日本の殖民がもたらした民意の混乱がなく、日本の軍事的脅威もなく、政治的圧力もないなら、琉球人が第一に選択するのは独立復国。もしどうしても独立ができないなら、中国に帰属することを選ぶだろう」
■中国と歩調合わせる県内の反日反米勢力
沖縄県民が中国への帰属を望んでいる訳がないが、しかし沖縄で独立を訴える政治勢力(メディアも含む)は、そう見えなくもない。実際に概して反日反米であり、中国に対しては好意的。あの国に藩属することも厭わないでいるかにすら見える。
たとえば翁長知事は、日本に対しては外来支配者であるかの如く痛罵したが、中国に敬慕の念を抱いているのは有名だ。
つまりこれら勢力は、最初から様々な形で中国の工作、影響を受け、あの国の戦略的シナリオ上のコマとなって日本の国防体制を蝕んでいるのではないか。。
中国寄りの台湾紙「聯合報」の報道によれば、沖縄県の「琉球民族独立総合研究学会」は二十八日に国連本部前で「琉球独立宣言」をやるそうだが、このグループはそれに先立つ二十五日の記者会見で、「日本の殖民支配を受けている」などと強調。「多くの中国の友人たちはみな、琉球独立を支持している」と話したそうだ。
ちなみに会見で掲げられた同団体の名称を書いた看板の文字は中国語繁体字にも見える。もしかしたら中国人が用意したものか。
訪米して記者会見を行う「琉球独立」グループ。後方の看板の文字は、その字体から中国語に
見える
航億葦のように琉球独立の宣伝を行う中国人はごく少数のようではある。しかしだからと言って侮ってはならない。
中共機関紙「人民日報」の姉妹紙、「環球時報」が二〇一三年五月十一日の社説で、中国の「琉球問題」への関わり方に関し、次のように提言しているのを知るべきだ。
「民間に琉球問題の研究や議論を開放し、琉球の歴史問題を研究し、琉球国の復活を支持する組織の設立も許可し、日本の琉球に対する不法占領の認識を世界に広める。政府はこうした民間の活動に政府は関与しないが、しかし反対もしないこと」
たしかに中国にとっては、当面「政府は関与しない」のが妥当だろう。外交上さすがに政府からは「日本から沖縄を分断せよ」「東亜の戦略的要衝である沖縄を中国の勢力下に置こう」などとは言えないためだ。
そこでまずは民間に「研究や議論」を推進させるというわけだが、それを担当しているのが、あるいはそれの必要性を訴えているのがまさに航億葦ではないのか。彼の論法、主張内容は彼独自のものではなく、従来の中共の御用メディア、学者のそれと軌を一にするものである。
■中国は沖縄独立工作を本格化するか
翁長知事などに話を戻そう。
「環球時報」の提言には更にこういうのもあったのだ。
「もし日本が中国の台頭を破壊する急先鋒となるなら、中国は将来、実際の力を投入し、沖縄地区に置いて琉球国復活の勢力を育成する。中国の二、三十年後における実力の大きさを考えれば、これは単なる幻想ではない。もし日本が米国とともに中国を脅かし続けるなら、中国は琉球を日本から離脱させ、その現実的脅威とさせなくてはならない」
上で書いた「中国の戦略的シナリオ」とはこのことだ。
つまり翁長知事ら沖縄県内の反日反米勢力は、このようにして中国に「育成」されて来たものではないかと思われるのだ。
日米が中国の膨張を抑止すべく、同盟関係を強化しつつあるなか、あの国はいよいよ「琉球国復活」支援の裏工作を本格化させようとしているはずだ。そしてそうした流れの中で今回、翁長知事が前代未聞の反日宣伝行動に出てしまった、というようにも見えるのだ。
彼の国を裏切る言動が、中国から大きな期待を受けているのは間違いあるまい。新華社や人民日報などは「県知事が日米の人権侵害を訴えた」などと報道していた。嬉々として大きな扱いで。
「沖縄県知事が日米による人権侵害を訴えた」と報じた新華社電を掲載する人民日報の電子版。中国が
翁長知事に戦略的な期待を寄せているのは疑いない
(追記)前出の台湾紙「聯合報」だけでなく、同じく「中国時報」もそうだが、これら中国の傀儡の如きメディアが中国の沖縄工作を翼賛するかのように、「琉球独立」の動きを熱心に報道しているのが気になる(これら勢力の集会を直接バックアップすることも)。
