打破するべきヤクザ国家の国際社会支配 (付:街頭演説会の案内)
2008/01/25/Fri
ヤクザの脅しに乗るな、脅されたら一一〇番へ、と言われるが、国際社会では一一〇番はないので、各国はヤクザの恫喝に屈し(あるいは甘言を受け入れ)、ずるずるとそのペースに嵌ってしまうのだろうか。
米国も例外ではない。イラク、アフガニスタンで忙殺され、北朝鮮にまで手が回らず、中国に「北朝鮮のことは中国にお任せします」と言い出して以来、この国から「では台湾問題で妥協して下さい」と言われ、その通りにしている。つまり「経美制台」(美国=米国を通じて台湾を制する)と言う台湾包囲戦略に利用されているのだ。これにより、台湾海峡で緊張を高めたくない心理も働いて、米国は現在台湾に対し、「台湾は中国を怒らせるな。この際はお前らの民主も自由も関係ない」という姿勢である。
かくして台湾が国連加盟を申請しても、加盟の是非を問う国民投票を実施しようとしても(加盟の意思を世界に伝えようとしても)、米国からは強い反対の圧力をかけられるようになっている。
国連加盟に関する国民投票を、台湾の世界に向けての独立宣言(独立した存在のアピール)として何よりも恐れる中国にとり、この「経美制台」はきわめて有効である。
これについて中国の呉建民元フランス駐在中国大使は、中国のまさに国家的意思を代表する発言を行っている。
まず国民投票を「挑発行為」と非難したライス米国務長官の発言を引用し、「米国は台湾問題で重要な役割を果たしている。米中間では共通利益がさらに拡大した」とし、「台湾海峡地域の平和と安定の維持は、両国の利益に合致する」と強調した。
つまり「オレに紛争を起こさせたくないなら、米国は言うことを聞け」と言ったところ、「米国」は「承知した。台湾を抑える」と答えたので、「オマエは平和のために立派に役立っている。オレは台湾を併呑して大人しくするから、ともにがんばろう」と言うことなのだ。
米国がこの体たらくだから、他の小国群を付き従わせるのはもっと簡単らしい。呉建民によると、すでに百六十カ国が台湾の国民投票に反対の姿勢を示しているそうだ(中国網、一月三日)。彼はこれについて、「すばらしい。国際社会は『国連加盟住民投票』に対して共通認識をもっており、台湾当局にとっては厳しい警告でもある」と語っている。もちろんこの「警告」とは「恫喝」である。
ところで、この百六十カ国のなかに日本は含まれているのだろうか。中国にとって日本は、米国の次に、何としてでも反対表明をさせたい国である。そこで日本にさんざん反対表明を要求し、その結果福田首相は昨年末、温家宝首相との会談で、国民投票に「不支持」を表明した。もちろん福田首相は軽々しく台湾の内政に不法な干渉はしたくない。だから「反対」とは明言せず、「もし緊張を高めるものなら不支持だ」と慎重に語った。
だがそれでも温家宝は福田発言を高く評価しているから、やはり「不支持」表明は、十分に「反対表明した」との宣伝に使えると言うことなのだろう。「反対の姿勢表明」を行ったこの「百六十カ国」のなかに、日本は間違いなく数えられているはずである。
呉建民氏はさらに、次のようなデッチ上げまでしている。
「台湾問題で大陸部の処理の仕方は、ますます台湾の一般民衆の賛意を得ている」とか、
「台独勢力は台湾海峡の緊張情勢、台湾両岸の緩和の邪魔をする行為からメリットを手にすることができるので、両岸関係が緊張することばかり望んでいる」と。
冗談ではない。台湾の民衆は誰もが中国の「仕方」に怒りを募らせているのだ。そして緊張を望んでいる者も一人としていない。ところが中国はこのように言って、恫喝に怯える民衆を懐柔しようとしているのだ。国際社会での孤立も緊張の高まりも、すべて「台独勢力」のせいにして。
各国を使っての台湾包囲工作の次は、こうした台湾内部の分断工作なのである。
そして追い詰めつつある「台独勢力」に対し、こう警告する。
「多行不義必自毙」(悪事ばかりしていると、必ず自滅する)」
「悪事」を一方的に働いているのは中国である。台湾の島を我が物にしたいがため、「台湾は中国の一部であって国家ではない(国連加盟の資格はない)」と宣伝し、その国連加盟の権利を蹂躙しているのだから、これほど悪質な国はない。
福田首相はこのような国に言いなりになっていていいのか。国民はこのような状況に無関心でいていいのか。「多行不義必自毙」は日本に対しても言える言葉だ。なぜなら台湾は日本の生命線である。中国怖さにその台湾イジメに加担しているが、そこが中国のものになったら日本の独立と主権はどうなる。
台湾には何としてでも国連に加盟してもらい(あるいは加盟の意思表示を強化してもらい)、国際社会の関心の下に入ってもらわなくてはなくては、もはや中国を抑制できない。
台湾の国連加盟問題に関心を。日本人はヤクザ国家の国際社会支配を打破することを考えよう。
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本25日、都内で「台湾を国連へ!」日台合同街頭演説会
台湾から「国連加入推進考察団」(団長=邱垂亮・前国策顧問)が来日するのに合わせ、下記の通り都内で日台合同の街頭演説会を行います。ぜひ応援に来てください。
台湾の国連加盟を支持する日本人の会
日時・場所 1月25日(金)
午後3時~4時 参議院議員会館前(地下鉄「永田町駅」下車)
午後5時~7時 新宿駅周辺(西口小田急前を予定)
※場所に若干の変更もあり得ます。
【当日連絡先】
090-4138-6397永山
090-8757-7023片木
090-5441-7212飯田
(日本側参加団体)
台湾研究フォーラム、台湾出身戦没者慰霊の会、高座日台交流の会、
日本媽祖会、日台交流同友会、維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部
