媚中誤報のNHKに再度問い合わせ/誤報と認めたなら訂正すべき (付:台湾チャンネルの関連報道動画)
2015/02/06/Fri
NHK BS1が一月二十九日に放送した海外ニュース番組「キャッチ!世界の視点」は「イスラム国」兵士の出身国を色付けで示す世界地図を大きく映し出した。そしてスタジオで専門家が「(イスラム国には)ヨーロッパ全域、ロシア、中国、インドネシア、オーストラリアなどから兵士が参加している」と解説したのだが、地図をよく見ると、台湾にまで色が付いている。
それは誤りだ。要するに兵士の「出身国」の一つである中国には、台湾も含まれるということだろう。
NHKはこれまでも、「台湾入り中国地図」を使用して来た。それは間違いなく「台湾は中国の不可分の領土」として台湾侵略政策を正当化するための中国の虚構宣伝への配慮である。もし中国がそのような宣伝を行っていないなら、こうした視聴者に誤情報を与える地図を敢えて出すはずがない。
放送直後、私はNHKの視聴者窓口である「ふれあいセンター」にメールで問い合わせを行った。「台湾から兵士は出ていないのではないか」と。
これに対して同センターは、それから五日後の二月三日に返信を寄せ、こう説明した。
―――この地図は英米の研究機関による報告書をもとに作成された外部の地図を参考にしたものですが、お問い合わせを受けて確認したところ、参考元の地図は台湾に色付けがされておりました。
―――ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません。
―――今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたいと考えております。
―――何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
「台湾から『イスラム国』に参加した“兵士”は確認されていません」と言っている。つまり誤報を認めたわけだ。しかしそれを訂正するとは言っていない。わずかに「今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたい」と述べるのみだ。
「参考元の地図は台湾に色付けがされておりました」とある。誤報は「参考元」の責任だという訳か。外部に責任を転嫁し、視聴者に誤情報を与えた自らの責任は取らないというのか。
そもそも外部の地図を参考にしたとは言え、放送で使用した地図はNHKが作製したものだろう。
単なるミスだとして片付けたいようだが、もし韓国にミスで色付けした場合、NHKは韓国の政府、世論、在日韓国人からの抗議を恐れ、謝罪と訂正をするのではないか。
もちろん、日本に色付けした場合も同様だ。
一方、台湾に色受けしたことで訂正を行い、ミスを公表すれば、中国からどんな抗議の圧力が来るかわからない。それで訂正を拒むのだろう。
「今後は細心の注意を払う」という文句は、単に視聴者の抗議の火消しのためで、実際にはそのような気持ちはないはずだ。だからいつまでも同じことを繰り返すのである。
二月六日、私は再度、次のようにメールで同センターに申し入れを行った。
―――1月29日放送の「キャッチ!世界の視点」で使用したイスラム国兵士の出身国を色で示す世界地図で台湾にも色が付けられた件で問合せを行いました(問い合わせ番号 2059647_2059658)。これに対して「ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません」との説明をいただきました。つまり誤報と確認された訳ですから、番組内で訂正を行うべきではありませんか。
これは「事実と中国の虚構宣伝のどちらを優先するか」というNHKに突き付けた踏み絵だ。
NHKの中国迎合と視聴者への配信を許せないと思う方は、ぜひ訂正要求にご協力いただきたい。訂正を拒否されたら、拒否の理由も問い質そう。
■一月二十九日放送の「キャッチ!世界の視点」で、イスラム国の兵士の出身地として台湾に色付けを行った誤報の訂正を求めよう!
