媚中誤報!NHKが再び「台湾入り中国地図」(附:抗議呼び掛け)
2015/02/03/Tue
■「イスラム国」に台湾人兵士が参加?
聞いたことがない。イスラム過激派組織イスラム国に、台湾人も参加しているというのか。
問題はNHK BS1が一月二十九日に放送した海外ニュース番組「キャッチ!世界の視点」で「先進国から『イスラム国』兵士に」と題する解説だ。
イギリス王立アジア研究所アジア本部所長の秋元千秋所長が、「(イスラム国には)ヨーロッパ全域、ロシア、中国、インドネシア、オーストラリアなどから兵士が参加している」との「民間機関の調査」結果に触れた際、画面には兵士の出身国に色付けした世界地図が映し出されたのだが、そこには台湾も色が付いていた。
これを見て、即日NHKの視聴者窓口「NHKふれあいセンター」に電話で真偽を確認したところ、メールで問い合わせてくれという。そこでメールで質問を行った。「誤りではないか」と。
■五日後に誤りを認めたNHK
同センターから返信が来たのは放送から五日後の二月三日になってからだ。そこには次のように書かれていた。
―――この地図は英米の研究機関による報告書をもとに作成された外部の地図を参考にしたものですが、お問い合わせを受けて確認したところ、参考元の地図は台湾に色付けがされておりました。
―――ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません。
―――今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたいと考えております。
―――何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
誤りを認めたわけだ。参考にした「外部の地図」が間違っていたと。
■「外部の地図」に責任を転嫁していいのか
しかし訂正するとは言っていない。責任は外部の地図にあるといわんばかりだが、そんな理屈が通るだろうか。
朝日新聞は誤った「吉田証言」を報じた記事を取り消すと表明したが、NHKもそれと同様にするべきではないのか。
そもそもこの地図はNHK自身が作製したものだ。「外部の地図」がどうであれ、実際に台湾に色を塗ったのはNHKなのである。しかも、うっかりとしたミスなどでは断じてない。
事実NHKはこれまでも「台湾は中国領土の不可分の一部」との中国の虚構宣伝に従い、地図で中国に色付ける際、台湾にも色を付け、抗議を受けてきた。
■二〇一三年に示されたNHKの本音
たとえば二〇一三年十月六日にNHK総合が放送したNHKスペシャル「中国激動/空前の農民大移動」が映した地図もそうだった。
当時はこれに対する国民抗議が行われたため、NHKは「ご指摘のような歪曲報道には当たらないと考えておりますが、誤解を招かないよう、再放送の際の表記の仕方について検討しているところです」と表明、再放送では台湾から色を抜いた。
しかし肝心の中国の色まで抜いている。「誤解を招かぬよう」というが、NHKは中国政府から「NHKは台湾が中国の一部ではないと考えている」と「誤解」されるのを恐れたのだろう。
実際にこのような事実歪曲地図を「歪曲報道には当たらない」と断言しているのである。
■朝日の卑劣な釈明と同じ回答
台湾は核兵器を保有していない。だから朝日新聞が二〇〇九年五月二十六日の朝刊で、核五大国に色付けする地図を掲載し、中国と共に台湾まで色を付けるという大誤報を行った時、それが産経新聞などに報じられ、国民の抗議を受けるという事態になった。そこで朝日は六月五日になり、「おことわり」と題する記事を掲載した。
そこには「台湾ついては核保有国と同様の色分けでしたが、台湾は核兵器を保有していません」とだけあった。
これは訂正だったのだろうか。朝日の広報部に電話で聞くと、次のような回答だった。
「誤解を生む向きがあったので『おことわり』をした。今回は訂正ではない」
「台湾は中国かどうか。いろいろな見方がある。それぞれが解釈すればいいこと」
「中国の一部とは言っていないが、中国の一部と言うことだ」
どこまでも中国に「忠誠」を貫いたわけだ。ちなみにその時、広報部はすっかり開き直っていた。抗議の嵐が過ぎ去った後だったからだ。
「台湾は核兵器を保有していません」との「おことわり」で誤報を糊塗した朝日新聞。今回のNHKの「台湾から『イスラム国』に参加した“兵士”は確認されていません」との回答は、それと全く同じではないか。
■中国にではなく国民に忠誠を
NHKは「今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたい」とは表明したが、これは抗議する私を宥めるためのまやかしに過ぎないと思う。
そもそもNHKが台湾にまで色を付けるという誤報を敢えて行ったのは、それほど中国に忠誠心があるという証に他ならない。
今後も同様の地図を作り、もし抗議を受ければ、そのたびに「今後は細心の注意を払う」との釈明でごまかそうとすることだろう。
この公共放送に、中国ではなく国民に忠誠を誓わせよう。NHKに訂正要求を!
NHKふれあいセンター
電話 0570-066066
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
一月二十九日放送の「キャッチ!世界の視点」で、イスラム国の兵士の出身地として台湾に色付けを行った誤報の訂正を求めよう。
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参加を!
