台湾人に傲慢無礼！東京五輪組織委は中国の政治的圧力を屈したか（附：抗議呼びかけ）
2019/02/12/Tue
※「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に訴えよう！
TOKYO 2020 ID登録に問題あり。台湾の国名は「チャイニーズ・タイペイ」ではない！ただちに「台湾」へと修正を！
中国の政治的要求に屈服し、台湾の存在を否定し、台湾人を侮辱してはならない！
電話：0570-09-2020 （９:00～17:00土日祝日を除く）
メール：https://enquiry.tokyo2020.org/CPR_Enquiry
四年に一度のオリンピック、パラリンピックで台湾選手団は「チャイニーズ・タイペイ」（中国領台北）の名で参加している。もちろんそれは国名ではなく、中国の政治的圧力に屈した国際オリンピック委員会（IOC）が規定した、台湾の国内オリンピック委員会の名称（チャイニーズ・タイペイオリンピック委員会＝CTOC）である。
中国の台湾併呑を正当化し、台湾の存在を否定するに等しい、何とも許しがたい名称と言えるが、何と2020東京五輪・パラリンピックを運営する東京五輪・パラリンピック組織委員会（組織委）は、それを台湾の国名として用いているのだ。IOCにだってそこまでやれとは言っていないはず。
いったい組織委は如何なる権限で、人様の国の名を勝手に書き換えることができるというのか。
東京オリンピック、パラリンピックの観戦チケット購入のためのID登録の際、台湾人
の場合は「チャイニーズ・タイペイ」なる国名選択を強要される。つまり組織委員会に
よる国名改竄、台湾人への侮辱だ
経緯を記そう。
東京オリンピック、パラリンピックの観戦チケットを購入するのは、まず抽選申請を行わなければならない。そしてそのためには組織委の公式サイトでのID（TOKYO2020ID）登録を行う必要があるが、その際に書き込む本人の「連絡先」の居住「国」の選択欄で台湾は、「台湾省/中華民国」と表記されていた。
「台湾省」とするのは誤りだ。台湾省政府は台湾全土を統括しないし、そもそもすでに機能を停止して事実上廃止されている。しかし「中華民国」は現行の国名だから間違いではない。
ところがその後、この「中華民国」が「チャイニーズ・タイペイ」へと書き換えられたのだ。そしてそこで疑われるのが、組織委は中国の圧力に屈従したのではないかということだ。
実は組織委が「中華民国」と表記したことに関し、米国の中国語メディア「看中国」は二月三日、「中国の圧力を恐れない？東京五輪公式サイトに“中華民国”と」とのタイトルで報道を行っている。
つまりこういうことだ。「一つの中国」原則を掲げる中華人民共和国は、「二つの中国」を意味しかねない「中華民国」の存在の否定を外交工作の最重要課題の一つとしている。だから日本でも政府やマスメディアなどは中国の怒りを恐れ、「中華民国」の四文字を極力使用しないようしている。そうした状況があるから、「看中国」は「中国の圧力を恐れない？」と書いたわけだ。
そしてもし中国政府がこの報道を見たなら、中国政府が組織委に対して「中国台湾」や「チャイニーズ・タイペイ」に書き換えろと圧力をかけかねない。そこで私はそれを懸念し、二月七日に組織委に電話を入れ、「外部から要求が来ても書き換えないで」と激励したのだが、しかし願い空しく、八日から十日にかけ、「チャイニー・タイペイ」へと改竄されてしまったのである。
中国の圧力を受けての変更か、それとも圧力を受けるのを恐れて自ら書き換えたか。いずれにせよ許されない誤りだ
中国から要求されたのかどうかまだ不明だが、しかしこれではチケット購入を希望する台湾の人々に「中国領台北」なる住所を押し付けることになる。台湾の代表選手に対してだけでなく、台湾人の観戦客にまで、このような侮辱を加える気か。
外国人の「おもてなし」を掲げる東京オリンピック・パラリンピック。台湾人は対象外だという訳だ。こうした台湾への傲慢、非礼な態度は、中国迎合に汲々とする者特有の症状と言える。もちろん台湾侵略を夢見る中国共産党員には、こうした媚中は最高の「おもてなし」になりそうだが。
日本では政府もメディアも「台湾」と呼んでいる。そこで正しく「台湾」と記入し、台湾及び台湾人の尊厳を守るよう組織委に訴えたい。中国の政治的要求に従属し、台湾を侮辱する東京オリンピック・パラリンピックにしてはならない。
台北市在住の台湾人が「チャイニーズ・タイペイ」を選択すると、「チャイニーズタイペイ台北市」と
いう世界のどこにも存在しない住所が与えられることに
【過去の関連記事】
東京五輪組織委は中国を恐れない？19/02/07
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3353.html
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17日、台湾はChinese Taipei（中国台北）ではない！ 東京五輪「台湾正名」街宣署名活動
日時 2月1７日（日）12時00分～15時00分
場所 京成「上野駅」正面口前付近（西郷隆盛像階段下）
主催 台湾研究フォーラム（台湾研究論壇）、美麗島交流会、
在日台湾同郷会
協力 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