NHKふれあいセンター
電話 0570-066066
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
【過去の関連記事】
媚中誤報!NHKが再び「台湾入り中国地図」(附:抗議呼び掛け) 2015/02/03
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2509.html
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【台湾チャンネル】第67回、被災地のメッセージ届けた台湾一周自転車「出愛旅」/NHKが「台湾入り中国地図」報道[桜H27/2/6] ※NHK問題は1分3秒から
今回の話題は、①中国への配慮で“台湾入りの中国地図”を映したため、大きな誤報を犯してしまったNHKのニュース番組問題。②さっぽろ雪まつりでの台湾政府の出展について。③東日本大震災の被災地からの台湾への支援感謝のメッセージを携え、自転車で台湾一周の旅を敢行した叶佐枝子さんにインタビュー。現地で知った台湾人の温かい心など、感動的なエピソードをうかがいます。キャスター:永山英樹・謝恵芝
それは誤りだ。要するに兵士の「出身国」の一つである中国には、台湾も含まれるということだろう。
NHKはこれまでも、「台湾入り中国地図」を使用して来た。それは間違いなく「台湾は中国の不可分の領土」として台湾侵略政策を正当化するための中国の虚構宣伝への配慮である。もし中国がそのような宣伝を行っていないなら、こうした視聴者に誤情報を与える地図を敢えて出すはずがない。
放送直後、私はNHKの視聴者窓口である「ふれあいセンター」にメールで問い合わせを行った。「台湾から兵士は出ていないのではないか」と。
これに対して同センターは、それから五日後の二月三日に返信を寄せ、こう説明した。
―――この地図は英米の研究機関による報告書をもとに作成された外部の地図を参考にしたものですが、お問い合わせを受けて確認したところ、参考元の地図は台湾に色付けがされておりました。
―――ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません。
―――今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたいと考えております。
―――何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
「台湾から『イスラム国』に参加した“兵士”は確認されていません」と言っている。つまり誤報を認めたわけだ。しかしそれを訂正するとは言っていない。わずかに「今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたい」と述べるのみだ。
「参考元の地図は台湾に色付けがされておりました」とある。誤報は「参考元」の責任だという訳か。外部に責任を転嫁し、視聴者に誤情報を与えた自らの責任は取らないというのか。
そもそも外部の地図を参考にしたとは言え、放送で使用した地図はNHKが作製したものだろう。
単なるミスだとして片付けたいようだが、もし韓国にミスで色付けした場合、NHKは韓国の政府、世論、在日韓国人からの抗議を恐れ、謝罪と訂正をするのではないか。
もちろん、日本に色付けした場合も同様だ。
一方、台湾に色受けしたことで訂正を行い、ミスを公表すれば、中国からどんな抗議の圧力が来るかわからない。それで訂正を拒むのだろう。
「今後は細心の注意を払う」という文句は、単に視聴者の抗議の火消しのためで、実際にはそのような気持ちはないはずだ。だからいつまでも同じことを繰り返すのである。
二月六日、私は再度、次のようにメールで同センターに申し入れを行った。
―――1月29日放送の「キャッチ!世界の視点」で使用したイスラム国兵士の出身国を色で示す世界地図で台湾にも色が付けられた件で問合せを行いました(問い合わせ番号 2059647_2059658)。これに対して「ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません」との説明をいただきました。つまり誤報と確認された訳ですから、番組内で訂正を行うべきではありませんか。
これは「事実と中国の虚構宣伝のどちらを優先するか」というNHKに突き付けた踏み絵だ。
NHKの中国迎合と視聴者への配信を許せないと思う方は、ぜひ訂正要求にご協力いただきたい。訂正を拒否されたら、拒否の理由も問い質そう。
■一月二十九日放送の「キャッチ!世界の視点」で、イスラム国の兵士の出身地として台湾に色付けを行った誤報の訂正を求めよう!
NHKふれあいセンター
電話 0570-066066
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
【過去の関連記事】
媚中誤報!NHKが再び「台湾入り中国地図」(附:抗議呼び掛け) 2015/02/03
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-2509.html
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今回の話題は、①中国への配慮で“台湾入りの中国地図”を映したため、大きな誤報を犯してしまったNHKのニュース番組問題。②さっぽろ雪まつりでの台湾政府の出展について。③東日本大震災の被災地からの台湾への支援感謝のメッセージを携え、自転車で台湾一周の旅を敢行した叶佐枝子さんにインタビュー。現地で知った台湾人の温かい心など、感動的なエピソードをうかがいます。キャスター:永山英樹・謝恵芝