台湾人には見せられない!日本バスケ協会の失礼なHP/台湾台北市を「チャイニーズ・タイペイ台北市」と
2017/07/26/Wed
日本バスケット協会(JBA)のホームページは五月三十一日、次のような記事を載せた。
―――本年8月に、チャイニーズ・タイペイ台北市で開催される「第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)」に向けて、平成29年度バスケットボール女子ユニバーシアード日本代表チームは、本日5月31日(水)より第1次強化合宿を開始いたします。
ここには誤りがある。「台湾台北市」を「チャイニーズ・タイペイ台北市」と書いている点だ。
「チャイニーズ・タイペイ」とは言うまでもなく、台湾の選手がオリンピックなど国際スポーツ競技会に参加する際、国際五輪委員会(IOC)が採用したいわゆるオリンピック方式に従い、国名代わりに用いる呼称だが、それは地名などではない。台湾を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)と表記する地図などどこにも存在しまい。
従って完全な誤りである訳だ。オリンピック方式に基づき、競技会で台湾選手の国名を「チャイニーズタイペイ」と呼び続けてきたJBAは、それを正確な地名と思い込んでいるのだろうか。
台湾人がこのような誤表記を見たら、どんなに感情を傷付けられるだろう。しかし残念ながら日本人は、みんながみんなこの誤りに気付くわけではないはずだ。
実際に「誤りだ」との指摘がないからこそ、JBAは訂正しないのだろう。
私が知る限りこのホームページは二〇一五年にも「台湾新北市」を「チャイニーズ・タイペイ新北市」などと記載しているが、その時も訂正は求められなかったのだろう。
むしろ恐ろしいのは、こうした誤表記が堂々と用いられることで、「チャイニーズタイペイ」を地名と誤解する者がさらにことだ。バスケ情報サイトのバスケットボールキングなどは最近、「チャイニーズ・タイペイ台北市で開幕した第39回男子ウィリアム・ジョーンズカップが・・・」などと報じていたが、これはJBAから広がった誤解ではないのか。
さて、台湾にこうした虚偽の名称を強要するオリンピック方式とは何かだが、それは一九七九年十月のIOCの理事会で決議されたものだ。
その内容は、中華人民共和国の五輪委員会は中国五輪委員会(Chinese Olympic Committee)と名乗ってオリンピック競技会に復帰し、その国旗、国歌を使用できるが、台湾の五輪委員会はチャイニーズタイペイ五輪委員会(Chinese Taipei Olympic Committee)とし、国名ではなく同委員会の名義での参加を許し、IOCが承認した旗、歌を国旗、国歌の代わりとすべしというものである。
台湾は中華人民共和国の領土の一部だと主張し、台湾併呑を正当化しようと狙う中国の圧力を受けての決定と言えるわけだが、いずれにせよこのように、「チャイニーズタイペイ」とは地名ではなく、台湾の五輪委員会の名称なのである。
このオリンピック方式に不服だった台湾は同年十一月、IOC本部の所在地であるスイス・ローザンヌの地方裁判所に提訴を行い、国名、国旗、国歌の使用を禁じる決定は五輪憲章が禁じる政治的差別だとする訴えが認められた。
それに慌てたIOCは五輪憲章の改正を行い、各国の国内五輪委員会が五輪競技会に参加の際に使用するのは、従来の国名、国旗、国歌ではなく、IOCが承認したところの各国代表団の名、旗、歌とするとし、台湾だけに対する差別の状況の解消を試みた。
例えば日本代表団の場合は「日本五輪委員会」の「日本」の名を、中国代表団なら「中国五輪委員会」の「中国」の名をそれぞれ承認したわけだが、しかし台湾代表団には「中華民国」でも「台湾」でも「フォルモサ」でもなく、「チャイニーズタイペイ」の名しか容認しないのだから、差別扱いはまったく改善されず、今日に至っている。
そして、たとえそれらを代表団名と位置付けても、用いられるほとんどの代表団名は国名そのものなのだから、全世界の人々がそれらを国名と受け止めるのである。かくして台湾は「チャイニーズタイペイ」と自称することで、それが正式な地名(国名、地域名、あるいはそれらの別名)と受け取られ、「台湾は中国の一部である」との誤解が広まって行くというわけだ。当初は台湾の五輪参加に強硬に反対していた中国が、「チャイニーズタイペイ」の名の下での参加だけは許容したのは、そうした宣伝効果に期待したからにほかなるまい。
JBAは、そういたオリンピック方式に惑わされ、「チャイニーズタイペイ」を地名と誤解してしまっているのか。それともIOCと同様、中国の意向に従うためなら台湾の尊厳を蹂躙するも厭わないという媚中心理に陥っているのか。
そのいずれにせよ馬鹿馬鹿しく迷惑千万な話である。台湾併呑を目指す中国覇権主義を喜ばすだけである。
【付記】
この稿を書き終え、私はJBAに電話を入れ、「チャイニーズタイペイ」を地名として使用するのをやめるよう要請したところ、「本当は『台湾』と書きたいのだが、JOC(日本五輪委員会)の決まりに従っているから、それはできない」との答えだった。
要するにJOCがJBAに送付した文書などで、台湾を「チャイニーズタイペイ」と書き変えているため、「それに従わなくてはならない」と判断しているのだという。何だかこの問題は奥が深そうである。IOCは「チャイニーズタイペイ」を台湾の代表団名とした訳だが、JOCはそれを台湾という地名として用いているというのか。
日本のスポーツ界は中国の「政治」に振り回されるように思えてならない。もちろんそうした状況を打開するのも、我々二〇二〇東京五輪「台湾正名」推進協議会の目標の一つではある。
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協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