(協力)
台湾連合国協進会、同東京支部
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米国も例外ではない。イラク、アフガニスタンで忙殺され、北朝鮮にまで手が回らず、中国に「北朝鮮のことは中国にお任せします」と言い出して以来、この国から「では台湾問題で妥協して下さい」と言われ、その通りにしている。つまり「経美制台」(美国=米国を通じて台湾を制する)と言う台湾包囲戦略に利用されているのだ。これにより、台湾海峡で緊張を高めたくない心理も働いて、米国は現在台湾に対し、「台湾は中国を怒らせるな。この際はお前らの民主も自由も関係ない」という姿勢である。
かくして台湾が国連加盟を申請しても、加盟の是非を問う国民投票を実施しようとしても(加盟の意思を世界に伝えようとしても)、米国からは強い反対の圧力をかけられるようになっている。
国連加盟に関する国民投票を、台湾の世界に向けての独立宣言(独立した存在のアピール)として何よりも恐れる中国にとり、この「経美制台」はきわめて有効である。
これについて中国の呉建民元フランス駐在中国大使は、中国のまさに国家的意思を代表する発言を行っている。
まず国民投票を「挑発行為」と非難したライス米国務長官の発言を引用し、「米国は台湾問題で重要な役割を果たしている。米中間では共通利益がさらに拡大した」とし、「台湾海峡地域の平和と安定の維持は、両国の利益に合致する」と強調した。
つまり「オレに紛争を起こさせたくないなら、米国は言うことを聞け」と言ったところ、「米国」は「承知した。台湾を抑える」と答えたので、「オマエは平和のために立派に役立っている。オレは台湾を併呑して大人しくするから、ともにがんばろう」と言うことなのだ。
米国がこの体たらくだから、他の小国群を付き従わせるのはもっと簡単らしい。呉建民によると、すでに百六十カ国が台湾の国民投票に反対の姿勢を示しているそうだ(中国網、一月三日)。彼はこれについて、「すばらしい。国際社会は『国連加盟住民投票』に対して共通認識をもっており、台湾当局にとっては厳しい警告でもある」と語っている。もちろんこの「警告」とは「恫喝」である。
ところで、この百六十カ国のなかに日本は含まれているのだろうか。中国にとって日本は、米国の次に、何としてでも反対表明をさせたい国である。そこで日本にさんざん反対表明を要求し、その結果福田首相は昨年末、温家宝首相との会談で、国民投票に「不支持」を表明した。もちろん福田首相は軽々しく台湾の内政に不法な干渉はしたくない。だから「反対」とは明言せず、「もし緊張を高めるものなら不支持だ」と慎重に語った。
だがそれでも温家宝は福田発言を高く評価しているから、やはり「不支持」表明は、十分に「反対表明した」との宣伝に使えると言うことなのだろう。「反対の姿勢表明」を行ったこの「百六十カ国」のなかに、日本は間違いなく数えられているはずである。
呉建民氏はさらに、次のようなデッチ上げまでしている。
「台湾問題で大陸部の処理の仕方は、ますます台湾の一般民衆の賛意を得ている」とか、
「台独勢力は台湾海峡の緊張情勢、台湾両岸の緩和の邪魔をする行為からメリットを手にすることができるので、両岸関係が緊張することばかり望んでいる」と。
冗談ではない。台湾の民衆は誰もが中国の「仕方」に怒りを募らせているのだ。そして緊張を望んでいる者も一人としていない。ところが中国はこのように言って、恫喝に怯える民衆を懐柔しようとしているのだ。国際社会での孤立も緊張の高まりも、すべて「台独勢力」のせいにして。
各国を使っての台湾包囲工作の次は、こうした台湾内部の分断工作なのである。
そして追い詰めつつある「台独勢力」に対し、こう警告する。
「多行不義必自毙」(悪事ばかりしていると、必ず自滅する)」
「悪事」を一方的に働いているのは中国である。台湾の島を我が物にしたいがため、「台湾は中国の一部であって国家ではない(国連加盟の資格はない)」と宣伝し、その国連加盟の権利を蹂躙しているのだから、これほど悪質な国はない。
福田首相はこのような国に言いなりになっていていいのか。国民はこのような状況に無関心でいていいのか。「多行不義必自毙」は日本に対しても言える言葉だ。なぜなら台湾は日本の生命線である。中国怖さにその台湾イジメに加担しているが、そこが中国のものになったら日本の独立と主権はどうなる。
台湾には何としてでも国連に加盟してもらい(あるいは加盟の意思表示を強化してもらい)、国際社会の関心の下に入ってもらわなくてはなくては、もはや中国を抑制できない。
台湾の国連加盟問題に関心を。日本人はヤクザ国家の国際社会支配を打破することを考えよう。
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本25日、都内で「台湾を国連へ!」日台合同街頭演説会
台湾から「国連加入推進考察団」(団長=邱垂亮・前国策顧問)が来日するのに合わせ、下記の通り都内で日台合同の街頭演説会を行います。ぜひ応援に来てください。
台湾の国連加盟を支持する日本人の会
日時・場所 1月25日(金)
午後3時~4時 参議院議員会館前(地下鉄「永田町駅」下車)
午後5時~7時 新宿駅周辺(西口小田急前を予定)
※場所に若干の変更もあり得ます。
【当日連絡先】
090-4138-6397永山
090-8757-7023片木
090-5441-7212飯田
(日本側参加団体)
台湾研究フォーラム、台湾出身戦没者慰霊の会、高座日台交流の会、
日本媽祖会、日台交流同友会、維新政党新風東京都本部、維新政党新風埼玉県本部
(協力)
台湾連合国協進会、同東京支部
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