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台湾総統候補・蔡英文氏を励ます会のご案内
台湾社会はまさに「ルネサンス」を迎えつつあるようです。
昨年春の「太陽花(ひまわり)学生運動」や秋の「九合一選挙」(統一地方選)、そして今年の「高校生の反課綱運動」などに象徴されるように、台湾では今、現政権への失望などから、社会の再生を望む潮流が、特に若者たちの間で強まっているからです。
そうした中、そのような期待を一身に受け、来年の1月16日の台湾総統選挙で、“旧勢力”たる国民党や親民党の候補らと競い、政権奪還を目指すのが民進党候補の蔡英文氏です。
そしてその蔡氏がこの度、台湾同郷の皆様、日本人の皆様にご挨拶のため来日されます。
そこで私達は蔡氏を激励する集いを、下記のとおり開催することとなりました。
当日は蔡氏に未来への夢と希望を託したく存じます。つきましては、大勢の皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げます。
日本蔡英文後援会
2015年9月吉日
記
【日 時】2015年10月6日(火)午後7時~9時(開場午後6時)
【会 場】ザ・キャピトルホテル 東急 1F 大宴会場 「鳳凰」
(東京都千代田区永田町2-10-3 電話03-3503-0109)
地下鉄千代田線 国会議事堂前駅 6番出口 地下直結
地下鉄丸の内線 国会議事堂前駅 千代田線ホーム経由
地下鉄南北線 溜池山王駅 6番出口 地下直結
【参加費】30,000円
【お願い】参加を希望される方は、事前に申込書をお送りいただくとともに、参加費のお振込みをお願いします(締切:9月30日)。チケットは当日会場でお渡ししますが、ご希望の方には事前に郵送いたします。
・お振込先:ゆうちょ銀行 記号-番号 00150-5-13537
口座名:在日台湾婦女会
【主 催】日本蔡英文後援会
【共 催】在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合、台湾独立建国聯盟日本本部、日本台湾語言文化協会、怡友会、日本台医人協会、池袋台湾教会、台湾研究フォーラム、日本李登輝友の会、日本基督教団東京台湾教会、日本桜社、日光日台親善協会
【申込み】電話0424-22-4604(張信恵) Fax:0424-22-4604
Eメール:[email protected] (10月3日までにお願い申し上げます)
10月6日「蔡英文氏を励ます会」申込書
ご氏名: (計 名) Tel: Fax:
(チケットの郵送をご希望の方のみ、以下にもご記入下さい)
ご住所:(〒 - )
米軍普天間飛行場の辺野古移設の阻止に狂奔する沖縄県の翁長雄志知事が二十二日、国連人権理事会で「沖縄の人々は自己決定権や人権を蔑ろにされている」などと演説するや、早速それに中国人が呼応した。
国連人権理事会で演説した翁長知事。これに中国はどう呼応したか
航億葦という小説家がそれだ。
二十五日、「琉球独立支持は中国が果たすべき国際的義務」なる一文を自身のブログに発表。まずは「辺野古埋め立てなどは、日本の琉球イジメの最たるものではない」とした上で、こんなことを書くのである。
「もっと恐ろしい暴行は種族滅絶の大虐殺。その中で最もおぞましいのが第二次大戦中に琉球に対して行われた、南京大虐殺にも似た暴行だ。これにより琉球の人口は一夜にして四分の一に減少した。それは“第二次大戦琉球種族滅絶大虐殺”と呼ぶべきものだ」
これは、中共の御用学者などが近年、日本の沖縄「支配」の正当性を否定するために案出した「琉球大虐殺」のデマである。
航億葦によると、沖縄戦で亡くなった沖縄県民(日本政府の発表では九万四千人)はすべて、日本軍によって自決、玉砕を命ぜられ、または米軍の攻撃に対する肉の盾として使われ、あるいはわざわざ飢餓やコレラに曝された虐殺被害者なのだとか。
実に大胆極まりないでっち上げだが、中国人による歴史捏造とは、実際にこのように行われるのだろう。
ここまで堂々とやられると、何も知らない者は鵜呑みにせざるを得なくなりそうだ。
翁長演説は、「大虐殺」宣伝の今後の拡散に、ちょうど好いきっかけを与えた格好だ。こちらも反日宣伝に勤しむ中、きっかけを与えるべくして与えたということだろうか。