台湾研究フォーラム第169回定例会
講師:盧韻至さん(台湾独立建国連盟日本本部盟員)
演題:「馬英九の売国行為が生んだ台湾の現状」
318ひまわり学生運動後、台湾の若者はもちろん台湾全体的に台湾アイデンティティや台湾独立への意識が高まったが、去年の11月台湾の地方統一選挙での国民党惨敗により、馬英九の売国行為には更に加速する可能性がある。ここで欠かせないのは日本とアメリカからの協力だ。
日時:2月4日(水) 18時30分~20時30分
場所:文京シビック3階会議室(東京都文京区春日1‐16‐21)
交通:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
JR総武線「水道橋駅」(東口)徒歩9分
会費:会員500円/一般1000円
問合せ:[email protected]
070-6484-2624
聞いたことがない。イスラム過激派組織イスラム国に、台湾人も参加しているというのか。
問題はNHK BS1が一月二十九日に放送した海外ニュース番組「キャッチ!世界の視点」で「先進国から『イスラム国』兵士に」と題する解説だ。
イギリス王立アジア研究所アジア本部所長の秋元千秋所長が、「(イスラム国には)ヨーロッパ全域、ロシア、中国、インドネシア、オーストラリアなどから兵士が参加している」との「民間機関の調査」結果に触れた際、画面には兵士の出身国に色付けした世界地図が映し出されたのだが、そこには台湾も色が付いていた。
これを見て、即日NHKの視聴者窓口「NHKふれあいセンター」に電話で真偽を確認したところ、メールで問い合わせてくれという。そこでメールで質問を行った。「誤りではないか」と。
■五日後に誤りを認めたNHK
同センターから返信が来たのは放送から五日後の二月三日になってからだ。そこには次のように書かれていた。
―――この地図は英米の研究機関による報告書をもとに作成された外部の地図を参考にしたものですが、お問い合わせを受けて確認したところ、参考元の地図は台湾に色付けがされておりました。
―――ご指摘のように台湾から「イスラム国」に参加した“兵士”は確認されていません。
―――今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたいと考えております。
―――何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
誤りを認めたわけだ。参考にした「外部の地図」が間違っていたと。
■「外部の地図」に責任を転嫁していいのか
しかし訂正するとは言っていない。責任は外部の地図にあるといわんばかりだが、そんな理屈が通るだろうか。
朝日新聞は誤った「吉田証言」を報じた記事を取り消すと表明したが、NHKもそれと同様にするべきではないのか。
そもそもこの地図はNHK自身が作製したものだ。「外部の地図」がどうであれ、実際に台湾に色を塗ったのはNHKなのである。しかも、うっかりとしたミスなどでは断じてない。
事実NHKはこれまでも「台湾は中国領土の不可分の一部」との中国の虚構宣伝に従い、地図で中国に色付ける際、台湾にも色を付け、抗議を受けてきた。
■二〇一三年に示されたNHKの本音
たとえば二〇一三年十月六日にNHK総合が放送したNHKスペシャル「中国激動/空前の農民大移動」が映した地図もそうだった。
当時はこれに対する国民抗議が行われたため、NHKは「ご指摘のような歪曲報道には当たらないと考えておりますが、誤解を招かないよう、再放送の際の表記の仕方について検討しているところです」と表明、再放送では台湾から色を抜いた。
しかし肝心の中国の色まで抜いている。「誤解を招かぬよう」というが、NHKは中国政府から「NHKは台湾が中国の一部ではないと考えている」と「誤解」されるのを恐れたのだろう。
実際にこのような事実歪曲地図を「歪曲報道には当たらない」と断言しているのである。
■朝日の卑劣な釈明と同じ回答
台湾は核兵器を保有していない。だから朝日新聞が二〇〇九年五月二十六日の朝刊で、核五大国に色付けする地図を掲載し、中国と共に台湾まで色を付けるという大誤報を行った時、それが産経新聞などに報じられ、国民の抗議を受けるという事態になった。そこで朝日は六月五日になり、「おことわり」と題する記事を掲載した。
そこには「台湾ついては核保有国と同様の色分けでしたが、台湾は核兵器を保有していません」とだけあった。
これは訂正だったのだろうか。朝日の広報部に電話で聞くと、次のような回答だった。
「誤解を生む向きがあったので『おことわり』をした。今回は訂正ではない」
「台湾は中国かどうか。いろいろな見方がある。それぞれが解釈すればいいこと」
「中国の一部とは言っていないが、中国の一部と言うことだ」
どこまでも中国に「忠誠」を貫いたわけだ。ちなみにその時、広報部はすっかり開き直っていた。抗議の嵐が過ぎ去った後だったからだ。
「台湾は核兵器を保有していません」との「おことわり」で誤報を糊塗した朝日新聞。今回のNHKの「台湾から『イスラム国』に参加した“兵士”は確認されていません」との回答は、それと全く同じではないか。
■中国にではなく国民に忠誠を
NHKは「今後は細心の注意を払って番組制作にあたりたい」とは表明したが、これは抗議する私を宥めるためのまやかしに過ぎないと思う。
そもそもNHKが台湾にまで色を付けるという誤報を敢えて行ったのは、それほど中国に忠誠心があるという証に他ならない。
今後も同様の地図を作り、もし抗議を受ければ、そのたびに「今後は細心の注意を払う」との釈明でごまかそうとすることだろう。
この公共放送に、中国ではなく国民に忠誠を誓わせよう。NHKに訂正要求を!
NHKふれあいセンター
電話 0570-066066
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
一月二十九日放送の「キャッチ!世界の視点」で、イスラム国の兵士の出身地として台湾に色付けを行った誤報の訂正を求めよう。
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台湾研究フォーラム第169回定例会
講師:盧韻至さん(台湾独立建国連盟日本本部盟員)
演題:「馬英九の売国行為が生んだ台湾の現状」
318ひまわり学生運動後、台湾の若者はもちろん台湾全体的に台湾アイデンティティや台湾独立への意識が高まったが、去年の11月台湾の地方統一選挙での国民党惨敗により、馬英九の売国行為には更に加速する可能性がある。ここで欠かせないのは日本とアメリカからの協力だ。
日時:2月4日(水) 18時30分~20時30分
場所:文京シビック3階会議室(東京都文京区春日1‐16‐21)
交通:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
JR総武線「水道橋駅」(東口)徒歩9分
会費:会員500円/一般1000円
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