台湾はChinese Taipeiではない！
東京五輪「台湾正名」署名集めにご協力を！
署名用紙ダウンロード
http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
TOKYO 2020 ID登録に問題あり。台湾の国名は「チャイニーズ・タイペイ」ではない！ただちに「台湾」へと修正を！
中国の政治的要求に屈服し、台湾の存在を否定し、台湾人を侮辱してはならない！
電話：0570-09-2020 （９:00～17:00土日祝日を除く）
メール：https://enquiry.tokyo2020.org/CPR_Enquiry
四年に一度のオリンピック、パラリンピックで台湾選手団は「チャイニーズ・タイペイ」（中国領台北）の名で参加している。もちろんそれは国名ではなく、中国の政治的圧力に屈した国際オリンピック委員会（IOC）が規定した、台湾の国内オリンピック委員会の名称（チャイニーズ・タイペイオリンピック委員会＝CTOC）である。
中国の台湾併呑を正当化し、台湾の存在を否定するに等しい、何とも許しがたい名称と言えるが、何と2020東京五輪・パラリンピックを運営する東京五輪・パラリンピック組織委員会（組織委）は、それを台湾の国名として用いているのだ。IOCにだってそこまでやれとは言っていないはず。
いったい組織委は如何なる権限で、人様の国の名を勝手に書き換えることができるというのか。
東京オリンピック、パラリンピックの観戦チケット購入のためのID登録の際、台湾人
の場合は「チャイニーズ・タイペイ」なる国名選択を強要される。つまり組織委員会に
よる国名改竄、台湾人への侮辱だ
経緯を記そう。
東京オリンピック、パラリンピックの観戦チケットを購入するのは、まず抽選申請を行わなければならない。そしてそのためには組織委の公式サイトでのID（TOKYO2020ID）登録を行う必要があるが、その際に書き込む本人の「連絡先」の居住「国」の選択欄で台湾は、「台湾省/中華民国」と表記されていた。
「台湾省」とするのは誤りだ。台湾省政府は台湾全土を統括しないし、そもそもすでに機能を停止して事実上廃止されている。しかし「中華民国」は現行の国名だから間違いではない。
ところがその後、この「中華民国」が「チャイニーズ・タイペイ」へと書き換えられたのだ。そしてそこで疑われるのが、組織委は中国の圧力に屈従したのではないかということだ。
実は組織委が「中華民国」と表記したことに関し、米国の中国語メディア「看中国」は二月三日、「中国の圧力を恐れない？東京五輪公式サイトに“中華民国”と」とのタイトルで報道を行っている。
つまりこういうことだ。「一つの中国」原則を掲げる中華人民共和国は、「二つの中国」を意味しかねない「中華民国」の存在の否定を外交工作の最重要課題の一つとしている。だから日本でも政府やマスメディアなどは中国の怒りを恐れ、「中華民国」の四文字を極力使用しないようしている。そうした状況があるから、「看中国」は「中国の圧力を恐れない？」と書いたわけだ。
そしてもし中国政府がこの報道を見たなら、中国政府が組織委に対して「中国台湾」や「チャイニーズ・タイペイ」に書き換えろと圧力をかけかねない。そこで私はそれを懸念し、二月七日に組織委に電話を入れ、「外部から要求が来ても書き換えないで」と激励したのだが、しかし願い空しく、八日から十日にかけ、「チャイニー・タイペイ」へと改竄されてしまったのである。
中国の圧力を受けての変更か、それとも圧力を受けるのを恐れて自ら書き換えたか。いずれにせよ許されない誤りだ
中国から要求されたのかどうかまだ不明だが、しかしこれではチケット購入を希望する台湾の人々に「中国領台北」なる住所を押し付けることになる。台湾の代表選手に対してだけでなく、台湾人の観戦客にまで、このような侮辱を加える気か。
外国人の「おもてなし」を掲げる東京オリンピック・パラリンピック。台湾人は対象外だという訳だ。こうした台湾への傲慢、非礼な態度は、中国迎合に汲々とする者特有の症状と言える。もちろん台湾侵略を夢見る中国共産党員には、こうした媚中は最高の「おもてなし」になりそうだが。
日本では政府もメディアも「台湾」と呼んでいる。そこで正しく「台湾」と記入し、台湾及び台湾人の尊厳を守るよう組織委に訴えたい。中国の政治的要求に従属し、台湾を侮辱する東京オリンピック・パラリンピックにしてはならない。
台北市在住の台湾人が「チャイニーズ・タイペイ」を選択すると、「チャイニーズタイペイ台北市」と
いう世界のどこにも存在しない住所が与えられることに
【過去の関連記事】
東京五輪組織委は中国を恐れない？19/02/07
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17日、台湾はChinese Taipei（中国台北）ではない！ 東京五輪「台湾正名」街宣署名活動
日時 2月1７日（日）12時00分～15時00分
場所 京成「上野駅」正面口前付近（西郷隆盛像階段下）
主催 台湾研究フォーラム（台湾研究論壇）、美麗島交流会、
在日台湾同郷会
協力 2020東京五輪「台湾正名」推進協議会
台湾はChinese Taipeiではない！
東京五輪「台湾正名」署名集めにご協力を！
署名用紙ダウンロード
http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