■中国人の歴史捏造で翁長発言に援護射撃
歴史捏造で中国人を惑わす航億葦
航億葦はさらに、沖縄の歴史を語りながら、
「琉球は中国の藩属国だった」「久米三十六姓の子孫は多く、琉球人には中華のDNAが受け継がれている」「琉球の都の宮殿は一律西向きで、中国への帰依を表明している」などと、過度に中国との繋がりを強調。
その一方で日本との繋がりについては、またしても好き勝手に反日宣伝を書き綴っている。下のようにだ。
「一九四五年のポツダム宣言は、琉球を日本の領土と規定していない。そのため琉球は法理上、日本に帰属しない」
「米国の統治下で脱日本化政策が実施され、日本語の使用は禁止され、日本との往来には旅券が必要とされた。こうした状況下で琉球独立意識が喚起された。琉球独立運動はこの時から今日まで一度も停止していない」
「しかし、日本は一九七二年に琉球の管轄権を手にすると、皇民化教育を実施し、和服の着用や日本食品を強制するとともに大量の殖民を進めるなど、脱琉球化運動を強制的に進めた」
「世論調査によると、琉球人の多くは独立を望んでいない。しかしそれは大量の日本人の殖民や政治的圧力によって、琉球の本当の民意が歪められたからなのだ。これもまた琉球独立運動が孤立無援の戦いを余儀なくされていのと大きな関係ある」
誤解だらけ、というよりでっち上げだらけというべきだろう。だが、日本人が読めば噴飯ものでも、中国人や国際社会を騙すにはよく出来たストーリーだ。小説家としての豊かな想像力も手伝ったか。
いずれにしても、「沖縄の人々は自己決定権や人権を蔑ろにされている」との翁長演説への援護射撃には充分なっている。
■中華民族主義者に沖縄独立支持を呼び掛ける
さて航億葦は、沖縄問題に関心を抱くよう、中国人に懸命な呼び掛けも行っている。
「一部の中国の学者は日本と琉球の問題に対する認識が浅い。たいていは日本からの情報だけで判断している」
「台独勢力は年々膨張しているが、そこには明らかに日本の影がある。台独政治家、李登輝は毎回日本で活動するたび、現地で熱烈な歓迎と礼遇を受けている。しかし琉球独立人士が中国へ来ても、社会の広範な関心、支持を得ることができない」
「琉球独立の支持は台湾問題に影響すると言う者もいる。しかしそのような保守的考えはおかしい。台湾問題は中国内部の問題。台湾は独立したことはないが、琉球は違う。あそこはもともと独立国家だった」
そして次のようにも強調するのだ。反日で結束する中華民族主義者が、嬉々として飛び付くような訴えだ。
「もし日本の殖民がもたらした民意の混乱がなく、日本の軍事的脅威もなく、政治的圧力もないなら、琉球人が第一に選択するのは独立復国。もしどうしても独立ができないなら、中国に帰属することを選ぶだろう」
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沖縄県民が中国への帰属を望んでいる訳がないが、しかし沖縄で独立を訴える政治勢力(メディアも含む)は、そう見えなくもない。実際に概して反日反米であり、中国に対しては好意的。あの国に藩属することも厭わないでいるかにすら見える。
たとえば翁長知事は、日本に対しては外来支配者であるかの如く痛罵したが、中国に敬慕の念を抱いているのは有名だ。
つまりこれら勢力は、最初から様々な形で中国の工作、影響を受け、あの国の戦略的シナリオ上のコマとなって日本の国防体制を蝕んでいるのではないか。。
中国寄りの台湾紙「聯合報」の報道によれば、沖縄県の「琉球民族独立総合研究学会」は二十八日に国連本部前で「琉球独立宣言」をやるそうだが、このグループはそれに先立つ二十五日の記者会見で、「日本の殖民支配を受けている」などと強調。「多くの中国の友人たちはみな、琉球独立を支持している」と話したそうだ。
ちなみに会見で掲げられた同団体の名称を書いた看板の文字は中国語繁体字にも見える。もしかしたら中国人が用意したものか。
訪米して記者会見を行う「琉球独立」グループ。後方の看板の文字は、その字体から中国語に
見える
航億葦のように琉球独立の宣伝を行う中国人はごく少数のようではある。しかしだからと言って侮ってはならない。