―――本年8月に、チャイニーズ・タイペイ台北市で開催される「第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)」に向けて、平成29年度バスケットボール女子ユニバーシアード日本代表チームは、本日5月31日(水)より第1次強化合宿を開始いたします。
ここには誤りがある。「台湾台北市」を「チャイニーズ・タイペイ台北市」と書いている点だ。
「チャイニーズ・タイペイ」とは言うまでもなく、台湾の選手がオリンピックなど国際スポーツ競技会に参加する際、国際五輪委員会(IOC)が採用したいわゆるオリンピック方式に従い、国名代わりに用いる呼称だが、それは地名などではない。台湾を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)と表記する地図などどこにも存在しまい。
従って完全な誤りである訳だ。オリンピック方式に基づき、競技会で台湾選手の国名を「チャイニーズタイペイ」と呼び続けてきたJBAは、それを正確な地名と思い込んでいるのだろうか。
台湾人がこのような誤表記を見たら、どんなに感情を傷付けられるだろう。しかし残念ながら日本人は、みんながみんなこの誤りに気付くわけではないはずだ。
実際に「誤りだ」との指摘がないからこそ、JBAは訂正しないのだろう。
私が知る限りこのホームページは二〇一五年にも「台湾新北市」を「チャイニーズ・タイペイ新北市」などと記載しているが、その時も訂正は求められなかったのだろう。
むしろ恐ろしいのは、こうした誤表記が堂々と用いられることで、「チャイニーズタイペイ」を地名と誤解する者がさらにことだ。バスケ情報サイトのバスケットボールキングなどは最近、「チャイニーズ・タイペイ台北市で開幕した第39回男子ウィリアム・ジョーンズカップが・・・」などと報じていたが、これはJBAから広がった誤解ではないのか。
さて、台湾にこうした虚偽の名称を強要するオリンピック方式とは何かだが、それは一九七九年十月のIOCの理事会で決議されたものだ。
その内容は、中華人民共和国の五輪委員会は中国五輪委員会(Chinese Olympic Committee)と名乗ってオリンピック競技会に復帰し、その国旗、国歌を使用できるが、台湾の五輪委員会はチャイニーズタイペイ五輪委員会(Chinese Taipei Olympic Committee)とし、国名ではなく同委員会の名義での参加を許し、IOCが承認した旗、歌を国旗、国歌の代わりとすべしというものである。
台湾は中華人民共和国の領土の一部だと主張し、台湾併呑を正当化しようと狙う中国の圧力を受けての決定と言えるわけだが、いずれにせよこのように、「チャイニーズタイペイ」とは地名ではなく、台湾の五輪委員会の名称なのである。
このオリンピック方式に不服だった台湾は同年十一月、IOC本部の所在地であるスイス・ローザンヌの地方裁判所に提訴を行い、国名、国旗、国歌の使用を禁じる決定は五輪憲章が禁じる政治的差別だとする訴えが認められた。
それに慌てたIOCは五輪憲章の改正を行い、各国の国内五輪委員会が五輪競技会に参加の際に使用するのは、従来の国名、国旗、国歌ではなく、IOCが承認したところの各国代表団の名、旗、歌とするとし、台湾だけに対する差別の状況の解消を試みた。
例えば日本代表団の場合は「日本五輪委員会」の「日本」の名を、中国代表団なら「中国五輪委員会」の「中国」の名をそれぞれ承認したわけだが、しかし台湾代表団には「中華民国」でも「台湾」でも「フォルモサ」でもなく、「チャイニーズタイペイ」の名しか容認しないのだから、差別扱いはまったく改善されず、今日に至っている。
そして、たとえそれらを代表団名と位置付けても、用いられるほとんどの代表団名は国名そのものなのだから、全世界の人々がそれらを国名と受け止めるのである。かくして台湾は「チャイニーズタイペイ」と自称することで、それが正式な地名(国名、地域名、あるいはそれらの別名)と受け取られ、「台湾は中国の一部である」との誤解が広まって行くというわけだ。当初は台湾の五輪参加に強硬に反対していた中国が、「チャイニーズタイペイ」の名の下での参加だけは許容したのは、そうした宣伝効果に期待したからにほかなるまい。
JBAは、そういたオリンピック方式に惑わされ、「チャイニーズタイペイ」を地名と誤解してしまっているのか。それともIOCと同様、中国の意向に従うためなら台湾の尊厳を蹂躙するも厭わないという媚中心理に陥っているのか。
そのいずれにせよ馬鹿馬鹿しく迷惑千万な話である。台湾併呑を目指す中国覇権主義を喜ばすだけである。
【付記】
この稿を書き終え、私はJBAに電話を入れ、「チャイニーズタイペイ」を地名として使用するのをやめるよう要請したところ、「本当は『台湾』と書きたいのだが、JOC(日本五輪委員会)の決まりに従っているから、それはできない」との答えだった。
要するにJOCがJBAに送付した文書などで、台湾を「チャイニーズタイペイ」と書き変えているため、「それに従わなくてはならない」と判断しているのだという。何だかこの問題は奥が深そうである。IOCは「チャイニーズタイペイ」を台湾の代表団名とした訳だが、JOCはそれを台湾という地名として用いているというのか。
日本のスポーツ界は中国の「政治」に振り回されるように思えてならない。もちろんそうした状況を打開するのも、我々二〇二〇東京五輪「台湾正名」推進協議会の目標の一つではある。
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署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html