中共機関紙「人民日報」の姉妹紙、「環球時報」が二〇一三年五月十一日の社説で、中国の「琉球問題」への関わり方に関し、次のように提言しているのを知るべきだ。
「民間に琉球問題の研究や議論を開放し、琉球の歴史問題を研究し、琉球国の復活を支持する組織の設立も許可し、日本の琉球に対する不法占領の認識を世界に広める。政府はこうした民間の活動に政府は関与しないが、しかし反対もしないこと」
たしかに中国にとっては、当面「政府は関与しない」のが妥当だろう。外交上さすがに政府からは「日本から沖縄を分断せよ」「東亜の戦略的要衝である沖縄を中国の勢力下に置こう」などとは言えないためだ。
そこでまずは民間に「研究や議論」を推進させるというわけだが、それを担当しているのが、あるいはそれの必要性を訴えているのがまさに航億葦ではないのか。彼の論法、主張内容は彼独自のものではなく、従来の中共の御用メディア、学者のそれと軌を一にするものである。
■中国は沖縄独立工作を本格化するか
翁長知事などに話を戻そう。
「環球時報」の提言には更にこういうのもあったのだ。
「もし日本が中国の台頭を破壊する急先鋒となるなら、中国は将来、実際の力を投入し、沖縄地区に置いて琉球国復活の勢力を育成する。中国の二、三十年後における実力の大きさを考えれば、これは単なる幻想ではない。もし日本が米国とともに中国を脅かし続けるなら、中国は琉球を日本から離脱させ、その現実的脅威とさせなくてはならない」
上で書いた「中国の戦略的シナリオ」とはこのことだ。
つまり翁長知事ら沖縄県内の反日反米勢力は、このようにして中国に「育成」されて来たものではないかと思われるのだ。
日米が中国の膨張を抑止すべく、同盟関係を強化しつつあるなか、あの国はいよいよ「琉球国復活」支援の裏工作を本格化させようとしているはずだ。そしてそうした流れの中で今回、翁長知事が前代未聞の反日宣伝行動に出てしまった、というようにも見えるのだ。
彼の国を裏切る言動が、中国から大きな期待を受けているのは間違いあるまい。新華社や人民日報などは「県知事が日米の人権侵害を訴えた」などと報道していた。嬉々として大きな扱いで。
「沖縄県知事が日米による人権侵害を訴えた」と報じた新華社電を掲載する人民日報の電子版。中国が
翁長知事に戦略的な期待を寄せているのは疑いない
(追記)前出の台湾紙「聯合報」だけでなく、同じく「中国時報」もそうだが、これら中国の傀儡の如きメディアが中国の沖縄工作を翼賛するかのように、「琉球独立」の動きを熱心に報道しているのが気になる(これら勢力の集会を直接バックアップすることも)。
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そうした中、そのような期待を一身に受け、来年の1月16日の台湾総統選挙で、“旧勢力”たる国民党や親民党の候補らと競い、政権奪還を目指すのが民進党候補の蔡英文氏です。
そしてその蔡氏がこの度、台湾同郷の皆様、日本人の皆様にご挨拶のため来日されます。
そこで私達は蔡氏を激励する集いを、下記のとおり開催することとなりました。
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日本蔡英文後援会
2015年9月吉日
記
【日 時】2015年10月6日(火)午後7時~9時(開場午後6時)
【会 場】ザ・キャピトルホテル 東急 1F 大宴会場 「鳳凰」
(東京都千代田区永田町2-10-3 電話03-3503-0109)
地下鉄千代田線 国会議事堂前駅 6番出口 地下直結
地下鉄丸の内線 国会議事堂前駅 千代田線ホーム経由
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【参加費】30,000円
【お願い】参加を希望される方は、事前に申込書をお送りいただくとともに、参加費のお振込みをお願いします(締切:9月30日)。チケットは当日会場でお渡ししますが、ご希望の方には事前に郵送いたします。
・お振込先:ゆうちょ銀行 記号-番号 00150-5-13537
口座名:在日台湾婦女会
【主 催】日本蔡英文後援会
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